まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『なぜオ・スジェなのか』11話まで

2024-03-31 15:23:28 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

コン・チャンは思わずナジョンの納骨堂に駆けて行きました。

するとそこにいたのは、ペク院長。

どちらにとっても思いもよらない人です。

2人とも驚きました。

ペク院長は、娘が10年前に事故に遭ったんだが、その時、ナジョンが助けてくれたと後になって知った。礼を言おうとしたが、既に不幸な事件で亡くなってしまっていたと、ペク院長は説明しました。

「感謝を伝えたくて、時々ここにきている。」

君は?と聞かれ、コン・チャンは、いつか話しますとだけ答えました。

ペク院長は、いつか・・・と言いましたが、実は、既にコン・チャン=キム・ドングだと知っていたんです。

 

直後にチョガプから連絡が入りました。

秘密の部屋のドアが開いていると。スジェが入ったかもしれないと。

一気に秘密が明らかになる・・・とコン・チャンは落ち込みました。

本当は、自分の口でスジェに打ち明けたい事実だったのに・・・。意図しないタイミングで知られてしまったと思うと、いてもたってもいられない気分でした。

 

コン・チャンは父を訪ねました。

既に父はスノクとは離婚して1人で暮らしていました。

スノクを説得して、白骨遺体との関係を明らかにすべきだとコン・チャンは迫りましたが、父はそれを拒否。

もう関わりたく無いと言うのです。

もう過去は忘れて楽に生きろと言いました。キム・ドングだったことは誰にも言うなと。

父親とすると、そう言うのも分かる気がします。

コン・チャンはショックでしたが。

 

スジェは、大きく動揺しました。

これまでのコン・チャンの言葉、そしてスノクの出現に大きく動揺した様子を見せたコン・チャンの様子、全てがこの事実ゆえだったと分かりました。

コン・チャンが、さっき自分に言おうとしていた事がこれだったということにも、気づきました。

ソ教授が当時の検事だった事も、チェ会長が検事長だったことも最初から知ってたんだ・・・と気づきました。

スジェの事を、唯一最後まで信じてくれた人だと白板に記してありました。それは、スジェには罪悪感を抱かせるモノでした。

どうしてわからなかったんだろう・・・とスジェは自分を責めました。

 

雨が降り出しました。

ずぶ濡れになって帰って来たコン・チャンに、スジェは傘をさしかけました。

泥酔していたコン・チャンは、帰宅途中、知らない人と喧嘩になり、顔に傷を作っていました。

その顔を見た瞬間、スジェは思いだしました。

10年前、拘置所で同部屋の囚人から暴行を受け、傷だらけになっていたキム・ドングを。

コン・チャンが何か言おうとしたのを遮ってスジェが言いました。

「何も聞きたくないの。私がいいと言うまで何も言わないで。」

差し掛けた傘は、以前コン・チャンが貸してくれた傘でした。それを返すと言いました。

コン・チャンは、スジェが全てを知っていると察しました。

 

コン・チャンは翌朝、ナジョンの事件の犯人として収監中の男ノ・ビョンチュルに面会に行きました。

最初からビョンチュルは真犯人ではないとコン・チャンは信じていました。

が、本人は自分が犯人だと言い続けていました。

ナジョンの遺体を捨てたのは海だと言っていました。遺体が見つからないのは、よくあることだと。

しかし、今回、ナジョンと思われる遺体が地中に埋められた形で出て来たことを思うと、やはりビョンチュルは犯人ではないと、コン・チャンは確信しました。

もうじき仮釈放になると、ビョンチュルは嬉しそうにコン・チャンに言いました。

「仮釈放されたら会おう。待ってるぞ。」

と、コン・チャンが言うと、ビョンチュルは表情が強張ったように見えました。

 

スノクたちの詐欺被害の件が、何とか解決できそうになりました。

で、お礼を言いに、スノクたちが再度リーガルクリニックセンターにやって来ました。

コン・チャンのことをキム・ドングだと誤解して掴みかかったことを詫びたいとスノクは言いました。

しかし、もう、コン・チャンは騙すことは出来ませんでした。

「おばさん。ナジョンが見つかったかも。白骨死体が見つかったんだ。一緒に警察に行こう。俺はキム・ドングだ。」

あんたはキム・ドングじゃないでしょ白骨死体って何ナジョンは生きてるわ

スノクはパニックになりました。

 

これによって、コン・チャン=キム・ドングだということが、8班のメンバーにもばれてしまいました。

 

イ議員が、大統領になったら、2年の任期後には議院内閣制に転換すると言う公約を発表しました。

これによって支持率が上昇。かなり有利な戦いとなりそうです。

しかし、実はこの発表はチェ会長がイ議員の名で勝手にしたことのようです。

イ議員が激怒するのも当たり前です。

猛抗議しましたが、既にチェ会長とハン会長の間では話がまとまっていると聞かされ、引き下がらざるを得なくなりました。

これを聞かされたスジェは、改めてチェ会長のずる賢さを知ったようです。

チェ会長の言動は全て自分のためのモノなのです。

そんなチェ会長から、ハンスバイオの売却が終わったらジュワンと結婚しろと言われても、はいそうですかと頷くなんてことは出来ません。

スンヨンが離婚に合意したからとチェ会長は言いました。

「私のために動くことが君自身のためにもなる。私のものになれば、なんでもしてやるぞ。」

呆れたようにスジェは答えました。

「私はジュワン代表を人間だと思っていません。そして私も他人のためには一切動きません。全て自分のためです。ですから私は誰のものにもなりません。相手が誰であれ。」

 

父もスノクも動かないので、コン・チャンは自ら警察に乗り込み、密かに手に入れたスノクの髪の毛と白骨死体との鑑定をしてほしいと頼みました。

しかし、自分の素性を明かさなかったので、信用してもらえず。門前払いとなりかけました。

で、コン・チャンは我慢できずに叫んだのです。

「あの白骨遺体は妹のチョン・ナジョンだ

その様子を、偶然警察署に来ていたユンサンとソン・ミリムが目撃。

一気にコン・チャン=キム・ドングだということが、いろんな人に知られてしまうことになりそうです。

 

落ち込むコン・チャンにスジェから連絡が入りました。

やっと話が出来ると勇んで駆け付けたコン・チャン。

しかし、スジェは小川(・・・あれはきっと清渓川だよね?)を挟んで向き合うよう言いました。

これくらいの距離を取って・・・と。

 

スジェは、ソン・ミリムから聞いた話を確認しようとしました。

白骨遺体をナジョンだと言った事です。

コン・チャンは、キム・ドングだということを隠していたことを謝りました。

必死に説明しようとしましたが、スジェは自分の言いたい事だけを話し、2人の会話はかみ合いません。

騙すつもりはなくて・・・とコン・チャンが言いかけた時、スジェがそれを遮って言いました。

「あなたは私を騙したのよ。」

そして、10年前の裁判の事は忘れてしまいたいことだとスジェは言いました。

 

名前を変えたのなら、もう事件からは抜け出さなくちゃ・・・とスジェ。

コン・チャンがビョンチュルは真犯人じゃないと主張しているのも知っていました。

コン・チャンは、今でもそう信じていると言いました。

が、確たる証拠はありません。

「キム・ドングだと知っていたら、好きだと勘違いしなかった。」

と、スジェは言いました。

だから言いたくなかった・・・とコン・チャン。

コン・チャンなら許されることも、キム・ドングではダメだと言われるから・・・と。

ええ・・・とスジェ。

「言いましたよね?俺を憎んでもいいから、どこへも行かず・・・。」

いいえと、スジェがまた遮りました。

「これくらいの距離を保って。」

 

スジェはキム・ドングの事件を思い出しました。

たくさんの無実を証明する事実がありました。辻褄の合わない事も多々ありました。

しかし、警察も検察も詳細な捜査をしませんでした。

いくらスジェが訴えても、耳を貸してくれなかったのです。

上司だったペク院長ですら、キム・ドング犯人説を主張し、無駄な弁護をするなと言いました。

この裁判を最後に勇退するチェ・テグクがローファームを開く予定で、そこにスジェも呼んでくれるようだとも言いました。

時を同じくして、スジェの母と二人の兄が詐欺罪で立件されていました。初めてではないようです。

それでも、スジェは一生懸命弁護しました。

が、結局、敗訴。

母たちは軽い刑で済んだようです。

スジェが成り行きに任せて、ペク院長曰く“道理に任せて”しまったがための結果でした。

あと一押しの弁護をせずに引き下がったせいでした。

自分がキム・ドングを捨てたんだ・・・とスジェは思いました。

大きな罪悪感を思い起こさせる一件です。出来れば思い出したくない裁判でした。

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『アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~』10話まで

2024-03-30 18:01:14 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ファン議員はTV中継をされている議会において、突然、リストを公表しました。

兵役逃れ、麻薬事犯、性接待のリストです。

現役議員やその子息の名前が多く載っていました。

ファン議員は、怒号の飛び交う議場に置いて、カメラの前でそのリストの名前を読み上げたのです。

大混乱となりました。

流石のチョ・テソプも渋い表情になりました。

しかし、決して混乱してはいません。

この事が却って自分の力を強くすると思ったのです。

 

この様子を確認した上で、キム・ギュリとク検事は動きました。

芸能事務所に家宅捜索が入ったと連絡を受けたガンジンは、血相変えて検察を飛び出しました。

 

ファン議員の公表したリストについての捜査は、キム検事長たち中央地検が担当することになりました。

ギュリのいる東部地検ではなく。

これもチョ・テソプの指示です。

東部地検は、ガンジン父の芸能事務所の事件を担当することになりました。

 

