まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『シグナル』2話まで

2016-11-15 19:03:30 | 韓国ドラマのエトセトラ

                     

シグナル OST (2CD) (tvN TVドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
CJ E&M

レビュー一覧は、こちらから。

 

捕まった看護師ユン・スアは、自白しません。

時効が迫っているとカレンダーに印までつけて待っていたわけですから、今ここで白状するなんて考えられなかったでしょう。

チャ刑事は、尋問でスアを揺さぶりました。

最初は余裕綽々だったのですが、次第に落ち着きが無くなって行くスア。

動揺を推し隠そうとしているのが見えました。

あとひと押し・・・とへヨンたちは見守っていました。

でもね、証拠は無い・・・とスアは確信したのです。だから自分に自白させようとしている・・・と。

切羽詰まったへヨンが、証拠が上がったと嘘をついてまで自白させようとしたのですが、結局スアは自白自白しませんでした。

時効が来てしまったのです。

 

意気揚々と取調室を出て行くスア。

勝ち誇ったような歩き方です。

皆悔しさをにじませていました。外で待っていたユンジョン母も、何事?・・・と事の成り行きが理解できない様な表情でした。

 

その時、鑑識から結果が届きました。

やはりスアが犯人だったのです。

でも、一足遅かった・・・。

そこに、もう一つ証拠が出て来たのです。

ソ・ヒョンジュンが利用した駐車券です。何と、その日付は7月30日。

つまり、ユンジョンの時効が成り立った翌日がソ・ヒョンジュンの死亡日時だったのです。

まだヒョンジュンの事件の時効には1日あったのです。スア、ソ・ヒョンジュン殺害容疑でその場で逮捕されました。

でも、ユンジョンの事件については、罪を問う事はできなくなったのです。

こんな不条理な事・・・。

ユンジョン母は泣き叫びました。

 

この事が切っ掛けになって、凶悪犯罪に対する時効を廃止すべきだという声が挙がって来ました。

そして、刑事訴訟法が改正され、殺人、放火、誘拐などの凶悪犯罪に対する時効が廃止されました。

それと同時に、未解決事件を専門に捜査するチームが作られました。

でもね、それは窓際と言ってもよいチームでしてね。未解決事件というのは、警察の不手際の所為ということもあって、同僚のミスを暴く事につながるわけですからね。皆、行きたくありませんわな。

今回の一件で、結局キム局長をはじめとした警察のミスを明るみに出してしまったってことで、チャ刑事たちがその部署に追いやられることになってしまったのです。まぁ、体の好いお仕置きってことですわ。

メンバーは、チャ刑事とキム刑事、そして鑑識からチョン・ホンギ。へヨンも勿論一員です。

そして彼らを統率するのはアン係長でした。

キム局長など、世論が収まれば自然消滅させようと考えていますよ。

 

へヨンに、またイ・ジェハンから無線が来ました。

ジェハンのお陰でユンジョン事件が解決したと、感謝するへヨン。

でも、不思議なのは、ソ・ヒョンジュンの遺体の場所を何故ジェハンが知っていたのかということ。

矢継ぎ早に質問するへヨンですが、ジェハンからの応答はなかなかありません。

2000年8月にいるジェハン。彼は負傷していました。何者かに殴られた傷が後頭部にあります。そして腹部にも血が・・・。

苦しい息遣いのジェハンが言いました。

「これが最後の通信かもしれません。でも終わりじゃない。無線はまたつながる。その時は、あなたが説得するんです。1989年のイ・ジェハンを。過去は変えられます。諦めないでください。」

何の話かわかりません・・・とへヨン。

その時、銃声が

そして無線は切れたのです。

 

チャ刑事たち「長期未解決事件専門チーム」に課せられた最初の事件は“京畿南部連続殺人事件”。韓国でもっとも代表的な未解決事件でした。

1987年12月を皮切りに、その後3年間に被害者は10人の女性。

殺害方法と独特なロープの結び方から、同一犯と思われています。警官1000人を動員しての捜査となりましたが、犯人の影すらつかめなかったのです。

26年も前の事件、まともな捜査資料も残っていない上に、捜査員は4人だけ。

「不可能です。」

と、チャ刑事は抗議しました。

そこに、やってきたのが、へヨン。

「面白そうだ。やりがいがある。」

と、来ましたよ。またもメンバーの反感を買う事に。

 

