goo blog サービス終了のお知らせ 

黒鉄重工

プラモ製作、旅行記執筆をやっています
同人誌通販始めましたhttps://603kurogane.booth.pm/

【2021年】今年一年を振り返る【模型編・後編】

2021-12-30 23:55:41 | 日常記
2021年の模型活動を振り返る記事の後編です。
全部書き終えて投稿しようと思ったら本文の容量を超えてしまったのだ・・・。


21作目:1/32 トヨタ・C-HR(アオシマ)
アオシマが最近力を入れている1/32縮尺のスナップフィットのカーモデルです。1/24縮尺と比べると簡易な部品構成で色分けの足りない部分はシールに頼ることが多いのですが、ボディの形状は正確なものがあると思います。なのでシールの部分を塗装してやればけっこう見栄えが良くなるのではと思い、試してみました。C-HRは部分塗装が多いので塗り分けが大変でしたが、狙い通りの結果となりました。あとは塗装でいちばん大変なボディ色の塗装をスキップできるので、塗装派にもお手軽なキットであると言えるかもしれません。

 

22作目:1/700 日本海軍重巡洋艦愛宕(アオシマ)
船を作りたくなったので、在庫の中から愛宕を作りました。大きい艦橋構造物が魅力ですね。組み立てでは特になにかしたわけではないので書くことあらず。
 

23作目:1/24 ヒュンダイ・ポニー1975年式(アカデミー)
ヒュンダイ・ポニーは日本では知られていない自動車ですが、本国の韓国では韓国初の国産自動車ということで歴史的な自動車なのだそうな。そういう触れ込みで作られたプラモデルは好きだし、自動車単体で見ても結構好みなスタイリングなので作ることにしました。
キットの作りは秀逸で、手堅く組み立てることができました。すばらしい。コンパニオンの女性の人形も付いてきましたのでこれも作りました。今まで人形というと厚着をした軍人の人形しか作ってこなかったので、こういう肌色の多い人形は初めてです。ちょっと勉強して、塗装が単調にならないように仕上げました。

 

24作目:1/200 ボーイング737-200イージージェット(ハセガワ)
今は絶版となっている737オリジナルのキットの中古品を手に入れて作りました。デカールは時間が経過しすぎて使えなかったので、社外品を用意しました。イージージェットというイギリスのLCCにしました。胴体にデカデカと予約センターの電話番号が書かれているのがよく目立つ飛行機なのです。

 


25作目:1/1000 ガンバスター(アオシマ)
安売りされていたので買ってきて作りました。色がなんか地味に見えたので少し明るめの色に塗り替えてみました。うーんどうだろ?センスがない?

 

26作目:1/700 海上自衛隊補給艦ましゅう(アオシマ)
海上自衛隊の護衛艦ましゅうを作りました。それ以上でもそれ以下でもないという感じなので、ええ、消化試合ですわね。

 


27作目:1/72 スーパーマリン・スピットファイアMk.Ia イギリス空軍(エアフィックス)
新旧バトル・オブ・ブリテン機を4機揃えよう企画の3機目です。このスピットは入門向けらしく、作りは比較的簡素です。といっても形状は一級品なのでどう作ってもかっこいいぞ。

 

28作目:1/144 アクトザク・マレット機(バンダイ)
私の中でアクトザクというと、「宇宙閃光の果てに」に出てきたマレット機の印象が強いです。それを作ってみたいな―と思ってプレバンのキットを買っておいたのです。まあ、劇中の機体にするには肩や胸の形状を変える必要があるんですが、あいにくそこまでの熱意は無かったのでできるだけ機体の形状を変えない範囲でマレット機を目指しました(ツノをつけるとかゲルググのシールドをかっぱらってくるとか)。パット見はそれっぽくみえるのでヨシ!

 


29作目:1/144 量産型ゲルググ(バンダイ)
アクトザクの部品取りになったゲルググですが本体は無傷だったのでそのまま普通に素組してしまった次第。実はバックパックは簡易高機動型のMSイグルー仕様です。ただし本体のプロポーションは何もいじっていないので、多分になんちゃって仕様です。それにしてもHGUCのゲルググってこんなにスタイリングがブサイクだったかしら?

 

30作目:1/72 ホーカー・ハリケーンMk.IIc イギリス空軍(アルマホビー)
アルマホビーのハリケーンは2回目です。前回作ったMk.Iは一部合わせが悪いところがあって微妙な印象を抱きましたが、今回のMk.IIではそこが改善されていて完成度が上がっていました。素晴らしい。おかげで塗装に余力を注ぐことができました。夜間迷彩は塗装が黒一色で楽ですが逆に単調になりがちなのでそれを補う仕上げを心がけました。

 

31作目:1/72 リパブリックRF-84Fサンダーフラッシュ アメリカ空軍
アメリカ空軍の戦術偵察機のRf-84Fです。いつものソードモデル品質(良い意味ではない)ですが、もうこういうものなのだと思って組み立てる境地に来ているのでOK。デカールが薄くて定着性も良いものの軟弱なのでぼろぼろになりやすい諸刃の剣的な性質を持っています。
 

32作目:1/72 ミコヤングレビッチMiG-15UTI ソビエト空軍(プラッツ)
プラッツの発売ですが成形品自体はエデュアルド製です。プラッツのこのシリーズは、元キットよりもどれも値段が高く設定されていますが(そりゃそうなんですけども)、これは上げ幅が少なかったので試しに買ってみた次第。
エデュアルドの少し前のキットだったはずですが、形状や組み立ては良いものでして、作ってみてよかったですね。

 

33作目:1/48 AIDC F-CK-1C経国(AFVクラブ)
ヨンパチのジェット機、初めて作るメーカーのキット、という条件で選んだ結果これになりました。成形品自体の形状や彫刻は素晴らしいものの合わせが悪く、開発者はこれ自分で組み立てた?という疑念が。それを乗り越えて完成させるとやたらかっこいい経国が姿を見せるぞ。対空ミサイルガン積みで楽しもうぞ。
 

34作目:1/24 戦国の三四郎・忍者少女(スヤタ)
実はスヤタのファンになっている私、無事忍者少女を購入、製作。これもプレイバリュー高いですが、とりあえず数置いときゃいい足軽と違ってビネットでの使い所が難しかったです。そこで・・・。
 

35作目:1/16 ワイト(ICM)
忍者がなにか異形の怪物と戦っている画にしようと思い、怪物役にICMのワイトを抜擢しました。そのうちワイトを作る方に凝ってしまい、塗装とか結構頑張りました。ビネットに立たせたときもワイトのほうが目立つので果たしてどっちが主役なのかわからん状態に。よかったのかこれで。
 

36作目:1/24 ランドローバー・レンジローバークラシック(アオシマ)
名車再生で見たことあるという動機でレンジローバーのプラモデルを作ることに。いちいちそんな動機でカーモデルを買っていたら収集がつかないがな。
細かいところで失敗続きしたので満足度低い・・・。この悔しさはレベルのランドローバーでリベンジするか。
 

37作目:1/72 ユーロファイター・タイフーン BoB75周年記念塗装 イギリス空軍
新旧バトル・オブ・ブリテン機を4機揃えよう企画の最後です。BoB75周年を記念した特別塗装のタイフーンです。去年作ったカナダ空軍のホーネットと似たような感じです。これにてホーネット、タイフーン、ハリケーン、スピットファイアの4機が揃いました!やったね。
 


38作目:1/700 日本海軍軽巡洋艦阿武隈(タミヤ)
軽巡洋艦を作りたくなったので。これも作る際に特に何も。艦船模型は制作技法が安定化した感があります。それはそれで進歩がないので退屈だとは思います・・・。
 

