落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「SUPER8/スーパーエイト」

2011-07-21 01:08:41 | 映画

「50歳を超えた映画好きには面白い!」と言う噂だったんで、行ってみた。確かに、50歳の私には、面白かった。

親に内緒で夜中の12時に集合する中学1年生男子。♪マイ・シャローナ♪を唄いながら、親の自動車を運転して迎えに来るアリス(これも中学1年生)を待って、みんなで8mmフィルムで映画を撮るなんざあ、もう、それだけで、おばさんはワクワクです! しかも、その映画がゾンビ映画!

メイク担当の主人公の子は、将来のリック・ベイカーか?(年齢は合わないけれど)

Untitledjpg ←ちなみにこれが、SUPER8。

軍の関係者は、新品のコダックフィルムの箱があんだけ現場に落ちてるのに、なぜ、軍が民間の家を捜索中なのを映画のバックに使おうと堂々と撮影する子供達を見て何も、気がつかない? 間抜けな軍? 

まあ、冒頭のシーン、エリア51からの運搬する貨物電車が、あすこまで、事故で全車両がバラバラになる、ものすごい迫力の映像なのに! なのに、その貨物電車に正面から軽トラでぶつかった生物学の先生は、生きてるどころか、ベッドでペラペラ話せる位元気だ。

Super805 主人公の子供達はその事故現場にいて、いろんな方向から車両含む金属が飛んできたり、爆発の炎をに巻き込まれても、顔がススで黒くなるだけで6名全員大した怪我もしない。バラバラに破壊された駅舎の横に停めていた、アリスの自動車、パッと見、無傷で、きちんと走ってた。

もう、この段階で、ファンタジー映画だ!緻密でハラハラドキドキするSF映画ではないと気付くので、後はゆっくり落ち着いて、子供たちのひと夏の冒険を楽しめた。

Super808 恋あり、親子の愛あり、友情ありで、ちょっと成長した子供達。まあ、スパイスで、「インデペンデンス・デイ」×0.6位の宇宙人かなあ。

そして、エンディング、子供達が作ったゾンビ映画がエンドロールで流れる。本編で撮影されたシーンが上手くつなぎあわされてて、面白かった。そのゾンビ映画が終わると、本物の♪マイ・シャローナ♪が流れる! 楽しい!

スピルバーグとJ.J.エイブラムが組んだSF超大作!とか、アメリカのこだわり過ぎの予告編とか、そんな知識を捨てて、のんびり楽しむと、面白い映画だ。

コメント
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