オリーブオイル スコットランドでヤッホー!

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スコットランドよ・・・残留を!独立したら・・・こんな国家になる予想。

2014-09-11 17:34:05 | Weblog
9月11日


賛成派が浮かれている中、現実的になってきた。

今、世界が注目するスコットランドの独立選挙なのだが、独立後のハッキリした事は言っていない。

例えば、ポンド通過。 独立後は使用禁止。ユーロ・・・該当に当てはならないので(EU参加)と28カ国の承認がないとEU参加にはなれず、独立後は自家通過となる。

スコットランドに拠点を置く銀行の ほとんどはイングランドに移転を決意。 その理由は国が破断した時に銀行の補償の法律がスコットランドには無いからだ。 残念だが自国通貨じゃ世界の投資やビジネスには向かなくこんな小さな国を相手にする国が居ない興味が無い・・・とキッパリ!

パスポート・・・。ユナイデットキングダムのパスポートはスコットランド人禁止となり「スコットランド」と自国のパスポートになる。 こりゃ~渡航する時にビザが大変だ! 独立後18ヵ月後はイギリスのままだが、その間に100カ国以上のの大使館がエジンバラに作ることが可能なのか?

例えば独立したら、こんな感じの国となる。

NHS(ナショナル・ヘルス・サービス)医療切り離す。(今も無料サービスでスコットランドは薬も無料)

郵便・・・・切り離す。

石油・・・保障貯金が無い。ノルウェーは国が破断した事を考え国民が豊かに暮らせるような資金貯金を持っている。その金額貯金は無限。仮にスコットランドが崩壊し、破断し石油を当てにしているが、貯金が無いので国民はその日暮らし。
ノルウェーの石油は自国で使用は少なくほとんどが輸出。自国のエネルギーは水で発電を起こして居るシステムなので、お金が溜まる一方。


教育・・・サイモンド首相は大の私立嫌いで有名。(こいつはエリートも、イングランド人も毛嫌い。コンプレックスが強すぎる。)私立縮小、イングランド式を排除、スコットランドの式の教育方針を立ち上げる。
今もスコットランドはイングランド式と教育システムが違うのだが、スコットランドはゆとり教育でイングランド教育よりも1年遅い。
イングランドの大学へ進学したいケースになると、イングランド教育システムを受講しないとならないので不利な扱い。

税金・・・高所得者からの増税、低所得者の税金引き下げ。

物価・・・食品や物に関しては ほどんどがイングランドからの郵送となるので輸入扱い。物価高はまぬかれない。
(大手デパート、スーパー値上げ宣言)

スコットランド人口500万人しかいないので移民の受け入れ。

軍事・・・核を持たない、自衛隊、ネイビーリストラ。
今回イスラム国でイギリス人が処刑された。彼はスコットランド人。このような事態になった場合に国は助けてくれるだろうか?

エジンバラ動物園・・・ここは自営動物園であり世界でも有名な動物園。目玉は中国から来たパンダ2頭。 独立後はパンダは金の無駄!と言うことで返還予定。

などなど・・・自国に関係無い物は見直し!となる。 ナショナリズムが強いのは良いのだが、モダンな考えから遠のき孤立してしまう可能性がかなり高い。それでも賛成派は未だに目が覚めず 明日の経済よりも一角千金しか見えない300年前と同じ思想だ。

独立する理由が実に分からないのは、今でも寄り豊かな生活を国民は送り不満が無い。そしてスコットランドには多くのイングランド人が住んでいる。リタイアしてイングランド人が住居を持ち静かな生活を送る人も多い。


今回の選挙権はEUから来た学生でも住民登録をしていたら選挙権が与えられている。
まったくおかしな話である。学生は一生スコットランドに移住をする訳でも無いのに・・・。

民族党の口癖は「目指せノルウェー!」だ。(←住んだ事もない癖して!!!)

私は夫の駐在でノルウェーで生活を送ったことがあるが、ノルウェーは唯一欧州での独立国であるので全てが高い。

簡単な説明になると、イギリスで売られているキュウリ1本が(欧米のキュウリの1本は日本の3倍くらいの大きさ)
120円ならノルウェーは400円だ。

1本、400円のキュウリを見たときには、私は買うまで躊躇どころか食に関する意識を考え直した。

マクドナルド・・・。日本で普通に3~4人分を頼んだら(家族分)ノルウェーじゃ1万円はあっと言う間 世界一高いジャンクフード。
マックの従業員の自給は1時間2000円は有名な話。

激安商品店は無い。価格も法律で決められているので日本みたいな100円ショップや毎日バーゲン店などの店が存在しない。ようするに値下屋店を作り出すと他の店に支障が起きる為にルールを作っている。激安戦争を無くす為だ。

ノルウェーにはスターバックスが無い。
自国のオリジナルチェーンが多く(もしくは北欧4カ国ブランド)外国から来る外食店は外国税金が高い為にビジネスが難しい。
(唯一、ハードロックカフェがあるくらい。非常に珍しい)

タバコ税、酒税が非常に高い。消費税は25%イギリス現在20%子供の商品に関するものは無税。
イギリスの所得税は40%くらいで、ノルウェーは46%ほど。(北欧はほとんど50%くらいの考えで計算)


先日 笑えるジョークな見出しニュースがあった。

「北朝鮮がスコットランドの独立を支持!」

いや~、ジョークなのか?本気?なのか分からないが考えてただけでも恐ろしい・・・。

もしも・・・独立したら・・・。
ウィスキーでビジネスをしたいそうだ! (そりゃ~贅沢品はダメだろうが~!その前に欧州は取引禁止だけどね)


ロンドンで国民が「ほたるの光」を歌っていた。英国では蛍の光を歌う時には手をクロスさせ隣の人と一列になって繋ぎ歌う。

イギリスは1つ!

この声が18日には届くのだろうか・・・・。






















































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