日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

沖縄での最後の夜

2010-03-10 09:53:32 | Weblog
 3月9日(火)、沖縄最後の夜、雨が小降りになった。又、「国際通り」に出た。で、三線ライブのある店へ行った。そこで、ゴーヤチャンプルなどを食べた後、20:00過ぎからの演奏を聞いた。
 母親とその息子さんと娘さんと、その子どもの友達(女性)の4人での演奏があった。
 カスタネットの演奏に、家内が演奏後に挑戦させてもらっていた。これ、正式には、「三枚」と書いて、「サンバ」と言うそうな。上手になるには、それなりに、練習が必要そうだ。演奏終了後、家内も教わって挑戦していたが。
 4人の歌も母親の太鼓もそれなりに良かったが、何といっても、最後の方の演奏が素晴らしかった。昨日と同じく、感動感動。母親の太鼓に合わせてのイケメンの男性の三線でのベンチャーズの曲での演奏(ソロ)が素晴らしかった(津軽三味線って感じで、超スピードで演奏)。
 最後には、又、昨日と同じく、手を横に振って皆が踊った。回りを見ると、他の人の多くが、手だけで、腰が振れていない。自分の場合は、腰も手もよく振れているかな(?)かな(これも、太極拳をしていた賜物かな?!)。
 演奏後に、その三線演奏の上手な男性に尋ねると、・・・三線の上手な弾き手は、神奈川県に世界一って感じの人がいるとのことで、その人が自分の先生とのこと。でも、この男性、沖縄県の那覇市では、この人がトップって感じだった。何せ、ベンチャーズのあの速い曲を三線で弾く訳だから。先々メロディーで長くベンチャーズの曲を演奏したいと言われた。(素晴らしい!その時、又、是非聴きたいです!)
 18歳の男性の太鼓と言い、20歳の男性の三線と言い、今回の沖縄旅行、この2つが一番の思い出となりそうだなあ。家内も私も、お腹も頭も、満足しました。
 ところで、三線(さんせん)の日って言うのが沖縄には合って、それが、3月4日とのこと。又、アチコチにあるシーサーの日は、4月3日とのこと。シーサー、口を閉じているのが雄とのことで、魔除けの意味があり、口を閉じているのは、そこから入って来ない様にとの意味らしい。
*踊っている家内。

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雨の沖縄

2010-03-10 09:35:20 | Weblog
 3月9日(火)、雨が一日中、降っていた。
 「ゆいレール」で、「おもろまち」駅まで行き、そこから「沖縄県立博物館・美術館」に行った。ここでは、よく見ていけば、まる1日かけても終わらない量だった。そんな中で、「サンゴ」に付いて、詳しく知ることが出来た。
 2月5日~3月14日まで、そこで、たまたま「造礁サンゴ」の展示があっていた。
 サンゴは、海の森って感じだ。沖縄に多くの種類のサンゴが生息することは、極めて例外なことだと言うことを初めて知った。
 サンゴ礁があると、そこに、魚だけでなく、実にいろんな生き物が生息して来る。いろんな連鎖が出来、規模がどんどん大きなって行く。地上の森と同じで、生態系から見ると、極めて理想的な姿なのだ。生き物だと、大きくて強いゾウさんって感じかなあ。人間はその点、困った破壊者だなあ、・・・?!
 サンゴ礁は温かい所でしか生息出来ない。初めに陸地(島)がないと生息できない。大きな大陸では、東側しか出来ない。島の辺縁にまずサンゴ礁が出来、島が沈んでも、サンゴ礁は残る。
 黒潮なる存在が実に大きい。沖縄では、高い北緯にあるのに、いろんな種類のサンゴが生息する要因で大きいのは、この黒潮の存在だ。
 実際に生きたいろんなサンゴを見て、人の愚かな行為に付いて考えない訳にはいかなかった。
 大型リゾートなどの建設ラッシュで自然破壊がどんどん進み、皮肉なことに、今では、自然が保たれているのは、米軍基地内だけって感じになっているとか。
 沖縄県立博物館・美術館に長くいた後、再び「ゆいレール」に乗って帰った。で、県庁前の「パレットくもじ」にある「那覇市歴史博物館」に行った。そこでは、「1950年代の沖縄」と題して、たまたま、3月5日~5月12日まで、写真展が開催されていた。
 その写真の中で、「笑顔いっぱいの子ども達」と題しての沖縄の子ども達の写真があった。自分の時も、皆、貧乏だったが、子ども達、夢一杯で、毎日、外で元気良く遊んでいたなあ。(自分が生まれたのは、1949年)
 50年代と言えば、朝鮮戦争が1950年で、その後、その中頃に自民党が合併して出来、その後、日米安全保障条約締結の動きがあっていた時代だ。
 そんな政治のことよりも、自分にとっては、父から、「今、ソ連の人工衛星が地球の周りを回っている」と言う話をしてもらっていて、それにとても興味を抱いていたのを思い出す。それに、1559年には、今の天皇皇后陛下の結婚式があったなあ。
 雨の沖縄、展示物を見ながら、いろんなことが次から次へと思い出されてきた。

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