まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『メモリスト(原題)』15話まで

2021-08-31 22:29:12 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

クチーム長はトン・べクのいわばお世話係みたいなもんです。

スキャンされても大丈夫な裏表のない人物と言う事で、抜擢されたのでしょうが、手のかかるやんちゃ坊主のようなトン・べクをいつしか息子のように思うようになっていました。

今では、家族もトン・べクを家族の一員のように受け入れているようです。

2年ほど前、イ次長から、トン・べクにサポートしてもらうのではなく、警察のサポートをさせると言う考えを告げられ、トン・べクを辞めさせろと指示されましたが、その気にはなれませんでした。

トン・べクほど悪を憎むヤツはいないと思えたからでしょう。

しかし、ここでいる限り、理解してくれる人は少なく、憎まれることも多いわけで。離れて幸せに生きてほしいと思う気持ちもありました。

だから、今、トン・べクが殺されようとしているのを見たら、深く考える間もなく、咄嗟に体が動いたのです、助けるために。命を懸けてでも・・・。

幸い、直後にオ刑事たちが駆け付けたので、命はとりとめることが出来ました。

 

ソンミはピョン隊長や特別捜査隊の面々と、ユ消防署長の家に乗り込んでいました。

しかし、もぬけの殻。

ただ、壁に書かれていました。『罪のない者が罰せられる、罪人の代わりに』と。

確信しました、彼こそが消しゴムだと。

 

カン記者は、トン・べクをアジトに連れて行きました。あそこは・・・チン・ジェギュの家かしら。

到着するなり眠り続けました。

 

その頃、イ次長はウ検事と共にファン・ピルソンの元を訪れていました。

車を降りたウ検事に近づいて来た者が。国家情報院のソン室長です。以前からトン・べクの監視を続けている人です。

トン・べクを逮捕するなと言いましたが、聞くような人じゃありませんよね、ウ検事もイ次長も。

 

イ次長は、ファン・ピルソンに、ユ消防署長とトン・べクを射殺すると言いました。

それについて、ウ検事に不起訴を確約してもらいたいと言いました。撃った人物を・・・?

ウ検事の独断で決められることではありません。上の者と話をして・・・と言いました。

ファン・ピルソンは、一刻も早く、この状況を解決するよう言いました。

検事総長をはじめとしたお偉方に、昔から恩を売っているようですね。

要するに、まだまだ余裕をぶっこいているわけですよ、この母子は。

 

昔、チョウォンがトン・べクに言った事がありました。

「もしかしたら、あなたの能力で多くの人を幸せにできるかも。そしたら世の中も良くなるわ。」

本当にそうだろうか・・・と、今、トン・べクは考えていました。

そして、今自分に出来る事を始めました。

スキャンしたムン・ヨンガンやパン元議員の記憶を、記録として残したのです。

 

ユ消防署長は、パン元議員の妻スギョンに夫の悪行を全て語って聞かせました。

娘のアヨンに暴行を加えたこと。それを知ったムン・ヨンデにも暴行を加え、挙句の果てに殺したこと。

アヨンは生きていたものの、ショックで正常な意識を失っていました。

事件直後に知ったイ次長とチョン・ギスが全てをもみ消したのです。

アヨンを診察した医師たちもアヨンの味方ではありませんでした。皆、ファン・ピルソンの息がかかっていたのです。

トドメは、チョン・ギスでした。

ムン・ヨンデが死んだことを、アヨンに教えたのです。自殺した・・・と。

アヨンは翌日、自殺しました。

ユ消防署長は言いました。アヨンの不幸は理由が無いと。

不幸になる理由は、無いと言う事です。アヨンには何の落ち度も無かったということですね。

 

ソンミがトン・べクに言いました。イ次長が人質以外に発砲命令を出したと。

「私たちの敵は、消しゴムだけじゃないわ。」

 

ユ消防署長の居所が判明しました。

ソンミとトン・べクが向かいました。

出る前に、トン・べクはカン記者にメモリを渡しました。あれは、きっとトン・べクの“スキャンの記録”ですよね。

 

カン記者は内容を確認後、放送局に特ダネがあると持ち込みました。

トン・べクの証言をそのまま流す意思があるかどうか、聞きました。

しかし、相変わらず上司の意向は変わりません。トン・べクを全ての事件の犯人・・・消しゴムと断定する主張を変える気は無さそうです

真実を報道すべきだと言うカン記者に、上司は言いました。

「真実は外じゃなく、ここで作られる。私たちが真実を作るのよ。そして私たちが作るべき真実は、トン・べクを社会から排除すること。」

余談ですが。

このセリフを聞いて、今日知ったばかりの、韓国“フェイクニュース規制法改正”のニュースを思い出してしまいました。この作品に於ける放送局の偏見に凝り固まった主張をさも正論のように垂れ流す態度もムカつきますが、規正法改正も、言論弾圧に繋がらないか、不安に感じます。こんな法律を作らなくてはいけないほど、フェイクニュースが多いということでしょうか

カン記者は、幻滅しました。

そして、放送局を出て行きました。彼女の方から彼らを見限ったのです。

オ刑事に協力を求めました。

 

イ次長の指示で特攻隊が取り囲んだ小屋には、ユ消防署長の姿も、パン元議員の妻の姿もありませんでした。

遠くから、成り行きをみていたソンミは、ここじゃない・・・と言いました。

行先は、アヨンが自殺した場所だと予想していたのです。

 

当たりでした。

廃ビルの屋上でユ消防署長はソンミとトン・べクを待っていました。

隣に大きなスーツケースを置いていました。中にパン元議員の妻スギョンが入っていると言いました。

スーツケースから血も滴っていますが、まだ生きていると言いました。

自分の主張をトン・べクたちに滔々と述べたユ消防署長。

ソンミは、違和感を感じていました。これまでは、被害者を儀式のように殺して来たのに、今回は違うからです。

スーツケースにスギョンはいない・・・と思いました。

でも、確信が持てません。

 

トン・べクはユ消防署長の意見に同意しました。

そしてスギョンが死ぬ前に記憶のスキャンをさせてくれと言いました。ファン・ピルソンたちの悪行を知りたいからと。それに消しゴムなら自分たちを操れる筈だから警戒する必要もないだろうし・・・と。

すると、ユ消防署長は動揺した様子を見せました。

消しゴムじゃないな・・・とトン・べク。

ユ消防署長が怯んだ隙に、スキャン。

スギョンがこの建物の中にいるとわかりました。ソンミが駆け出しました。

そして、スギョンを救出したのです。

 

格闘となりながら、スキャンを続けるトン・べク。

消しゴムは誰だと、トン・べク。

「今日の話はヤツが言ったことだ。ここにいたのは、私じゃない。今日ここにいたのは、消しゴムだ今日聞いたことを覚えておけ。今のままじゃこの世は良くならない。この世が変わらない限りお前は迫害され続ける、突然変異だ

 

その時銃声が

ユ消防署長、次にトン・べク

撃ったのは、チョン・ギスでした。

チョン・ギスがトン・べクにトドメを刺そうとしたとき、広域捜査隊が。

チョン・ギスは銃で自殺しました。

ユ消防署長は、ビルから転落。即死でした。

 

この状況を、イ次長の部下が見ていました。

万が一、トン・べクが生きていたら、トドメを刺せと命令が下っていたようです。

でも、ここに国家情報院が乗り出してきて、トン・べクを保護したのです。手出し出来なくなりました。

 

その頃、カン記者は、オ刑事の協力で、トン・べクの証言映像をネットで配信していました。

パン元議員の悪行、それを隠蔽しようとしたファン・ピルソンについて。そして、2人の指示で動いたチョン・ギスとイ次長について。

もう、止めようはありません。

なのに、まだファン・ピルソンは手があると思っています。この国で自分に不可能な事は無いと。

 

世間では、意識不明に陥ったトン・べクの回復の可能性は低いと報じられていました。

しかし、実は既に意識は戻っていたのです。

見舞いに来たソンミは、ファン・ピルソン母子に捜査が入ると告げました。

トン・べクの証言のお陰と言えます。

しかし、本人は自分の必要性に疑問を感じていました。ユ消防署長の言葉が頭に残っているのです。

 

突然、トン・べクの警護をしていた国家情報院の者たちが倒れました。記憶も一部失っているようです。

消しゴムだと、トン・べクは思いました。

やっぱりユ消防署長じゃなかったのです

 

ベッドに置手紙がありました。

“全てが始まった所へ”

20年前の集団暴行事件の現場となった倉庫・・・ですね。

 

消しゴムは、なんと、パン元議員の秘書ソ・ヒスでした。

「今からすべての真実を話してあげる。トン・べク、私の弟。」

ええーっ


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『あなたの運命を書いています』3話まで

2021-08-30 22:32:28 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから、

 

チェギョンの作品を丸写しにしていることをミョンに知られてしまいましたよ、ホユン。

指摘されると、自分は恋に詳しくないから、質を高めるためだとか何とか、言い訳しまくり。

それでもやっぱり盗作はいかんだろうと、ミョンは言いました。

 

ホユンは何とかしてバルムの初恋を実らせてあげたいと、次の策を考えました。

で、行った事の無い地方で偶然会うという設定を思いつきました。ミョンのアイデアを少々パクリましたが。

運命的な出会いをセッティングしたのです。

 

チェギョンは親戚のお葬式で。ま、これは人違いっていうあり得ない事態になりましたが。

仕方が無いので観光しようと羊牧場に向かったチェギョン。

そこで、偶然バルムと会うんです。

バルムはドラマが嫌で逃げた先輩監督を探しに来てました。まぁ、この理由もどーなの?って事ですが

普通だったら、こんな偶然あり得ない・・・と恋に落ちたりするのに、チェギョンは全くときめかず。

様子を見守っていたホユン、ミョン、サムシンは、予想が外れまくってがっくり。

手ごわい相手です、チェギョンは。

 

