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ウィルは悶々とする一方でした。
ロウンへの想いを貫く事も出来ず、ロウンを信じる事も出来ません。それどころか、ロウンに姉ジヘとの仲を知られるんじゃないかと不安に思ってて、それまでのようにロウンに向かい合う事も出来ません。
そんな時、偶然イスのペンダントをロウンが見て、姉から貰ったモノと同じだと知ったのです。
勿論、それがウィルからジヘへのプレゼントだったなんて知りません。ただ思いも寄らない偶然に、ロウンは驚いただけでした。
なのに、それも不安の材料になってしまうウィルなんです。
ソウル市長選の候補者へのラジオのインタビュー番組が収録されることになり、ボクドンがラジオ局に赴きました。
イスとウィルも同行したのですが・・・。
そこで予定には無かった質問をされ、少々動揺したボクドンが、ウィルを施設出身者だと明かしましてね。そんな人物でも、有能ならば婿として迎える・・・なんて発言をしたんです。
まるで有権者にアピールするのが目的で、ウィルとイスを結婚させようって感じですよ。自分が如何に公平な人間かと訴えて、支持を集めようって魂胆に見えます。ウィルもそう思いました。
もう、耐えきれませんでした。
自分は家族だと思ってこれまでやって来たけど、彼らにとって自分は都合のよい手駒でしかない・・・と思ってのでしょうね。
イスが止めるのも聞かず、その場を出て行きました。
家からも出る・・・と。
イスは、どうにかしてウィルを止めようと思いました。
そして、車の前に飛び出したのです。
自分を犠牲にしても、ウィルを離したく無かったのです。
ファンギが心配していたのは、イスのこういう性格でした。
実は、イスは自傷行為を繰り返していたのです。
両親は全然彼女の事を理解していないで、苦しめる事ばかりして来たようですからね。彼らの性質が悪いのは、自分たちがしていることの弊害や周囲の人たちの苦しみを全く分かっていないことです。
イスは、そんな両親の尻拭いをして来たようなモノですしね。両親とウィルの間に立って、双方を必死に取り持とうとして来たのです。
ファンギもあんな性格ですしね。
耐えきれないくなった時、イスは密かに自分を傷つけていたのです。それを知っているのは、ファンギだけでした。
このままでは、ウィルと結婚しても上手く行くかどうか・・・とファンギは思っていました。
だから、イスにどうしても結婚したいのかと、問うたのです。
「結婚したいの。」
イスの答えは明確でした。ファンギは、それを止める事は出来ないと感じたようです。
ウィルに、頼みました。イスの傍にいてやってくれ・・・と。
どんな気持でも、傍にいるだけでよいのか?・・・とウィル。
「それなら、お前も頼みを聞いてくれ。チェ・ロウンを追い出せ。」
ファンギが拒もうとすると、自分が傍に置いたいからじゃないのか?・・・とウィル。
お前が出来ないのなら、自分が・・・と言うウィル。ファンギは自分の手でするしかありませんでした。
イスは、ウィルが自分のことを妹のようにしか思っていないと分かっていました。
だから、自分が努力しなくちゃ・・・と健気にも思っているのです。
決してウィルに我儘を言ったり、無理強いをするような事は無いんだけど、ただ一つ、彼を手放す事だけは首を縦に振りませんでした。
父親がウィルを利用しているのも分かっていました。だから、ウィルに言いました。あなたも父を利用して・・・と。
そんなイスを、ウィルも愛しく思えたかもしれません。まだ女性としてではないかもしれませんが。ホント、いい子なのよ、イスって。
翌日、出社したロウンに、突然人事異動が知らされました。
別の部署へ異動になってしまったのです。
皆、あまりにも突然の事に、驚くばかりです。でも、仕方がありません。
ロウンは、私物を持って下の階に移って行きました。
ところが、ファンギは誰を見てもロウンに見えてしまう状況に陥ってしまいましたよ
「そんなに探すなら、呼びもどしてくださいよ。」
と、ソンボンに言われる始末です。
ここでヨンジョン再登場です。
