まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

「JUNG KOOK:I AM STILL」

2024-10-10 17:07:26 | 韓国映画のエトセトラ

sugaの映画を見損ねた私。

今度こそはと、意気込んで公開を待っていまして。

今日、やっと行って来ました

 

『JUNG KOOK:I AM STILL』

公式サイトは、こちら

 

映画館を出て来た私の頭の中では、これや

정국 (Jung Kook) 'Standing Next to You' Official MV (Choreography ver.)

 

これが

정국 (Jung Kook) '3D (feat. Jack Harlow)' Official MV

 

エンドレスで回っていました

 

短期間でこんなハードなスケジュールをこなし、ラストではきっぱりさっぱり丸坊主になるジョングク。

もうねぇ、改めて黄金マンネだと感じ入りました。

そして、7人それぞれがそれぞれのやり方でレベルアップして集まった時にゃ、あーた

どれほどの感動を与えてくれるのかと思うと、今から胸が高鳴ります。

 

これは、入場者特典第一弾のカード

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数えられないくらい

2024-09-23 09:11:27 | 韓国映画のエトセトラ

本当に、数えられないくらい視聴してる「初雪の恋~」

千葉の自宅には、DVDにダビングして置いてありますしね。

こちらでも・・・と思い、とりあえず録画。

DVDにダビングする予定はありませんが、時々、摘み視聴しようと思っています

よって、これまでブログ記事にも、何度もアップしてます。

 

イ・ジュンギssiも、宮崎あおいさんも若かったなぁ。

京都も今では随分変わったなぁ。

あ・・・でも、シーンに登場する場所は、十数年じゃ変わらないくらいの歴史があるなぁ。

・・・とか。

観る時によって、興味の視点が違うし、当然、感想も違ってきます。

 

最初の視聴の時から比べると、かなり冷静に隅っこまで観てしまいます。

でも、何故か惹かれる。

私の場合、世間の高評価作品=惹かれる作品とはならない場合が多いです。

多分、かなりの贔屓目が入ってるからでしょうね。言い換えれば、盲目度が高いと言うか・・・

 

いーんです

惹かれるのは勝手ですから

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『SEOBOK/ソボク』

2023-06-27 22:34:05 | 韓国映画のエトセトラ

コン・ユssi、パク・ポゴムssi出演のクローン人間を扱った作品。

 

脳腫瘍を患い、余命僅かと宣告されている元情報局院ギホン=コン・ユssi。

ある日、元上司であるアン部長から極秘任務を打診されます。

クローン人間ソボク=パク・ポゴムssiの護衛です。

 

ソボクは人間の2倍の速さで成長します。

秦の始皇帝の命を受け、不老不死の霊薬を探した家臣徐福(ソボク)にちなんで名づけられました。

その目的を叶えた実験体ソボクは不死でした。

ソボクの骨髄はIPS細胞が作れるよう設計されています。そのたんぱく質で全ての疾患を治療できるんだとか。

ギホンが今回の任務を引き受けた理由も、そこにありました。

「ソボクがいれば、人間は死に勝てるのです。」

と、このプロジェクトの中心であるシン博士は言いました。

だから、ソボクを何としても守らなければいけないと。

 

ソボクには、シン博士たちも予想していなかった能力がありました。

念ずるだけで周囲のモノを動かしたり、止めたりすることができるのです。

超能力ってことね。

 

国家プロジェクトで誕生した不死のクローンソボクをわがものにしようと、いろんな勢力が襲って来ます。

ギホンは、ソボクを守ることで、自分が死を免れる事が出来るかもしれないと言う打算で引き受けました。

 

生まれてからずっと研究所の中で生きて来たソボクには、外の世界は、全てが興味の対象となります。

ギホンは、最初はあまりにも人間離れしているソボクに呆れ、怒り、任務遂行を断念しようと思います。

しかし、行動を共にするうちに、ソボクの素直さ純粋さを知るのと同時に、悲しみ、苦しみも知ります。

自然にソボクを庇い、命をかけて守ろうとするようになりました。

まるで血を分けた弟のように思えて来たのです。

 

ソボクは、交通事故で死んだ男の子のクローンでした。

男の子の母親が、彼を産みました。

母親は研究所の職員イム博士です。

死ぬことがどういうモノか分からないけれど、ソボクは死ぬことが怖いと言いました。

「でも、永遠に生きると言うのも、怖いです。」

と、ギホンに言いました。

そんな彼の夢はただ一つ。

“何かになりたい”と将来の希望を口にすること。

普通の少年が、サッカー選手になりたいと願うように。

誰かにとって意味のある何かになりたいと、ソボクは思っていました。

 

ソボクは自分の運命を受け入れて来ました。

実験体と呼ばれ、単にIPS細胞を作り続ける物体として生き続ける運命を。

しかし、母が殺されたことを知った瞬間、溜まり続けて来た悲しみが怒りとなって爆発したのです。

誰も、何の武器をもってしても止める事は出来ませんでした。

周囲の人を殺し続けるソボクを、必死にギホンが止めようとしました。

「僕が生きている限り、この争いは永遠に終わりません。僕が消えたら終わります。」

だから、終わらせてください・・・とソボクはギホンに言いました。

 