ガンジンは、チャン・イルヒョンの面会に行きました。泣きついたのです。どうすればよいのかと。

チャン・イルヒョンは、チョ・テソプしかいないと助言しました。

で、ガンジンはその足でチョ・テソプの元を訪ねたのです。

 

チョ・テソプの屋敷には、大勢の悪徳政治家たちが集まっていました。

リストに名前が載っていた者たちです。

チョ・テソプに助けてもらおうと、押し寄せたってわけです。

チョ・テソプの力が強くなると言う予測は大当たりですな。

どう言う手を使ったのか、チョ・テソプはリストから何人かの名前を外しました。

重要な人物だけです。

そしてリストに残された者は、自分が最後まで責任を持つと約束したのです。

承知するしかないですね。

 

ガンジンは、助けてくれとチョ・テソプに頭を下げました。

そして、書類を渡しました。メモリも。

「生き残りたいなら、父親の首を持ってこい。」

と、チョ・テソプは言いました。

 

チョ・テソプの屋敷で、ガンジンはキム検事長とバッタリ顔を合わせました。

キム検事長は、不快になりました。

自分を飛び越えて直接チョ・テソプと会うなどということ、やはり気分の良いモノじゃありませんよね。

 

キム検事長はチョ・テソプから受け取ったリストをヒウに渡し、そこに載っている者たちを捜査するよう指示しました。

一目でヒウは重要人物の名前が省かれていると気付きました。

それを指摘すると、キム検事長は、それだけでよいと言いました。

 

チョ・テソプは国民の関心を政治家の不正問題から他の事に移そうと考えました。

国民が関心を持つのは、わが身に関わりがある事です。

それがつまり税。

増税するとか減税するとかいう問題に国民の関心を移してしまおうと言う事です。そうするうちに、不正の事等、忘れてしまうとチョ・テソプは派閥の会合で言いました。

 

ガンジンは東部地検に父の芸能事務所の不正事実について事情聴取されました。担当はギュリ。

しかし、ガンジンはギュリの質問全てを知らぬ存ぜぬで通しました。全く自分には関係無いと。

当てにしていた証人も、突然行方をくらましたり、証言を変えたりして、全く役に立ちません。

証言を約束していた女優のチョ・ユナは、ガンジンと密かに交渉していて、事務所を移籍してしまいました。

ガンジンは、あっさり東部地検を出て行きました。

 

行き詰ってしまったヒウたち。

ファン議員はこれを予想していました。

いくら頑張っても、腐りきった検察を総入れ替えしない限り無駄だと、ヒウに言いました。

しかし、ヒウはまだ諦めていません。くじけてもいません。

君は信頼できそうだ・・・と、ファン議員は言いました。

 

ガンジンは父の芸能事務所を告発しました。

ニュースでは、検事の鏡だと褒めたたえました。

落ち込むギュリとク検事、そしてイ・ミンスに向かって、ヒウは言いました。

自分がガンジンを倒してやると。

 

チョン部長検事は、ヒウに言いました。

「今回、チャン・イルヒョンもチェ・ガンジンもダメージを受けた。でも気を付けろ。キム検事長は気づいているかもしれない。テンポを調節しろ。最終目標が最大の悪党なら、なおさらだ。」

ヒウはその助言を有難く聞きました。

チョン部長検事は、ヒウを信頼してはいますが、その本心がイマイチ掴めないでいます。

それが分かれば、もっと力になれるんだが・・・と言いました。

 

ガンジンは、チャン・イルヒョンのお陰で何とか危機を切り抜けたと、礼を言いに行きました。

チャン・イルヒョンは条件として、自分を執行猶予付きにしてくれと言っていました。

で、ガンジンはヒウを説得しようとしました。

証拠を捏造しても何とかしろと。

しかし、流石にヒウも頷くことはしませんでした。

少々は手心を加えようと考えていたかもしれません。が、ガンジンの言葉でそんな気持ちも吹っ飛びました。

完璧に失脚させてやると決心したのです。

 

ヒウは、チャン・イルヒョンと共に逮捕されたソン・ジンミに面会しました。

チャン・イルヒョンは恋人関係にあったソン・ジンミをいとも簡単に捨てていました。自分が助かるために。

ヒウは同じ手を使えば良いと助言しました。

締めは、自分の場合はチャン・イルヒョンを愛していたがためにした事だと泣いて見せれば良いと。

あとは勝手にマスコミが騒ぎ立てるからと。

ヒウの予想通り、チャン・イルヒョンの評判はがた落ち。キム検事長も、もう、捨てるしか無いと腹をくくりました。

そして、チャン・イルヒョンは、懲役7年を言い渡されたのです。執行猶予はつきませんでした。

 

ガンジンがチョ・テソプに渡した資料は、チョンハグループのスキャンダルでした。

ヒアの兄ヨンジュンのスキャンダルです。

チョ・テソプの指示でネットに載った記事は、あっという間に拡散。

弟のソンジュンが兄の失態を得意げにご注進したせいで、キム・ゴニョン会長も知ってしまいました。

キム会長は、ヒアに経営会議に参加するよう命じました。断る事はもう許しませんでした。

ヒアも決断するしかありませんでした。

 

ヒアはヒウに会いに行きました。

これからは、会えなくなると思ったのでしょう。

仕事の後にお酒を飲んだり喧嘩したり、露点のぬいぐるみをもらったりするような普通の生活は無理みたい・・・とヒア。

ヒウはその気持ちを察し、別れ際に、ぬいぐるみをプレゼントしました。

 

ヒアが会社に入ると知ったヨンジュンとソンジュンは、裏切られたとでも言わんばかりの冷たい態度を示しました。

いがみ合うばかりの兄弟を見ているのが嫌だったヒア。

自分が協力することで、上手く行けばよいと言うのですが、全く信用していない様子ですね、兄も弟も。

 

ここに至って、ヨンジュンはチョ・テソプを頼る決心をしました。

これまでは、政治家と関わるなと父から言われてきていたので、誘いを断って来たのですが、窮地に陥った今は、藁にもすがりたい思いだったのでしょう。

上手く利用されるだけのように思いますけどね。

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花一分

2024-03-30 16:39:14 | ご近所探訪

遅れていた桜が咲き始めました

ここ房総半島でも、一輪二輪・・・と言う状況だったのが、今日の暖かさで開花が進みそうです。

久しぶりに雲一つない天気になった今日

ドライブするには絶好のコンディション

でも、首都圏からの下り線は混むに違いないと予想。

有名なお花見場所は避けて、穴場的な場所を探すことに決定

 

あちこちドライブして、結局、行き着いたのは、いつもの『富津市民の森』

道中、山の中の一本桜が満開近くなっていたので期待したのですが・・・。

一分咲きって感じ

次の週末にはきっと満開になっているんじゃないかと思われます。

 

おにぎりとお茶は必須

上は、いつもの爆弾おにぎり。具はこれまたいつもの、梅干し、おかか、塩昆布。

下は、先日作ったご飯泥棒・・・大葉の唐辛子漬け。

傍に大きさの比較ができるモノを置いておけばよかったと思うくらいに巨大なおにぎり

4時間以上経った今も、まだお腹空いてません・・・

 

まだ硬そうな蕾の桜の木の下でぱくついていると、何だか殺気を感じまして・・・

見上げると、桜のすぐ上くらいをトンビが旋回してるじゃありませんか

「狙われてる

油断大敵です。

 

これからしばらく好天が続く予報です。

お出かけ好きなアルフィー&まぎぃ。

うずうずしそうです

 

なんだか、心が浮き立ちすぎたせいか、写真がボケまくりでお見苦しくて済みません

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『アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~』9話まで

2024-03-29 16:18:26 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

前世の記憶が残っているから、有利と言えば有利ですが、前世と違う選択をしたために、ヒウ以外の人物や環境はすっかり違うものとなっています。

それゆえ、ヒウの予想とは違う展開になることがあるのも当然と言えば当然です。

ただ、前世では不幸な人生を送るしか無かった人たちが、ヒウによって未然に救われているのも事実。

今後、どう言う展開を見せるのか、楽しみです。

 

キム検事長は、ヒウにチャン・イルヒョンを捕まえるよう指示を出しましたが、一方で、チェ・ガンジンにチョン部長検事を濡れ衣を着せて追い出せと指示しました。

やはり、チョン部長検事の事を信じてはいなかったのです。

この件は、自分とチェ・ガンジンしか知らないことだ・・・と言うキム検事長。

おいおい・・・

 

しかし、ヒウたちチョン部長検事、チ検事はその恐れを既に察知していました。

本当は、チャン・イルヒョンを失脚させるつもりはなく、その一件から目を逸らせるためにチョン部長検事の失脚を画策するかもしれないと。

ヒウは、これを逆手にとると言いました。

つまり、指示を受けたのだから、きちんとチャン・イルヒョンを失脚させようとね

 

ソン・ジンミの財団と自宅に家宅捜索が入りました。

知らせを受けたチャン・イルヒョンは、チョン部長検事のところに乗り込みました。

キム検事長の派閥に推薦すると言い、自分は不正に無関係だと主張。

チョン部長検事を丸め込めたと思い、自分だけは逃れられたと安心しきったところに、突然警察がやってきて、あっという間に贈収賄で逮捕されてしまいましたよ。

逮捕状を申請したのがヒウだと知ると、裏切られたとショックを受けました。

 

ヒウは、激怒するチャン・イルヒョンに、キム検事長からの指示があったと正直に打ち明けました。

このところの失態と不正が発覚したことで、検察の信頼が失墜したことへの懲戒処分だと。

 

