まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』13話まで

2022-01-31 16:50:29 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

オン・ダルは手についた血を呆然と見つめました。

初めて人を殺したことは、オン・ダルに想像以上に衝撃を与えたのです。

自分が殺した人の人生の重さを感じたのでしょう。

これから何人手にかけなくてはいけないのだろうと、呆然としました。

オン・ダルは自分が殺した兵たちを埋葬しました。

 

忘れて、仕方のないことだから・・・とピョンガン。

私たちを殺しに来た連中だった、あなたは悪くない、あなたが来なかったら私もお母さんも危なかった・・・と。

でもその言葉は、オン・ダルには刺客の時のピョンガンのセリフに聞こえました。

 

サ氏夫人の傷は幸い急所を外れていました。

意識を取り戻すと、オン・ダルの様子がオカシイ事に気が付きました。初めて人を殺したことでショックを受けていると察しました。

 

コ・ゴンはへ・モヨンに聞きました。

「いつから新羅の密偵をしている?それとも、新羅から高句麗に忍び込んで来たのか?」

へ・モヨン、突然の核心に触れた問いに言葉が詰まってしまいました。

コ・ゴンが答えを求めようとしたとき、部下が駆け付けました。コ・サンチョルが深手を負って戻って来たと。

 

コ・ゴンはすぐに察しました。父がコ・サンチョルにピョンガンたちの討伐を命じたと。

父に詰め寄りました。ピョンガンの事は自分に任せると言ったのでは?と。

コ・ウォンピョはピョンガンを殺そうとしたことを認めました。しかし、方策を変えるつもりは無いようです。

動く時が来たと感じているようです。その前に邪魔な者を始末しておこうと言う魂胆のようです。

 

沈んだままのオン・ダル。

自分たちがやろうとしている事は、たくさんの人をころしてまでやる価値があるものなのか?と言う疑問が胸の中を渦巻いていました。

「そんなに辛いなら止めてもいい。」

と、ピョンガンは言いました。あなたが嫌なら私も嫌、だって夫婦だから・・・と。

そして、そっと抱きしめました。

 

コ・ウォンピョは、平原王に進言しました。スンノ部族を討伐するように・・・と。

兵を集め、武器を作っているのは謀反の兆しアリということだと主張したのです。そして、ピョンガンは脅されているに違いないと。

しかし、平原王はその訴えをきっぱりと退けました。

そして、コ・ゴンたち親衛隊に今後スンノ部族の謀反を訴える者を厳しく処罰せよと命じたのです。

 

ピョンガンは今回の一件を幽霊谷の村長に報告しました。

今後、どんな口実で村を襲ってくるか分からないと言いました。

村長は既に各地に散ったスンノ部族の仲間に既に声をかけていました。

村の者たちにも、気を引き締めて準備にかかれと号令しました。

 

ピョンガンはオン・ダルを巨石で作られた墓に連れて行きました。

そこが、オン・ヒョプ将軍の妻、つまりオン・ダルの母が眠っている場所だったのです。

オン・ヒョプ将軍が、オン・ダルが折ってしまった剣を埋めさせた場所でもありました。

愛する者を守れなかった罪を背負うため、巨石を重しとしてお墓にしたと村長が教えてくれたのです。

立派な武人になるころ、その場所が何を意味するのか教えてやるとオン・ヒョプ将軍は息子であるダルに言いましたが、結局、それを果たすことは出来ませんでした。

オン・ダルはそれを忘れていました。

 

“お前は俺と同じ轍を踏むな”と、幻のオン・ヒョプ将軍がダルに語りました。

“国を守ると言う大義、民を守ると言う名分、それは全て詭弁だ。命がけで守りたい人がいる。男が剣を握る理由、それはただそれだけだ”

ダルの迷いが消えました。

自分が剣を握るのは、ピョンガンを守るためだと。

埋めておいた折れた剣を掘り出しました。

 

オン・ダルはまたウォルグァンのいる山に戻りました。表情は晴れ晴れしていました。

オン・ダルが掘り出した折れた剣は、村の鍛冶屋によって修理されました。

村人は武術を練習したり、食料の調達に励んでいました。

 

ピョンガンは、オン・ダルや村の人たちに自分の夢を押し付けているように思えてなりませんでした。

申し訳ない気持ちなのです。本当なら、人目につかないように静かに暮らしていたのに・・・と。

会いに来たウォルグァンが言いました。ピョンガンこそ、まだ迷いを振り払えていないと。

迷いを断ち切る方法は?と聞いたピョンガンに、もう分かっているはずですと、ウォルグァンは答えました。

 

ピョンガンは、オン・ダルに会いに行きました。

真剣を渡し、自分と手を合わせるように言いました。そして、心の内を吐き出したのです。

利用したくて騙し、オン・ダルの心も人生も奪った・・・と。

「知ってる。」

と、オン・ダルは言いました。

知ってたのに何故騙されたのかとピョンガンが聞きました。

「お前は俺の運命だ。絶対に変わらない。お前は俺の愛する人だ。」

 

2人はやっと本当の夫婦となりました。

 

トゥ・ジュンソは無断でヒョン妃の祈祷をしたことで宮中に囚われていました。

チン妃は、トゥ・ジュンソの能力が確かなら、むざむざ殺してしまうのは惜しいと考えたようです。利用価値があると思ったのでしょう。

それを見通したトゥ・ジュンソは、ある日、チン妃に言いました。

「王に不吉な気運が高まっている。近いうちに御身に災いが起こるでしょう。」

チン妃は驚き焦りました。

それが、真実になったのです。

 

ある日、平原王が食中毒のような症状で倒れたのです。

医師は、食中毒だと言いましたが、実は、コ・ウォンピョに命じられてへ・モヨンが作った毒が盛られていたのです。

へ・モヨンは流石に躊躇しましたが、断ればこの場で殺すとコ・ウォンピョに言われ、従うしかありませんでした。

 

しかし、へ・モヨンはコ・ゴンに打ち明けていたのです。

コ・ゴンは、平原王もへ・モヨンも助かる策を考え付きました。

へ・モヨンは命令通り毒を作りました。それは計画通り平原王の食事に盛られました。

が、同時に解毒薬も作っていたのです。

 

チン妃は、トゥ・ジュンソの占いが当たったと知りました。

今ここで王に死なれては困ります。ウォンが太子としている限り、次期王はウォンとなります。自分の息子の王子に王座は巡って来ません。

で、予言していたのなら、回復させることもできるのではないかと、トゥ・ジュンソに聞いたのです。

トゥ・ジュンソは王に会ってから、手立てを考えると答えました。

 

眠る平原王のところに行ったトゥ・ジュンソ。

このまま楽に平原王が死ぬことは許せませんでした。愛する子が死ぬのをその目で見させて、苦しませないと、トゥ・ジュンソの恨みは晴れないのです。

あらかじめ渡されていたへ・モヨンが作った解毒薬を飲ませたのです。

王は回復し始めました。

 

計画が失敗した事を知ったコ・ウォンピョはへ・モヨンを責めました。

へ・モヨンは自分は確かに命令通り毒を作ったと言い張りました。

酷く責められたへ・モヨンを、コ・ゴンが慰めました。

コ・ゴンの気持ちも、既にへ・モヨンに向いているように思えますけど?

コ・ゴンはピョンガンへの想いを抱いたままだと思っているへ・モヨンは、躊躇しています。

しかし、コ・ゴンは心を開いて、へ・モヨンが入って来てくれるのを待つ・・・なんて言いましたよ

 

コ・ウォンピョは次の手に出ました。

官軍の指揮権を部族長に委ねるという命令書を作り、病の平原王に変わり、太子ウォンに署名させようとしたのです。

しかし、ウォンはきっぱりと断りました。

存命中の王の許しなく署名するのは、後々責められる種になりかねません。それを理由として太子の座を追われる可能性もあります。現に、コ・ウォンピョはそれを狙っていたようです。

また、当てが外れてしまいました。

 

コ・ウォンピョは官軍を動かせないなら、私兵でスンノ部族とピョンガンを討ってしまおうと決心しました。

王座を取り戻す時が来たと。

謀叛を起こすのかと、コ・ゴンが聞くと、

「討伐だ。」

と、コ・ウォンピョは言いました。

コ・ゴンは父の意思に従いました。従うしかなかったって感じでしょうか

 

既に先発隊は幽霊村近くに出陣していました。

そして、プンゲやタラ・ジンたちを捕らえたのです。

 

知らせを受けたピョンガンは一人、敵陣に乗り込みました。

プンゲたち捕虜となってる者たちを解放させ、一人敵陣に残りました。

 

プンゲはオン・ダルの元に走りました。


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比べてみました(@^^)/~~~

2022-01-29 23:09:47 | 食べ物関連

そろそろ本格的にうどん遍路解禁かと思っていたら、このオミクロン

愛媛県も恐ろしい数になってきました。

老後の楽しみを奪われた感じだな・・・と、先日アルフィーが呟いておりました。

同感です

しかし、不平不満、恨みをあげつらっていてもキリが無いので、やっぱり楽しいことを考えないと。

で、私の楽しみと言えば、やっぱり食べる事

 

以前にも書きましたが、アルフィー&まぎぃのお昼ごはんは、もっぱら麺

相変わらず、生麺、乾麺、いろいろと食べているのですが。

今さらですが、インスタントラーメンの何と種類の多い事

この際だから、インスタントラーメンを食べ比べてみるのも面白いかもと言う話になりました。

 

