まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

久しぶりに新規開拓♬

2023-10-30 15:26:58 | 食べ物関連

所用で善通寺に行ったついでに、うどん店を新規開拓

『こだわり八輻(はちや)』さんです。

四国八十八か所第75番の善通寺近くにあります。

上が、“ぶっかけ中+ゲソ天”。下が、“冷やかけ小+鶏天”。

〆て、990円也

久々に1000円切りです

 

ちゃんとエッジが立った麺です。もっちりとした食感で、コシも伸びもあります。

硬くありません。

出汁に特徴があります。

ぶっかけ出汁は、少々甘目。どこかで食べた事のある味ですが、思いだせません。

冷やかけも、しょっぱくなく、イリコだけじゃないように感じました。

量が多目でした。

 

本当に、一口に“讃岐うどん”と言っても、店ごとに麺も出汁も違います。

観光客が押し寄せるメジャーな店は、癖の無い美味しさが多いように思います。

それが讃岐うどんの全てだとは思わないでほしいですね。

店の数だけ麺も出汁も種類があって、その組み合わせは無数です。

日の目を見ずに、閉店してしまう店も多いし、後継者がいなくて閉店してしまう店も多いです。

やっぱり、食べ比べてほしいですね。

“うどん遍路”、お勧めです。

なにせ、うどんは単価が低い

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「弱いヒーローClass1」衛星劇場で放送決定

2023-10-29 16:12:52 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

パク・ジフンssi、チェ・ヒョヌクssi出演の学園ドラマが、衛星劇場に登場決定です。

まだ連載中のウェブ漫画をドラマ化した作品です。

 

放送開始日:12月22日(金)23:00~

話数:8話

 

詳細は、こちらから。

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「ユミの細胞たち」あらすじ

2023-10-29 13:32:53 |   ★「や」行

キム・ゴウンさん、アン・ボヒョンssi共演のラブコメ。

ウェブ漫画をドラマ化したもので、アニメの細胞たちがユミの体の中で暴れると言う、もう、楽しみしか無い作品です。

ずっと見たいと思っていました。

 

      1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで

      8話まで  9話まで  10話まで  11話まで  12話まで  13話まで  14話(最終話)まで

 

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「御史(オサ)とジョイ」NHKBSで放送決定

2023-10-28 22:44:55 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

2PMのテギョンssi主演の「御史(オサ)とジョイ」が、NHKBSで放送が決まりました。

共演は、「偶然見つけたハル」でヒロインを演じたキム・へユンさん。

 

放送開始日:12月3日(日)21:00~

話数:16話

 

詳細は、こちらから。

ブログでの記事は、こちらから。

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『コクドゥの季節』2話まで

2023-10-27 17:11:07 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ソリ=イム・スヒャンさんは自分の身は自分で守りたいと、オ・ヒョン=キム・ジョンヒョンssiに武術を習っていました。

まぁ、さほどの腕前にはなれませんでしたが。

だから、オ・ヒョンが言いました。自分が守ってやると。

オ・ヒョンは約束に、指輪を贈りました。シャクナゲの花の指輪を。

 

オ・ヒョンは、死後、刑罰の地でひたすらソリを待ち続けました。

神は、来世には清らかな運命が待っていると言いましたが、オ・ヒョンは嫌だと言いました。

ソリこそ自分の運命だからと。

運命は人間の意思で変えられるものではないと神は言いましたが、オ・ヒョンは聞き入れませんでした。

 

オ・ヒョンはあまりにも長くソリを待ち続けたため、ソリの顔も名前すら忘れてしまいました。

それでも、氷の世界で、或いは風の吹きすさぶ不毛の地で、待ち続けました。

自分でも何故待つのか、分からなくなっていました。

神はオ・ヒョンを自分に逆らった罪でコクドゥにしました。

あの世では死者を率い、この世では人を殺し続ける任務を与えたのです。

その永遠の呪いとも言える任務から解き放たれる方法は、待っている娘の愛を得ること、ただ一つでした。

コクドゥは99年ごとに蘇り、99日間だけこの世で暮らすようになりました。

神は、彼の従者としてオクシンとカクシンもこの世に降ろしました。コクドゥを助けることで、自らの罪を償うよう命じたのです。

そして言いました。

「女を探せ。」

・・・と。オ・ヒョンが首から掛けている指輪が導いてくれると。

神は、死にきれずにあの世でソリを待ち続けるオ・ヒョンに、本当の死を与えようと思ってるのかな?

どんな縁でも成就すれば、怨念も尽きて観念するだろうからと言いましたから。

つまり、ソリから愛を告げられれば、呪いは解け、コクドゥは新しい運命を与えられるってこと?

 

ケジョルは、弟のチョルに頼んで、ト・ジヌの行方を探してもらいました。

監視カメラの映像で見る限り、ト・ジヌは生きていて自分の足で歩いてその場を立ち去っていました。

チョルは、ピルソン財団と言う巨大な勢力が相手だと言う事に改めて気づき、怖気づいて逃げたんじゃないかと、言いました。

このままでは、ケジョルはト・ジヌを告発した悪者だということになってしまいます。なんとしても、ト・ジヌに計画通りにしてもらわなくちゃ、マズイわけです。

 

チョルは、監視カメラの映像を見ていて、不思議な事に気づきました。

途中で、ト・ジヌの姿が煙のように消えてしまっていたのです。

 

コクドゥは、この世の憎しみ・・・特に殺したいほどの憎しみを感じ取り、対象者を殺す役目を負っています。

蘇るなり、コクドゥに押し寄せて来たのは、麻薬を使って女性に乱暴したにもかかわらず証拠不十分で釈放されたと言う男性のこと。

被害者の女性は、今でも死ぬほどの苦しみを負っていて、その男を殺したいと、死んでほしいと必死に願っていました。

コクドゥはその殺意を感じ取り、あっという間に男を殺してしまいました。一切の躊躇を見せません。命乞いなど、コクドゥには何の意味もありませんでした。

 

ト・ジヌが消えたことを、キム理事長たちも驚いていました。

屋上から落ちたんだから、即死だと手を下したキム理事長の部下ジュンシクは言いました。

しかし、死体が消えてしまったんだと。

病院という病院を探しても、見つかりませんでした。

キム理事長は、ケジョルに責任を全て擦り付ける策に出ました。

自分が採用したケジョルに告発されたことでショックを受け、自殺したと、院内サイトにアップさせました。

その上で、タイミングを見て、ケジョルも消してしまうつもりです。

万が一、ト・ジヌが生還したとしても、極度のストレスと落下時の衝撃で精神疾患を発症したことにしようと考えています。

悪だわ

 

出勤したケジョルは、周囲から冷たい目で見られ、完璧に無視されました。

自分がどういう状況に置かれているか、掲示板に自分の名前があるのを見て、ケジョルは理解しました。

ケジョルは、キム理事長や上司たちにはっきりと言いました。

ト・ジヌに頼まれて告発したんだと。

その理由を問われましたが、公衆の面前で話す内容じゃありません。

口をつぐんだケジョルに、キム理事長が言いました。

ト・ジヌを連れて来て説明しろと。

 

ジョンウォンは、事情が分からず、途方に暮れていました。

ト・ジヌが自殺するなんて、考えられません。

しかし、彼女もト・ジヌの居所は分かりません。ケジョルから居場所を教えてくれと言われても、困るだけでした。

万が一知っていたとしても、ケジョルには教えたくありませんでした。

ケジョルが絡むと、事が更にややこしくなるとジョンウォンは思っていました。

 

このままでは、再就職も出来ないと、ケジョルは必死でした。

チョルが良い方法を思いつきました。

SNSを利用するということです。

つまり、酷い奴を探しているからト・ジヌを見かけたら、知らせてくれとネットに挙げたのです。

過激なエピソードなら、あっという間に拡散されます。

あれよあれよと言う間に、報告が入りました。

“ヨンポで見た” “目撃者が多いヨンポに行ってみて” 等々。

 

“ト・ジヌは酷い奴だ”と言う恨みが、コクドゥの頭に押し寄せて来ました。

「ト・ジヌどいうのは、どいつだ

と、コクドゥが叫びました。

恨まれる人物を調査するのはオクシンの役目。

「あなたですよ。」

と、面白そうに言いました。

 

コクドゥは怒りました。自分は殺せません。

書いた人物を特定し、殺して噂を消すことにしました。

それもすぐに分かりました。ケジョルだと。

ケジョルの写真を見て、見覚えがあるとコクドゥは思いました。

罪のない人を殺したら、罪が増えるだけですと、オクシン。

でも、自分を怒らせたと言う罪があると言って、コクドゥはケジョルの元に飛びました。

 

ケジョルは、ネットで目撃情報が上がってたヨンポにいました。

そこに突然コクドゥが

ケジョルは、当然、ト・ジヌだと思いますわな。

無事だったんだ・・・と、ケジョルはほっとしました。

でも、全く話が合いません。雰囲気も違います。

 

ただ、時折コクドゥの脳裏に知らない光景が浮かびます。

忘れていた記憶の断片です。

 

コクドゥはケジョルの首を絞めました。

ケジョルが苦しみながら、放して・・・と言うと、何故かコクドゥの手が勝手に離れてしまいました。

コクドゥも意識しないのに。

人間の要求になど従ったことが無いし、第一、殺せなかったことなど一度も無いのに。

 

ケジョルはあまりにも変わってしまったト・ジヌの様子を見て、転落したショックで記憶喪失になったんだと判断。

そうなったら、話を合わすのが最適だと思いました。

ト・ジヌの機嫌を損ねて、証言してくれなくなったら大変です。

何とか、友好的な関係を築く事にしました。

 

コクドゥは、調子が狂うケジョルとの会話で、ある事に気づきました。

もしかしたら、自分の呪いを解く女ではないかと。

カクシンが尋ねました。どうしてケジョルがその女だと思ったのかと。

「心が弱くなったんだ。恨みなのか恋情なのか分からない感情だが、とにかく心が動いたんだ。」

ケジョルが運命の女だという証拠は、あの指輪にあるとコクドゥは思っています。

しかし、肝心の指輪は、ト・ジヌが持ったまま死んでいたのです。

ト・ジヌの遺品の服から、カクシンが見つけていました。

 

つまり、ケジョルではないかもしれないわけです。

だったら、何故殺せなかったんだと、コクドゥは悩みました。

 

ケジョルは、コクドゥの記憶を何とかして蘇らせようと考え、あの手この手で試してみましたが、全く効果なし。当たり前ですが・・・

仕方が無いので、もう、コクドゥを言い含めるしかありませんでした。

「記憶喪失だと言う事を隠して、“ハン・ケジョルは僕の依頼で訴えた、裏切り者じゃない”と証言してほしい。」

と言ったのです。

「証言したら、SNSの書き込みは消してくれるか?探さないか?」

と、コクドゥ。

ケジョルは約束しました。

 

ピルソン病院の懲罰委員会に、コクドゥがやって来ました。

流石に居並ぶ委員たちは、驚きました。

コクドゥは、ケジョルに言われた通り証言しました。

告訴は自分がケジョルに頼んだもので、その理由は、CT画像が入れ替わっていたことが原因で手術中に患者が死んでしまったこと。そしてそれを指示したのは、キム理事長だと。

委員たちは、一瞬の沈黙ののち、激高しました。それで医師としていられると思うのかと。

コクドゥは、ここで、自分は記憶喪失だと言いました。だから、医師などできないと。

唖然とするケジョルに、ここまで口留めはしなかったろと言いました。

 

そのまま部屋を出て行ったコクドゥを追いかけたケジョル。

どうしてと、詰め寄りました。

全てをぶち壊した理由は何かと聞きました。

コクドゥは言いました。探されないためだと。

SNSで今回の一件は噂になり、ケジョルは信用を失います。と言う事は今後ケジョルがコクドゥを探すことは出来なくなるのです。

探さないと約束したじゃないと、ケジョル。

でも、コクドゥはその言葉を信じていなかったのです。なぜなら、ケジョルの言葉に、声に、ト・ジヌへの未練がこもっていると気が付いたからです。

どんな理由をつけても、ケジョルは探すだろうと思いました。

 

二度と近づくなと、コクドゥは言いました。

 

あまりの言い方に、ケジョルも激怒。

謝って土下座して謝ってと、叫びました。

すると、コクドゥの体が勝手に土下座しちゃった。

「お前はいったい何者だ

コクドゥは、指輪を取り出し、見せました。

その瞬間、コクドゥの脳裏に“ソリ”と言う名前と顔、そして思い出が蘇ったのです。

「お前がソリか

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『コクドゥの季節』視聴開始

2023-10-26 23:08:32 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

何だか、「哲仁王后」のメンバーが多い

チェ尚宮を演じてたチャ・チョンファさんが噂の半神カクシンを演じてて、チェ尚宮のパートナー料理長マンボクを演じてたキム・イングォンssiが、欲の半神オクシンを演じてます。

カクシンとオクシンが、コクドゥの従者として常に傍に仕えています。今回も、良いコンビです

 

コクドゥと言うのは、黄泉路の王と言われ、人が死んだとき、あの世に迷わずに行けるよう案内する者のことだそうで。

あの世には、コクドゥしかいないんだそうです。孤独な王です。死神とは違うとか。

 

随分昔の話です。どのくらい昔なのかは不明です。

ソリ=イム・スヒャンさんは、意に沿わない婚姻をさせられようとしていました。

皮肉にも、ソリを迎えに来たのは愛する人オ・ヒョン。

ソリは、以前、ヒョンから貰ったシャクナゲの指輪を返しました。

あの世でもこの世でも一緒になれないのだから・・・と。

一度は諦めようと思ったヒョンですが、思い直しました。

2人で逃げようと誓ったのです。その指輪を必ずソリに返すとヒョンは言いました。

が、2人の想いは、ばれていました。

途中で、ヒョンは殺されてしまったのです。ソリの目の前で。

ソリは、婚礼の夜、夫となる人を殺し、自らも命を絶ちました。

 

それから随分時が経ちました。

 

ハン・ケジョル=イム・スヒャンさんは、救急医学を専門とする医師です。

ところが、理不尽な患者家族のクレームを受け、勤めていた病院を首になってしまったのです。

悔しくてたまらないケジョルでしたが、相手が財閥と言う事で、太刀打ち出来ませんでした。

 

私物を整理して病院を出たケジョル。

雨が降っていました。踏んだり蹴ったりの気分でした。

階段を駆け下りている時、急にどこからか大きな犬が出現。

慌てたケジョルは、階段から転げ落ちそうになりました。

それを支えてくれた人に、ケジョルは一目ぼれしました。

その人は、何も言わずに、その場を立ち去りました。

落とし物をしていきました。それは指輪のヘッドをつけたペンダント。

 

ケジョルの弟チョルは刑事。

ケジョルは、チョルに一目ぼれした命の恩人を探してほしいと頼みました。

 

が、チョルより先にケジョルがその人と再会したのです。

 

何度挑戦しても、就職試験に落ち続けるケジョル。

何度目かの就職面接に行った先で、目の前に座っている試験官が、あの人だと気付いたケジョル。

ト・ジヌ=キム・ジョンヒョンssiと言う外科医でした。

ケジョルは、正直に前職でのトラブルを話しました。

雰囲気は最悪。

もう、てっきり不合格だと落ち込んで帰路に就いたケジョルでした。

 

ところが、突然、ト・ジヌから連絡が入ったため、慌てて引き返しました。

合格だとト・ジヌは言いました。おまけに、彼のコネ採用だと言うじゃありませんか。

ケジョル、ト・ジヌが自分を好きになったからだと思い込みました。

ですよね。あの笑顔とあの言葉を聞いたら、そう思っても当然です。

ただ、ケジョルもコネと言うのは、冗談だと思ってるようです。単にト・ジヌがケジョルの気を引きたくて虚勢を張ってるだけだと思ったようですね。

でも、どーしてその場で理由を聞かなかったのでしょう。私だったら何の関係も無い人がコネで採用してくれるなんて、不思議でたまりませんよ。絶対に理由を聞きますよ。

 

出勤するなり、ケジョルは上司から嫌味を言われました。

後ろ盾がト・ジヌならお気楽だな・・・とか。

それを聞いて、ケジョルは、コネ採用というのが、冗談ではなかった?と思いました。

何だか、くすぐったいような幸せな気分になりました。

その気分に水を差したのは、ジョンウォン。

ケジョルとは昔からの知り合いで、ト・ジヌの元恋人だとか。

ちなみに、ケジョルとジョンウォンは犬猿の仲です。

会うなり、ジョンウォンは、病院を辞めた方が良いと言いました。

「ト教授の善意を勘違いしないで。善意には代価が伴う。」

ケジョルは信じませんでした。犬猿の仲なのは、何か理由があるみたいですね。

 

ト・ジヌがケジョルをお酒をに誘いました。

ますますテンションが上がるケジョルです。

医者になった理由は?と、ト・ジヌが聞きました。

ケジョルは、交通事故で目の前で母親を失った過去がありました。

目の前で倒れた母に、自分は何もしてあげられなかったという悔いが残っているケジョル。何もできずに人を死なせた無力感を二度と味わいたく無いからだと、ケジョルは答えました。

 

ケジョルは、ト・ジヌが落としたペンダントを返そうとしました。

しかし、ト・ジヌは、そのペンダントに見覚えが無さそう。それだけじゃなくて、階段で転げ落ちそうなケジョルを助けたことも知りませんでした。

仕方なく、ケジョルは再度ペンダントを自分の首にかけたのです。

 

ト・ジヌは酔った勢いで、自分が養子だと打ち明けました。

母親の写真を持って、国際養子に行ったと。だから、母親の顔を知らないと。

 

ケジョルは、ト・ジヌが手術で患者を死なせたことを上司から聞かされました。

自分のミスをチ・スヨンという別の医師に責任を擦り付けようとしたため、チ・スヨンは地方の病院に転院したんだと、上司は言いました。

その地方の病院と言うのが、ケジョルが前に勤めていた病院でした。

 

ト・ジヌは、チャン・ミスンと言う患者が手術中に死んだことをケジョルに話しました。

その原因は、ト・ジヌのミスではなく、何者かが、患者のCT画像データをすり替えていたからだと言いました。

簡単な手術ではなく、がん患者だったのです。

その一件の直後、チ・スヨンが転院しました。

ト・ジヌは怪しみ、チ・スヨンを問い詰め、何度目かにようやくミスを認めさせたようです。

証言を約束してくれたのに、キム・ピルス理事長が訪ねた直後、突然姿を消したんだとト・ジヌが言いました。

何故、この話をケジョルに聞かせたのか。

それは、ケジョルが目撃者だったから。

 

ト・ジヌは、監視カメラの映像を細かくチェックしていました。

で、ケジョルが患者家族のしつこいクレーマーに追われて逃げこんだ部屋に、キム理事長とチ・スヨンが入っていくのが映っていたのを発見したのです。

2人の会話を聞いた筈だとト・ジヌは言いました。

そして、現にケジョルは聞いたようです。

 

これが採用理由ですか?私が目撃者だということが?と、ケジョル。

「ええ。」

と、ト・ジヌ。

代価はチ先生の告発?と、ケジョル。

もし、ケジョルがト・ジヌの要請に応じて証言したらどうなるか。ケジョルには痛いほど分かりました。

ト・ジヌは真実を明かしたいといいましたが、それには、ケジョル自身の人生がかかっていることを、分かっていないと言いました。

「できません。生活があります。」

自分が責任をとるとト・ジヌは言いましたが、ケジョルにはその言葉が信じられません。

ピルソン医療財団の理事長であるキム・ピルスを敵に回して無事でいられる筈がありません。

 

それに、ト・ジヌの気持ちを誤解していた自分が情けなく思えました。

 

ケジョルは、ト・ジヌを避けるようになりました。

ト・ジヌは、自分がここまでチャン・ミスンと言う患者にこだわる理由を打ち明けました。

なんと、チャン・ミスンは、彼の実母だったのです。

自分を捨てた母親に、自分がいかに立派に育ったかを見せつけて後悔させたかったと、ト・ジヌは言いました。

しかし、これは違うと。

自分の手で母親を殺してしまったことになるみたいで怖かったと。

「チ先生のせいじゃありませんキム・ピルスのせいです

思わず、ケジョルは叫んでしまいました。

チ・スヨンに命令してCT画像をすり替えさせたのは、キム理事長だったのです。

 

ト・ジヌは決心しました。

CT画像の取り違い認め、キム理事長を法廷に立たせ、真相を明らかにすると。

だから、証言してください・・・とケジョルに言いました。

「そんな勇気、ありません。」

と、ケジョル。

 

ト・ジヌは、指輪のペンダントを返してくれと言いました。

負担をかけたくなかったから、命の恩人だとは言わなかったんだと。

ケジョルは、返しました。

でも、直後に、ト・ジヌはそれを否定しました。そうまでする自分が間違っていると思ったのでしょうか。

「母親の事だから気持ちはわかるけど、勇気が出ないんです。だから、命の恩人になってください。恩返しだと言い訳にできますから。」

と、ケジョルが言いました。

後悔はさせません。必ず僕が責任をとります・・・とト・ジヌ。ありがとう・・・と。

 

同じころ、キム理事長もト・ジヌとチャン・ミスンの関係を知っていました。

どうしても、チャン・ミスンを亡き者にしたかったのでしょうかね。

しつこく騒ぐト・ジヌを、生かしてはいけないと思ったようです。

 

裁判の日。

連絡がとれなくなったト・ジヌを心配して、ケジョルは、ト・ジヌのマンションに向かいました。

そしたら、突然雪が。真夏なのに。

その直後、ト・ジヌが転落してきました

 

ごめん・・・と呟いて、ト・ジヌが意識を失いました。

ケジョルは必死に心臓マッサージを行いました。

そしたら、突然、ト・ジヌが目を開けたのです

それどころか、血まみれの体で立ち上がるじゃありませんか。

 

「最初に見た人間を殺すと言った筈だ

と、叫んだかと思うと、ケジョルの首を掴んで絞め挙げました。

止めてください・・・とケジョルが言うと、手を離し、そのままト・ジヌは姿を消してしまいました。

 

オクシンとカクシンがト・ジヌ・・・コクドゥを待っていました。

99年ぶりの復活でした。

 

ケジョルは必死にト・ジヌの行方を追っていました。

病院の処置室は勿論、遺体安置書までも。

でも、どこにも、ト・ジヌの姿はありませんでした。

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「コクドゥの季節」あらすじ

2023-10-25 13:02:13 |   ★「か」行

 

私の中では、「哲仁王后」の哲宗の印象が強いキム・ジョンヒョンssiとイム・スヒャンさん共演のラブストーリー。

ちょいと「トッケビ」を彷彿とさせる設定。

視聴が少々不規則となるかもしれません。

 

     1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで  8話まで

     9話まで  10話まで  11話まで  12話まで  13話まで  14話まで  15話まで  16話(最終話)まで

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『今、別れの途中です』完観

2023-10-24 22:48:01 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨンウンは守られ与えられた人生や無難な選択ではなく、望む人生、転んだり失敗できる勇気を選びました。

時代遅れだと言われても、似合わないと言われても、自分が望み自分に似合う服が“いい服”だと信じて、歩き出したのです。

ヨンウン自身、無謀な決断だと分かっています。

だから、部下の誰一人として誘いませんでいた。何の保証もないのに、重荷を背負わせるわけにはいきませんから。

 

ソ代理は、スホとの関係を整理しました。

とっくにスホの心が自分から離れている事には気づいていましたし、ミスクの家族への思いを痛いほど知りましたからね。

上司と部下の関係でいます・・・と、スホに言いました。

やっぱり、ミスクが見抜いたように、ソ代理も良い人でしたね。

 

スホは、家のあちこちにミスクの香りを感じながら生活しています。

一番心に沁みたのは、ジミンのタンスに入っていた箱を開けた時。

これからジミンが成長していくにつれて必要になる下着が入っていました。使う頃合いも記していました。

思春期には、この鍵付き日記帳を渡して・・・とか。

俺は足元にも及ばないけど、頑張るぞ、心配するな・・・と、スホはミスクに向けて呟きました。

 

ヨンウンは胸に潜めて来たデザインを描きました。

“ソーノ”の概念とは違うものだったようです。

 

自炊も始めました。ジェグクに教わったとおりに。

 

しかし、思った以上に世間の風は冷たくて厳しかったのです。

注文する量が少ないからと布の注文が断られたり、他の過程においても、ことごとく断られました。

1人で事業を開始するのは、やはり相当な負担でした。

でも、挫けることはありませんでした。

 

そう言う情報は、同業者にはすぐに伝わります。

“ソーノ”のナム課長たちも、それを知り、心配しました。

 

今のヨンウンに必要なのは、友達だとドフンが言いました。

同じように心配していたチスクは、それを聞いてすぐにヨンウンを訪ねて行きました、ワインを持って。

ミスクの漬けた不味いキムチを肴に、ワインを飲み、ラーメンを食べました。

ヨンウン、気が晴れました。

そして、またデザインを始めました。

 

約1か月の間、ヨンウンはデザインに没頭しました。

1人でなくては出来ない自由です。

こんなに自分の中に溜まっていたのかと思うくらい、多くのデザイン画が出来上がりました。

 

ジェグクにそれを見てもらいたいと思いました。

 

そんな時、ヨンウンをソヨンがチヒョンと共に訪ねて来ました。

一緒に仕事がしたいから、会社を辞めて来たと言いました。

「険しい道だし、あなたたちに何の約束もしてあげられない。」

と、ヨンウン。呆れました。

でも、ソヨンは引きませんでした。

「険しい道でも、学ばせてください。自分の服に誇りを持ちたいんです。」

と、ソヨンは言いました。

チヒョンは、投資するから、ソヨンを成功させてほしいと言いました。

 

ソヨンとチヒョンは、あっという間にヨンウンの部屋を改造しました。

そして、仕事場に作り替えたのです。有無を言わせませんでした。

 

それだけじゃありませんでした。

犬猿の仲だった本部長が、ヨンウンの送別会を盛大に開いてくれたのです。お金を出したのは、チスクでしたが。

ヨンウンが行き詰ってると知ったこのタイミングで・・・です。

ナム課長たち元部下だけじゃなく、生地屋や工場の責任者たちも集まっていました。

皆、ヨンウンに世話になった人たちでした。

皆もヨンウンの事を心配していたのです。

それぞれに、協力すると申し出てくれました、ヨンウンだからと。

ヨンウン・・・泣きそうになりました。

有難く受け入れることにしました。

 

チスクは高級時計をプレゼントしてくれました。

「新しい時間の始まりでしょ。きっとミスクならそう言う筈。」

・・・と。

ヨンウンは、その時計を手首にはめ、決意を新たにしました。

 

時が経ちました。2年?

 

ヨンウンとジェグク、今でもお互いの記憶は、風化する事無く、生き生きとお互いの中に生きて、活力を生み出してくれていました。

 

ジェグクにはたくさんのオファーが入り続けていました。

ある時、韓国からオファーが入りました。釜山で開くファッションウィークの担当者からでした。

ジェグク、そのチャンスに飛びつきました。

ヨンウンと出会ったイベントでしたよね。

 

ヨンウンの両親は離婚したのかな?

ともかく、現在は、ヨンウン父は家を出て、近所に暮らしているようです。

適当な距離を置いて、落ち着いた関係になっています。

 

ヨンウンたちのブランドも、ファッションウィークに参加していました。

ブランド名は、『HWA答』。

ソヨンも、一人前のデザイナーとして認められようとしています。

 

釜山のモノレールで、ジェグクは向かいから来た“カプセル”に乗ってるヨンウンを見かけました。

慌てて後を追いましたが、すぐに見失ってしまいました。

でも、海辺の道の向こうから歩いてくるヨンウンと会ったのです。

 

自然に挨拶をしました。

長い時間を隔てて会ったとは思えないくらいに自然に。

 

ハッピーエンドです。

今度はもう、この想いを手放す事は無いでしょう。

 

ラブストーリーではありましたが、女性の生き方を見つめ直す事に重点を置いていたように思います。

ヨンウン、ミスク、チスクの女性3人組の生き方はそれぞれに違いましたし、ヨンウン母やジェグク母の人生もまた違う信念に基づいたものでした。

どれもリアルでした。

やはり、ミスクの人生には泣かされましたね。

それにしても、チャン・ギヨンssi、美しいですわ

私は以前から、チャン・ギヨンssiのちょっとくぐもった声の出し方に慣れなくて、聞き取りにくいと思っていたのですが、やっと少し慣れて来たように思います。

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『今、別れの途中です』15話まで

2023-10-24 16:46:39 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨンウン父がヨンウンに聞きました。

「母さんを解放してやるべきか?」

娘とすれば、末永く一緒に暮らしてほしいけど、女性とすると手放すべきだと思う・・・とヨンウン。

どうすればいいのか分からないと、父は言いました。

 

ヨンウンが父に聞きました。

毎年生徒を見送ってばかりで、辛くなかった?・・・と。

「会えなくても縁は切れない。いつも心の片隅にいるんだ。」

でも、母さんは見送れそうに無い・・・と。

「1つでも一緒に暮らして良かったと思えることをあげたい。私との人生は悪くなかったと、そう思ってほしい。だから、一緒にいたい。」

 

チスクは、ドフンのことを、まだ信じ切る事が出来ないでいました。

会長に、ビジョン㏚を特別視しなくて良いと自棄になったように言いました。

すると、今度は会長が激怒。

まだ私を理解してないのかと。

「大勢の社員とその家族がいるのに、会社の金を無闇に使うと思うのか

チスクは、やっと自分の思い込みだと分かりました。ドフンが如何にプライドを傷つけられ、ショックを受けたかもわかりました。

 

ジェグクの写真館は今月いっぱいで閉館することになっています。

機材の片付けも進み、数日中には、運び出すことになっています。

そうなると、もう、ジェグクの出発の準備は全て整ったことになります。

ウンハンは、流石に心が焦り始めました。

チケットはまだ持ったままです。

 

ミスクは、ジミンの入学準備に勤しんでいました。

入学式の洋服の準備も整えました。

スホと一緒にジミンのための準備をしていました。ミスクが居なくなった時のための・・・。

一方で、ミスクの体はどんどん病に浸食されていました。

時間が無い・・・と、ミスクは焦りました。

残された時間は少ないと自分で分かっていますから。

なのに、やらなきゃいけない事はたくさんあって・・・。

その気持ちが痛いほどわかるスホは、ミスクと並んで準備をしました。

 

ヨンウンは、まだ進む道を決めかねています。

が、彼女の周囲の人たちは、皆、ヨンウンを送り出す心の準備を始めていました。

会長も、他の部署の人たちも。

 

ジェグクの荷造りの手伝いをしていると、そこにジェグク母がやって来ました。

ヨンウンが帰ろうとすると、ジェグク母の方が気を利かせて帰って行きました。

そう言う所は、大人だよね、ジェグク母。根は優しいし、常識的な人です。

 

別れる時が、徐々に近づいていると、ヨンウンとジェグクも痛いほど感じていました。

 

ヨンウンの母は、離婚の意思は固いけど、夫のことを冷静に見ることが出来るようになっています。

やはり長い時間を一緒に過ごして来たわけです。

夫が自分の心の呟きを読んだ事を知り、理解をしようとしてくれている事も気づいています。

だからといって、離婚の意思に変わりはないのですが。

ヨンウンも、やっとジェグクとのことを母に話す事が出来ました。迷っていることも・・・。

この先、一緒に歩んできた人とも、分かれ道で別々の道を選ぶことになるかもしれないと、母は言いました。

だから、心を決めて見送らなきゃ、手放さなきゃ・・・と、言いました。

 

それでもまだヨンウンは迷っていました。

多分、誰しも、こういう心情になるでしょうね。

 

ヨンウンは仕事に関しても、まだ誰にも決心を明かしていません。

でも、仕事に関しては、相手先もあるので、そうそういつまでも曖昧なままにしておくことは許されない状況になって来ました。

 

写真館の最後の日、ジェグク母が写真を撮りたいとやって来ました。

ジェグクと並んで写真を撮りました。

そういえば、家に飾ってあったのは、スワンとの写真だけでしたね。

これまで、ジェグクを息子だと思ってはいても、やはりスワンへの思いには勝らなかったのかもしれません。

でも今、母はジェグクを心から自分の息子だと思えるようになっているのでしょうね。

 

ミスクが倒れて、病院に担ぎ込まれました。

血相変えて駆け付けたヨンウンとチスク。

医師は、スホやヨンウン、チスクに言いました。もう殆ど時間は残されていないと。

なのに、ミスクは反対を押し切って退院しました。

自分にはやる事がたくさんあるからと。殆どが娘ジミンのこれからの準備でした。

母親なら、これから成長していくにつれて、話し相手になったり女性としての気遣いを教えてあげたりできるけど、それが出来ないと分かっているから・・・。

ミスクは、退院しました。

出来る限り、ジミンと一緒に過ごそうとしました。

“母”を覚えておいてもらいたいと言う一心なんでしょう。

 

翌日パリに発つと言う夜になっても、ジェグクはヨンウンの返事を聞こうとしませんでした。

ヨンウンの立場や状況、行けない理由を理解して納得しているからでした。

それでも、一緒に行こうと言ったのは、自分の心は変わらないでそのままだと言う事を伝えたかったからでした。

1人で行くとしても、ジェグクの気持ちが変わったとかいう理由じゃないと言いたかったから。

ヨンウンを愛している事も、これからも愛し続けると言う事も変わらないとジェグクは言いました。

思いは変わらないとヨンウン自身も思っているのだから、これが別れということになるのだろうか・・・とヨンウンは思いました。

 

ヨンウンは決心しました。

『ザ・ワン』を退社したのです。“ソーノ”を独立させるのではなく、一人で自分のブランドを立ち上げる決心をしたのです。

“ソーノ”は、そのまま『ザ・ワン』のブランドとして、ナム課長たちに任せることにしました。

 

ヨンウンは、ジェグクの見送りに空港に行きました。

これだけは言いたくて・・・とヨンウン。

「別れたからと言って、私の気持ちが冷めたとかいうんじゃない。ハ・ヨンウンは、今でもユン・ジェグクを愛してる。」

ジェグクと同じ言葉でした。

「最初は自分の愛に自信が持てなかった。でもあなたのお陰で、愛していいんだと思えた。あなたの愛のお陰で新しい愛に目覚めた。無理だと思った事をやり遂げた。ありがとう。十分に幸せだった。あふれるほど愛したわ。ありがとう、ユン・ジェグクさん。愛してくれて、愛させてくれて。」

ジェグクは一人で旅立ちました。

 

最期の日々を、ミスクはスホとジミンと3人で幸せに包まれて過ごしました。

笑顔が絶えない日々でした。

ミスクは、スホに感謝を伝えました。どれほど自分がスホを愛していたかを伝えました。

「独りにしてごめん。一緒に逝こうと言えなくて、ごめん。」

と、スホが言いました。

見守っててくれよ、いつか会う日まで忘れずにいよう・・・とスホが涙を堪えて言いました。

「悲しむのは3日にしてね。その後はあなたの人生を生きて。」

と、ミスクは微笑みました。

 

そしてミスクは逝きました。

 

ヨンウンは、引継ぎを完璧にして、会社を後にしました。

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『今、別れの途中です』14話まで

2023-10-23 21:05:20 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

オリビエからオファーがあったと、ドフンから聞かされたヨンウン。

デザイナーならだれもが羨むオリビエからです。おまけに、その条件は思いもよらない程に良いものでした。

10年前のヨンウンが、望んでも叶えられなかった夢でした。

ヨンウンは嬉しさと共に、戸惑いも感じました。

何を掴み、何を手放すべきなのか、掴むべき時と手放すべき時は、どうすれば分かるのだろうかと思いました。

適切なタイミングなど、あるのだろうか・・・と。

 

ヨンウンは、この話を誰にも明かしませんでした。

ドフンも、会長から聞かれましたが、ヨンウンより先に話すのは道理に反するからと答えませんでした。

会長には、ヨンウンをオリビエが引き抜こうとしていると、容易に想像がつきました。

しかし、会長は、ヨンウンに報告を迫るようなことはしませんでした。

 

ヒルズデパートから、好条件が提示されました。

会長から考えを聞かれたヨンウンは、ヒルズに残るべきだと答えました。

国内ブランドにとっても良い例となるだろうからと。

「最後までプライドを守れるようなら、やってみろ。」

と、会長はヨンウンの意見に従いました。

 

ジェグクの写真館は、閉館を知ったお客さんたちが連日押しかけていました。

服を撮り続けて来たジェグクが、人を撮ることに夢中になっている姿を、ジェグク母はそっと遠くから見つめていました。

傍で協力するヨンウンの姿も見ていました。

きっと、もうヨンウンの人となりは十分分かっているのでしょうね。ジェグクにとてもお似合いだということも。

しかし、スワンの事は、どうしてもスルーすることは出来ないのでしょう。

 

ヨンウンがドフンから報告を受けた後、会長は、ドフンからオファーの条件等を聞きました。

同じ条件でヨンウンを引き留める事は『ザ・ワン』には不可能だと会長は思ったかもしれません。

会長は、これまでのヨンウンの働きを思うと、出来る限りの好条件で移籍できるよう助けてやってくれと、ドフンに頼みました。

ドフンは、会長のヨンウンに対する“親心”を見ました。

 

会長も、ドフンも、ヨンウンが断る事はあり得ないと思っています。

しかし、ヨンウンは迷っていました。どう考えればよいのか、分からないままでした。

そんなヨンウンに、ドフンが言いました。ジェグクのためにもパリに行ってほしいと。

ジェグクにオファーがあった仕事というのは、フランスの写真協会から提案された美術館での展示会でした。

ごく限られた人にしか与えられない提案でした。

準備を必死でしなくちゃいけないのに、ジェグクはまだ証明写真を撮ってる・・・とドフンはため息をつきました。

その理由がヨンウンにあるのを、ドフンは知っています。

機会を逃すような事はさせたくないと、ドフンは言いました。

「一緒に行ってください。」

と、ヨンウンに言いました。

 

チスクは、ジミーから聞いた話が脳裏にこびりついて消えません。

嘘だと思う一方で、もしかしたら・・・と疑う気持ちもありました。

なにせ、ジミーの話がやけに具体的だったので。

 

ミスクは、ソ代理に手作りキムチを渡したいからと、家に来てもらいました。

突然の話に戸惑ったスホとソ代理。スホはソ代理に下手な話はしないようにと釘を刺しました。

ソ代理は、ショーの時の写真を渡し、動画を見せました。

直接話して見て、ソ代理が良い人だとミスクは思いました。娘とスホを託しても良いと思えたようです。

 

ヨンウン父は、こっそりと妻のノートを見ました。

夫への不満やそのときどきの思いを書き連ねたモノです。

それを読んで、初めて妻の気持ちを知りました。理解しました。

 

ジェグクが、ヨンウンにオリビエからのオファーがあったとドフンから聞いたのは、随分後になってからでした。

 

ビジョン㏚から、ヨンウンへのオファーの情報が発信されました。

“ソーノ”のメンバーは、皆大喜び。

自分たちもパリに行けるかもしれないと、勝手に盛り上がりました。

 

チスクは、社内でジミーが言った通りの契約がビジョン㏚とされていることを確かめました。

ドフンもお金が目的だったんだと、チスクはショックを受け、ミスクとヨンウンに泣きつきました。

でも、その時、ミスクがスホとジミンの買い物にソ代理も同行させたと聞き、それどころじゃなくなりました。

ミスクは、ソ代理のことを受け入れようとしているのです。

ヨンウンとチスクは、怒りました。

「私は今、別れる途中なの。正直、腹が立つわ。でも、良い人で良かったと安心してる。気持ちが行ったり来たりしてるの。スホと別れたいんじゃないわ。私の未練、私の希望、欲望、そう言う気持ちと別れたいの。」

無理なら?別れの一歩を踏み出せなかったら?と、ヨンウン。

「その時こそ、別れのタイミングよ。欲が出ちゃうときが。名残惜しく焦って“もう少し”と思ってしまう時が。」

ミスクの言葉は、いつも心に沁みます。死を意識した人の、ある意味悟りを開いた言葉のように思えます。

ヨンウンには、特に自分と重なる部分が多いように思えたでしょう。

 

ミスク、とうとうスホにソ代理とのことを知っていると打ち明けました。

このところ、ソ代理を度々呼ぶ理由は何だとスホが聞いたからです。

スホ、本当に知らなかったようです、ソ代理とのことをミスクが気づいてるなんて。

その上での、ミスクの優しさだと知ると、スホはもう涙が止まりませんでした。

私といる時は、私だけを愛してね・・・とミスク。

スホは、謝りました。泣きながら謝りました。

 

チスクは、ドフンに直接当たる決心をし、訪ねて行きました。

お金のために私に近づいたのねと、チスクが叫ぶと、ドフンは怒りました。

心外だと、普段温厚なドフンが本気で怒りました。

そう言う誤解をドフンは他から受けているようですね。だから、仕事がやりやすくなるどころか、反対に困難な事の方が多くなっていたようです。

そして、チスクの恋人だからと言う理由で仕事を受けるなんてことは、誇りをもって働く社員の対面を汚す事になると言いました。

そんな話は聞きたくないと、チスクを事務所から追い出しました。

 

「パリには行きません。」

と、ヨンウンはジェグクに言いました。オリビエのオファーを断ると。

パリに行くことが成功なのかと懐疑的になる一方で、行きたいと言う気持ちがあるのも確かだとヨンウンは言いました。

「でも、私の服を犠牲にするのは違うと思ったの。」

そして、ジェグクのチャンスを逃すような事はさせたくないと思った・・・と。

「あなたを手放すんじゃないわ。私の欲望と未練を手放すの。」

 

これで良かったんだと、ヨンウンは、自分に言い聞かせました。

 

ジェグクは、ヨンウンを説得しようとは思いませんでした。

大勢のデザイナーをパリで見て来たジェグクは、成功しなかった場合の辛さもたくさん見て来ていました。

そんな苦しみを経験させてまで、自分の傍に・・・とは言えませんでした。

そして、ヨンウンの気持ちが理解出来る自分が嫌でした。

身勝手になれないほどの状況だと分かっている自分が・・・。

それでも、もう一度だけヨンウンを引き留めたいと、ジェグクは思いました。

そうしないと、狂いそうだから。

 

実は、ジェグクに会う前に、ヨンウンはジェグク母に会っていました。

ジェグク母は、ヨンウンとジェグクが別れる事を選択してくれたことに感謝しました。

お礼は言わないでください・・・とヨンウン。

「お母さまのためではないので。私たちは、誰かのために愛したわけでも、誰かのせいで愛を諦めるわけでもありません。彼はパリに行くと言う正しい選択をしました。そして私も自分にとって正しい選択をしました。愛する人たちを、最後まで愛して守れるように。」

きっぱりと、ヨンウンはジェグク母を見つめながら言ったのです。

 

ヨンウンは、翌日、オリビエに断りの返事をしました。

部下たちは、皆呆れました。でも、一方で、納得し、ほっとしたようです。

 

会長がヨンウンを呼び出し、破格の提案をしました。

“ソーノ”を独立させると言ったのです。ヨンウンの会社として。

 

『ヌーベルバーグ』のキム記者からも電話が入りました。

改めて、ヨンウンを取材させてほしいと。“ソーノ”の事務所で。

ヨンウンは、その時の写真をジェグクに依頼しました。

 

キム記者が“ソーノ”と言うブランド名について質問しました。

「私が付けたんじゃありません。パリにいる時、無名のカメラマンが名づけました。」

と、ヨンウン。

ヨンウンが考える成功とは、時間がかかっても国内ブランドへの偏見や固定観念を壊しながら、私の居場所で大好きな仕事をすること、そうして世の中に私の服を届ける事だと言いました。

「そのカメラマンが聞いたら、喜ぶでしょうね。カメラマンに言いたいことは?」

と、キム記者。

ヨンウンはジェグクを見つめて言いました。

「ありがとう。感謝してます。」

ジェグクが嬉しそうにヨンウンを見つめました。

 

帰り道で、ジェグクが飛行機のチケットを差し出しました。

チケットは、2枚ありました。1枚は、ヨンウンの名前でした。

「デザイナーとしての決心、チーム長としての決心は認める。全部受け入れる。でも、全て抜きにして、兄さん、母さん、僕たちの仕事のこと、そう言う事は考えずに答えて。ユン・ジェグクがハ・ヨンウンに最後に一つだけ聞く。」

「一緒に行かないか?一緒に行こう、ヨンウン。」

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『今、別れの途中です』13話まで

2023-10-22 14:41:28 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジェグクは出来る限りヨンウンと一緒の時間を作ろうとしました。

一緒に出勤したり、ランチを共にしたり。

ヨンウンにも、薄々その気持ちは伝わっているようです。

笑顔で別れるためのものだと。

 

チスクとドフンの関係は、極々順調です。

ドフンの人柄を、会長も知れば知るほど、気に入って行きました。

なんといっても、チスクにとって、これまで、会長が父親だと言うことで、その財力や条件でチスクに近づく人ばかりで、自分自身を見て愛してくれる人は、初めてでしたから。

 

ヨンウンには、あちこちから取材やインタビューの申し込みが殺到していました。

この調子では、他社に引き抜かれてしまうのでは?と、部下たちは噂しました。

本部長は、今度はヨンウンを引き留めにかかりましたよ。まったく・・・本当に動揺させられまくりの人です。

そんな時、『ヌーベルバーグ』と言う超有名な雑誌社から、ヨンウンへの取材要請が入りました。

部下たちは、皆舞い上がりました。

 

『ヌーベルバーグ』の担当者キム記者がヨンウンに会いに来ました。

キム記者は、今回フランスの会社との提携、特に超有名なデザイナー“オリビエ”が、“ソーノ”の服を注文したことに注目。

これまで、国内ブランドでパリに進出したところはあっても、オリビエが直接注文したのは初めてなんだとか。

国内デザイナーでは初めてだと言われ、流石にヨンウンも喜びがこみ上げてきました。

なんといっても、部下たちが嬉しそうに仕事に励む姿を見ているのは、気持ちが良いものです。

 

こうなると、契約破棄したヒルズデパートも焦り始めました。

以前、本部長がヨンウンに引き合わせた副社長が、既に他社と契約をしたと言うのに、それを破棄するようユジョンに命じました。

副社長は、契約破棄を申し渡したのはヒルズの方だと信じているようですね。実質は、ヨンウンの方からの破棄だと分かっているのは、ユジョンだけでしょうね。

ユジョン、戸惑いました。

でも、会社の方針に逆らう事は出来ず、ヨンウンを呼び、契約解除を撤回したのです。

「高い手数料を払ったり頭を下げたりしなくても、ヒルズがまた呼んでくれただけでも、私の挑戦に意味はあったかと。」

と、ヨンウンが言いました。

帰ろうとしたヨンウンに、ユジョンが問いました。

「愛してるのにジェグクを手放せますか?」

「愛と言うのは、いろいろな形を持っています。傍に置く事以外にも、愛し続ける方法はあるかと。」

と、ヨンウンは答えました。

 

ようやくここまで来たとヨンウンは思いました。

その中でジェグクの存在は、とても大きかったと思いました。

勇気づけてくれて、チャンスを手助けしてくれて、優しく抱きしめてくれて、一緒に喜んでくれた。

感謝の気持ちを表したいと、手料理でもてなすとヨンウンが言い出しました。

でも、ヨンウンは料理が苦手ときた。

結局、ジェグクがネット検索しながら料理を作る羽目に。ヨンウンはタブレットを持つ役目だけでした。

 

次は一人で作れる?練習したことだし、週に1~2回でも自炊して・・・と笑顔でジェグク。

ヨンウンも、笑顔で言いました。しっかり覚えておくわ・・・と。

写真館は2か月の契約だったんだ、来月には出る事になりそうだと、ジェグクが言いました。

来月までは使えるのね・・・とヨンウン。

寂しさを押し隠して笑顔で普通に振舞う2人でした。

 

ミスクの症状はやはり酷くなる一方でした。

腹部の痛みが増しています。

娘のジミンは、父親のやり方をちゃんと覚えていて、痛みで苦しみ始めたミスクを見ると、ちゃんと薬を持ってきてあげました。

ミスクは、幼い娘にこんなことをさせたくないと思いました。切なすぎます・・・。

だから、精一杯苦しい顔を見せないように頑張っています。

 

ミスクがヨンウンとチスクを呼び、キムチ作りを手伝わせました。

毎年、美味しいキムチを付けるミスクだったのですが、どうも今回は違うようです。

医者に警告されていた味覚障害が起こっているようです。とてもそれを指摘できないヨンウンとチスクでした。

 

その夜は、高校時代の修学旅行の様にミスクの家に泊まりました。

ミスクはソ代理とスホの事を察していました。

大丈夫だとミスクは言いました。

でも、チスクは怒りが収まりません。どうして黙って見逃すのかと、ミスクを怒りました。

まだ若いスホに、自分亡き後も一人で生きろとは言えないと、ミスクは言いました。ソ代理がいい人で良かったと。

チスクは泣きました。ミスクの分も泣きました。

 

ヨンウンは、ジェグクと別れる事にしたと言いました。

大丈夫じゃないわ・・・と言いました。でも平気、耐えられる・・・と。

だけど、ミスクとは別れられない・・・と。あなたを一人で逝かせられないと。

ヨンウンも泣きました。

それを見て、ミスクも泣き出しました。

本当は怖くてたまらないと。

 

ジェグクにパリでの仕事のオファーが入りました。

いつ帰国するのかと、ドフンに問われましたが、答えられませんでした。

 

『ヌーベルバーグ』から質問項目が送られて来ました。

それを見たヨンウンは、この取材を断る決心をしました。

自分を通して“オリビエ”が偉大な人で、認められるのは光栄だと伝えたかったとしか思えない質問内容だったのです。“ソーノ”そのものに対する質問は一つもありませんでした。

「オリビエを崇めるために利用しないでください。」

と、きっぱりキム記者に言いました。

すると、“ソーノ”について質問しても、誰も興味を持たないからだとキム記者は言いました。

こんな一生に一度しかないような機会を逃すつもりかと問われたヨンウン。

「韓国人が読む雑誌で韓国式の英語を乱用しながら、海外ブランドを宣伝するチャンスですか?有名じゃないくても価値はあります。それを分かってない雑誌に載りたくありません。」

おおっ 言ったね。キム記者、何も反論出来ませんでした。

 

キム記者は、ユジョンに聞きました。ハ・ヨンウンはどういう人?と。

「嫉妬しちゃう人よ。」

と、ユジョン。

キム記者、ヨンウンに興味がわいてきたようです。

 

突然、チスクの元カレ、ジミーが戻って来ました。

チスクとよりを戻したいと言います。でも、どー見ても、チスクのバックに期待しているとしか思えません。

ところが、このジミーが、とんだ騒動を引き起こしてしまうのです。

チスクがドフンと恋仲だと知ったジミー。

ある時、ドフンと会長が食事をしているのを見かけ、話を盗み聞きしました。

会長は、ドフンの会社ビジョンPRにもっとたくさんの仕事を任せたいと言いました。報酬に関しても、割合を上げると。

勿論、チスクを大切にしてくれる事に対しての感謝は持っている会長ですが、仕事は別物です。ドフンの経営方針や仕事ぶりを知り、パートナーとして信頼したからでした。

でも、ジミーにとっては、ドフンがお金のためにチスクと恋人同士を演じていると思えたのです。自分がそうだったように。

ジミーは、すぐにチスクに報告を入れましたよ。

他の男が愛しているのは、チスクの条件だけだと。

 

ヨンウンは、ジェグクの撮影旅行について行きました。

少しでも一緒の時間をたくさん持ちたいと思ったのです。

ジェグクがパリに行く準備を進めているのを知ると、やはり不安が募りました。

自分が別れを言い出したにもかかわらず、ちゃんと笑顔で別れられるか、どんどん自信がなくなっていました。

「別れは終わりじゃないわ。そばにいなくても、記憶は残るから。」

と、ミスクが言っていました。

だから、ジェグクとの記憶をたくさん作っておきたいと、ヨンウンは思ったのでしょう。

 

オリビエから、ヨンウンをスカウトしたいというメールがビジョンPRに届きました。

それをビジョン㏚に任せたいと。

驚いたスホから、ドフンに連絡が。

丁度、会長と食事中だったドフン。動揺を会長に見抜かれてしまいました。

 

一緒に行かない?と、ジェグクが聞きました。

「別れと言うのは、どれだけ愛してるかを自覚する時間なのかも。もしも、もう一度偶然のような縁が訪れたら、その時は言い訳しない。運命だと自分に言い聞かせるわ。」

その時は、必ずそうして・・・とジェグク。その時は僕も絶対に手放さないからと。

 

ジェグクの携帯が鳴りました。ドフンからでした。

ヨンウンが出ました。

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『今、別れの途中です』12話まで

2023-10-20 16:21:40 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

「僕たち、パリに行かない?」

と、ジェグクが言いました。誰もいないところに・・・と。僕たちの関係に口出す人がいないところに・・・と。

「ここで愛し合えないのなら、行こう。」

ヨンウンは・・・いえ、ジェグクも涙をためていました。

 

ファッション業界の再編が進み始めました。

他の会社がファンド企業に買収されたと言うニュースが上がりました。次は、ザ・ワンではないかと。

 

“ソーノ”チームのソンジュは、会社を移ろうとしています。

ナム課長と一緒なら、相手の会社は優遇してくれるとかで、ナム課長をしきりに誘っています。

ナム課長は、ヨンウンを裏切ることになると、躊躇していますが、やはり会社が買収されてしまってからでは遅いと言うソンジュの言葉に、不安は募りました。

ヨンウンはそれを知っても、咎める事はしませんでした。

ただ、やるべきことは最後まで誠実にしなさいと、今進んでいるフランスの会社との仕事をきちんとするよう言ったのです。

内心は、ヨンウンも動揺していたのですが・・・。

ソヨンだけは、動揺していません。

会社がどうなろうと、フランスの会社が何を言ってこようと、自分にとって大事なのは、“ソーノ”の新作だと思っています。自分の服をたくさんの人が着てくれたら、それでいいと。

 

ヨンウンの両親の離婚話はもう決まりのような展開を見せていました。

母は弁護士に相談し、夫の有責事由が無いと、慰謝料を貰えないと聞かされました。で、離婚したいと思った理由を、つらつらと思いだし、文章にしていました。

母が上げた事由は、どれも些細な事として無視されてしまう事ばかりでした。

柔らかめのご飯が好きなのに、夫の好みに合わせて固めに炊いた・・・。

夫は知人に自分の事を紹介するのに、“妻”とか“うちの子の母親”としか言わない、名前で紹介してくれない。

特技を聞かれた時、出来る事は料理や洗濯掃除しかなかった。他の人は刺繍とか様々あった。旅行に誘われた時、夫は自分の食事はどうするんだと言ったから、忙しいからと断るしかなかった・・・等々。

ヨンウンは、母のこれまでの人生は、父と自分のためにあるだけだったと、その有難さに、父も自分も気づいて無かったと思いました。

 

ミスクの家に、スホの母・・・つまり義母が突然やって来ました。

常々、言いたい放題の義母に、ミスクは手を焼いていました。

その日も、スホが会社にも行かず、家で料理をしている姿を見たら、もういきり立ってミスクに詰め寄りました。

丁度ミスクが横になって休んでいる時でしたから、猶更です。

スホがいくら説明しようとしても、ミスクの病気の事を知らない義母は、聞く耳を持たず、そこまで?と言うほどにミスクを責めました。

ミスクはもう我慢しませんでした。

義母に反論し、そのまま家を出て行ったのです。

そして、ヨンウンの家に行きました。

 

ヨンウンとミスクは、一番お互いの事を知っているし、何でも話せる相手でもあります。

義母の愚痴も、スホに対する思いも、そしてヨンウンは、パリに行こうと言われた事も打ち明ける事が出来ました。

 

スホがミスクを迎えに来ました。

しかし、ミスクは薬のせいで眠り込んでいました。

ヨンウンは、スホに会社に復帰してくれと言いました。ミスクが本当に望んでいるのは、何も無いように平然と暮らす事だからと。

スホは、言いました。自分がミスクを如何に頼っているか、如何に愛しているかを知らなかったと。

みんなそうだと思いますと、ヨンウンは言いました。

 

シン・ユジョンがジェグクを訪ねて来ました。

ユジョンは、随分肩の力が抜けた感じです。

冷静に自分のことを分析できるようになっていました。

その上で分かったのは、今でも自分はスワンを恋しく思っているということ。

「ハ・ヨンウンを逃がさないで。」

と、ユジョンは言いました。

人生で一番つらいのは、最後まで歩めなかった道を思い出す事よ・・・と。

そして、ヨンウンを許すことはまだできないけど、ジェグクの愛が間違っているとは言えないと言いました。

 

ジェグクは、パリの家を探していました。

いろんな候補を見つけて、ヨンウンに話しました。

でも、ヨンウンは言いました。

両親は離婚しようとしてる・・・と。大好きな友達は会うたびにやつれていって、会社は買収の危機で・・・。

「私だけ行けないわ、皆が苦しんでいるのに。」

本当は全て捨ててジェグクと一緒にパリに行きたいけれど・・・とヨンウンは言いました。

「僕の事だけ考えてほしいと思うのは、我儘?」

と、ジェグク。

「あなたも大事だけど、私の人生も大事なの。」

 

フランスの会社からは、まだ何の連絡もありません。

“ソーノ”の実力に確信が持てないんだと、ヨンウンは思いました。

だから、もう返事は待たず、新作をオンラインショーで披露すると決断したのです。バイヤーを招待して、オンラインで作品を見せようということです。

フランスの会社だけをターゲットにするのではなく、その他のバイヤーたちにも披露すればよいとヨンウンは考えました。

勿論、かなりの費用がかかります。

それを不安に思うスタッフに、会長が言いました。

「投資が決まった。」

買収のための査察ではなく、投資のための視察だったのです。

150億Wと言う巨額の投資が決まったのです。“ソーノ”の実績と可能性、ヨンウンの努力と実力を認めたってことです。

そーならそうと、早く言って欲しいですよね、社員が動揺する前に。

 

皆、一気に表情が明るくなり、活気づき、準備に走りまわりました。

 

ヨンウンとチスクは、ミスクにモデルになってほしいとオファーを出しました。

ミスク、久々に心が躍りました。

そして、スホにショーの進行を任せました。

ジェグクにも協力を求めました。

 

忙しいけど、難しいけど、皆嬉しそうでした。忙しさ困難さを楽しんでいるように見えました。

 

生き生きと働くヨンウンを見て、ジェグクは少しずつ“別れ”を現実のモノとして受け入れなくてはいけないと思うようになりました。

どうやって別れたらいいんだ?と、ジェグクは思いました。

スワンのお墓に行きました。

スワンに告げました。ヨンウンと別れると。

「綺麗に別れてみる。」

 

ショーは大成功に終わりました。

招待したバイヤーは全員ショーにアクセスしました。

 

ラストにスポットライトを浴びたのは、ミスク。

ミスクが着ているドレスは、ヨンウンがミスクのために作ったものでした。

これは売らないと、ヨンウンは言いました。

娘のジミンの前で、ミスクは堂々と歩きました。

スホは勿論、ヨンウンもチスクも固唾をのんでミスクの姿を見つめていました。

皆、泣いていました。

ミスクが美しくて。

泣けた~っ

 

その頃、ジェグクは母と向き合っていました。

「兄さんに会って来た。一月だけ待って。彼女を一月だけ悔いなく愛してから別れるよ。」

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「田代親世の韓流総決算2023」視聴者アンケート募集!

2023-10-20 08:44:21 | イベント、プレゼント関連

もうこの季節なんですねぇ。

毎年恒例の「田代親世の韓流総決算」

今年のベスト韓流トピックスの募集が今回も始まりました

 

アンケートに答えた方の中から、抽選で「赤い袖先」の原作本3冊セットをプレゼントしてくださいます

その数、2名

 

詳細、アンケートは、こちらから。

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『今、別れの途中です』11話まで

2023-10-18 15:34:14 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

「私との時間が残り僅かなら何をしたい?」

と、ヨンウンが聞きました。この世に永遠はないでしょ?と。

答えが思いつかなかったジェグクが反対にヨンウンに同じ質問をしました。

「思い切り熱く過ごす。」

と、微笑みながらヨンウンは言いました。

人目を気にせずキスしたり、仕事もさぼって一緒に過ごしたり・・・。

「一日中小言を言われても、朝起きて最初に見るのはその顔がいい。」

と、ジェグク。

終わりを尋ねるヨンウンに、ジェグクは日常を答えました。

「全部やり終えたら、別れるのはどう?」

その瞬間、ジェグクの笑顔が消えました。

「喧嘩して疲れて傷つけあう前に、やりたかった事全部するの。楽しんで幸せな時間を過ごしたら未練も残らない筈だから。そのあとに、笑顔で別れてみない?」

少し微笑みながら言うヨンウンに対し、ジェグクの表情はこわばったままでした。

ヨンウンの脳裏を、ジェグク母の言葉が回っていました。

“母親が死んでジェグクが苦しむ姿を見るのが、あなたの愛し方なんですか?”

 

会社が外資系企業に買収されると言う噂が立ちました。

社員は皆動揺しました。

チスクが直接会長に聞きましたが、会長は否定しました。

 

フランスの会社からは、デザイン等の修正が次から次へと入り、それに対応するのに、ソーノチームは大わらわ。

ソーノチームの面々も、買収話に動揺を隠せません。気もそぞろになっています。

ヨンウンは、正式発表も無いんだからと注意しました。

 

ところで、ヨンウン母は、夫の携帯にある“モ・ギョンジャ”と言う女性名を見て浮気をしていると思い込んだままです。ジェグクのことなんですけどね。

夫の退職を機に、離婚したいと申し出ていますが、ヨンウン父は本気にしていません。

でも、母は、どんどん話を具体的に進め始めました。

家を売りに出したようですし。

そのせいで、ヨンウン両親は喧嘩が絶えません。

 

ジェグクは、ヨンウンに待ってみないかと言いました。

時間が経って、自分たちの気持ちが固いと分かったら、頑固な母親も考えが変わるかもしれないからと。

ヨンウンはそれに対して何も言いませんでした。

話題を変えたのです。

きっと、無理だとヨンウンは思ったのでしょう。

ただ、別れにもいろいろあると言いました。辛い別ればかりじゃないと。

 

偶然、顔を合わせたジェグク母とヨンウン母。

最初から喧嘩腰の会話になってしまいました。

怒りに任せて、ヨンウン母はその場でヨンウンに電話しました。ジェグク母に聞かせるように、愚痴をぶちまけたのです。

丁度、ヨンウンはジェグクとデート中でした。

ヨンウンの様子を見て、ジェグクが電話を替わりました。

ヨンウン母は、ジェグクが出ると、更に怒りをぶつけました。

誰がそばを通ろうと、ヨンウン母はお構いなしに大声で憎まれ口をたたきました。

あまりの剣幕と激しい口調に、ジェグク母はヨンウン母に背を向けて出て行きました。

そこまでなじられたのは、きっと初めてだったでしょう。ショックを受けていました。

廊下で思わずふらついたのを見つけたのは、シン・ユジョン。

 

ヨンウンは、ジェグクの顔が見られませんでした。

ジェグクは、ヨンウンが母から詰られたことを知り、ヨンウンが突然別れを口にし始めた理由が分かったようです。

 

一斉に2人の携帯に着信が。どちらも、母親からでした。

 

ジェグクは、ユジョンの部屋に行きました。母はユジョンに助けられて部屋で休んでいました。

ジェグクは、母を責めました。

しかし、自分から仕掛けたわけじゃないとジェグク母は言いました。

「僕は母さんや兄さんの様に格も高くない。」

と、ジェグク。

ヨンウンとは格が違うと言ったと、ヨンウン母から聞いていたからです。

「あなたは私の息子よ。だから、そう言ったの。」

と、母は言いました。

 

ヨンウンも、母を責めました。

しかし、こちらも母には何も通じませんでした。

そして、勢いに任せて、母は父が浮気していたと言いました。でも、それは結局、すぐに誤解だと分かりました。

ヨンウンが間に入って、ちゃんと父親が説明したからです。

始まりは、夫婦喧嘩だったのでしょうが、結局、ヨンウンとジェグクの一件も火に油を注ぐ結果となってしまいました。

しかし、根底には、ヨンウン母が自分の人生を生きてこなかったと言う悔いや悲しさがあるようですね。

 

ミスクの体調はますます悪化しています。

スホは不安を隠せません。でも、一生懸命、ミスクの世話、娘の世話をしています。

生前葬をしたいと、ミスクが言いました。

明るく皆と別れたいと。

でも、そんな話題、スホは耐えられません。

まだ生きてるじゃないかと、怒りました。そして、キツク抱きしめました。

 

どうしても無理かしら・・・と、ジェグク母がジェグクに言いました。

あなたが折れてくれない?・・・と。

ジェグクが言いました。

「今まで僕は一度も我儘を言わなかったね。でも、一度でいいから我儘を言わせて。一度だけ母さんに無理を言うよ。ハ・ヨンウンを認めてほしい。」

 

会長は、ドフンを知れば知るほど、チスクを任せたいと思うようになったようです。

少々変わったところはあるけど、地位も経済的にも健康的にも問題は無いと思いました。

 

チスクは、スホがソ代理と一緒にいる所を見かけました。

仕事の引継ぎの話をしていたのですが、事情を知らない者から見ると、少々怪しい雰囲気に見えたかもしれません。

とにかく、チスクは浮気だと思い込みました。

すぐにでも、ミスクにぶちまけてやると、チスクは怒りました。

ヨンウンは、病気が悪くなったらどうするんだと、止めました。

しかし、黙ってはいられないと、ミスクの家に乗り込んだんだけど、いざとなったらチスクは言えませんでした。

心残りだらけよ・・・と、ミスクは言いました。

「ジミンをもっと抱っこしてあげれば良かった、スホをもっと愛せば良かった。全部やりつくして心軽やかに逝くつもりよ。手放すのも愛なの。全て与えて別れることより、深い愛は無いわ。」

