日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

為になるかも知れない本(その18)

2007-03-04 07:57:19 | Weblog
 朝日新聞の投書の欄に記載された内容(原文のまま)

 「勉強だけの生活」

 福岡県(中学生 14歳)
 私は先日、テレビでラ・サール中学の生徒たちの生活を紹介した番組を見てとても驚いた。朝5時半から夜11時まで勉強、勉強、勉強・・・・・。うつろな目。その目には次のテストのことしか写っていない。「いま一番の目標は」と聞くと、ある生徒は「なんといっても次のテストでいい点をとること」といっていた。また「一番うれしいことは」と聞くと「みんなが解けない難問を自分だけ解けた時」といっていた。
 彼らの生活は勉強一色だ。テレビもストーブもない冷たい部屋で食べ物だけが与えられ勉強している彼らは、いったい何が目標で勉強しているのだろう。本来、学校は人間性のある豊かな子供を育てる場なのだ。趣味もないかたよった人間を育てて誇らしげにしている親たち。
 いった東大やその他有名大学に行って何をやり遂げたいんだろうか。今の社会は勉強ができる子はいい子、できない子は悪い子、ときめこんでいる。これでは個人の個性を伸ばし可能性を引き出すことは無理な話だ。半端な人間が育てられている事実を、もっと大人たちは真剣に考えてほしい。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本語を理解する為に(その... | トップ | 日本語を理解する為に(その... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事