落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

中2日のマルタ一人旅⑫

2010-08-08 13:38:42 | 旅行記・マルタ共和国

7月13日(火) その3

117_2 ヴァレッタに戻るとまだ11時前だったので、見逃していた【聖ヨハネ大聖堂&美術館】へ。?6。ここは壁や天井画も凄いが、私的な見所は床一面の大理石で飾られた墓碑。大貴族・大富豪の次男坊マルタ騎士団の物だ。

ただ、絨毯とミサ用の椅子でほとんどが隠れている。が、うまい具合に床掃除が入っていたので、一部だけど、じっくり観る事ができた。写真はOKだが、フラッシュ禁止のため、暗いし広すぎるし、上手に撮れない。で、なんで、骸骨が多いんだろう? そういう宗教的な背景なんだろうか?

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I_0002_2 ガイドレシーバーも料金内だったので、日本語がなかったから英語に挑戦! でも、早いし、内容が盛り沢山の為すぐに挫折した。考古学博物館で、ヴァレッタ市内用の日本語のガイドレシーバーの貸し出しをしていたので、それを借りたら、もっと見所が分かったのかな?

一人で行くと自由なんだけど、ガイドがいないので、歴史的背景やその意義やちょっとした見所が分からん。

奥の美術館で「聖ヨハネの断首」と「聖ヒエロニムス」や、タペストリーの大作を観る。

これで、時間的に観光は終わり。

あっ、蜂蜜4個しか買ってない。自分用のお土産に、いつもアクセサリー(普段付けられる安いもの)を買うので、大聖堂の向かいにあった、銀製品のお店へ行って、マルタ十字をモチーフにしたペンダントヘッドを3個購入。銀なので、安くて、3個で?20。他に会社の子用に、小さなカレンダーなどを購入。

ホテルに戻り、預けておいた荷物を取ってパッキングし直して、13時10分の空港までの迎車のピックアップを待つ。

116 中2日しかいなかったけど、正式に公開されている巨石遺跡は全て観ることが出来たので満足。でも、本当は中5日滞在して、午前中観光・午後海・夕方街並み観光ができればいいのだけど・・・。

まあ、休みが取りにくいから、定期的に収入があるわけで。しょうがない・・・。

マルタ空港で、ハローキティ商品が棚5~6本分並んでいたのに驚いた。初めてマルタで観た「日本」だ。いや、ハジャー・イム神殿の博物館にSHARPの液晶テレビがあったから、2度目か。そして、出国すると、マッサージチェアが並んでいたので、お世話になる。

さよなら。マルタ。

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中2日のマルタ一人旅⑪

2010-08-08 08:14:43 | 旅行記・マルタ共和国

7月13日(火) その2

【ハイポジウム】から【タクシーン神殿】へ。歩いて5分位で、角に時々看板も出てる(ただし地元の言葉のNeoLithic Templeという表示の場合もある)んだが、住宅地の中なのでやはり分かりにくい。ただ、ウロウロ歩いてると、道行く地元の複数の人から、「あっちだよ」などと声をかけてくれる。ありがとうございました!

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それなのに、現在閉鎖されてる入り口の、すぐ右横にある入り口が分からず、横の教会に入ろうとした。左が閉鎖されてる入り口で、右の写真が現在の入り口。

ここも古く、今から5,000年年前の遺跡で、住宅地に埋まってたので保存状態がいい。「火鉢」や「水盤」が残り、考古学博物館に本物が展示している「豊穣の女神」や「動物の壁画」なども残っている。

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近くに【ハイポジウム】=「ネクロポリス」や「死者の谷」があり、そしてこの神殿。エジプト文明やローマ時代の街造りの基礎となった考え方だ。一体ここに、5,000年前にどんな規模の街があったんだろう?