その騒動に紛れて、チェ・ガンジンはチョン部長検事のPCに不正の証拠を仕込みましたよ。

キム検事長は、ヒウより先に公表しろと指示しました。

先に明らかになった方がマスコミは飛びつくからと。

ところが、ヒウの方が一足早かった。

そんな話をしている間に、ヒウは記者会見を開いていたのです。

 

止めようと会見場に急ぐチェ・ガンジンの前に立ちはだかったのは、チョン部長検事。

自分の執務室で何やら仕込んでいるガンジンの事務官の姿がしっかりと監視カメラの映像に残されていたのです。

それを見せられると、もう、ガンジンは何も言い訳できませんでした。

 

ヒウの携帯には、何度もキム検事長から電話が入っていました。

しかし、ヒウは無視。

そして、チャン・イルヒョンの不正、ソン・ジンミの財団との関係も含めて公表し、取り調べ中だと発表したのです。

また、これらは、キム検事長からの指示だと付け加えるのも忘れませんでした。

 

キム検事長は、検事総長や法務大臣側から部下の管理不行き届きだと叱責を受けました。

しかし、マスコミはキム検事長を称賛しました。次期検事総長になるべき人物だと。

検察内部の不正を一掃しようとしている人物だという評価で一気に支持率も上昇していました。

ヒウになんと言おうかと悩んでいたのですが、チョ・テソプからもお褒めの連絡が入ったことで、一気に愁眉を開きました。

ヒウに対しても、全く咎めることはなく、最後までしっかりやれと言いました。身内びいきだと言われないように・・・と。

会見場には、ハンミも記者として出席していました。満足そうに見ていました。

 

ガンジンは、企みがチョン部長検事にばれたとキム検事長に報告しました。

キム検事長は、チョンン部長検事が一筋縄では行かない相手だと改めて知りました。

結局、チョン部長検事の一件はそのまま消えました。

チャン・イルヒョンが結局罪を償わされることになると知ったガンジンは、びびりました。

が、その後任に自分が就けると知ると、表情が一気に明るくなりました。やっぱり自分が一番かわいいんですよ、誰もが。

 

チャン・イルヒョンはこうなった今、道連れを作ろうと考えています。

ヒウには、ガンジンの悪事を呟き、ガンジンにはヒウを捕まえろと言いました。

 

ヒウは、ガンジンも失脚させるつもりではありますが、狙うのは彼の父親チェ・スヒョクが先。

芸能事務所を経営しています。

性接待や収賄等の多くの悪事をしてきたようですが、それらを息子のガンジンが隠蔽してきているのです。

ヒウはこの一件を、ギュリとギュリの部下ク検に託しました。

しかし、関わっている相手が国会議員や大物たちなので、流石のギュリも立件は無理なのでは?と消極的になりました。

ヒウは、チョ・ユナと言う女優を証人とするのが良いと助言。

証言すれば、過去の麻薬使用の件を情状酌量とすると説得すればよいと。

 

ところで、ヒアの父キム・ゴニョン会長は、体調が思わしくありません。余命もさほど長くないようです。

キム会長は、それを薄々察しているようで、しきりにヒアに経営参加してほしいと頼んでいます。

ヒアには兄と弟がいますが、キム会長は一人娘のヒアを一番信頼しているようです。

チョンハグループを率いていけるのは、ヒアだと考えているのです。

しかし、ヒアは自分が会社に入る事で、後継者争いになるのは容易に想像が出来るので、承知しません。今のまま、家族のままで居たいというのが、ヒアの希望なんです。

チョ・テソプは、意のままにならないキム会長の代わりに、長男のヨンジュンに接近しています。御しやすい相手だと気付いているのでしょう。

 

ある日、イ・ミンスがヒウに情報をもたらしました。

ガンジン父の会社に所属する者の兵役逃れリストです。

お礼と言っちゃぁなんですが、ヒウはイ・ミンスが調査中のミレ自動車の社長が作ったペーパー会社の資料を渡しました。

持ちつ持たれつって感じ?

 

2人で気持ちよく食事をした帰り、思いもよらない事件に遭遇。

女性が殺されそうになっているのを、助けたのです。

この女性の父親がファン議員でした。

この女性の家庭教師だったのが、なんと、ハンミ。

前世でファン議員の娘はチョ・テソプの支持者に殺されていました。ここでも、運命が変わりました。

 

ヒウはハンミにファン議員を紹介してもらいました。

何か前世の記憶があって、何としてもファン議員と手を組みたいと考えていたようです。

ファン議員はヒウが検事だと知ると、表情が強張りました。元々検事が嫌いなんです。

ヒウは3分だけ・・・と時間を貰いました。

「今準備中の件を中断してください。」

ファン議員は、チョ・テソプに対して、何か対抗策を考えていたようです。

ヒウはそれは無理だと言ったのです。

気分を害するファン議員にヒウは続けて言いました。

「周囲に裏切り者がいます。突き止めなければ。」

ファン議員は、ヒウの言葉を全く信用しませんでした。仲間と仲違いをさせようとしていると受け取ったのです。

 

しかし、ファン議員はすぐにヒウの言葉が真実だったと知ることになりました。

チョ・テソプの派閥を倒すために集めた証拠等が相手側に知られてしまったのです。仲間以外に知る人はいない筈なのに。

そして裏切り者は、ファン議員の最側近の補佐官の男性だったのです。

 

ファン議員もチョ・テソプも元は検事でした。

権力者が罪を逃れてしまうのを、何度も目にして悔しい思いをして来た2人です。

それを正したいと思うのは同じでも、方法が違ったことで、袂を分かつことになったようですね。

そして今の検察は、チョ・テソプの息がかかっているので、検察内部の話は全て彼の耳に入り、彼の力になっているのです。

だから、ファン議員は検事を嫌っているのです。

 

ファン議員はヒウを呼び出しました。

そこでヒウは言いました。

「自分の主は法です。法にのみ従います。」

そして、ファン議員と共にチョ・テソプを倒したいと。

ヒウは、ファン議員に、例の“高官子息兵役逃れリスト”を渡しました。

「国会に提議してください。」

 

ヒウは知っていました。

ファン議員だけがチョ・テソプに対抗できる政治家だと。

チョ・テソプを倒すために不可欠な人だと。

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【推しの子】アイドル(IDOL) -BTS- 最強で無敵ver. Official Music Video

2024-03-27 11:15:54 | 映画、ドラマ以外の韓国話題

【推しの子】アイドル(IDOL) -BTS- 最強で無敵ver. Official Music Video

遅ればせながら、ここ半年の間に、YOASOBIの曲が頭の中を駆け巡るようになってしまいましたよ、あたくし

で、いつものように、動画サイトを漁りまくっていたわけですが。

すると、派生した動画が、もの凄い数あると知りました。

当たり前ですね。

その中で、初めて見た瞬間、気に入ってしまったのが、挙げたこの作品

くすっと笑い、少ししみじみ切なくなり、IDOLっちゃぁ、もう彼しかいないんじゃないかと思わせてくれましたよ。

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『なぜオ・スジェなのか』10話まで

2024-03-26 15:28:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

家に戻ったユンサンは、父チェ会長に釘を刺すのを忘れていませんでした。

ホン社長の事件を持ち出し、その秘密を知っていると匂わせました。

その上で、スジェをはじめとした“大切な人たち”に手を出すと、黙っていないと言ったのです。

父親似だから・・・と。

 

ペク院長に大統領府の法務部長官の就任要請が入りました。

チェ会長に・・・とイ議員が言っていた座です。

チェ会長が、裏で糸を引いているようですね。

ハン会長は、そうなった暁には、ギテクを釈放してくれるよう働きかけをしようと考えています。

ハン会長は、まだチェ会長の本心を知らないようです。お金でどうにかなる程度の人間で、さほど欲も無いと思っているようですが・・・。

チェ会長の表の顔を信じているのでしょうか。

イ議員は、ハン会長にチェ会長の本心をチクってはいないみたいですね。

ただ、ハン会長、ホン社長がこっそり映していた彼らの醜態の録画されたメモリを自分の目の前で壊してほしいと言いました。万が一、盗まれでもしたら、自分は引退するしかなくなるからと。

死んでも引退などしないと、ハン会長は言いました。これは本心ですね。

チェ会長、思いっきり叩き壊して見せました。

 

ところで、ハン会長、別宅を売りに出したようです。

これを買おうとしているのが、SPパートナーズのユン代表。

ユン代表はスジェにその話をしました。

その別宅、何か秘密がありそうです。ユン代表が敢えてスジェに教える話には、何か深い意味がありそうです。

 

ハンスバイオの売却問題が暗礁に乗り上げていることで、SPパートナーズのユン代表とハンスグループの間で会議がもたれました。

ハンスグループ側はハン会長の息子ハン・ドンオが出席しました。

このドンオがもうねぇ、どうしようもない財閥2世でして。

ジュワンとイ議員の息子イ・シヒョクと3人でつるんで昔から悪事をやってきているようです。その都度、チェ会長や親たちのお陰でもみ消してもらってきたようですね。

ドンオは仕事の能力がどうなのかは不明ですが、親の威を借りて生意気で向こう意気だけは強いって感じ。

この時は結局話はまとまりませんでした。

そして明らかになったのは、ドンオとジュワンの関係が必ずしも良好じゃないということ。

ドンオは、TKローファームはハンスグループの手下のように考えているのです。ハン会長のお陰で事務所を大きく出来たんだから、無条件でハンスグループの味方でいなくてはならない・・・ってね。

