シグナル OST (2CD) (tvN TVドラマ) (韓国盤) | |
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チャ刑事は、警察庁機動捜査隊に志願して配属されました。
女性初と言う事で、最初同僚たちは戸惑いましたが、まぁ、どーにかなったのかな?
そこで、ジェハンと出会ったのです。
ジェハンは、女だと言う事を理由に事を運ぼうとするのを嫌いました。それが決して苛めとか言うのじゃ無いと察せられたチャ刑事は、素直に従いました。
ジェハンが失踪して以来、チャ刑事は体格の似た白骨死体が出る度に、確認に行っています。
右肩にボルトが入っているんだとか。それが大きな特徴でした。
でも、まだ見つかってはいません。
へヨンは、ウォンギョンの叔母から、ジェハンは事件の後も、お墓参りは欠かしたことが無いと聞きました。
でも、ある時から突然姿を見せなくなったと。
記録では、ジェハンは2001年に懲戒免職になっているのです。
へヨンは元同僚だったアン係長に、そのあたりの事を聞きました。
そしたらなんと、失踪したと言うじゃありませんか。突然失踪したことから、彼の周辺を捜査してみると、収賄の疑惑が浮上しtげきましてね。机から多額の現金が出てきたり、贈賄側の証言もあったりして、嫌疑は疑いようも無くなりました。
そして、2000年8月3日以降、消息不明となっているのです。
しかし、へヨンは覚えていました。
その時、ジェハンはユンジョン事件の容疑者の死体を発見し、へヨンに無線で知らせていたのです。まだ生きていました。
「過去は変えられます。」
と、ジェハンは話していました。犯人を知らせようとしたんです。そして、その時銃声がして無線は切れたのです。
ジェハンの収賄容疑は、そして失踪も仕組まれたモノだ・・・とへヨンは察しました。
ジェハンは殺されたんだと。
あまりにも完璧な証拠や証言は、警察内部に協力者がいないと出来ません。誰にもこの疑惑は話せないとへヨンは思いました。
アン係長、すぐにキム局長に報告しました。
以前から、ジェハンの件は、この二人が秘密裏に処理したような話が出ていましたからね。
完璧に処理したとかで、15年経った今でも、誰も不審に思っていないと、アン係長は断言しました。
しかし、へヨンが今、何故ジェハンを調べているのかが、彼らには疑問でした。いくら調べても、へヨンとジェハンの接点は見つかりませんから。
「イ・ジェハンの失踪の理由は誰にも知られてはならない。」
キム局長はそう言いました。
アン係長は、保管されているジェハンの私物を調べに行きました。そしたら、最近処分されたと言います。
その時の映像がありました。
なんと、あの時です。
へヨンが初めてジェハンと通信した時。無線機がごみ袋の中で通じていた時です。へヨンが袋の中をあさって、無線機を取り出して話す姿が映っていましたよ。
へヨンは無線した経緯を整理しました。
無線が入る時刻は夜11:23。継続時間は不明。毎日では無い。
最初は2000年だった。二度目は1989年。
場所は一貫していない。相手はジェハンのみ。
無線の目的は何だ?何故つながる
無線で一人は救えたが、代わりに二人が命を落とした。
過去が変われば現在も変わる・・・。
1995年。
大盗事件が起りました。次々に金持ちの家が狙われ、貴金属が奪われたのです。
警察は寝ずの張り込みをしていましたが、それでも捕まえる事は出来ていませんでした。
ジェハンも捜査員の一人で、ろくに家に帰る事も出来ないまま、捜査を続けていました。
ある夜、久しぶりに帰った自宅で、無線が
彼は6年ぶりだと言いました。へヨンにとっては前回の通信から1週間しか経っていません。
お互い、相手が別の時に生きている事が信じられません。ジェハンにとっては、へヨン以上に理解できない状況です。
だったら・・・とジェハンは言いました。
「1995年の大盗事件の犯人を知りたい。」
でもね、その事件は未解決だったのです、2015年現在も。
「仮に犯人を知っていても、教える事は出来ません。過去を変えるのは危険です。」
へヨンは言いました。
「じゃぁ、次の犯行はいつ?」
と、ジェハンが聞きました。昨日が4件目だったから・・・と。
「次はありません。この犯人は4件で窃盗を止めてます。情報が少なく、盗品も見つかっていません。」
へヨンは助言しました、プロファイラーとして。