へヨンは、ジェハンについて調べていました。

でも、全然手掛かりはつかめていません。

 

チャ刑事はジェハンのことを想っていたようです。

先輩と言う感情より、恋愛感情の方が強かったようです。

ジェハンの父とも懇意にしています。ジェハン父は、もう忘れなさい・・・とチャ刑事に言いました。15年なんだから・・・と。

ジェハンが刑事になって最初に担当したのが、『京畿南部連続殺人事件』だったのです。

 

へヨンの無線機が、またつながりました。

呼びかけてみました。

出たのは、イ・ジェハンですが、2000年ではなく、1989年のジェハン。丁度、『京畿南部連続殺人事件』で7番目の被害者の捜索を行ってる現場でした。

よって、この時のジェハンは、へヨンの事を知りません。

いったい何の用事で警部補が自分に?・・・ですよ。

で、勿論、まだジェハンが過去の人と知らないへヨンは、その被害者が発見された場所を口走るんです。そんな事も知らないのかと。

お互い、混乱したまま、無線が切れました。

 

1989年のジェハンは、へヨンが被害者の発見場所を知ってる事に驚きました。

で、事件の担当警察にへヨンを訪ねて行くのです。

ところが、勿論、へヨンなんて警官は、居る筈ありません。キツネにつままれたような表情のジェハンでした。

へヨンは、8番目の被害者の発見場所についても口走っていました。

だから、気になったジェハンが言われた場所に行くと、なんと、同じように被害者が

でも、違う事が一つ。

被害者は死んでいなかったのです。まだ生きていました。ジェハンが早く来たからでしょうか。

 

この時、ジェハンは想う人がいました。

その女性ウォンギョンを守るために、毎日家までついて行っていました。

決して傍に並んで歩くのではなく、後ろからそっと見守るだけです。気づかれてるとも知らずに・・・。

 

へヨンたちチームは事件の詳細を念入りに調べ直していました。

チャ刑事は、へヨンに事件の7番目と8番目の被害者の写真を渡しました。資料の一つとして・・・ですよね。あれは、ジェハンが撮った写真なのかしら?

 

へヨンは、その写真を見ているうちに、なんだか見え方が変わって来る事に気が付きました。自分の目がオカシイのか?・・・と何度も見直しました。

そして、ホワイトボードに書きだしていた事件の概要が変わっています。

8番目の被害者は、未遂・・・となったのです。それまでは、死亡したことになっていたのかしら。

その辺がまだよく分かりません。

チャ刑事の手帳の記録も変わっています。“生存者”・・・と。

 

難解だ・・・

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『シグナル』視聴開始です

2016-11-15 13:57:12 | 韓国ドラマのエトセトラ
シグナル OST (2CD) (tvN TVドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
CJ E&M

レビュー一覧は、こちらから。

 

2000年7月、キム・ユンジョン誘拐殺人事件が起りました。

脅迫状が送り付けられ、それに付着していていた指紋から、医大生のソ・ヒョンジュンが容疑者として浮上。

でも、その報道に疑問を持った少年がいました。

ユンジョンの同級生パク・へヨン=長じてイ・ジェフンssiです。

へヨンは、ユンジョンが誘拐された時、女の人が彼女と一緒に行くのを目撃していたのです。

犯人は女の人だ・・・それを訴えに警察に行ったへヨン。

でも、警察では誰も彼の言葉に耳を傾けてくれず、無視され続けました。

結局、ユンジョンは遺体となって発見されてしまったのです。

 

容疑者ソ・ヒョンジュンの行方は分からず、未解決事件として15年を迎えようとしていました。公訴時効まであとわずかとなっていたのです。

その間、ユンジョンの母親は、毎日警察署の前に犯人逮捕を願うプラカードを掲げて立ち続けていました。

へヨンは、自分の訴えを全く取り上げてもらえず、悶々としてユンジョンの母親を見続けて来たのです。

 

へヨンはその他にも警察に対して何か思うところがあるのかな?

