日本の心・さいき

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為になるかも知れない本(その87)

2007-05-15 06:11:51 | Weblog
(その中の一部)・・・「長い人生だから、浪人1年や2年くらいはいい」と言う人がいます。しかし、浪人した人で、大学卒業前に「浪人して良かった」と言う人はいません。その1、2年間、本当の勉強が大学で出来たらどんなにいいでしょうか。予備校とは、大学に入る為の学校です。初志貫徹出来なかった人、浪人ズレをした人、首尾良く難関を突破しても疲れ切って大学で意欲が出てこない人がなど、沢山見てきています。18歳の1年間は、18分の1、54歳の1年間は、54分の1、その重みは、54歳の時の3倍あると思います。どんな境遇にあっても、その人の心掛けが一番大切なことは分かり切ったことですが、母校の先生に、「大学に入学してから本当の勉強を一生懸命にして欲しい」と言う人がどうしていないのでしょうか。○○のクラスの1番は、東大理1を受験し、落ちた為に、東京外国語大学に入学しました。理系から文系に簡単に変わっています。2番の人は、東大理1と駿河台の予備校にしか、願書を出しませんでした。しかし、落ちて、翌年東大を受けるつもりが、東大入試中止の年で、東工大に入学しました。3番の人は、二期校の医学部に現役合格したのですが、又九大医を受ける為に予備校通いをし、その後、又受けることなく、留年し、医師国家試験にも失敗しました。何がどうおかしいのか、はっきり言えませんが、やはりおかしなことになっているのではないでしょうか。受験前に、多くの人が誤った価値観を持っていて、大学卒業前に、そのおかしさにやっと気が付く感じです(気が付かない人もまだいますが)。しかし、多くの卒業前の大学生は、その事に関してあまり言いません。私は、2浪の時に、修猷学館で、修猷館高校の現役の先生から教わり、修猷館卒業生と、机を同じにしました。そこの生徒の素晴らしい高校生活を知って、度肝を抜かれました。又、ラ・サ一ルの生徒で、学生運動に走る人が少ないことにも、気が付きました。彼らは、ラ・サ一ルで教わった先生を異常と思える程、尊敬しています。北風と太陽、長い人生から見ると、太陽式高校生活が正攻法だと思います。・・・・


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