で、あれこれと試しているうちに、ある事に気が付いたのです。

袋の中で、麺が割れてる商品とそうじゃない商品があるということ。そしてそれは種類によって、完璧に傾向が違う事。

美味しいラーメンスープを飲み干したいところですが、血圧の気になるお年頃。塩分を考えて泣く泣く(・・・それほどか?)残すアルフィー&まぎぃです。

そうなると、やっぱり丼の底の麺の残りが気になります。

ある時、どーしてこんなに商品によって麺の折れ方に違いがあるんだろうと言う話になりました。

 

麺の割れが少ないもの・・・ノンフライ麺

今の所、我が家で一番出現率が高いのが、ラ王シリーズ。

ほぼ全種類制覇しております

殆ど麺の割れはありません。数本程度。

 

麺の割れが多いもの・・・油揚げ麺

「辛ラーメン」は、韓国からの輸入だから?と思いましたが、「うまかっちゃん」は国内産。

輸送方法に問題ありそれとも、麺の成分のせい麺の製造方法の違い

・・・と、あれこれ疑問が。

 

で、ググってみました。

詳細は、こちらから『インスタントラーメン辞典』

麺の水分量の差かもしれません。

たかがインスタントラーメン、されど、インスタントラーメン・・・です。


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キム・ソンチョルssi

2022-01-29 11:23:45 | 韓国ドラマのエトセトラ

先日完観した「ブラームスは好きですか?」

ヒョノを演じていたキム・ソンチョルssiに、一気に惹きつけられてしまいました、あたくし

無表情に見えるんですが、微妙な感情がどこからか伝わってくるんですよね。この作品で言えば、ジョンギョンへの想いが表情以上に感じられました。

この人、もしかしたら、凄い俳優さんかもしれないと思ったんです。

私は、全くのお初だったので、調べてみました。

 

≪キム・ソンチョルssi≫

なんと、ミュージカル出身者だったんですね

どこかのサイトに、チョ・スンウssiに可愛がられているという表記も見かけました。

まぁ、それが本当かどうかは不明ですが、とにかく、現在大注目俳優さんの一人だと判明。

やっぱり、ド素人の私でも惹きつけられる筈だわと思った次第です。

 

先日放送が終了したばかりのチェ・ウシクssi主演で大好評を博した「その年、私たちは」にも出演されていました。

未視聴です、勿論

 

キム・ソンチョルssi出演作を漁りそうな予感です。


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『ブラームスは好きですか?』完観

2022-01-28 17:03:27 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ピアノを弾いていて幸せだと感じるより、不幸だと感じる方が多かった気がする・・・とジュニョン。

でも、ソンアといた時は、本当に幸せだった・・・と。

だから、幸せを取り戻したいとジュニョンは言ったのですが、ソンアは時間をくださいと言いました。

ジュニョンは、待つと言いました。

 

ナ理事長追悼音楽会が開かれました。

ここで、本当は創立15周年記念の時にするはずだった三重奏をしました。ジュニョン、ジョンギョン、ヒョノの・・・。

楽譜をめくる役は、ソンアがしました。

これは、突然決まったことのようです。ジュニョンにも知らされていませんでした。

 

ヒョノは演奏が終わると、楽譜をジョンギョンに返し、そのままアメリカに向かいました。

引き留めるかと思ったけど、ジョンギョンが言ったのは、

「いつ帰ってくるの?」

と言う言葉。

分からないとヒョノは答えました。元気でいろよ、幸せにな・・・と言ってヒョノは行きました。

ジョンギョンにとっては、これが限界だったかもね。でも、多分ヒョノには伝わったと思いますよ。

 

帰ろうとしたソンアと会ったジョンギョン。

少し気マズイままの2人です。

自分は一人では何もできない弱い人間だと分かったとジョンギョンが言いました。

でも、ソンアは違うと言いました。

「自分の音楽は自分で引っ張っていくようにと私に言ってくれましたよね。」

 

ジョンギョン、教授の選考を辞退しようと思っていましたが、やはり受ける決心をしたようです。

 

ソンア、大学院の入試、合格しました。イ教授は低い評価をつけたようですが、他の人の評価が良かったってことですね。

でも、大学院に進むつもりはありません。

 

ジュニョンは卒業記念の演奏会を開くことになりました。

チケットをソンアに渡しました。

無理強いはしないとジュニョンは言いました。そして、チャイコフスキーコンクールには出ないと言いました。

自由に自分の音楽をします・・・とジュニョンは言いました。ソンアの言葉で気づいたと。

まだ、ソンアの気持ちは動きません。動く勇気が出ないのです。

 

チャチーム長は、ソンアに財団で一緒に仕事をしないかと声をかけました。

私に務まるでしょうか?とソンアが言うと、チャチーム長は言いました。

演奏家を一番に考えて行動しているソンアを見て、自分より人を優先して気遣う性格だと分かったと。だから、この仕事に向いていると思う・・・と。

そして、クレッシェンドの意味を引用して言いました。

「“だんだん強く”と言うのは、今が一番弱いって事よね。それでこそ、だんだん強くなれるの。理事長が以前私に言ってくれたの。“一番弱くなってる時がクレッシェンドの始まりよ”って。」

沁みたわ・・・この言葉。

今がクレッシェンドの始まりだと思わないとね

 

ジョンギョンは、教授選考のため、無伴奏で演奏会を開きました。

パンフレットのジョンギョンの経歴欄には、財団に関する記述は一切ありませんでした。

素のジョンギョンを評価してもらいたいと言う気持ちの表れでしょう。

終了後、ソンアは楽屋を訪ねました。

マスタークラスの時、ソンアがどうしたら確信を持てるのかとジョンギョンに尋ねた事がありました。

その時ジョンギョンは、答えを見つけたら教えてと答えました。

「あなたの演奏を聴いて、自分で答えを見つけたのだと感じました。」

それが何かとは言いませんでした。表現できない感覚なんでしょう。

ありがとう・・・とジョンギョンが言いました。

「バイオリンは両足で立って奏でる楽器だから、揺るがずに自分の足で立って弾く楽器だから好きだったんだと気付きました。」

と、ソンア。

 

ソンアは、母にジュニョンとは別れたと話しました。母がジュニョンの卒業演奏会について聞いたからです。

伴奏をしてくれたのも、友達としてだったとソンアは言いました。

母は言いました。

「音楽をやることに私は賛成しなかったけど、、卒業演奏会の日は胸が痛んだ。あんなに頑張ってたのに、私じゃ力になれないから。だからあの日、彼が隣にいるのを見て感謝したの。彼ならあなたを慰められるから。」

ジュニョンは確かに自分を慰めてくれたとソンアは思いました。

 

その日が、ジュニョンの卒業演奏会でした。

舞台に立った時、ジュニョンはソンアの席が空いている事に気が付きました。

休憩を挟んで、再度舞台に立った時も、まだ空席のままでした。

ソンアが来たのは、演奏中でした。

だから、会場には入れません。ロビーで演奏を聴きました。

 

アンコールの曲になった時、ソンアは会場に入りました。

でも、席にはつかず、一番後ろで立って演奏を聴いたのです。

ジュニョンはやはり言葉より音楽で気持ちを伝える人だとソンアは感じたようです。

 

ジュニョンは気づきませんでした。

 

ソンアが楽屋に来ました。

もう、ジュニョンが諦めかけた頃でした。

「あなたは友達として私をたくさん慰めてくれた。だから今日は友達として来ました。」

その言葉を聞いた瞬間、ジュニョンは俯いてしまいました。受け入れてはくれないと思ったのでしょう。

「でも、もう友達でいるのは難しいみたい。愛してます。」

思いがけない言葉に、ジュニョンは一瞬固まりました。

愛してます、愛してる・・・とジュニョン。

 

や~っとハッピーエンドです。

 

ジュニョンは自由にピアノを続けました。

ソンアは財団でジュニョンのサポートをしています。

そして、ヒョノが帰って来ました。

 

クラシックについて全く知識の無い私ですので、この作品中で演奏される曲が表現する意味まで理解出来なかったのは残念です。

最後にやはり、言いたいのは、“今がクレッシェンドの始まりだ”と言う言葉。

そう思いたいコロナ禍です。


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『ブラームスは好きですか?』15話まで

2022-01-27 14:51:57 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

この作品は、押しつけがましい迷惑とも言えるお節介や、指導するような助言があまりありません。

恋人と言えど、相手に起こった問題や悩みを全て知っているわけではありません。

知らないこと、言わないでいることが多々あるのは現実では普通の事です。

ドラマでは、詳細な事実や感情まで全て分かり合えて・・・という設定が多いですが、それはある意味理想であり作り物だから。

 

ソンアが初めて自分第一に考えた今、別れると言う結論しか無かったようです。

ジュニョンは、ただ茫然と受け止めるしかありませんでした。

 

ジュニョンはユ教授に師事するのを止めました。

一人でチャイコフスキーコンクールはやれるのか?と、ユ教授が聞きました。

「教授の下で10人から7~8点取るよう教わりました。でも、一人から10点取るのが大事な場合もあると教わりませんでした。それを今、後悔しています。」

八方美人的な生き方ではダメな場合があるということですね。それは、ソンアもジョンギョンもヒョノも傷つけないで済む方法を採ろうとするということでしょうか。

 

