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撃たれたへヨンはそれでも必死にジェハンを救おうと考えていました。
無線がつながるのを待っていました。しかし、11時23分になっても無線はつながりません。
なんと・・・。
ジェハンの無線は、まだ何も知らないへヨンに・・・無線機を見つけたばかりのへヨンにつながっていたのです。
だから、あの時の会話がちぐはぐだったのです。
ジェハンはもう何度も会話してるへヨンだと思って話しかけました。でも、受けたへヨンは、今現在のへヨンではなく、何ヶ月か過去のへヨンだったのです。・・ややこしい
ジェハンをソンイル病院で殴ったのはアン係長でした。
インジュ事件でキム局長と共に真犯人を隠蔽し、ソヌに濡れ衣を着せたわけですから、必死になって証拠を隠滅しようとしていました。
アン係長は、キム局長ほど腐りきってはいません。今からでも、真実を明かしては?・・・と言うのですが、病気の娘の治療費でキム局長に脅されてしまい、仕方が無かったのです。
協力したのが、キム・ソンボムでした。
でもね、アン係長は、キム局長がソヌまで殺した事は知りませんでした。ジェハンからそれを聞き、愕然とした表情になりました。
証拠の赤いマフラーは、ソヌ殺害後、現場からキム局長が持ちだしていました。
警察署に持ち帰るわけにはいかないので、帰り道にあるSAに捨てたのです。ソヌを殺害した時、手を怪我していたので、薬を買いに立ち寄ったのです。
ジェハンは、事件直後に手の治療をするキム局長を見ていましてね。その時、薬袋の薬局名をちゃんと見ていたのです。
ゴミ箱に捨てられていたのを、もったいないと拾っていたハルモニが首に巻いていたのを発見。それを海外の鑑定所に依頼したのです。やはり国内ではばれる可能性があると思ったのでしょう。
マフラーからは被害者のDNA、真犯人であるインジュセメントの御曹司チャン・テジンの痕跡。そしてキム局長の血液が検出されました。
ソヌのDNAは一切検出さなかったのです。
キム局長の殺人罪の証拠となります。
ジェハンに赤いマフラーの在りかを問うキム局長。あれ?海外の鑑定所に送ったんだったよね?
アン係長は、殺さなくても・・・と止めました。
でも、結局、逃げ出したジェハンを殺さなくては、自分も破滅する・・・とアン係長は思ったのです。極限状態で、そうするしか無いと思ってしまったということですね。
へヨンは救急車の中で気付きました。
以前は自分がソンイル病院に行くなと伝えたけど、今回はチャ刑事が伝えた・・・と。過去が変わったんだから、もしかしたら未来も変わっているかもしれない・・・と。
チャ刑事に気がついた事は無いかと問いました。
思い出しました。記憶が変わっている事に気付いたのです。
以前の記憶では、最後にジェハンに会った時、
「週末には事件は片付いている。」
と言っていたのに、今回は。
「すぐに・・・。」
と言っていたのです。必ず帰る・・・とも。
「過去が変わりました。」
そうへヨンは言いました。
容体が急変。へヨンの呼吸が心臓が止まりました。
えーっ
過去が変わっていました。
ジェハンに銃を突きつけたアン係長。でも、引き金を引く寸前、待機していた警官が、彼の肩を撃ったのです。
その場でアン係長とキム・ソンボムは捕まりました。キム局長は逃亡しました。
ジェハンは大けがをしながらも、助かったのです。
病院に行く途中、ジェハンはチャ刑事の家に寄ってもらいました。しっかりと抱きしめるために。
約束通り、すぐに帰って来ました。
未来も変わっていました。
へヨンは死なずに目覚めたのは自分の部屋。
両親と仲良く暮らしているようです。
ソヌを救う事は出来ませんでしたが、ジェハンが濡れ衣を晴らしてくれ、両親が別れることは無かったようです。
そして、そんなジェハンに憧れて、へヨンも警察への道を歩んだことになっていました。
慌ててジェハンの実家に向かったへヨン。
でも、ジェハンはやはり15年前から行方不明になっていたのです。
警察の中でも、へヨンの地位は変わっていました。へヨンは警部補ではなく別の交番勤務になっていました。
周囲の同僚の記憶も全て変わっていました。誰もへヨンを知りません。
へヨンは事件の記録を検索しました。
そして、知ったのです。変わった過去の事を。
ジェハンはキム局長の行方をずっと追い続けていました。キム局長を・・・と言うよりは、その後ろで意図を引いてる者を追っていたのです。チャン・テジンの叔父、チャン国会議員ですね。
そしてある時やっと発見したんですが、その時、ヤクザ者が襲って来ちゃって。
結局、その場でキム局長は殺されてしまい、ジェハンは行方不明。キム局長の殺害犯として指名手配されてしまったのです。
へヨンはジェハンが未来の自分に何か残しているに違いないと思いました。
で、ジェハンの手帳を手に入れ、メモをチェック。以前は、未解決事件の一覧が書いてあったメモです。
それに付けくわえられていました。
『32-6』
ジェハンは、会話の中で、将来へヨンがこのメモを見る事を知っていました。だから、書き残したのです。
それは、へヨンの実家の番地でした。
ジェハンは、へヨンの実家にキム局長が残したチャン議員の汚職の証拠FDを送っていたのです。見つからない可能性もありました。
でも、ジェハンは賭けたのです。
データが公表されました。マスコミに送ったのは、へヨン?或いは・・・ジェハン?
ジェハンが生きていました。
病院にいます。
へヨンは送られた封筒の消印から、ジェハンを探し始めました。生きていると確信したようです。
そして、その先でチャ刑事と会ったのです。
チャ刑事はへヨンを覚えていました。彼女も、記憶が変わり、現在の周囲が全て変わってしまったことを知っていました。
つまり、二人だけが変化を知っているのです。
へヨンとチャ刑事が、ジェハンの居場所に気付いたようですが・・・。
それより先に、チャン議員の手下たちが病院に押しかけています。
ジェハンが捕まったのかどうか、無事なのかどうか…分かりません。
いやぁ~・・・時間が過去に行ったり現代に戻ったりと、ややこしいんで、その流れに慣れるまで時間がかかりました。
一旦慣れてしまうと、理解は早いですが・・・。
視聴し終えるまでに時間がかかったので、以前の細かい内容を忘れている事が多く、何度か前のレビューを読み返したりしました。
そうすると、本当によく練られている作品だと改めて感じました。
お勧めです
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