「犯人が外部の者と仮定した場合。犯人は被害者宅から高級品ばかりを盗んでいます。おそらく下調べをしてから犯行に及んでます。セキュリティーを確認するために、警備システムや鍵、車庫や裏門など、チェックした筈です。家人の情報を得るため、郵便受けも調べたでしょう。この情報はあくまでも参考に過ぎません。どうか慎重に。無線の所為で亡くなった人もいます。」
亡くなった人・・・それはこの先のジェハンの事でしょうか。
ジェハンは、へヨンのこの言葉をメモしました。
そしてその結果・・・。
郵便受けから見つかった指紋によって、オ・ギョンテが逮捕され、事件は解決したのです。
うたた寝していたへヨンが起きた時、資料は、“未解決”から“解決”と変わっていたのです
何が起ったのか・・・とへヨンは思いました。
ただ、この変化が、無線の所為かもしれないと感じたでしょう。
大盗事件を調べ始めたへヨン。
数多い未解決事件ではなく、解決しているその事件を捜査する理由が分からないチャ刑事。
彼女は、その事件にジェハンが関わっていた事は知っていました。だから、余計に気になったのかもしれません。
前科5犯の男をへヨンに紹介しました。ギョンテについての情報を得るために。
「伝説的な人物です。鮮やかな手口は有名でした。ターゲットを決めると、その家を数日かけて調べて上手く侵入するんです。犯行はち密で指紋一つ残さないとか。」
余計に気になり始めました。緻密で指紋一つ残さない慎重なギョンテが、何故郵便受けに指紋を?・・・とへヨンは思いました。
そして、この2015年、オ・ギョンテが出所して来ました。
実は、ジェハンはギョンテを一度逮捕した事がありました。ギョンテが服役している間、彼の娘の世話をしていたのです。
4年後、出所したギョンテは、ジェハンを信頼し、家族のように付き合う仲になっていました。
そんな時のギョンテ逮捕だったのです。
ジェハンは大盗事件の犯人として、ちょっとギョンテを疑ったこともありました。
でも、娘が真剣に、父ではないと言い、ジェハンもまたその言葉を信じたので、一旦は疑いを消したのです。
へヨンの指摘で見つかった指紋・・・。何故
ギョンテを護送している時、娘もバスで後を追っていました。
その時、なんと、橋が崩落手抜き工事が原因だったようです。
娘はバスと共に転落し、亡くなってしまったようです。
ギョンテは、これをジェハンの所為だと恨んでいるようですが・・・。
2015年、ギョンテは、出所3日後に誘拐事件を起こしました。大学教授の女性です。
その女性も、ギョンテの娘の橋崩落事故に関係があるようで。その事故がトラウマとなって、精神を病んでいます。
そんな女性を、何故誘拐
わざと鏡に自分の右親指の指紋を残しましたし・・・。
防犯カメラに姿を映してもいました。
なのに、キム局長たちは、金目当ての犯行で、見つからなかったため、誘拐に切り替えた・・・なんて判断です。
へヨンは反論しました。
方法が彼らしくないと。何かほかの目的がある筈・・・と。
でも、無視されました。
その上、アン係長は、へヨンを殴りました。図に乗ってる・・・と。
チャ刑事も、へヨンを叱りました。
意見があるなら、皆を納得するように話せと。上手く説得しないからだと。生意気な今のやり方を変えない限り、誰も耳を貸さない・・・とね。組織と言うのはそう言うモノかもしれません。
「その度に人が死ぬ。刑事の苦悩を知らずに警察を批判してほしくない。」
警察のミスは、人の命にかかわるわけです。
へヨンは一人でギョンテの事を調べ始めました。
服役中、何度も炎を見て発作を起こしていたと聞きました。それは、娘が死んだ事故によるものだった・・・と。
チャ刑事も、被害者宅を調べて、薬を発見し、被害者の父親から、本人がPTSDを患っていたとの証言を得ていました。
無線がつながりました。
へヨンは、大盗事件が解決したと変わった事をジェハンに告げました。
「何があったのですか?ギョンテは犯人なんですか?ギョンテが人を殺そうとしています。あの日、何があったのですか?」
「間違っていました。いいや、全て俺の所為です。俺が悪かった。俺の所為でめちゃくちゃになった。こんな無線は始めなきゃよかった。」
ジェハンは泣きながら答えました。
ギョンテが逮捕され、娘が死んだ・・・。すべて自分の所為だと。
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