ヘナは、イ教授からソンアが楽団に関わるのを辞めたと聞きました。

イ教授に睨まれたら、大学院に入る事も難しくなるのに・・・とソンアに言いました。

辞めないで・・・と。

ヘナ、イ教授によってソンアが傷つけられたことに気づいています。だけど、ソンアが誰よりもバイオリンを好きだということも知っているのです。

ついつい嫉妬から気持ちを逆なでするような言動をしてしまいがちなヘナですが、音楽に関わる者として諦めてほしくないと心から思っているのです。

ソンアは大学院の入試は受けると言いました。不利な事は分かっているけど、自分で決めた事だから、最後までやり遂げたいんだと。

 

ヒョノはニューヨークに行きました。

ジョンギョンはヒョノの存在が大きかったと、今になって感じているようです。

ヒョノが如何に自分の支えになってくれていたかを知りました。

 

ナ理事長が、偶然会ったソンアに声をかけました。

ジュニョンの事を話しました。

これまでたくさんの苦しみを抱えて生きてきた子なの・・・と。

だから今幸せになってくれて嬉しいと。

ソンアは、どう答えればよいのか分かりませんでした。流石に別れたとは言えませんでした。

 

ソンアは、チャチーム長にイ教授の楽団の仕事を辞めたと伝えました。

チャチーム長は、財団の創立15周年記念事業の手伝いを頼みたいと言いました。

ジュニョンとギョンギョン、ヒョノの演奏がダメになったので、ジュニョンのソロ演奏を計画しているんだとか。そのため、ソンアに手伝ってもらいたいと思ったのです。ソンアの誠実で責任感ある性格を気に入ってのことでもあるでしょうが。

ソンア、ジュニョンとの別れを打ち明けるしかありませんでした。

驚いたチャチーム長ですが、理由を問いただすようなことはしませんでした。ジュニョンとソンアのことです。そんな簡単に説明できるような理由じゃないと想像が出来たのでしょうね。悩んで決めたに違いないから。

 

チャチーム長はジュニョンからソンアとの別れを聞きました。

ジュニョンは最後にソンアに傘を渡したことを話しました。自分が毎日傘を持ち歩くから雨でも心配ないと言ったので、ソンアは傘を持っていなくて、バイオリンを濡らすわけにはいかないと思った・・・と。

幸せじゃないそうです、僕のせいで・・・と。

 

母が訪ねて来ました。

ジュニョンが心配だったのです。あんなに苦しむ息子を見たことが無かったでしょうから。

散歩に行くと言うジュニョンに、雨が降りそうだから、傘を持って行きなさいと母が言いました。

その途端、ジュニョンは耐えきれなくなってしまいました。

「辛いんだ・・・。」

と、泣き出しました。母は驚いて抱きしめました。

 

静かに時間が流れました。

ジュニョンもソンアも一人だった以前のような生活に戻ったかのようです。

でも、吹っ切れたわけではありません。忘れようと努力していました。

 

大学院の実技試験が起こなわれました。

ソンアは新しい伴奏者と共に頑張りました。

イ教授は、腹いせのように低い点数をつけていました。

 

ミンソンとドンユンは自然に友達関係に戻りつつあります。こちらも、努力中ではありますが。

ソンアと3人でお酒を飲む習慣も戻って来ました。

ソンアは、ドンユンに聞きました。バイオリンを止めて平気だった?と。

ドンユンが反対に聞き返しました。ジュニョンと別れて平気だったか?と。

意外と平気だった・・・とソンア。

ドンユンが言いました。

最初は平気だった、でも使ってた楽器を売ったら辛くなって、数日寝込んだ・・・と。

「辛くて当然だ。15年も打ち込んだバイオリンだったんだから。そんな簡単には切り替えられない。気持ちの整理には時間がかかるし苦しむのは当然だ。」

 

ソンアは、自分がジュニョンにぶつけた言葉を思い出しました。

ジュニョンだって15年もの間、ルーティンとしてきた「トロイメライ」だったはず。それを弾いたからと言って、責めるのは間違っていたと思ったでしょうね。

手放して見て、失って見て初めて軽い気持ちではなく、本当に好きだったと気付いたソンアでした。

ソンアも、そしてジュニョンも体調を崩しました。数日寝込みました。

 

体調が回復した時、ソンアは家族に言いました。バイオリンを止めると。

家族は複雑な表情を浮かべて、ソンアの決心を聞きました。

ジュニョンもまた、ピアノも、一切の活動も止めると、パク課長に連絡しました。

 

焦ったパク課長は、チャチーム長に何とか説得してくれと縋りました。

しかし、チャチーム長はしばらく静観するよう言っただけでした。

で、パク課長は次にジョンギョンに説得を頼みました。

 

ジョンギョンはジュニョンに会いに行きました。

自分にとってジュニョンは何だったのか、考えてみたと言いました。

「癒しだった。でも、本当はあなたの才能に嫉妬してたの。それをあなたへの愛と錯覚したのかも。」

僕は幸せになりたい・・・とジュニョンは言いました。

「ピアノを弾いても幸せじゃない。だから止めるんだ。」

 

ジュニョンはもう一つ言いました。

ジョンギョンがヒョノの前で見せる笑顔は特別だったと。自分にはその表情を見せてはくれなかったと。

ジョンギョンは気づいていませんでした。

ジョンギョンもまた、失って見て、離れてみて初めてヒョノへの想いに気づいているのでしょうね。

 

卒業演奏会の日になりました。

その朝、ナ理事長が突然亡くなりました。

ジュニョンも、そしてアメリカからヒョノも急遽帰国してお葬式に参列しました。

ヒョノは優しくジョンギョンの手を取り、両手で包み込んであげました。

 

式場から出てきたソンアの前に、ジュニョンが。

見かけて、待っていたのです。

 

元気でしたか?とソンア。はい・・・とジュニョン。

「今日の卒業演奏会でブラームスを弾きます。」

と、ソンアが言いました。曲を変更していたのです。

そして、バイオリンを止めると言いました。

「考えてみたら、ブラームスも私も、一方的に叶わぬ恋をしてたんです。片思いはもう止めます。でも平気です。こんな終わり方になったけど、その間は幸せだったから。それで充分です。」

 

帰ろうとしたソンアを、ジュニョンが呼び止めました。

「伴奏をさせてほしい。」

ブラームスなのに?とソンア。

「弾けます。弾きたいんです。」

 

堂々とソンアは舞台に立ちました。

ジュニョンとのコンビは抜群でした。

ソンアにとって、最後の演奏・・・ですね。ジュニョンにとっては・・・?

 

手を取り合って観客に挨拶した2人。

ソンアの両親と姉、そしてミンソンは大きな拍手を送りました。

 

「今日はありがとう。」

と言ったあと、ユ教授が何故ジュニョンの「トロイメライ」を盗用したのか、考えてみた・・・とソンアは続けました。

「他にもたくさんの曲が録音されていたにもかかわらず、「トロイメライ」を選んだのは、教授の心に一番響いた曲だったからじゃないでしょうか?あなたの心のままに弾いたものだから。だから、これからもあなたの心のままにピアノを弾いてほしいです。自由で幸せでいてほしいです。」

 

「愛してます。」

心のままに言ってるんです・・・とジュニョン。

君を苦しめることになってしまうかもしれないけど、今言わないと、一生後悔しそうだから・・・と。

ジュニョンも、この時初めて自己チューになったのです。

 

だけど、ソンアは一歩踏み出しませんでした。

 

ええーっ


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『ブラームスは好きですか?』14話まで

2022-01-25 23:20:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

盗作じゃないですよね

ユ教授、決してジュニョンの演奏を自分のだと偽るつもりは無かったのでしょう。

新しい録音機器に、偶然、録音されてしまっていたジュニョンのルーティンである「トロイメライ」。

それを知り合いのPDに送ったところ、許可なく動画サイトに投稿されてしまったのです。

知り合いのPDに送った理由は分かりませんが・・・。

抗議の連絡を入れましたが、運転中だからときちんと話をする前に切られてしまって。

知り合いのPDは、演奏がユ教授が以前に出したアルバムより良いとべた褒め。サイトにも、どんどん感動のコメントが寄せられ始めました。

もう、今更、取り消すなんて出来ない状況になってしまったのです。あっという間の事でした。

 

ジュニョンが駆け付けて来た時には、もう開き直るしか無かったのかもしれません。

ジュニョンの演奏だとは認めませんでした。自分の演奏だと言い張ったのです。

確かに、それを証明するのは、難しいでしょう。

すごすごと帰るしか無かったジュニョンでした。

 

自宅に戻ったところにジョンギョンが心配して訪ねて来ました。

盗用されたんだから、対処しなくちゃと興奮するジョンギョンに、ジュニョンは放っておいてくれと言いました。自分が対処するからと。

そして、ここには来ないでくれと。

ジョンギョンが仕方なく出てきたところで、サンアとバッタリ会ってしまったと言う事なのです。

 

