←特にこの場面はカッコ良かった。
自分のための映画だもんね。きれいに、バシッて決めて撮ってもらってる。だから、一生懸命アクションもこなして、ちゃんと責任果たしてるよ。前半の、自分のマンションから窓伝いに逃げるシーン、車の荷台から荷台に次々飛び移るシーン、本当に頑張ってる。
ただ、殴り合いで、きちんと訓練を受けた男の人を次から次へ倒すんだよ。あんなに痩せてるのに。ちょっと、あり得ないなあ。
最初は、二重スパイ容疑をかけられた、引退を決意した新婚の主人公が、追い詰められながらも容疑を晴らす映画かと思ってたら、あっさり本当に二重スパイだったんで、観てる方は感情移入できないまま、ドンドン話が進む。そして、実は蜘蛛学者の旦那さんが本当に好きで、それが全ての行動の原動力になっていると分かると、だんだん共感できる。でも、あんなヤヤコシイ立場で、よくも普通の女の人みたいに結婚しようと思うなあ。旦那さん、目茶目茶危険じゃん。そして、その通りになっちゃうんだし。
二重スパイの教育をどっぷり受けた割には、普通の良識ある、CIAエージェントに変貌してた。他の二重スパイの同級生は、そのまま教えを守ってたのに・・・。女の人の方が適応力があるからかな?
やっぱりね!の上司の役は、「スクリーム」シリーズの初代犯人とされてた人。そして、ソルトの理解者?となるのは、「ラブ・アクチュアリー」から結構私の観る映画によく出ている、キウェテル・イジョフォー。
続編、作るんだろうなあ。まだ、アメリカ政府内にいっぱい「彼の仲間」がいるそうだから。で、多分、迎えに行った犬と暮らしているんだろうなあ。
あっと、言う間の100分。この監督って「セイント(ヴァル・キルマーが好きだったのに、この間TVで「デジャヴ」を観たら、あまりのデブさにショックを受けた)」の人だったんだ。何となくテイストが似てる。「セイント」は甘口で、「ソルト」は辛口だけど。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます