シグナル OST (2CD) (tvN TVドラマ) (韓国盤) | |
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捕まった看護師ユン・スアは、自白しません。
時効が迫っているとカレンダーに印までつけて待っていたわけですから、今ここで白状するなんて考えられなかったでしょう。
チャ刑事は、尋問でスアを揺さぶりました。
最初は余裕綽々だったのですが、次第に落ち着きが無くなって行くスア。
動揺を推し隠そうとしているのが見えました。
あとひと押し・・・とへヨンたちは見守っていました。
でもね、証拠は無い・・・とスアは確信したのです。だから自分に自白させようとしている・・・と。
切羽詰まったへヨンが、証拠が上がったと嘘をついてまで自白させようとしたのですが、結局スアは自白自白しませんでした。
時効が来てしまったのです。
意気揚々と取調室を出て行くスア。
勝ち誇ったような歩き方です。
皆悔しさをにじませていました。外で待っていたユンジョン母も、何事?・・・と事の成り行きが理解できない様な表情でした。
その時、鑑識から結果が届きました。
やはりスアが犯人だったのです。
でも、一足遅かった・・・。
そこに、もう一つ証拠が出て来たのです。
ソ・ヒョンジュンが利用した駐車券です。何と、その日付は7月30日。
つまり、ユンジョンの時効が成り立った翌日がソ・ヒョンジュンの死亡日時だったのです。
まだヒョンジュンの事件の時効には1日あったのです。スア、ソ・ヒョンジュン殺害容疑でその場で逮捕されました。
でも、ユンジョンの事件については、罪を問う事はできなくなったのです。
こんな不条理な事・・・。
ユンジョン母は泣き叫びました。
この事が切っ掛けになって、凶悪犯罪に対する時効を廃止すべきだという声が挙がって来ました。
そして、刑事訴訟法が改正され、殺人、放火、誘拐などの凶悪犯罪に対する時効が廃止されました。
それと同時に、未解決事件を専門に捜査するチームが作られました。
でもね、それは窓際と言ってもよいチームでしてね。未解決事件というのは、警察の不手際の所為ということもあって、同僚のミスを暴く事につながるわけですからね。皆、行きたくありませんわな。
今回の一件で、結局キム局長をはじめとした警察のミスを明るみに出してしまったってことで、チャ刑事たちがその部署に追いやられることになってしまったのです。まぁ、体の好いお仕置きってことですわ。
メンバーは、チャ刑事とキム刑事、そして鑑識からチョン・ホンギ。へヨンも勿論一員です。
そして彼らを統率するのはアン係長でした。
キム局長など、世論が収まれば自然消滅させようと考えていますよ。
へヨンに、またイ・ジェハンから無線が来ました。
ジェハンのお陰でユンジョン事件が解決したと、感謝するへヨン。
でも、不思議なのは、ソ・ヒョンジュンの遺体の場所を何故ジェハンが知っていたのかということ。
矢継ぎ早に質問するへヨンですが、ジェハンからの応答はなかなかありません。
2000年8月にいるジェハン。彼は負傷していました。何者かに殴られた傷が後頭部にあります。そして腹部にも血が・・・。
苦しい息遣いのジェハンが言いました。
「これが最後の通信かもしれません。でも終わりじゃない。無線はまたつながる。その時は、あなたが説得するんです。1989年のイ・ジェハンを。過去は変えられます。諦めないでください。」
何の話かわかりません・・・とへヨン。
その時、銃声が
そして無線は切れたのです。
チャ刑事たち「長期未解決事件専門チーム」に課せられた最初の事件は“京畿南部連続殺人事件”。韓国でもっとも代表的な未解決事件でした。
1987年12月を皮切りに、その後3年間に被害者は10人の女性。
殺害方法と独特なロープの結び方から、同一犯と思われています。警官1000人を動員しての捜査となりましたが、犯人の影すらつかめなかったのです。
26年も前の事件、まともな捜査資料も残っていない上に、捜査員は4人だけ。
「不可能です。」
と、チャ刑事は抗議しました。
そこに、やってきたのが、へヨン。
「面白そうだ。やりがいがある。」
と、来ましたよ。またもメンバーの反感を買う事に。
へヨンは、ジェハンについて調べていました。
でも、全然手掛かりはつかめていません。
チャ刑事はジェハンのことを想っていたようです。
先輩と言う感情より、恋愛感情の方が強かったようです。
ジェハンの父とも懇意にしています。ジェハン父は、もう忘れなさい・・・とチャ刑事に言いました。15年なんだから・・・と。
ジェハンが刑事になって最初に担当したのが、『京畿南部連続殺人事件』だったのです。
へヨンの無線機が、またつながりました。
呼びかけてみました。
出たのは、イ・ジェハンですが、2000年ではなく、1989年のジェハン。丁度、『京畿南部連続殺人事件』で7番目の被害者の捜索を行ってる現場でした。
よって、この時のジェハンは、へヨンの事を知りません。
いったい何の用事で警部補が自分に?・・・ですよ。
で、勿論、まだジェハンが過去の人と知らないへヨンは、その被害者が発見された場所を口走るんです。そんな事も知らないのかと。
お互い、混乱したまま、無線が切れました。
1989年のジェハンは、へヨンが被害者の発見場所を知ってる事に驚きました。
で、事件の担当警察にへヨンを訪ねて行くのです。
ところが、勿論、へヨンなんて警官は、居る筈ありません。キツネにつままれたような表情のジェハンでした。
へヨンは、8番目の被害者の発見場所についても口走っていました。
だから、気になったジェハンが言われた場所に行くと、なんと、同じように被害者が
でも、違う事が一つ。
被害者は死んでいなかったのです。まだ生きていました。ジェハンが早く来たからでしょうか。
この時、ジェハンは想う人がいました。
その女性ウォンギョンを守るために、毎日家までついて行っていました。
決して傍に並んで歩くのではなく、後ろからそっと見守るだけです。気づかれてるとも知らずに・・・。
へヨンたちチームは事件の詳細を念入りに調べ直していました。
チャ刑事は、へヨンに事件の7番目と8番目の被害者の写真を渡しました。資料の一つとして・・・ですよね。あれは、ジェハンが撮った写真なのかしら?
へヨンは、その写真を見ているうちに、なんだか見え方が変わって来る事に気が付きました。自分の目がオカシイのか?・・・と何度も見直しました。
そして、ホワイトボードに書きだしていた事件の概要が変わっています。
8番目の被害者は、未遂・・・となったのです。それまでは、死亡したことになっていたのかしら。
その辺がまだよく分かりません。
チャ刑事の手帳の記録も変わっています。“生存者”・・・と。
難解だ・・・
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