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じっくり観ても20分位の見学時間。

その後大聖堂の向かいのバス停からバスに乗り、ヴァレッタに戻る。

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中2日のマルタ一人旅⑩

2010-08-07 23:06:38 | 旅行記・マルタ共和国

7月13日(火) その1

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最終日。この日は、9時から【ハイポジウム】の予約を取っている。ガイドブックの表記通りに11番のバスに乗ったら、(あっ、またこの大聖堂!?)。これは「パオラ」の街の大聖堂で、初日にマルサシュロックに行った時も、青の洞窟や【ハジャー・イム神殿】などに行った時も、ここを通ってる。だから、「パオラ」乗り換えで、観光スケジュールを立てれば、効率が良かったのだ。が、そんなの行かなきゃ良く分からないからしょうがない。

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【ハイポジウム】は11番のバスでなくても、「パオラ」を通I_0008 るバスでこの大聖堂で降りて歩いた方が分かり易いかも。11番のバスで、大聖堂の右側の道を進んだ公園みたいな所で降りたけど、かなり戻ったし、評判通り場所が分からなかったので、地元のお婆さんに丁寧にエスコートしていただいた。

予約は、ヘリテイジマルタで。

カード決済手数料込み?21。旅行を申し込んだ2週間前で、一人なら、ある程度日程と時間を選ぶ事ができた。1日7回、、1回10名までしか見学できない、平たく言うと今から4,500年前の地下墳墓。

I_0007  時間に遅れたら、入れてもらえないと言う事だったが、「時間」は「マルタ時間」の事で、9時過ぎにようやく扉が開いたらけど、職員が煙草を吸いに出てきただけで、その後も待たされた。

ようやく入場。カメラも含め荷物は全て預けてると、ガイドレシーバーが渡される。ここは、日本語あり! 他9名は、英語・イタリア語・スペイン語など。アジア系は、やはり私1名だった。

まずは定番の説明ビデオの鑑賞後、観に博物館を見学。そして、いよいよ、研究所のようなラボのようなガラス戸を通って、地下へ。

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遺跡保護のため(1902年に上に建ってた民家の井戸を掘る際に発見された後、2年位倉庫として使ってしまった罪滅ぼしか?)、見学者の歩くルートには鉄の歩道&階段が設置され、ガイドレシーバーに従って目を向ける場所のみ明りが付く仕組み。内部は地下3層になっていて、一言でいうと「きれいにほ(掘&彫)られた、吉見の百穴」。って感想はダメですか?

住居としては使ってないので、トルコの地下都市カイマクル程広くはないし、居住のための構造にはなってない(通気口や火を使った跡はなし)。死体をドンドン部屋の床に置いて、溜まったらその上を歩いて、反対側の壁を掘ってまた部屋を作る。死者への畏怖を込めて、部屋の壁はきれいに磨かれ、地上の神殿と同じように入り口や柱を掘っている。単純な模様の壁画も残っている。暗い中に部屋が浮かび上がるので荘厳な感じがする。カタコンベの元祖だ。

ここに骨があった時ってどんな風景だったんだろう。一部屋位再現すればいいのにと悪趣味の私は思った。

考古学博物館に展示されている「眠れる女神像」は、ここで発見された像。ただ、作成時は立像だったのに、粘土自体の重さで寝てしまったらしいと、ガイドレシーバーが言っていた

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見学後、写真撮影禁止なので、?7のガイドブックを私も含めほぼ全員が購入してた。次に行った【タルシーン神殿】の係員に「いくらで買った?」と聞かれたが、なんでだったんだろう?

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「ソルト」

2010-08-07 00:43:56 | 映画

335434view003 カッコいいよ。アンジェリーナ・ジョニー!

←特にこの場面はカッコ良かった。

自分のための映画だもんね。きれいに、バシッて決めて撮ってもらってる。だから、一生懸命アクションもこなして、ちゃんと責任果たしてるよ。前半の、自分のマンションから窓伝いに逃げるシーン、車の荷台から荷台に次々飛び移るシーン、本当に頑張ってる。

ただ、殴り合いで、きちんと訓練を受けた男の人を次から次へ倒すんだよ。あんなに痩せてるのに。ちょっと、あり得ないなあ。

335434view005 ネタばれ!