じゃぁ、次はこれだとばかりに、突然の大雨を見舞わせました。

傘を持たないチェギョンに、上着を差し掛けるバルム。

映画の1シーンですよ。

しかし、これでもチェギョンは全く・・・

 

じゃぁ、次は・・・ってんで、雨宿り中に、突然チェギョンが体調を崩すという設定。

介抱してくれたイケメンには、絶対に惚れる・・・とね。

で、突然高熱で倒れてしまったチェギョン。

バルムは焚火なんぞでまずは体を温めて・・・とロマンティックな事をしようとするのですが、チェギョンはあっさりビジネスライクに言いました。

「救急車を呼んで。看病はいらないからね。」

やっぱり上手く行きません、ホユン。

 

チェギョンが治療を受けている間に、本来の目的だった監督からバルムに電話がかかって来ました。

迎えに来たんじゃないのか?ってね。

仕方なく、バルムが外に出た時、代わりに入ってきたのは、ホユン。

ホユンは、もう現地に赴いて状況を確認しながら、ノートを書こうと思ったんです。それが一番だと。

 

目を覚ましたら、傍にいたのがホユンで、チェギョンは驚きました。

結局、ホユンに家に送ってもらう事になりました。

 

話せば話すほど、話がかみ合わないチェギョンとホユン。

他人のお葬式だったために、食事が出来ていないチェギョンはお腹がぺこぺこ。

途中で二人で食事をしました。

ホユンが唐突に言いました。

「運命に従う者と逆らう者がいる。君の様に運命に逆らうと苦しむだけだ。僕も苦しむ。時には、運命に身を任せるのも悪くないと言う事だ。」

チェギョンは、何のことやら・・・です。

で、例の文集の事を持ち出しました。

読んでませんよね・・・と。

ホユン、読んだ、おまけにパクッテるとは言えません。つい、挙動不審になってしまいました。

で、サービスエリアでポテトを食べようと言ったのです。初恋のために・・・と。

それでチェギョンは読んだんだ・・・と気づくということは、小説の内容にあるエピソードなのかな

 

雪が降ってきました。

初雪でした。

一緒に初雪を見たら、初恋が実る・・・と話した後でした。

 

サービスエリアに行くと、なんとそこで、またバルムとバッタリ。

ホユンがポテトを買いに行くから、ここで待ってろと言った後でした。これも、ホユンの筋書きかしら

バルムが一緒の監督を見て、チェギョンは思わず隠れてしまいました。相手は知らないけど、チェギョンは知ってるってことですね。

バルムから、チェギョンの次回作の監督だと聞かされ、驚きました。その監督のこと、好きじゃないんです、チェギョン。

おまけに、バルムが助監督を務めると言うじゃありませんか。

マズいです。

でも、バルムがその脚本家の作品が好きだと聞き、気分が良くなりました。

 

バルムの父親は放送局の局長です。ま、上司ですな。

父から脚本家“ヤン・ミスン”に花束とケーキを宅配で送るよう指示されました。

ところが、送ったと思った直後、気が付いたら花束とケーキの箱を持ってチェギョン母・・・ヤン・ミスンの経営するカフェの前に立っているじゃありませんか。

バルム、戸惑いました。???・・・です。

もち、ホユンの書いたストーリーです。

ホユンはミョンと一緒にカフェにいて、バルムの様子を見ていました。

 

カフェに入って来たバルムは、他の客を避けようとして持ってたケーキの箱をホユンのコーヒーカップに当てちゃった。

揺れたカップからコーヒーがこぼれて、バルムのノートにかかっちゃった。

そしたら、書いた文が消えちゃったよ

“交際スタート”

と言う一文が。


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最近ハマってます(*´▽`*)

2021-08-30 10:47:45 | ご近所探訪

ITZY"Not Shy"踊ってみた cover dance【みそ】

 

ご存じでしょうか、愛媛県のユーチューバー“みそちゃん”

以前、地元TVで紹介された時が、私はお初でしてね。

そのまま忘れていたのですが、このところの超自粛生活でYouTubeの視聴時間が格段に増えまして。

で、偶然見つけてしまったんです。

『みそ』

愛媛弁・・・と言うより、こてこて西条弁で早口でしゃべり倒すだけじゃなく、ラーメンの吸引、大食い、そしてこの動画のようにk-POPアイドルのダンスカバーなんぞもやってらっしゃいます

緩くて微笑ましくて、気分がになる動画です。

今回紹介した動画は、意表を突いたみそちゃんのおばあちゃんの乱入もあり、思わず吹き出してしまいました

お時間のある方、ちょっとご覧になってくださいませ

 

余談ですが。

この記事、どのカテゴリーに属するのか、ちょいと迷いました。

で、迷った挙句、『ご近所探訪』に。

広い意味でご近所なので


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『模範刑事(原題)』3話まで

2021-08-29 22:18:15 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

イ・ウネはてんかんの発作でした。

担ぎ込んだ病院で治療を受けさせたジヒョク。入院の必要は無いと医師に言われましたが、無理やり入院させました。

行く充てが無いわけですからね。病院のベッドででもゆっくりと寝かせてやりたいですわな。

見張りの警官もつけました。容疑者ではなく、証人保護が目的だと言って。

 

強力2チームの面々は、ムン署長の奢りで焼肉を食べに行っていました。

今回のパク・ゴノの件での騒動を慰労する意味です。

でもね、ムン署長の本心は、これ以上イ・デチョルの事件を追うなと言う無言のプレッシャーの意味の方が強かったと思われます。

カン刑事が、イ・デチョルの事件の事を持ち出すと、途端に機嫌を悪くしました。

でもね、結局、カン刑事はその場の空気を読み、ウチーム長と共に誤魔化しました。ムン署長の意向に沿う姿勢を示したのです。卑屈になる気持ちを必死に押さえました。

 

だからと言って、同僚たちも納得したわけではありません。無実かもしれない証拠が出て来たのですからね。

このまま無視を決め込む気にはなれませんでした。再捜査すべきじゃないかと思っていました。

刑事としてのプライドと使命感・・・ですよね。

カン刑事も勿論悩んでいました。

同期で唯一昇進していないそうで。そのいたたまれない気持ちと、真犯人逮捕の使命感の間で揺れていました。

ウチーム長は、チーム員たちはカン刑事を一番信頼しているのを知っています。

だからこそ、カン刑事の口から再捜査はしないと言って、諦めさせてほしいと言いました。

カン刑事はそうしました。悶々とする気持ちを必死に押さえて。

 

チン記者の元にも、イ・デチョルのアリバイを証明できる映像が送られて来ていました。

いったい誰からカン刑事とチン記者の双方に送るなんて。

いっそのこと、マスコミ各社に送れば、話は早いと思うんだけどね、あたしゃ

死刑執行者の名簿にイ・デチョルの名前があることを知ったチン記者。焦りました。

 

ジヒョクは例の自分が競売で競り落とした腕時計の出所を調べていました。

ナムチーム長が、一目見るなり、それが偽物だと言ったからです。

出品した店の者は、盗品じゃないと断言。

ジヒョクが前の持ち主について聞くと、言えないと一旦は断りましたが、刑事だと分かると渋々答えました。

40代の女性だと言う事と、電話番号を教えました。名前は知らないと言いました。

 

この時計、どうもジヒョクの父の形見のようです。

以前、伯父から時計について聞かれたことがありました。書斎から盗んで行ったのか?と。

違うとジヒョクは答えました。

すると、伯父はジョンテが嘘をついたのか・・・と呟きました。

この会話を、ジヒョクは録音していました。あの日時は2015年11月6日となってます・・・よね?これって、イ・デチョルの事件が起こった数日後じゃない

何か関係がありそう。

 

ジヒョクは伯父が言った“ジョンテ”に会いに行きました。従兄ですね。

怖いもの知らずの会社代表です。と言うよりは、ワンマンでやりたい放題、部下を殴るなんて日常茶飯事のようです。

ジヒョクが行った時も、部下を殴りつけてる最中でした。他の社員の前で。

腕時計が競売にかけられていたことを知っていました。

幼い頃のトラウマで社会生活を送れないかと心配した・・・なんて、口では優しい事を言いますが、内心では警戒してる雰囲気です。

しかし、ジヒョクも負けてはいません。ジョンテが何をしでかすかわからないから傍で支えてあげないと・・・と言いました。

ここで分かったのは、ジヒョクの父親は殺されたということ。そして、ジヒョクだけがその莫大な遺産を受け継いだってこと。家族と呼べる人は一人もいないようです。

この二人、一応顔は穏やかな笑顔を見せあっていますが、内心は全くべつもののようですね。

 

パク・ゴノが釈放されました。

すぐに何者かから電話が入りました。パク・ゴノは先輩と呼んでいます。

パク・ゴノの先輩は、以前、看守だった彼にイ・デチョルを殺せと指示したようです。その指示を出した人に会わせてほしいと、パク・ゴノは言いました。

相手が躊躇すると、検察に戻って話していないことがあると言いましょうか?と脅しました。

また連絡すると言って電話は切れました。

 

パク・ゴノを見つけたチン記者が声をかけて来ました。

パク・ゴノは警察と同様マスコミも信用してはいません。警戒して、露悪的な事ばかり言いました。

そんな言葉に惑わされるチン記者ではありません。

「イ・デチョルの無実を確信してますね。」

と、パク・ゴノを真っ直ぐに見つめながら言いました。

チン記者にもパク・ゴノと同じ思いをしたことがあるようです。同じように人権委員会に行き、捜査機関に再捜査願いを出し、大統領府のHPにも請願を出し、再審担当の弁護士にも会い、そのすべてに証拠を出せと言われて行き詰って来たようです。

