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初っ端からキム・ヨングァンssiの新しい表情が見えましたよ。そして、ついさっきまで見てたキム・スルギさんも、別の顔を見せてくれてます。
期待が膨らむ私です。
チョ・スジ=イ・シヨンさんは刑事。女性ながら、決して男性に引けを取らない行動力と腕っ節、心意気を持っています。元射撃の国家代表選手という経歴も持っています。
その実体はシングルマザー。
幼稚園に通うユナという一人娘を持ち、母親と刑事の両方を頑張っています。
でも、仕事の忙しさから、娘との約束を破ってばかり。それがとても済まなく情けなく思っているのも事実。
内勤にしてもらおうかとも思ったりしてますが、上司のイチーム長は、彼女の刑事としての素質を買っていて、このまま刑事を続けるよう助言してくれています。
イチーム長もまた、女性で子供を持つ身。
辛さも悩みも分かってくれるので、スジは有難いと思っています。
娘のユナも、寂しい思いをしながらも、母を尊敬し自慢しています。
ある日、一人の男がナイフを持って警察署に入って来ました。
しきりに監視カメラの方を向きながら、自首しにきたぞと言うのです。
12年前に起って、既に決着がついてるスーパーでの殺人事件の真犯人だと。誤認逮捕だということです。
12年もの間、のうのうと生きて来たのに、何故今さら?・・・とスジが聞きました。
すると、何者かが自分の一挙手一投足を監視してて、自首しなければ罪を公にし、妻子の身も危ないと脅迫されていると言うのです。
べらべらと供述し始めたキム・ウソンという男。
そこに乗り込んで来たのはチャン・ドハン検事=キム・ヨングァンssi。ソウル中央地検の検事です。
ちゃらちゃらへらへらした男で、上にすり寄るのが得意で、正義心なんぞ微塵も感じられません。出世をするためなら、何でもする“成り上がり男”と噂されているほどです。
で、突然現れたかと思うと、まるで弁護士のようにウソンを庇い始めましたよ。
実は、この事が公になったら、彼の上司であるオ検事が困るわけです。オ検事が担当した事件ですからね。
誤認逮捕で、無実の人を10年以上も拘束しているなんて事がばれたら、どーなるか。検事としての栄達の道はもう閉ざされてしまうでしょうね。
だから、どーにか穏便に済ませたいのです。
で、その使命を仰せつかったのが、チャン・ドハンと言うわけです。
嫌疑無しということで手を打てと言うドハンにムカつくスジ。
イチーム長は、ドハンに翌日には送検すると言い、それまでの間に、キム・ウソンの罪を証言できる男を探し出し、確たる証拠をそろえようと考えました。
流石冷静です。
あっという間にその証言者を捕まえたスジたち。
警察署に戻ろうとした時、スジの母親から連絡が入りました。
子供の日のイベントに参加していたユナの姿が消えたと言うのです。スジ母がちょっと目を離した隙に、いなくなってしまったのです。
実は、ユナは自らイベント会場を抜け出していました。
どこかに行こうとしていました。
スジは、ユナを探しに行きました。
そしたら、途中で事件現場に行き合わせたのです。
なんと、被害者はユナ。
建物の屋上から転落したと言うのです。
スジとスジ母は衝撃を受けました。
パニックになりそうなのを、必死に堪えて救急車に乗り込んだスジ。
警察官から、事件のあらましを聞いたスジは、不審なモノを感じました。ユナは高所恐怖症なんです。だから高い屋上なんぞに行く筈が無いのです。
そんな時、何者かが、スジに監視カメラの映像を送って来ました。
“娘は事故じゃない”というメッセージと一緒に。
ユナが男子高校生と一緒に現場近くを歩いているのが写っていました。
この高校生が、何か知ってる・・・とスジは思いました。
ユナの意識が戻りました。
苦しい息をしながらも、一生懸命母の手を握りました。スジの言葉も理解できていました。
何か話したい事がありそうでした。
スジは、映像を見せました。
その瞬間、ユナは恐怖に襲われた表情を浮かべたのです。そして、
「この人があなたを押したの?」
というスジの問いかけに、はっきりと頷いたのです。
怒りが湧いてきました。
「もう怖がらなくていい。ママが悪人を許さない。ユナを苦しめた奴を必ず捕まえてみせる。今度こそ約束を守るわ。」
泣きながら娘に約束しました。
ところが、頼りにしているキム検事は、証拠にならない・・・ときっぱりと言いました。
ユナの証言も、有効ではないと。
映像に写ってる学生を捜す令状の請求を検事としては出せないと言いました。
でも、仲間としてならできる・・・と。
そして、一緒にビラを配り、学生を突き止めようと動き始めたのです。勿論、刑事仲間も一緒に。
そしてある日、とうとうスジは見つけたのです。
ユナが、いつもこっそりと人に貼るシールを付けたリュックを背負っている学生を。
ソウル地検検事長ユン・スンノの息子でした。
ドハンは、オ検事に悪知恵を授けました。
苦境に立たされているオ検事に、ユン検事長の息子の件で協力し、その見返りにキム・ウソンを釈放してもらえばいい・・・と。
ユン検事長とオ検事を見詰めるドハンの目が鋭いです。
実は、キム・ウソンを脅迫し、自首させたのは、ドハンなんです。
ドハン・・・どういう方法を取るつもりなんでしょう。
ところで、スジに映像を送って来たのは、ボミ=キム・スルギさんとギョンス=キーくん。
ボスに指示されたようです。
ギョンスは指示をクリアしたとの報告のメモを教会の懺悔室に残しました。
それを読んだのは、神父のオ・グァンウ=シン・ドンウクssi。
彼がボス?ヨングァンssiじゃないの?