ちょいと用事があって小湊鐵道に行ってきました。といっても普通に観光して遊んできただけですが。
まずは千葉駅で209系を撮影。千葉での活躍も板に付いてきた感じでしょうか。
五井駅へ。キハ200形が構内で体験運転をやっていました。別にこれのために来た訳じゃないんですけどね。
例によって構内を見学させてもいただきました。
車庫の中にいるキハ5800形はキハ200形が前にいたので見れませんでした。
おなじみの構図。
さてさて出発しましょうかね。
まずは飯給駅で下車。ところで「飯給」ってどう読むかわかります?
正解はこれです。読めるか!
駅舎というか待合室はいたって普通。
さてこの飯給という地名ですがこんな伝説があります。飛鳥時代に大友皇子と大海人皇子による壬申の乱というやつが起きました。皇位継承権を狙ってリアルファイトするわけですね。
教科書にも載っているようですが、はてなんのことやら。ゆとり世代だからね、仕方ないね。
結局、大本皇子が敗れてしまい、公家や家族を連れてこの辺りまで逃げ延びてきました。疲れ果てた大友皇子一行を村人たちはご飯を出してもてなしました。
一行はそれをとても喜んだため「飯を給うた」という意味で「飯給」という地名になったのだそうです。
また、皇子には3人の子供がいたそうで、3人は村人に預けられたそうです。ところが、追手に見つかってしまい、白山神社で打ち首にされたとのことです。
で、その白山神社が写真に小さく写っている鳥居のやつです。駅の向かいにあるんですね。
ちょっといってみましょうかね。まあ、これが目当てで来た訳ですが。
背の高い木々に囲まれた場所にあるということで、神秘的な雰囲気ですね。
なんなんでしょうね、このどこか異世界に連れてかれそうな感じは。それこそ某幻想郷なんかに連れてかれそうな。
入れば入るほど現世離れしていきます。思っていた以上に神秘的な場所です。
・・・ただ、手入れがされていないようで、参道は草が生い茂っていたり道の真ん中にクモの巣が張られていたりでお堂まで行くのが結構大変だったり・・・。
お堂は近年建て替えられたのでしょうか、それほど経年を感じなかったです。
しかしまあ、夏に来るもんじゃないですなぁ。草ボーボーだ。
駅の向かいに白山神社と田んぼと郵便局がある以外は何もないところです。
ああ~、夏ですねぇ~。
つづく