彼の兄が何か事件に巻き込まれてしまったような映像もありましたが、まだ詳細は分かりません。

 

捜査はキム課長の指揮の元、ソ・ヒョンジュンの行方を追っていました。

一人イ・ジェハン刑事だけは、ヒョンジュンの指紋が右手親指だけしか出ていない事、カードで女性物ばかり購入していた事等を挙げ、恋人も捜査すべきだと主張していました。

でも、キム課長はその意見を取り上げず、やるなら一人でしろと言うばかりでした。

そんな時、偶然、メモを拾いました。それはへヨンが書いたモノでした。

“犯人は女の人です”

話を聞いて貰えないから、へヨンはメモに書いて、いつも持ち歩いていたのです。タイミングを見計らって誰かに渡そうと思っていたのでしょうかね。

ジェハンとぶつかって、落としてしまったのです。それをジェハンが無意識に拾い上げて、持ってたってわけ。

 

もう一つジェハンはメモを持っていました。

“8月3日ソンイル病院”

これはどういうモノなのか、まだ不明です。

 

ジェハンはソンイル病院に行きました。既に廃院になっていて、気味の悪い建物です。

そこの裏庭にある通風口で、首つり遺体を発見しましたよ。

「パク警部補。イ・ジェハンです。あなたに聞いたソンイル病院にいます。ユンジョン事件の容疑者ソの遺体です。」

無線で伝えるイ・ジェハン。

 

へヨンは2015年の今、プロファイラーになっていました。

その能力を生かして・・・と言うか利用して、芸能人のスキャンダルを記者に流したりしてますよ。

で、女優からストーカー呼ばわりされ、訴えられてしまいました。その関係で、チャ・スヒョン刑事=キム・ヘスさんと知り合いました。

 

彼の中では、ユンジョン事件の事が忘れられない重いしこりとなっているようです。

そんなある夜、突然呼びかけられたのです、無線機で。

「パク警部補。イ・ジェハンです。」

・・・と。

遺体の親指が切られています。自殺に見せかけた他殺です・・・とジェハン。

意味が分からず、廃棄物の中にあった無線機を見つけたへヨンは、ジェハンに向かって話しかけました。

「あなたは誰ですか・どういう事ですか、ソンイル病院とは?どこです?」

それに答えてジェハンは言いました。

「あなたの情報ですよ。」

そして、何故俺にここに来るなと?ここで何が起るんですか?・・・とジェハンが言った瞬間、何者かがジェハンを殴ったーっ

そのまま切れてしまった無線機。

 

調べてもらったら、古いモノだし、第一バッテリーが切れてるんだとか。

だとしたら、あの通信は?・・・とへヨンは自分の頭がおかしくなったのかと混乱。

 

でも、気になったので、ソンイル病院を探し出し、ジェハンの言葉に従い、裏庭の通風口で、白骨死体を発見しちゃうんですね。

 

発見した経緯を、どう説明すれば良いのか分からないへヨン。

で、顔見知りになったチャ刑事に連絡。

その結果、ユンジョン事件の容疑者ソの遺体だと判明したのです。

 

親指が切られている事も判明。

様々な疑念点もあり、昔の捜査に間違いがあったとしか思えなくなってきました。

でも、体面を取り繕うため、容疑者自殺でカタをつけようとしたんですね、キム課長・・・今はキム局長は。

いくらチャ刑事が訴えても、聞き入れてもらえません。

キム局長は、警察署の前に立つユンジョン母に、容疑者自殺・・・と報告しましたよ。

 

でも、我慢できなくなったへヨンは、押し寄せた記者たちに、ソ・ヒョンジュンは犯人じゃないとばらしちゃった。

ソ・ヒョンジュンは自殺ではなく、他殺だ。真犯人が彼を殺した。僕は遺体の第一発見者だ。現場はソンイル病院。遺体は親指が切られていた。誘拐の真犯人は、ソンイル病院の元看護師で、年齢は30代半ば。身長は約165センチ。メスに慣れたオペ室の看護師だ。お前の平穏な暮らしもこれで終わりだ。証拠が出たからな。

へヨンの挑発でした。

マスコミがこぞって放送するに違いないと踏んで、真犯人を動揺させ、動かせようとしたんです。

そして犯人の周囲に居る人物からの通報も期待しました。

 

へヨンの読み通り、通報が何件か寄せられました。

でも、そのどれもが間違いでした。

そして、時効まで数時間となった時、一件の情報が。

私物をチェックし、その人物こそが真犯人・・・と断定できました。へヨンのプロファイルに全て当てはまったのです。

 

突然姿を消したその人物を、やっとのことで確保しチャ刑事が尋問を始めたのですが、すべて否認する容疑者。

実は、容疑者の私物を見た時から、気になっていたことがありました。

新作のブランド靴をそのまま残して行っていた事です。犯人は、物欲が強いと判断していたので、新作の靴を残して姿を消すなんて、考えられなかったのです。

で、捕まった容疑者が、地味な靴を履いていたと聞き、ぴんっと来たのです。

犯人にはめられた・・・と。

 

真犯人は、その容疑者とされた女性を通報した人物でした。

疑われる立場にいる自分と、ほぼ同じ条件を持ったその女性を、犯人に仕立てたのです。

そして、警察が時効が迫ってる為に焦って逮捕するだろうと踏んだのです。

「犯人は15年前も今も絶対の自信を持っている。警察をコントロールできると思っているんだ。絶対に犯人は近くにいる。翻弄される僕らを見ている筈だ。」

へヨンの言葉に、刑事たちは警察署周辺を捜索。

そして、とうとう犯人の女性看護師を捕まえたのです。

時効成立まで残すところ20分でした。

自白は必要じゃないの

 

いやいや、展開が早くて、目が離せません。

いったい何故バッテリーの切れた無線機がつながったのか。へヨンから聞いたというジェハンの言葉の意味は?

そして、どうも行方が分からなくなってるようなジェハンはどーなったの?

チャ刑事とジェハンの関係は?

謎がたっぷりです。

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「シグナル」あらすじ

2016-11-15 13:44:45 |   ★「さ」行

                                  

シグナル OST (2CD) (tvN TVドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
CJ E&M

キム・ヘスさん、イ・ジェフンssi、チョ・ジヌンssi出演のサスペンス。

「太陽の末裔」と同時期に放送され、ケーブル局の製作番組にもかかわらず、高視聴率をマークした作品。

これまた楽しみにしていた作品です。

演技力に定評のある俳優さんたちの出演ゆえ、安心して見る事ができます。

 

      1話まで   2話まで   3話まで   4話まで   5話まで   6話まで   7話まで   8話まで

      9話まで   10話まで   11話まで   12話まで   13話まで   14話まで   15話まで   16話(最終話)まで

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『W-二つの世界』2話まで

2016-11-15 11:23:28 | 韓国ドラマのエトセトラ
W (ダブル) - 二つの世界 OST (2CD) (MBC TVドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
Loen Entertainment

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨンジュは、ずーっと悩んでいました。

自分が経験した事を、どー理解すれば良いのか、実際に起ってる不可思議な漫画とかをどう説明すれば良いのか・・・。

スボンにそれらをぶつけるのですが、ヨンジュの妄想としか思えないスボンには、ウザいだけです。

“漫画の中に入った”・・・と言われてもね。別の世界、カン・チョルが生きてる世界が存在すると言われても・・・ねぇ。

 

そんな時、消えた時と同じように、突然ソンムが姿を現しました。

居なくなった理由等、一切スボンたちに説明することはありませんでした。

ヨンジュが駆け付けてきました。

事情の説明を求めようとしたヨンジュですが、ソンムは一切答えません。ヨンジュが新しいキャラクターとして登場したのも、自分が思い付いたと言いました。

当然、漫画も自分が描いたと。

でも、その様子にヨンジュはいつもとは違う雰囲気を感じ取りました。

「早く終わらせて休みたい。」

と、ソンムは言いました。本当に疲れてる様子でした。

 

勤務中、コーヒーを買いに出かけたヨンジュ。

その間も、ずーっとこの一件を考えていました。何もかも納得できないのです。父の様子も・・・。

で、スボンに父の様子を聞く為に連絡しました。

そしたら、又もソンムはカン・チョルを殺そうとしていると言うじゃありませんか。

今度は毒殺です。

担当看護師に、毒物を注射させようとしているのです。

 

ただの漫画じゃないか・・・とヨンジュは思おうとしました。

でも、自分はチョルの温かい血や鼓動を感じてしまったのです。彼女にとってはチョルは生身の人間なんですね。

このまま殺すのを黙ってみていることはできませんでした。

ヨンジュは慌てて父に電話しました。

「悪くも無いのに死ぬのは悔しすぎる。真犯人を見つけると決心したでしょ。犯人探しも復讐も出来ずに主人公が死ぬの?」

必死に訴えるヨンジュ。

「主人公が復讐出来ずに死のうと、俺の勝手だ。」

と、ソンムは受け付けません。

だったら、助けた意味がない・・・とヨンジュ。

「お前が余計なことを・・・。」

と、言いかけたソンム。

 

