日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

脳を老化させない為には・・・

2009-10-22 09:04:34 | Weblog
 10月20日(火)の22時からのNHKの「プロフェッショナル」で、脳の老化を防ぐにはどうすればいいのか、脳科学的に説明されていた。
 その為には、人間らしい分野である「前頭前野」を鍛えればいい。実際に、歳を取っても若々しく頑張っている人を脳科学者の茂木さんが分析してみると、次の共通点があったとのこと。
 1、新しいことに絶えずチャレンジすること。新しいことは、脳の大好物で、新しいことに出会うと、脳はそれを理解しようとしたりして、前頭前野が活性化するとのこと。
 2、喋ること。脳は会話をすると、前頭前野が活性化すると考えられている。特に会話がはずんでいる時は、前頭前野を中心に、様々なネットワークが活発に働いている。この時、目と目を合わせて会話をすることが、より活性化させるとのこと。
 3、好きなことをトコトン楽しむ。好きなことに取り組んで、「楽しい」「気持ちいい」と思っている時は、脳の奥深くにある、感情を処理する領域が活動している。この領域の活動が、前頭前野に反映され、活性化させている。更には、自分が好きなことをやっていると、前頭前野が本気モードになって、脳全体が力を発揮しようとしているとのこと。
 ウーッ、何でもいいんだ。好きなことに没頭することが大切で、絶えず、新しいことを追い掛けて楽しむことが大切なのだ。

 自分のことを考えてみた。
 今年60歳(5月)になったので、3月でもって退職し、アルバイト医になり、毎年、長期休暇をもらって(来年は、4カ月)、海外で日本文化を紹介することにした。
 この病院に来てまる4年以上経ったが、初め、パワーポイントが全く使えなくて、試行錯誤だった。周りから丁寧に教えてもらい、今は、それをフルに使っている。これで、結構、頭使ったかな?
 看護学校の講義で、スライドをパワーポイントに取り込んで、教材を作っていった(小児科学、発生学、生化学、免疫学、漢方、新生児学、国家試験など)。初めに作成する時は、大変だったが、今は、出来上がったのを適当に利用しているので、楽だ(しかし、自分の脳の為には、しばしば内容を変更して、頭を絶えず使うことが大切だなあ・・・)。(講義終了後に毎回必ず試験をしているが、問題は、毎年、常に少しずつ意図的に変えている。この問題作り、結構、頭を使っているかな?!)
 (中国の漢方医の)中医学の先生が月に2回程、来てくれていて(今は、来てない)、中医学の素晴らしさを先生のアドバイスの元で実体験できた(3年間近く)。漢方薬を使うこと、今の自分の治療では、なくてはならないものになっている。
 今年から統計学の講義を(100分×7回)受け持ち、半年以上掛けて、真剣に勉強した(実際は、積極的にする人がいなくて、自分がやむなくすることになったのだが、順列・組合せ・確率・微分・積分と40年近く前を思い出しながらやって行くと、これが又結構面白い・・・)。
 今は、来年のオーストラリアの学校でのプレゼンテーションの内容を考えている。今年と同じ訳にはいかないので、じっくりと考えている。これが楽しい。
 毎日、多国語の文字の書き方を自分なりに練習している。(これも、結構、楽しい。家内は、そんな私を見て、無反応ですが、変なことに凝るよりもいいと思っている様です・・・?!)
 毎日体重を測定することも、土・日・祝の診療も、半分趣味になっているかなあ・・・?!(田舎は、拘束時間は長いけど、結構、暇です。)

(小児科循環器疾患講義後に)10月21日(水)の2時限目に出題した問題。

正しいものを一つだけ選び、その番号に○をしなさい。

1、川崎病の大症状でないのはどれか。
  1、眼球充血  2、苺舌  3、血沈高度促進  4、硬性浮腫  

2、心室中隔欠損症と関係ないのはどれか。
  1、SBE(亜急性細菌性心内膜炎)  2、不完全右脚ブロック
  3、自然閉鎖  4、先天性心疾患の中で最も多い

3、心房中隔欠損症と関係ないのはどれか。
  1、Ⅱ音の固定性分裂  2、木靴型  3、学校心臓検診
  4、乳幼児期に心不全にならないことが多い 

4、動脈管開存症と関係ないのは、どれか。
  1、風疹  2、麻疹  3、脈圧増大  4、消炎鎮痛剤

5、肺動脈狭窄症と関係ないのは、どれか。
  1、第2肋間胸骨左縁で、収縮期雑音
  2、左軸変位  3、右室肥大  4、ヌーナン症候群

6、ファロー四徴症と最も関係が少ないのは、どれか。
  1、太鼓ばち指  2、蹲踞  3、多血症  3、心不全

7、完全大血管転位と最も関係が少ないのは、どれか。
  1、卵形の心陰影  2、ジャテン手術  
  3、BAS(バルーン心房中隔裂開術)  
  4、酸素大量投与でチアノーゼ改善