ギホンには、ソボクを殺すなんてこと、出来ませんでした。

しかし、それ以外にこの争いを終わらせる方法は無いと分かってもいました。

ギホンはソボクを撃ちました。

ソボクはその弾を防ぐことなく、体で受けました。

 

パク・ポゴムssiの純粋な雰囲気が、クローン人間ソボクにピッタリでしたね。

過去に対する罪悪感や、死に怯えるリアルな感情を表現するコン・ユssiも良かったです。

殺伐とした争いのシーンや、エゴむき出しの人間の醜さが表現されるシーンが多いのですが、ソボクとギホンの兄弟のような自然な会話がほっとさせてくれました。

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『暗数殺人』

2023-06-19 16:19:34 | 韓国映画のエトセトラ

『暗数』と言うのは、Wikipediaによると“実際の数値と統計結果との誤差”を指す言葉だそうです。

つまり、何らかの原因で統計に現れなかった数値のこと。

この映画の場合、暗数とは、犯罪統計において、警察等の公的機関が認知している犯罪件数と実社会で起きている件数との差を指します。

 

キム・ユンソクssiと、チュ・ジフンssiの2人芝居にも見える、実話をもとにした作品です。

 

ある日、キム刑事=キム・ユンソクssiは、カン・テオ=チュ・ジフンssiから呼び出され、随分昔に、死体を運んだことがあると告白されました。

あまりにも平然と話すテオですが、肝心な事になると、誤魔化そうとします。お金を払わないと話せないってね。

ところが、その時、突然大勢の刑事たちが飛び込んで来て、テオを逮捕したのです。

あっけにとられたキム刑事。

なんと、恋人を殺し死体を遺棄した罪です。

 

キム刑事がテオのことを忘れかけた頃、突然、拘置所のテオから連絡が入ったのです。

面会に来てくれと。自分が殺したのは、7人だと。

 

ここから、2人の神経戦が始まります。

 

テオは知能が高く、記憶力も優れていて、刑法に関する知識も豊富に持っていました。

見かけは、ナンパで嘘つきでいい加減な信用ならない人物なんですが、とにかく口が上手い。

テオの話は、どこからが真実でどこまでが嘘なのか、キム刑事は混乱させられます。

署の上司や同僚たちは、誰もテオの話をまともに聞こうとはしませんが、キム刑事だけは違いました。

テオは、キム刑事には、一点の曇りもない事実だと話しておきながら、裁判では一転してそんなことは言っていないと供述を翻したりします。

キム刑事をいいように弄んでいる感じです。

 

同僚の誰もキム刑事を理解しません。

以前も、一人の犯罪者に固執してしまって結局刑事を辞める羽目になった人がいて。

キム刑事もそうなる前にテオに関わるのを辞めろと忠告するのですが、キム刑事は止まりません。

唯一、協力してくれるのが、チン・ソンギュssi演じる同僚刑事。

2人だけでテオの犯罪を立証しようと、必死に活動するのです。

 

そうする理由を、キム刑事はこう言いました。

「今のままでは、自分が定年退職した後、テオは出所します。また殺人を犯すに違いない。しかし自分はもう刑事じゃない。」

もう捜査する事が出来ないのです。

「テオの言葉は嘘かもしれないし、踊らされてるだけかもしれないが、それならまだ良い。自分がピエロになるだけなんだから。」

そして、テオにも言いました。

「お前に殺された被害者たちが、誰にも探してもらえず、ウジ虫の餌になってると思うと、気の毒だ。刑事でいるのが面目なくて。だから諦められない。」

 

地道な捜査の結果、テオの犯罪の証拠を発見したキム刑事たち。

テオは無期懲役を言い渡されました。

 

テオはそれからもキム刑事に何度となく連絡をして来ました。

もっと殺してる・・・と。

死刑囚になりたいとか。

 

キム刑事のモデルとなった実在の刑事は、2018年、まだ捜査を続けていたそうです。

そして、テオのモデルとなった殺人犯は、服役中に自殺してしまったんだとか。

 

久しぶりの韓国映画。

血生臭いシーンが比較的控えられていたように思えます。だから、見やすかったですね。

キム・ユンソクssiと、チュ・ジフンssi、良かったです。

チュ・ジフンssiのまた新たな面が見られたように思えます。

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「Yet to Come in Cinemas」

2023-02-16 22:05:01 | 韓国映画のエトセトラ

見て来ました

これが、本当に思いがけなく・・・です。

所用で出かけた先に、公開館がありまして。

これまた上映開始時間の30分前というグッドタイミング

アルフィーがあっさりと

「見て来れば。」

と言ってくれたので、一人で堪能することが出来ました

 

釜山のコンサートの記録映画。公式サイトは、こちらから。

 

やっぱり『RUN BTS』を大画面で見ると、心が震えました。

そして、直後のJINの入隊を知ってるだけに、JINの表情を追いかけてしまいました。

ラストのコメント・・・会場の

「キム・ソクジン

と言う大コール、じ~んとしました。

 

しばらく・・・いえ、もしかしたら、7人でのこのようなライブは最後かもしれないと言う切なさがこみ上げて来ました。

 

大画面・・・やっぱり良いです。

ライブ参戦出来ない者にとっては。


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BTS新作映画!