その言葉で、ヨンジュは分かりました。

父もまた自分がしたことを分かってる、父が描いたシーンじゃない・・・と。

「あの日初めて着た服を、そっくりそのまま描けた理由は?」

否定するソンムも、ヨンジュの追及に、答えられなくなってしまいました。

「お父さんも見たのね、生きてるカン・チョルを。」

「だから、奴の息の根を今すぐ止めねばならん。」

それは殺人よ・・・と叫んだヨンジュ。その直後、ヨンジュが又も漫画の世界に。

 

ヨンジュが立っていたのは、チョルが入院している病院の前。

漫画の背景を担当しているソンムの助手は、その背景をヨンジュが実際に努めているミョンセ病院の建物を引用していました。

だから、ミョンセ病院の名前が変わって、ソンジン病院となっていたのです。

 

それに気付いたヨンジュは、VIP病棟に急ぎました。

そして、看護師が毒物を注射しようとした瞬間、病室に飛び込んだのです。

危ういところを、今回も救う事が出来ました。

 

担当医師が来た時、どさくさに紛れて病室を出ようとしたヨンジュ。

でも、チョルが腕をとりました。

「オ・ヨンジュさんだね?」

 

逃げられませんでした。

でもね、何を聞かれても、誤魔化す事しか出来ないヨンジュ。・・・当然です。

辻褄の合わない、どー考えても怪しい答えを繰り返すヨンジュ。

チョルは勿論、ユン・ソヒも、ソ・ドユンも疑わしい表情でヨンジュを見ていました。

おまけに、彼らだけで話した内容を、ヨンジュが知ってるわけで・・・。怪しさマックスですよ。

 

二人きりで話したいんですが・・・とヨンジュ。

「私は命の恩人ですよね?だったら、ここを静かに出られるようにしてください。」

ヨンジュは頼みました。

共犯者だと疑われているから、警察で証言してもらわないと・・・とチョル。

「私が共犯者じゃないこと、分かってるでしょ?直感で。私が代表の人生の鍵なんでしょ?」

 

チョル、又も気持ちを言い当てられ、ますますヨンジュに対する興味が湧いて来たようです。

彼自身が、ソヒに言ったのです、ヨンジュは共犯者じゃなく、自分の人生の鍵だと直感で思う・・・と。

私は代表のことを良く知っています・・・とヨンジュは言いました。

ファンだもんね、カン・チョルの。

 

「正体は何?」

とチョル。

次の機会に話します、今は話せない・・・とヨンジュ。

 

そして、この時は、部下に指示してヨンジュを病院からこっそりと出したのです。

 

でも、行くあてが無いヨンジュ。

前回は30分ほどで元の現実の世界に戻った・・・と待つのですが、今回は戻れません。

おまけに、突然時計の針が猛スピードで回転し始め、気がついたら、バス停で座り込んだまま、朝を迎えていました。

そしてそこに、カン・チョルが。

 

2カ月の入院後、退院したとチョル。

この世界では2カ月が過ぎた・・・と、ヨンジュは焦りました。

既に季節も夏に変わっていました。

 

ヨンジュが、別れた時と同じ洋服のままだと気付いたチョルは、ブティックに。

夏服をプレゼントしようとしたのです。

でも、ヨンジュは心ここにあらずって感じ。どうやったら元に戻れるのか、それだけを考え続けていました。

これは連載物だ・・・と気付いたヨンジュ。

「次の回への切っ掛けが必要なのよ。エンディングにふさわしい事件が。」

 

そう思ったヨンジュは、試着室から出ると、そのまま真っ直ぐチョルの前に行き、突然ビンタ

チョルは勿論、チョルを見に集まってた客たちも従業員もあっけに取られました。

でも、“つづく”が出ない。

 

「何故?何故叩かれるのかな?どういう意味?」

怒りより疑問が湧いたチョル。

これじゃないなら、もしかして・・・これ

kissしちゃった

 

もーっと驚くチョル。

でも、その瞬間、チョルの後方に“つづく”の文字出現

 

ヨンジュは、試着室に駆け込みました。

チョルの前で消える事は出来ませんもんね。

一瞬呆然としたチョルが、試着室を覗いた時、既にヨンジュの姿は消えていました。

ヨンジュの正体、チョルは謎が深まるばかりです。

 

