このところ忙しくて、完走記を書く時間がないので
とりあえず、ご報告だけ、できるだけ簡潔に。
5月4日午前7:00スタートで、
34時間45〜50分くらいの記録でゴールしました。
去年より2時間多くかかりました。
スタートからろくに走れず、
稲佐山の麓までなごやんさんが自転車で並走してくれてたけど、
1キロと走り通すことができず、
歩きと走りを交えての進行となりました。
それでも無理をしながらなんとか走るうちに
痛みが徐々に増幅していき、
走りの割合が減ってきました。
右足を前に出すのがたいへんで
だんだんにまたあの「オクラホマミキサー」の
ステップのような走りかたしかできなくなりました。
30歩走り続けるのがせいいっぱいの状態でした。
ああ、どうしていつもいつもこうでなくちゃいけないんだ、
わたしはなんで走れないんだ、と悲しくて泣きました。
それから、だんだんに腹が立ってきて、
かなり状態が悪化してきた130キロ手前の
日見へのくだりでは、腹立ち紛れに
もはや激痛といってもいいくらいの痛みを無視して
くだりをがんがん走ってみました。
走れたけど、尋常じゃない。
続けてたら、このまま走れないからだになりそうでした。
でも、日見までは走ってやる!と思い、
歩きを交えながらも「ちくしょう!ちくしょう!」と言いながら走りました。
その後、矢上大橋をすぎてしばらくしたあたりで
この無理な走りは、かなり危険なことなんじゃないかと感じだし、
歩き中心にすることにしました。
痛み止めを飲んでも、去年のように復活できず、
ラストの約30キロは走ることができず、
長い長い旅になりました。
しかももう足がときどき力がぬけてがくがくするようになっていて
ゆっくり歩かないと、ゴールまで持たないようでした。
さらに進みが遅くなり、忍耐が必要になってきました。
でも、こんな状態では、せめて完走しないと
なにも喜びがないじゃないか!と思ったので、
ひたすら関門を通過できることを祈りつつ
のろのろと進み、なんとか最終関門を通過でき、
ゴールまで進める権利を得ました。
あまりに進まない状態に、何度も泣きました。
でも、進んでいればゴールに届くのだからと進み続けました。
ゴールがみえてきたときは、ほんとうにうれしかったです。
Y中さんが迎えにきてくれてうれしかったです。
ゴールしたら、みんなが喜んでくれて万歳してくれて
感謝の気持ちでいっぱいになったのと、それまでの辛さがこみあげてきて
涙が出てきました。
辛かった〜(;ω;)
これまででいちばん辛い思いをした気がします。
でも、ゴールまでたどりつけてほんとうによかったです。ほっとしました。
スタッフのみなさんはもちろん、応援してくださったみなさん、
それに途中一緒に走ってくださったり、
声をかけてくださった多くのランナーのみなさんから
力をいただけました。
ありがとうございました。
感謝です。
ほんとにほんとにありがとうございました。
すごく辛かったけど、また素敵な時間を持つことができたと思います。
こんな体験、めったにできることじゃない。
まして、こんなからだの人間が。
参加してよかったなあと思います。
たくさん、いろんなことがありましたが、
それはまた落ち着いてから、完走記に書きます。