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イギリスでは出禁

2024-08-04 17:08:54 | Weblog

8月4日

 

夏到来 お天気も続き最高の夏のイギリスです。

公園で日光浴、外カフェではビールを飲みながら日光浴です。

イギリスの夏の日照が長い事から夏祭りも多くに賑やか。

8月から値上げが又始まりましたが 今を楽しもうぜ と言うイギリス人です。

人は楽し事、嬉しい事があると嫌な事から目を背けます。

どうせ私には関係ないし・・・と。

イヤな事には巻き込まれたくない心理は誰でも同じです。

イギリスの物価高騰化は止まりません。本当に高いです。そして給料も上がりません。インフレに伴いストライキ多い。

今のペースではサービス業、飲食店は年に2回値上げをしています。

私が通う市の行政が運営するダンスクラスも1年間で800円の値上げです。結構な額です

市民の娯楽であっても気軽に出来た事が出来なくなる傾向へ向かっています。

ストライキが置き給料が上がれば上がるほどリストラが進みます。

日本の雇用体制と海外は異なります。

 

ホームレス

イギリスのホームレスにはタイプが異なります。

①イギリス人で失業しホームレス

②離婚しホームレス

③薬物依存によりホームレス(これが一番多い)

④不法外国人、流れジプシー(ロマ)難民ホームレス

何かの理由でのホームレスは政府のシェルター、ホームレス支援団体教会がり更生出来る支援取り組みです。

期限が3か月と決まりがあります。その期間は部屋もあり食事もあります。

チャリティー団体も協力がある為に衣服の提供もあります。

彼らの前提支援は働き稼ぎ生活する更生講座を受講し政府が支援する雇用に就職する事が出来ます。

パート職でありますが(週に2~3回)から徐々に社会に馴染ませ雇用と言う形です。

うつ病を発しホームレスになる事もあるので精神的と調和しながら雇用も必要です。

彼らは働く意思があります。精神面から働くことが出来ない人への理解も必要です。

見えない先の心配、お金不安からダメージもあります。

 

薬物依存からのホームレスは薬物欲しさに物乞い、窃盗、強盗を繰り返します。

盗んだ物は売り金にして薬物を買います。

ホームレスにもネットワークがあり物乞いをする場所やブローカーの存在もあります。

人身売買です。売人や売春など。

不法移民のロマ、ジプシー、キャラバン、難民は名の通り不法でイギリスで暮らしています。

欧州のロマの人口は300万人と言われており欧州に散らばり集団生活で暮らしています。

その中でも有名なのがキャラバン(キャンピングカー)で移動をしながら暮らす方法です。

彼らの仕事は移動遊園地が有名です。マフィアビジネスでも有名ですが舎弟関係な商売です。

イギリスでの無料情報誌のビックシューもロマが販売しているケースもあり彼らの収入はボスに集金され、

スーパー前の物乞いもボスに集金です。

 

飲食店、スーパー、コンビニは出禁。

お金が無い事から飲食店、スーパー、コンビニでの入店は拒否です。

理由は万引き、窃盗、強盗です。

警察に通報しても来ません。 店側が「NO」と入店拒否対応するしかありません。

私は中華スーパーの買い物中にその光景に遭遇。

ロマのほとんどはスペイン語です。

ちょっと小ぎれいな30代の女性が店の中に入り80?90ペンスを(小銭を持って)

%&WWWWW #$%%%WWWW SS&XWWW!!$%と必死に言っています。

それに負けずに中国人従業員も中国語で(ワザと)

没用没用 (←私にはそう見えた)

このスペイン語と中国語のやり取りが5分も続いた。

中国人はこのロマが何が欲しいのか?と把握しており きっと顔なじみのロマなんだろう・・・と感じた。

中国人の店員のにーちゃんはロマに手を出して「持っている金を出せ」と要求。

中東やインドで売っているやっすい袋インスタント麺を2つ持ってきて女に渡した。

女はインスタント麺を2つ受け取り店を出た。

自分が物乞い場所に戻り大きなバックの中の奥に隠した。 

あ・・・きっとボスに見つかったら物乞いの金はどうした(稼ぎ)っと言われるんだろう。

イギリスでの物乞に金を渡す人は居ない。不法に暮らす人にはうんざりしているからだ。

私達じゃなく政府に言えば?と思うからだ。

 

中華スーパーの並びのスーパーの前には薬物依存のイギリス人が物乞いをしていた。

彼らがスーパーへ入店しようと試みたら中から数名の男性従業員達が入り口防御を始め

「NONO」と言い出した。

そこが日本であるなら自販機で買えば良いじゃんと思うが治安が良く平和な日本であるからこそ自販機がある。

イギリスでの自動販売機は施設内の設置が多い。(強盗にならない様)

空港内、ホテル内、スポーツセンターやジム、映画館など路上設置は無い。

薬物ホームレスは店の前で大声で「おいっこらっ」と言い返している。

こういう光景はイギリスでは普通で日常茶飯事。

物乞いにお金を渡したらそのお金で薬物を買う。その繰り返し。

 

イギリス在住のロマ(ジプシー、キャラバン)には出生証明が無く教育機関を受けて居ない。

困難は医療。世界で出生届が無い子供達が1億6千万以上と言いますがもっと存在します。

彼らは移動をしながら集団生活する事から定住せずイギリス国内を移動している民族(もしくはEU内)

イギリスに残っている彼らたちは出国もせず止まる。(EU脱離したのか?知っているのか??)

現代のロマ、ジプシー、キャラバンは仕事を持ち稼ぎたい意思もあり現代の生活希望もいる。

その前に学校に行きたい、勉強をしたい。と言う人も少なくはない。

自分達が取り残された社会により時代の並みに乗れず世の中の流れに異なる意識だ。

携帯も無く情報は同じ集団生活する口コミや伝言。

ブラジル森林(ジャングル)に住む住民ですら自分達が「服を着て居ない事が恥ずかしい」と意識が先に来た。と言う。

今でも物々交換をしながら生活を送るがジャングルには学校だってある。

世界で暮らす人口の2%は億万長者です。世界での4分の一の人は極度の貧困状態です。

私は活動家でもありません。

イギリスには色んな人種がおりお互い生活も異なり1つの国に住んでいます。

色んな人種の人達が信用、信頼し共有し生活するまでに長い年月が掛かっています。

それでも差別や区別あります。 

自分が住んでいる国に馴染むしかありません。その国のルールの中で生活をする。これだけです。

 

コロナ前までは多くの外国人が自由に移動し好きな国で働き生活をしていた方も大勢いました。

コロナ禍により多くの人が失職し祖国へ帰国した方も大勢います。

私の知人もその内の1人で20年も海外暮らしの中で日本へ戻る決意をしました。苦渋の選択です。

そして音信不通になりました。

コロナ禍から生活が一転しそれまで親友だった人、一番近い人、親戚など多くの人と疎遠になり縁も切れました。これも自然の流れでです。

海外に行き職を失いホームレスになる事は矢張り不安です。

私達が知らないだけで実際にも日本人が海外でホームレス難民になる事も聞きます。

穏やかな世界になって欲しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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