現に、パク・ゴノも同じ道を辿っていました。

チン記者もパク・ゴノも確たる証拠を持っているわけではなく、確たる信用を持っているだけだったのです。

パク・ゴノは思いを共有する相手に出会えたと思ったようです。

イ・デチョルに濡れ衣を着せたヤツが俺の所に来るはずだと言いました。そうしたら連絡すると。

それにしても、チン記者がそれほどまでに必死になった相手とは、いったい誰なんでしょう。何があったのでしょう。気になります。

 

パク・ゴノが看守の時、イ・デチョルを死にそうになるまで暴行したことがありました。

それは、“先輩”からお金と引き換えに受けた事でした。

寸でのところで他の看守が発見し、止めたために、大事には至らなかったのですが。

事情を聞かれ、イ・デチョルはパク・ゴノを庇いました。自分が死にたかったから、先に殴ったんだと言ったのです。殺してほしいと思ったんだと。

パク・ゴノはその時、イ・デチョルが無実だと察したようです。

 

ジヒョクは腕時計の前の持ち主を突き止めました。

なんと、それはチン記者が以前訪ねた犯罪被害者の妻でした。ナムチーム長と親しげにしていた。

 

ムン署長は、今度は懐柔策に出ました。

カン刑事が昇進できるように審査員たちの前で散々持ち上げたのです。

そして、数日休めと言いました。ユン捜査官の調査があることを知っていました。休んでいる間に、それを片付けてやると言ったのです。

カン刑事は、従うしかありませんでした。

 

その直後、イ・デチョルを含む数名の死刑執行が決まったというニュースが流れたのです。

2チームの面々は、言葉も出ません。

カン刑事は、同僚の視線を全身に感じながら、休暇を取ると言って出て行きました。

でもね、行先は、イ・デチョルのアリバイとなってる仕事先でした。

示し合わせたわけでもないのに、ジヒョクもやって来ました。

初めて意見が一致しました。相棒らしくなってきました。

 

アリバイの映像を持っていたのは殺されたチャン刑事だと思われました。

名刺があったんだそうです。・・・えーとぉ、それ、見逃したかしら

チャン刑事はイ・デチョルの無実を知っていたことになります。隠ぺいした理由が分かりません。

当時、チャン刑事はナムチーム長が相棒でした。・・・繋がったね、ナムチーム長。

 

そこに、チン記者もやって来ました。アリバイの映像がカン刑事にも届いていると察していました。

チン記者は言いました。

イ・デチョルの無実を信じているのは、キム元地検長とパク・ゴノで、2人とも無罪になっても何の得も無いことが共通点だと。一方、有罪を主張する人の共通点は相当な不利益が生じる事。

「どちらを信じろと?」

そして、もしこのまま死刑になってしまったら、カン刑事たちは一生苦しむことになります・・・と。

でも、ジヒョクは、そんなことを考えていたら、刑事は務まらないと、一蹴。

チン記者は、ジヒョクに反感を持ちました。

 

その頃、パク・ゴノは指定された場所にやって来ていました。用心のために、ナイフを忍ばせています。

来ていたのは“先輩”だけでした。

気が変わったようだと、先輩は言いました。

パク・ゴノは、イ・デチョル殺害を指示した人物を教えてくれと言いました。万が一先輩がいなくなったら、その人物の存在を知る者はいなくなると。先輩の安全のためにも、教えてくれと。

説得する・・・と、先輩は帰って行きました。

廃ビルの上から先輩の後姿を見ていたパク・ゴノが襲われました。先輩は知っていたのです。

 

格闘となりました。

ナイフを奪われ、足を切られてしまったパク・ゴノ。

必死にに反撃し、逃げました。

そして、途中で密かに自分を襲った人物を撮ったのです。

チン記者に連絡を入れました。

あいつと会って写真を撮った、それを送る・・・と早口で伝えました。

しかし、写真が送信されて来ません。

 

何かあった・・・とチン記者も、一緒にいたカン刑事とジヒョクも思いました。

すぐに携帯の位置を追跡。

しかし、遅かった・・・。

パク・ゴノは転落死体となって発見されたのです。

 

何故か、死体を発見したカン刑事の2チームではなく、1チームの担当となりました。

どうもムン署長の指示のようです。

どうしようも無いので、一旦は引き上げたカン刑事たち。

しかし、携帯が見つかっていない事を知り、こっそりと現場に引き返しました。

 

朝になって、血痕を辿って行った先で、見つけました、携帯を。

写真も残っていました。

そして、写っていたのです、襲った犯人が。

キム元地検長の部下です

その時、チン記者は、その部下の運転する車に乗っていました

危ない

 

ナムチーム長も、パク・ゴノの携帯が見つかっていない事を知り、探しに来ました。ジヒョクも探していると気付いたので、焦っていました。

でもね、既にカン刑事とジヒョクが発見して持ち帰った後でした。


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『模範刑事(原題)』2話まで

2021-08-29 11:33:38 | 韓国ドラマのエトセトラ

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海岸で発見された女子高生の遺体。

カン刑事とジヒョクは現場に駆け付け、遺体の確認をしました。

はっきりとは判別出来ませんでしたが、イ・ウネではないと思えました。

実際、別人だということが後日判明しました。

 

パク・ゴノは看守だった時、散々にイ・デチョルに暴行を加えていました。

それを、宣教師になった今、悔いています。

 

仁川西部警察署長のムン・サンボムは、ウチーム長から事の次第を聞き、捜索班を撤収させろと言いました。

パク・ゴノの自作自演の可能性が高いと言いました。流石です

そして、絶対に記者には気づかれない様にしろと言いました。ネタにされやすい事件だからと言うのがその理由です。

それだけじゃなく、巻き添えをくらうからだと聞いたカン刑事は言いました。

イ・デチョルを捕まえた時、ムン署長は捜査課長だったんだとか。事件を掘り返して何かあったら、一番責任が重いわけですから。

 

チン記者は元地検長のキム・ギテに呼びだされました。

現在キム元地検長は拘置所にいます。そうなったのはチン記者の記事が元だったようです。だからと言って、特に怒ってる様子は見えません。見せないだけかしら

キム元地検長は、チン記者の記事を読んだと言いました。犯罪被害者遺族についての記事です。

読んで、昔のことを後悔したと。正したいと。

「イ・デチョルだが・・・。俺が検事部長の時に死刑囚にしたやつだ。そいつは、無実だ。」

刑事、検事、裁判官によって犯人に仕立て上げられたんだと、キム元地検長は言いました。最後の仕上げをしたのは、チン記者、君だとね。

 

ジヒョクは、強力1チームのナムチーム長が気になっていました。ちらっと見ただけで腕時計の価値が正確に分かるなんて、普通の刑事じゃないと感じたのでしょう。

実際、何やらきな臭くなってきましたよ。

イ・デチョルを逮捕したのはカン刑事でしたが、犯人だと断定する根拠はナムチーム長が揃えた捜査資料に基づくものだったようですから。

実際、逮捕した時のイ・デチョルの様子は、とても凶悪犯とは思えない穏やかさ、優しさを感じさせるものでしたしね。必ず誤解は解けると言う感じで、晩御飯は一緒に・・・とウネに言っていました。

パク・ゴノの行動の動機を考えると、イ・デチョルの一件が関わっていると思わざるをえません。不安になったカン刑事は、ナムチーム長に確認しました。何か気になることは無かったか?と。

「何も無かった。」

と、ナムチーム長はきっぱり。他人が何を言おうと自分を信じて進めばいいんだ・・・なんてね。

それでも、カン刑事はすっきりしません。

 

ジヒョクはチャン・ユナが売春していると察知。ばらされたくなかったら・・・と、今回の通報した裏事情を聞き出しました。

どうも、ウネ本人から頼まれたようですね。

ウネも、売春グループにいるのです。属しているのか定かじゃありませんが、知り合いだと言う事は確認できました。

ここで余談を一つ。ジヒョク・・・チャン・スンジョssiの走り方、「ボイス」で見たイ・ジヌクssiの走り方に似てる気がするんですけどあまり足が上がっていないと言うか・・・。スピードをセーブしてるからかしら

 

ジヒョクとカン刑事はパク・ゴノを騙して自供を引き出そうと考えました。

で、ウネの死体が見つかったと言ったのです。パク・ゴノは殺して埋めたと言ったが、別の場所で発見されたと。遺書が見つかったから自殺だと思われるとね。

そして、ウネと共謀したんだろ?と。しかし、ウネはその芝居を真実にしたかったのでは?と。

一芝居打ったのですが、パク・ゴノは騙されませんでした。一瞬は動揺を見せましたが・・・。

「お前たちの思い通りにはさせない。弁護士を呼んでくれ。」

冷静にパク・ゴノは言いました。

 

俺は殺人犯だと思うか?とパク・ゴノ。

そう思うなら殺人犯にしろ。きっちりしろ。得意だろ・・・と。

その言葉を聞くと、イ・デチョルの件と被りますよね。カン刑事もジヒョクもそう思ったでしょうね。

 

チン記者は、カン刑事に話を聞こうと呼び出しました。

カン刑事は気づかれてはいけないと、必死に平静に対応しようとしました。チン記者は直球でした。

「イ・デチョルが犯人だと思いますか?」

勿論だと答えたカン刑事。そして、質問の理由を反対に聞きました。

「デチョルの無実を主張する通報がありました。通報者が誰かは言えません。」

カン刑事が何も言わないと見ると、記事にすると言いました。信頼できる情報提供者なので十分記事は書けると。

マズいです。

カン刑事は譲歩しました。

チン記者から情報提供者が当時の部長検事キム元地検長だと聞き、現在捜査中のパク・ゴノの一件を打ち明けたのです。

 

パク・ゴノの事が記事になりました。

記者が留置所に口実を設けて入り込み、勘を働かせて、一言コメントを取ったのです。

パク・ゴノもチャンスと見た感じでした。

これで、検察が乗り出して来ました。パク・ゴノを一刻も早く検察に送れと指示して来ました。

こうなると、非公開での捜査は難しくなりました。

イ・デチョル事件との関わりを気づかれたくないムン署長は、全く関係のない所を捜索させました。

マスコミを上手く誘導出来たと思ったのもつかの間。マスコミに一斉にパク・ゴノの検察送致のニュースが入ったので、記者たちが西部警察署に集まってしまいました。

 