ヨンジュは現実の世界に戻っていました。

現実の世界では、30分ほどしか経っていませんでした。

 

そして、webでは、漫画が更新されていたのです。

ソンムは、自分が描こうとしていた原稿が消え、ヨンジュの言動がそのままアップされていくのを、見ている事しか出来ませんでした。

 

スボンやスタッフも、編集部から連絡を受け、あっけにとられました。

自分たちはまだ今作業中なのに、知らないうちにアップされているのですから。

ソンムに確認しようとしたら、ソンムもその画面を見てて・・・。だから、スボンはソンムが一人で製作しアップしたと思い込みました。

ところが、ソンムは編集部に、その原稿を削除しろと強硬に申し入れたのです。

 

でも、既に読まれてしまってて、その反響も大きいため、編集部では反対しました。

「今すぐ削除しろ

そう叫び、ソンムは電話を切りました。

そして、スボンやスタッフたちを、家に帰しました。最後は一人で全部する・・・と言って。

 

ヨンジュは父に電話しました。

自分はもう2回もカン・チョルに会った・・・と言いました。

どういうこと?・・・と。

父ソンムもそれを知っていると、知ってて隠しているとヨンジュは察していました。

「俺が描いた、俺の作品だ。つまり全てを創造したおれは神だ。神が自分の創造物をなくすのは殺人か?殺人じゃなく審判だ。奴は怪物だ。気づかぬうちに俺は怪物を作ってた。作り間違えた創造物だから審判を下す。ほっといたら俺が食い殺される。早く終えるべきだった。」

そして、続けました。

「お前は今日幻想を見た。全て忘れろ。お前は関わるな。危険だ。」

 

ソンムは作業道具を持って家を出ました。

どこかのモーテルにこもって『W』のラストを仕上げをしています。

今度は、チョルが運転中の車に真正面から大型トラックが突っ込んでくる・・・というもの。

ところが、衝突する寸前、チョルの周囲の時間が止まった

チョルだけが動いてて、周囲は全て静止。

で、チョルは必死にハンドルを切って、衝突を免れる事が出来たのです。

 

ソンムは、事故死させる筈だった画面から、チョルの車が消えて行くのを見ました。

いくら描き直そうとしても、描けません。

 

チョルが車から降り、今目の前で起った事が何なのか、確かめるように辺りを見回しました。

そのシーンが、ソンムの目の前で描かれて行きます。

そして、台詞が浮かび上がりました。

“お前・・・一体誰だ?”

チョルの言葉です。

 

初めて漫画の中からソンムに対して語りかけられたのです。

恐怖のあまり、椅子から転げ落ちたソンム。

 

ますます先の展開が気になります。

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『W-二つの世界』視聴開始

2016-11-15 09:57:11 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全ガイド夢幻の愛号 (COSMIC MOOK)
クリエーター情報なし
コスミック出版

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本日夜、本放送開始です。

それに先立って、先日あった先行放送。録画成功していましたので、昨夜、浸りきって視聴したまぎぃです

 

カン・チョル=イ・ジョンソクくんは、高校生の時、アテネ五輪の射撃の金メダルを獲得。

ルックスも良く、一躍世間の注目の的となりました。

ところがある夜、帰宅した彼の目に飛び込んで来たのは、両親、弟、妹の惨殺死体。4人とも、射殺されていたのです。

それも、彼がオリンピックで使った銃で。

勿論、彼の指紋がついています。オリンピック後、射撃を止めた事で父親との確執があったとの証言、そして当日夜彼を目撃したとの証言まで飛び出し、チョルが家族殺しの犯人として捕まってしまうのです。

 

担当検事ハン・チョルホは政界進出を狙っていて、この事件を利用して知名度を挙げようと考えていました。

だから、有名なチョルを犯人と決めつけ、強引な取り調べをしました。

チョルは、突然の事に呆然としていたこともあって、反論しようとしても、全て否定され、一切聞き入れては貰えず、ますます追い詰められて行きました。

ハン検事は、チョルに死刑を求刑。

チョルは必死に抗議し、控訴。

第二審で無期懲役。でも、最高裁で証拠不十分により無罪となるのです。

こんなに180度違う判決が出るもん

ま、その辺は、とっととスルーしましょう

 