当然、ジュワンはムカつきますわな。

 

ハン会長の別宅、結局、ユン代表が購入しました。

それを、ユン代表はペク院長に報告しました。

やっぱり、ペク院長の娘ウンソに関係がありました。

どうも、その別宅でウンソは暴行を受け、逃げ出した時に事故に遭ってしまったようですね。

絶対に証拠を見つけ出してやると、ユン代表は言いました。

 

突然、ユンサンがコン・チャンを訪ねて来ました。

スジェとコン・チャンに写真を見せました。2人が写っている写真のようです。

ユンサンが以前、警告していたのがこれでした。

チェ会長が2人の事を調べるに違いないと、ユンサンは予想していたのです。それによって、2人に何か被害があるのではないかと。

先日チェ会長に釘を刺したのも、これが理由だったのでしょう。

でも、チェ会長は、ユンサンの警告など、意にも介さなかったってことですね。

ユンサンが、スジェたちをつけていた人物から、この写真を奪い取ったというわけです。

 

余計な事をしないで・・・とスジェ。

ユンサン、感謝をしてもらおうとは思っていなかったでしょうが、そんな言い方をされると、傷つきますよね。

ここまでだ・・・とユンサンは言いました。

これからは、父に従うから・・・と。

そして、コン・チャンに言いました。

スジェを守りたいのなら、もっと頑張らないとな・・・と。俺より力が無いんだから・・・と。

 

その写真は、2人が寄り添っている場面だけでした。

しかし、ユンサンは、2人のkissシーンを見ちゃってたんです。

辛いよね、ユンサン。

 

ジュワンの妻スンヨンが、娘のジェイを引き取りたいとチェ会長に言いました。

そして、ジェイの実母が誰なのか確認したい・・・とも。

ずっとそれが気になって来たようです。

“確認”と言う言葉、スンヨンは見当がついていると言うことですよね。

チェ会長、話したのでしょうか。

 

ある日、リーガルクリニックセンターに相談者としてスノクがやって来ました。

スノクは、キム・ドング・・・つまり、コン・チャンの継母です。

職場の仲間と一緒に送りつけ詐欺の被害を相談に来たのです。

視力が衰えて、一人で歩くには不自由していました。

しかし、その分聴力は優れていました。

コン・チャンの声を聞いて、すぐにドングの声だと気付いたのですから。

 

コン・チャン、流石に驚き大きく動揺しました。

奇声を上げて掴みかかろうとするスノクを、ガンジャたちが宥めました。

コン・チャン、部屋から飛び出していきました。

 

視力も衰えているなんて・・・とコン・チャンは泣けて来ました。

その様子を見かけたスジェ。

そして、そんなスジェに気づいたコン・チャン。

今しか無いと思いました。自分の正体を打ち明けるには・・・。

ところが、そのタイミングで、ハンスグループが手掛けている新規開発地区の工事現場で大規模な陥没事故が発生したとの連絡が入ったのです。

ハンス建設の事故ではあるけれど、ハンスバイオの売却にも関わってくる大問題です。

ミン弁護士から呼ばれたスジェは、現場に行かなくてはいけなくなってしまいました。

コン・チャン、打ち明けるタイミングを逸してしまいました。

 

苛立つハン会長に、追い打ちをかけるようにイ議員が言いました。

自分に飛び火がかかるような事を起こさないでほしい、自分には何の関係も無い事だと発表すると。

生き埋めの被害者も発生してる今、関わっては支持率に関わってきますからね。

そんなところに、また事件が。

今度は、ハン・ドンオが飲酒運転をして事故を起こし、事故処理に当たる警官に対して暴言を吐く様子が動画で拡散し、大きなニュースとなってしまったのです。

イ・シヒョクも同乗していたようです。

が、ジュワンは一緒じゃ無かったのを知り、チェ会長はほっとしました。

これもハンスバイオの売却に影響が出る事は確実です。

 

崩落事故は思わぬ方向に波及しました。

なんと、生き埋めになった被害者を救出する作業中、別の遺体が発見されたのです。

 

そのニュース映像を見たコン・チャンは愕然としました。

10年前殺された義妹ナジョンが作ってくれたストラップとそっくりなモノが写っていたのです。

家族4人お揃いのモノでした。

ナジョンの遺体はまだ発見されていませんでした。

 

スジェ、コン・チャンの正体を知ってしまいました。

コン・チャンを探している時、常に鍵のかかっている部屋が開いていたのに気が付いたのです。

中には、キム・ドング事件の資料が所狭しとありました。

そして、コン・チャンの身分証明書も。それは、スジェが弁護した頃の若い少年の写真でした。

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何をしてようかと考えて・・・

2024-03-26 09:59:01 | 食べ物関連

自宅に工事業者さんが来ています。

少し気になる箇所が見つかったので、チェックしてもらいまして。

キチンと確認した方が良いと言う判断の元、ちょっと大がかりなチェック&修理となりました。

その間、手持ち無沙汰なので、久しぶりに、“ご飯泥棒”を作りました。

直売所で仕入れてきてた20枚の青じそを、丁寧に水洗いした後、水気を拭いてタレを挟んで漬け込み完了。

旬じゃ無いので、青じその大きさはマチマチで小さいですが、厚みはしっかりしてました。

今晩には、食べられるかな

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『なぜオ・スジェなのか』9話まで

2024-03-25 15:41:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

コン・チャンは、スジェを自分の家に連れて行きました。

そこは、既にスジェのために整えられていました。

チョガプとヒョンチル、そしてソン・ミリム、ジュニも協力して、居心地の良い空間となっていました。

嬉しいけれど、ずっとここに住むわけには行きません。

スジェは、自分のビルを改装する決心をしました。

完成するまでの間、ここに住むことにしました。

本当に居心地の良い場所でした。居心地の良い人たちでした。

 

ハン・ギテクの自白のせいで、ハンスバイオ売却の件はとん挫しそうでした。

ハン会長とイ議員は、表向きは手を組んでいますが、心から信頼し合っているわけではありません。

事が順調に進んでいる時ならば意見の相違もありませんが、一旦事が行き詰ってくると、やはりお互いに不平不満が出てきます。

何かとぶつかる事が多くなったハン会長とイ議員を、チェ会長は冷静に見つめていました。

チェ会長は、イ議員とハン会長のためにホン社長を始末したんだと恩着せがましく言いました。

そして、2人のスキャンダルの証拠を、ホン社長から手に入れていると言いました。

つまり、自分のやり方に逆らうとどうなるか分からないと言う事です。ま、脅迫のようなモノです。

常々、イ議員は自分が大統領になったら、チェ会長には法務長官の座を・・・と言って来ました。

それじゃ物足りないわけです。

何が望みなんだとイ議員から聞かれたチェ会長は言いました。

「議員内閣制の総理です。」

と、言いました。

つまり、大統領制から議院内閣制へ転換と言すると公表すれば、支持率も挙がるぞと。

過度な夢だと思わないかと、イ議員。呆れた表情です。

この時初めてイ議員はチェ会長が単に自分のパシリではないことを思い知ったのです。

 

ユンサンがリーガルクリニックから抜けると連絡して来ました。

父チェ会長の元に帰ることにしたと、コン・チャンだけに言いました。

TKローファームのインターンとしてスジェの下に就くことになったと。

店に食事に来てくださいとコン・チャンが言うと、嫌だとユンサンは言いました。

あの場所にスジェが居るのを見たくないからだと。

 

スジェはコン・チャンの家のソファーで死んだように眠り続けました。

心配したコン・チャンがジュニに連絡して診てもらいましたが、全く異常なし。

これまでの疲れが一気に出たようです。緊張感がほぐれたのでしょう。

目覚めたスジェの前に、コン・チャンたちが準備してくれた食事が並びました。

最高だ・・・とスジェは呟きました。

ここにいると悪い人や悪い事を忘れられる・・・と。

コン・チャンは嬉しそうに微笑みました。

 

ジュワンとの離婚の条件として妻のスンヨンが挙げた“最大限の慰謝料”と“ジュワンの心からの謝罪”の2項目。

慰謝料に重点を置くべきだとスジェは助言しました。心のこもった謝罪など望めないと分かっているのでしょう。

そして、以前、離婚しようとしたときにスンヨンが掴んでいたジュワンの弱み。それが武器になると言いました。お酒、女性問題、麻薬問題でした。

 

コン・チャンの家に住んでいることが、ロースクールの教授たちにばれました。

ミン弁護士の妻ヒヨンが目撃したのです。

変な噂が立ったらどうするんだとか、言いたい放題の教授たち。

しかし、スジェには敵いません。

ちゃんと家賃を払っているということ、自分のビルの改修工事が終わるまでの期間限定だということ、家宅捜査の入った部屋に住む気に慣れない事等々の理由を挙げました。

反論できなくなったヒヨンが次に指摘したのは、リーガルクリニックはスジェの逮捕で大きな影響を受けたということ。センター長が犯罪者と言われたら、誰も利用しないと不安視されている・・・と。

でも、これも言いがかりみたいなもんで。

現実はその反対。

8班の面々がソン・ミリムと相談し、警察で手が回らない相談者を受け付けるようにしたってわけ。

大勢の相談者が押し寄せることになったのです。

 

ここでスジェは良い手を思いつきました。

自分を雇いたがっているハン会長とイ議員に、自分の代わりとしてミン弁護士とヒヨン夫婦を推薦したのです。

2人は大喜びで、スジェへの敵対心をあっさり捨てましたよ。まったく・・・節操無いったら

 

