日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

暇つぶしの話(その7)

2017-02-13 11:23:36 | Weblog
 再び、海外旅行での私の経験からですが・・・「子をもって知る親の恩」って言葉がありますが、私の場合、「海外に行ってやっと知る日本の姿」でしょうか・・・?!

1)チップの問題。
 海外で悩むのは、チップの問題ですね。5%~10%と言われても、具体的には、どのくらい上げればいいのか、迷いますね。
 降りる時に、タクシーの運転手さんから、小銭がないと言われて、1割以上のチップを払うことになったりして・・・。
 海外で、運転手さんに、「ありがとう」と言うと、釣銭はいりませんの意味に受け取られますから、注意しましょう。

2)宗教の問題。
 海外に行くと、宗教色が強いことに驚かされます。何せ、日本は、神道と仏教があっても、矛盾を感じない不思議な国ですから。
 イスラムの国に行くと、朝早く、(メチャ大きな音で)礼拝の時間を知らせていますし(コーランの内容じゃないです!)、欧米に行くと、日曜に協会に行くのが普通になっていますね。

3)大半が、日本語しか話せない日本人。
 アメリカに行っても、フランスに行っても、イタリアに行っても、顔形、それに価値観の相違、いろんな人がいますが、日本の場合、99%の人が、日本語を話しています。
 先進国なのに、長く英語を教わっているはずなのに、英語が上手く通じません。韓国の人や中国の人が旅行で来ても、日本人で、韓国語や中国語で応対出来る人、極めて稀です。

4)水が美味しい。
 ちょっとしたレストランに行くと、日本の場合、まず、水が出ます。水は、もちろん無料で、温かいお茶にしても、無料ですね。お金を取られた話なんて、日本で聞いたことありません。
 しかし、海外では、水にも当然、お金を払います。アラブの世界では、オイルよりも水の方が高くなっていますよ。
 日本では、家庭で車を洗う水と食卓で飲む水、同じですね。日本では、そんな事、当たり前ですが、海外では、ないことです。

5)観光客料金。
 東南アジアに行くと、「観光客料金」と言うのがあります。観光客には、高く、地元の人には、安くなっているのです。日本人がこれを知ると、「エッ!」と思いますが、現地では、これ、当たり前なのです。
 ボラレタと思わず、現地では、こんなものだと思えばいいかも知れません。値段が書かれてなくて、交渉で決まるケースも、多いので、相場を前もって知っておく必要がありますね。

6)サービス。
 日本では、「お客様は神様です」って感じで、お客様を大切にしています。質問や苦情などに、丁寧に応対しています。
 海外では、買い手と売り手、対等ですね。そっけなく対応してきます。ステイタスのカードを見せると、急に態度が変わったりもします。

7)子どもの安全。
 アメリカでは、眠っている小さな子どもを家に置いて買い物をすると、逮捕されます。ランドセルを背負った日本の女児が、駅で、電車を待っている間、独りで本を読んでいる姿に、世界が驚嘆していますが・・・?!
 兎に角、子どもだけで学校に通っているケース何て、海外では、危なくて、まず、ないことなのです。

8)祭
 日本では、(地域力を維持することに寄与していると思われる)「祭」が、全国くまなく、いろんな形で、存在しています。
 永く滞在している韓国の人から言われました、「この日本の祭りが、最も日本らしい姿ですね!」と。
 (子どもから大人まで、更には、魂までも一緒になれる)盆踊り、次第に下火になりつつありますが、ここで再び、若者を中心にして、昔の姿に戻って欲しいです。

*写真では、お茶会(子ども茶会)で、次女と長男が、お点前をしています。





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