2022-12-20 14:07:10 | 韓国映画のエトセトラ

今年10月に釜山で行われた『BTS in BUSAN』の記録映画が公開決定です

 

タイトルは、

『BTS:Yet To Come in Cinemas』

 

公開日:2023年2月1日(水)

前売り券:2023年1月11日(水)より販売開始

公式サイトは、こちら

 

まだ、上映館の情報が出ていません。

行ける映画館で上映されますように


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『82年生まれ、キム・ジヨン』

2022-05-16 16:55:04 | 韓国映画のエトセトラ

いやもう・・・泣けました。

 

「大丈夫、あなたは一人じゃない」

この一文が、見終わった瞬間、一番最初に心に響いて来ました。

 

仕事を持つ女性にたいする見方や子育てについて、昔に比べると随分変わって来たと思います。

それでも、まだまだ固定概念が消えたわけではありません。

かく言う私も、娘との会話や、TV等で見聞きするニュースに納得出来ないことがあったりすると、

「今の若い者は」

と、自分が親世代に言われたのと同じ台詞を呟いてしまうこともあります。

若い女性を生きにくくしている一人でもあるかも。

 

ジヨンは、とても真面目で忍耐強く、一生懸命に生きて来ました。

しかし、キャリアを積もうとしたタイミングで妊娠、出産。

仕事を辞めることになりました。

子育てが嫌なわけではありません。

夫は協力的です。

しかし、心の中に澱のように何かが溜まり続け、彼女の精神を混乱させるようになってしまったのです。

 

時々、誰かが乗り移ったようになってしまうジヨン。

ある時は、自分の母であったり、またある時は既に亡くなっている友人だったり。

その間の記憶がジヨン本人にはありません。

 

夫は、妻が心配でなりません。

一人で精神科医を訪ねますが、何より、本人を病院に連れてくることが最優先だと言われます。

しかし、夫は妻に受診するよう強制は出来ないのです。可哀想で。

疲れているようだからと検査を進めましたが、高額な費用に驚いたジヨンは、検査をキャンセルして帰って来てしまいました。

 

ジヨンの周辺にいる人たちは、皆ごくごく普通の人たちです。

ジヨンを心から愛する夫は勿論のこと、夫の両親や義姉たちも嫁いびりをするわけではありません。よくある韓国ドラマのような理不尽な要求をして来ることもありません。

ジヨンの両親や姉弟も善良で、家族を愛し、一生懸命にそれぞれの人生を生きています。

ただ、会話の端々に昔からの“嫁”の在り方、“女性”の在り方が何の疑いも持たないまま挟み込まれているわけです。

 

家族で集まっているときに、突然ジヨンが自分の母が乗り移ったような言動をしてしまったため、夫は自分の姉と母に事情を打ち明けるしかなくなりました。

この時、夫の母は、ジヨンを気遣いました。

責めるような態度は示さなかったのです。息子可愛さに、病気の嫁を責めるなんていう、韓国ドラマ定番の修羅場はありませんでした。

その後、ジヨンが再就職すると連絡して来たときも、ちょっと不安げな様子を示しただけでした。

しかし、ベビーシッターが見つからないので、夫が育休を取ると聞くと、やっぱり一言言いたくなっても仕方がないかも。

息子の出世の邪魔をするのか、病気なのに働いて大丈夫なのか!・・・って言っちゃった。ジヨン本人じゃなくて、ジヨン母に。

 

ジヨン本人に言わなかったのは、姑として最大限の忍耐だったかも・・・。

 

ジヨン母は、ジヨンの家に駆けつけました。

夫から事情を聞き、自分が近所に引っ越してきて孫の面倒を見ると言いました。だから、ジヨンは、好きな事をしなさいと。

ジヨンを抱きしめて。

 

すると、ジヨンは母の母、つまり自分の祖母の言葉を話し始めたのです。

祖母は、娘であるジヨン母に言いました。

そんなことをしなくて良いと。自分こそ、夢を諦めて生きてきたじゃないかと。

夫は泣きながら立ち尽くすのみ。

ジヨン母は、娘の病を目の当たりにし、ただただ泣きながら抱きしめるしか出来ませんでした。

 

ジヨンは、自分の病気を知りました。

この時やっと夫は自分の苦しみを口にすることが出来ました。

初めて泣くことが出来たのです。

愛する妻が、別の人になってしまうのではないかと言う恐怖や不安を一人で抱えて来たのですから。

夫を演じているコン・ユssiの号泣シーン、私も泣けました

 

ジヨンは治療を受け始めました。

心の内を語ることで、溜まった澱が出ていき始めたようです。

 

多くの女性が経験し、抱く感情を細かいエピソードで表現しています。

大事件が起こるわけでもないし、過激な言動や争い事もない坦々としたストーリーですが、それだからこそ、リアルです。

誰もが一つや二つ、自分の経験と被るエピソードがあるのではないでしょうか、国が違っても。

お薦めです


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「BREAK THE SILENCE:THE MOVIE PERSONA」 