ジヒョクはパク・ゴノのカードが使用されていることから、ウネがそのカードを持っていると確信。

使用先を当たり、ウネを探しました。

 

検察がやってきて、直接パク・ゴノを送致すると、留置所から連れ出しました。

記者たちが彼の周りに殺到。

もみくちゃになりながら、パク・ゴノが訴えました。

これを待っていたのかもしれません。

 

「イ・デチョルの娘ウネを拉致し殺したと自白しました。何故だと思いますか?真実を言っても、誰も信じてくれないからです。宣教師が女子高生を殺したと言えば、発言する内容に注目が集まるからです。今日、僕は神の御名によって真実だけを話します。死刑囚イ・デチョルは無実です。5年間、殺人犯と言う汚名を着せられ生きて来ました。再捜査が行われるよう助けてください。」

その時、パク・ゴノを呼ぶ声が。

イ・ウネ本人でした。ジヒョクたちが探し出したようですね。

もう諦めて・・・とウネは言いました。

 

マスコミは、今度はウネに殺到。

口々に質問をぶつけ、もう、大混乱。

その渦中のウネはパニックを起こしそうです。記者からカメラを取り上げ、叩きつけて壊しました。

「知っての通り、私は殺人犯の娘よ。ここで跪いて謝ればいい舌を噛んで死ねばいい

叫んだと思うと、本当に舌を噛んだウネ。血が口に滲んで来ました。

沈黙が支配し、誰も声を出せません。

ウネはそのまま集団に背を向け、去って行きました。

 

追おうとしたチン記者を、ジヒョクが止めました。

警察はあの子を保護する義務があります・・・と。

 

ウチーム長が今回の騒動について正式に発表しました。

パク・ゴノの自作自演だったと。

 

このニュースを見ていた人の中に、ユン捜査官もいました。

彼女はイ・デチョルの事件当時、刑事でした。

証拠のナイフを紛失してしまい、カン刑事から大目玉をくらいました。

しかし、そのナイフ、ムン署長が持っていました。ユン捜査官が自分に預けたのを忘れていたなんて言いましたが、今考えると、怪しいですよね。

結局、それで一件落着したわけですが、ユン捜査官は今でもそれを鮮明に憶えています、罪悪感と共に。

 

ウネに行く場所はありません。結局、売春をやってる仲間のところしか。

でも、ジヒョクに知られたことで激怒したボスがウネをたたき出したのです。

ジヒョクはその様子を見ていました。

あてもなく歩くウネの少し後ろをついて行きました。

ウネはパク・ゴノのカードを折って捨てました。そして、ビールを万引きし、逃走したのです。

追ったジヒョクが見つけた時、ウネは引きつけの発作を起こして倒れでいました。パク・ゴノと同じです。

 

カン刑事に通報が入りました。メールを送ったから見てくれと言う。

添付されていたのは、なんと、イ・デチョルのアリバイを示す映像。

事件が起こった時、イ・デチョルは仕事をしていたのです。

当時、何故これが見つからなかったの


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『模範刑事(原題)』視聴開始

2021-08-28 17:12:42 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

オ・ジヒョク=チャン・スンジョssiは、仁川西部警察署に転任して来ました。

署に到着したのは深夜。

オークションで高価な時計を落札した帰りだったようです。彼はどうも裕福な家柄のようですね。

到着して誰もいない署内で仮眠をとっていると、一本の通報が。

誰かが高架橋の下に人を投げたのを目撃したという内容です。

ジヒョクは一人で現場に向かいました。

河原に降りて調べてみましたが、特に何も発見出来ません。

 

ジヒョクは警察大出身でソウルの広域捜査隊から転任して来ました。まぁ、所謂エリート且つ出来るヤツなんでしょうね。

そのせいか、仁川西部警察署の強力2チームの面々は何やら冷たい反応。

カン・ドチャン=ソン・ヒョンジュssiと組むよう、ウチーム長に命じられました。

カン刑事は面倒くさそうです。

しかし、ジヒョクはそういうことを全く気に留めない感じです。マイペースと言うか・・・。

 

112通報センターに友達の行方が分からなくなったと言う女性からの通報が入りました。

担当となったジヒョクが通報者と会いました。

通報してきたのは、チャン・ユナというまだ若い女性。友人のイ・ウネと連絡が取れなくなったと言いました。しかし、話を聞いたジヒョクは、ユナに何か胡散臭いところを感じ取ったようです。

言うほど親しい間柄じゃなさそうなウネの捜索願を出すのは、ちょっと変ってところです。

ウネの身元を照会し、その疑念はさらに強くなったようです。

と言うのは、ウネの父親イ・デチョルが死刑囚だと分かったからです。

素敵なホテルを借りてやり、その代わりにウネを探し出せと指示しました。お金は有り余ってるようですね。

 

ところで、カン刑事は何やら調べられています。

まぁ、贈収賄の疑いってところ?

担当しているのは、ユン捜査官=シン・ドンミさん。

大がかりな不正と言うのではなさそうで、カン刑事とすると当たり前の便宜くらいにしか考えていないようです。固いことを言うなって感じですね。

でも、ユン捜査官は、そう甘くはなさそうですね。

ただ、カン刑事は今昇進審査の最終候補に残っていました。だから、問題となる事は避けたいのです。

 

チン・ソギョン記者=イエリヤさんは、突然上司のユ・ジョンソク記者に呼ばれました。

法務部長官が死刑執行書にサインをしたと言いました。名簿にイ・デチョルの名前もありました。

ちなみに、韓国では死刑が廃止されたわけではなく、死刑囚はいるそうですが、最後に執行されてからはかなりの年月が経っているとか。

だから、いざ、再開と言う結論を出すには、相当の覚悟が必要なんでしょうね。

決定をするのは法務部長菅で、最終決断は大統領に任されているそうです。

その情報を得たのは、ユ記者だけなので、ひそかに被害者遺族と会って話を聞いてきてもらおうと、チン記者を呼びよせたのです。

チン記者は快諾しました。

彼女、現在は地方版の記者ですが、何かの事情で本社から飛ばされたみたいですね。

 

ジヒョクは、イ・デチョルの事件を調べてみました。

その時、また殺人を目撃したと言う通報が入りました。今度はカン刑事が電話を取りました。

今朝も同じ電話がかかって来たと、ジヒョクが言いました。が、一応現場に向かうことに。

朝とは場所が違いました。

しかし、ジヒョクはピンときました。

朝の現場も今度の現場も、イ・デチョルが被害者を遺棄した場所だったのです。

そして、捜索願が出されたのは、イ・デチョルの娘ウネ。

何かあると思って当然ですよね。

 

しかし、カン刑事は昇進審査の一件があるので、この件は公にしたくないのです。

何故なら、イ・デチョルの事件はカン刑事が担当していましたから。

捜査ミスなんぞが見つかったら、もう昇進は諦めなくてはいけませんもんね。今回は絶対に逃したくない理由があるとカン刑事は言いました。

ジヒョクは、話を聞いて、自分一人で続けると言いました。カン刑事は関わらなくていいと。

でもね、結果的に何かマズイ事情が出たら、カン刑事に降りかかってくるのは明らかです。

釈然としない表情を浮かべるカン刑事でした。

 

ふと気になって、ジヒョクの元同僚に聞いてみました。先輩の言うことを聞くヤツか?とかね。

聞くだけ無駄でした。と言うよりは、聞いて損したって感じ?

一旦火が付くと誰がなんと言っても信念を曲げない人間で、年に2回も相棒が変わったんだとか。

一人は全治10週間の負傷で逃げ出し、もう一人は懲戒処分を食らい地方で交通整理をしてる・・・って。

ますます滅入るカン刑事でした。

しかし、良い手を思いつきました。

別のチームが担当している事件が手こずりそうなのを知り、自分たちが変わってやると言ったのです。ま、こちらの事件で時間をかけて、なんとかイ・デチョル関係の一件を先延ばしさせようと考えたのでしょうね。少なくとも昇進審査が終わるまで。

ところがですよ。ジヒョクは話を聞いてあっという間に解決。

カン刑事の思惑は外れてしまいました。

 

被害者遺族に会って話を聞いたチン記者。

死刑判決は出たけど、まだ生きていると、苦悩する遺族もいれば、執行されたとしても、被害者は生き返るわけではなく、遺族の苦しみは続くばかりと言う遺族もいました。

執行されても、犯人への憎しみや怒りが消えるわけではないとも。

イ・デチョルに殺されたチャン刑事の妻ユソンは、チン記者に反対に聞きました。事件の苦しみや痛みを知っていながら、何故また苦しめるんですか?・・・と。

それ以上何も答えなかったユソン。

直後、チン記者はユソンが一人の男性と親しげに車に乗るのを目撃。男性は仁川西部警察署の強力1チームのナムチーム長です。

このナムチーム長、ジヒョクの高価な時計に一目で気づきました。何かありそう。

 

殺人を目撃したと言う通報の場所にあった定点観測用のカメラの映像に、イ・ウネの姿が写っていました。

そして、もう一人、男性の姿も。

戻る時には、男性は一人でした。

 

その時、通報者が案内されてやって来ました。

しかし、通報者ではありませんでした。

突然殺人を自白したのです。

「女の子を拉致し、殺しました。名前は、イ・ウネだと言いました。」

 

カメラに映っていた男性が、その自首してきた男性パク・ゴノだったのです。

しかし、言うことが曖昧。

自分が本当に殺したのか、何故殺したのかもわからない・・・なんて言うんですよ。

ただ、ウネを埋めたのは確かだと。

刑事たちは思いもよらない成り行きに混乱し、いい加減で無責任な態度を示すパク・ゴノに怒りました。

家はどこだ?と、突然ジヒョクが冷静に聞きました。この近くだからここに来たんだろ?と。

パク・ゴノの表情が一瞬固まりました。予想外の質問だったみたいですね。

誤魔化すように、他の署に行こうか?などと言いました。

 

朝の2件の通報はどちらもパク・ゴノだと思われました。

「イ・デチョルの事件をほじくり返して計画的に俺たちを試してる。」

と、カン刑事は言いました。

理由は分かりません。

 

留置所に入れられたパク・ゴノが突然発作を起こしたと連絡が入りました。

でも、ジヒョクたちが駆け付けた時には、既に発作は収まっていました。

パク・ゴノは元看守で現在は宣教師をしていました。

看守をしていたのは、イ・デチョルの収監されている刑務所でした。

 

ウネを埋めた場所を案内させようとしたのですが、似たような風景の場所なので、分からないと言うパク・ゴノ。

ジヒョクが、手ぶらだったようだが、どうやって埋めた?と聞いても、混乱していて覚えていないと答えるパク・ゴノ。

ジヒョクの頭の回転の良さに気づき、自首する警察を間違えたか?と言うだけ。

刑事たちは、パク・ゴノの意図が全く分かりません。それどころか、これが事件なのかさえも判断が出来ないでいました。

 

パク・ゴノはイ・ウネを葦原で殺して埋めたと供述していました。

しかし、海岸で女子高生の遺体が発見されたのです。

ますます謎は深まりました。


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「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」NHKBSプレミアムで放送決定!

2021-08-28 12:57:28 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

キム・ソヒョンさん、そして現在「哲仁王后」でビョンインを切なさ全開で演じているナ・イヌssi出演の時代劇。

本来キャスティングされていたジスssiがスキャンダルで降板し、ナ・イヌssiが急遽抜擢された経緯があり、どうなることかと気をもんでいた私。

・・・私が気をもんでも仕方がない事ですけどね ナニサマってことですね

見たくて仕方がなかったのですが、NHKBSプレミアムで視聴可能となりましたっ

 

放送開始日:10月31日(日)21:00~

話数:22話

 

詳細は、こちらから。

「哲仁王后」では、叶わぬ想いに苦しむビョンインを演じてるナ・イヌさん。この作品では、是非とも幸せな役を演じてほしいものです。

キム・ソヒョンさんは、「ラジオロマンス」以来かな?時代劇は「ノクドゥ伝」以来かも。あ、私はね。

とにかく、楽しみです


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クローン文化財展

2021-08-27 15:49:24 | ご近所探訪

新居浜市にある『あかがねミュージアム』に行ってきました。

目的は、明後日までの会期となってる≪東京藝術大学スーパークローン文化財展 素心伝心≫

 

ずっと行こうと話していたのに、忘れてしまってまして。

今朝のニュースでこの話題を見て、

「マズイ残り3日だ

と、焦ったわけです。

突発的なスケジュールを入れるのは、アルフィーがリタイアしてるので問題無し。

明日明後日になると、終了間近だし週末だし、絶対に混むでしょうし。

で、朝ごはんをとっとと済ませ、出かけて行ったというわけです

 

 

本当に久しぶりでした、こういう場所。

まだ観覧者も少ない時間帯でしたので、ゆっくりとゆったりと観て回ることが出来ました。

何と言っても良いのが、撮影OKというところ。

クローンですから。

そして、物凄く間近から見る事が出来ると言う事。

クローンですから。

 

上の写真はほんの一部。

離れて見たり、息がかかるほどに近づいて見たりしました。

一番下は、見づらいですが、『バーミヤン 東大仏天上壁画』、所謂≪天翔ける太陽神≫の一部。

これを見た時、紛争によって仏像が破壊される映像が頭に蘇りました。

改めて、残念だし悔しいと思いました。

もう見る事の叶わない遺産を、こうやって残して、そして見せてくれたことに感謝したいです。

 

浮世絵を、こんなにドアップで見た事、無かったです、あたくし。

拡大されたことで、隅々まで丹念に風景や人の生活が描かれていることがよく分かります。

 

説明は、詳細過ぎず、それでいて薄っぺらでもなく、私にとっては丁度良いレベル。

もし、お近くに回ってきたら、是非、ご覧になってください。

お勧めです


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「模範刑事(原題)」あらすじ

2021-08-26 23:45:07 |   ★「ま」行

ソン・ヒョンジュssi、チャン・スンジョssi出演の刑事ドラマ。

最近あちこちでお目にかかるようになったチャン・スンジョssi。

気になりかけた時、「ボーイフレンド」での本心を隠してソン・ヘギョさんをフォローしようとする演技に一気に心惹かれました。

この作品ではどんな姿を見せてくれるのか、楽しみです。

 

     1話まで   2話まで   3話まで   4話まで   5話まで   6話まで

     7話まで   8話まで   9話まで   10話まで   11話まで   12話まで

     13話まで   14話まで   15話まで   16話(最終話)まで


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『メモリスト(原題)』14話まで

2021-08-26 17:25:53 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

チン・ジェギュは母が死んだ後、ファン・ピルソンとその母のために精神病院に15年もの間閉じ込められていました。

ある日、ジェギュは医師を脅し、病院から脱出。ファン・ピルソンの所に押しかけました。

解放してくれないなら、殺してくれと銃をピルソンに差し出しました。

父が戻って来て目の前の状況にショックを受けているのを見て、ピルソンはジェギュに向けて銃を撃ったのです。

 

消しゴムがチン・ジェギュと手を組んだ理由、それは共通の敵がいたからだと、トン・べクは気づきました。

全ての悲劇の元凶である、ファン・ピルソンがその敵だと。

 

トン・べクは、現れたファン・ピルソンとその息子パン元議員に言いました。

消しゴムに狙われているぞ・・・と。

そして、20年前のムン・ヨンデ殺害事件の真相を突きつけました。

ファン・ピルソンはトン・べクの話しから、嫁を拉致したのも自分たちのせいだということを悟りました。

チン・ジェギュの記憶をスキャンしたとトン・べクが言うと、流石に一瞬怯んだ表情を見せました。

しかし、それだけです。

罪悪感の欠片も持っていないようですね。

 

トン・べクは、パン元議員とファン・ピルソンに言いました。

2人の事はどうでも良いと。消しゴムの気持ちが今なら分かるから・・・と。

しかし、パン元議員の妻は助けたいと。

 

パン元議員は妻とお腹の子を助けたいと心から思っているようです。

でも、ファン・ピルソンが守りたいのは家門と息子の名誉だけ。嫁の命など、二の次なのです。

 

イ次長の息子は命を取り留めました。

が、イ次長の怒りは収まりません。いまだにトン・べクが犯人だと思ってて、部下に捕まえるよう発破をかけています。

ムン・ヨンガンに消しゴムの正体を言えと詰め寄りました。

しかし、ムン・ヨンガンは反対に怒りをぶつけました。

 

20年前、兄のムン・ヨンデが死んだ時、遺書が偽造されていました。だから自殺だと処理されてしまったのです。

自殺の理由は、貧しいからだと書かれていたようです。

それを読んだ母が自殺。そして父も荒れて家を出てしまったのです。

おそらく死んでいるだろうとヨンガンは言いました。

家族が一気に壊れてしまいました。

「パン・ジュンソクが殺したのは1人だが、お前は俺の家族3人を殺した

と、ムン・ヨンガンはイ次長に叫びました。

そして、パン元議員も、イ次長の息子も簡単には死なせないと言いました。これからだと。

 

消しゴムは誰か知らない、記憶を消されてる・・・とムン・ヨンガンは言いました。

ホント

その答えを聞いて、イ次長は言いました。お前には死んでもらうと。

どういう意味なのかと思った時、病室に入って来た者が。

姿を消していたチョン・ギスです。

 

チョン・ギスはムン・ヨンガンの傷口を掴み、痛めつけました。口を押えて声が漏れないようにして。

チョン・ギスは息子を目の前で殺されています。容赦はありません。

消しゴムはどこにいる?と、チョン・ギス。

要するに、拷問的なことを見て見ぬふりをしたということですね、イ次長は。

しかし、ヨンガンはチョン・ギスの傷口ににさらに塩を塗り込むようにせせら笑いました。

イ次長の命を受けて、情報局の部下たちが、広域捜査隊をヨンガンの病室には近づけないようにしていました。

 

そこにピョン隊長と広域捜査隊のメンバーがやって来ました。

ピョン隊長は、イ次長の命と聞いても、怯むことはありませんでした。ムン・ヨンガンの病室に向かいました。

ここではっきりしましたね。

ピョン隊長は、イ次長と同じ考えではないということが。やり方に異論があるということが。

 

トン・べクとソンミはクチーム長とオ刑事に、これまでに掴んだ情報を伝えました。

消しゴムのターゲットはファン・ピルソンだということ。20年前の殺人事件はパン元議員が主犯だったということ、等々。

まだ疑問がありました。

20年も待った理由です。何故、今なのか、ですね。

そして、チン・ジェギュがファン・ピルソンを生かしておいた理由。

一番重要な謎、それは消しゴムはどんな恨みをファン・ピルソンに持っているか・・・です。

 

カン記者に写真が届きました。消しゴムからだと思われます。

直前に、特ダネをやると言う電話が入っていたそうです。条件は、カン記者の単独リポート。

写真はパン元議員の妻のようです。酷い拷問を受けている様子が写っていました。

毎日、釘を1本ずつ、トン・べクが死ぬまで打つ・・・と書いてありました。

カン記者は、報道することは消しゴムの思うつぼだと報道に反対しました。

でも、上司はこんな特ダネ逃したくはないわけで。おまけに、トン・べクを窮地に陥れることが出来るなんて、一石二鳥だと言いました。

怒鳴られ脅されましたが、カン記者は拒否しました。

しかし、上層部は消しゴムの条件を無視し、カン記者の代わりに別の記者がこの特ダネを報道したのです。

結論として、トン・べクが消しゴムの怒りを買ったことが犯行の引き金になった可能性が高いと締めくくりました。

カン記者は、倉庫に追いやられました。監視付きで。

 