珍しく冷たくキツイ言葉でジョンギョンに相対したサンア。

でも、ジョンギョンも負けてはいませんでした。

「私のことより、今はジュニョンを気遣って。」

と、さも何も知らないくせに・・・と言いたげな言葉をサンアにぶつけたのです。

サンアは、ジュニョンに会わずに帰りました。

この苦しみを誰かに打ち明けたいと思いました。でも、唯一の親友であるミンソンとは仲違いしたままです。

重く苦しい心を抱いたまま帰宅しました。

 

沈んだ様子のサンアに、姉が気づきました。

で、一緒にビールでも?と誘ったのですが、サンアはその気にはなれませんでした。

バイオリン続けるの?と姉が聞きました。

分からない・・・と答えたサンア。

てっきり続けるものだと姉は思っていたのでしょうね、その返答に驚きました。

「口では反対したけど、本当はあなたの事凄いと思ってたの。並大抵じゃないもの、3浪してまで音楽学部に入るなんて。根気強さが無いと無理でしょ。」

いくら好きでも気持ちだけではどうにもならない事がいろいろあって・・・とサンア。

「ダメならやめればいいのよ。人が何と言おうと、自分が幸せな方を選べばいい。バイオリンでも何でも。幸せになりたいでしょ?」

と、姉が言いました。

 

ジョンギョンはヒョノを呼び出しました。

今回のユ教授との一件で解決法を探ろうと思ったのです。

自分たちに出来ることは無いとヒョノは言いました。

友達じゃないと、ジョンギョン。

“友達”と言う言葉をさらっと口にするジョンギョン。ヒョノは吹っ切れているわけじゃありません。

今までもこれからも、ジョンギョンを友達とは呼べないでしょう。

それを、ジョンギョンは分かっていないのです。

「俺が離れて行かないから君の言葉に傷ついていると気付かないんだな。」

と、ヒョノは言いました。

 

ジュニョンはチャチーム長に相談しました。

法的な措置は望まないとジュニョン。ただ、サイトから削除してほしいだけだと。

理由を聞かれ、ソンアに知られたくないと答えました。

これ以上ソンアに誤解されたくないし、それによって苦しめたくないと思ったのでしょう。

しかし、パク課長には報告しなくてはいけないとチャチーム長は言いました。現在マネージングをしているのはパク課長ですから。

 

ジュニョンから話を聞くと、パク課長はすぐにこれを利用しない手は無いと考えました。

しかし、ジュニョンはきっぱりと断りました。

ただ、音源を削除することだけを望んでいると言って。

パク課長は、あまりにも無欲なジュニョンに改めて呆れました。

そのサイトの運営者とは知り合いなので、すぐにでも削除の連絡が取れると言ってくれました。が、以前から提案してるリアリティ番組への出演を考えてほしいと交換条件のように言うのも忘れませんでした。

 

ソンアはジュニョンとやっと話が出来ました。

前夜カフェに行ったら待っている筈だったジュニョンがいなくて、家に行ったら、そこでジョンギョンと会ったと話しました。

ジョンギョンが訪ねた理由は何だったのかと、ソンアは聞きました。

ここでジュニョンがユ教授の事を含めてすべてを話していたら、ソンアも納得したかもしれません。

でも、ジュニョンはソンアを気遣って、それらすべてを伏せたのです。

ジョンギョンはまだ吹っ切れてなくて・・・とジュニョン。ごめん・・・と。

「何故謝ってばかりなんですか?」

と、ソンアは堰を切ったように不安な思いを訴えました。

「吹っ切れてないのは、ジュニョンさんじゃないんですか?」

ソンアさん・・・と、流石に、ジュニョンも声を荒げました。

ソンアも辛いことを全て吐き出してしまえば、こんな言い方をしなくて済んだかもしれないのに・・・。

この二人、お互いを思いやるばかりに、苦しい事や辛い事の全てを抱え込んで潰れてしまいそうになっています。

練習室で話をしていたので、次に予約していた学生が来ちゃって。

話は中断してしまいました。

 

そのまま帰ろうとしたソンアをジュニョンは呼び止め、謝りました。

ジュニョン

謝るんじゃなくて、ちゃんと自分の今置かれてる立場とか抱えてる問題とかを吐き出してしまえば良いのに

全部僕が悪かったとジュニョン。だから、このまま帰らないで・・・と。

でもソンアはそのまま帰ってしまったのです。

ジュニョンから何度も電話が入りましたが、出ませんでした。

 

ヒョノはジョンギョンと近くにいることが辛くなっていました。

音楽の業界は案外狭いから、知りたくない事も聞きたくない事も耳に入ってしまいます。

ジョンギョンの事ならなおさら気になります。

そんな時、ニューヨークの交響楽団から合格通知が届きました。

タイミング的に、ヒョノには丁度良い機会になりそうです。

携帯からジョンギョンのデータを消しました。

 

ジョンギョンがユ教授に会いに行きました。

これまでジュニョンが贈ってくれた「トロイメライ」のCDを示し、ジュニョンに謝ってほしいと言いました。

ユ教授が何と答えたのかは分かりません。

ジョンギョンが部屋を出ると、丁度ジュニョンが来合わせました。

 

僕が対処すると言っただろと、ジュニョン。

「トロイメライ」を何故弾いたの?とジョンギョン。もう弾かないと言ったのに・・・と。

ジュニョンは、それがピアノを練習する前のルーティンだったと言いました。だから、最後に弾いたんだと。

でも、ジョンギョンはこの一件をソンアに話していないと知ると、自分への未練をソンアに知られたくなかったんだと言いました。

いや、と、ジュニョン。

「君への未練じゃない。ソンアさんが好きだからだ。好きだから知られたくなかった。無駄に傷つけたくなかったからだ。」

きっぱりと言われ、流石にショックを受けたジョンギョン。

ところが、直後にソンアに会っちゃうんですよ。

で、自分の傷ついた分、ソンアを傷つけようと思ったのか、ただ悔しかっただけなのか、言っちゃいましたよ、「トロイメライ」のことを。

「ジュニョンはトロイメライをまた弾いてます。動画サイトに載ってます。何も知らないのね。彼にとってあの曲が何を意味するか分かるでしょ。ジュニョンはあの曲を私の誕生日に必ず送って来ました。それを数日前にまた弾いたんです。意味は分かりますよね?」

トドメですな、ソンアには。

 

この瞬間こそ、自分が愛してやまない音楽に癒されたいとソンアは思いました。

そして取り出そうとしたバイオリン。それが、壊れていたのです。願いは叶いませんでした。

バイオリンの弦を支える駒が倒れていたのです。

 

ドンユンの工房にバイオリンを持ち込みました。

ソンアの様子を見て、ドンユンはすぐに何かあったと察しました。

しかし、ソンアは何も話しません。

ミンソンしかいないとドンユンは思ったようです。すぐさま、呼び出しました。

ドアを開けてミンソンが飛び込んできた瞬間、ソンアの表情が崩れました。

ミンソンにしがみついて泣きました。ミンソンは優しく抱きしめてあげました。

泣けたわ・・・ホント、泣けた

 

ソンアはジュニョンに別れを切り出しました。

不安で傷ついて辛いんです・・・とソンア。上手くやれると思っていたけど、どうにもならない事もあるみたいです・・・と。

ソンアはジュニョンに振り回されたくないと言いました。

「今より不安じゃなかった頃に、一人で平気だった頃に、少なくとも自分の行き先が分かっていた頃に戻りたいんです。」

済まない・・・とジュニョン。

また謝るのね、ジュニョン。

頼りたかったけど、私より心が揺れてる人に頼れるわけがないとソンアは言いました。

呆然とソンアを見つめるジュニョン。

トロイメライを聞いたとソンアが言いました。

もう、ジュニョンが何を言ってもソンアの心は受けつけませんでした。

「あなたを好きでいるのが辛くて幸せじゃないんです。」

 

一方的にソンアに言われてしまったジュニョン。

ソンア、ここで自己チューとなったんですね。

ジュニョンも同じくらい苦しんでいたことを、知ってほしかったと私は思いましたよ。

 

外は雨になっていました。

これからはいつも僕が傘を持っているからと以前ジュニョンが言いました。

そのソンアがプレゼントした傘を、ジュニョンが差し掛けました。

ソンアは、何も言わずにその傘をさして行きました。ジュニョンは見送るだけでした。

 

ここまで胸が痛くなるような作品、久しぶりです。

泣けた・・・。


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『ブラームスは好きですか?』13話まで

2022-01-25 11:18:42 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジョンギョンとジュニョンが一緒にタクシーに乗っていたのは、ソン教授の元に向かうためでした。

ジョンギョンとの練習中に、ソン教授からジョンギョンにお怒りの電話が入ったのです。

ジウォンにジョンギョンがレッスンしたことについてです。弟子のくせに、才能ある愛弟子ジウォンを奪おうとしているのかと。

多分、ソン教授はジョンギョンがレッスンしたことを大ごとにするつもりは最初無かったのでしょう。勿論、腹が立ったのは事実でしたが。

しかし、指導者会でイ教授からそれを指摘されたのです。皆の前で。

イ教授は、偶然ジョンギョンとジウォンがレッスン室に向かうのを目撃していたのです。ジウォンはコンクールでソン教授ではなくジョンギョンの教えの通りに弾いたと報告しているのも耳にしていました。それで1位を取れたと。

で、ソン教授に嫌味を言われた時、仕返しのようにそれを暴露したってわけ。

プライドをずたずたにされたソン教授は、ジョンギョンを破門にすると言い放ったのです。自分の力だけで教授になれると思ったのねと。

 

