まったり まぎぃ

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『W-二つの世界』2話まで

2016-11-15 11:23:28 | 韓国ドラマのエトセトラ
W (ダブル) - 二つの世界 OST (2CD) (MBC TVドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
Loen Entertainment

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨンジュは、ずーっと悩んでいました。

自分が経験した事を、どー理解すれば良いのか、実際に起ってる不可思議な漫画とかをどう説明すれば良いのか・・・。

スボンにそれらをぶつけるのですが、ヨンジュの妄想としか思えないスボンには、ウザいだけです。

“漫画の中に入った”・・・と言われてもね。別の世界、カン・チョルが生きてる世界が存在すると言われても・・・ねぇ。

 

そんな時、消えた時と同じように、突然ソンムが姿を現しました。

居なくなった理由等、一切スボンたちに説明することはありませんでした。

ヨンジュが駆け付けてきました。

事情の説明を求めようとしたヨンジュですが、ソンムは一切答えません。ヨンジュが新しいキャラクターとして登場したのも、自分が思い付いたと言いました。

当然、漫画も自分が描いたと。

でも、その様子にヨンジュはいつもとは違う雰囲気を感じ取りました。

「早く終わらせて休みたい。」

と、ソンムは言いました。本当に疲れてる様子でした。

 

勤務中、コーヒーを買いに出かけたヨンジュ。

その間も、ずーっとこの一件を考えていました。何もかも納得できないのです。父の様子も・・・。

で、スボンに父の様子を聞く為に連絡しました。

そしたら、又もソンムはカン・チョルを殺そうとしていると言うじゃありませんか。

今度は毒殺です。

担当看護師に、毒物を注射させようとしているのです。

 

ただの漫画じゃないか・・・とヨンジュは思おうとしました。

でも、自分はチョルの温かい血や鼓動を感じてしまったのです。彼女にとってはチョルは生身の人間なんですね。

このまま殺すのを黙ってみていることはできませんでした。

ヨンジュは慌てて父に電話しました。

「悪くも無いのに死ぬのは悔しすぎる。真犯人を見つけると決心したでしょ。犯人探しも復讐も出来ずに主人公が死ぬの?」

必死に訴えるヨンジュ。

「主人公が復讐出来ずに死のうと、俺の勝手だ。」

と、ソンムは受け付けません。

だったら、助けた意味がない・・・とヨンジュ。

「お前が余計なことを・・・。」

と、言いかけたソンム。

 

その言葉で、ヨンジュは分かりました。

父もまた自分がしたことを分かってる、父が描いたシーンじゃない・・・と。

「あの日初めて着た服を、そっくりそのまま描けた理由は?」

否定するソンムも、ヨンジュの追及に、答えられなくなってしまいました。

「お父さんも見たのね、生きてるカン・チョルを。」

「だから、奴の息の根を今すぐ止めねばならん。」

それは殺人よ・・・と叫んだヨンジュ。その直後、ヨンジュが又も漫画の世界に。

 

ヨンジュが立っていたのは、チョルが入院している病院の前。

漫画の背景を担当しているソンムの助手は、その背景をヨンジュが実際に努めているミョンセ病院の建物を引用していました。

だから、ミョンセ病院の名前が変わって、ソンジン病院となっていたのです。

 

それに気付いたヨンジュは、VIP病棟に急ぎました。

そして、看護師が毒物を注射しようとした瞬間、病室に飛び込んだのです。

危ういところを、今回も救う事が出来ました。

 

担当医師が来た時、どさくさに紛れて病室を出ようとしたヨンジュ。

でも、チョルが腕をとりました。

「オ・ヨンジュさんだね?」

 

逃げられませんでした。

でもね、何を聞かれても、誤魔化す事しか出来ないヨンジュ。・・・当然です。

辻褄の合わない、どー考えても怪しい答えを繰り返すヨンジュ。

チョルは勿論、ユン・ソヒも、ソ・ドユンも疑わしい表情でヨンジュを見ていました。

おまけに、彼らだけで話した内容を、ヨンジュが知ってるわけで・・・。怪しさマックスですよ。

 

二人きりで話したいんですが・・・とヨンジュ。

「私は命の恩人ですよね?だったら、ここを静かに出られるようにしてください。」

ヨンジュは頼みました。

共犯者だと疑われているから、警察で証言してもらわないと・・・とチョル。

「私が共犯者じゃないこと、分かってるでしょ?直感で。私が代表の人生の鍵なんでしょ?」

 

チョル、又も気持ちを言い当てられ、ますますヨンジュに対する興味が湧いて来たようです。

彼自身が、ソヒに言ったのです、ヨンジュは共犯者じゃなく、自分の人生の鍵だと直感で思う・・・と。

私は代表のことを良く知っています・・・とヨンジュは言いました。

ファンだもんね、カン・チョルの。

 