釈放されたものの、世間の風はチョルに厳しく当たりました。

無罪判決は出たけれど、皆、彼を殺人犯だと指差したのです。

そんな彼を慰める家族ももういないわけで。チョルは廃人のような生活を送ってしまいました。

生きる気力を失ったチョルは、ある晩、漢江に飛び込んで自殺を図ろうとしました。

でもね、寸前に思いなおしたのです。

こんなことで短い自分の人生を捨てることが悔しかったのですね。

オリンピックの時の“逆転勝利”。その言葉が飛び込む瞬間、彼の脳裏に浮かんだのです。

自分の人生を取り戻し、逆転勝利に導くには、真犯人を見つけるしかない。

チョルは、死ではなく、勝負を選んだのです。

 

その後、どーいういきさつでこうなったのかは不明ですが、今ではチョルは巨大なJ&グローバル社の共同代表となり、個人資産8千億Wという財閥になっていました。

ま、これが漫画のストーリーなんですね。

 

一方、チョルが主人公で人気を博しているweb漫画「W」の作者であるオ・ソンムを父に持つオ・ヨンジュ=ハン・ヒョジュさんは、ミョンセ病院の胸部外科レジデント。

担当教授である通称“狂犬”パク教授に叱り飛ばされながらも一生懸命にやってます。

ある日、パク教授に呼び出されたヨンジュは、全く本業とは関係無い事を頼まれてしまうのです。

「W」のストーリーを父オ・ソンムから聞き出して来いというもの。真犯人を知りたくてたまらないから・・・なんてね。

パク教授もご多分にもれず、「W」の大ファンだったのです。

ヨンジュが娘だと知って、命令したってわけ。

交換条件が、先輩より先に胸の切開手術や縫合をさせてやるってこと。おいおい・・・

 

大喜びしたヨンジュは、お安いご用ってな感じで、父に連絡を取ろうとしました。

でもね、元々ソンムは娘にすらネタばれは絶対にしない頑固者。

聞き出せない可能性が高いってんで、別口を当たる事に。ソンムの弟子であるスボンに連絡したのです。

ところが、おろおろしたスボンが出て、ソンムが消えたと言うじゃありませんか。

 

前夜遅く、仕事をしているソンムにコーヒーを持って行ったら、姿が無かったのです。

その1時間ほど前に、スボンは確かにソンムの姿を見ていました。本人から、1時間後にコーヒーを・・・と言われたのですから。

他のスタッフと共に、手を尽くして捜しましたが、携帯も財布も置いたまま忽然と姿を消してしまったと言うのです。

 

事務所に駆け付けたヨンジュ。

この時はさほど深刻に事態を受け止めていなかったヨンジュです。

もしかしたら、最終回を迎える「W」の主人公チョルと別れるのが寂しかったのでは?・・・とヨンジュが言いました。

でも、スボンはそれをきっぱり否定。

なぜなら、ソンムが言っていたと言うのです。

「気味が悪いから殺したい。」

・・・と。

現に、漫画の最終回でチョルを殺すことになっていたのです。血まみれのチョルの姿がPCの画面に既に描かれていました。

 

驚くヨンジュ。

スボンやスタッフは、この展開には反対意見を持っていました。必死で止めたようです。でも、ソンムの考えは変わらなかったのです。

「カン・チョルを無残に殺すのが一生の願いだ。」

なんて言葉まで発していたようで。

 

描かれていたのは、血まみれのチョルと、彼を刺した犯人の姿。でも、犯人の顔は見えませんし、スボンも教えてもらってはいませんでした。

そこまで描いたところで、ソンムは姿を消してしまったのです。

描くのが辛かったのでは?・・・とヨンジュは言いました。

でも、それもスボンに否定されました。

「殺すと決めていたし、描きながら、先生は笑っていました。上機嫌でした。」

 

ヨンジュもスボンもソンムの気持ちが理解できませんでした。

で、ヨンジュはふと思いました。

誰かが、熱烈なファンがこの結末を聞きつけて、父を拉致したのでは?・・・なんてね。

慌てて、スボンに警察に連絡するよう指示したヨンジュでした。

 

父ソンムの机の上を調べていたヨンジュは、不気味な写真の裏に書きつけた言葉を見つけました。

“食い殺されるなら、いっそ食い殺す”