せんだって偶然再会し、仕事を依頼しようとやって来たのです。案内したのは、ロウン。
ところが、ファンギは、ロウンの事が気になって、ヨンジョンの話も上の空。
ヨンジョンは、ファンギから悩みを上手く聞きだしました。
社員の一人が気になって・・・と案外すんなりと打ち明けたファンギ。ヨンジョンはそれがロウンだとすぐに気付きました。
取り戻したいならそうしなさい、あまり時間をかけない方が良いわ・・・とヨンジョン。
ユヒはファンギがロウンを想っている事に気づいています。
ファンギを応援するように何かと仕向けています。今回のロウンの異動も、何か理由があるんだろうと考え、ロウンにそう伝えました。
ユヒの息子が急に体調を崩したとの連絡が入りました。
ところがその連絡を受けたのはファンギ。ユヒが携帯を忘れていたのです。
結果、ユヒの息子を幼稚園に迎えに行き、病院に連れて行く羽目に。単に便秘だっただけで。大した事にはなりませんでしたが。
ユヒの息子にすっかり気に入られたファンギ。
幼稚園の発表会にユヒに来てほしいと思ってることも、気付いてあげました。
ところがその日は、生憎コンペの日。
プレゼンをユヒがすることになっているのです。
「僕がやります。」
ファンギが言いました。
ロウンは何故ファンギがプレゼンをすると言いだしたのか、気になりました。
ファンギが変わってきたのは、恋の力かな?・・・とユヒが言った言葉も気になりました。
で、ファンギに相手を聞いたのですが、ファンギも恋とまでは認識してないもんだから、何とも曖昧な答えしか言わないし、勿論その相手がロウンだなんて、言う筈ありません。
ところが、ちょっとした誤解から、ロウンがファンギにkissしようとしちゃって・・・。未遂でしたが。
今度は、ファンギが悩みました。
何故、ロウンは誤解してkissしようとしたのか?・・・なんて。
でも少しはロウンの気持ちが自分に向かってるのは確かか?・・・とも。
あ~っまどろっこしい二人だ
混乱しまくるロウンの前に、ウ記者が現れました。
復讐はやめ、ミスタースミスを探すために会社に残るとロウンは以前ユ記者に話していました。
でもね、今のロウンはミスタースミスを探してるようには見えません。それをウ記者は指摘したのです。
ファンギはジヘの死に責任は無く、だから自分が好きになって良い相手かどうか確かめるためか?・・・と言われ、何も言えなくなりました。
「ウン・ファンギはお前の姉を死なせた男だ。」
と、ウ記者。
冷や水を浴びせられた感じのロウン。我に返ったって感じです。
辞表を提出しようとしました。
ところが、今度のコンペのプレゼンに、ウィルも出ると言う話を聞き、提出を止めました。
ファンギには無理だと止めるウィルに、ファンギは意地になったようにやると言いました。
そして、サイレントモンスターが勝ったら、ロウンを元に戻せ・・・と。
この話をセジョンが聞いていました。
ロウンは会社を辞める前に、ファンギに協力しようと考えました。
プレゼンをするための準備を手伝ったのです。声の出し方や姿勢、視線の向き・・・等々。舞台で経験してますからね。
で、メンバーの前で最終リハーサルをしようとしたのですが・・・。
最初だけで後が続きません。
ファンギは自分が嫌になりました。洗面所にこもってしまいましたよ。
ごめん・・・頑張ってくれたのに、やっぱり無理だ・・・とファンギ。
「じゃぁ、私たちはここまでですね。コンペが終わったら辞表をだすつもりだったんです。」
どうして?・・・とファンギ。
「最後にプレゼントが欲しかったです。下手でも人前に立ってる姿を見たいです。」
「緊張するなら、私を見てください。会場には私だけがいると考えるんです。」
そう言って手を取ろうとしたロウンですが、ファンギは動きません。
ここまで私が言ってるんだから・・・とロウンがファンギを引っ張った時、シャワーに当たって水がーっ
二人して頭から水をかぶってしまいました。
ファンギ・・・kissしちゃったよ
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