6月23日 日曜日
高知県の唐人駄馬遺跡巨石群に前から行きたいと思っていて、自動車の運転ができない(もうずっとゴールド免許だ)私は公共交通機関のみを利用してたどり着くシミュレーションはしたんだが・・・。バス停からかなり歩くらしい。そしてせっかくだから、その周辺の観光地も訪れようとすると、これがバスの関係ですっごく難しい。
と、旅行会社の羽田空港発2泊3日のツアーを見つけた。2年前の夏に参加した岐阜の巨石を巡るツアーと同じ講師の企画だ。こりゃ参加するしかないでしょう!
嬉々として申し込んだが、梅雨の最中というのを忘れてた。天気予報は曇り時々雨なのだが、なぜか天気には恵まれた。
羽田空港を09:20発のJAL493便で、高知空港に10:40着。
小学生高学年から中学生時期に新選組にはまった関係で「龍馬が行く」ももちろん読んだ。けど、いつしか人気者になり過ぎてちょつと引く。最近は数奇な運命に翻弄されながらも頑張ったジョン万次郎が好き!
観光バスは、途中休憩しながら室戸岬を目指す。
おおっ!晴れてる!
1.室戸世界ジオパークセンター 13:15~14:00
ここでじっくり高知県の地形を学ぶ。というか、分かり易いビデオを観ればそれでOKだった。
付加体という言葉を学ぶ。海岸線に迫る小高い丘は海岸段丘だそうだ。あまり展示物もないので、外に出てみる。
ジオパークセンターの建物は廃校となった市立室戸東中学校の校舎。
そして、表の飲料の自販機には高知県のガチャが併設!
やってみたら、鎧姿の長宗我部元親が出て来た。が、すまん! 知らん m(_ _)m
2.室戸三明星院 最御岬寺(ほつみさきじ) 14:20~14:50
四国八十八ヶ所の第24番札所で、弘法大師の開基と伝えられていて、室戸岬海岸段丘のだいたい頂上付近にある。
本当にお遍路さんがいた! 私は、お遍路はしないだろうなあ。
なかなか、立派な建物。
面白かったのが、鐘石↓
この小さい石で大きな石を叩くと、きれいな金属音が響く。金属音が鳴るのはサヌカイト(讃岐岩)のはずなのに、寺の立札には“斑れい岩“という、深成岩(地中深くで溶岩が固まってできた石)だと書いてある。これは、最御崎寺に伝わる「空海の七不思議」の一つらしい。
沖縄の森でさんざん見たクワズイモの由来が、七不思議に入っている。植物分布として室戸岬はやっぱり南国なんだなあ。
3.室戸岬灯台 14:50~15:10
最御崎寺の山門から歩いて1分位。
海を眺める。
室戸岬、風速が最大で20mで常時15m位の風が吹いていた。室戸岬→室戸台風のイメージもあり、岬だし、いつもこんなに風が強いんだと思っていたら、この日は特別に強かったらしい。
4.室戸岬海岸遊歩道 15:10~15:40
バスで丘を下って、乱礁遊歩道を少し(月見ヶ浜)あたりを講師と共に歩く。室戸ジオパークに少し触れる。
遊歩道は岩と亜熱帯植物が両方楽しめるようになっている。が、植物にはあまり興味がない私であった。
↑ 多分、ハマゴウ
そして、タービダイト(乱泥流堆積物)の岩たち!
南の方に行ったら、ちょっと岩の感じが変わって、玄武岩かな? ↓
↓ 岩に張り付いてる丸い苔は、成長するのにかなり時間がかかるらしい。
↓ 陸側の段丘には、室戸岬灯台が見える。
↓ 中岡慎太郎の像に見守られている。
駐車場の展望台(もしかしたら津波タワーを兼ねてるのかな)に登って、室戸岬の海岸を上から眺める。
この後、バスでホテルに向かう。
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