日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

パリの救急医療の実態・・・

2010-05-11 06:19:52 | Weblog
 人口300万のフランスのパリの救急医療の実情がテレビで放映されていた。
 医師は、「SAMU」と「SOSmedicin」と「専門医」と「かかりつけ医」の4構造から成り、救急に関しては、「SAMU」と「SOSmedicin」と「かかりつけ医」の3つが上手く機能分化している。そして、常に中心になって動いているのは、医師である。
 まず、救急に関しては、「SAMU]に連絡される(パリでは、全てこの1カ所に連絡あり)。そこでは、医師が常在し、訓練されたスタッフにより、救急車が必要かどうかトリアージされる。電話での応対で、9割が、救急車が必要でないと判断される。救急車が必要な場合は、医師が同乗して行き、現場到着時点から、同乗した医師により適切な医療がなされる。救急車は、15台あるも、充分に間に合っており、送り先のベッドの不足もない。
 「SOSmedicin(メデゥサン)」は、民間機関が、24時間往診可能なサービスを提供する。
 「かかりつけ医」制度があり、急がない場合は、まず、かかりつけ医にかかることになる。不在でも、代わりの機関を受診すれば、それまでの経過が分かる様にオンライン化されている。
 フランスでは、混合診療は、可能である。国により、科による医師の多い少ないの偏在はないことになっている。又、保険制度は、7割の公的保険と3割の共済保険になっているが、一時払っても、最終的には、その多くは、医療費が戻ってきて、要らないことになっている。(国民が年間払う保険の医療費は、日本よりも多くなってはいるが・・・、又、医師過剰、医師の就職難など、新たな問題もあり、往診にナースが付き添うことは、まずない様だが・・・?!)
 日本も、このフランスの医療制度を手本にするといいのでは・・・?!
 5月6日、天草を出る時、「しばらく不在にするので・・・」とガス屋さんに電話すると、5分も経たなかったと思うが、直ぐに来てくれて、処理してくれた。実に早い対応だった。アチコチの救急医療も、こんな感じだといいのだろが・・・。

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ムササビ・・・

2010-05-11 00:05:33 | Weblog
 ムササビをちょうど10年間育てた人から、今回、佐伯に帰って聞いた話・・・
 ムササビは、林野庁から、保護の目的で許可があれば、育てられるとのことらしい・・・?!
 伐採で、巣の中のムササビのヒナが、親と離れ離れになり、親がもう来ない感じの状態で、保護したそうな。
 まだ、目も見えない状態で、バナナを主に育てたそうな(リンゴでも可とか?)。夕方、1回だけ、バナナ1本を上げるだけで、いいとか。便は、キャビアみたいなのを1日1回し、尿は、1日2回程していたとのこと。
 ムササビは、夜行性で、夜になると、動きまわるが、昼はじっとして寝ているとのこと。
 ムササビのヒナは、次第に大きくなり、育ての人間を親と思ってしまった様で、その飼い主の手をペロペロと舐め、その人以外は、警戒して近づこうとしなかったとのこと(警戒心が強い)。
 10年間、人間の飼い主に育てられたそのムササビ、病気らしい病気もせず、ずっと元気だったが、急に元気がなくなり、元気がなくなってしまったその日、胸に抱いて一緒に寝ていると、深呼吸を3回して、飼い主の胸の中で、そのまま永眠したとのこと。
 ムササビは、リスに似ている感じで、飛ぶ姿は、正に、バットマンって感じで、かっこよく、又、とても可愛いかったとのこと。
 佐伯市の城山には、20程、穴が開いた木に、ムササビが住んでいるとのことで、夏の暑い時には、(涼しくする為に)尾を巣から出していることもあるとのこと。(城山に登る時には、今から、よーく、注意して見ようかな・・・!)

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