2020-09-10 12:56:40 | 韓国映画のエトセトラ

公開初日、第一回目の上映で見て来ました

数日前からドキドキそわそわ

でも昨晩はぐっすり眠り、今朝はアルフィーの出勤を見送ると、即作業開始

洗濯掃除を済ませ、出動

 

やっぱね、映画は良いですよ

 

臨場感あふれますし、暗いし、浸れます。

 

毎日のようにYouTube等で映像を見てますが、それとは比べ物にならない。

そのシーンに自分が入ったような気がします。

目の前で私の質問に答えてくれているようでもあり、ステージの最前列に立ってるようでもあり。

地響きのようにも聞こえる歓声に包まれて、ライブを至近距離で楽しめます。

行く先々でのあの膨大な数のファンたちには、本当に圧倒されます。

国籍も年も性別までも超えての熱狂

それに必死に応えようとする7人。

やっぱね・・・泣けますよ

 

7人は固い絆で結ばれてはいるけど、それぞれに自由な考え方、感性を持っていることに、改めて気づきました。

同じなのは、本当に一生懸命だということ。

自分の生き方に疑いを持ちつつ、前に進もうとする努力。

 

ファンは、絶対に泣けるとあたしゃ思いますよ。


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『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』

2020-08-20 17:11:17 | 韓国映画のエトセトラ

コン・ヒョジンさん、リュ・ジュンヨルssi、チョ・ジョンソクssi出演のアクション物。

 

コン・ヒョジンさんは警察庁の内部調査課に属するエリート警察官。

警察庁長官の収賄事件を追っていました。

しかし、決定的な証拠だと意気込んだドライブレコーダーの映像を手に入れることが出来ず、証人も自殺未遂なんぞを起こしたため、内部調査課は解散させられていまうんです。

で、次に彼女が命じられたのが、ひき逃げ専門班への異動。

 

そこは、臨月に入ってる課長とリュ・ジョンヨルssi演じる若手警官しかいないと言う完全に窓際的な部署。

でもね、頼りないと思えたリュ・ジョンヨルssiが、想像以上に出来る警官だと判明。

それに、過去、暴走族で麻薬の売買をしてた相当なワルだと知り、ヒョジンさんの見る目が違って来ました。頼りになる相棒と判断したのです。

彼が更生したのは、事故を起こして警官に酷い怪我をさせてしまった事が切っ掛けでした。

その警官が本当に良い人で、彼を養子として迎えてくれたのです。それ以来、本当の父と息子のように生きてきたのです。

 

彼らが追うのが、チョ・ジョンソクssi。

これまで明るく愉快なジョンソクssiしか見て来なかった私。

こんなに憎々しい姿、お初でした。

 

彼はJCモータースの会長。

感情が高ぶるとどもってしまう習性があります。

しかし性格は本当にぶっ飛んでて。

常人じゃ理解できない人間です。

彼は、猛スピードで車を走らせることが常で、それによって事故も何度起こしたか分からないくらいです。

 

ジョンソクssiが起こしたひき逃げ事故を追うジョンヨルssi。

これがヒョジンさんが追う収賄事件ともつながります。

 

圧倒的なワルと、それを検挙しようとする元ワル。そしてエリート女性警官。

対比がくっきりしています。

とにかく、チョ・ジョンソクssiの悪役ぶりが際立っていました。

ラスト、カメオ出演なのか、キム・ゴウンさんがちらっと出演されています。

 

コン・ヒョジンさん、私はお久しぶりだったのですが、相変わらずの演技達者。

柔らかい女性から、こういう硬派な女性まで、どんな役も完璧に演じてくれます。

そして、リュ・ジョンヨルssi、この方も魅力的な俳優さんだなあと思いました。

以前から気になってはいたのですが、作品を見る機会が無くて。

決してハンサムじゃないのに、とても魅力的に見えます。

別の役も見てみたいものです。


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「スウィング・キッズ」

2020-08-04 23:09:25 | 韓国映画のエトセトラ

EXOのD.Ossi、ジャレッド・グライムスssi、パク・ヘスさん等出演の2018年の作品。

日本で公開されたのは、今年の2月。

見たかった作品が、ようやくレンタルされました。

 

朝鮮戦争下での捕虜収容所を舞台に、タップダンスに打ち込む面々の姿を描いています。

 

同じ民族同士の戦争下。

ひとつの捕虜収容所が北と南に分けられています。

資本主義か共産主義かで区分されているのですが、その中が完全に意思統一がはかられていたかと言えば、そうでもなくて。

戦争と言う非日常に置かれた捕虜たちには、それぞれに切なる願いや希望、はたまた欲望があるわけで。

争いも絶えません。

 

収容所のイメージアップのために、新しく赴任してきた所長は、元ブロードウェイのタップダンサーのジャクソンにタップダンスチームを結成しろと命じました。

ジャクソンは東洋人にタップダンスは無理だと断りましたが、上官の命令は絶対。

仕方なオーディションをするのですが、そこでは有望な人材を得ることは出来ませんでした。

でもね、ふとしたことからダンスの才能ある4人を見つけたのです。

 

