8月22日
先日、サロンで働くイタリア人オーナーと空き巣の話になった。
欧米では７月、８月は長い休みに入るので みな休暇を楽しむ。
欧州人の中でも一番 休暇を取るのがフランス人だ。
フランス人の休暇の取り方は ちょっと異常で１カ月 まるまる会社を休む人もいるくらい何もしない。
ま・・・これも 働かない国民性。
欧州では 「コテージ」と呼ぶセカンドハウスを持つ人も多く 都会で暮らす人は 田舎のコテージで のんびりと暮らす。
日本人にしたら、
それ、金持ちだから出来るんでしょ？ と聞くけど
いやいや、まったくそうでは無く 普通の家庭の人でも ２つ家があります～
って意外と多い。
おんぼろ家を買って、リノベーションをしたり 趣味の一貫で購入する人もいる。
都会から離れて自然を楽しむ 静かでシンプルな暮らし とバランスが取れた生活を好む。
イタリア人の彼女は、生まれ育ったのは 北スコットランドの山。父親がイタリア人でイタリアにも家を持つ。
彼女は結婚し子供が2人。 長期の休みの時には 孫もイタリアに遊びに行き 家族皆んで賑やかに過ごすのが恒例と話す。
楽しい時間を過ごし帰宅後、緊急近所の集まり会があったそうだ。
帰宅する2日前に、２軒先の家に空き巣が入り 警察からの緊急集会要請が入った。
イギリスでは 空き巣が入ると 警察が近所の住民を集めて集会を行い
空き巣対策にて、近所の住民がお互いの家を監視し 怪しい人や車、行動があった場合には通報し
セキュリティー対策なども話す。
あの家・・・泥棒が入ったんですよ っと言った他人事ではなく、自分の家にも
とありえる話なので
防犯意識が高くなる。
イギリスには日本みたいな町内会なんて面倒な近所組織なんて無い。回覧板なんて無い。
長年住んで お隣さんは分かっていても 2軒先、３軒先の住民が誰だとか知らない。
年々泥棒、空き巣の数は増えている。イギリスだけでは無く世界中で増えており 減る事なんて一切ないからだ。
泥棒や空き巣が多い意味は、景気が悪い意味も示す。
だだ
驚いたのが空き巣の時期だ。
彼らは景気が悪い予測を知っているかのように、今年の空き巣の実行季節が早い。
何故って？
空き巣の時期は１０月、１１月と年末に多く 目的はクリスマスや、年末の支払いの為に現金に変える物を探す一番のかき入れ時。
おまけに１０月はイギリスは脱離、世界情勢にしても銀行の景気や経済が怪しくなっている。
世界中でデモが起こていること事態、異常なのだ。
今回の空き巣犯、行動が大胆で 作業用のトラックで来たそうだ。
そう「工事のなりすまし」
家から どんどん運ばれる荷物を 近所の人に見られても
「あ・・・引っ越し？ それとも業者さん？」と誰もが疑って居なかった話す。
泥棒は必ず下調べをしてやってくる。突然なんて来ない。
未成年の空き巣はタクシーを使ったりもする。
空き巣犯は 自宅のドアベルを鳴らして、不在を確認して犯行に及ぶ。
え うちは オートロックのアパートだから安心
とか思って居ても、アパートの住人の出入りが激しいなら、誰でも簡単に中に入れる。
私も家にいる事が多いのだが、この時代に 訪問セールスがあるから驚くだろう？
これ、空き巣の下調べ。
玄関ドアを開けた瞬間に どういう構造か見ているんだよ。 １枚ドアか？２枚ドアか？犬がいるか？
セキュリティーアラームはあるか？ 抜け道があるか？と 数秒の間で ヤツらは ちゃーんと見ている。
何故？作業用のトラックで犯行に及んだのか？
実は、この家 数週間前に本物の業者さんが入り家の工事を行っていたそうだ。
それを 空き巣が たまたま見ており 「なりすまし業者」なら犯行を起こしてもバレないと言うから驚いた。
空き巣犯が増えて、世間の長期の休暇をする人も少なくなったのもある。
長期の休暇を取る人のサイクルも把握している。
「あ・・・・ここは 奥さんが 外国人で休みは長期で里帰りだな」とかも ちゃーんと調べている。
自宅に車がある？ 無い？ も調べている。
車で遠出する旅行は さらに注意が必要だ。
日本の様に郵便桶が無いのは、郵便物が溜まって居たら 一発で 「不在か！」シメシメ・・・・・どうぞ
っと言っているようなもの。
帰宅後 大使館からのお知らせが入った。在住者がメルマガ登録をすると、現地の情報をいち早く促す。