39作目:1/72 三菱F-2A改 航空自衛隊(ハセガワ)
ハセガワは最近仮想の機体というのが好きですが、ついにこれ出してきたかという感じ。F-2スーパー改は仮想仕様としては以前から知られてものですから長年温存していたんだと思います、たぶん。
F-2のキットは初めて触りました。作りやすいので量産しやすそうです。ところでスーパー改といえば各種スマート爆弾を装備できることなんですがキットではそれが再現されとらんので私の方でやっておきました。
 

40作目:1/32 ニッサンGT-R(アオシマ)
年の瀬にもう1つ何か駆け込みで作れるだろうと思いすぐに完成しそうなスナップキットからGT-Rを選びました。C-HRと同様にボディの部分塗装をしたお手軽仕様です。おかげで本当に年内に完成してしまいました。
 


駆け足で見てきましたが、これで今年作ったプラモデルは以上です。いや多いな・・・。
今年作った数は全部で40作(前年比+7)です。無事記録更新です。平均3作/月以上かよ。

以下、題材とメーカーごとの分類です。

飛行機・・・20作(前年比+2)
キャラ・・・8作(同-1)
自動車・・・7作(同+3)
艦船・・・4作(同+2)
鉄道・・・1作(同+1)
AFV・・・0作(同±0)

アオシマ・・・6作(前年比+4)
バンダイ・・・5作(前年比±0)
ハセガワ・・・4作(前年比-4)
以下各2作・・・マイクロエース、スヤタ、エアフィックス、ファインモールド、フジミ
以下各1作・・・ドラウィングス、モデルクラフト、ズベズダ、キネティック、AZモデル、モンモデル、スペシャルホビー、レベル、アカデミー、アルマホビー、ソードモデル、プラッツ、AFVクラブ、ICM、タミヤ
(太字は初めて製作したメーカー)



前年比7作増えたわけですが、増えた分は各ジャンルへ行き渡った感じです。やはり飛行機がダントツで、5割を占めます。この構成比はここ数年で固定ですね。キャラクターと自動車が2位争いをしている感じでしょうか。

メーカー別では、アオシマが1位になりました。なんか意外。その次にバンダイとハセガワが続きます。上位争いはアオシマ、バンダイ、ハセガワが常連となっています。タミヤがここに入らないのは興味深いですね~。
今年は7社のメーカーのキットに初めて手を出すことができました。飛行機模型を作るとなると東欧メーカーに偏るのはもう必然です。しかし東欧メーカーはどこもクセのあるキット(オブラートに包んだ表現)ばかりでカロリーを消費するのであまりこう年に何度も手を出せないです。

今年は製作数過去最高を記録しました。他にもっとやることあるでしょうという気もしますね、いくらなんでも。あとは、その代償としてブログの更新が低調となったことは否めません。

ということで、もうちょい時間を有益に使うことも考えたほうが良さそうだと思った2021年の模型活動なのでした。

では明日は旅行編です。

【2021年】今年一年を振り返る【模型編・前編】

2021-12-30 23:54:19 | 日常記
年々、一年が過ぎ去るのが早くなっていると感じます。年を取ったな大佐。
今年も年末恒例の一年のプラモデルと旅行の振り返りをやります。今日はプラモデルの方です。


1作目:1/32 マツダ・キャロル1962年式(マイクロエース)
福山自動車博物館に行った時にプラモデルで作りたくなった軽自動車です。小さい車ですが古いキットなので手間は意外と掛かります。窓のメッキモールとかは面倒よね。

 

2作目:1/32 ホンダ・T360 1966年式(マイクロエース)
これも、福山自動車博物館で見たやつです。キャロルよりは作りやすかったですかね。当時のホンダの商用車で見られたこの青色を調合して出すのが大変でした。

 

3作目:1/24 戦国の三四郎・足軽・組頭(スヤタ)
スヤタという中国の新興メーカーが発売した第1作のプラモデルです。第1作がこれかっていうアイテム選定だと思います。
完全に物珍しさと怖いもの見たさで作りました。キットの出来は微妙(特に関節の可動)でしたがアイテム選定は実は好みだったりします。プレイバリューが高いので意外と楽しく作れました。キットだけ作っても物足りなかったので、ビネットに仕上げました。

 

4作目:1/48 ジービーR1(ドラウィングス)
太くて短い胴体を持ったエアレース機です。いくらなんでも極端だろっていう形状をしております。
ドラウィングスのキットをこれで始めて作りましたが、意外なことに部品の精度は良かったです。胴体と主翼の合わせはもっと検討の余地あったと思いますが・・・。
紅白の塗装の塗り分けがうまく行かないキットでした。特に胴体のリブの部分。色々と悔しい思いのしたキットでした。
 


5作目:1/72 ユンカースJu87スツーカ ドイツ空軍(エアフィックス)
弊ブログでは珍しいドイツ機です。エアフィックスの最近の飛行機キットは、地上状態と飛行状態を選択できる上にパイロットの人形も付いているので飛行状態での製作へのハードルがかなり低いのが良いところです。今回は爆弾を投下するその瞬間を切り取った作品へ仕上げました。
 

6作目:1/48 ノースアメリカン・ハーバード カナダ空軍(モデルクラフト)
オシデンタルというメーカーの金型を使った成形品をモデルクラフトというメーカーで発売した製品というちょっと変わった出自を持つキットです。一応、1/48のハーバード(T-6テキサン)としては決定版と言われているものです。
カナダ空軍の曲技飛行隊「ゴルディロックス」仕様で作りました。それなりに貴重なキットだったわけですがしょーもないミスをしたのでこれも悔しい思いをしました。
 

7作目:1/550 ビグロ(バンダイ)
旧キットのビグロを作りました。基本的に素組ですが、バーニアノズルの追加とかミサイルパーツを別部品化したりとか後期型のマシンガンを追加したりとかの追加加工をしています。塗装も迷彩柄にしています。結構うまく仕上がったなと思います。お気に入り。

 

8作目:1/48 サボイアS.21試作戦闘飛行艇(ファインモールド)
紅の豚のポルコ・ロッソの声優の方がお亡くなりになったという知らせを聞いてふと作りたくなったものです。架空の機体ながら内部構造までよく考えられていてそれでいて組み立てもしやすい秀逸なキットでした。塗装はつやあり仕上げにしていますが個人的な好みとして磨きはしていません。これで良いと思いますよ。
 

9作目:1/144 ボーイング787-9スクート航空(ズベズダ)
現在最も旅客機プラモデルの開発に旺盛なメーカーは?と聞かれればズベズダと答えるでしょう。そこが新規開発したボーイングの新鋭旅客機787です。設計が新しいので組み立てもしやすいです。特にエンジンの組立構造は必見です。胴体が梨地なのは確かに困るかもしれませんが・・・。
キットではボーイングのハウスカラーで作るようになっていますが、私は社外デカールを使ってシンガポール旅行の時に乗ったスクート航空の787を作りました。

 

10作目:1/48 カナディアCF-5Aフリーダムファイター カナダ空軍(キネティック)
今年はカナダ空軍機を何機も作った年でした。このCF-5もそのひとつです。カナダの航空博物館で見た機体をキットで作れるということでそれを目指しました。作ったときの満足度は高かったです。ただしキットの出来は一部でまだまだだと思いました。
 

11作目:1/24 アメリカンローライダータイプC1966年式(ハセガワ)
要はキャデラックのことです。ハセガワの昔のアメ車のキットですな。ボディの形状が単純なので塗装後の磨き作業がしやすくて思う存分磨けました。

 

12作目:1/144 バーザム(バンダイ)
バーザムショックを起こしたアイツことバーザムです。これは全くの素組みです。
 

13作目:1/72 スティンソンOY-2センチネル アメリカ海兵隊(AZモデル)
初めてのAZモデルのキットです。組み立てにかなり難儀しました。特に足回りは強度が低くて補強に躍起でした。大変だった・・・。