収容所一の問題児ロ・ギス。親を亡くし、家族を養うためにお金が必要なヤン・パンネ。生き別れた妻を捜したいがため、名を売ろうと思ったカン・ビョンサム。見かけはぷっくぷくで運動音痴に見えるけどダンスの実力が凄いシャオパン。

この4人にジャクソンを加えた5人が名付けて“スウィング・キッズ”のメンバー。

 

立場の違い、抱えた重荷、思惑、周囲の環境等々によって、メンバーは皆迷います。

タップを続ける意味を見いだせないこともあります。

でも、いろんな思いを抱えたまま、最初で最後の舞台に立つのです。

燃焼したメンバー。

しかし・・・。

 

タップダンスについて殆ど知識が無い私が見ても、心を動かされました。

情熱を注げる対象に巡り合ったメンバーだけど、喜びに浸りきることは出来ません。

世の情勢がそれを許さないのです。

同じ民族でありながら、イデオロギーの違いで手を取り合う事が出来ない人々。

“イデオロギーなどと言う物は、大国が主張している事に過ぎない”と言うセリフがあります。

確かに・・・。

 

どーしてそうなるんだろう・・・と何度も思いました。

 

楽しいけど、素晴らしいけど、悲しい。

そんな作品でした。

皆、悲しいです。

 

昔、ここで、人々の夢も希望も人生さえも壊してしまった出来事があった・・・。

平和な世になって、見学者たちに交じって戻ってきたジャクソン。彼の中には確かにロ・ギスたちとの思い出が生きていました。

それを懐かしく思ったのか。或いは、悲しく思ったのか。

 

D.Ossi、確かに良い俳優さんです

「100日の郎君様」とは、全くの別人

 

それにしても、メンバーのタップは凄かった

お勧めです


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「8番目の男」

2020-05-22 09:10:46 | 韓国映画のエトセトラ

パク・ヒョンシクssi、ムン・ソリさん等出演の法廷もの。

コメディを基本に敷き、法廷ドラマの要素が多く含まれている作品です。

ラスト、意表をついてじんわりと泣けそうでした。

 

2008年、韓国で初めての国民参与裁判が開かれようとしていました。

裁判官は仕事の鬼と言われるキム・ジュンギョム=ムン・ソリさん。

そして、集められた陪審員8人。

年齢も性別も職業もばらばらの者たちです。

 

8番目の陪審員となったのが、クォン・ナム=パク・ヒョンシクssi。

本来は別の人だったのですが、マスコミ関係者ということで却下され、ナムに回ってきたというわけです。

ナムはどうも事業を起こそうとあがいているようで。何度も自分が開発したもので特許を取ろうと、役所に足を運んでいるようです。受付の人と顔見知りになるほど。

 

陪審員になるにあたり、いくつかの質問に答えてその資格があるかどうかを判断されるテストのようなものを受けます。

その時、ナムは、いかに法について考えた事が無かったかを思い知らされます。優柔不断な性格も露呈。

「何故法が必要だと思いますか?」

と、キム裁判長に問われた時、彼は罪人を罰するため・・・と答えました。すると、キム裁判長は言いました。

「法は人を罰しないためにあるのです。罰するときには冤罪を防ぐために基準が要ります。むやみに処罰できないよう設けた基準が法なのです。」

 

事件は息子が母親を殺したとされるもの。尊属殺人ということですが、容疑者の自白もあって、裁判は容易に進むはずでした。

陪審員が判断するのは量刑だけだとあらかじめ説明もありました。

ところが、ナムが些細な事を質問し始め、それがきっちり解決できなかったことから、裁判は思いもよらない方向に進み始めるのです。

ナムは、有罪か無罪かの判断を迫られた時、自分の考えがまとまりませんでした。どんなに時間をかけて考えても、出てくるのは“分からない”という言葉だけ。

キム判事たちをはじめ、陪審員仲間もうざがりました。

 

しかし、最初は、面倒がっていた陪審員の仲間も、徐々に真剣に事件について考え始めます。

簡単に結論を出して、人ひとりの人生を決めてしまってよいのかと、考え始めるのです。

もっと、疑問を解決し、事件の本来の姿を追求すべきではと。

捜査は、容疑者が自白したことで、おざなりになっていたことも事実でしたしね。

ってか、あんなに杜撰で良いわけ?・・・とも思いましたけど、あたしゃ。

 

ナムは疑問の解決に関して一切引かず、時間はどんどん過ぎて行きました。

夜を徹してチェックするという事にもなり、異例の長さになりました。

 

でも、結局、有罪と判断せざるを得ない状況となったのです。

 

それでも、ナムは何か釈然としないものを感じていました。

 

陪審員の意見をもとに、キム裁判長も、容疑者を有罪とし、25年という長期の量刑を言い渡す書類に判を押しました。

 

が、ナムがまた異議を唱えたのです。

 

ラスト、キム裁判長の判断は書面とは異なります。

 

ナムの優柔不断なところ、それは言いかえれば真実を納得できるまで追求しようとする性格とも言えます。

はっきりとした結論が出ないと、判断出来ないというわけです。

注目されて国民初の陪審員になったものの時間だけが過ぎ、現実の生活、仕事が気になり、一刻も早くこの役割に決着をつけて帰りたいという人としての本音も描かれています。

でも、事件に向き合っていくうちに、そんなに簡単に、やっつけ仕事のように人の人生を決めて良いのか、という思いが彼らの心に芽生えて来るのです。

裁判官も、慣れた仕事ではあるけど、判断を下すことに慣れてはいけないと思わせられる作品でした。

 