ジョンギョンは人からこんな風に怒りをぶつけられるのは初めてだったのでしょう。

ジウォンを奪おうなんて、全く考えていませんでしたから。

おろおろとソン教授の元に向かおうとするのを、放っておけなかったんですね、ジュニョンは。

 

結局、ソン教授の機嫌は直りませんでした。

ジョンギョンは説明しようとしましたが、受け入れては貰えませんでした。

昔の自分とジウォンを重ね合わせたとジョンギョンが言いました。しかし、ソン教授は言ったのです。

ジウォンとジョンギョンは違うと。ジウォンの方が才能は上だと言う意味ですね。

 

ジョンギョンは今、頼れるのはジュニョンしかいないと思いました。

もう少しも未練は無いのかと問いました。

毎年誕生日に「トロイメライ」を贈るだけで告白しなかったのは何故かと、ヒョノのためかと。

ジュニョンは思い切って言いました。

「君の所から貰ったお金やピアノのためで、一度も君を必要としたことはない。恩恵を受けすぎて、君を避けようにも・・・。」

だから、君が僕を解放してくれ・・・と。もうこれ以上何も受け取りたくない・・・と。

すると、ジョンギョンが敢えて言ったのです。

さっきジュニョン父から連絡があって、お金を送った・・・と。

母の店を担保にした借金のことです。あれほどジュニョンが悩んだ事です。意に沿わない仕事を入れても、お金を得ようとした事です。

ジュニョンには自分が、そして自分にはジュニョンが必要なんだとジョンギョンは言いました。ジュニョンがどんな偉そうなことを言っても、現実はこうなんだと言う事ですね。

ジュニョンは更に惨めな気持ちになったでしょう。

一刻も早くこの家を出て行きたいと言うように、バタバタと片づけをして出て行きました。

これをナ理事長が聞いていました。

ナ理事長、孫の想いを知らなかったの

 

ナ理事長は、ジュニョンに幸せになってほしくて援助してきたつもりでした。

しかし、ジュニョンは一度も幸せな気持ちでピアノを弾いたことは無いとジョンギョンは言いました。援助に縛られて来たんだと。

「私を癒してくれたのは、ハルモ二でも父でもなく、ピアノを弾くジュニョンだった。才能もヒョノも失った今、ジュニョンまで失いたくない。」

 

ジュニョンは母に泣きながら怒りをぶつけました。

母は、夫から借金返済のめどがついたと連絡を受け、すっかり上機嫌になっていたところに、ジュニョンの怒りです。ショックでした。

こんな息子を見た事無かったでしょう。

今の僕はピアノを弾いても全然幸せじゃない・・・と、ジュニョンは泣きました。

 

ソンアはイ教授が自分を総務としか思っていなかったということで、大きなショックを受けていました。

ジュニョンに会いたいと思いました。

そんな時、2人の姿を見たのです。ジュニョンは嘘をついてジョンギョンと一緒にいたと思い込んでしまいまいた。突き放された気分だったでしょう。

 

ソンア、音楽学部に入った時は、こんな未来が待っているとは思っていなかったでしょう。

大好きなバイオリンが学べる、それだけで幸せだったのですが。

 

ジュニョンもソンアもお互いの悩み、苦しみを決して表には出しませんでした。

いえ、出さない様に努力していました。

しかし、ソンアはもう我慢の限界に近づいていたのです。

昨夜、ジュニョンがジョンギョンと一緒のところを見たと言いました。大丈夫じゃない・・・と。以前のソンアだったら、言わないで済ませたでしょうね。

ジュニョンは事情を説明しました。でも、ジョンギョンから父がお金を受け取ったことは言えませんでした。

大丈夫だと自分でも思っていたけど、大丈夫じゃない・・・とソンア。ジョンギョンとの事が気になると。

ごめん・・・とジュニョンは謝りました。

もう心配しなくていい、伴奏は断るから・・・と。

 

イ教授から、ソンアは総務に過ぎないと聞かされたチャチーム長。

あまりにも人を傷つける言葉に、チャチーム長は唖然としました。

言うに事欠いて、ジュニョンは自分の面倒を見てくれるソンアのような妻を選んで素晴らしいなんて言いましたよ。

チャチーム長が口を挟もうとしたとき、ナ理事長がきっぱり言いました。

「ジュニョンはそんな理由で恋人を選ぶような子じゃありません。」

素晴らしい 流石です、ナ理事長

ソンアは救われた気分だったでしょう。

 

ナ理事長はジュニョンに言いました。

自分は多くの過ちを犯してきて、たくさんの人を傷つけて来た・・・と。

財団を守るために、ジョンギョンの相手には財団を守れる人を・・・と考えていたと。その意味でジュニョンを援助してきたことを謝りました。

今回、ジョンギョンの想いを知り、ジュニョンに傍にいてやってほしいと頼みました。財団の事を抜きで・・・と言う意味でしょうか。

しかし、ジュニョンはキッパリと断りました。

「すみません。僕の気持ちは整理がつきました。」

 

あなたがブラームスを弾く日も近いわね・・・とナ理事長が言いました。

ジュニョンは、初めて自分の気持ちを理解してもらえたと思ったようです。

 

チャチーム長は、ソンアをフォローしました。

言いたいことを口に出せる人が羨ましいと、ソンアは言いました。何でも言えたら、自分を守れるからと。簡単に傷つけられることもないだろうからと。

 

ジュニョンはソンアに言いました。

ジョンギョンに楽譜を返すと。今日が会うのは最後だと。

 

楽譜を返されたジョンギョンが理由を聞いても、ジュニョンは話しませんでした。

そして、お金は返すと言いました。

「君とはもう会わない。」

・・・ジュニョンに、本当に迷いはないの本当に、ジョンギョンには好意は抱いていなかったの

そうは思えないけどね。

 

偶然、ソンアとヒョノが会いました。

一緒にトッポッキを食べました。

ジュニョンの傍にソンアがいてくれて、本当に良かったと思ってる・・・とヒョノ。

人生って分からないモノですねとヒョノ。

帰国した時は、好きなチェロで仕事をして、愛する人と家庭を築く事が夢だったのに、難しい事だった・・・と。今までは努力した分報われて来たけど、そう言うわけには行かないと知った・・・と。

ソンアは、ヒョノにもそう言う事があると、気づきました。自分だけではないと。

 

自分が今まで勇気を出したのは、二つだけだったとソンアは思いました。

バイオリンを続けると決めた事、ジュニョンに告白したこと。どちらも大好きだから・・・。

何度傷ついても好きでいられると思っていました。

それは自分の思い上がりだったかもしれないと、今、ソンアは思い始めていました。

そして、もう一つ勇気を出すことに決めました。

イ教授に、楽団の仕事を辞めると申し出たのです。

辞めさせてくれ・・・ではなく、結論を告げました。辞めると。

あっけにとられるイ教授に背を向けました。

 

ジュニョンはパク課長に仕事はないかと問い合わせました。

こんな事初めてですから、パク課長は喜びました。

 

ソンアはジュニョンにも気持ちを伝えようと思ったようです。

夕方、会う約束をしました。

待っているとジュニョンから連絡が入りました。

が、遅れて待ち合わせ場所に行くと、ジュニョンの姿は無く・・・。

急用ができたとメールが入っていました。

 

ジュニョンの家に向かうと、ジョンギョンがエントランスから出てくるのとバッタリ。

もう会わないと言った筈なのに・・・とソンアは思いました。

そして、ジョンギョンに対して似つかわしくないキツイ口調で言いました。

「こんな夜に訪ねたら、誤解されますよ。いくら友達でも。ここにはもう来ないでください。」

 

実は大きな問題が起こったのです。

ジュニョンが弾いた「トロイメライ」が、ユ教授の演奏としてサイトにアップされていたのを、ジョンギョンが見つけて連絡してきたのです。盗作


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『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』12話まで

2022-01-24 00:16:20 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

へ・モヨンを助けたコ・ゴンに養父のヘ・ジウォルは心から感謝しました。

へ・モヨンが新羅のスパイだとは知らないようですね。本当の娘だと頼りにしていると分かります。

コ・ゴンが運よくへ・モヨンを助けることが出来たのは、父に命じられてへ・ジウォルを探っているところだったからです。

この一件でへ・ジウォルの信頼を得ることが出来、ラッキーでした。

まぁ、元々コ・ウォンピョを裏切る気は無かったようですけどね。クァンノ部族長チン・ピルとは違います。

父から、へ・モヨンに怪しいところは無いかと問われたコ・ゴン。何も無いと答えました。新羅のスパイだと言う事は隠しておくつもりのようです。

 

コ・ゴンは表向きへ・モヨンに親しげに振舞うようになりましたが、心の中にはまだピョンガンがいます。

へ・モヨンも十分察してはいますが、自分を気遣ってくれるコ・ゴンの言動に心がときめくのも事実でした。

 

オン・ダルとサ氏夫人は気マズイままです。

サ氏夫人は、死んだオン・ヒョプに顔向けできないと思っています。オン・ダルを危険な目に遭わせたくないのです。

オン・ダルも母との約束を破ったこと、散々母をけなしたことを後悔していました。

ピョンガンに促され、本心をサ氏夫人に話しました。

「父上が生きていたとしても、剣を握った筈だ。反対されたらこっそり習ったと思う。俺の夢は大将軍いなることだから。許してくれ。」

それでもサ氏夫人の気持ちは変わりませんでした。

 