この報道を、トン・べクたちも見ました。

クチーム長とオ刑事はトン・べクを心配しました。

でも、トン・べクは余裕の表情を見せ、平気だと言いました。

平気じゃないと思うけどね。きっとみんなを心配させたくなかったのでしょう。巻き込んだ形になってことも申し訳なく思っているでしょうし。

 

その頃、ファン・ピルソンとパン元議員、イ次長の3人が顔を合わせていました。

流石に妻の写真にはショックを受けたパン元議員。

イ次長に苛立ちをぶつけましたが、イ次長だって苛立っています。

別にパン元議員たちに忠誠を誓ったわけではありませんしね、イ次長。

ただ、20年前の一件は、あれが皆にとって最善の策だと思ったから、手を貸しただけなんです。

ファン・ピルソンはイ次長の能力を買い、イ次長はファン・ピルソンの力を借りて上手く尻拭いしてきたってことですよね。

要するに対等な関係だとイ次長は言いたいようです。

 

ファン・ピルソンは言いました。方針とでも言うべき意思統一すべきことです。

嫁の命は二の次だということ、パン元議員は無傷で切り抜けること、秘密を知っている犯人を法廷に入れない事、悪役も一緒に葬り去ること・・・。

トン・べクのことです。

パン元議員を脅かす者には、消えてもらう、それがファン・ピルソンのやり方でした。

パン元議員は、付け加えました。妻を救出すること・・・です。

意外ですね、そんな言葉が出るとは。

でも、ファン・ピルソンにはその気はありません。

イ次長は頷きました。彼の目的は消しゴムとトン・べクを片付けることですから。息子を守るためには。

 

トン・べクは皆が寝ている隙に一人で行こうとしました。

でも、ソンミに気が付かれてしまいました。予測していたのでしょう。

振り切って行こうとすると、ドアを開けた途端に警報が鳴り響いたじゃありませんか。

オ刑事の仕業でした。こんな事もあろうかと、仕掛けて置いたようです。

彼らがトン・べクを一人にするはずがありません。

 

チョン・ギスがイ次長に会いに来ました。

息子の容体を聞きました。

危篤だ・・・とイ次長は答えました。

でもね、本当は峠を越して回復途中だったのです。そう言っては、チョン・ギスの気持ちがどうなるか、分からなかったからでしょう。あくまでも消しゴムに息子が狙われた者同士という立場を取っていないとね。

そして、消しゴムの正体はトン・べクだと言いました。

証拠として見せたのは、イ次長の息子が襲われた日のエレベーターの映像。

トン・べクはリュックを背負っていました。中に入っていたのはガスマスク。

そのガスマスクでイ次長自身は命拾いしたわけです。なのに、チョン・ギスには、リュックの中に入っていた武器で息子が襲われたと嘘を言いましたよ

自分の手を汚さずに、トン・べクを始末しようと思ったのでしょうね。

 

パン元議員が記者会見を開くことに。

トン・べクはファン・ピルソンをスキャンしようと考えていました。で、会場に向かったのですが。

イ次長もそう考えていますよね。周囲は、情報局、広域捜査隊が取り囲んでいて、とうてい忍び込む事も出来ません。

で、オ刑事がトン・べクに成りすまして囮となりました。

ソヨンは広域捜査隊の本部に乗り込みました。ピョン隊長は、イ次長とは違うと感じたからです。

目立つところに、本部の車を停めているのを見て、そう感じたのです。トン・べクに気づかせるつもりだと。

 

実際、ピョン隊長は、イ次長の命令に疑問を感じ続けていました。

トン・べクを執拗に追い、射殺命令まで出しているからです。

しかし、ピョン隊長は、部下に、相手が誰であれ、絶対に撃つなと言う命令を下していました。

 

パン元議員の記者会見が始まりました。

殊勝な表情で、消しゴムに妻の解放を訴えました。

妻を助けるためには何でもすると言って、壇上で膝をついたパン元議員。

その時、一人の人物が近づいてきて、肩を掴みました。

トン・べクです。

スキャンしました。

その瞬間、トン・べクは強烈な頭痛を感じました。

ふらふらになりながら、トン・べクはパン元議員に頭突きをし、銃を構えて逃走。ガス銃ですけどね。

カン記者が協力しました。

 

何とか、地下駐車場まで逃げたトン・べク。

カン記者が車を移動させてくる間に、ソンミに連絡を入れました。

スキャンした結果を報告しました。新たな事実が分かったのです。

 

ムン・ヨンデが殺された日、被害者がもう一人いたのです。その被害者は、性的暴行を受けて死にました。

ユ・アヨンと言う名前でした。父親は消防署長。

ソンミは思い出しました。シムべ消防署長だと。

「あいつが消しゴムだ。」

トン・べクが言いました。

 

トン・べクがカン記者の車に乗ろうとしたとき、一台の車が突進して来ました。

あれは、チョン・ギスだよね?

その時、クチーム長がトン・べクを車の中に突き飛ばしました。

危ない、クチーム長


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『メモリスト(原題)』13話まで

2021-08-25 16:46:28 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

イ次長が、消しゴム=トン・べクだと言う理由。

それは、トン・べクが憎む者は全て消しゴムに殺された事。20年前の集団暴行事件の現場にいたこと、等々。

一方、トン・べクは、チョン・ギスを使ってムン・ヨンデ殺人事件を隠蔽したのはイ次長だと名指ししました。

イ次長は認める筈はありません。

誰が隠蔽を指示したと、トン・べク。

イ次長は、それにも答えません。

再度記憶をスキャンしようとした時、イ次長の部下が銃を構えて入って来ました。

殺人犯だ、捕まえろと、イ次長。

トン・べクは逃走しました。

 

ソンミは言いました。ようやくイ次長がトン・べクを排除しようとした理由が分かったと。

「自分の罪を隠すためですね。」

全てを隠すためには、あと一人は殺す必要がありますね・・・と、ソンミ。自分のことですね。

 

トン・べクは逃げました。駆けました。

7年前にも、こうやって駆けて行ったことがありました。チョウォンを探しに行った時です。

チョウォンが姿を消したあと、トン・べクはチラシを作って行方を探しました。

が、全く手掛かりを得ることは出来ないでいました。

そんな時、選挙活動中のコ・ヒョナと言う候補と偶然握手することがあって。

スキャンしてしまったのです。

なんと、コ・ヒョナは不倫相手とドライブ中にチュウォンを撥ねて瀕死の重傷を負わせてしまったのです。

当時、選挙活動中だったコ・ヒョナは、まだ生きているチュウォンを人目に付かない場所に遺棄。死んでいないと分かると、トドメまでさしました。

トン・べクは激高して、コ・ヒョナに頭突き。暴行の現行犯で逮捕されてしまいました。

この裁判において、トン・べクは初めて自分の超能力を公表したのです。

そうするしか、コ・ヒョナを罪に問うことが出来なかったのでしょう。

 

最初は疑っていた裁判所は、調査し、トン・べクの主張を受け入れました。

国家情報院も注視し、能力の確認に動いたのです。

トン・べクと言う存在が、公になった瞬間でした。

このニュースを聞いたイ次長は、あの暴行現場にいた少年がトン・べクだとすぐに察したようです。

 

消しゴムが、ノチーム長の鼻の中に入れたメモの内容がイ次長に報告されました。

罪のない者が罰せられる、罪人の代わりに・・・と言う、あれです。

イ次長は、ただちに妻と息子に厳重な警護を付けました。自分が罪人だと認識しているということですね。

 

一つ私が分からないのは、20年前の暴行事件の場に、何故イ次長とチン・ジェギュがいたのかということ。

ジェギュはフリーでしたが、イ次長は縛り付けられていました。その意味は?

どこかで見落としたかしら

 

広域捜査隊にトン・べク逮捕の指示が出されました。

同時に、ソンミとクチーム長、オ刑事の監視も指示されました。

しかし、今では、捜査隊の刑事たちはトン・べクの事を理解しています。殺人を犯すような人間じゃないことをよくわかっているのです。トン・べクが殺人をどれほど憎んでいるか、良く知っていますから。

抵抗したら銃を使っても良いという命令まで出されたと聞き、刑事たちは猛抗議しました。

実は、イ次長からこの命令を受けた時、ピョン隊長もその根拠は何だと聞いていました。納得できなかったのです。

しかし、イ次長は怒鳴るだけで、満足のいく答えは得られませんでした。

 

トン・べクはチン・ジェギュのアジトにいました。

ソンミは、トン・べクがそこに行くと、ジェギュから予言を受けていました。

 

ソンミはトン・べクと向かい合い、話を聞きました。

ソンミは、これまでの事を考え、ジェギュはムーダンだったのではないかと考えています。

ムーダンと言うのは、韓国のシャーマンで、儀式を行い神を憑依させお告げ等を行うんだとか。

確かに、ジェギュの突然憑依したような言動は、それでしたね。

トン・べクはジェギュをスキャンしていました。だから、その予想が当たっているか、確かめようとしました。

 

トン・べクはスキャンしたジェギュの記憶を話しました。

確かに、ジェギュには霊感があったようです。彼の母親がムーダンだったのです。その血を受け継いだようですね。

しかし、その能力が目覚めたのは、敵に出会った時でした。

敵と言うのは、異母姉のファン・ピルソン。

ジェギュの母は、愛人だったのです。

ファン・ピルソンは、ジェギュを酷く虐めました。

暴行を受けている最中に、突然憑依が起こったのです。そして神のお告げを下したのです。

恐怖に震えたファン・ピルソンは、ジェギュ母を殺しました。自分の母親と一緒に。

初めて憑依したその日、ジェギュは母を失ってしまったのです。

 

