落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

中2日のマルタ一人旅⑩

2010-08-07 23:06:38 | 旅行記・マルタ共和国

7月13日(火) その1

119

最終日。この日は、9時から【ハイポジウム】の予約を取っている。ガイドブックの表記通りに11番のバスに乗ったら、(あっ、またこの大聖堂!?)。これは「パオラ」の街の大聖堂で、初日にマルサシュロックに行った時も、青の洞窟や【ハジャー・イム神殿】などに行った時も、ここを通ってる。だから、「パオラ」乗り換えで、観光スケジュールを立てれば、効率が良かったのだ。が、そんなの行かなきゃ良く分からないからしょうがない。

105 104_2

Img_2

【ハイポジウム】は11番のバスでなくても、「パオラ」を通I_0008 るバスでこの大聖堂で降りて歩いた方が分かり易いかも。11番のバスで、大聖堂の右側の道を進んだ公園みたいな所で降りたけど、かなり戻ったし、評判通り場所が分からなかったので、地元のお婆さんに丁寧にエスコートしていただいた。

予約は、ヘリテイジマルタで。

カード決済手数料込み?21。旅行を申し込んだ2週間前で、一人なら、ある程度日程と時間を選ぶ事ができた。1日7回、、1回10名までしか見学できない、平たく言うと今から4,500年前の地下墳墓。

I_0007  時間に遅れたら、入れてもらえないと言う事だったが、「時間」は「マルタ時間」の事で、9時過ぎにようやく扉が開いたらけど、職員が煙草を吸いに出てきただけで、その後も待たされた。

ようやく入場。カメラも含め荷物は全て預けてると、ガイドレシーバーが渡される。ここは、日本語あり! 他9名は、英語・イタリア語・スペイン語など。アジア系は、やはり私1名だった。

まずは定番の説明ビデオの鑑賞後、観に博物館を見学。そして、いよいよ、研究所のようなラボのようなガラス戸を通って、地下へ。

I_0009

遺跡保護のため(1902年に上に建ってた民家の井戸を掘る際に発見された後、2年位倉庫として使ってしまった罪滅ぼしか?)、見学者の歩くルートには鉄の歩道&階段が設置され、ガイドレシーバーに従って目を向ける場所のみ明りが付く仕組み。内部は地下3層になっていて、一言でいうと「きれいにほ(掘&彫)られた、吉見の百穴」。って感想はダメですか?

住居としては使ってないので、トルコの地下都市カイマクル程広くはないし、居住のための構造にはなってない(通気口や火を使った跡はなし)。死体をドンドン部屋の床に置いて、溜まったらその上を歩いて、反対側の壁を掘ってまた部屋を作る。死者への畏怖を込めて、部屋の壁はきれいに磨かれ、地上の神殿と同じように入り口や柱を掘っている。単純な模様の壁画も残っている。暗い中に部屋が浮かび上がるので荘厳な感じがする。カタコンベの元祖だ。

ここに骨があった時ってどんな風景だったんだろう。一部屋位再現すればいいのにと悪趣味の私は思った。

考古学博物館に展示されている「眠れる女神像」は、ここで発見された像。ただ、作成時は立像だったのに、粘土自体の重さで寝てしまったらしいと、ガイドレシーバーが言っていた

I_0006_2 I_0010_2 118

見学後、写真撮影禁止なので、?7のガイドブックを私も含めほぼ全員が購入してた。次に行った【タルシーン神殿】の係員に「いくらで買った?」と聞かれたが、なんでだったんだろう?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ソルト」

2010-08-07 00:43:56 | 映画

335434view003 カッコいいよ。アンジェリーナ・ジョニー!

←特にこの場面はカッコ良かった。

自分のための映画だもんね。きれいに、バシッて決めて撮ってもらってる。だから、一生懸命アクションもこなして、ちゃんと責任果たしてるよ。前半の、自分のマンションから窓伝いに逃げるシーン、車の荷台から荷台に次々飛び移るシーン、本当に頑張ってる。

ただ、殴り合いで、きちんと訓練を受けた男の人を次から次へ倒すんだよ。あんなに痩せてるのに。ちょっと、あり得ないなあ。

335434view005 ネタばれ!

最初は、二重スパイ容疑をかけられた、引退を決意した新婚の主人公が、追い詰められながらも容疑を晴らす映画かと思ってたら、あっさり本当に二重スパイだったんで、観てる方は感情移入できないまま、ドンドン話が進む。そして、実は蜘蛛学者の旦那さんが本当に好きで、それが全ての行動の原動力になっていると分かると、だんだん共感できる。でも、あんなヤヤコシイ立場で、よくも普通の女の人みたいに結婚しようと思うなあ。旦那さん、目茶目茶危険じゃん。そして、その通りになっちゃうんだし。

335434view007 二重スパイの教育をどっぷり受けた割には、普通の良識ある、CIAエージェントに変貌してた。他の二重スパイの同級生は、そのまま教えを守ってたのに・・・。女の人の方が適応力があるからかな?

やっぱりね!の上司の役は、「スクリーム」シリーズの初代犯人とされてた人。そして、ソルトの理解者?となるのは、「ラブ・アクチュアリー」から結構私の観る映画によく出ている、キウェテル・イジョフォー。

続編、作るんだろうなあ。まだ、アメリカ政府内にいっぱい「彼の仲間」がいるそうだから。で、多分、迎えに行った犬と暮らしているんだろうなあ。

335434view006 あっと、言う間の100分。この監督って「セイント(ヴァル・キルマーが好きだったのに、この間TVで「デジャヴ」を観たら、あまりのデブさにショックを受けた)」の人だったんだ。何となくテイストが似てる。「セイント」は甘口で、「ソルト」は辛口だけど。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする