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逮捕したチェ・サンフンは呆然とした様子でした。
確かに、死んだ女子大生と喧嘩した。でも、殺したりはしていない・・・と言いました。
凶器と見られたトロフィーが現場から消えていました。それを、どこに捨てたと刑事は問い詰めました。
でも、サンフンは、自分は無実だから、早く真犯人を捕まえてくれ、こんな無駄な時間を費やさずに・・・と言うだけでした。
本当は死んだ女子大生と海外に旅行に行くつもりだったのに、直前で行かないと言いだした事で喧嘩になり、結局一人で出かけてしまったと言いました。
そして、お土産にスノードームを買って帰って来たのです。
ジングクは、チョ・サンフンに直接聞きました。お土産のスノードームをどこに置いたと思うか?・・・と。
でも、サンフンは、棚のスノードームがどんなデザインだったのか、全く記憶していない事が察せられました。
ジングクは、彼が無実だと確信しました。
それをイチーム長に言いますが、全く取り合ってもらえません。
ホント・・・何故ここまでジングクはイチーム長にないがしろにされるのでしょうこれはパワハラと言えるんじゃないかしら
ジンガンたちエンルック社員は、広告のデザイン等の会議でアーツを訪れました。
アーツのチョン社長は、いい機会だからと、彼女たちにスタッフを紹介しました。
ムヨンとは気まずい雰囲気のジンガン。
でも、ムヨンはそれを充分知ってて、敢えてからかうような言動を示しました。
ジンガンは、ますますムヨンに腹が立ちました。
オム刑事は、凶器の捜査で、被害者と親しそうに写真に写っていたユリに事情を聞きに行きました。
凶器がトロフィーだと知ったユリは、何だか驚いたようでしたが、オム刑事には何も話しませんでした。
と言うのは、実は事件の日、ユリはその凶器の一部らしきものを、別の場所で見かけていたのです。その時はまさかそれが何か重要な意味を持つ物だとは思いもよらず、すぐに捨ててしまったのですが・・・。
ユリは誰かに相談しようとしました。
それが、ムヨンだったのです。
ところが、ムヨンが電話に出ないので、苛立っていました。
ウサンは、スンアから別れを切り出された後、あれこれ調べていました。
ムヨンがスンアの作品を持っていたのを知ったことから、ムヨンの事を詳細に調べさせてもいました。
そして、ある日、別れろとスンアに告げたのです。初恋だとスンアが言った時は、鷹揚な態度でしたが、やはり結婚を白紙に戻すことは全く考えていませんでした。
翌週、ウサンの父親に正式に挨拶し、結婚しようと言ったのです。
ムヨンは6歳から15歳まで児童養護施設で暮らしていました。
6歳以前の記録は一切無いようです。それどころか、本名も分からないのです。
彼が言う警察官だった父親というのは、自分を保護してくれた人なんでしょうね。そして、彼が言う母親というのは、施設のシスターの事でした。
スンアの母親が娘とムヨンの付き合いに気づきました。
叱ろうと思ったのを、止めました。
それまで具体的に結婚の話をしなかったウサンが、焦ったように話を進めようとしている理由がこれだと思ったのでしょう。
ウサンを手放したくないスンア母は、しばらく見て見ぬふりをする事に決めたようです。
ある日、ジングクは、ムヨンが一人の女性と親しげに話をしているのを見かけました。
で、気付いたのです。
その女性が、オム刑事が事情を聞こうとしていた被害者の友人だということに。
そして、ムヨンが警察署に来た時、その写真を見て‘殺人犯を見ていた’と言ったことを思い出しました。
ユリは、凶器がバンドの練習室にあったとムヨンに打ち明けました。
事件の日だった気がする・・・と。サンフンが置いて行ったことになるけど・・・とイマイチ納得できない表情です。
それに、何故サンフンは自分のところに置いて行ったんだろう・・・とも。
何か、ムヨンを意味ありげに見詰めています。
ジンガンは、ムヨンの右腕にも自分と同じような火傷の痕があるのを知りました。
やはりそこに目が行ってしまいます。でも敢えて何も聞きませんでした。
口をききたくないと、以前、宣言しましたしね。必要な事以外話したくない気分なんです。
帰ろうとした時、急に雨が降って来ました。車で送ると言うムヨンを、最初は無視しようとしたのですが、話しかけないからと言われたら、断りきれませんでした。大人げないと思ったのでしょう。
ムヨンが火傷の痕を見せたのは、やはりジンガンの気を引きたかったからでした。
女性を落とす武器として使ってるような口ぶりに、ジンガンはますますムカついて来ました。
ジンガンは、そんな傷、どーってことない・・・という態度を取りました。
でも、ムヨンはスンアから何か聞いているようです。スンアは辛いことを多く抱えて来たジンガンをずっと哀れに思って来たようですから。
その時、スンアから電話がかかってきました。
ムヨンは出ません。何故出ないのかと聞いたジンガン。
「他の女といるから。」
今までで一番呆れた・・・とジンガン。
何故そうなの?・・・とジンガンは呆れたように聞きました。
ムヨンはちょっと躊躇した後、答えました。
「止まれない。ブレーキが利かない。君といると止まれない。加速する。君の目は気に障る。無性にイライラする。」
ジンガンは、あっけに取られたような表情でした。
ムヨンの言葉、私がジンガンだったら()ドキドキしますわ。
ジンガンがムヨンに送られて帰って来たのを見たジングクは、不安になりました。
あいつと関わるな・・・と言いました。
ジンガンは、ムヨンとスンアが付き合ってるから自分には関係ないと答えました。
ウサンが、ムヨンに結婚記念のビールを作ってほしいとアーツに申し入れて来ました。
ムヨンは、快く引き受けました。
ムヨンのあの表情からは、何も感情を読み取る事は出来なかったでしょうね、ウサンも。
スンアに会いに行ったムヨン。
でも、電話に出たのは、スンアの母。スンア母は、冷たくムヨンを突き放しました。
ウサン父と会うために出かけたスンア。
母親の命令通りドレスアップさせられて・・・。
でもね、途中でスンアは車から逃げ出したのです。
これまで、親の言葉に逆らった事は無かったでしょうね、スンアは。ウサンとのことも、嫌だけど、従うしかないと諦めかけていました。
でも、思い出したのです。
本当に嫌なら止めればいい・・・と以前ムヨンが言ったことを。
ムヨンの元に行きました。
翌朝、ムヨンが帰って来ると、ジングクが待っていました。
ジングクは、全ての条件がムヨンを殺人犯だと指し示していると思っていました。
ジンガンから聞いたのです。
ムヨンが一度見た物は覚えるということを。スンアのブレスレットの件をジンガンは聞かされていたのです。
そしてもう一つ。事件現場近くの監視カメラに写っていた人物が、アーツのロゴの入った傘を差していたのです。
君を待っていた・・・とジングク。
‘人を殺すのはどんな気分だ?’と聞いただろ。今度は俺が聞く。
「人を殺した時、どんな感じだった?」