黒鉄重工

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初めての岐阜基地航空祭へ その2【2016/10/30】

2017-10-31 21:32:23 | 旅行・イベント記

岐阜基地航空祭の2回目。基地に討ち入りしてまず最初に実験機X-2を拝みに行列に並びます。そしてついに私の番に・・・!

・・・本当にちっちゃめの機体なんですね。T-4と同じくらいか?
ていうかこれ、「X-2を見せます(全部見せるとは言っていない)」って感じでちょっといやらしいな。特にエンジンノズル部は隠れて何も見えないのはちょっと。
機体の周りに誰も人がいないことから分かる通り、手前に写っているお兄さんたちより奥には立ち入れないのです。
今更何か隠さなきゃいけないことでもあるんでしょうか?



私が今更何かを書くってことは必要ないと思うのでさらりといきますよ。
機体はステルス性能を取り入れているので、胴体や機首の側面に垂直な部分が無いです。機体へ向けてやってきたレーダー波を明後日の方向に反射させて敵さんに見つからないようにするためですね。ここら辺はもうステルス機なら取り入れて当然という感じです。
空気取入口は境界層分離板のある従来のもの。流行りのDSIではなかったんですね。
実験機ならではの先端の大型ピトー管はやや下を向いています。プラモデルを組み立てる時にうまく位置決めが決まらないとこんな風になってしまいがちですが、これで正解なのか。

X-2は開発予算を抑えるために風防や降着装置にT-4の部品を流用しています。なので、X-2は単座にも関わらず風防が大きめです。後席に当たる部分には何かの機械が乗っているのが見えます。



胴体中央部。特に書くことないかな・・・?



尾翼など。
垂直尾翼は外側に傾けてあります。これもステルス機では必須の要素ですね。
水平尾翼は上を向いていて、おかげでノズル部が隠れています。これわざとこの位置で固定してないかしら?



とはいえスッキリと撮れるのは良いですね。



別角度から。
なんだかんだ今回の公開で見られて良かったです。初飛行はしたもののそれ以降ほとんど飛行していないようで、今のところこれ以降一般公開もされていないようですし。
ちなみに、私はおおよそ30~40分ほどでありつけましたが、この後数時間待ちの行列にまで膨れ上がったようです。一番に見ておいてよかったぜ。



地上展示機でも見るかと歩いているとC-130Hの展示飛行をしていました。小牧基地の第401飛行隊のやつですかね。
緑迷彩なんているのかと思いましたが、どうもこれが空自での標準塗装だそうな。



あれ、岐阜基地は比較的低空を飛んでくれるのか?
他の基地よりも大きく写っている・・・。



X-2に次ぐ目玉展示、川崎C-2輸送機です。現行のC-1輸送機を更新するための機体で、開発は国産となっております。P-1哨戒機ともども、日本の情勢にあったちょうどいい機体が世界にないから、ならいっそのこと国産しちゃおうってことで造られたらしいです。
輸送機ということなのでそれなりに大きいです。C-130以上C-17未満といったところでしょうか。米軍機ともソ連軍機とも違う独特の形状は結構好きですので、プラモデルで欲しいですね。日本機なのでそのうちどこかが製品化するでしょう。
#203は量産型の1号機ということだそうで。塗装も正式な量産型の塗装なんですが、迷彩柄がやや複雑かなぁ?と。



RF-4ファントムII。前にも紹介したと思うんで説明は割愛(手抜き
今回やたらF-4を見れたので、もう空自から退役するまで見なくても平気かな・・・とか思っています。空自から退役したらあとはもう韓国くらいしか残っていないんじゃないでしょうか。



真正面ドーン!
素直にかっこいいと思える。



AH-1Sコブラ。これも前に紹介済み。



T-400。これも紹k(ry



米空軍も招かれていて、F-16Cを展示。この後飛行展示もします。
しかし午前中は逆光なので、この後光線の向きが変わるのを待ちますか・・・。



展示飛行の合間に突如離陸したやつ。ありゃ、XC-2じゃないですか。こんなの予定表にはなかったぞ?
XC-2というのは上記のC-2のプロトタイプでごわす。これは初号機の#201です。なのでこれにも白地に赤帯という試験機塗装がされています。



場内放送曰く、たまたまこの日飛行試験を行う予定だったので・・・ということ。ところが事情通のミリオタ曰く、通常日曜日には飛行試験は行わないのでこれは航空祭にわざわざ合わせて日程を組んだ・・・とのこと。



離陸後反転して会場を航過。チェイサーのT-4も引き連れて飛行試験に赴いていったのでした。
まさかXC-2初号機が見られるとは思わず。嬉しいドッキリでした。

今日はここまで。


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