ところで、ロースクールをセクハラ問題で首になったソ教授ですが。

いつの間にか、TKローファームに雇われていました。

チェ会長に直談判したのです。

断られそうになると、一転、脅しにかかりましたよ。

10年前に、チェ会長・・・当時はチェ検事長の指示に従って何かしたようですね。まさか・・・キム・ドングの事件

 

ユンサンは、スジェにコン・チャンの家を出ろと言いました。

チェ会長が既にコン・チャンの事を知っている筈だと言いました。

と言う事は、コン・チャンたちに何か迷惑をかける恐れがあるということです。

スジェとコン・チャンの仲に嫉妬しているのは確かでしょうが、それより、父の性格を考えた時、親友になれるかもしれないと思ったコン・チャンに害が及ぶことが怖かったためだと思われます。

スジェもユンサンの気持ちを理解しました。

 

ある日、ユン代表がスジェに会いにコン・チャンの店にやって来ました。

夢が叶いそうだと言います。

ユン代表の夢は、チェ会長たち3人を潰す事だと以前聞いていました。

理由を聞いたスジェ。

「いつ決めたかだけを話します。10年前です。」

と、ユン代表。

そして、ペク院長との関係を打ち明けました。義父になる筈だった人だ・・・と。

ユン代表が聞きました。

ハンスバイオを売却する件がダメになった場合、手に入る筈の多額の手数料は入らなくなるが、そうなった場合、どうするのか?・・・と。

「必ず手に入れます。」

と、スジェは微笑みながらきっぱり言いました。

ユン代表は満足そうでした。

 

親しげに食事をするスジェとユン代表の様子を、チョガプたちがコン・チャンに連絡しました。

コン・チャンは慌てて駆け戻って来ました。

嫉妬丸出しです。

スジェにはお見通し。

 

スジェ母が飲酒運転で捕まったと警察から連絡が入りました。

駆け付けようにも、スジェもユン代表とお酒を飲んだ後でした。

コン・チャンが運転して警察署に送り届けました。

ま、大事には至りませんでしたが、本当にムカつく母親です

 

でも、そのおかげでコン・チャンとスジェはドライブが出来ました。

あなたが好き・・・と、スジェの突然の告白。

コン・チャンは固まってしまいました。

分かってたでしょ?と、スジェ。そんなに驚かなくても・・・と。

 

「あなたは少しずつ私の事を知って行く。誰にも言えなかったけど、あなたには話したかったこと、いつか話すと思う。誰にも知られたくなかったけど、必死にもがく私の姿を見せる事になる。そんな私を理解出来ず嫌だと思っても・・・どうか心を痛めないでほしい。」

コン・チャンは頷きました。

あなたは?と、スジェが聞きました。

「俺にも言えない事がある。知られたく無いけど、話すべきこと。言わなきゃいけないけど、まだ迷ってる。いつか話したら、俺を憎むと思います。でも、隣にいてください。憎んでもいいから、どこへも行かず。」

どこへも行かないで、あなたも・・・と、スジェ。

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『アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~』8話まで

2024-03-23 15:51:59 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

チャン・イルヒョンがミレ電子の事件から世間の目をそらすために利用した女子大生殺人事件。

容疑者は恋人の医大生でした。

容疑者が必死に無実を訴えますが、チャン・イルヒョンは完全に無視。

マスコミにも派手に書き立ててもらいました。

狙いは的中。

世間の関心はミレ電子からこの事件へと移ってしまったのです。

チョ・テソプはキム検事長にチャン・イルヒョンの働きに対してお褒めの言葉を伝えました。

チャン・イルヒョンは舞い上がりました。

 

ヒウは、チョン部長検事とチ検事に作戦開始を告げました。

まずはチャン・イルヒョンの失脚です。

 

ヒウはキム・ハンミを通じて、チャン・イルヒョンとソン・ジンミの熱愛情報を流してもらいました。

でもこれはチャン・イルヒョンを得意にさせるだけでした。

それがヒウの狙いでした。

世間の注目を浴びる2人の不正が公表されたら、上層部も庇う事は出来なくなります。

それをチョン部長検事とチ検事に任せ、ヒウは女子大生殺人事件の解決に専念しました。

濡れ衣に違いないと言う勘がしましたからね。

 

ヒウは容疑者の青年に言いました。

必ず真犯人を突き止めて見せると。

だから、自分が捜査していることを誰にも口外しないようにと。

 

ヒウは、ミレ電子の一件で、本来担当していたイ・ミンスが如何に悔しがっているかを知りました。

チャン・イルヒョンに無理やり事件を奪われ、おまけに権力者であるミレ電子のチョン社長を特別扱いし、今にも釈放してしまいそうなのを見ていますからね。

いくら抗議しても、イ・ミンスの力ではどうしようもありませんでした。

どんな扱いを受けようと、くじけないイ・ミンスを見て、ヒウはいっそう彼を信頼するようになりました。

 

ここで明らかになったことがあります。

イ・ミンスの父親についてです。

ヒウは前世で会っていないイ・ミンスのことを、調べてみたようです。信頼するに値する人物かどうかを見極めるために。

ミンスの父親は議員でした。

多くの不正と性犯罪が発覚し、失職したようですね。もしかしたら、亡くなってる

でも、それは捏造だとヒウは断定しました。

捜査記録も削除されて残されていない状況でそう言い切るヒウ。

ミンスは、何故ヒウが今、自分にそれを知っていると打ち明けたのかと聞きました。

「ターゲットが同じだと確信したから。」

と、ヒウは言いました

チョ・テソプ・・・と。

その瞬間、いつもふざけた物言いをするミンスの表情が変わりました。

真剣な目でヒウに言いました。

「いつかその時が来たら、全てを話すよ、お前に。」

これで、ヒウとミンスは心からの同志となったのです。

 

チョ・テソプはヒアの父キム・ゴニョン会長を訪ねました。

ミレ電子とチョンハグループとの協力を推し進めようとしていたのですが、キム・ゴニョン会長はそれを拒否したのです。ヒアの助言もありましたしね。

その決定をした根拠について、キム・ゴニョン会長は、ヒアに説明させました。

 

女子大生殺人事件の裁判が始まりました。

ヒウは、容疑者の青年の弁護は、以前アルバイトしていた法律事務所のカン・ミンソクに依頼しました。

負ける要素しか無いと思ったカン・ミンソクですが、濡れ衣だと主張するヒウを信じて引き受けました。

無実を立証する証拠も挙がっていましたが、弱いモノで、チャン・イルヒョンの主張の方が優勢かと思われたその時、チェ・ガンジンが血相変えて法廷に入って来ました。

なんと、真犯人が逮捕されたと言うのです

 

チェ・ガンジンに続いて入って来たのは、キム・ギュリ。

真犯人を逮捕したその人でした。

もう、チャン・イルヒョンは引くしか出来ませんでした。

「公訴を取り消します。」

 

傍聴席には、ヒウとイ・ミンスもいました。

カン・ミンソクは青年と喜び合い、ヒウを笑顔で見つめました。

ヒウは頷き返しました。

 

ヒウは1週間前にキム・ギュリに事件の捜査を依頼していたのです。

充分な資料や証拠を渡していました。

容疑者と思われる人物の資料も含まれていました。

これらの資料は、前任地のオ捜査官やサンマンの協力もあって集めることが出来ていました。

その人物、前世で連続殺人事件を起こした犯人だったのです。

 

これによって、チャン・イルヒョンは面目丸つぶれ。

青年に濡れ衣を着せようとして、一切の主張を聞き入れなかったとか、証拠を捏造したのではないかともマスコミから追及される事態になりました。

ミレ電子の犯罪を隠蔽する意図があったのではないか、とも。

検察の信用も失墜してしまいました。

 

ミレ電子の担当は、イ・ミンスに戻されました。

 

ここから最終仕上げとなりました。

まず、ソン・ジンミの不正についてチョン部長検事たちが捜査を始めたとの情報が出ました。

すると、チャン・イルヒョンはそれを中止するようチョン部長検事に申し入れて来ました。と言うよりは、脅しのような感じで。

一旦はその要求を受け入れた返事をしたチョン部長検事。

この会話をキム検事長が聞いていました。良い気はしません。

チョン部長検事に敢えて確認すると、やはり捜査は中止する意向だと言うじゃありませんか。

キム検事長は、捜査するよう命じました。徹底的にしろと。

 

チャン・イルヒョンは、もうどうしようもありませんでした。

 

一方、キム検事長にも、検事総長からミレ電子に関してさっさと解決しろとの指示が下るし、青瓦台の秘書からは検察への不満が殺到していると抗議の電話が入りました。

キム検事長の能力に疑念があると、まるで辞職勧告のような言い方をされ、キム検事長は焦りました。

検事総長と言う目標が遠のく気分です。

 

ミンスたちの捜査により、結局、ミレ電子のチョン社長が釈放される可能性はぐんと低くなりました。

チョ・テソプは、キム検事長の責任を問いました。

キム検事長は、検察への厳しい世間の目を逸らせてほしいとチョ・テソプに頼みました。

チョ・テソプは、跪いて頼むキム検事長に冷たく言いました。

「これから君は私に従うだけでいい。」

 

チョ・テソプは、別の事件で目を逸らせようと考えました。

アナウンサー盗撮事件と、もう一つはソン・ジンミの財団に関わる事件です。

そして、検察自体に問題は無いが、一人の人物が不正を行ったということで、その人物に責任を負わせれば良いと。

チャン・イルヒョンですな。

 