思ったより良い作品だったと思います。

お勧めです


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「ガール・コップス」

2020-05-11 15:16:58 | 韓国映画のエトセトラ

ラ・ミランさん、イ・ソンギョンさん主演のコメディ。

 

ラ・ミランさんは、強力班の刑事。

女性ではあるけど、事件解決に執念を燃やし、同僚はもとより、犯罪者からも一目おかれるような刑事です。

表彰されたりしてますもんね。

そんな彼女が犯人を取り押さえる瞬間を目撃したユン・サンヒョンssiが一目惚れしたんだか・・・。

その辺りは有耶無耶ですが。たぶんそうだと思います。

とにかく、“理想の法の執行者”だと、感嘆したのは確か。

この時、サンヒョンssiは司法試験合格を目指す浪人生だったようですが、結局、その後も合格は叶いません。

 

ところが、数年後、結婚、出産の後に彼女が復帰したとき配属されたのは、警察の総合相談窓口。それまでの強面での勤務から180度違う職場です。

優しい笑顔で相談に訪れた人に応対しなくてはいけません。

いつ人員整理で首を切られるか分からない不安要素もあり、上司に媚びへつらうのも忘れてはならないのです。

 

そこにミスをしたことで処罰として配属されてきたのが、イ・ソンギョンさん。

なんと、ソンギョンさんは、サンヒョンssiの実の妹。

要するに、兄嫁と義理の妹という関係。

仲はすこぶる悪いです。

 

ミスというのが、犯人と間違えてサンヒョンssiに暴行を加えてしまうなんて事。

まぁ、家族なので、訴えられなくてよかったってところです。

 

この2人に、スヨンさんを加えた3人で、事件解決に当たるというストーリー。

スヨンさんも、相談窓口勤務なんですが、実は、ハッカー。おいおい・・・(^o^;)

元はCIAだかFBIだかで(定かじゃなくて・・・m(_ _)m)教育を受けたという実力の持ち主なんですが、何かが気に入らなくて、辞職して今に至るらしいです。だから、その方面では想像以上の実力の持ち主なんです。

 

ある日、相談窓口に女子大生がやって来ました。

なのに、何も言わずに恐怖の表情を浮かべて出ていってしまいました。

携帯を忘れて行ったので、後を追いかけたミランさんの目の前で女子大生は車にはねられてしまいました。

自殺と思われる状況でした。

 

調べてみると、クラブで知り合った男性に酷い動画を撮られてしまい、それを公開するぞと脅されていたことが判明したのです。

その頃、同様に理由がはっきりしない若い女性の自殺事件が続いていました。

 

激怒した彼女たちは、何とかして犯人を捕まえようとしました。

しかし、警察は忙しいと、手を貸してくれる部署はありません。

女性だからこそ分かる恐怖や悔しさ、家族の苦しみを知るにつけ、見過ごすことはできないと思った彼女たち。

自分達なりの捜査を開始したのです。

 

なんか、この作品の公開と同じ頃だとは思うのですが、似たような事件が実際に韓国社会を揺るがせた事を思いだしました。

 

まぁ、勧善懲悪じゃないと、終われないですよね、こういう作品は。

 

すかっとすきっと解決しました。

 

イ・ソンギョンさん、やっぱり好きですねぇ私。

スタイルの良さはモデルさんですから当たり前ではありますが、表情の豊かさが面白いです。

コメディもシリアスもイケる女優さんだと思います。

ラ・ミランさんは、安定の演技力です。

気っぷの良い姉さんの雰囲気は、もうお手のもんって感じ

 

テンポよく、楽しく視聴できました。


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『君の結婚式』

2019-10-29 17:11:17 | 韓国映画のエトセトラ
君の結婚式 [DVD]
パク・ボヨン,キム・ヨングァン,カン・ギヨン,コ・ギュピル,チャン・ソンボム
TCエンタテインメント

パク・ボヨンさん、キム・ヨングァンssi主演のラブストーリー。

カン・ギヨンssiがキム・ヨングァンssiの親友で出演しているのですが、ま~いい味出してます。彼が出ると、コメディ度がアップします。

 

高校三年生のある日、キム・ヨングァンssi=ウヨンが先生から罰を受けている最中、パク・ボヨンさん=スンヒが転校して来ました。

ウヨンは一目ぼれです。

その時から、一直線にスンヒに向かう恋心。

いろんなラッキーが重なって、付き合い始める事が出来たのに、ファーストキスも出来たのに、ある日突然スンヒが居なくなってしまったのです。

スンヒと母は、暴力をふるう父親から逃げていたのです。

なのに、父親に居場所がばれてしまったってわけです。

 

高校を卒業したウヨンは、大学に行かずに、アルバイトを続けていました。

浪人中のカン・ギヨンssi=グンナムが持って来た大学のパンフレットをふと見ると、そこに写っているのは、忘れた事の無いスンヒじゃありませんか

 