 

実のところ、ジェグクには、自分の恋愛や結婚に親の同意が必要なのか理解出来ていませんでした。

ユジョンは、見えて無いモノがあると言いました。

だから、周りの人の言う事に耳を傾けるべきだと。

ジェグクが言いました。兄さんとヨンウンの別れに気づけなかったのに、そんな事言える?と。

 

ジェグクは気づいていたのです。

10年前のあの雨の夜、ユジョンはスワンを追ったに違いないと。

スワンは飲酒運転だったそうです。

それが気になったジェグクは、スワンがユジョンと一緒にお酒を飲んでいたことを調べ上げたのです。

スワンが店を出た後、ユジョンが車で後を追いかけたと、店員は言いました。

 

ユジョンは飲酒運転のスワンを何としても止めないと危険だと思い、後を追いました。

スワンの車の前に回り込もうとしたとき、対向車線からトラックが迫っているのが見えました。

慌ててハンドルを切ったら、すぐ後ろを走っていたスワンもハンドルを切って、道路外に突っ込んでしまったのです。

接触はしなかったけど、ユジョンの運転操作によってスワンが事故を起こしたのは間違いないようですね。

そのせいで、ユジョンは罪悪感に苛まれ続けていて、ずっと苦しんできたのです。

 

どうして今まで黙っていたの?と、ユジョンがジェグクに聞きました。

「あなたが兄さんを心から愛していると知ったから。誰よりも苦しい時間を過ごす人だから。それにあれは事故だったから。」

 

ヨンウンとジェグクは、何となく気マズイ雰囲気です。

想いが変わったというのではなく、やはり親の反対があまりにも重くのしかかっているのです。

ヨンウンは、フランスの会社の要求に振り回されていますし、会社の買収話も有耶無耶のままですし、落ち着きません。

ヨンウンはこれから起きるかもしれない2人の間の諍いや問題を挙げました。

それが、ジェグクには不満でした。別れる口実ばかり探していると。

「愛してるから。」

と、ヨンウンは言いました。

「でも、しがみつくだけが愛じゃないわ。手放してあげるのも愛よ。」

ミスクの言葉ですね。

 

ジェグクは、ヨンウンが親の反対に負けて自分との愛を投げ出そうとしているのではないと感じたようです。

「出会ってから今まで、一度も後悔してない。だから、全部やりつくしてもダメだった時に別れを切り出してほしい。返事はその時にする。」

と、ジェグクは言いました。

 

また、フランスの会社が無理難題を突き付けて来ました。

自分たちの要求に沿う事を求めて来ました。

チームは、頭を抱えました。

“ソーノ”チームもバラバラになりそうです。もっと条件の良い部署に誘われているメンバーもいます。

 

沈みかけた船から逃げ出そうとしてる輩もいます。本部長です。

 

それでも、ヨンウンたちは必死に働きました。

そして決断しました。

要求に従うのは、自分たちの個性を失くしてしまう事だと気付いたのです。

「そんなの“ソーノ”の服じゃない。」

 

ジェグク母が、ずっとそのままだったスワンの部屋を片付け始めました。

スワンを見送らないとね・・・と母がジェグクに言いました。

「彼女とつきあっていいわ。もう止めない。私が折れてあげる。」

意外だと言う表情をジェグクが浮かべました。突然の事ですからね。

でも、話には続きがありました。

「でも、私が死んでからにして。私のいない世界で、私に見えないように2人で生きなさい。」

なんて恐ろしい事を・・・とジェグク。

「恐ろしいわよね。でも、怖いのは彼女よ。そう言われても、別れない彼女が私は恐ろしいし、嫌いよ。」

ヨンウンにも同じ事を言ったんだと、ジェグクは知りました。

愕然としました。

ヨンウンがどれほど傷つき、ショックを受けたかを知りました。

これまでのヨンウンの言葉の理由を知りました。

 

執着は止めてと、ジェグク。

「母さんの息子だと言う事を一度も否定したことはない。母さんを尊敬してるし、好きだけど、僕の人生を勝手に決めるのは違う。」

なぜ彼女にそんな事を言ったの

僕が愛しているのに、彼女なしじゃだめなのに

ジェグクが声を荒げました。

「あなたを愛しているから。」

それで、兄さんを守れたと、ジェグクが冷たく言いました。

 

夜遅く会社を出ようとしたヨンウンの前にジェグクが現れました。

真っ直ぐに歩いてきて、力いっぱいヨンウンを抱きしめました。

ごめん、許してくれ・・・と。

ヨンウンは、別れを予感したみたいです。ただ、平凡な別れじゃないことを祈りました。

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『仮面の秘密』完観

2023-10-17 16:30:32 | チョ・ヒョンジェ関連

レビュー一覧は、こちらから。

 

チャ記者、夜のニュースでガンウのニュースが誤報だったと発表しました。

そして、関係者に謝罪しました。

これで、損害賠償請求も無くなりました。

 

チャンギ、自分の妻になると言う事がどういう事か、スジンに分からせました。

つまり、ウンハンの代わりにスジンに暴力を振るったのです。

ウンハンとの一件もあり、イラついていたのも理由でしょうが。

この様子を、ミン会長が目撃。

しかし、恐怖のあまり、止める事も声をかける事すら出来ませんでした。

震えながら、地下室を後にしたのです。

ミン会長、ウンハンの時は、現場を目撃してはいなかったのですね。

 

ガンウは、全く罪悪感を持たず、そのことをミン会長に告げました。当たり前のことだと言わんばかりに。

ミン会長は、息子がここまで酷い状態だということを、改めて知りました。

もう、庇う段階は過ぎたと思ったのでしょうね。

ウンハンに連絡して、言いました。

「動画を公開しなさい。隠す事では息子を救う事は出来ないと分かった。動画を公開したのは、あなたじゃなく、私よ。いつかダラには話すわ。お父さんを愛しているから、治療するために私が公開したと。」

ごめんなさい、許して・・・と。

 

スジンは、暴力を振るわれはしましたが、自分の夢が叶ったと、有頂天になりました。

ウンハンの匂いを全て消して、チャンギも会社も自分のモノにできると思いました。

しかし、スジンの中にも、暴力の影響は確実にありました。

ミン会長に、すぐに家を出て行くよう言われた時、咄嗟にミン会長の首を絞めてしまったのです。

自分でも思ってもみなかった暴力性に気づいたスジンは、愕然としました。

この直後、ガンウがキム班長と共に屋敷にやって来ました。

そして、すぐ後に、警察がやって来たのです。

スジンをその場で逮捕して、連行して行きました。

いくら抗議しても、無理でした。

 

あっけなかったよね。

もっと早く、こうできた筈ですけどね。

 

チェヨンはユジンを連れてガンウ父の家を出て行きました。

チェヨンの離婚したフランス人は、ユジンの事をとても愛していて、時々会いに来ているようです。

よりを戻す事になったのかどーかは分かりませんが、とにかく、ガンウへの執着は止めました。

ガンウ父が自分のようになるなと言ったのです。他人を愛している人と一緒にいても、幸せにはなれないと。

ガンウ父も、やっと気持ちが吹っ切れたようで、ガンウとウンハンの事を認めてくれました。

 

ウンハンは、動画を公開しました。

朝のニュースを放送中に、動画が拡散され、スタッフたちは大騒動。

それを知ったチャンギは、その場で辞任を発表しました。

落ち着いていました。生放送を混乱させることはありませんでした。

 

チャンギは、ニュースを終えた後、屋上の塀の上に立ちました。

下では、マスコミや放送局の面々が見上げていました。

今にも飛び降りるかと思った時、ウンハンがダラと共に到着し、ウンハン一人屋上に急ぎました。

 

「こんなこと望んでない。反省して再起して。」

と、ウンハン。

君のいない人生なんて、無意味だ・・・とチャンギ。

チャンギがこうまでウンハンに執着した理由。それは、母ミン会長にとっても一番じゃない自分をトップにしてくれたからでした。

「もうそんなチ・ウンハンはいない。あなたの頭の中だけにいるウンハンを捨てなさい。そうすれば、あなたも私も生きられる。」

それでも、一歩、塀の向こう側に足を出そうとしたチャンギ。

「まだ全てを失ったわけじゃないわ。下に、娘のダラがいる。あの子のために、どうすべきか考えて。」

そう言って、ウンハンは背を向けて屋上を出て行きました。

チャンギは降りて来ました。

ダラの顔が浮かんだのです。

 

多くのマスコミが待ち受けるところに、チャンギは出て来ました。

その時、ミン会長が。

マスコミを遮るように、車を横づけにしました。

そして、チャンギに堂々と歩み寄り、手を取ったのです。

家に帰りましょう、先の事は家で話しましょう・・・と。

ミン会長、責任を取りましたね。

 

卵をぶつけられるチャンギ。

ダラが歩み寄ろうとするのを、首を振って止めました。

ウンハンは、そんな父親を見せたくないと、ダラを背に庇いました。

 

チャンギは治療を受け始めました。

自分の罪を自覚し、自らの口で語りました。

長い時間がかかりそうです。

スジンのことは、敢えて忘れようとしています。

 

ガンウとウンハンは結婚しようとしています。

 

久しぶりの復讐モノ。ラスト、こうなると分かっていても、やっぱり続きが気になって見てしまいましたね。

最終話に、一気に全てが解決しましたねぇ。

結構ムカつくシーンも多かったのですが、これぞ、韓国ドラマって感じでしたね。

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