 

14作目:ノンスケール RMSタイタニック(モンモデル)
金曜ロードショーでタイタニックを観ました。吹き替えは数ある中でも優れていると名高い石田彰版でした。でまあ久々に観ましたらプラモデルを作りたくなったものですから、ソッコーで買ってきて作りました。
モンモデルのこのデフォルメ版は多色成形とスナップフィット構造で作りやすい構造でした。なので色が足りないところを部分塗装してお手軽に完成させました。

 

15作目:1/72 ダグラスB-18BボロASW(スペシャルホビー)
初めてのスペシャルホビーのキットです。大型機ゆえに機内は広いのですが、再現度が高く精密でした。純正エッチングパーツも奢られていますし。組み立てもまあ悪くない感じです。

 

16作目:1/48 零式艦上戦闘機三二型ナオミ機(荒野のコトブキ飛行隊)(ハセガワ)
ちまちまと続けている荒野のコトブキ飛行隊のプラモデルです。公式の方はというと劇場版アニメの公開やスマホゲームの終了で、今後の動きはもう無さそうです。さみしい・・・。
とはいえキットの方は今後もちまちま作っていきますね。
 
 

17作目:1/87 ユニオン・パシフィック鉄道ビッグボーイ(ドイツレベル)
レベルが一時期作りまくっていたHOスケールの蒸気機関車の展示用プラモデルシリーズのひとつです。一昨年、米国旅行で本物のビッグボーイを見てやはり作りたくなったので作り始めた次第。去年から作り始めていましたが途中で改造作業が嫌になってしまいしばらく熟成させることに。今年になってからようやくやる気が回復してきたので、そのまま一気に完成させました。このデカブツを完成できて満足でございます。

 

18作目:1/48 カーチスR3C-0非公然水上戦闘機(ファインモールド)
サボイアを作ったならカーチスの方もこの際作ってしまえということでさほど間を置かないうちに作りました。複葉機を作ったのはこれが初めてだと思います。複葉機は苦手意識がありますが、ファインモールドは組み立てが確実なのでそこは心配いらずでした。一番神経を使ったのは張線の取り付けでした。キットでは特に指示が無かったので実在するR3Cの写真なんかを参考に貼り付けました。張線をつけること自体はできましたが、きれいにつけるとなると話は別で、なかなか難しいものだと感じました。

 

19作目:1/72 三菱零式水上観測機一一型 日本海軍(フジミ)
日本の水上機を2機いっぺんに作ってしまおうというもの。またもや複葉機ですが、カーチスで苦手意識はある程度克服できていたので大丈夫でした。

 

20作目:1/72 愛知瑞雲一一型 日本海軍(フジミ)
零式水上観測機と一緒に作った、一部で熱狂的ファンの多い瑞雲です。特にこれといった作り方はしていないので書くことがないのが悩み。

 
さて、今回は本文が長すぎになってしまったのでここで一度分割します。
続きは後編で。

第57回静岡ホビーショーの展示車両を見た回【2018/5/13】

2021-09-20 23:58:16 | 日常記
2018年5月13日。
今日は、2018年開催の第57回静岡ホビーショーで展示されていた自衛隊の車両を見ていきましょう。
毎年恒例、陸上自衛隊の展示です。こちらは3 1/2tトラックです。昔の73式大型トラックとか3トン半とか呼ばれてるやつです。


これはキャブと荷台の間にユニック(作業装置)が乗っているやつです。ただし全長は変わっていないので、荷台が通常よりも短くなっています。


そうとは書いていませんが、ユニックでしょうなぁ。


1/2tトラック。一応トラックなんだ、っていう。グリルに特殊車両誘導中の横断幕が出してあります。ヤツをここまで誘導してきたのだと思います。



ヤツです。16式機動戦闘車と言います。御存知陸上自衛隊最新鋭の戦闘車両です。今年の実車展示の目玉ですね。タミヤが陸自に来るよう呼んだら来たらしい。さすがタミヤ。


戦車っぽいですが、無限軌道じゃなくて車輪を履いている装輪戦車です。とりあえず陸自の中ではこれは戦車じゃないそうな。
見た目はなんとなく96式装輪装甲車の車体に10式戦車の砲塔を載せたような感じです。実際はそんなことはないんだけど。


まだ配備したてのほやほやの兵器であるのと、タミヤがこれのプラモデルを出したばかりというのもあって来場者からの人気は高かったです。


105mmライフル砲の先端。63個開けられたマズルブレーキの孔が特徴的。プラモデル的には難所で、成形品でこれを再現するのはムリです。タミヤのプラモデルでは、デカールを貼るか、マスキングテープのガイドを頼りに自分でドリルを使って63個孔を開ける修行をするかというものでした。


正面から。
砲塔を動かす実演もしていたみたいですが、それは見ませんでした。


御存知高機動車です。


奥の方にいた1 1/2tトラック。昔は73式中型トラックと呼ばれていました。73式大型トラックの中くらい版なのでよく似ています。採用年数も同じだし。後輪が中型トラックは1軸だけなのが見分けるポイントか。

自衛隊はこんなところです。



あとは、タミヤブースでトヨタ・ヤリスWRCを見ました。日本だとヴィッツと呼んでいるやつです。
ラリー仕様になっているので中身は別物になっているそうな。タミヤがこれのミニ四駆を発売したので呼ばれてきたんだと思います。


リアウィングがすごい・・・。ダウンフォースのおばけかよ。


各社新製品とか合同展示会の様子は今更取り上げるまでもないので、今日はこれでおしまい。

【参加中止】同人誌即売会「たにぐみナナゴーゴ」にサークル参加いたします

2021-09-12 18:40:04 | 日常記
久々に同人誌即売会にサークル参加します!

【9月12日追記】9月18日開催の「命日増発!たにぐみナナゴーゴ」にサークル参加予定でいましたが、下記ツイートの通りイベント中止となりました。よって黒鉄重工もサークル参加を取り止めます。
 

時勢柄、中止は残念としか言いようがないです。
時期をずらして来年3月に開催する構想があるみたいなので、それが決まったらまた参加申込をしようと思います。その時までに開催できる環境ができていますように、というところでこの場は締めさせていただきます。


以下、参加表明時の記述です。


2021年9月18日(土)に開催される鉄道オンリー同人誌即売会「たにぐみナナゴーゴ」に黒鉄重工がサークル参加します。
会場は岐阜県にある旧名鉄揖斐線谷汲駅です。変わったところでやるもんだなあ。
交通不便な場所ですが当日はシャトルバスを出すみたいですよ。詳しくは下記のホームページかツイッターを見てくださいな。


 



スペースはまだ割り当てられていないので、後日告知します。
当日は既刊を中心に持ち込みます。大陸横断鉄道と路線バスのやつですね。価格等は後日追記します。

既刊:荒野の大陸横断鉄道~アメリカ大陸横断鉄道開通150周年~


既刊:北アメリカの路線バス車両 2014年~2016年

あとは、コピー本の新刊を書いて少し持っていこうと思います。まああんまり期待しないでくださいな。これも目処がついたらまた告知します。

ついでなんで書いておくと、12月開催予定のコミックマーケット99には参加しない方針です。ご了承くださいまし。

とまあ今日はこんなところです。


北米project 5 ~How do you like Canada? 予告編

2021-09-05 19:50:33 | 日常記

黒鉄重工カナダ編 最終章

なんやかんや書き続けてきたカナダ在住記ですが、2020年9月にようやくようやく帰国直前の時のことまで書き終えて一応の区切りをつけました。特大のネタを残して・・・。
その特大のネタというのが、いわゆる北米P5と呼んでおります最後のカナダ旅行です。これは8日間におよぶ長い旅行でして、しかも内容も濃い。腰を据えて取り組まないといけない量になることは確実でした。しかし当時は東南Pことシンガポール旅行を書いている最中でした。海外旅行を2つ同時に書くのはとてもカロリーが高く、途中で嫌になっちゃうことが想定されたので、東南Pを書き終えてからにするつもりでした。
東南Pはそれから2021年2月に完結しました。しかし突如割り込んできたものがありました。サイコロの旅5です。これはネタでやった旅行なので鮮度が大切でした。この時期を逃すと次に書けるのは何年先になるか分かりません。細かいことを覚えているうちに書いてしまうほうが得策でした。
そして2021年9月にサイコロの旅5も完結。ようやく、北米P5に取り掛かれる体制になったのです。



d-mapsの地図を使用)
予備知識と呼ぶほどのものでもないですが、今回の旅行について少し予習をしておきましょう。今回の旅行で訪れたのはカナダ東部にあるオンタリオ州トロント、ナイアガラフォールズ、オタワ、あとはケベック州モントリオールです。オンタリオ州もケベック州ももちろん初めて行く土地です。
オンタリオもケベックも広大な領域を持っているんですが、大都市があるのは端っこです。日本でも名古屋市・四日市市、京都市・大津市、米子市・松江市みたいな例がありますし、県境/州境を挟んだ都市圏というのは案外どこにでもあるのかもしれないです。

トロントは、現在のカナダ全体の最大都市です。郊外まで含めるとクソ広い都市圏を形成しています。なのですが、今回はトロントには一泊もせずに基本的に通り道として使っただけでした。よって実はトロントパートはボリュームが少ないです。もし今回訪ねた土地の中で再履修するとしたら真っ先にここを選びます。
ナイアガラフォールズは、御存知ナイアガラの滝を抱える町です。カナダに住んでおいてナイアガラの滝を見ずに帰るのはアレでしょう、と思ったので見に行きました。町づくりは完全に観光地になっていて、これはこれで興味深かったです。
オタワ\(^o^)/は、カナダの首都です。都市としての規模はトロントやモントリオールに及びませんが、それでも首都なんでそれなりのものを持っています。
モントリオールは、この記事を書いている現在に至るまで黒鉄重工が到達した最も東の土地です(静岡基準)。あとは、ケベック州なので第一言語がフランス語です。昔はカナダ最大の都市だったそうな。

地図の通り、五大湖を挟んだ向こう側はアメリカ合衆国という、アメリカが近い地域です。近隣のアメリカの都市というとシカゴ、デトロイト、バッファローなど名だたる都市たちがひしめいています。ちなみに、今回アメリカにも行ってます。どこで入国するかお楽しみに。

ちなみに住まいのあるビクトリアからトロントまでは飛行機で直行し、そこからは陸路で各都市を東進していきます。最後のモントリオールでまた飛行機に乗ってビクトリアに帰ります。


Wikipediaより引用)
今回行く各都市は、「ケベック・ウィンザー回廊」という広大な都市圏に含まれています。長さはだいたい1,150km。人口は1,800万人で、ここにカナダ人の半分が住んでいます。いわば京阪神都市圏みたいなものです。ただし日本みたいに延々と都市が続いているようなわけじゃなくて、都市間にはいわゆる田舎地帯もあります。
都市圏はエリー湖、オンタリオ湖、そこから流れるセントローレンス川という運河に沿って点在している点に注目。やはり都市形成には水運が重要なのです。オタワだけ外れてモントリオールから分岐する支流沿いにありますがまあそれはいずれ。

ちなみにこの回廊はカナダの国営旅客鉄道のVIA鉄道が、航空機やバスといった他の交通機関と競合できる唯一の地域です。客車特急「コリドー」が都市間高速列車として走っています。今回の旅行では、都市間の移動ではこの「コリドー」に乗ります。



とまあ色々説明してきましたが、この旅行の目的の半分は、各都市にある良質な航空博物館や鉄道博物館へ討ち入りし、見聞を収集することにあります。大小含めて7箇所の博物館を回りました。このうち航空と鉄道の分野においてカナダ最大とされるものが1箇所ずつあります。記事においても相当な量になるでしょう。きつそう。
残りの半分は美味いもの食べようとか名所にも行ってみたいが半分ずつです。なので今回、宿泊費はなるだけ抑える方針でいて、そのためにいろいろな形態の宿泊施設が出てきます。こちらもお楽しみに。

ここまで実に5年。もはや当時の細かい記憶まで覚えている自信がありません・・・。しかしカナダ在住の総決算的なこの旅行はやはり書いておかないと気がすまないのです。
年単位の執筆になると思いますが、どうかお付き合いくださいませ。
では予告編を書いて気を引き締めたところで、次回より本編開始です。

【令和3年】謹賀新年

2021-01-02 22:45:43 | 日常記
あけましておめでとうございます!
本年も黒鉄重工をよろしくお願いいたします。

ここ数年は、コミケのサークル参加の報告をしていていましたがそれも無いので正直書くことないですね・・・。

去年書いていた遅延常態の旅行記の遅れ具合は、カナダ編が55ヶ月遅れ(前年比+9ヶ月)、国内編が32ヶ月遅れ(前年比+4ヶ月)となっています。
数日前も書きましたがカナダ編は完結に王手をかけているので、ここまで来たら落ち着いてどっしりと書いていこうと思います(ただし年単位で時間がかかる)。
国内編は遅れが増えましたがここ数年では結構いいペースで消化できていると思います。目標は前年比マイナスですが少なくとも現状維持したいですね。

旅行先は、海外旅行は今年中は無理でしょうから、昨年に続き国内重点になるわけです。気が付いたら旅行趣味を始めて10年(!)経っているんですけど、あれだけあちこち飛んでいながら10年近く行っていないも同然の都道府県もちらほら出ているのです(地面を踏んだくらいはありますが)。例えば、岩手県、宮崎県、沖縄県等ですね。
沖縄県なんてのは高校の修学旅行で行ったきりなので、黒鉄重工的には実は行っていないも同然の地です。昔は行くのに距離が遠い&費用が高い、鉄道要素が貧弱という理由をつけて避けてきましたが、今は旅行に対する嗜好も変わってきましたから下地は十分整っているように思えます。


経県値より

これは私の生涯経県値ですが、ほぼ赤です。赤ですが、まだ黄色いところがあります。まあ残るべくして残ったような場所です。これをゆくゆくは赤に塗り替えるのが当座の目標です。
まあ、COVID-19の状況次第ですが・・・(と逃げを打っておく)

そういうわけなので、前回以来約10年訪れていない都道府県の再訪、黄色県への宿泊、これを1箇所ずつ実施するのが今年の目標です。


次にプラモデルですけども、年間製作作品数は前回同様20作です。去年は33作作りましたが、作れば良いというもんではないです。他にやることあるでしょ。ジャンルが好きなもの作れば良いと思いますよ。
あとは2年連続未達だった鉄道模型の製作を今年はします。車両でもストラクチャーでもジオラマでも何でも良いので、何かひとつは作りましょう。
はい、そんなところです。

では皆様も今年一年、良いお年になりますように。

【2020年】今年一年を振り返る【旅行編】

2020-12-31 18:05:45 | 日常記
2020年も今日でおしまい。

今年も1年の旅行について振り返ります。
今年はなんと言っても新型コロナウイルスの野郎により旅行がしたくても出来ない、旅行勢にとっては近年で一番のハズレ年となってしまいました。しかも来年もしばらく続きそうですから、暗いですね・・・。
黒鉄重工でもモロに影響を受けて、前半は身動きを取れませんでした。


1月
黒鉄重工同人局の活動において初めての関西進出として、こみっくトレジャー35に初サークル参加しました。というわけで大阪インテックスに行ってきたわけですが、その前日に近鉄に乗って奈良県吉野に寄りました。
冬の吉野は閑散期なので静かで落ち着いていました。寺社を見たり葛湯と柿の葉寿司を食べたり、予習なしで行った身としては楽しめたと思います。
この時はまだ新型コロナウイルス(以下書くのがめんどいのでCOVID-19)がメジャーデビューを飾り、日本での感染者が出たか出ないかの頃。中国で流行している未知のウィルスへの不安はありつつもまだ普通に旅行や同人活動が出来ていた時期でした。


2月
COVID-19が日本デビューを飾り、ダイヤモンド・プリンセス号で大騒ぎになっていた頃。しかしCOVID-19はまだ市中感染までは浸透しておらずちょっと気をつけていれば旅行してもいいでしょみたいな感じでした。まだマスクもしていなかったですね。

そんななかで行ったのが四国project。少し前にJR四国が「冬の四国満喫きっぷ(レンタカー付き)」という乗り放題きっぷを発売。これは4日間JR四国の特急自由席まで乗り放題、そのうち1日は駅レンタカー八幡浜営業所発着のレンタカー使用可能という内容で15,000円という破格の切符でした。
これを使用して2013年以来の四国一周を敢行しました。特にレンタカーを使えたのが良かったです。鉄道どころか公共交通機関で到達不可能な愛媛県の佐田岬の灯台を訪れることが出来ました。

あとはブログ上では地味な変化になりますが、黒鉄重工初代自家用車キハ90系が退役し、新型車両(中古)にキモハ10系が就役しています。


3月
全国の公立小中高学校が感染予防のために休校になり、プロスポーツの試合は中止になったり延期になり、時差出勤やテレワークという言葉があちこちで言われるようになり、いよいよ旅行するのもヤバそうだ、という頃。

前年に発表があった、2020年3月末で閉館が決定された加悦SL広場への旅行をまさに決行しました。家では家族と暮らしているので旅行先で感染してウィルスを持ち込んだらたまったものではないです。家族からの条件を飲んだ上で承諾を得て旅行へ行ったのは高校生以来じゃないでしょうか。
加悦へ行く前日は播但線に乗って竹田城とか行きました。山城なので上からの景色は良かったです。駅から竹田城へ行く周遊バスは混んでいましたが、この頃はまだ「密」という概念はありませんでした。


4月~6月
4月7日に緊急事態宣言が発出されて、今の所一番きつい時期がきました。こうなるともう旅行に行こうという気は起きませぬ。何もない。引きこもって休みの日はプラモデルをしこしこ作っていました。
緊急事態宣言は5月25日に解除されましたが、その後もしばらく様子見で旅行へは行かず。ブログ記事の遅れをここで回復させられる。
しかしたまには体を動かさないとならんです。この頃ちょうど付き合いのある鉄道保存会でまとまった量の作業があったので、そこで汗を流しておりました。


7月
日本政府がGoToトラベル等の金銭感覚バグらせキャンペーンを始めるそうだという頃。感染拡大も第1波が過ぎて小康状態でした。
私も県内から日帰りで旅行を初めてアップを始めようかと。この頃になると感染対策もだいたい知見が出来てきていましたしね。
そういうわけで日帰りで車で西伊豆へ行ってきました。野猿公苑であるところの波勝崎とかに行ってきました。


8月
そうは言っても出かけるにはまだちょっと・・・という感じでしたので、県西部の方をうろつくくらいでした。この頃にはGoToトラベルも宿泊割引だけ始まっていましたが、まだ様子見でしたね。


9月
COVID-19の第2波が到来していましたが、感染対策を意識して行動すれば過剰にウイルスを恐れるものではないことが実感としてありました。そして私の旅行スタイルは3密に陥る場面が非常に少ないです。
以上のことから半年ぶりに県外遠征を解禁。一応隣県ですが心理的距離は北関東並みに遠い長野県に行きました。長野県と一口に言ってもクソ広いわけですが、今回は佐久、上田、長野、松本地方をば。
長野県の私鉄を中心に攻めました。特に長野電鉄に重点を置きました。同時に訪れた上田電鉄では、実に半年ぶりに電車に乗りました。こんなに期間が空いたのはカナダ在住時以来でしょう。
ちなみに前月に軽いぎっくり腰をやらかしてしまい、その保養を兼ねて安代温泉を今回の前線拠点としました。拠点とした旅館は築年数が高そうな鄙びた建物で、これがまた居心地が良いものですから、今後もこういう路線で宿を選ぶのも良いもんだと思いました。

10月
COVID-19とは関係ないところでお出かけできる状況じゃなかったので、特に動きなしです。以上。


11月
9月の長野旅行で自信を得た黒鉄重工観光局は飛行機で一気に高跳びし福岡県博多に飛んだ。ZBSと結託し4年ぶり5度目のサイコロの旅を決行するためだった。

今回のサイコロ5は博多→大阪という初めて移動する区間です。しかしいつも移動に使用している18きっぷはこの時期は使えません。どうやって移動したのか?大阪へたどり着くことはできたのか?近日公開予定です。まあZBSのブログへ飛べばもう読めてしまうんだけど。
現在年単位で遅れている弊ブログ旅行記なので、順当に行けば執筆開始は2023年頃になると思うんですが、サイコロ5は記憶と鮮度があるうちに書きたいので、まあ近日中に書きます。それか同人誌にするかもしれん。来年の情勢を見て春先までに決めます。


12月
いわゆる第3波がやってきてまた厳しい情勢になってきました。しかしここ数ヶ月で旅行に行く際の要領というか勘所は抑えられているので、そこを外さずに気をつけようというところです。私の旅行頻度はほぼ前年並みになってきたかと。
12月は長野県岡谷市で開催された駅メモの同人誌即売会があったので、それに参加してきたというか動員されてきました。同人誌即売会はいわゆる3密になりそうですが、この即売会はやたら長さを持ったサークルスペース間の距離と参加人数がそんなに多くなかったおかげでそうはなりませんでした。2週間経ってもココアにも通知来なかったしね。
コロナ禍以来、同人誌即売会の頒布形式も変える必要に迫られたので、それの情報収集と実地経験を積む目的もありました。なお私の頒布物は即売会のジャンルとかけ離れていたので、主力同人誌は売れず。

年末年始は、第3波が収まるところを知らないという情勢を鑑みてどこにも出かける予定がないです。静かな年末年始になりそうです。

以上、毎月のまとめでした。



今年の経県値を見てみましょう。結果は84点(前年比-3)でした。・・・前年とさほど変わっていないな?
コロナ禍前にある程度点数を貯めていたのと、11月のサイコロ5が点数を稼いだ格好だと思います。

ここ数年の傾向ですが、東北が弱いです。静岡空港から飛行機の路線がほしい。仙台あたりとか・・・。
三陸地方は最後に行ってから10年経ちましたが(2013年に一瞬だけ立ち寄ったがアレはノーカンとする)、そろそろ再訪したいなとは思っています。

ブログ記事の執筆ですが、今年は8ヶ月分進みました!去年はわずか3ヶ月分だったので大した進歩です。コロナ禍の引きこもり時は結構筆が早かったと思います。それでも12ヶ月分以上進行していないので、差し引きすると今年も遅れが進んだわけですけどね・・・。