見つけた

 

その時から、スンヒと同じ大学に行くため、猛勉強の毎日。

そしてみごと合格するのですが、なかなか会えません。

でも、思い出しました。スンヒはトッポッキが好きだった・・・と。

屋台をくまなく探し、とうとうスンヒを見つけた時の満面の笑顔が可愛いです、ウヨン。

 

スンヒも再会を喜んでくれたものの、その時既にスンヒには恋人が。それもアメフト部のスター選手。

流石にショックを受けたウヨン。一旦は諦めかけたのですが、やっぱり想いを捨てることはできません。

自分もアメフト部に入部しました。

そんな時、偶然、スンヒの恋人が他の女性にも声をかけているのを知ってしまうんですね。

なのに、スンヒは恋人の方を信じるわけです。

結局、恋人をぼっこぼこに殴っちゃったウヨン。気まずいままスンヒは卒業して行ってしまいました。

 

ウヨンはスポーツジムでアルバイトをしながら教員を目指していました。

そんな時、偶然街かどでスンヒを見つけました。

二度目の再会・・・ですね。

 

学生の時とは違う苦労をお互いしていました。

毎日の生活に追われて、夢を見失っていたスンヒは、ウヨンのおかげで癒されました。

ただ、この時、ウヨンに恋人がいたのです。

 

タイミングですね。

いくらスンヒのことを想っていても、いつ傍にいるかが重要なのです。

それが運命であり、縁だとウヨンは思いました。

 

でも、ウヨンは自分の気持ちを再認識したのです。スンヒを今でも好きだと。

恋人に別れを告げました。

そして、スンヒの所に行ったのです。その日は、ウヨンの教員採用試験の二次試験日でした。

何も無ければ、試験に間に合ったのかもしれません。

ところが、スンヒを庇って事故に遭ってしまったがため、この年も就職出来ないままに終わってしまったのです。

 

二人は一緒に住むようになりました。

ラブラブな毎日でした。

 

しかし、ウヨンは就職出来ないことがやはり心を重くしていました。

スンヒはそれを感じとっていました。自分の所為だと思いました。

同じ頃、スンヒは会社で昇進し、海外赴任を打診されていました。2年は戻って来れないとか。

行って来い、待ってる・・・とウヨン。ちょっと屈折した思いが感じられます。実は、スンヒを庇って怪我をしたところがまだ痛むので、思うように運動が出来ないのです。体育教師を目指しているのですが・・・。

 

スンヒの父が死にました。

お葬式に出た後、様子が変だと思ったグンナムが、話してみろ・・・と声をかけて来ました。

で、つい、口に出してしまったのです。スンヒに会って無かったらどうなってたかな・・・と。

二度目の再会が無かったら・・・とね。少なくとも、今のように気に沿わない仕事をせず教職に就いていただろうと。

それを、スンヒが聞いちゃった。

 

ショックですよね。

口にした事が・・・ではなく、そう言う気持ちがあると言う事が・・・です。

別れよう・・・スンヒが言いました。

 

結局、スンヒはカップルリングを外し、海外赴任に行ってしまいました。

 

ウヨンは念願の教師になりました。

 

数年後、スンヒが訪ねて来ました。

結婚することを報告しに。

招待状を送ってくれとウヨンは強がりました。

が、実際に送られて来たら、流石にショックで、封を開ける気にもなりませんでした。

いつもの悪友たちとやけ酒を飲んで荒れましたが、気持ちはすっきりしません。

 

行かないと決めてた結婚式に急行。

悪友たちに手伝ってもらってウェディングドレス姿のスンヒと二人だけの時間を作ってもらいました。

 

もしかしたら、スンヒを連れて逃げちゃったりするのかと思いきや。

落ち着いてきちんと話をしました。

「傷つけたことを本当に後悔した。お前がいたから、夢も持てたし大学に行っていい友達とも出会えた。教師にもなれた。お前が俺を変えてくれた。俺の人生に現れてくれたことを感謝してる。幸せになれ。めちゃくちゃ幸せになれ。」

スンヒも素直に話しました。

「私が辛かったり寂しかったり居場所を見失った時、夢を諦めそうになった時、いつもそばにいてくれた。めちゃくちゃ、ありがとう。」

そう言って手を差し出したスンヒ。ウヨンはその手をそっと握りました。

 

結婚式を笑顔で見つめていたウヨン。

幸せそうなスンヒの笑顔を見て、ドアから出て行きました。

 

切ないですねぇ。

 

でも、主人公の二人がとても自然な演技で良かったです。

とてもリアルなストーリーだと思いました。

誰もがたくさんの思い出を持って、また別の人生を歩み出すんだなぁと思いました。

ほのぼのする良品だったと思います。

それにしても、キム・ヨングァンssi、見るたびにステキになって行きますねぇ

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「BRING THE SOUL:THE MOVIE」

2019-08-07 15:45:22 | 韓国映画のエトセトラ

観て来ました

 

夏休みとて、前回の初日とは違って、大賑わい

 