8、心筋炎について最も関係が少ないのは、どれか。
  1、コクサッキーウイルス  2、インフルエンザウイルス
  3、CPK・GOT・LDH低下  4、小児期の致命率10~15%

9、乳幼児突然死症候群と関係が最も少ないのはどれか。
  1、乳児死因の第3位  2、母乳  3、原因不明
  4、剖検によってもその原因が不詳

10、学校管理下における突然死と関係が少ないのはどれか。
  1、安静時  2、心臓死(70~85%)  3、男児  
  4、学年が上がるにつれて増加傾向

11、心音に付いて、正しいのはどれか。
  1、Ⅰ音は、僧帽弁・三尖弁が閉じる時に生じる。
  2、Ⅲ音は、心房が閉じる時に生じる。
  3、Ⅳ音は、心房から心室に血液が流れる時に生じる。

12、Ⅱ音に付いて、正しいのはどれか。
  1、Ⅱ音は、大動脈と肺動脈が閉じる時に生じる。
  2、肺動脈弁の方が大動脈弁よりも早く閉じる。
  3、肺高血圧症では、Ⅱp音が低下してよく聞こえない。

13、心雑音に付いて、明らかに間違っているのはどれか。
  1、痩せた女性では、第2肋間胸骨左縁で、
収縮期雑音が聴かれる事がある。
  2、自覚症状が全くない10歳前後の学童で、
心尖部にLevine1/6の収縮期雑音があれば、
先天性心疾患をまず疑うべきである。
  3、動脈管開存症では、連続性雑音が聴かれる。

14、小児の心電図に付いて、明らかに間違っているのはどれか。
  1、T波は、V4は4歳、V3は11歳、V2は16歳までに、陽性化する。
  2、川崎病の心筋梗塞では、Ⅱ、Ⅲ、aVFで、優位の陰性Q波が認められることが多い。
  3、P-Q(R)時間は、大人よりも子どもの方が長い。

15、乳児の心不全の症状で、最も少ないのはどれか。
  1、浮腫
  2、多呼吸
  3、体重増加不良
  4、哺乳力低下

16~20のスライドを見て、以下の5つの病名から選んで、記入しなさい。
川崎病 完全大血管転位症 総肺静脈還流異常症
ファロー四徴症 動脈管開存症

16、(                    )

17、(                    )
 
18、(                    )

19、(                    )

20、(                    )

(解答:1-3,2-2,3-2,4-2,5-2,6-3,7-4,8-3,9-2,10-1,11-1,12-1,13-2,14-3,15-1)


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事務次官・・・

2009-10-21 09:36:45 | Weblog
 官僚とどう政治家が関わるかと言うことで、世間が騒いでる。官僚のトップは、「事務次官」、(あるタレントが、テレビで、官僚のトップが事務次官が正しいかどうかの設問で、○すべき所を×にしていたが)、一般の人にとっては、次官が付いているので、かっての(盲腸と言われていた)政務次官と同じ感じで、そんなに力がないと思っていた人も多かったのではないだろうか?
 この名前、次官が付いているから、そんなに力がないと思われがちだが、各省では、クルクル変わる大臣よりも、官僚にとっては、この事務次官が明らかにトップの存在なのだ。それが、事務次官に代わって、本来の、(国民から選ばれた国会議員から選ばれた)大臣がトップになろうとしている(当然です!)。
 事務次官になれるのは、各省から、わずかに一人。前に、小池さんが、防衛省の事務次官を首にして、大騒ぎになった。いざと言う時、事務次官よりも大臣の方が上なのだが、やった時には、スゴイなあと思ってしまった。
 今までは、大臣の答弁を官僚が一生懸命に作成していた。政治家が、官僚任せって所が確かにあった。それが、本来の姿になりそうだ。スゴイことだと思うが、急ぎ過ぎて、少々、息切れしない様に祈るばかりだ。
 国会議員も、票集めに奔走することなく、本来の政治の在り方に専念して欲しい。結婚式の仲人や、個人的な会合などで忙しくて、いつ、勉強されているのかと、心配にもなってくる。
 賢い国民が賢い政治家を選ぶのです。
 それにしても、事務次官と次官を付けて、表に出てない感じで存在を小さくしている名前、ちょっと変更した方がいいと思いますが・・・。
 学生に教える免疫の所で、ヘルパーT細胞と言うのが出てくる。抗原提示細胞であるB細胞が、抗体を作る為にヘルプするのがヘルパーT細胞で、B細胞は、T細胞のお陰で形質細胞となり、それぞれの病原体に合う(ミサイルって感じの)抗体を作る。つまり、B細胞は、ヘルパーT細胞の助けなしでは抗体を作れないのだが、名前にヘルパーが付いているので、ヘルパーT細胞は、大したことないと思われがちだが、免疫上では、最高の司令官なのである。(ちなみに、T細胞には、ヘルパーT細胞と、キラーT細胞と調節性T細胞とあり、又、ヘルパーT細胞には、ウイルスをやっつけるヘルパーT1細胞と、抗体を作ることに関与したり、アレルギーに関与するヘルパーT2細胞があるが・・・)
 事務次官の名前が出る度に、免疫学上の最高司令官のヘルパーT細胞を見ている感じがしてならない。
 

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真実は何?

2009-10-20 17:22:28 | Weblog
 マスコミがインフルエンザで子どもが亡くなる例を報道している。これで不安をあおられて、熱が出ると慌てている親御さんもいるかと思う。これって、季節型の時でも、今までずっとあっていること。今回何でこんなに強調して不安をあおり立てるのかって感じにも思えるのだが・・・。
 外来でまだ熱が出て12時間経っていないのに、インフルエンザの検査をお願いしますと言われる。12時間以内では出ないことが多いんですが・・・と言っても、なかなか納得してもらえない。当然検査をしても、陰性(しかし、時に、数時間しか経っていないのに陽性に出ることがあり、そうなると、こちらの立場も弱くなるが・・・?!)。
 朝日新聞の「私の視点」で、自然に反してのインフルエンザの予防接種について懐疑的な意見が出ていた。すると、それと全く反対の感じで、インフルエンザの予防接種は積極的にするべきだとの意見がしばらくして掲載された。
 そしたら、10月18日(日)には、首都大学東京教授の公衆衛生学の医師が、充分な栄養が免疫を作ることを強調していた。例え感染したとしても発病させない為にも適切かつ充分な栄養を摂り、しっかりとした免疫抗体づくるに励む必要があると述べていた。
 私が思うに、小さな子は、抗体を全く持っていない訳で、早めにワクチンを打ってあげたい。掛かっても、重症化がそれなりに防げると思っているからだ。そして、掛かった場合、安静をもっと今以上に心掛けて欲しいと思う。解熱して48時間で登校・登園するケースが多いので、もっと慎重に対処すべきだと思う(自分の体を大切にする教育も大切だと思います。極マレに、心筋炎もあります。)。子どもの場合は、二峰性の発熱のことがしばしばで、又、インフルエンザの後、免疫力低下していて、その後、又、いろな疾患になっていることもある。
 発病して48時間以内で、急性脳症やウイルス性肺炎の疑いがあれば、それなりに早めに入院が必要だと思われるが、その線を引くことが難しく(大部分は結果論になる)、現実には、そうでなくても小児科医不足で、小児の入院ベッドが少ない現実では、入院して他の患者さんへの感染なども考えると、出来るだけ外来で治療をとなることが多いと思うが、現実は、なかなか難しい。
 私は、外来でしばしば、「甘いモノを摂り過ぎない様に、冷たいモノを摂り過ぎない様に、体が冷えない様に、よくお風呂で温まって良眠、姿勢を正して、ストレスを溜め込まない様に・・・」などと親御さんに言っているが。

 

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歯科口腔外科受診・・・

2009-10-20 09:07:31 | Weblog
 やはり、歯痛が治らなくて、歯科口腔外科に行った(10月19日15時過ぎに)。写真を撮ったら、被せた歯の根っこが感染していた。被せた金属を外し、消毒してもらった。4~5回ぐらい通わないけないと言われた。でも、原因が分かって良かった。抗生物質のジスロマック2gを水60mlに混ぜて、一気に飲んだ。
 歯科医が神様に見えた。ありがたかった。医者って言う仕事、いい仕事だなあと思う。ホント、自分が病気をしてみて、そう思う。患者さんが苦しんでいるのをホントに助けることが出来るのだから。
 今朝もまだ痛いが、昨日より明らかに痛くない。
 一昨日(土曜)の21時に高熱があって来院し、右前上の肺(S3)の呼吸音が小さくて入院した4歳の男児、すっかり元気になった。検査を見て、今日の午後退院かな。一昨日(日)は、夕方に急に帝王切開もあった。11月は、お産ラッシュになりそうだ(と言っても、そんなに多くないんだが)。インフルエンザの患者さんも、この1週間、殆ど毎日、時間外に診てきている。
 歯の痛みで苦しんできたが、これで2週間程続いた痛みが取れるかと思うと嬉しい。2つある根の一方だけ悪くて、もう一方は健全なので、最悪でも、全部抜歯にはならない様だ。やはり、早期診断早期治療だなあ。こんな田舎で、病院に歯科があって、ちゃんと治してもらえるなんて、幸せ。

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新しいことを始めるには・・・

2009-10-19 10:15:13 | Weblog
 新しいことを始めるには、いろんな障害が立ちふさがってくる。行政に言っても、なかなか受け入れられてもらえない。学校でも、家庭内でも。
 「兄ちゃんはそれで我慢してきたんだから、あんたもそれで我慢しなさい・・・」って感じで母親が言う様に。
 民主党が政権を取ってまだまる2カ月も経っていないのに、ああやこうやと、大合唱だ。マァ、今までのツケを解消するのに、思った以上に時間が掛かるのは当たり前。
 自分たちが選んだ政治家、情報公開される感じになり、又、国民全体で一緒に考えましょうって感じになっていること、いいことだと思いますが、あまり急ぎ過ぎない様にブレーキを掛けることも必要かな。
 「前例がない」「忙しい」「検討してみます」って感じで常に言われると、その内、諦めざるを得なくなる。
 今の日本には、世界を変える勇気が必要です。軍備を持たなくて国際貢献している姿は、現地では高く評価されているのです。軍備の為に費やしているお金がなくなれば、世の中、かなり改善していくと思うけど・・・・?!
 バングラデシュに行った時に、「バングラデシュの人でアメリカをよく思っている人いる?」と尋ねると、「いる訳ないよ!」と言われた。アメリカは、イスラム社会を敵に回してしまった。「何故、日本人は、アメリカを恨んでいないの?」と多くのバングラデシュの人から聞かれた。ペシャワールの人達の様に、現地で、日本人が頑張っている事例、多い。ダッカに行った時に、バングラデシュの人が強く言われたこと、「政府に援助のお金を上げても、その9割は、ホントに困った人には行っていない!これは確かだヨ!」と。
*写真の2004は2005の間違い。

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日本語は曖昧・・・

2009-10-18 10:27:11 | Weblog
  「橋」と「箸」と「端」、音の上げ下げがどんな風になっているのか、いつもそれを使っている日本人にしても、尋ねられると、ちょっと考え込んでしまう。
 中国語には、声調がある(4つ)。ピンインで発音が表記されているので、解りやすい。が、普通のローマ字読みと違って、tianをティエン、zhengをチョン、siをスーなどと発音するとなると、少し難しく感じでしまう。又、声調により、意味が全く変わってしまう。
 ミャンマー語では、声調が3つしかないが、それが、中国語と違って、文字としてしっかりと書かれている。
 チベット語には、声調が4つあり、30ある基字の前(前置字)や上(上接字)や下(下接字)や後ろ(後置字)や更に後ろ(再後字)にいろいろ付くことで、発音の仕方が微妙に変えられている。
 タイ語には声調が5つあり、声調符号がある。子音字に3つの群があって、それに声調符号が付くと、微妙に変化する。これを覚えるのが、少し大変。
 ベトナム語には、6つも声調があり、その声調記号が文字の上下に初めからしっかりと付いている。
 しかし、日本語だと、実に曖昧だ。外国の人に言わせると、それがとても難しいと言う。又、一つの漢字に対しての読み方が何通りもあるのが大変だと言う。
 多くの日本人は、1000文字以上の漢字を日常難なく使いこなしている。新聞を読めない人、まれ。外国の人にとっては、日本語の発音の仕方はさほど難しくないとのことだが、平仮名と片仮名以外に、この漢字を一つずつ覚えて行くのが大変みたいですね。
 今は、ちょっと漢字ブームって感じになっているが、日本人にしても、書き順までしっかりと間違いないかどうかとなると、・・・?!