へ・モヨンはトゥ・ジュンソを呼びました。

王を狙う理由を聞きたいと言いました。

トゥ・ジュンソは昔、王宮で神官の職に就いていました。女官と恋仲になり、子供を授かったのですが、それは規則に反することでした。

逃げる途中、妻と子を殺されてしまい、王に復讐を誓ったというわけでした。

へ・モヨンは高句麗を潰そうと企んでいて、トゥ・ジュンソは王を狙っています。

利害が一致しました。

へ・モヨンは子を望むヒョン妃のための祈祷をするためにとトゥ・ジュンソが王宮に入る手助けをすることにしました。

 

ヒョン妃は平原王に祈祷師を呼んでよいかと聞きました。

平原王の子が欲しいだけだと必死に頼むヒョン妃。平原王は許しました。

へ・モヨンと共にトゥ・ジュンソが王宮にやって来ました。

ヒョン妃に気に入られたようです。

 

ピョンガンはオン・ダルをウォルグァンの元に連れて行きました。

もう自分の手には負えないほどに武術が上達してきたオン・ダルを鍛えられるのはウォルグァンしかいないと思ったのです。

 

ウォルグァンを見て、オン・ダルは先日からかわれた僧侶だと気付きました。

父オン・ヒョプと並び称されるほどの武将だったと聞き、信じられない思いでした。

ピョンガンと離れたくない想いでしたが、修行のため仕方なく山に残りました。

 

ウォルグァンはオン・ダルに薪を集めろと命じました。

武術の練習をしてくれないウォルグァンに、オン・ダルはムカつきました。

しかし、ピョンガンとの約束を思い出して、指示に従いました。

一人洞窟で自分を見つめ直しました。

父の言葉、自分の夢、ピョンガンの思いが脳裏を駆け巡りました。

 

ピョンガンはコンソン夫人の手引きで密かに王宮に入り、父平原王と会いました。

スンノ部族の再起を目指し、行動を始めたと報告しました。

「もうすぐお父様のお力になれます。もう少しお待ちください。」

母が残した使命で、父と弟のためでもあると、言いました。

そして、コ・ゴンを傍においては行けないと警告しました。ケル部族の跡継ぎだからと。

平原王も100%の信頼をコ・ゴンにおいているわけではありません。利用するだけだと平原王は言いました。

 

平原王は、オン・ダルについて聞きました。

夫として良くしてくれるか?と。

ピョンガンが頷くと、平原王はほっとしたような表情を浮かべました。

娘には妻としての幸せをつかんでほしいと思っているのです。

 

ピョンガンはへ・モヨンを訪ね、銀を受け取りました。自分の宝飾品を換金して貰ったものです。

話の中で、ピョンガンはへ・モヨンがコ・ゴンを想っていると気が付きました。

夫として申し分のない人間だから、逃すなと言いました。

ならばどうして?と聞かれたピョンガンは言いました。自分の心は他の人に向いているからと。

 

サ氏夫人はオン・ダルがいなくなって、すっかり気落ちしていました。

何もする気が起こらず、寝込んでしまっています。

 

平原王はチン・ピルを呼びました。

コ・ウォンピョと仲違いしていると見て、自分の側に就けようと考えたのです。

その頃、コ・ウォンピョのやり方に反対の立場の若い臣下や学者たちが、密かにスンノ部族の復権について上書を出す準備をしていました。

キム・ピョンジも進んで加わっています。

上書を出したとしても、コ・ウォンピョとへ・ジウォルは反対するに決まっています。だから、チン・ピルの協力が必要になってくるのです。

コ・ウォンピョの世は遠からず終わりを迎えると平原王。

それを聞いて、チン・ピルはすっかりその気になったのですが・・・。

 

チン妃がその話を聞いて猛反対。

当然ですよね。

本当はコ・ウォンピョの息子である王子を王座に就けることが願いです。コ・ウォンピョを陥れるようなことは絶対に避けたいですよね。

それに、コ・ウォンピョがそう簡単に潰されるとは思えません。

チン妃の話を聞いて、チン・ピルは思い直したようです。

 

ヒョン妃がトゥ・ジュンソの祈祷を受けているところにチン妃が乗り込んで来ました。

チン妃はライバルとなる王子をヒョン妃が産むなんてことを避けたいわけです。

しかし、平原王がやってきて、自分が許したとチン妃のやり方を咎めました。

が、チン妃は引きません。

王の言うことに逆らうのかと、平原王が怒りかけたその時、知らせが。

秘密裡に開いていた会合を、コ・ウォンピョの兵が急襲したと言うのです。

平原王の目論見は外れました。

 

コ・ウォンピョはこの勢いに乗じ、ピョンガンとオン・ダルも殺そうと、兵を送りました。

コ・ゴンには内緒です。

 

サ氏夫人の姿が消えました。

このところ、元気を取り戻し、ピョンガンにも優しくなっていたのですが。

サ氏夫人はもう自分は必要無いと思ったのです。後はピョンガンにオン・ダルを託そうと。

ピョンガンは必死に探し回り、見つけました。

泣きながら引き留めました。

その時、サ氏夫人は異変に気付きました。

コ・ウォンピョの兵が襲って来たのです。

ピョンガンを庇ってサ氏夫人は矢を受けました。

 

ピョンガンは一人、兵に立ち向かいました。

しかし、その時、オン・ダルが

オン・ダルは母とピョンガンの危機に必死に戦いました。

兵の剣を奪い、初めて人を殺したのです。

血まみれになった手を見つめ、オン・ダルは呆然としました。


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『女神降臨』8話まで

2022-01-23 01:33:01 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジュギョンが好きだと宣言しちゃったソジュンも、まさかと思ってたのにソジュンが恋のライバルとなってしまったスホも、落ち着かない気分でした。

スホはソジュンより先に告白しなくちゃとプレゼントを買いに走りました。

冷静さを欠くスホが可愛いです。

 

修学旅行でキャンプに行くことになりました。

出発前から、スホとソジュンは熾烈な神経戦を繰り広げます。勿論、ジュギョンと関わろうとしてです。

要領の悪いスホは、ソジュンに先手を取られている状況。

なにせ、ジュギョンがスホを避けていることもありますから。

これ以上スホを好きになっては自分が傷つくだけだと思っているのです。

でもね、スホは意味ありげに切なげにジュギョンを見つめているわけで。ジュギョンはどうして分からないんでしょうね。

テフンはスホに協力しようとするのですが、上手く行きません。

 

チョン・セヨンの一周忌を前に、未発表曲のアルバムを出す企画をジュギョンの姉ヒギョンが計画しています。

セヨンの曲の殆どを“レオ”と言う人物が作ったものでした。

出版の承諾を得なくてはいけないので、ヒギョンは“レオ”を探していました。

で、ソジュンこそが“レオ”だと思い、直接ソジュンに話を聞きに行ったのですが、ソジュンは自分はレオではないと言いました。

そして、セヨンを追放した会社でアルバムを出させないと言ったのです。

やっぱり、レオ=ソジュン

セヨンが自殺したのは、校内暴力を疑われたからだと、この時分かりました。

しかし、代表のイ・ジュホンは実はその企画に乗り気じゃありません。

何の前触れもなく、ヒギョンを広報部に異動させ、企画もお蔵入りにしようとしました。

 

夜になり、スホがジュギョンを呼び出しました。

何故避ける?とスホ。

まさか・・・とジュギョン。

スホは告白しようと思ったのでしょうが、なかなか上手く切り出せません。

2人でボートに乗りました。

写真を撮り合ったりして、結構良い雰囲気になったのに、ふとしたことからジュギョンが池に落ちちゃった。

それを助けようとスホも飛び込んじゃって。

ずぶ濡れになっちゃった。

それだけじゃなくて、メイクも落ちちゃったので、ジュギョンは焦りました。

 

そこにスジンが来たのが見えました。

マズイと、スホをスジンの方に突き飛ばし、ジュギョンは隠れました。

スホは上手くスジンをテントの方に連れて行き、引き返しました。

 

一人になったジュギョンは、ずぶ濡れでおまけに顔中汚れちゃってて・・・。

偶然肝試しに来たソジュン一行はジュギョンを見て、噂されている幽霊だと思い込んじゃった

ばれなくて良かった。

スホには、無事にテントに戻ったとメールしました。

 

翌日、ジュギョンは濡れたせいで風邪気味に。熱も出てしまいました。

バスで休んでいるジュギョンに、ソジュンが心配して付き添いました。

遅れて知ったスホが駆けてくるのが見えました。

ソジュンは、敢えてジュギョンの頭を肩にもたれさせました。

激怒したスホ、ソジュンと決闘ですよ。決着はつきませんでした。

まぁ、2人の気持ちは決まってるんだから、決着はジュギョンの気持ち次第ということですよね。

 

キャンプの締めに、余興が行われました。

アイドル練習生だったソジュンの歌を皆がリクエスト。

ソジュンは渋りましたが、ジュギョンが願いを叶えてくれると言うので、結局舞台に立ちました。

ソジュンはジュギョンへの想いを込めて歌いました。あれは、セヨンの歌

スホとスジンのお似合いの姿を見たジュギョンは、いたたまれず、席を立ちました。

それを見て、テフンがスホに告白のチャンスだと、セッティングしようとしました。

 