最初は、二重スパイ容疑をかけられた、引退を決意した新婚の主人公が、追い詰められながらも容疑を晴らす映画かと思ってたら、あっさり本当に二重スパイだったんで、観てる方は感情移入できないまま、ドンドン話が進む。そして、実は蜘蛛学者の旦那さんが本当に好きで、それが全ての行動の原動力になっていると分かると、だんだん共感できる。でも、あんなヤヤコシイ立場で、よくも普通の女の人みたいに結婚しようと思うなあ。旦那さん、目茶目茶危険じゃん。そして、その通りになっちゃうんだし。

335434view007 二重スパイの教育をどっぷり受けた割には、普通の良識ある、CIAエージェントに変貌してた。他の二重スパイの同級生は、そのまま教えを守ってたのに・・・。女の人の方が適応力があるからかな?

やっぱりね!の上司の役は、「スクリーム」シリーズの初代犯人とされてた人。そして、ソルトの理解者?となるのは、「ラブ・アクチュアリー」から結構私の観る映画によく出ている、キウェテル・イジョフォー。

続編、作るんだろうなあ。まだ、アメリカ政府内にいっぱい「彼の仲間」がいるそうだから。で、多分、迎えに行った犬と暮らしているんだろうなあ。

335434view006 あっと、言う間の100分。この監督って「セイント(ヴァル・キルマーが好きだったのに、この間TVで「デジャヴ」を観たら、あまりのデブさにショックを受けた)」の人だったんだ。何となくテイストが似てる。「セイント」は甘口で、「ソルト」は辛口だけど。

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中2日のマルタ一人旅⑨

2010-08-01 20:09:26 | 旅行記・マルタ共和国

7月12日(月) その3

スリーマのホテルに戻り、蜂蜜をカバンから出し、再び外へ。バス停でヴァレッタ行きのバスを待つ。が、さっぱり来ない。バス停で待つ人々も皆イライラしてた。ようやく来ても、(運転手の判断で)満員なので、バスは停まってくれない。ようやく3本目のバスが乗せてくれた。

Ana4Ana3  そのため、ヴァレッタに着いた時点で、すでに4時半。今からだと、行きたかったラバトの聖パウロのカタコンベや聖アガサのカタコンベには入れない・・・。

怖いもの大好き(ゲテモノ好きと言う友人もいる)の私は、パリのカタコンベや、ローマのカタコンベや骸骨寺、イタリア・シチリア島のカプチン派のカタコンベなどに行っているので、ここも行きたかったんだが、今回は巨石遺跡がメインだったから、優先順位を下げてしまったのだ。

パソコン探ってたら、パリのカタコンベに行った時の写真が出てきた。(もう、10年前かあ。)

ここは宗教的意味合いはなくて、無縁仏の大たい骨が積み上げられている所。800万人分とか言われている。今は知らないが、当時は1日2時間しか開いてなくて、一緒にフランスに行った友達が付き合ってくれなくて、一人で入った。そして、出口でなぜか係員に骨を持ち出していないか、バッグの中身を全てチェックされた。どうも、途中で、骨を持ち上げたりしたのが、監視カメラに映ったらしい。今まで受けた、持ち物チェックで一番厳しかった。

で、話はマルタに戻り、ラバト&イムディーナの街の雰囲気を観にだけ行こうかとも思ったが、それも悔しいので、ヴァレッタの向かいの岬の都市スリー・シティーズのどれかに行こうと適当にバス(多分1か4か6)に乗り終点で降りる。

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バス停に、ちゃんと観光客用のモデルコースを記した大きい看板があった。Birguが地元の言葉でVittoriosa(ヴィっトリオーザ)の事らしい。

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1,530年代に、ヴァレッタに先駆けて騎士団の基地となったり、第二次大戦時にはドイツ軍に空爆されたり、いろいろあった地区らしいが、今は夢のような場所だ。(住み心地は分からないが)建物はコンクリの一様なビルではなく、目の前は海で自由に泳いだり、余裕のある人々の高級ヨットが並んでたり。

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こちらはコスピークワ側の入り江。手前には泳いでいる人や釣りをしている近所の人がいる。

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そして、町中を突っ切って、セングレア側の入り江がこちら。この船!

どんだけ、金持ちが集まってるんじゃい!

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船を見ながら、カフェでオレンジジュースとピザ。

何も期待しないで行ったので、人々がしっかり住んでる世界遺産級の美しい町と豪華ヨット達にビックリ。砦の側の城壁の見にくい所にエアコンの室外機が並んでたりしたけど、その生活感も込みでいいなあ。

この日は、これで、おしまい!

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