黒鉄重工

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BCトランジットバス撮影【2016/3/23】

2020-03-31 21:20:03 | バス・航空機撮影記
2016年3月23日。
ビクトリアの路線バス、BCトランジットを撮影してきました。今まで散々撮影してきているので今更新しいこともないのですが、ブログに掲載するのは久々な気がするのでおさらいも兼ねて少し写真を載せておきます。

いつもどおりダウンタウンの目抜き通りで撮影しました。これは現在の主力車両Nova LFSです。


BCトランジットは、バンクーバー都市圏を除くブリティッシュコロンビア州全域に展開する公営の公共交通機関です。各町に支所があり、中でもビクトリアは最大規模を持つ支所です。
このバスはかつての主力車両NFI (New Flyer Industries) D40LFです。これは新塗装の更新工事施工車ですが、旧塗装の未更新車は廃車が進んでいます。


ビクトリア支所の大きな特徴は二階建てバスを運行している点です。二階建てバスは幹線系統や中長距離系統の路線で運用されています。
他の会社だと連節バスを投入するところですが、BCトランジットでは二階建てバスを運行しています。はっきりした理由は調べたことがないのですが、連節バスよりも省面積で座席定員が多いのが利点なんじゃないかなと。
これはAD (Alexander Dennis) Enviro 500です。


トフィーノバスという高速路線バス会社のバス。いつかも書きましたが、フォードの商用バンのキャブとシャーシにバスのボディを装荷したものです。なので継ぎ接ぎ感が感じられる車体になっています。
これはたぶんFord E450 + Champion Challengerの組み合わせだと思います。


この手のバスだとロングボディの方だと思います。重そう。
ちなみにトフィーノはバンクーバー島の太平洋側にあるリゾート地です。


二階建てバスは2種類あって、こっちはAD Trident 3です。執筆時時点で車齢20年の車も出始めているので、そろそろ置き換えが始まりそうです。


NFI D40LFの旧塗装車。廃車が進行している方。マグサイン式行先表示器や青いビニール張りの座席とか、20~30年前の時代っぽい雰囲気のバスです。


今日最大の成果は、Spirit of Mobility (SOM)のマイチェン車の撮影にようやく成功したことですね。
これもバンのシャーシとバスのボディを組み合わせたバスで、Chevrolet 4500 + Arboc SOM25D。
このマイナーチェンジ車は当時まだ数台しか導入されていないレア車です。今までと違う点は、行先表示器の形状変更、尾灯の形状変更くらいなのですがね。


尾灯は丸形でしたが、角丸形を怒り目状に配置しています。どちらも汎用品の流用なんでしょうがね。


おまけ。
ビクトリアでかつて操業していた1892年築の火力発電所の跡地を見てきました。今も建物だけ残っています。これは当時ビクトリアを走っていた路面電車の電力供給用に建設されたものです。
史跡登録されているみたいですが、使途が決まっていないので立入禁止になっています。

今日はこれでおしまい。

 
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