ところが、スジンがスホを探しに来てしまい、ジュギョンはスホに会う口実をスジンに譲ってしまったのです。テフンが今日中に告白しろとスホに言ってるのを聞いてしまってましたから。

そこにソジュンが。

でもね、ジュギョン泣き出してしまったのです。

何故スホが好きなのは私じゃないの?と泣きじゃくるジュギョン。

その瞬間、ソジュンは失恋してしまいました。

言うなとソジュンが言うのに、ジュギョンは言ってしまいました。

「私、スホが好きなの。秘密にしてね。」

俺にも秘密にしろよ・・・とソジュンは思いました。

それでも優しく涙を拭いてあげました。

その様子を、ジュギョンを探してたスホが見ちゃったよ・・・。

 

号泣しちゃったため、メイクが落ちたジュギョン。

焦ってテントに戻ってメイク直しをしようとしました。

そこにスホが。

「ソジュンが好きなのか?」

「スジンが好きなのに、私に優しくしないで

誤解されていると、スホは気づきました。

 

そこに友人たちがやって来ました。

すっぴんを見られたくないジュギョンは、シーツを被って逃げ出しました。

追いかけたスホ、やっと告白できました。

「スジンを好きなんじゃない。俺が好きなのはお前だ。」

やっとだわ~っ


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『ブラームスは好きですか?』12話まで

2022-01-22 15:38:05 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

スポーツでも音楽でも、努力の過程ではなく結果を求められる分野は、この作品に描かれているエピソードが現実なんでしょうかね。

ソンアの悩みがとてもリアルに感じられます。

大田への小旅行がソンアとジュニョンの一番幸せな時だったのかもしれないと、ふと、思いました。

 

大田の帰り、家まで送ってくれたジュニョンに、ソンアはプレゼントを渡しました。

以前から渡そうと思っていたのです。傘でした。

ジュニョンはずっとホテル住まいでしたから、傘をさす事が無くて、家に一本も傘を置いてなかったのです。

ジュニョンは感動したようです。

高価なものではなく、心に沁みるプレゼントでしたから。愛しそうにソンアを見つめました。

その時、偶然ソンアの母と姉が帰宅。

思わずドギマギしちゃったジュニョンとソンアですが、きちんとした挨拶はまた後日・・・とソンア母が言い、その場はそれで済みました。

まぁね、ジュニョンが相手だったら文句は無いでしょうけどね。

 

しかし、ジュニョンにまた問題が降りかかって来ました。

父親が母の店を担保に借金をしてしまい、焦げ付きそうなのです。

母は、これ以上ジュニョンに・・・と悩みますが、他に頼る宛ても無く・・・

 

ソンアの伴奏者が降りると言って寄こしました。

突然の事に、ソンアは困り果てました。

伴奏者の機嫌を損ねたんじゃ?とイ教授に言われ、謝ろうとしましたが、無理でした。それでいろいろなツテを辿って探しますが、なかなか見つかりませんでした。

それを知ったジュニョンが、自分が引き受けると言いました。

しかし、チャイコフスキーコンクールに出場するための練習、ジョンギョンとの練習もあります。

じゃぁ・・・とは言えませんでした。

レベルの違いがあるのも理由の一つですが。

 

ジュニョンはしり込みするソンアの気持ちも十分分かっていました。

平気だとジュニョンは言いました。偶然、ジョンギョンと曲が一緒だし・・・と。

ジョンギョンの名前が出た途端、ソンアの表情が曇りました。

ジュニョンはそれを見て、つい、キツイ言葉でソンアを責めるように言ってしまいました。

ジュニョンも、イラついていた時だったんです。ユ教授のレッスンが上手く行ってなくて・・・。

でも、ジュニョンの良いところはすぐに自分の非に気づき、謝れるところです。

一人で帰ろうとしたソンアを追いかけました。丁度雨が降り出していました。

先日プレゼントしてもらった傘を差し掛けました。

ジュニョンとソンア、お互い、謝り合いました。

伴奏をやらせてくれる?とジュニョン。

躊躇いながら、ソンアは頷きました。不安が無くなったわけじゃありません。

 

ソン教授は、ジウォンのレッスンをしていて、教えたのと違う弾き方をしていることに気づきました。

実は、ジョンギョンのレッスンを受けていたのです。他の人に教えを請うのは、おそらくルールに反する行為なんでしょう。

母親に見つかって、1回だけでしたが。

やはり、教え方は人それぞれなので、気づかれてしまうようですね。

ジウォンがジョンギョンの楽譜を持っているのも気づきました。しかし、事を荒立てるつもりは無さそうです。

 

ジョンギョンは恵まれた環境で育ちました。

しかし、祖母であるナ理事長とも、父親とも余所余所しい雰囲気があります。

亡き母を恋しがっているのは3人とも変わり無いのですが。もしかしたら、ジョンギョン母が家族を繋ぎ止めていた要だったのかもしれません。

言葉が足りないので、お互いの心情をきちんと理解出来ていないように見えます。

 

母から父の借金の連絡がありました。

ジュニョンは、呆れるのと同時に情けなさと怒りがこみ上げて来ました。

母を怒鳴りつけてしまいました。

チャチーム長が偶然その話を聞いてしまいました。

ナ理事長に相談してみれば?とチャチーム長が言いました。

が、ジュニョンにその気はありません。もうこれ以上・・・と言う気持ちでしょうね。

 

パク課長がキョンフカードVIPのプライベートコンサートの話を持って来ました。

休暇中だけど、大きなコンサートではないし、報酬が良いと言いました。

ジュニョンは、借金の話を聞いた直後ですから、その話を受けたようです。気は進まなかったようですが、前払いで報酬を受け取れると言われましたし。

 

ヘナは練習中、イ教授から散々な指摘をされました。

おまけに、ソンアはジュニョンに伴奏を頼んだらしいと聞かされ、ソンアを見習えとまで言われてしまったのです。

腹いせに、ヘナはその情報をサイトに流してしまったのです。

ヘナ、悪い子じゃないんだけど、時々こういう行動に出てしまうよね。後悔するのにね。

あっという間に、その話は拡散しました。

サイトでは、ソンアに対する妬みや悪口が飛び交いました。ジュニョンの才能が勿体ないとか、それを目当てに近づいたんじゃないか・・・とか。

 

ソンアは、傷つきました。

事実だからです。自分の実力については嫌と言うほど知っていますから・・・。

大学でジュニョンと一緒にいるところを、他の皆はそう見ているんだと思うと、どうしても周囲の目が気になってしまうソンアでした。

ジュニョンには勿論そんな事言えません。伴奏を断る事も出来ません。

ただ、合わせる練習は、もう少し後で・・・と言うしか出来ませんでした。

 

プライベートコンサートの話が潰れました。

キョンフカードが、ジュニョンにはもう商品価値が無いと判断したのです。

驚いたパク課長が問い合わせると、その理由の一つに、ソンアの伴奏をするという事があると聞かされました。イメージが落ちると。

 

パク課長はすぐさまソンアを呼び出しました。

文句を言うためです。

レベルの違うジュニョンに伴奏を頼むなんて・・・とか、相手がジョンギョンならまだしも・・・と。

自分との噂のせいで、公演が中止になったと言われ、ソンアは大きなショックを受けました。

よく泣きださなかったなと私は思いました。

 

そんな最悪の気分のソンアに追い打ちをかけるような事が。

イ教授の楽団の結成パーティに行ったソンアは、そこで自分は団員ではなく、単なる総務だと言う事を知らされたのです。

団員になれるのは、上手な人だけだとイ教授は言いました。

そして、イ教授は団員たちに、ソンアは総務で、今回とても頑張ってくれたと紹介したのです。

てっきり団員だと信じて疑わなかったソンア。呆然自失の気分でした。

ヘナも、愕然とした表情を浮かべていました。ソンアのショックに気づきました。

 

パーティの後、散歩しようとジュニョンに言われていたソンア。

ところが、ジュニョン母が突然ソウルに出てきたため、会えなくなってしまいました。

ジュニョンから連絡を受けたソンア。

ぼんやりと一人で歩いていました。

そんなソンアの目に写ったのは、ジュニョンとジョンギョンが一緒の車に乗っている姿。

母と会うためだと言っていた筈なのに・・・とソンアは思ったでしょうね。

その瞬間、緊張の糸が切れた感じです。もう耐えられないと。


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おめでとうございます!

2022-01-22 11:34:48 | 映画、ドラマ以外の韓国話題

パク・シネさんとチェ・テジュンssiの結婚式が本日行われます。

結婚&妊娠の発表があった時も、まるで親戚のお嬢さんの話を聞いたように嬉しかったです

時間の経つのは本当に早い。

ウェディング写真が公開されました。

こちら『パク・シネ&チェ・テジュン、本日結婚

末永くお幸せにと祈るだけです。


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お変わりありませんか?!

