黒鉄重工

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北米project 4 ~Is the order a warbird? その88【2016/03/04~10】

2019-05-18 22:22:00 | 海外旅行記
今回は箸休め的に、野球観戦中に撮影していた球場の上を飛んでいた飛行機の写真をば。
練習試合の行われていたスローンパーク上空はフェニックス空港へ着陸する飛行機の航路だったようで、飛行機が頻繁に通過していたのです。試合観戦にも飽きてきていたので、目に止まった飛行機を撮っていました。

これはサウスウェスト航空のB737-700(N737JW)。
サウスウェストはアメリカの大手航空会社の一角で、LCCの元祖とも言われている会社です。この後乗ります。


USエアウェイズのB757-200(N910AW)。A320かと思ったら757でした。757は初めて見たんじゃないか?
USエアウェイズは競合他社と合併を繰り返してのし上がってきた会社。最終的にアメリカン航空と合併して社名は消滅しましたが幹部はUSエアウェイズ出身なので、実質的にはUSエアウェイズがアメリカン航空を飲み込んだ形になります。
両者は2015年10月に統合されているので、この機材は塗装こそUSエアウェイズですが実際はアメリカン航空の機材のはず。
ちなみに機体番号の末尾AWから見て、元はアメリカウェスト航空の機材ですかね、これ。アメリカウェストはUSエアウェイズと下剋上合併してのし上がった会社です。


USエアウェイズエクスプレスのCRJ-900ER(N939LR)。
CRJはリージョナルジェットと呼ばれる地方路線用の小型機材です。とはいえCRJ-900は胴体を延長に延長を重ねて90人乗りにした、リージョナルジェットとしては大きめの機材なのでなんだかバランスが悪い。


ウェストジェットのB737-800(C-FWJS)。
ウェストジェットはカナダを地盤にする大手LCCです。LCCですがエア・カナダに次いでカナダ第2位の規模を持ちます。最近では787を導入して長距離国際線に打って出るなど、単なるLCCの枠を破りつつあります。太平洋路線の進出も計画しているようで、そうすると日本にも就航するやもしれません。


デルタ航空のA320-200(N348NW)。
デルタ航空は昔からあるアメリカの大手航空会社ですね。スカイチームというJALもANAも加入していない航空連合に入っているんで少し影が薄い。
ちなみにこの機材、機体番号の末尾がNWなのでたぶん元はデルタに合併されたノースウェスト航空の機材だと思います。


スピリット航空のA320-200(N512NK)。
スピリット航空はアメリカのLCCです。というかLCCの更に上を行くULCC(究極の格安航空会社)を掲げてます。安かろう悪かろうを行く会社として評判。


アメリカンイーグルのCRJ-200ER(N864AS)。
アメリカンイーグルは、アメリカン航空の地方路線を担当するブランドです。運行は地方路線を専門に運行するスカイウェスト航空に委託しています。
スカイウェスト航空というのはほとんど表に出てこない名前です。よ~く見てみると"Operated by Skywest"と搭乗口の脇に小さく書かれてる程度。ですがアメリカン、デルタ、ユナイテッド、アラスカといった大手のブランドの塗装を身にまとって全米中を飛んでいる、大手と言っていい規模の会社です。
・・・これ以上は旅行記としては脱線が過ぎるので、また別の機会にでも。

ちなみにこの機材は今や貴重となった金属地が剥き出しだったアメリカン航空の旧塗装です。ただしCRJは白く塗装されていたようですね。あんまり金属が使われていなかった・・・?


サウスウェスト航空のB737-800(N8323C)。
サウスウェストは機材を737で統一しているのです。コスト削減のためのLCC戦術の基本のひとつ。


アメリカン航空のA321-200(N914UY)。
長年、金属剥き出しだったアメリカン航空も破産による経営再建と787導入を機に塗装をするようになりました。この銀色が絶妙な色合いで私は好きなんですが、プラモデルで作ろうと思うと難しいな・・・。


USエアウェイズエクスプレスのCRJ-900LR(N247LR)。
USエアウェイズエクスプレスも地方路線用のブランドで、運行はメサ航空が受託しています。

というところで今回はここまで。




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