一人で・・・それも、このアジュンマが・・・という躊躇がありましたが、この歳故、なおさら機会を逃してはいけないと思いました。

後悔するくらいなら、観ておこうと。

なにせ、公開期間が短いですからね。

お盆がありますから、今日を逃せば、きっと観ずに終わってしまうと思いました。

それほどの決心が必要・・・と思われるかもしれませんが、なにせ事情が事情で、タイミングを計るのが難しい状況なんです。

 

朝から、あちらこちらと折衝し、状況を把握した後、ぎりぎりになって映画館に。

携帯の電源を落とす時間を最短にしたかったのです。

ま、そんなこんなで、息を落ち着かせる間も無く着席。

 

暗くなって、一気にライブ会場に引きこまれました

 

今回は、個々のインタビューは少なく、去年行われたツアーに沿っての映像が続きます。

過酷なスケジュールの中、体調がすぐれなくても、声が出なくなっても、必死に最善を尽くそうとするメンバー。

カバーし合い、励まし合い、自らも自分たちを待っていてくれたファンのために立ちあがる努力を重ねます。

そういう努力の末作り上げられたライブ映像は、本当に迫力あるモノでした。

まだ、一度もライブ参戦した事の無い私は、これだけで魅せられてしまいましたよ

 

じんわりと泣けて来ました。

私だけかと思ったら、隣の席の若い女の子も涙を拭っていました。

年は関係ないのね。

 

良い気分転換になりました。

 

映画館を出て、携帯の電源を入れた時、何も事態に変化が無かったので、ほっとしたのは言うまでもありません。

 

BTSメンバーも、昨日、一足先に、鑑賞したようですね

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『あの人に逢えるまで』

2019-05-28 14:16:07 | 韓国映画のエトセトラ
あの人に逢えるまで [DVD]
ムン・チェウォン,ソン・スク,コ・ス
オデッサ・エンタテインメント

ムン・チェウォンさん、コ・スssi出演のラブストーリー。

30分弱という短編です。

 

始まりは、ムン・チェウォンさん演じるヨニがバスに乗ってどこかに向かう風景です。

他にもたくさんの年老いた乗客がいて、同じバスが何台も連なっています。

 

ヨニの一日は、アメリカに住むサラからの電話から始まります。

サラは、“ヨニさん”と呼びかけ、あれこれ話をします。でもね、サラはヨニの娘なんです。

サラは、母ヨニは自分の父親を愛していなかったと思っています。そんな夫婦から生まれた自分は怪物だと言ったりします。

ヨニが愛したのはただ一人、最初の夫ミヌだけだと。

 

サラはヨニに一緒に住もうと言ってるようです。

でも、ヨニは、住んでる古い伝統家屋を離れる気はまったくありません。

なぜなら、愛する夫ミヌが必ずここに帰って来ると言ったから。

 

ヨニは、毎日ミヌの帰りを待って家を整えています。

掃除、洗濯、ミヌの靴を磨き、ミヌの好きなヨニ手作りの料理を用意して。

夜中、ミヌの自分を呼ぶ声がした気がして飛び起き、玄関から出てみると、血まみれのミヌが立ってる・・・。そんな夢を見る事もあります。

 

ヨニは、記憶障害の様です。と言うより、認知症が入ってきているのかもしれません。

そう・・・。

ミヌを待って、ヨニはすっかり年を取ってしまっているのです。認知症が入ってもおかしくないと言う年齢まで。

薬を飲み続けていますし、家の壁には至る所に忘れてはいけない事がメモ書きにされて貼りつけてあります。

 

ある日、赤十字の人がヨニを訪ねて来ました。

ミヌの生存が確認されたと言いました。翌日、面会に行けると。

行き先は平壌。

ミヌは、何らかの用事で北朝鮮に行ったっきりなんです。

土曜日には帰ると言って出掛け、そのまま帰って来ることが出来ず、離散家族となってしまったと言うわけなんです。

ヨニには、何故家に帰って来ず、平壌なんぞに自分が行かなくてはいけないのか、理解が出来ません。

 

それでも、ヨニは、いそいそと料理を準備し、重箱に詰めました。

そして、他の家族と共に、バスに乗り、北に向かったのです。

ところが、国境まで来た時、北側との調整が上手く行かず、突然、離散家族の再会事業は無期限延期となってしまったのです。

家族たちは、口ぐちに抗議し泣きました。

それでも、どうしようもなかったのです。

 

ヨニは納得できませんでした。

お弁当を持って、バスから無理やり降り、国境警備に当たっている兵士の元に駆けよりました。

必死に頼みました。

自分が会うのが無理なら、このお弁当だけでも・・・と必死に食い下がりました。

でも、ダメでした。

 

バスはUターンしました。

そして、ヨニはバスの中で息を引き取ったのでしょうか・・・。

救急車が駆け付けて来ていました。

 

こんな短い作品ですが、じんわりと泣けました。

ムン・チェウォンさんの儚さが余計に切なかったです。

そして、コ・スssiの温かな笑顔が、何度も何度も振り返りながら小さくなっていくのが、又泣けました。

 

日本人の私では、離散家族の詳細な感情までは理解できないところがあります。

それでも、どこに怒りをぶつければ良いのか、どこに悲しみをぶつければ良いのか分からないもどかしさ、苦しさが伝わって来る作品でした。

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