しかし、今年はカナダ在住時の事をひとつを除いて書き上げました。これは大きい。2016年に国外追放されて苦節4年、長かったです。しかしこれを書き終えると、いよいよ私とカナダを繋いでいたものが途切れてしまう・・・最後はそんな寂しく切ない気持ちになりました。
しかしご安心ください、最後に残した特大の旅行記、北米project5がまだあります!これは本当に内容が多いです。執筆に年単位かかるのは確実です!覚悟しておけ!
今執筆中の東南projectが山場のエアショーを終えたので、完結までにそう月日はかからないと思います。春~夏から北米Pを始められるでしょう。

あとはしれっと変わっていたことですが、gooブログを有料版に格上げしました。画像容量がついに満杯になってしまったのです。
ブログ乗り換えとかいっそのこと自作ホームページへの移転も考慮したけれども結局現状維持です。

最後に、本年も弊ブログをご愛読いただきありがとうございました。
それでは来年も黒鉄重工をどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年を。

【2020年】今年一年を振り返る【模型編】

2020-12-30 20:29:17 | 日常記
2020年は新型コロナウイルスに振り回された一年でしたがみなさんいかがお過ごしでしょうか。私はどうにか生きながらえております。
年末恒例の1年の振り返りをする時期になりました。今日は、今年製作したプラモデルを見ていきます。
今年は特に前半なんかは外出や旅行が出来ない状態だったので、家に籠もってプラモデルを作ることに集中できた年でした。ですので過去最多の作品を製作できたのはなんとなく認識していますが、いくつ作ったのかは今から数え始めるところです。では順番に見ていきましょう。


1作目:1/48 川西 紫電一一型甲アドルフォ機(荒野のコトブキ飛行隊) (ハセガワ
アニメ「荒野のコトブキ飛行隊」に登場する紫電です。第1話で主人公たちが登場するまでの間のヤラレ役として登場してそれっきりかと思っていたら、後半からは準レギュラーとして見せ場を増やしていました。
劇中の機体はどれも汚れているので、これも汚し塗装にしました。ただし最初に作った隼とは少し汚し方を変えました。


2作目:1/700 航洋艦晴風 最終形態/初期形態(ハイスクール・フリート) (フジミ)
アニメ「ハイスクール・フリート」に登場する主役メカの晴風です。キットでは晴風と他の陽炎型の2隻セットですが、艦番号を他の護衛艦のデカールから持ってきて2隻とも晴風にしました。


3作目:1/32 トヨタ・30系ヴェルファイア(アオシマ)
4作目のブレードライガーの間合いに作っていましたが、ヴェルファイアの方が先に出来上がってしまいました。
細かい色分けは全てシール頼りのキットですが、できるだけ塗装に置き換えてみると見違えるように思います。


4作目:1/72 RZ-28ブレードライガーABバン仕様(コトブキヤ)
10年以上前、限定キットなのでとりあえず買ったもののまだ腕が未熟だと思っていたのでそれからずっと寝かせていたキットを遂に作る時が来ました。
今年で一番作りごたえのあった大型キットでした。


5作目:1/72 F-111Gアードバーク オーストラリア空軍(ハセガワ)
戦闘爆撃機としては有能という戦闘機としては微妙な評価のF-111の再販は久々だったのでこの機会に購入しました。だいたい30年前初出のキットですが、凝った設計と精密な彫刻で今でも十分通用するキットで作りやすかったです。 


6作目:1/25 ダッジ・チャージャーSRT8(アメリカレベル)
ダッジの伝統的マッスルカーのチャージャーです。キットは改造車を作る内容でしたが私は本当のところはドノーマル車を作りたかったので、できるだけ改造臭を抑えた仕上げにしました。
アメ車のプラモデルは今後も作っていきたいジャンルのひとつです。ただ輸入物は値段が高いのが厄介ですね。


7作目:1/72 F-35CライトニングII アメリカ海軍(オレンジホビー)
F-35の各型式を一通り作ろう企画の最後です。主翼にも兵装を装着したビーストモードで作りました。他の型式よりも全体的に大型で、形式ごとの差異が最も感じられたキットでした。
塗装マスクは純正カット済みマスキングテープを使用して労力を大幅に減らして仕上がりを抜群に良くしました。課金パーツは基本的に使わないんですが、こういう場合だと効果が大きいのでアリだと思いました。


8作目:1/72 F-94Bスターファイア アメリカ空軍(ソードモデル)
アメリカ空軍全天候迎撃戦闘機3羽烏の1羽です。
ソードモデルなので組み立ては苦労します。しかし完成後の形状と彫刻の良さは平均以上のものがあり、組み立てに苦労したことも手伝ってなぜか達成感が多く出てくるメーカーとキットです。


9作目:1/72 F-94Cスターファイア アメリカ空軍(エマー)
F-94Bと同時に作っていたキットです。塗装で使う色は同じだし、同時に作ってしまえば機体の比較が出来て良いなと思ったのです。
エマーというのはイギリスのメーカーです。今も存続しているのかしら・・・?
ソードよりも作りやすいですが、モールドの彫刻はだるだるで太くて野暮ったいです。
F-94Bもそうでしたが、銀塗装が割とうまくいきまして、人に見せた時も好評でした。


10作目:1/72 愛知・流星 イサオ機(荒野のコトブキ飛行隊) (プラッツ)
荒野のコトブキ飛行隊から2作目です。この流星は塗装が好きだし劇中での活躍も見せ場があってかっこよかったですな。
キットはプラッツが発売していますが成形品はフジミのOEMです。簡単に作れるキットでしたのでものの数日で完成できてしまいました。早く作れることはいいことです。


11作目:1/200 ボーイング737-700 ANA(ハセガワ)
今年はまだ旅客機を作っていないと思い立って作りました。ハセガワの737NGはディテールと作りやすさを両立した良キットです。サードパーティ製のデカールを貼っていろいろな会社の737を量産するにも向いていると思います。


12作目:1/200 ボーイング737-700ウェストジェット(ハセガワ)
サードパーティ製デカールの使用例がこれ。カナダのLCCウェストジェットの737-700をANAの物と同時に作りました。ウェストジェットには1度乗ったことがあります。
デカールはドロウデカール製を使いました。


13作目:1/24 ヒュンダイ・サンタフェ(アカデミー)
自動車のプラモデルに於いて、現用のSUVを新規に発売することは珍しく、その心意気や良しとばかりに購入しました。なのでヒュンダイ車がどうとかいうのはあんまりこだわってないし、サンタフェという車種も初めて知りました。
近年開発されている自動車プラモデルの水準を満たす良いキットでした。


14作目:1/72 MiG-21bis ブルガリア空軍(KPモデル)
KPモデルはチェコの老舗メーカーです。初めて作るメーカーです。しかしそのキットの完成度はやはり東欧メーカー水準で、日本メーカーに比べると幾分か落ちます。とはいえ表面の彫刻は仔細で繊細、つらい組み立てを乗り越えるとなんだかできの良いミグが姿を現しました。
ブルガリア空軍を選択したのは、同軍のプラモデルを次に作れる機会はいつになるか想像できなかったので、じゃあ今回作ってしまおうと思った次第。


15作目:1/60 Rk-91サベージクロスボウ(フルメタル・パニック!)(グッドスマイルカンパニー)
ラノベおよびアニメ「フルメタル・パニック!」のやられメカ、なれど人気の高いサベージは長らく立体化に恵まれてきませんでした。いつだかに完成品フィギュアは出ましたが、プラモデルは未だ出ず・・・。というところに現れたのがアニメ第4期に合わせて発売されたグッスマのプラモデルでした。
バンダイやアオシマの出さないスキマを狙った商品選定は見事でしょう。念願のサベージのプラモデルを出してくれて感謝です。全種類買いました。そのうちまた作ります。
クロスボウは、競技機ということなのでロゴマークのデカールをたくさん貼り付けました。なかなかいいでしょう?


