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ジョンウに高校時代の同級生から連絡が入りました。
「雑貨屋のハラボジが亡くなった。」
塾の講師をしているジョンウは、時間割を都合してもらって出席しました。
このハラボジ、ヨクホを育てた人のようです。
のど自慢で歌う曲を聞かせたら、アヨンから“心がこもっていない”と言われたジョンウ。
アヨンは言いました。
「明るい曲を歌って。」
で、カラオケで練習しまくるジョンウです。
カラオケの帰り、ジョンウとドグォンは、偶然、ヨクホが袋叩きにされているのを目撃。
関わりあいになりたくないと思うジョンウは、警察に通報しようとします。でも、ドグォンは、それを制しました。
彼は、ヨクホが全然反撃せず、やられっぱなしになっている理由に察しがついたのです。
ボクシングのプロテストを目前にしているヨクホは、警察沙汰だけは避けたいわけです。
ドグォンは、見て見ぬ振りが出来ず、その騒動に飛び込んで行きました。
でもね、ジョンウは出来なかったのです。
直前、ドグォンから、“学校の英雄だ”と言われていたジョンウなのに・・・。
彼が来てから、学校が変わった・・・とドグォンは言いました。先輩達も、アヨンも・・・と。
なのに、ジョンウは、その場から逃げ出してしまったのです。
ジョンウは、その時から、ドグォンの顔を見るのが、とても気まずくなってしまいました。
ヨクホが袋叩きにあっていたのは、ウォニルが、相手の不良グループに嘘をついて、セッティングしちゃったようですね。
いつまでも、ヨクホの子分的な立場で居るのが我慢できなかったようですが、本当は、アヨンとヨクホが特別な関係だと思っていて、それに嫉妬したってこともあったみたいです。
ジョンウにも、そうちくったので、ジョンウは、二人の関係が気になって仕方がありません。
思いきってヨクホに問いただしたジョンウ。そしたら、反対に言われてしまいました。
「お前にそんな資格があるか、考えてみろ。それよりもっとアヨンの事を知るべきだろう。」
言葉が出なかったジョンウ。思わず、対決を挑んでしまいましたよ。
アヨンに聞いても、ヨクホはそんな悪い人じゃ無いと言うだけ。余計に悶々としてしまうジョンウでした。
実は、ヨクホは、アヨンの兄の友達だったんです。
アヨン兄は、乱暴者だったヨクホをボクシングで更生させてくれた恩人らしいですね。
自然と、アヨンとも知り合い、ヨクホは、アヨンを好きになっていったのです。それを、アヨン兄も知っていて、からかったりしていました。
多分、今でもアヨンの事が好きなんでしょうが、兄のように守ってあげたいという気持ちもあるようです。
アヨンとジョンウが付き合っていると知り、もっとアヨンの事を理解してあげてほしいと思っているのです。
アヨンの兄は、雨で増水した川でおぼれている 小学生を助けようとして、波にのまれてしまったのです。
信頼し慕っていたアヨン兄の死は、ヨクホのアヨンへの気持ちも封印してしまう事になったようです。
この事が原因で、アヨン母は、この地から離れたいと思っていました。
アヨンの将来の事を考えたら、こんな田舎じゃなく、ソウルで勉強させたいと言うのです。アヨン父は、反対していましたが、結局、アヨンは転校することになりそうです。
この事を、アヨンは、ヨクホにだけ話していました。
ある大雨の夜。ヨンボクが、妹と自転車に乗っている時、壊れた橋から川に転落してしまうという事件が発生。
ヨクホのハラボジが、最初に発見し、必死でヨンボクを助けようとしていたんですが、なにせ年よりのこと。なかなか引き寄せる事が出来ません。
そこに、またもやジョンウ&ドグォンが通りかかったのです。
二人は、ハラボジに加勢し、どうにかヨンボクを救出。
でも、遠くの木の枝にしがみついてるヨンボクの妹が助けられません。
ドグォンは、今回も、迷いはありませんでした。腰に縄を結びつけ、激流に飛び込んだのです。
そして、ヨンボク妹の元にたどり着きました。妹を抱えこんだのを見て、ジョンウたちが、縄を引っ張り、やっとのことで助ける事が出来ました。
ドグォン、この迷いの無さには、脱帽です。
ハラボジが、体調を崩したと聞き、お見舞いに行ったジョンウは、そこでヨクホとアヨン兄が写った写真を見つけました。
この時、ハラボジから二人の関係を聞いたのかな・
アヨンとの関係も、おそらく聞いたんでしょう。
赤いヘアゴムと、“ごめん”と書いた卵を、アヨンのロッカーに入れておきました。
アヨンがそれに気づいたのは、ジョンウとヨクホのボクシング対決の日。
ヨクホに叶う筈がありません。
でも、ジョンウは、殴られて倒れても倒れてもカウントが終わる前に立ちあがるのです。
アヨンが駆け付けた時、ジョンウは既にぼこぼこ・・・。
それでも、アヨンの姿を見ると、ヨクホにかかって行きました。
「一番嫌いなのは、口先だけの奴。アヨンには絶対近づけたくない。」
そう言ったアヨンの兄。
だからこそ、ヨクホはジョンウに、自分の言葉に責任を持って欲しかったし、いい加減な気持ちでアヨンと付き合ってほしく無かったのでしょう。ジョンウの根性を確かめる意味もあったのかもしれません、この対決は。
駆け付けたアヨンは、ヨクホに目もくれず、ジョンウを見つめていました。
ジョンウも・・・。
ジョンウも、アヨンから責任感を持ってと言われた事を思い出していました。
アヨンへの気持ちが本物になって行くにつれ、彼女の前では堂々としていたいと思うようになってきていたのです。
だから、何度倒れても起き上がったのです。
そして、ラスト、ジョンウとヨクホが同時にパンチを繰り出しました。ヨクホの右ストレートは、まともにジョンウの顔に入ってました。
ジョンウの右は、ヨクホのグラブで防がれていました。
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