W (ダブル) - 二つの世界 OST (2CD) (MBC TVドラマ) (韓国盤) | |
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スボムが描いても、漫画が更新されない理由が分からないヨンジュ。
ふとスボムは思い出しました、以前、ソンムが言っていたことを。
「W」を、カン・チョルを最初に作ったのはヨンジュだということです。中学生のころ、ヨンジュが理想の彼氏を空想して作り上げた存在がカン・チョルなんです。それをもとに、「W」が作られたわけです。
だから、ヨンジュが描かなきゃいけないのでは?・・・とね。
ところが、ヨンジュ、絵を描くのは下手じゃありませんが、なにせ素人。最近はとんと描いていませんしね。
なかなか思うように描けないんです。
指にペンダコなんぞを作りながらも、一生懸命描きました。
そして、漫画「W」は更新されたのです。チョルは、‘偶然’通りかかった警備艇に助けあげられたのです。
で、ヨンジュは、漫画の世界に引き込まれ、拘置所の面会室で発見されるに至ったわけです。
チョルは、目覚めました。
死のうとしたのに、何故ここに?・・・です。時間も分かりません。
ユン・ソヒの話では、ヨンジュが失踪し、捜索しているさなか、何故かチョルが漢江に落ちたと言う知らせが警察から入ったんだとか。
漢江に落ちた理由をソヒに聞かれたチョル。でも、説明できません。
そこに、ドユンが飛び込んで来ました。ヨンジュが捕まったと言って。
チョルはすぐさまヨンジュに会いに行きました。
移送される途中のヨンジュに、無理やり面会を申し入れました。
ヨンジュはチョルの顔を見て、生きていたとほっとしました。少々得意な気分にもなったようです。自分が描いて、チョルが助かったわけですからね。
だから、沈鬱な表情のチョルに比べて、ちょっとはしゃぎ過ぎた雰囲気ではあります。
人生の目的が復讐だけなんて・・・と言いました。他の目的を持てばよいと。生きる目的を失ったら作ればよいと言いました。
チョルは、ソンムの事を聞きました。
ヨンジュは、ソンムが生きていて、既に健康も回復していると話しました。
そして、言いました。自分を合法的な方法で拘置所から出して・・・と。
「これからのあなたの人生は父の作品じゃない。前作は完結したの。今からは二人で作る続編よ。私は父とは好みが違うの。私が好きなのは、甘いロマンスよ。」
チョルはペントハウスに戻りました。
でも、部屋も、そこでうたた寝しているソヒも、ドユンも全て自分と同じ漫画の中の登場人物です。
虚しい思いがしたようです。ドユンの目を見る事が出来ませんでした。
ヨンジュに対する取り調べが再開しました。
が、ヨンジュはまともに答えません。担当刑事は、堪忍袋の緒が切れそうな感じ。
チョルがヨンジュに面会に来ました。
ヨンジュは有頂天になっていました。変な余裕が出来ていたと言うか・・・。
もう拘置所を出る事が出来るの?・・・と嬉しそうにチョルに言いました。
でも、チョルは不機嫌でした。
「何様だ。」
と、言いました。俺の人生を君が勝手に決めるな・・・と。
チョルにとってはソンムでもヨンジュでも一緒なのです。自分の人生なのに、書き手によって決められてしまうのだから。
「神にでもなったつもりか」
と、チョル。死にたい時に生かして、生きたい時に殺そうとする・・・と。
「感謝されると思っただろ?続編?君は暇つぶしにここで遊び、現実の世界に戻れば済む。」
チョルは家族のお墓に行ったのです。死んだと思っていたのに、そもそも存在すらしていなかったわけです。
「僕は一人でこの世界に生まれた。アルコール中毒の作者のペン先から。俺はなぜ悲しみ、何を恋しがっていたんだろう。勘違いするな。君は何も成し遂げていない。俺が喜ぶと思ったら大間違いだ。」