タイミングよく、チョン部長検事から、そのネタが報告されました。

ソン・ジンミを捜査している過程で、チャン・イルヒョンについての不正事実が明らかになったと。

チャン・イルヒョンを捕まえる役目を言い渡されたのは、ヒウ。

「お前と私しか知らない捜査だ。内密に、迅速に片付けろ。」

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『アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~』7話まで

2024-03-22 16:05:32 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヒウの要請を受けたキム次長検事は、チャン・イルヒョンやチェ・ガンジンにも指示を出し、一気に違法賭博、人身売買、麻薬の現場を急襲。

一斉に検挙しました。

ムン・グジュンは、黙秘を続けていましたが、このままではすべての罪を自分一人が被ることになると分かると、流石に動揺しました。

なにせ、市長や警察署長、国会議員たちは知らぬ顔で通そうとしているのですから。

結局、全てを供述するしかありませんでした。

 

ヒウは、この一件について記者会見を開きました。

当然、そこで、市長たちの関わりも公表するつもりでした。

ところが、寸前で待ったがかかったのです。

市長と警察署長の名前は挙げることが出来ましたが、国会議員はスルーされました。

国会議員がチョ・テソプに泣きついたのです。

で、キム次長検事から、チョン支庁長に国会議員を外すよう指示が下ったってわけ。

それが、彼らをソウルに呼ぶ条件だと。

ヒウは、これによって、チョ・テソプと国会議員が繋がっていると、察しました。以前、自分には強力な後ろ盾がいると自慢していましたからね。

 

ところで、ムン・グジュンの違法賭博場で会ったボディガードのヨンソクを、ヒウは約束通り自分の仲間にしました。

サンマンのボディガードと言う立場です。

ヨンソクの母親の治療費を払ってあげ、ソウルに呼びました。

母親の治療費のために、組織のボディガードをしていたわけで、本人はとても真面目な青年なんです。

 

事件が一段落ついたところで、ヒウとチョン支庁長、チ検事の3人は、きちんと考えや今後の方針について話し合いました。

チョン支庁長は、ヒウを信じると言いました。これまでのヒウのやり方を見て、信じるに足りる人物だと確信したのです。

「お前は俺の最後のチャンスだ。悪者がのさばり善人が滅びる、この世の中を変えたい。」

そして、ヒウがこんな田舎に来た理由を問いました。

チョン支庁長が必要だからと、ヒウは答えました。

権力に屈せず、恐れる事はあっても逃げないからだと言いました。

「支庁長のような方が検察には必要です。最終的に総長になるべきです。」

さすがに、チョン支庁長も笑いました。夢物語にしか思えません、少なくとも今の段階では。

しかし、ヒウは真面目な顔で言いました。

「支庁長が羽ばたけるよう手助けしたいんです。」

チョン支庁長も、チ検事も何だかワクワクしてきました。

 

ヒウは今後の計画を打ち明けました。

キム次長検事を失脚させるため、まずはチャン・イルヒョン検事を失脚させるつもりだと。

 

キム次長検事は、初めてチョ・テソプに昇進を願い出ました。

中央検事長にしてほしいと。

チョ・テソプは、既にハン・ジヒョンからキム次長検事の考えを予測されていました。だから、驚くことはありませんでした。

そして、あっさり認めたのです。

 

チョン支庁長改めチョン部長検事、チ検事、そしてヒウの3人は、ソウルに異動となり、キム次長検事改めキム検事長の下に就くことになりました。

イ・ミンスと同僚となりました。

イ・ミンスは相変わらずマイペースで正義を貫いていて、権力者の摘発も躊躇せずに行っています。

その時は、ミレ電子のチョン社長を逮捕したところでした。様々な違法な手段で莫大な利益を手にしていたのです。

当然、権力者たちと繋がっていまして、上からの圧力はかなりのモノのようですが、イ・ミンスは全く気にしていません。

大モノです。

 

部下にしたとはいえ、キム検事長は、まだチョン部長検事のことを信じているわけではありませんでした。

硬派だった彼が何故自分の下に就くことをヨシとしたのか、その理由が知りたいと思いました。

だから、ヒウにチョン部長検事の考えを探れと指示を出しました。

ヒウ、キム検事長の性格を考えると、そんなに易々と人の事を信じるタイプではないと思いました。だから、新人である自分を信じてチョン部長検事の動向を探らせるのは何かあると。

で、見つけましたよ。

彼らの事務室に盗聴器が仕掛けられているのを。

外すのは得策ではありません。

キム検事長を騙すためには、敢えてその盗聴器を利用することにしたのです。

もち、チョン部長検事とチ検事にも報告した上で・・・です。

事務室では、重要な話はしないようにし、キム検事長にそれを敢えて聞かせたわけです。

その上で、ヒウがちゃんと報告し、自分の命令を忠実に執行していると思わせたってわけです。

 

ヒアは父キム・ゴニョン会長の良き相談相手となっています。

冷静な判断で意見を言うので、キム会長も信頼しています。

会社に入るよう何度も言っていますが、ヒアは自由な立場でいたいと、それを拒否し続けているようです。

それが、2人の兄との関係にも良い事だと考えているようです。

 

ヒウがソウルに戻ったことで、ウ老人やキム・ハンミ、キム・ギュリとの旧交を温める事もできるようになりました。

こうやってみると、少しずつヒウの仲間が増えているように思えます。

 

ヒウはある日、秘密クラブの会合に呼ばれました。

初めて上層部の者たちに会ったのです。

大臣、国会議員、検事総長、最高裁長官等、要職にいる人々が集まりました。

その頂点にいるのが、チョ・テソプ。

 

そして、ヒウはチョ・テソプとの面談を行う事になったのです。

チョ・テソプの待つ部屋に案内したのは、ハン・ジヒョン。

お久しぶりですと、ヒウは挨拶しました。

「数年前に、約束を守ると言った事を覚えていますか?」

どんな約束を?と、ハン・ジヒョンが聞きました。

「それは、宿題にしておきます。そのうち分かりますので。」

と、ヒウはにこやかに言いました。

 

君の夢は?と、チョ・テソプ。

今はまだそんな余裕は無いと、ヒウは答えました。

国会議員と検事との関係は何だと考える?と、次の質問。

“君臣有義”と、ヒウ。

君主と臣下は信義で結ばれると言う意味らしいです。

国会は検察と裁判所を信じて立法し、検察も法が正しいと信じて動いてこそ国家の綱紀が粛正されると、ヒウは言いました。双方の信頼と義があってこそ可能な事だと。

どちらが君主だ?と、チョ・テソプ。

検事が信じて従える法を作った方では?と、ヒウ。

チョ・テソプは満足そうな表情を浮かべました。

そして最後に聞きました。

「今日の会合を見てどう思った?」

「ご参加の方々だけで国家行政機関の基礎を築けると思いました。」

チョ・テソプはまた満足そうに頷きました。

「私は組織も人材も一つになった力を手に入れたい。」

 

キム検事長は、チョ・テソプからヒウの有望性を聞かされました。

今の内に、誰が主人か分からせておいた方が良いと、チョ・テソプは言いました。

で、ヒウをチャン・イルヒョンのところに異動させたのです。秘密クラブのメンバーの下に置いたってことです。

そして、各界から若くて有能な人材が集まるフォーラムへの出席を命じられたのです。

これも、チョ・テソプからの指示でした。

 

フォーラムのパーティで、ヒウは思わぬ人物と会いました。

前世で彼が逮捕したソン・ジンミと言う藝術財団の理事長です。

逮捕容疑は不正入試、脱税、横領です。

ソン・ジンミに接近したヒウ。すると、チャン・イルヒョンもジンミに興味を示してきたのです。

2人が良い雰囲気になりそうなのを感じたヒウは、チャンスだと思いました。

2人をまとめて失脚させることができると。

 

イ・ミンスが担当していたミレ電子の捜査が、不正の核心に迫ろうとしていると知ったチョ・テソプは、すぐさま手を打ちました。

担当をイ・ミンスからチャン・イルヒョンに変えさせたのです。

チャン・イルヒョンは、世間の目をミレ電子から逸らせるために、別の事件を派手に書き立てるようマスコミに情報を流しました。

容疑者として逮捕されている青年は無実を訴え続けていましたが、チャン・イルヒョンは全く聞く耳を持ちません。

取り調べの様子を見たヒウは、前世で見たチャン・イルヒョンと同様、この世でもクズだと思いました。怒りがこみ上げて来ました。

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「チアアップ」OST Nemo Album Ver.プレゼント

2024-03-20 13:32:21 | イベント、プレゼント関連

4月から衛星劇場で放送が始まる「チアアップ」のOSTがプレゼントされます

その数、1名様限り

詳細、申し込みは、こちらから。

締め切りは、4月16日(火)23:59

 

作品についての詳細は、こちらから。

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『なぜオ・スジェなのか』8話まで

2024-03-19 17:20:43 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

スジェの弁護を引き受けたソン・ミリムですら、取調室で見せられたホン社長の自白映像には大きく動揺させられました。

それほどまでに、完璧な証拠でした。

スジェがパク・ソヨンを殺すようホン社長に電話で指示した音声が録音されていたのですから。

ソン・ミリムはスジェを疑い始めてしまいました。

警察署長は、あと一押しでスジェの自白が取れると、その様子を見ていました。

黙って映像を見ていたスジェは、一瞬の隙に、ソン・ミリムに囁きました。

「最後の声は私じゃない。証明して。」

パク・ソヨンを殺せと指示したセリフの事です。

 

スジェは、刑務所に収監されました。

 