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医療費を軽減する為には・・・?!

2009-10-17 11:00:47 | Weblog
 日本では、高齢者の割合がどんどん増えている。当然、医療費が年々増加する。これを押さえ込むには、多くの国民の理解と実践しかないと思う。
 「未病」と言う言葉ある。頭痛、不眠、肩こり、腰痛、便秘、疲労感、肥満など、体が何らかの異常を示すサインを出していても、医療機関にかかっても、はっきりとした病気と診断できない状態である。(自律神経失調症や心気症などと診断されていることもありますが)
 未病とは、健康な人と病気の人の間、半病人の状態で、現代人にはこの未病の方がとても多いのです。将来病人予備軍で、この数を減らして行けば、医療費は確実に減る(その証明もされている)!
 日本の皆保険制度は、世界に誇るもの。それを今後も守る為にも、日本国民一人一人が自覚していくしかない。
 それで余ったお金を、それでも病気になっている人に、手厚く医療をしてあげましょう。
 医療(教育も)は、強い行政の力が必要である。利益を強く求めるべきではない。それを優先すると、いい医療(教育も)は出来なくなってしまう。
 バランスの取れた食事、適度の運動、いい睡眠を取り、休養もしっかり取って、姿勢を正して、プラス思考で毎日を過ごすこと。
 ムッー、太陽が上がったら起き、朝食をしっかりと摂り、仕事が終えたら、遅くまで夜遊びすることなく、早めに帰って、バランスの取れた食事を摂り、よく入浴で温まって、ぐっすりと眠る。自分なりに、体重などの体の調子に気を配る。病気になったら、どうしてそうなったのか、謙虚に反省して、改善する。そんなことが大切でしょうか。(例えば、癌になった時、どうして癌になったのか反省して、治療後、再発しない様にと、今までの生活習慣を反省して変える必要があるケースが多いかと思います。これって、細かい所は主治医にも分からない訳だし、結局は、自分で自覚して改善するしかないですね。)
 
http://www.mibyou.gr.jp/mibyotowa.htm

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意識改革・・・

2009-10-16 09:03:26 | Weblog
 医師になるには、大学6年間卒業後に、研修医を終え、その後、専門科目を決めてしばらく修練し、その後、医師として一人立ちするって感じになることが多いと思われる。歯学部や薬学部や獣医学科も、6年制で、大変で、歯学部卒業した人や獣医学科を卒業した人に尋ねても、卒業直後は、(未熟で)何も出来ない感じだと言われていた。
 アメリカでは、医学部と法学部は、大学を卒業して、大学院って感じで行く。アメリカの医師や弁護士(政治家)には、元スポーツ選手や俳優何てのも、珍しくもない。
 日本の場合は、まだ、そこまで行っていない。医学部では、社会人が次第に多くなっている感じだ。が、やはり主体は、高校卒業後(その後浪人を含めて)となっている。それも、受験勉強をしっかりしないと受からない。
 理想的には、アメリカの様に、一度大学を卒業した人が、モチベーションを高くして医学部に入学するのがいいと思っているのだが。
 教員の場合も、ずっと6年間教育学部と言うよりも、大学を卒業してから、やはり高い志を持って更に大学院って感じで進学したらいいと思う(医学部の様に、4年間も必要ないとは思いますけど・・・)。
 (私が受け持っている)看護専門学校では、高校卒の人に混じって、元准看護師、元調理師、元社会人、元大学生って感じの人が多くなっている(子どものいる人も数人いますが)。特に、今年は多い。(で、質問も活発で、統計学を教えながら、オロオロって感じで生徒の質問に何とか答えていますが・・・?!)モチベーションがはっきりしているそんな人は、クラスの雰囲気を(いい方向に)変え、とても真面目で、それなりに成績もいい。
 文部科学省の政務三役は、教員養成において、大学の学部4年間だけでなく大学院の2年間も必修とし、修士号を免許取得の条件とする「教員養成課程6年制」を導入する方向で検討を始めている。又、現在の2~4週間の教育実習についても1年間に延ばす方針。
 私の考えでは、いろんな経歴の教師がいた方がいいのではと思っている。世の中に出ると、いろんな人がいる訳だし、スポーツ選手や芸術家や政治家などが時々子ども相手に教えるスタイルをもっと一般化してはどうかなあと思っている。
 ある教師(一般の人で、臨時で英語を小学校に行って教えている)が小学校に行っての教師の感想を以下の如くに言っていましたが・・・。
 「先生で、生徒がガラッと変わっている。前の先生がちゃんとしていると、次にそれを引き継いで受け持った時、授業がし易い。こんなに先生で違うのかと思う。臨時の先生で、とても立派な先生がいて、何でこの先生がずっと臨時なのって思うこと多い。反対に、臨時でない先生なのに、ちょっとどうしてって感じの先生もいる。あまり差がない感じで、兎に角、親が先生だったと言う人が多い。先生の影響を受けて、生徒が確実に変わっている。私の場合は、英語だけだけど、他の教科でも同じと思いますよ・・・?!」
 今朝のNHKで、野村監督(今年は、2位と大躍進!)の極意が紹介されていた。「監督の責任は、選手の意識を変えさせること。考える野球をさせる。選手自身に考えさせ、選手自身に結論を出させる。」と言われていましたが。
 「ぼやき」は、理想と現実の間を埋めるモノ・・・あのいつもの試合後の楽しい「ぼやき」の中に、野村監督の哲学が凝集されていたのだ。