こんな人生の続編なんて、ご免だ・・・と。
ヨンジュは涙をぽろぽろこぼしながらチョルの話を聞いていました。
確かにヨンジュは少々有頂天になっていたところもあったでしょう。でも、彼女の想いも切実だったのです。
何故生き返らせた?・・・とチョルが聞きました。こんな事全て忘れて現実世界の生活を人生を楽しめば良いのに・・・と言いました。
「愛してるからよ話しにならないけど、本当に愛してしまったから。」
ヨンジュが言いました。
チョルは一瞬あっけにとられたような表情をしました。心が動かされたのです。
ヨンジュが消えました。
ヨンジュは自分の部屋に戻ってしまいました。それでチョルが動揺したと分かったヨンジュ。
これまで何度も“愛してる”と言って、現実の世界に戻ろうとしたけど、チョルは一切動揺しませんでした。でも、今は動揺したのです。
嬉しい様な、悲しい様な、複雑な表情のヨンジュでした。
目の前からヨンジュが消え、呆然と誰もいない空間を見つめていたチョル。
ふぅっとため息をひとつついて、立ち上がり、部屋を出て行こうとしました。その時、何か気配を感じて振り向くと、そこにはヨンジュが
「動揺しないと言ったわりにそうでもないのね。あなたが私を考えるから、又引きずり込まれたの。違う?」
ヨンジュが言いました。
「そうだ。怖かった。又君を失うのが。」
チョルはつかつかっとヨンジュの元に。そして、kissしました。
担当刑事がコーヒーを持って来ちゃったよ
でも、二人のkissシーンを見て、大きく動揺
そのまま出て行くしかありませんでした
チョルは、ヨンジュを秘密裏に結婚した妻だということにして、拘置所から出しました。
かなり突っ込みどころ満載の釈放理由&手続き等ですが、ま、それはスルーしましょう。漫画ですから。脈絡無しで良いんです
オ・ヒョンソクが、事情を聞きにやってきました。
以前、彼にだけはチョルが話していましたからね。ヨンジュが異次元の世界から来た人間のようだ・・・と。
結婚して良いのか?・・・ってね。当たり前ですよね。それに、ソヒと言う存在がいますからね。
でも、チョルは一切話しませんでした。ヒョンソクまで不幸にすることはできませんから。
ただ、真犯人を探すWプロジェクトは止めるとだけ。
チョルはヨンジュの為に勉強したと言いました。甘いロマンスをするための
『心安らかで愛しい』という題名の絵本。その中のシーンを一つ一つ実現していくチョル。
ま~ヨンジュじゃなくても、にやにやしちゃうんで、その辺は・・・ね
でもね、話はそう簡単にロマンスには向いませんでした。
突然、チョルに謎の人物が非通知設定で電話をかけて来たのです。目の前に文字が、言葉の文字が現れました。
“お前はどこだ?”
“なぜ生き返った?”
でも、この時はそれだけでした。
ドユンがソヒの辞表を持って来ました。ヨンジュとの結婚にショックを受けたのです。
偽装結婚だと言ってはいますが、そこにチョルの想いも感じとっていたのでしょう。
それより、ドユンは衝撃を受けた事がありました。ソヒの手が突然透明になって消えそうになったのを目撃したのです。
この話を聞いた時、チョルはさほど気にとめませんでした。気の所為だと思ったのです。
部屋に戻ってみると、ヨンジュは眠り込んでいました。
その時、また非通知の電話がかかって来たのです。
“お前はどこだ?”
“戻った方法は?”
“勝手に死ぬ気か?俺が待っているのに”
“俺が家族を殺した。10年前、お前の家で。お前は俺を捜さずして死ぬ事は許されない”
“家族ができたな。次はその女だ。額を撃ち抜いてやる。待ってろ”
真犯人はいない・・・とソンムは言っていました。
なのに・・・です。真犯人が独り歩きしています。
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