2022-01-22 09:51:31 | 今日のつぶやき

深夜に突然鳴り響いた地震警報

寝ようとうつらうつらしていた時でしたので、一気に目がギンッ

とっくに寝ていたアルフィーも飛び起きて来ました。

多分、私、四国では初めて聞いたかもしれません。

久しぶりの本格的な揺れでした。

 

宮崎、大分にお住いの方、大事はありませんでしたか

 

安全と言える場所など、どこにも無いのかもしれません。

コロナに地震、気の休まる時がありません。

それでも、顔を上げて歩いて行きましょう。


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チ・ジニ主演「ザ・ロード:1の悲劇」衛星劇場で日本初放送

2022-01-21 11:14:11 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

先だっての「アンダーカバー(原題)」に引き続き、チ・ジニssi主演作です。

「アンダー~」はイギリスのリメイク版、そして今作は法月綸太郎氏の著書が原作とか。

どちらもシリアスな展開となりそうな予感。

 

放送開始日:3月31日(木)23:00~

話数:12話

 

詳細は、こちらから。


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RMが語る裏話No.3

2022-01-20 23:05:01 | 映画、ドラマ以外の韓国話題

第3弾が出ましたね。

今回も、その曲に込められた思いとかエピソードを知り、いっそうその曲が好きになりました。

特に、RMが泣きながら作ったと言う『We are Bulletproof:the Eternal』。

日本語字幕【 We are Bulletproof : the Eternal 】 BTS 防弾少年団

私も、この曲を聞く度に泣けそうになります。その感覚、正解だったんだなと思いました。

 

【BTSの魅力】RMが泣いて泣いて書いた曲とは?!ビハインドPart.3


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『ブラームスは好きですか?』11話まで

2022-01-20 16:33:39 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ソンアは、今の自分に悶々としていました。

ジュニョンとジョンギョンの演奏を聴いて、ますます自分とのレベルの違いに気づかされてしまいましたし。

寄りによってソンアが今練習しているのと同じ曲でしたから。

イ教授からは、満足な指導をしてもらえないばかりか、まるでパシリのように都合よくつかわれているだけだし。

反論したくても、相手が教授ですから、抗議などできる筈ありません。大学院に進むためには、教授のご機嫌を損ねることは不利だと分かっていますから。

そんな自分が嫌でしたし、他人からどう見えているのかと言う事も気になっていたでしょう。

とてもジュニョンに打ち明けることは出来ませんでした。

ソンアの表情が冴えないのを見て、ジュニョンが理由を問いましたが、何も無いと答えたソンアでした。

大学院の入試用の曲を変えようかと思ってる・・・とソンア。自分には無理な気がするから・・・と。

同じような経験はあるとジュニョンが言いました。

「でも、変えたらますますその曲に執着して、辛くなって恋しくなる。だから、慎重になった方がいい。」

そして、力になれなくてごめん・・・とジュニョンは言いました。

 

練習が終わって、ジョンギョンがジュニョンをお酒に誘いました。

でも、ジュニョンは断りました。

考えてみれば、ジョンギョンに友達と呼べるのはジュニョンとヒョノの2人しかいないのです。

ジュニョンは、ヒョノにジョンギョンが1人でお酒を飲みに行ったと連絡しました。

誘いを断ったものの、放ってはおけない気分だったのでしょうね、ジュニョンとすると。

出来れば、ヒョノとよりを戻してほしいと言いう気持ちもあったでしょう。

 

ヒョノは行きつけの店に行きました。やはりジョンギョンはその店にいました。

酔いつぶれたジョンギョンをホテルに連れて行って寝かせたヒョノ。

私を嫌いになって・・・とジョンギョンがヒョノに言いました。

そうできたら、どれほど楽だったでしょう、ヒョノも。

 

ソンアはイ教授からヒョノを団員から外すよう言われています。

実力も経験も申し分ないヒョノを外すのは・・・と反論しましたが、イ教授は考えを変えることはありませんでした。

ソンアは躊躇いながら、ヒョノに連絡しました。

ヒョノは、ジョンギョンとのことが理由だと察しました。ソンアははっきりとは言いませんでしたが・・・。

 

ジュニョンも悩みを抱えています。

パク課長が母に会いに行ったことを、チャチーム長から聞かされたジュニョン。

母が相談するためにチャチーム長に連絡したようです。

ジュニョンは理由が何であろうと、母が財団に頼ろうとするのが我慢できませんでした。

そんな不安定な心のままでは、練習も上手く行きません。

ユ教授に指摘されました。

ジュニョンに憧れていると言っている後輩があるコンクールで優勝し、次はチャイコフスキーコンクールに出ると意思表示しました。

そんな人間に憧れの的であるジュニョンが負けたら、世間はどう見るか、耐えられるか?と、ユ教授。

 

ジョンギョンは優秀なバイオリニストのジウォンと言う少女に昔の自分を重ねていました。

バイオリンは好きなんだけど、周囲の期待や母親、教授が怖くて萎縮してしまっていました。

ジウォンはジョンギョンに心を開き始めました。

 

ある日の練習で、ソンアはまた伴奏者にこっぴどく注意されてしまいました。

いつも言われっぱなしだったソンアですが、この日はおずおずと自分の思いを口にしました。

上手く弾けないのは事実だけど、自分なりに頑張ってるんです・・・と。

すると、伴奏者は言いました。ここは音楽学部よ・・・と。実力で評価される場所なんだと。

頑張るのは当たり前だと言う事ですね。

 

パク課長がソンアに会いに来ました。

言う事を聞いてくれないジュニョンを説得してほしいと思ったようです。2人が付き合っていると知って。

そして、卒業したら、一緒に仕事をしないかと言い出したのです。バイオリンを辞める事を前提としての話でした。

バイオリンを辞めるとは決めていないとソンアが言うと、意外・・・と言う表情をしたパク課長。

バイオリンを始めて10年にも満たないソンアが、幼い頃からレッスンを受けて来た人に追いつくことは出来ないと言い切りました。

悪気はないのでしょうが、パク課長は相手の気持ちを傷つけるようなことを言うことが多々あります。

ソンア、このところの出来事で自信喪失していたところに、追い打ちをかけられたような気分になりました。

 

そんなソンアを癒してくれたのはやはりジュニョンでした。

ジュニョンはパク課長からソンアに会ったと聞いたのです。

自分も散々パク課長の言葉で傷ついてきた経験があるので、容易に予想が出来ました。

すぐにソンアに会いに行ったのです。

 

ためになる話でした・・・とソンアは言いました。楽器だけでなく別の道もあるって・・・と。

決して人をけなすような言い方はしないソンアです。

話を聞いて、ジュニョンはそっと手を握ってあげました。

大丈夫とか、そんなことは無いとかいう意味の無い言葉をかけるのではなく、ただ黙って手を取ってあげたのです。そんな言葉がソンアの慰めにはならないと、分かっていたのでしょうね。

 

バイオリンだけでなく、ジュニョンとの出会いも遅かったとソンアは考えていました。

ジョンギョンがジュニョンと過ごした15年以上という時間には、敵わないのだろうかと思いました。

 

イ教授が、またソンアをパシリに使いました。

ネット注文したアクセサリーを大田で受け取って気欲しいと言われたのです。宅配は不安だからと。

ソンアは諦めたように従いました。

でもね、この時もジュニョンが助けてくれました。

大田はジュニョンの故郷なんです。

ジョンギョンとの練習を断って、同行してくれました。

「一人で行かせたくなかった。」

・・・なんて、ジュニョン~っ

 

用事を済ませたソンアを、ジュニョンは故郷の町に連れ出しました。

観光ではなく、自分が過ごした町を案内したのです。通っていたピアノ教室・・・等々。

偶然、ジュニョン母と会いました。

 

「僕の彼女だ。」

と、ジュニョンは堂々と紹介しました。

母は喜び、食事に誘いました。大田にジュニョンが友達を連れてきたのは初めてなんです。

ジュニョンは気まずそうに断ろうとしましたが、ソンアはジュニョン母の誘いを受け、実家の食堂に行きました。無理をしてる様子はありません。

ジュニョンは嬉しいですよね。心が温かくなったように見えます。

 

初めて自ら自分の家族のことをソンアに話しました。話しておきたくなったのでしょう。

借金まみれの父親のことも、隠さず話しました。

自分がピアノを弾くのは、借金を返すためのような気がしていたと。それでも、誰にも頼らずに来たと思っていたのに、実は財団やジョンギョンにまで援助してもらっていたと知り、ショックだったと。

ソンアも打ち明けました。その日大田に来たのは、団の用事ではなく、イ教授のアクセサリーを受け取るだめだったと。そんなパシリの様な事をしているんだと。

本当は大田行きのチケットを嫌々買ったんです・・・とソンア。

「でも今は、来てよかったと思ってます。ありがとう、一緒に来てくれて。」

嬉しそうにジュニョンが微笑みました。

 

ジョンギョンはイ教授に会いに行きました。

自分とのことで誤解されて、ヒョノが入団を断られたと聞いたからです。

すると、イ教授は交換条件を付けて来ました。

ヒョノを入団させる代わりに財団の援助をもらいたいと言うのです。

「誤解をされたみたいですね。今日窺ったのは、私のせいで誤解が生じたと思ったからです。彼は交換条件の対象となる奏者ではありません。今日のことは忘れてください。」

素晴らしい、ジョンギョン

この作品の良いところは、主要キャスト皆が一生懸命だというところ。それぞれに性格の違いはあるけど、音楽の道、人生と言う道をもがきながらも真っ直ぐに歩もうとしているところです。


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