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立 場・・・

2009-10-15 08:48:00 | Weblog
 前原大臣が、相談もなしに決めてしまう感じになって、ダム関係者も、空港関係者も、憤っている。
 自民党政権だった頃は、陳情や交渉が前もってあって、その後に決まることが多かっただろうし、一度決まると、当初の予算以上にお金が掛かっても、決行って感じになっていただろう。
 その結果、どうなったのか。赤字国債がどんどん増えて、国が大きな借金をしてしまった。子ども達に、大きなツケを残すことになってしまっているのだ。
 四国と中国を結ぶ橋が1つの予定が3つも出来たり、北海道に行くと、ある所では、すごく立派な道路があり、昼間でも(過疎化になった影響もあると思われるが)対向車が殆どなく、アチコチに、クマに注意の看板がある。これって、選挙のしがらみで出来たもの?そんな感じで、今まで、客観的にあまり吟味しない感じで、莫大なお金がアチコチで使われてきた。これって、殆どは、国民が汗水流した税金ではないのか。
 それぞれの立場は、それなりに充分に理解できる。各知事の言い分も解る(その前に、自分の地域に無駄がないかも、徹底的に調査して欲しいモノです)。しかし、国の立場から見ると、それは出来ないのだ。前原大臣が今実践している様な、全体を見渡しての判断がなされてこなかったのだ。
 物事には、優先順位がある。教育や医療に、もっともっとお金を掛けて下さい。何よりも命が大切です。子どもは国の宝です。
 前原大臣、穏やかな口調でよく頑張られていると思います。(拍手)

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広島・長崎でオリンピック開催

2009-10-14 08:50:30 | Weblog
 広島市・長崎市共同で、2020年、日本でオリンピックが開催される様に関係者が動いている。(素晴らしいことだと思います。拍手!)
 核廃絶の動きが今、大きく動き出そうとしている。アメリカ大統領オバマ氏にノーベル平和賞が授与された(そう言えば、非核三原則を唱えていた佐藤栄作氏にも、ノーベル平和賞が授与されていたなあ・・・)。
 世界で初めてアメリカにより日本に核が落とされた。広島と長崎で。そこを訪れ、そこでの被爆を展示したものを見ると、核が如何に非人間的かを少なからず認識できる。11月に来日されるオバマ氏には、是非、広島・長崎を訪れて欲しいと思う。
 そして、今、広島市・長崎市が共同開催して、オリンピック開催をとの動きがある。是非、是非、大きなうねりとなって実現してもらいたいと思います。
 昨日も、核を処理することで、原子炉を扱っている所の苦難が紹介されていた。使わない核を造って、又、壊すのに難儀している核保有国。今、北朝鮮が柔軟な態度に出ようとしている。中国も、それに積極的だ。民主党が掲げる「東アジア共同体」、どんどん進めて欲しいと思います。
 (イスラム圏で好意的に思われている)日本の役割は大きいと思います。時は今だと思います。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/categories/261

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