16作目:1/60 ARX-8アーバレスト(フルメタル・パニック!)(バンダイ)
サベージと色が同じだからと同時に作りました。同縮尺のアーバレストはコトブキヤが先行していましたが、バンダイは真っ向から喧嘩を仕掛けました。安心のバンダイブランドとコトブキヤ製と比較した時の低廉さから、勝負はバンダイの勝ちだと思います・・・。もう武器屋いじめじゃんね、これ。


17作目:1/48 中島キ43-I隼一型チカ機(荒野のコトブキ飛行隊)(ハセガワ)
コトブキ飛行隊3作目。去年作ったキリエ機と同一仕様ではつまらんので、爆裂弾とロケットモーターを備えた第8話仕様で製作。追加武装は他のキットを手に入れてそこからパクってきました。
地味に頑張ったのが地面で、羽衣丸の甲板をイメージして作りました。といっても下敷きにしたのは日本海軍の空母の甲板なので、ゼロ戦を乗せれば空母に早変わりです。板の継ぎ目はレーザーカッターでモールドを入れてあります。データは自作ですが、工賃が高かったです・・・。追加武装の購入費も含めると、実は結構金のかかっている作品です。


18作目:飛行船艦ゴリアテ(天空の城ラピュタ)(ファインモールド)
みんな大好きムスカ大佐の座乗艦ゴリアテです。ジブリ映画の中でも好きなメカですので。
塗装は劇中からガラリと変えて制空迷彩っぽいものにしました。ムスカもちゃんと塗りました。


19作目:イグザイン(エムアイモデル)
模型屋で売っていたのが目について買って作りました。1日で完成させようをテーマに、その中でできることをやりました。まあ、色の足りないところを筆塗りで仕上げたくらいなんですけどね。
息抜きによかったです。


20作目:1/72 Fw-190A-5 ドイツ空軍(ハセガワ)
ゴリアテと似たような色使いだったのでついでに作ってしまうことに。30年弱前初出のキットですが、形状や考証は知らないですが組み立ては容易で、たいしたもんだと思いました。ドイツ機を作ったのはもしかしたら初めてくらいの感覚ですが、ちっちゃい戦闘機なんですね。


21作目:1/72 CF-18Aホーネット カナダ空軍(カナックモデル)
新旧バトル・オブ・ブリテン塗装機を揃えよう企画の1発目です。
カナックモデルというカナダのデカールメーカーがデカールと成形品キット付きで販売した特別商品。デカールはバトル・オブ・ブリテン65周年記念特別塗装のCF-18Aのもので、キットはアカデミーのOEMです。アカデミーの1/72 F/A-18は、現状最良のキットなので良い選択かと。
この特別塗装機はカナダ在住時にエアショーで実際に見たものです。程なくしてこのキット発売の知らせを聞いて手に入れていたものの今まで寝かせていました。
作ってみると、デカールの性能は高くて使いやすいものでした。しかしカナックモデルは事業を終了してホームページも閉鎖してしまいました。残念です・・・。


22作目:1/24 トヨタ・マークII(アオシマ)
アオシマのグラチャンシリーズのマークIIです。こういう改造車系だと、好きな色に塗れるので良いですよね。今回は昔作ってまだ余っている調合特色塗料の消化も目的でしたので、その中から黄色っぽい赤を塗りました。結構似合っているじゃないかと自画自賛。


23作目:1/72 F-16Aファイティングファルコン オランダ空軍(ハセガワ)
ハセガワのF-16にアストラデカールのデカールを組み合わせました。デカールはオランダ空軍の記念塗装機を再現でき、垂直尾翼に描かれたおっぱい丸出しのお姉さんの絵が特徴的です。しかし、不思議とスケベ絵感は希薄なので事実上の健全絵でしょう。なので全年齢向けである弊ブログでも掲載OKです。
それにしてもF-16はプラモデルを作ってもかっこいいね。


24作目:1/700 日本海軍駆逐艦響(ヤマシタホビー)
ヤマシタホビーの特型駆逐艦はこれで3~4隻目だったと思いますが、少しずつ形が違うのであまり飽きません。船体は舞鶴色で塗ったので白っぽくなりましたが、船体のサビ塗装がよく目立って映えるなと思いにけり。


25作目:1/144 漏洩(バンダイ)
機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズから漏洩です。エアブラシでの使用停止でダブついているアクリジョン塗料の消化目的です。エアブラシで使うのはダメなので、筆塗りで仕上げました。筆塗りでガンプラを作るのは久々でして、少し懐かしくなりました。


26作目:1/72 キ109防空戦闘機 日本陸軍(エルエス)
実機もキットも珍しいものというか変わったものです。戦車砲だったか対空砲だったかを爆撃機の機首に載せてB-29を撃ち落とせるように改造した乱暴な機体です。
これはエルエス時代に発売されていた時の製品です。エルエスはだいぶ昔に倒産してしまったのでそれなりに貴重な製品だと考えられますが、プラモデルは作ってなんぼだと思うので気にせずに作ります。
主翼の動翼が動いたりモータライズが考えられた構造だったり、当時のプラモデルへの要求が垣間見えるキットでした。キットは割とそつなく完成できて、技術のエルエスは伊達ではないんですな。


27作目:1/72 MiG-31Bロシア空軍(ハセガワ)
製品上ハセガワのキットですが、成形品はICMのOEMです。少し昔に開発された成形品だったらしく、嵌合や位置決めがガタガタで組み立てに苦労しました。
ゴーストグレイ系の機体でよく見る白っぽく汚れた表現を目指しましたが、まだまだ未熟でした。もっと修練が必要です。


28作目:1/100 GT-9600ガンダムレオパルド(バンダイ)
10年くらい寝かしていた機動新世紀ガンダムXのガンプラ。これもアクリジョンの消化でして、調合したダークグリーンを使いました。おかげさまで使い切ることが出来ました。


29作目:1/100 グリムゲルデ(バンダイ)
アクリジョン消化シリーズ第3弾。今回はメタリックブルーです。ただほぼ完全消化試合だったレオパルドと比べると、少しやる気度が高いです。というのもグリムゲルデにはメタリックブルーが似合いそうだなとなんとなく思っていたのです。なので、メタリックブルーは筆塗りですが、他のフレームや武器は違う塗料を使ってエアブラシ吹付けにしています。オリジナルの赤よりも似合ってるやんと思い、一応満足行くことが出来ました。


30作目:1/72 J-8II人民解放軍空軍(トランペッター)
何かと謎の多い中国機を作るのは初めて。トランペッター製キットを作るのも初めて。トランペッターの出来はいい噂よりも悪い噂のほうが多いので心配でしたが、驚くほどすんなり組み立てられました。東欧キットよりよっぽど良い。日本メーカーの製品をよく研究したんだろうか。
J-8IIの原型はMiG-21で、なのでそれを単に双発エンジン化しただけだろうと思っていたんですが、なんかJ-8IIは全体的に大型化しているんですね。原型を留めていないとはこれのことよ。


31作目:1/144 GAT-04ウィンダム(バンダイ)
事実上モブキャラしか乗っていない量産型やられメカがガンプラ化されるなんて本当いい時代になったものです。放映以来15年越しくらいの念願が実現しました。
素組ですが楽しかったです。今度はダガーLが出るみたいですし、来年も楽しみですね。


32作目:1/125 MD-10 FedEx(エレール)
みんな大好きDC-10です。大きいキットを作ろうと思い、文字通り図体のでかいやつを引っ張り出してきました。こいつの場合、窓埋めが苦行で、だいぶ妥協しました。もっとうまく埋めたいでござる。あとは、胴体の成形品が歪んでいたので矯正が大変でした。
昔のキットなのでディテールはざっくりとしていますが、このワイドボディ機をこの縮尺で手元に置ける所有感はなかなか得られないものでした。



