日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

勤務医12人に1人が鬱の続き・・・

2009-09-08 15:42:20 | Weblog
 日本医師会の「勤務医の12人に1人が鬱」の発表には、アンケートに応じた医師が半分もいなかった。アンケートする元気もないんだろうとか、もっと多いと思っていたとか、その数字は、前から予想されていたもので当然って感じの意見が(医師のみの掲示板では)少なからずある。
 日医委員会が、その防止策として、以下の提案をしている。
◆医師が元気に働くための七か条
1. 睡眠時間を充分確保しよう
2. 週に1日は休日をとろう
3. 頑張りすぎないようにしよう
4. 「うつ」は他人事ではありません
5. 体調が悪ければためらわず受診しよう
6. ストレスを健康的に発散しよう
7. 自分、そして家族やパートナーを大切にしよう
◆勤務医の健康を守る病院七か条
1. 医師の休息が、医師のためにも患者のためにも大事と考える病院
2. 挨拶や「ありがとう」などと笑顔で声をかけあえる病院
3. 暴力や不当なクレームを予防したり、組織として対応する病院
4. 医療過誤に組織として対応する病院
5. 診療に専念できるように配慮してくれる病院
6. 子育て・介護をしながらの仕事を応援してくれる病院
7. より快適な職場になるような工夫をしてくれる病院

 そうだよな、医師も人間、病気にもなります。心の病気にも当然なりますよ。生身の人間ですから。
 上に立つ人に強い改革の意欲がないと、変えるの難しいと思います。自分が医師に成り立ての頃も、多くの医師が訴訟で悩んでいました。救急医療の問題も、山積していました。ずーっと、底辺でどうかしないととの声は上がっていたのに、上に届いてないし、届いても無視され続けてきたのです。
 パイロットは、8時間以上の勤務は、法律で禁止されているとか聞きます。一睡も出来なかった当直のドクターが、当直明けにそのまま手術室で手術しています。そんなこと当たり前ですが、これはやはり異常です。はっきり異常なのです。
 新しい政権では、現場の声を無視することなく、改革されんことを祈っています。


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再建するには・・・

2009-09-08 09:19:18 | Weblog
 再建するには、どうしたらいいのか?
 今朝、石破茂農林水産大臣が、民放のテレビに出演していて、自民党の再建について、「私欲を捨てる」「温情主義を捨てる」との2点が必要だと強調していた。「昔の自民党ではそれで良かったのだが、今は通用しない。民主党は、実力主義で来て勝利した。温情主義は容赦なく、切り捨ててきた。だから勝てた。」何て感じで言われていた。
 その点、長く第1党で続いてきた自民党では、何期かすれば順番に大臣になれるって感じできていた。クルクル大臣が代わる(総理も)。これでは、官僚から相手にされないのも当然だ。
 政治家は法案を作り、官僚をそれを忠実に実行する、この原則が崩れていたのだ。菅&長妻の強力体制、今の所、充分に期待できそうな気がするけど。
 (アメリカの国債をガッポリ買っている日本だが)多額の借金を抱えている日本、子ども手当や高速道路の無料化などで、それなりにもっとお金も要るだろうが、無駄をどんどんなくして、温情主義の天下りもなくして、出来れば、公務員の人員整理や給料もカットして行けば、それなりに出来るかも知れないかな(取り敢えず、国会議員の数を減らしましょう)。
 もし、マニフェスト通りに出来なくても、ごまかさずに正直にその理由を説明して、消費税を上げるなりして、次の選挙で民意を問えばいいと思う。
 今のままの(若返りのない)自民党体制だと、しばらくは、2党体制でなく、一党独裁になりそうだなあ。
 身近な問題、・・・医学教育は文部科学省なのに、国家試験からは、厚生労働省が主体となっている。一元化できないのか。保育園と幼稚園も、どうして一元化できないのかなあ。

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