黒鉄重工

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北米project 4 ~Is the order a warbird? その89【2016/03/04~10】

2019-05-28 22:12:55 | 海外旅行記
2016年3月8日(火)16時47分
 アリゾナ州フェニックス スローンパーク前
MLBのスプリングトレーニングを観戦し終えたらもうフェニックスでの用事はおわりです。
後はもう、次の街へ飛び立つために空港へ行くだけなんですが、まだ少し時間があるのでバスと電車でも見ていきますかね。

とりあえず、バレーメトロのバスに乗ってLRTの電停のあるところまで出ます。乗ったバスは#96系統で車両はNFI C40LFR(#6612)。


Sycamore/Main St電停でバスを降ります。LRTの途中の電停に過ぎないのですが、ひっきりなしにバスがやって来てるのがわかるかと。


やってくるバスを撮影します。DE60LFR(#8068)の#30系統University行き。DEというのはDiesel Electricの頭文字で、つまりハイブリッド車両ということです。


電車に乗り換えて、LRTの終点まで乗ってしまいます。列車は#149+#121。


終点のMesa Dr/Main St電停まで来ました。終点と言ってもなんてことのない、他の中間駅と同じような構造です。これは今後の路線延伸を見越した構造でして、実際その後延伸を果たしています。一度開業しただけでは終わらずに積極的に延伸を進めていく、というのもアメリカのLRTの特徴のひとつではないかと。


100形の連結部分。密着連結器ですが日本のものは違うアメリカの規格ですね。連結器カバーのヒンジが複雑そうな構造なことにも注目。


乗ってきた電車を見送ります。


ピンぼけしてるけど貴重なので載せるNFI D40LFA。BRT仕様のバスですが詳しいことは分からん。導入しているのはバレーメトロだけなので、貴重なんですね。


始発駅で乗客も誰もいないので100形・・・というか近畿車輛のLRVの車内をば。
100形は1編成3車体3台車構造です。真ん中の車体はボギー台車1個分の長さしか無いです。車体の役割はあまり無く、どちらかというと両端車体を介する関節役を果たしているんだと思います。

中間車体には左右独立車輪式の台車が入っているんで、車内は狭いです。あんまり人を乗せることは考えていなさそう。


中間車には人を乗せるには向いていないことを逆手に取って、自転車を立て掛ける空間があります。日本で言うところのサイクルトレインが全列車で利用可能ということなのです。これは嬉しい。


両端車はこんな感じ。車端部に台車があるのでそこだけ床が高いですが、他はノンステップの低床になっています。
座席はセミクロスシート。一部のロングシートは車椅子の人が乗れるように座面が跳ね上げ式になっているのも特徴。普段は椅子に座れますが、車椅子の人が来たら譲りましょうねということ。合理的でありますな。


運転室は椅子が中央に配置された路面電車式。
この電車でフェニックス空港まで乗ります。


44th St/Washington電停で下車します。ここで空港行きの電車に乗り換えできます。
電車で空港に行けるのは魅力ですね~。


このPHX Sky Trainというのに乗るのです。PHXというのはフェニックス空港の3文字の空港コードのことですね。羽田空港だったらHNDだし、ビクトリア空港だったらYYJという具合。
アメリカでは○○エアポートとか書いていると長ったらしくて嫌なのか、空港コードを掲げている場合が割とありにけり。なので空港コードを覚えておくと便利だと思います。


これがスカイトレイン。空港内のターミナル間を移動する水平エレベーターみたいなものです。無料で乗れます。


無人運転で視界は抜群。クソ硬いプラスチックのベンチを添えて。

今回はここまで。




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