ソン・ミリムは、スジェの指示を8班のメンバーに伝えました。

ガンジャが、それを何故警察に言わなかったのかとミリムに聞きました。

警察も検察も、そして会社も信じてないからだとミリムは言いました。

この間にも、スジェに殺人教唆等の容疑がかけられていると言うニュースは拡散し続けていました。

これは始まりに過ぎないと、コン・チャンは言いました。

自分の過去が蘇りました。

酷い言葉が真実になり、裁判前から犯人扱いされた事を。

あの苦しみをスジェに味あわせたくありません。

「早く無実を証明して教授を助けましょう。必ず助けるから心配しないよう、教授に伝えてください。」

 

スジェの逮捕を受け、事務所や自宅に家宅捜索が入りました。

警察ではなく、半ば強引に検察が主流となって捜査されていました。

チェ会長は、このどさくさに紛れて、スジェが持っていた例の極秘情報が入ったUSBメモリを手に入れました。

もう1つ、気になる書類が見つかっていました。

親子鑑定の結果の書類で、1枚は親子関係にあると言うモノに見えましたが、もう1枚は親子関係にはないと言う結果が記されていました。

警察署長は、それをチェ会長に届けました。

どう言う意味

 

スジェは面会に来たソン・ミリムからUSBを奪われたと聞かされ、がっくりしました。

もう無理はしないで・・・とミリムに言いました。

「無理します

と、ミリムが言いました。

コン・チャンの言葉を伝えました。必ず助けると言う・・・。

「私たちが必ず助けます。」

ミリムが言いました。

 

8班のメンバーはそれぞれに捜査をしていました。

が、不自然に早く証拠が処分されてしまったり、ホン社長の自白動画の真偽を見極めるのが物凄く困難だったりして、なかなか進みません。

それでも、足を棒にしてあちこち調べて回っていました。

 

TKローファームは、スジェの事件に関して一切関係ないとの公式発表をしました。

完全に見捨てた感じです。

しかし、味方もいました。SPパートナーズのユン代表です。

スジェが契約交渉の担当者だという条件を盾に、ハンスバイオの売却手続きを中断すると発表したのです。

激怒したハン会長に責められたのは、ハン・ギテクでした。

スジェは、こうなると予測していたようですね。

自分に何かあった時、契約がとん挫し、その責任がギテクに行くように・・・とあらかじめ条件を入れていたようです。

 

スジェは拘置所の中で、一人考えを巡らせていました。

パク・ソヨンとホン社長を巡る関係を、見直していたのです。

そして行き着いた疑念の先にいたのは、チェ会長でした。

 

行き詰っている8班のメンバーに、ヒントを与えてくれたのは、チョガプとヒョンチル。

ホン社長の動画で、ホン社長の指の動きが市場で競りをするときに使う手信号じゃないかと言ったのです。

その手信号が表すのは、“イルグ”。

ユンサンがピンときました

「ハ・イルグ。」

チェ会長の秘書室長ハ・イルグを指しているのではないかと。

 

8班の動きは速かったです。

ユンサンがハ室長を誘ってお酒を飲み、隙を見て鍵を盗み、ハ室長の机から重要な証拠を奪ったのです。

スジェの音声の偽ファイルの原本でした。

 

スジェの令状審査が開かれました。拘束の可否を判断する裁判です。

なんと、担当の裁判長はローファームでセクハラ事件を起こしたソ教授の元妻シム裁判官。

スジェに恨みがあっても不思議はない人です。

スジェ、流石に怯みました。何の因果で・・・と思いますわな。

 

検察は、スジェが優秀な弁護士だと言う事を考えると、釈放すれば証拠隠滅等の恐れがあると主張し、拘束するのが当然と言いました。

ソン・ミリムは、全面的に無罪を主張。

決定的な証拠となった映像に問題があると言いました。

しかし、その証拠の到着が遅れていると。

検察とシム裁判長が注意をしているところに、コン・チャンが駆けこんで来ました。

コン・チャンがミリムに証拠を渡しました。

しかし、この審査の規律を乱していると検察官が抗議。証拠を認めるべきではないと。

ミリムは、緊急逮捕の証拠となった映像内の音声が捏造なら確認し直すべきだと主張。その他にも、自殺ではなく、他殺の可能性があるのなら、明らかにすべきだと言いました。

シム裁判長は、あらかじめ申請していない証拠は認められないと言いかけた時、担当刑事が口を挟みました。

「担当刑事として、確認を希望します。確認もせず、拘束可否を決定するなど、あり得ない話では?」

担当刑事は、検察の捜査の杜撰さを指摘しました。

疑念や捜査の補完を提案しても無視されたようです。

シム裁判長は、新たな証拠を見ると決めました。

 

「私は今、被疑者に対して厳しい見方をしていますし、検察が言うように証拠隠滅や逃走のおそれがあると判断しています。被疑者?あなたが私なら?」

「拘束します。」

と、スジェは答えました。シム裁判長は、ふっと笑いました。スジェの公平さを改めて理解したようです。

 

動画の最後のスジェの声は、偽造だと証明されました。

ホン社長の車に爆発装置が仕掛けられていた証拠も提出されました。

何者かが、ホン社長の車をある工場に持ち込み、撮影のためだと嘘をついて、爆発装置を仕掛けてもらっている映像があったのです。

その時、驚くべきニュースが飛び込んで来ました。

ハン・ギテクがホン社長の車に爆発物を仕掛けたと、マスコミに告白したのです

自殺ほう助をしたと。

自白動画の捏造も告白しました。

 

ハン・ギテクがチェ会長から捨てられました。

 

ホン社長に言葉巧みに映像を撮らせたのは、チェ会長の命を受けたハ秘書室長でした。

ホン社長は、死ぬ気はありませんでした。

別人の遺体を用意するからと言われていたのです。そのうえで、海外に潜んでほとぼりの覚めるのを待つつもりだったのです。

ホン社長の車の爆発装置のボタンを押したのが、ギテクでした。

チェ会長から脅されて、引き受けるしかない状況でした。

 

ユンサンは、父・・・チェ会長の元に戻りました。

ハ室長から音声ファイルを盗んだユンサンは、スジェや8班の仲間に手を出さないと約束するなら、チェ会長の元に戻ると言ってあったのです。

チェ会長は、ユンサンがしたことを全て知った上で、受け入れました。

息子だから。

ユンサンは、スジェの部下に自分を入れてくれと頼みました。

一応、スジェの動きを知るのに良い方法だろうと言いましたが、それはおそらく反対でしょうね。父からスジェを守るためでしょう。

そして、チェ会長もそんなユンサンの気持ちに気づいていると思いますよ、あたしゃ。

 

スジェは釈放されました。

家の前でコン・チャンが待っていました。

スジェはそっとコン・チャンの肩にもたれました。

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V 'FRI(END)'S MV Reaction 2

2024-03-19 15:46:57 | 映画、ドラマ以外の韓国話題

V 'FRI(END)'S MV Reaction 2

BTSのVの新曲を聞いてのリアクション動画が、あちこちに見られますが。

中でも、私が気に入ったのは、このお三方のヤツ

パク・ソジュンssi、チェ・ウシクssi、パク・ヒョンシクssi・・・

言わずと知れた、ウガウガファミリーです。

何とも自然なリアクション

皆の関係が垣間見えるようで、とっても楽しいし、Vが仲間だと言うだけで、嬉しいです。

Vの傍に彼らが居てくれると言うだけで、本当に嬉しい。

もう、親のような気持ちですな

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『なぜオ・スジェなのか』7話まで

2024-03-17 11:09:26 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

スジェは爆風に吹き飛ばされ、一瞬気を失いましたが、意識を取り戻すと、すぐに通報しました。

そして自分はその場を離れたのです。

コン・チャンがソン・ミリムからスジェの行き先を聞いて駆け付ける途中、スジェの車とすれ違いました。

コン・チャンはタクシーをUターンさせ、後を追いました。

そして、信号で追いつき、運転を代わったのです。

冷静を取り戻したように見えましたが、コン・チャンの目には大きな動揺を必死に押さえているように見えたのでしょう。

 

既にこの時点で、8班では様々な証拠からパク・ソヨンの携帯を盗んだのも、スジェを襲ってUSBを奪ったのもホン社長だと断定されていました。

元々、ホン社長はハン会長との繋がりが噂されていました。

しかし、スジェを襲った事件直後にジュワンと会っている監視カメラ映像が出て来たため、事は更にややこしくなっていました。ハンスグループの指示でホン社長が動いたとは断定できなくなってきたからです。

ユンサンは、兄のジュワンの姿を見て、苦悩の表情を浮かべました。

優先すべきはパク・ソヨンの事件だということで、まずはパク・ソヨンのお腹の子の父親を調査することになりました。現在の時点では、一番可能性があるのは、ハン会長でした。

 

スジェを自宅に送って行ったコン・チャンは、8班の捜査結果の報告をしました。

コン・チャンはその夜、スジェの家に泊まりました。

帰るよう言われても、無理やりに・・・。

やはり、心配だったのです。

深夜、スジェは一人お風呂場で膝を抱えて泣きました。

パク・ソヨンとホン社長の目の前での死は、スジェを打ちのめしました。

いったい誰が何故自分を苦しめているのか・・・と。

 

コン・チャンは、そっとスジェの隣に座りました。

「ダサいですよ。教授はカッコいい人なのに。人はたくさんの顔を持っています。その一つがダサくても、カッコ良いのは変わりません。だから、泣きたいときは泣いてください。」

スジェは言いました。自分の人生に腹が立つと。

「怖くて辛い・・・。」

そう言って泣き出したスジェ。

コン・チャンは、そっと肩を抱きしめました。

 