ジェギュは死ぬ前にソンミに遺言を4つ残していました。

「消えたトン・べクとまた会う事になる、祭壇で。」

「消しゴムがトン・べクの過去に隠れている。」

「チョウォンを探せ。」

「パク・ギダンが死んだ夜、トン・べクが祈祷院に来ていた。」

 

パク・ギダンを殺したの?とソンミが問いました。

確かに祈祷院に行ったが、殺したかったが、何もせずに戻ったとトン・べクは言いました。

チョウォンは、自分のこんな姿を望んではいないと思ったからだ・・・と。

そして、トン・べクはソンミにチョウォンとのことを話したのです。コ・ヒョナによって殺されたということも。

 

ソンミは、トン・べクは殺人を犯すような性格ではないと思っています。

しかし、別の人格を疑っていました。

20年前にシムべで7人を殺した悪い人格を。

その悪い人格が、誰かと手を組んで事件を起こしたのではないかと。

でも今は、トン・べクを信じる気持ちの方が強くなっていました。トン・べクは消しゴムではないと。

「消しゴムを捕まえるまで協力しましょう。」

ソンミが言いました。

 

20年前の集団暴行事件の時、現場にはトン・べク以外にもう一人いたとジェギュの記憶にありました。

消しゴムが7人を殺した時、トン・べクもその場にいたと言う事は事実なのでしょう。

その夜、トン・べクの母親も殺されました。

その後、トン・べクは記憶を失くし、駅で保護されました。

 

消しゴムは絶対にトン・べクの家族と悪縁があったに違いない。ムン・ヨンガンが消しゴムであるかどうかは定かじゃないけど、グルだと言う事は間違いない。

消しゴムには壮大な目的があって我々はまだ最終目標も分からない。

・・・と、ソンミは言いました。

最終目標は、イ次長の黒幕だ思うとソンミは言いました。

そして、トン・べクは捜査をするなと言いました。スキャンを繰り返したら命に関わると聞いているからです。

でも、トン・べクは死んでも止められないと言いました。自分の戦いだからだと。

 

ムン・ヨンガンの協力者を見つけた・・・と、ソンミ。パン元議員の秘書ソ・ヒスです。

ソ秘書は、ムン・ヨンガンに羽交い絞めにされた時、ヨンガンが逃げやすいように自分から動いていたのが、ソンミの撮った動画に映っていたのです。

 

オ刑事はカン記者に会っていました。

このところ、マスコミのトン・べク叩きには度を越したものがありました。誤解や嘘の情報、誇張等が入り乱れてて、真実を報道しているところは一社も無かったのです。

いつもトン・べクの味方をしてくれていたカン記者は、社内で浮いた存在になっていました。こういう記事が出ている事も気が付いていませんでした。

褒めなくてもいいから、真実を書いてほしいと言うオ刑事に、謝るしか出来ないカン記者でした。

オ刑事は思わず涙がこぼれて来ました。

知り合ってこれまで、トン・べクの苦しみをたくさん見て来たオ刑事とすると、悔しくて仕方が無いのです。

世の人々は、トン・べクの苦しみを全く理解していないということが悔しいのです。

トン・べクは常に同僚たちから一線を引かれていましたし、彼自身も関わらないように気を付けていました。

だから孤独でした。トン・べク本人も、それを納得していました。

何より、スキャンすることは捜査には有利ではあるけど、トン・べクには苦しみでしかなかったのです。

残酷な記憶は一度頭に入ると簡単には消えないからです。

トン・べクを救ってくれたのは、被害者からの感謝の手紙や言葉でした。

「僕は先輩を守ってみせます。」

と、オ刑事は涙ながらに語りました。

カン記者は自己嫌悪に陥りました。自分も何かできるのではないかと思ったでしょうね。

 

ソンミとトン・べクはソ秘書に会いに行きました。

ムン・ヨンガンの居場所を聞きました。が、ソ秘書は関係を認めません。

でも、2人の説得で、とうとう白状しました。リゾートホテルだと。

その場所に向かうと、厳重な警護が敷かれているじゃありませんか。そして現れたのはイ次長。

そこには、イ次長の妻と息子が匿われていたのです。

と言う事は、ムン・ヨンガンは、イ次長の家族を殺すためにこの場所に来ているということです。

 

即、ソンミはイ次長に危険を知らせました。

しかし、イ次長は、トン・べクを消しゴムだと思い込んでいますから、忠告を聞きません。

大勢の要員が警護する中、ソンミとトン・べクはイ次長の元に行きました。

 

突然、停電し、外に待機していた要員たちがバタバタと倒れました。

ガスマスクをつけた人物が入って来ました。

しかし、ソンミとトン・べクもガスマスクをつけて現れ、人物を制圧。ムン・ヨンガンでした。

ソ秘書からガスを準備していると聞いたので、マスクを用意してあったようです。

トン・べクはソンミの止めるのも聞かず、ムン・ヨンガンをスキャン。

苦しみ始めました。

直後に、イ次長が来て、2人をスタンガンで気絶させました。

 

イ次長は銃を構えました。

ムン・ヨンガンを撃つのか、トン・べクを撃つのか・・・。

トン・べクを撃つ決心をしたようです。

銃口をトン・べクに向けた時、救急隊が到着。未遂に終わりました。

その後、クチーム長がどさくさに紛れて2人を上手く連れ出すことに成功。危機を脱しました。

 

意識を取り戻したトン・べクは、すぐに戻るよう叫びました。

ムン・ヨンガンは囮だとスキャンして分かったのでしょう。

イ次長に連絡を入れました。

「ムン・ヨンガンは餌た消しゴムが息子を殺す

イ次長が部屋に駆け込みました。

でも、既に襲われた後でした。

釘が20本も体に刺されていたのです。

 

トン・べクたちが容疑者とされました。武器の使用も許可するという警察無線が入りました。

何故

 

ムン・ヨンガンの記憶から新たな事実が判明しました。

ムン・ヨンデを殺したのは7人ではなく、8人だったということです。

残り一人はパン元議員でした。

 

その頃、消しゴムからマスコミ宛てにパン元議員の妻の写真が送り付けられていました。

“殺人は全てトン・べクのせい”と書かれたものを持たされている妻が写っていました。

 

ソンミとトン・べクはある場所に呼ばれました。

現れたパン元議員の妻スギョンの母は、泣いてトン・べクに縋りました。助けてくれと。

「スギョンとチョウォンを助けてください。」

チョウォンと言うのは、お腹の中にいる子の胎名でした。

チョウォンを探せと言うチン・ジェギュの遺言が脳裏を過りました。

 

振り向いたトン・べクの目に入って来たのは、壁に掛けられた写真。

それを見た瞬間、消しゴムのターゲットがトン・べクには分かったのです。

「すべての元凶はパン・ジュンソクじゃない。全ての事件を繋ぐのは、ムン・ヨンデ殺害を隠蔽した犯人、消しゴムの最終目標、チン・ジェギュの母を殺し人生を破滅させた腹違いの姉ファン・ピルソン。」

 

ファン・ピルソンを演じているのはイ・フィヒャンさん。

「天国の階段」で、チェ・ジウさんをとことん虐めまくったあの継母を演じてた方と言うのが、私にとっては一番ぴんとくる説明です。

適役だわ~と思ってしまいました。


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カステラ風ケーキ焼いてみた

2021-08-25 15:37:03 | 食べ物関連

簡単な材料でカステラが焼けると言うレシピを見つけ、即、実践

例の、これで

で、トップの写真のようにこんがりと焼けました

こんがりとと言うよりは、焦げっぽく

 

切って見ると、こんな感じ。

いつものパウンドケーキとはちょいと違うお色目。

周囲も、少々ガリっと感。

甘そう・・・

もう少し冷やして、アルフィー&まぎぃのオヤツとなります


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『哲仁王后(原題)』12話まで

2021-08-24 16:46:57 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

哲宗とビョンインの闘い。

結局、哲宗が勝ちました。

「王宮の主が誰か、分かったか?」

と、哲宗。

悔しさのあまり、ビョンインは言葉も出ません。ただ睨むだけ。

 

そして、ソヨンに狙いを定めたファジンの矢は、ソヨンすれすれに飛んで、後ろの木に突き刺さりました。

最後の最後に思いとどまったと言うべきでしょうかね、ファジン。

ファジンが本気だったことは、ソヨンにも分かりました。

第一、本物の矢を使ったことが、その証拠です。

ファジンは、もう敵意も殺意も隠そうとしません。一応口では、手違いだと言いましたけどね。

嫉妬や誤解でファジンはどんどん悪人になって行ってます。

ソヨンはオウォルのことを誤解していると知りましたが、いくら説明しようとしても、一切受け入れないファジンに、お手上げです。

最初からあまり好きになれなかったファジンですが、このところ、本当にムカついてしまいます、あたくし。

 

大王大妃は、哲宗の力量を知り、苛立ちました。

これまでのように、田舎育ちと言う言葉は、もう噂に過ぎないと誰もが気づいたでしょうから。

キム・ジャグンに、苛立ちをぶつけました。

しかし、ジャグンは焦ってはいません。彼は既に手を打っていましたからね。

その一つが、食材を奪うということです。これは成功していました。

永平君が何とか調達して宮殿に戻ろうとした一行が、またもや賊に襲われてしまったのです。

 

ハン室長に似た男が、ト内官と会っているのを見かけたソヨン。

男はト内官とつるんでいるようです。

すぐにチェ尚宮に後を追わせました。正体を探るようにと。

ソヨンは男が水に何かを入れているのを目撃していました。

まさか・・・毒?と不安になったソヨンは、水刺間に急ぎました。

 

