黒鉄重工

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そこはスチームパンクの世界だった 最終回 【2015/06/20】

2016-03-19 22:11:13 | 旅行・イベント記

SHAS撤退後、私はビクトリア空港にいた!近くまで来たんでついでに寄っていこうということになりました。もう蒸気なんてかけらもないぜ、時代はジェットだ。
ここまで飲まず食わずだったので、まずは空港で軽食。展望室で飛行機を見ながら食べるドーナツはいいぞ。
写真はおなじみいつものエアカナダ・エクスプレスDHC-8-300 (C-GEWQ)。



ささっと休憩を終えて出撃。飛行機を待っていると上空にDHC-3Tが通過していきました。空港真上の空域を飛んで行くんですものなんですな。
水上機が海のないところで上空を飛んでいるところを見ると「下駄付き」とか「足付き」とかみたいな名前で呼びたくなります。



まずはRWY14エンドに向かってパシフィック・コースタルのBeech 1900C (C-FPCO)を迎撃。



エアカナダ・エクスプレスDHC-8-Q300 (C-FACV)。ようやく満足いく飛行中のDHC-8を撮影出来ました。
DHC-8-Q300もそろそろ更新時期が迫っていると思うんですけど、後継機は何になるんでしょうか?ボンバルディアは既にQ400以外の生産ラインを閉じてますし、現状この大きさの機材はATR42くらいしか無いですよね、確か。



RWY09から着陸してきたパシフィック・スカイ・アビエーションのBeech Super King Air 350 (C-FHSP)。ターボプロップ双発のビジネス機です。エンジンカウルにシャークマウスが描かれてるのが特徴。



チャリにてんとう虫が。それだけです。



RWY09で737を待ち構えていたら、何やら小型機が。・・・おやおや~?
ひと目で、尋常でないひこうきだと見抜いたよ。
おおう、これ相当古いぞこれ(慌ててる



一度フライパスしたと思ったらまた戻ってきた。脚を広げているのでこれは着陸ですね。



腹を見せながら着陸していきました。
で、この機体は南昌CJ-6初教六型 (C-GYMK)。1958年に初飛行した中国の練習機です。中国の国籍マークが眩しいね!
Yak-18のライセンス生産機初教五型の改良型で生産数は2000機とも1万機とも。数ブレすぎだろうこれ。こんだけ多いとなると中国だけに留まらず、カンボジア、バングラディシュなどにも輸出されました。
で、およそ200機が民間の手に渡ったと言われていて、そのうちの1機がこうして飛んでいるというわけです。カナダの他にもアメリカやオーストラリアでもマニアが飛ばしているそうです。やる人はやるんだなぁっていう感じです。
ビクトリア周辺には少なくとも5機程度のCJ-6がいると見られ、編隊飛行しているのを何回か見たことがあります。もう次元が違う。



そして思わぬ機体の登場にすっかり霞んでしまった本命のウェストジェットのB737-700 (C-FWSF)。ちょっとギラリとしたのを狙ってみたぞ。



当然、引きでも撮ります。



RWY27に移動する途中、鹿と遭遇しました。山奥に行かないと出てこないと思ってたのでちょっとびっくりしたぞ。その後もまれに見かけます。意外と人里にも現れるのですな。
なお日本の鹿同様にカナダの鹿も畑を荒らす害獣扱いされている模様。それで動物愛護の本場アメリカの隣なので鹿の愛護団体もありにけり。まあ簡単じゃないよね。



今週の野鳥。ハゴロモガラス。



離陸するウェストジェットB737-800 (C-GDMP)。738を撮るのは初めてだ。というかさっきのと違う機材だったのか(今迄気づいてなかった



後追いも撮影。
これで終了です。着陸したCJ-6も探してみましたが見える範囲にはいませんでした。