33作目:1/72 ハリケーンMk.Iカナダ空軍(アロマホビー)
新旧バトル・オブ・ブリテン塗装機を揃えよう企画の2発目。
まだ製作中ですけど年内には完成するので(あと1日ちょっとしか無いけど)滑り込み。
成形品の形状はとても良さそうに見えたので試しに買いました。たしかに形状や彫刻は良かったですが、嵌合がまだまだ煮詰めが足りなかったです。メーカーの人間はちゃんと試作品組み立てた?しかしそこを克服すれば大化けするので今後に機体です。



以上全33作でした。いや、作りましたね、これ。ほぼ3作/月ですか?コロナ禍からの巣ごもりとはいえ他にすべきことあったでしょうに・・・(ドン引き)

題材とメーカーで分類すると以下の通りです。

飛行機・・・18作(前年比+8)
自動車・・・4作(同±0)
キャラクター・・・9作(同+5)
艦船・・・2作(同±0)
鉄道・・・0作(同±0)
AFV・・・0作(同±0)
合計・・・33作(同+13)

ハセガワ・・・8作
バンダイ・・・5作
アオシマ・・・2作
以下、各1作・・・フジミ、コトブキヤ、アメリカレベル、オレンジホビー、ソードモデル、エマー、プラッツ、アカデミー、KPモデル、グッドスマイルカンパニー、ファインモールド、エムアイモデル、カナックモデル、ヤマシタホビー、エルエス、トランペッター、エレール、アロマホビー


前年より増えた分は全て飛行機とキャラ物に行き渡っていました。私の最近の傾向と一致していますし、作るキットの嗜好が変化したわけではなさそうです。
メーカー順も、上位は毎年の常連ですが、今年は前年に増して様々なメーカーのキットに触れられた一年だったことが読み取れます。だいたい半分は人生で初めて触るメーカーのキットでした。そのうちの半分は、もうこれっきりよというのもありますが(次に手を出す在庫が無い、新製品が無い、という意味です)。

去年、1度も作らずに終わった鉄道模型を今年はやるぞと去年の今時分は息巻いていましたが、今年もやらずに終わってしまいました。どうにか年に1作は作って鉄道模型との関わりを保っていきたいと思っているのにこれはいけません。来年こそは何か作ることにします。

プラモデルの振り返りは以上です。
来年も大したものは作れませんが、よろしくお願いいたします。

カナダの旧車展示会で魅惑のアメ車を堪能する 最終回【2016/5/28】

2020-08-26 23:09:53 | 日常記
スプリントカー
謎車ですが、ガチのレースカーでしょうね。地面にトロフィーが置いてあるんで、表彰台の経験もありそう。



後ろ。レーシングカーはよく分からんのだ。


スプリントカー#33J
謎車具合ではこっちの方が上ですね。なんだこの空気抵抗の塊は・・・。


コックピットの真上にあるのはウィングで、一応ダウンフォースを生み出せるような構造になってますがな。これでいいんだ。


フォード・フュージョンレースカー(2015年式)
レースカーなのでよく分からん。前照灯はなんだかウソっぽいし、どうも胡散臭い。


後ろ。うーん、チープさが。


シボレー・3100系ピックアップ(1952年式)
ひと目で魔改造されたと分かるピックアップです。サテンブラックのボディもこういう改造車には合うのなー。


こういう路線かー、という内装。デスメタル系?それにしたってきれいに仕上げていますね。
座席の上に置いてあるリモコンが気になりますが、なんだろうね。


荷台の底が跳ね上げられていて、リアエンドが丸見え。このタンクはエアサスで車高調するための空気タンクと見た。実際、運転席側の車輪だけニーリングしてますしね。


インディアナポリス・レースカー(1965年式)
これもガチレース仕様の車ですね。当時のレーシングカーはこんな感じでしたね。


エンジンが半分裸になっています。


シボレー・シェベルZ-16(1965年式)
フォード・フェアレーンと競合する大衆向けの中型車です。ボディがおおまかに2ドアと4ドアに分かれていて、この個体は2ドアハードトップ仕様です。


この個体は、当時新型の396型ビッグブロックエンジン(6.5L V8)を搭載したもので、200台の限定生産だったようです。このエンジンは大型車用だったので、中型車に大型車用エンジンをぶっ込んだということでパワー厨だった模様。


運転席。


後ろ。




ダットサン・サニー(1973年式;B110系)
唐突に多摩ナンバー。日本車。しかもダットサン。
この頃のサニーはカローラと覇権を争っていたことで知られてますがな。アメリカでも販売されていて、これも左ハンドル車なので現地販売されていたものでしょう。
なので多摩ナンバーはダミーなのだと思いますが、ダットサンへの敬意が感じられて少し嬉しいです。


日本車の旧車だと維持にハンデを負いそうなイメージがありますが・・・、とてもきれいな状態ですね。


フォード・モデルAチューダー(1928年式)
御存知モデルAです。モデルAもホットロッドに片っ端から改造されてしまったので通常仕様はあんまり残っていないらしいです。
これも相当レストアしたように見えます。


車内。


後ろ。

以上で、会場内の展示車をすべて見終えました。特にオチはないですがこれでおしまいです。
ビクトリア市内だけでもこれだけの旧車があって、カナダの自動車文化の深さを垣間見たように思います。これがトドメになってアメ車も私の関心対象になりましたとさ。めでたし。

おしまい。

カナダの旧車展示会で魅惑のアメ車を堪能する その10【2016/5/28】

2020-08-25 22:03:39 | 日常記
GMC・T-14(1937年式)
この会場では初登場、GMCのピックアップです。積載量1/2トンだそうな。
15ドルで叩き売られていた個体を買って色々弄り倒した模様。


エンジンはシボレーの5.8L 4ボルト・メインエンジン、後輪軸はフォード・エクスプローラーのもの、トランスミッションはおなじみシボレー700R4、全輪ディスクブレーキ化、エアサス装備、パワーウィンドウ装備、遠隔操作式施解錠装備、CDプレイヤー装備、等々・・・魔改造を受けています。


ステアリングホイールはフォード・サンダーバードのものを、シートはボルボのセダンのものをそれぞれ移植したそうな。


見た目はビンテージカーなれど、中身は現用装備で固めているのも、旧車を楽しむひとつの選択ですな。


フォード・クーペ(1932年式)
ボディとシャーシは切った貼ったはしたことのない原型なのが売りなのだそうな。


エンジンはコルベットL-79型に換装しています。トランスミッションはターボ350型だそうな。


ピンぼけしているけど運転席。さすがに内張りや座席は張り直しているようです。


後ろ。


ジャガー・Mk-II(1964年式)
御存知イギリスの高級車です。光岡に形がよく似た自動車があったような気がしますが、これが元ネタでしょうかね。
これも現用の快適装備を満載していて、ABSブレーキ、エアバッグ、空調装置、電動窓、電動施解錠、電動ドアミラー、間欠ワイパー、位置記憶機能付電動座席、シートヒーター、等々・・・。


後ろ。


シボレー・カマロSSコンバーチブル(1967年式;初代)
御存知カマロ君の初年発売の個体です。SS(スーパー・スポーツ)なので高性能グレードですね。


ボンネット。


こんな感じです。


車内。


後ろ。


カスタム・プロ・ストリート・チョッパーという二輪。バイクはよく分からん。


フォード・マスタングGT(1967年式)
御存知アメ車を代表するスペシャリティカーの初年発売の個体。やはり初代はカッコ良きかな。実物見たのはこれが初めてかな?


車内。


後ろ。きれいなファストバックスタイルなのだ。

というところで今日はここまで。


最終回へ→