翌朝スジェが起きた時、既にコン・チャンは帰ったあとでした。

朝食が用意してありました。

『ちゃんと食事してちゃんと寝てください。無事でいてください、心も体も』

と言うメモがありました。

 

警察署長がチェ会長を訪ねて来ました。

スジェの事情聴取をすると前もって報告に来たのです。

チェ会長は、特に止めることはしませんでした。

チェ会長は、スジェが育ててやった恩を忘れて、TKを自分のモノだと勘違いしていることが癪に触っています。

自分しかスジェを助けてやれる者はいないと思っているのです。

 

ユンサンはコン・チャンがスジェと一緒に居たことが気に入りません。

喧嘩腰で話すユンサンを見て、彼のスジェへの気持ちをコン・チャンもはっきりと理解しました。

そして、ユンサンは父と兄への勝手な憶測は止めろとも言いました。

本当は一番ユンサン自身が疑っているんですけどね。

2人の言い争いを聞いた8班のメンバーは、初めてユンサンがチェ会長の息子だと言う事を知りました。

 

スジェも警察が自分を疑う事を予想しています。それが自然な流れだと思うからです。

だから、打てる手を全て打っておこうと思いました。

 

ここで一つ、新しい事実が描かれました。

ペク院長は時々、療養院にいるウンソと言う女性の元を訪ねていました。

ウンソは、どうもペク院長の娘のようですね。でも姓が違うから、庶子

ある時、SPパートナーズのユン代表がウンソを訪ねて来ました。

親しげですが、ユン代表が肩掛けを着せ掛けた途端、ウンソはパニックを起こしてしまいました。

 

ウンソは交通事故に遭って重傷を負ったようです。

その時、暴行を受けていたことも判明しました。

それが元で、今のような状況に陥っているようですね。

もしかしたら、ユン代表がチェ会長とハン会長、イ議員を目の敵にしているのも、これが関係あるのかもしれません。

「何から何まで同じようにやり返します。」

と、ユン代表はペク院長に言いました。

 

チェ会長は、警察署長が手を出せないようにしてやるとスジェに言いました。

その代わり、イ議員を大統領にするために作った会に入れと。

大物が所属する会だとかで、警察署長だけじゃなく、誰も手出しできなくなると言いました。

が、スジェは断りました。

 

刑事がスジェを緊急逮捕しました。

パク・ソヨン殺人教唆、ホン社長の自殺ほう助の容疑です。

ロースクールに押しかけて来ていたので、8班のメンバーだけじゃなく、大勢の学生たちが見ている前でのことでした。

コン・チャンは、手錠をかけられたスジェの手を、自分が巻いていたマフラーで包んであげました。

 

警察署にはマスコミが詰めかけていました。

口々にスジェに質問を浴びせかけました。

こうなった今も罪悪感は無いのかと問われたスジェ。

「全く。」

と、冷静に答えました。

 

ユンサンは、父のところに押しかけ、怒りをぶつけました。

実はユンサン、家にある隠し部屋を見つけていました。パク・ソヨンの事件を調べる過程で浮上した、父と兄に対する疑念を払しょくするためか、或いはその証拠を見つけるためか、探っていたのです。

チェ会長は、ユンサンのそんな動きなどお見通しでした。

しかし、息子だから我慢して見て見ぬふりをして来たのです。

ああ見えて、チェ会長は息子たちに対する愛情はかなり深く強いモノがあります。

 

チェ会長は、この隙にスジェの家からUSBを奪い返すつもりのようです。

 

スジェが緊急逮捕された大きな理由は、ホン社長の罪を告白する動画が発見されたからです。

その中で、ホン社長はスジェに強要されたからパク・ソヨンを殺したと告白していたのです。

そして、罪悪感に苛まれて続けるから、自殺すると。

強要された事実を示す証拠として、スジェとの間で交わされた電話の音声も入っていました。

 

スジェは収監されました。

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『アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~』6話まで

2024-03-16 15:35:09 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

実は、前世でヒウとチョン支庁長とは会っていました。

チョン支庁長が、ソウルにいるヒウに会いに来たことがあったのです。

チョン支庁長は、分厚い書類をヒウに渡しました。

地方を渡り歩いて集めた資料だと言いました。

汚職の証拠のようです。

中に、チョ・テソプに関する資料が多く含まれていました。

もしかしたら、チョン市庁長の狙いもチョ・テソプなのか?と、ヒウは思いました。

チョン市庁長は、検事を辞めると言いました。

きっと、彼もチョ・テソプに挑んで敵わなかったのでしょう。だから、後をヒウに託したのでしょうね。

この記憶があったからこそ、ヒウは二度目の人生ですぐさまチョン市庁長の元に向かったのでしょう。時間とチョン市庁長の努力を無駄にしたくなかったから。

 

違法賭博場を急襲したヒウの元に、チョン支庁長たちが駆け付けて来ました。

が、ヒウを見ると、突然、殴ったチョン支庁長。

ムッとしたヒウに言いました。

「二度とやるな。命が一番大切だ。」

と、チョン支庁長。大した罪にならない犯罪のために、命を危険にさらすのが心配だったのです。

ヒウは、その気持ちを察し、素直に頷きました。

 

勿論、ヒウは、この一件を違法賭博摘発だけで終わらせるつもりはありませんでした。

この地区では、警察署長等有力者たちが密接に繋がっている事が分かっています。普通に摘発しようとしても、有耶無耶に終わらされるか、はたまた、罪に問う事すらできなくなるかもしれません。

手下たちを一斉検挙したヒウは、暴力団のボスムン・グジュンも事情聴取しました。

既に、違法賭博だけじゃなく、人身売買、違法薬物の嫌疑も浮上していました。

 

この情報を耳にした市長、警察署長、国会議員が押しかけてきました。

この地域はムン・グジュンたち組織のお陰で円滑に経済が回ってる・・・とか何とか理屈をつけて、事を収めようとしました。

無かった事として、釈放しろと言う事です。

こうなる事を予測していたヒウは、既に手を打ってありました。

サンマンに既に記者となっているハンミにこの一件の資料を届けさせていたのです。

映像付きで、TVで大々的に報道されてしまいましたよ。

もう言い逃れは出来ませんし、事件を有耶無耶にしてしまう事も出来ません。それどころか、自分たちに火の粉が被ってくる恐れもありました。

それでも、自分たちの背後にはもっと巨大な権力者がいるとほのめかしました。

が、チョン支庁長が言いました。

「我々は検事です。結末は法に委ねます。」

 

ヒアが訪ねて来ました。

ヒアは、父・・・キム・ゴニョン会長の体調が思わしくないため、少し早めに帰国したようです。

そして、ハンミもやって来ました。

ハンミとヒア、ヒウを挟んでライバル心見え見えです。

ハンミは父キム次長検事の反対を押し切って記者になっていました。

 

チョン支庁長は、ヒウが急いたように動く理由が分かりませんでした。

新人らしい正義感と言うだけでは無いと言う事は分かっていますが。

ヒウはこの一件をキム次長検事に引き継ぐと言いました。

そして、チョン支庁長とチ検事と自分は、キム次長検事の派閥に入ると。

「権力があれば正義を行使できるからです。」

 

将来、検事総長になろうかと言う実力の持ち主だとキム次長検事は見られていました。

しかし、この当時、まだ目立った実績を上げていなかったのです。

この一件が、大きな実績となる筈だとヒウは言いました。それと引き換えに自分たちをソウルに引き抜いてもらうと。

 

チョン支庁長は、この説明だけでも驚きましたが、ヒウの目的がそれだけとは思えません。

もっと大きな何かを隠していると、思いました。

 

チョン支庁長とチ検事は、ヒウのムン・グジュンの取り調べを見て、新人とは思えないと言いあいました。

まるで10年も検事をやってるようだと。

当たり

 

チョン支庁長は、腹をくくったようです。

人身売買等の犯罪を1人で調べた資料をヒウとチ検事に見せました。

ソウルへの旅費は自分で稼ぐと言いました。

この資料、前世でヒウに渡したモノでしたね。

 

ヒウは資料を持ってキム次長検事に会いに行きました。

キム次長検事は、ニュースで見たより根が深く大事件の様相を呈している事に気が付きました。

興味が湧いたようです。

しかし、管轄の地検を飛び越えて自分に持ってきた理由が気になりました。

「僕たちは、次長の指揮の下、捜査がしたいんです。チョン支庁長も、次長の下につきたいと。」

左遷されたチョン支庁長が自分の下につくと、反対勢力が自分側に寝返るかもしれないとキム次長検事は思いました。

そして、出来るヒウも自分の下につけば、さらに注目されることになると。

キム次長検事、捜査を引き継ぐことを了承しました。

 

大学の同期だったイ・ミンスとキム・ギュリも検事として活躍しています。

イ・ミンスは相変わらず頭が切れます。

ヒウの働きもちゃんと知ってて、今回キム次長検事に会いに来たということは、何かあると勘づいています。

ヒウも驚くほど正確に行動を読まれていました。

 

キム次長検事は、ヒウからの申し出をチョ・テソプに報告しました。

この時初めて、チョ・テソプはヒウの存在を知ったことになります。この二度目の人生では。

チョン支庁長の事は既に知っていました。左遷された理由は、大臣の息子を拘束したためのようです。

硬派で大勢に慕われていたチョン支庁長を支配下に置くのも悪くないと考えたようです。

ヒウとチョン支庁長、チ検事をソウルに呼ぶことに異論は無いと言いました。

 

サンマンが掴んで来た麻薬取引の情報等を元に、ヒウやキム次長検事指示の下大勢の検察が動きました。

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