食材が届かないので焦っているマンボクに、哲宗が言いました、自分を信じろ、必ず届くから・・・と。

その哲宗の必死の思いがマンボクには伝わりました。

ソヨンはその様子を目撃しました。

マンボクには強気で言ったものの、本当は不安で仕方が無い様子の哲宗を見たソヨンは、可哀そうになったようです。

諦めたら?と声をかけました。その方が楽だから・・・と。

「では、死体のように口をつぐめと?それは出来ません。全力で出来る限り足掻きます。見ているのが辛いなら無視してください。」

分かった・・・と、ソヨンは背を向けました。

 

そんなソヨンにホンヨンが言いました。心にも無いことを言わないでください・・・と。

「王様が傷つくかと、心配されてるくせに。」

 

水刺間では、大変な事が起こっていました。

料理人たちが皆お腹を壊していたのです。勿論、水のせいです。

マンボクだけが無事だったのですが、それは緊張すると水も飲めなくなる性格のお陰でした。

とにかく、宴の料理を作れる状態じゃありません。

 

ソヨンは、こうなったら自分がやるしか無いと腹をくくりました。

食材も無い、料理人たちも使い物にならない状況です。

マンボクがかき集めて来た王宮の畑で取れた食材を元に、メニューを考えました。

 

料理が遅れ、宴に出席していた者たちは相当空腹になっていました。

永平君から食材を奪われたと報告を受けた哲宗は、絶望的な気分になっていました。

キム・ジャグンはほくそ笑んでいました。

そこに、料理が運ばれて来たのです。

添えられている料理の説明を見て、哲宗は気づきました。ソヨンだと。

手紙をやり取りしていたのが、活きましたね。

 

一見すると、質素な料理。なにせ、現代の屋台で売ってるジャガイモの串揚げですからね。あのトルネード状態の。

不満が大臣たちの口から洩れました。見た事のない料理ですし。

しかし、一口食べて、皆食べた事のない味に感動したのです。

次の料理は、一見すると、ハンバーガー。名付けて“メクドゥナルドゥ”。噴き出してしまいました、あたくし

 

哲宗の“簡素だが地味ではなく、華やかであるが贅沢ではない”もてなしと言う意図を見事に酌んだ料理でした。

哲宗の顔が立ったってことでしょうか。

 

一方、男の後をつけて行ったチェ尚宮は、何とか男の名前を聞き出していました。

男の名前は、ハン・シムオン。

お金で買った偽の家系でした。

必死に駆け戻って来て、ソヨンに報告しました。

やっぱりハン室長の先祖だと、ソヨンは思いました。

 

慌てて宴の席に戻ったソヨン。

ファジンは傍を通ったソヨンから油の匂いがすることに気が付きました。

 

哲宗は居並ぶ大臣たちを前に言いました。

これからは膳の数を減らし、肉を食するのも禁じると。要するに贅沢な膳を禁じるということです。

「酒と歌舞や、党派の争いも止めること。これに違反した者には、罪を甘受してもらいます。」

皆戸惑いました。不満顔です。

この時、キム・ジャグンが進み出ました。残念な報告があると。

 

ビョンインたち義禁府の兵たちが、永平君の部下である禁衛営の兵を引っ立てて入って来ました。

身元を偽り、哲宗の警護をしていたとジャグンが言いました。

タイミングを見て、暴いたのです。

 

哲宗は、ジャグンの計略だと叫びました。

しかし、ジャグンは全く動じません。

「あの三家の後ろ盾を信じてそのようなご発言を?三家が王様のお世辞を真に受け味方につくとでも愚かですね。目を覚ましてください。」

無礼であると、我慢の糸が切れた哲宗が叫びました。

「目上の者を侮辱するとはもはや不忠ではなく謀叛だ

落ち着かれませ・・・とジャグン。

「何か当てがあってのことでしょうが、手足を切られたら、それも無用の存在になります。身勝手な振る舞いの代償を払いませ。」

そう言ったかと思うと、ジャグンは禁衛営の兵に言い渡しました、打ち首だと。

 

永平君が軍の掟で裁くと言いましたが、ジャグンは認めません。

哲宗が永平君の言うとおりにと言っても、もう大臣たちは黙っていませんでした。

永平君も知っていたのでは?とか、禁衛営全体が反逆者の集まりなのでは?とか口々に騒ぎ立てました。

禁衛営を解体し、隊長を連座させるか、罪人の処罰を自分に一任するか・・・だとジャグンは言いました。

一任すると言う事は、今後一切何もしないと言う約束をすることだと信じ、隊長は見逃すと。

もう、哲宗に打つ手はありませんでした。

本当の操り人形になるということですが。

 

全て、無意味だったか・・・と呟いた哲宗。

ジャグンに一任すると言いました。涙がこぼれ落ちました。

ソヨンはそれを言葉も出ずに見つめていました。

この時の表情が、本当に上手いです、シン・へソンさん。セリフは無いけど、心情が表れていました。

 

哲宗は、端午の節句の残りの式次第を黙々とこなしました。

涙がたまっています。無気力な表情です。

神への祈りの言葉を読み上げる時も涙は止まりませんでした。

その直後、哲宗が灯した線香が燃え尽きようとした瞬間、大爆発が起こったのです

哲宗は吹き飛ばされ、血まみれです。

ソヨンは血相変えて哲宗に駆け寄ろうとしました。それを、抱き留めたのはビョンイン。

誰の仕業


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『あなたの運命を書いています』2話まで

2021-08-23 13:38:36 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

1話が、正味20分ほど。

もう少し、せめて30分くらいにしてほしいです。遅々として話が進みません

 

運命を書く神にもいろんな神がいまして。

ミョンはなんとも大雑把な内容。時には年数を間違ったりするもんだから、留年したり飛び級したり・・・

良く言えば、臨機応変。悪く言えば、適当。

反対に、ホユンは細かいエピソードを含めて本当に緻密で丁寧。

サムシンは、ミョンにホユンを見習えと言うのですが、今更書き方を変える気も無いミョンです。

 

そのホユンは、“愛”について悩んでいました。

お膳立てをしてあげたにもかかわらず、チェギョンが恋に落ちないからです。

 

バルムはチェギョンが合コンをしていた店を飛び出した後を追っていました。

チェギョンは気づいてなかったのですが、同じバスに間に合ったようです。

で、突然の雨に、傘をさしかけてあげたってわけ。

ドラマティックな展開に、普通だったらドギマギし、意識するはずなのに、チェギョンは全くそうならず・・・。

バルムは十分アピールしていたのにね

 

チェギョンは、その展開が気になっていたのです。

昔、高校生の時に自分が書いた小説と全く同じ展開だったからです。

『マゼンタピンクの雨』と言う題でした。

セリフまでそっくりです。

 

ところで、チェギョンは“コ・ウンソン”と言う名前を使っていた時もあるようです。

別に隠しているわけじゃなさそう。スラも知ってますからね。

サムシンは、3つの名前を持っていると言っていました。もう一つあるんですね。

 

本屋で偶然ホユンと会ったチェギョン。

ヒット中のドラマの本を手に取ろうとしたとき、ホユンもそれを取ろうとして、手が重なっちゃった。

勿論、自分の書いた本ですから、チェギョンは買うつもりはありません。

譲ると言うと、ホユンはどちらかと言うと脚本家に興味があると言いました。どんな男性のタイプが好みなのか・・と。

その言い方が、自分が脚本家だと知ってるような言い方だったので、チェギョンは焦りました。

それだけじゃなく、ホユンは自分が店子のカフェの娘だということも知っていました。

チェギョンはほぼ初めてホユンの顔を認識したくらいなのに。

 

母に確認しました。ホユンに、自分が脚本家だと言う事を話したのか?と。

勿論、秘密にしておく契約を知ってますから、言う筈ありません。

 

そんな時、バルムからメールが入りました。スラに番号を聞いたそうです。

「マゼンタでは、すぐに電話が・・・。」

と、呟いた瞬間、バルムから電話が

驚いて思わず携帯を落としちゃったチェギョン。

傘を返す口実で会ってくれないか・・・と、バルム。

このセリフも小説と同じ。

バルムが口にする言葉の全てが、小説と同じなんです。

 

ふとその小説の事が気になったチェギョン。

小説が載ってる文集のありかを母に問いました。

すると、ホユンに貸したと言うじゃありませんか。

 

聞けば、以前ホユンが

「恋愛映画や小説で感動したものはありますか?」

と、質問してきたんだとか。

で、貸したと、母は言いました。

 

ホユンは、その小説「マゼンタピンクの雨」を、丸写ししていたんですね、バルムの人生のノートに。

神には理解できない“ときめき”だの“胸キュン”だのが満載ですから。

 

ラストのデートシーン。

あれは、夢?小説のシーン


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食べ比べてみました(*'ω'*)

2021-08-23 09:20:42 | 食べ物関連

アルフィーがリタイアしてからというもの、3食を準備しなくてはいけなくなりました。

朝晩は、これまでと変わらなくても、昼は・・・ねぇ。

一人じゃ適当に済ませる事が殆どでしたからね。

昼に“食事”というモノを作るというのは、結構面倒。

それに、このところの自粛生活&天候不順で、テイクアウトを利用してドライブ・・・と言うのもなくなりました。

運動不足気味になると、お昼はやはり軽くいけるものを・・・となり、麺好き夫婦とすると、うどん、ラーメン、ソーメン、パスタの繰り返し。

あ、我が家では蕎麦の出現率はかなり低いのであしからず

 

で、それぞれの麺をいろんな味で試してる今日この頃。

 

主に生麺、乾麺を利用しているのですが、インスタントラーメンを食べることも多々あります。

『辛ラーメン』もよく食べます。

で、食べ比べてみました。

これと

これを

 

“マイルドな辛さ”と表示されてるように、確かに、辛さが違いますね。

そして、キムチ味の方は、当然ながら、キムチ味が強い。

私個人は、酸っぱいキムチが苦手なので、どちらかと言うと、本来の辛ラーメンの方が好みです

アルフィーは、どちらでも良いと申しておりました。

 

しかし・・・ラーメンをお店に食べに行きたい


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