「正体は何?」

とチョル。

次の機会に話します、今は話せない・・・とヨンジュ。

 

そして、この時は、部下に指示してヨンジュを病院からこっそりと出したのです。

 

でも、行くあてが無いヨンジュ。

前回は30分ほどで元の現実の世界に戻った・・・と待つのですが、今回は戻れません。

おまけに、突然時計の針が猛スピードで回転し始め、気がついたら、バス停で座り込んだまま、朝を迎えていました。

そしてそこに、カン・チョルが。

 

2カ月の入院後、退院したとチョル。

この世界では2カ月が過ぎた・・・と、ヨンジュは焦りました。

既に季節も夏に変わっていました。

 

ヨンジュが、別れた時と同じ洋服のままだと気付いたチョルは、ブティックに。

夏服をプレゼントしようとしたのです。

でも、ヨンジュは心ここにあらずって感じ。どうやったら元に戻れるのか、それだけを考え続けていました。

これは連載物だ・・・と気付いたヨンジュ。

「次の回への切っ掛けが必要なのよ。エンディングにふさわしい事件が。」

 

そう思ったヨンジュは、試着室から出ると、そのまま真っ直ぐチョルの前に行き、突然ビンタ

チョルは勿論、チョルを見に集まってた客たちも従業員もあっけに取られました。

でも、“つづく”が出ない。

 

「何故?何故叩かれるのかな?どういう意味?」

怒りより疑問が湧いたチョル。

これじゃないなら、もしかして・・・これ

kissしちゃった

 

もーっと驚くチョル。

でも、その瞬間、チョルの後方に“つづく”の文字出現

 

ヨンジュは、試着室に駆け込みました。

チョルの前で消える事は出来ませんもんね。

一瞬呆然としたチョルが、試着室を覗いた時、既にヨンジュの姿は消えていました。

ヨンジュの正体、チョルは謎が深まるばかりです。

 

ヨンジュは現実の世界に戻っていました。

現実の世界では、30分ほどしか経っていませんでした。

 

そして、webでは、漫画が更新されていたのです。

ソンムは、自分が描こうとしていた原稿が消え、ヨンジュの言動がそのままアップされていくのを、見ている事しか出来ませんでした。

 

スボンやスタッフも、編集部から連絡を受け、あっけにとられました。

自分たちはまだ今作業中なのに、知らないうちにアップされているのですから。

ソンムに確認しようとしたら、ソンムもその画面を見てて・・・。だから、スボンはソンムが一人で製作しアップしたと思い込みました。

ところが、ソンムは編集部に、その原稿を削除しろと強硬に申し入れたのです。

 

でも、既に読まれてしまってて、その反響も大きいため、編集部では反対しました。

「今すぐ削除しろ

そう叫び、ソンムは電話を切りました。

そして、スボンやスタッフたちを、家に帰しました。最後は一人で全部する・・・と言って。

 

ヨンジュは父に電話しました。

自分はもう2回もカン・チョルに会った・・・と言いました。

どういうこと?・・・と。

父ソンムもそれを知っていると、知ってて隠しているとヨンジュは察していました。

「俺が描いた、俺の作品だ。つまり全てを創造したおれは神だ。神が自分の創造物をなくすのは殺人か?殺人じゃなく審判だ。奴は怪物だ。気づかぬうちに俺は怪物を作ってた。作り間違えた創造物だから審判を下す。ほっといたら俺が食い殺される。早く終えるべきだった。」

そして、続けました。

「お前は今日幻想を見た。全て忘れろ。お前は関わるな。危険だ。」

 

ソンムは作業道具を持って家を出ました。

どこかのモーテルにこもって『W』のラストを仕上げをしています。

今度は、チョルが運転中の車に真正面から大型トラックが突っ込んでくる・・・というもの。

ところが、衝突する寸前、チョルの周囲の時間が止まった

チョルだけが動いてて、周囲は全て静止。

で、チョルは必死にハンドルを切って、衝突を免れる事が出来たのです。

 

ソンムは、事故死させる筈だった画面から、チョルの車が消えて行くのを見ました。

いくら描き直そうとしても、描けません。

 

チョルが車から降り、今目の前で起った事が何なのか、確かめるように辺りを見回しました。

そのシーンが、ソンムの目の前で描かれて行きます。

そして、台詞が浮かび上がりました。

“お前・・・一体誰だ?”

チョルの言葉です。

 

初めて漫画の中からソンムに対して語りかけられたのです。

恐怖のあまり、椅子から転げ落ちたソンム。

 

ますます先の展開が気になります。

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