8月4日
国際結婚をして早25年目の月日が流れた。イギリス在住の私も国際結婚からの移民の1人。
選挙権は無い。
イギリスには永住権は無い。よくイギリスの永住権が持っていますと言う人がいるが
イギリスに住む外国人の滞在ビザ異なる。学生なのか?労働なのか?エキスパートなのか?投資家なのか?
アーチストなのか?その人に寄って異なる。とにかく細かい。
イギリスの永住権が欲しいなら日本国のパスポートを捨てイギリスパスポートに変えるしかない。
日本の法律では二重国籍と2重パスポートの所持が禁じられているからだ。
国際結婚をしても滞在ビザ(婚姻パーミット)で仮にこの国から離れて12か月間以内に入国をしないと
婚姻していてもビザを失うシステムになってる。
イギリス人と婚姻しても自動的にイギリスのビザが貰えないシステムからイギリス人と婚姻する外国人はイギリステストを2年以内に受ける義務がある。(最初の2年間はテスト有余)
入国管理局は2025年?2026年度にイギリスに滞在する全ての外国人ビザが変わる予定となってる。
私が入国をした25年前は入国前に大使館へ行き書類を提出し半年の婚約者ビザ(当時で3万円ほど)払いイギリスへ入国。婚姻後のビザの更新料は無償だったが今現在は入国管理局にて1000ポンドほどする。(20万ほど)
当時はパスポートに緑色の入国シールが張られ手書きで入国日が記されそれが滞在証明書。
なので古いパスポートと新しいパスポートを持ち歩き入国で証明をしていた。
例えばフランス、ドイツは国際結婚をした人であっても外国人証明書と言うのがあるがイギリスには統一されていない。
フランスの様にカード式タイプ、ドイツやイギリスはパスポートに証明書が貼られる事からパスポートが切れる度に更新を行う国もある。
バイオメトロカードを所持している人であっても(国際結婚)労働とは別問題な事もありマイナンバーの取得も必要となる。毎年毎年制度が異なる事からイギリスのビザのルールがややこしい。
私は10年前にハローワークにてマイナンバーを取得した。
イギリスの運転免許の更新はネットか郵便局で手続きを行うが私の入国した移民番号が古すぎて現在の記録が無い事から()ネットじゃ更新が不可。ま、アナログで記入されていないケースだ。
国際結婚した日本人であってもイギリスの暮らしが嫌い、合わない、働けない、孤独、うつ病になった。
と様々な理由から日本で生活する夫婦や別居も多い。
とにかくイギリスのビザの期限が12か月以内なので他の国で移住しても12か月以内の入国なら継続が可能である。
他の国で生活しイギリスのビザを保有確保したいなら12か月以内に入国ならセーフ。
私はイギリスに住居を持ち海外駐在を5年間は12か月以内にイギリスと駐在先の往復を繰り返し保っていた。
では12か月と1日になったら???
イギリスビザは失効です。現在イギリス入国は自動改札となりAIとコンピューター管理です。
一昔なら「入国スタンプして」と証明する要望も出来ましたが(今は余程の事じゃない限りしない)
イギリスビザを失効した知人はビザが切れた事を無視し滞在をしていたら不法滞在の一歩手前で警告を促されました。
昔ならちょっとの日数がズレても「あ・・・いいよ・・・」って免除されていたけどイギリスに押し寄せる不法移民の数により厳しくなりました。
例えばビザの更新にしても政府の監理局は3か月前からの更新を促しています。
これはパスポート管理局も同様です。
私は婚約者ビザで入国した時に期限が残り1か月しか無い頃にパリに住む知人に会いに行きイギリス戻り入国にて入国が出来ず足止めをされた経験を持っています。
入国管理は決められたビザ残りの1か月の間でのイギリスの入国は不法移民ケースの疑いから入国拒否です。
離陸して2時間以上も待っていた(夫)が心配のあまりに空港の税関へ訪れ事が起きた事を知ります。
婚約者(本人)確認の為に入国管理の人が夫が駐車していた場所まで一緒に同行し外で入国スタンプされた経験があります。
事実上の婚約者、もしくは保護者の身柄引き渡しです。
これ田舎の空港だったから良かったものロンドンなら完全に強制送還です。
本当にこの人、いい人で感謝したくらいです。
今じゃ絶対に通用しません。
ビザが1日遅れたら???
婚姻ビザがあり海外に移住。保有の為に12か月以内に入国です。
知人はイギリスに家を持ち海外で15年間も暮らしていました。
老後はイギリスへ戻る予定から1年に一度はイギリスへ入国。
コロナ禍により飛行機の都合にて1週間遅れて入国したらビザは失効。
失効したまま日本の滞在90日の間にて入国管理局で更新を考えて居たら更新不可。
婚姻ビザを失効した場合はイギリス婚姻ビザのバックアップに必要な書類を祖国のイギリス大使館に行かなくてはなりません。(有料)
え どー言う事???
彼女の場合は香港で暮らした日本人です。
自分が移住していた香港へ戻りイギリス大使館で15年間滞在証明書、入国証明書の書類が必要となりました。
そのビザ待ちで2か月。予想展開な事から2か月間は知人宅に住み大使館からの連絡待ちをしていました。
大使館からの書類がそろったら1週間以内に香港を出国しイギリスに入国しないとペナルティーが付きます。
これイギリスでも外国人が労働ビザを持ち解雇されたら1週間?2週間以内の出国命令が出ます。
彼女のケースは引っ越してしまった為に所在地がありません。旅行ビザでの入国です。
彼女も3か月以内にイギリスビザ書類を揃えないとなりません。
バイオメトロビザに更新されましたが労働ビザ無しの条件です。
自分がイギリスに入国する前にサイトの確認や必要な書類を用意していなかった失敗から3倍以上の金額が発生た事です。
2か月間も知人宅にてお世話になりましたが住居が無くホテルや短期間の賃貸で過ごすならもっとお金は掛かっていた事でしょう。
バイオメトロのバックアップ更新にも高額な料金を払いましたが先ほど言ったように2025年か2026年度には移民ビザが全て変わる方針()となっているのでイギリス在住者は入国サイトを常に情報確認を頭に入れときましょう。
ワーホリや留学生、労働ビザは年数も異なります。
楽しく新しい新地にての生活には困難が多く移民や難民が多い国だからこそ厳しく罰金も高額になっています。
恵まれた国の出身の人は自分の祖国へ戻るケースや他の国へ移民するケースですが発展途上国から来た人たちは一度イギリスへ入国したら永久です。100%戻る事はありません。
それは昔の日本も同様です。ブラジルや〇朝鮮など。
私の祖母は満洲へ移動した人です。戦火の中、私の母は祖母と満州を脱出した話を知っています。
もしもそのまま満州に残る決意をしていたら私はここにはいません。
運命とは分からないものです。