きゃぁ~っ・・・ですよ。

その瞬間、何者かの手が・・・血まみれの手がPC画面から伸びて、ヨンジュの服を掴んだーっ

 

そのまま、引きずりこまれちゃったヨンジュ。

気が付いたら、どこかのビルの屋上に横たわっていました。

そして、傍には、血みどろのチョルが。

すぐにはそれがチョルだとは思わなかったヨンジュ。勿論です。現実の世界としか思えませんからね。血みどろだし・・・。

 

とにかく助けなくては・・・と階段を駆け下り、救急車を要請するよう依頼し、自分はチョルの元に。

おろおろしながらも、医者としての使命感に燃えたヨンジュは、応急手当を施し、チョルを救ったのです。

 

そこはホテルでした。

従業員たちが駆け付け、チョルは救急車に乗せられて行きました。

その時になって、それが“カン・チョル”だと従業員たちによって確認され、事はさらに大騒動となったのです。

 

名前を聞いても、漫画の主人公と同じ名前だ・・・としか思わなかったヨンジュ。

でも、自分が何故ここに居合わせることになったのか?・・・と冷静になってみると、全く理解できない状況だと分かりました。

そして、直前に自分が父のPC画面で見たチョル死亡のシーンと同じだと言う事にも気がついたのです。

 

まさか・・・です。

理解できません。そりゃそーでしょ

 

担架で運ばれるチョルの顔をマジマジと見たヨンジュ。

漫画と同じ・・・と思ったのかも。でも信じられないわけで・・・。

その時、目の前に『つづく』の文字が。

そして、ヨンジュは現実世界に、父の作業部屋に戻ったのです。

 

今自分が見た事、経験した事が信じられないヨンジュ。

PC画面のチョルをつついてみますが、勿論、それは何の変哲も無い画面です。

 

戻って来たスボンに、混乱を訴えても、スボンだって何を寝ぼけたことを・・・です。

で、スボンが言ったのです、先生は無事だ、漫画が入稿された・・・と。

どこか出先から入稿したようで、チョルも生きているようだ・・・とね。

 

新たな漫画を見たヨンジュは驚愕の表情を浮かべました。

漫画に自分が描かれているのです。

今、自分が体験してきたエピソードがそのまま描かれているじゃありませんか。

 

漫画の中では、チョルが“オ・ヨンジュ”という第一発見者の女性を探していました。

ヨンジュが渡した名刺を元に捜したんだけど、当然それは現実社会のモノだから、‘ミョンセ病院’も存在しないし、携帯の番号もメールアドレスも架空のモノとなってしまってました。

秘書のユン・ソヒは、共犯者では?・・・と疑いを持ちました。

でも、チョルはそれは違うと言ったのです。直感だけど・・・と。

「この女が俺の人生の鍵を握ってる。」

だから、必ず探し出せ・・・と言いました。

 

webでそれを読んだヨンジュは、驚き焦ります。事情が理解できません。

パク教授なんぞ、父親が娘可愛さに漫画に登場させたと思いこみましたよ。

 

相談するのはスボンしかいません。

スボンに、必死になって昨晩の事を説明しようとするヨンジュ。名刺はその時、ホテルのマネージャーに自分が渡したモノだ・・・と。

スボンもそれを信じてるわけじゃありませんが、漫画のストーリーが変な方向に向かっているとは感じていました。

新しい登場人物“オ・ヨンジュ”に、突然重点が置かれるようになってることです。

「お父さんが描いた漫画じゃない。」

と、ヨンジュは言いました。

「勝手に物語が生まれてる。漫画が独り歩きしてる。」

 

スボンはヨンジュの言ってることが理解できません。

 

「彼が・・・カン・チョルが実在する別の世界があるのよ

 

なんて意表をついたストーリーなの

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「Wー二つの世界ー」あらすじ

2016-11-15 08:16:07 |   ★「た」行

 

W (ダブル) - 二つの世界 OST (2CD) (MBC TVドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
Loen Entertainment

イ・ジョンソクくん、ハン・ヒョジュさん主演のラブサスペンス。

いよいよ放送開始です。

まぎぃの大好きな俳優さん二人の主演とあって、ま~日本放送を今か今かと待っていました。

 

      1話まで   2話まで   3話まで   4話まで   5話まで   6話まで   7話まで   8話まで

      9話まで   10話まで   11話まで   12話まで   13話まで   14話まで   15話まで   16話(最終話)まで

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