「ロンドンのOOOエリアに空き巣が数件入り、寝込みを襲い、強盗犯行が増えています」
っと、日本人ターゲットをする犯行が多発した情報だった。
うわぁあああああ
今さっき、空き巣の話をしていた矢先の情報に驚きもあった。
ロンドンも空き巣や犯罪も年々増加しており移民組織の犯行の大きさだ。
アフリカからやってくる移民たちは 仕事も無い、住居も品祖。 国から守られているのも関わらず、欲が多すぎてしまい、
都会に住む意識の高さから勘違いを起こす。
道徳も無い為に、何か起きたら すぐに人を刺したり 殺したりもする。
ま、放し飼いの動物なんだよ。
ロンドンに難民、移民してきた人にしたら ロンドンはアメリンドリームみたいな国だ。
努力次第で誰にでもチャンスがある。
一攫千金で金持ちになる！ギャングの1番になる！と言う 身の丈知らずで非常識な人間が多い。
刑務所に入ったって、覚えるのは 悪の知恵しか学べない。 刑務所は悪の為のスキルUPなのだ。
１度入って反省なんてする訳もない。
だだ、「常識人の振り、模範習の振り」をすれば刑だって軽くなり早く出所し、シャバに出たら また繰り返す。
ボリス首相になってから、イギリスの犯罪率がNYを超えている為に 新たに警官を２万人増員する事になった。
イギリスは世界で一番監視カメラが多い国。
貧困、貧富の差があり過ぎる為に犯罪は絶対に減らない。
昔は町の治安からポリスボックスがあった。
今では 街中で警官が循環歩きくらい。
９９９に電話をしても、緊迫した、緊急事件じゃない限り到着も遅い。
空き巣は、事件では無いので警官を要請し自宅に来るまでに１時間も掛かる事がある。それくらい警官の数が足りない。
防犯対策は、セキュリティーアラームの会社と提携する事、監視カメラやダミーカメラつける、
窓には監視用の告知ステッカーを貼る、外出の時は電気を付けるか、TV、ラジオを付けて出る。
旅行の時には 各部屋に卓上ランプにタイマーを掛けて置く、鍵穴は反対側からガムテープでふさぐ、２重ドアの場合には、
カーテンなどの仕切りで郵便桶、除き穴から中が見えないようにする。
数日、数週間 自宅を留守にする時には 必ずお隣さんに報告。
もしもの為に携帯の番号を教えておくのも良いし、お友達に自宅のカギを渡すのも良い。
PCや、大事な物は 置きっぱなしにはせず 必ずどこかへ隠す。
空き巣犯は、寝室から荒らす。
家だけでは無く、集合アパートでも、高級アパートでも 空き巣はあるので外出の際には 要注意する事。
平気平気 我が家は 盗まれるものなんて無いから～っと思う人、
空き巣犯は、売れる物は 何でも盗んでいきます。
宝石、パスポートだけを盗む空き巣はプロで、 現金や電化製品、小物、バックなどは コソ泥か子供ギャングです。
プロは予めターゲットを狙い 他の家には絶対に侵入しません。
コソ泥や子供ギャングは、同じエリアでの空き巣を 時間差で繰り返すので すぐに足が付きます。
泥棒にも癖があり、警官は泥棒リストを持っています。
組織的犯行の空き巣にも癖があり、怪しく危険度が高いケースは刑務所にいる空き巣受刑者にも聞き込みをします。
今の空き巣はネットで販売をする事が多く 警官も盗難サイトを知っており そこから犯人を割り出します。
宝石などの盗難は、質屋か宝石屋で売り飛ばす事が多いので市内にある宝石店の売買をストップさせます。
それでも空き巣犯が捕まる事は非常に少なく、ほぼ諦めるケースが多いので家の保険、宝石関係の保険は必ず加入する事です。
ネットサイトで、この方法なら現金の隠し場所には 見つかりませんなどの紹介もしていますが
あまり参考にもなりません。
金属探知機持参なら、アウトですもの。
一番、安全なセキュリティーは自宅に居る事なんです。 自宅での仕事や、主婦の方が一番の警備なんですから。
共働きが増える中、空き巣も増える事は確実です。
犬が留守番でいるから平気と言う人、これも危険なんです。
飼い犬は 吠えないし人に慣れている事が多く、空き巣犯は毒入りオヤツなどで犬を寝かせたりしますからね。
ドーベルマン、シェパート、秋田犬くらいの犬なら諦めますが・・・。
後は・・・ゴミ屋敷なら 諦めるかも・・・
みなさんも、空き巣対策してくださいね
