まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『黒騎士~永遠の約束~』9話まで

2019-06-30 17:12:03 | 韓国ドラマのエトセトラ
黒騎士~永遠の約束~ DVD-SET1
キム・レウォン,シン・セギョン,ソ・ジヘ,チャン・ミヒ,キム・ヒョンジュン
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

あいや~っ!

シャロン、変身できてませんでしたよ。

家に入って来たのは、スホ本人でした。

なぜ?

昔、ある僧侶はシャロン夫には彼を守る強い霊気があると言いました。それは心より慈しむ想いだと。

プニの想いの事?

だとしたら、今はヘラの想いがスホを守っていると言うことでしょうか。

ま、とにかく、シャロン、失敗です。

 

こうなったら、直接対決?!

シャロンは、玄関の呼び鈴を押しました。服を届けに来たという口実です。

そしたらジフンも来ちゃった。

ヘラと叔母さんにもトレーニングしてほしいと、スホが頼んでいたのです。

 

驚きました。

スホとヘラ、シャロン、ジフンの4人が顔を揃えたのですから。

事情を知らないのはスホのみ。

ヘラは勿論、ジフンも動揺しました。

先日プレゼントを撥ね付けられた時、全てを兼ね備えた男性と付き合っていると、ヘラから聞いていましてね。それがスホだったわけです。

敵わない相手だとジフンは思いました。

だって、トレーニングをしながらスホの事を知るにつけ、何でも出来るし、何でも持っていると分かってきていましたから。

 

トレーニングを終えて帰ろうとしたジフンを、シャロンが呼び止めました。

シャロンは、こうなったら利害が一致するジフンを丸め込んで利用するしかないと考えたのです。

 

ヘラは、スホにトレーナーは必要無いと言いました。

誠実そうに見えないから、トレーナーを変えてもらえば?とも。

元カレに似てるのか?と、スホが聞きました。

「もし、元カレだったとしても関係無い。悪い奴に傷つけられて僕にさえ警戒心を緩めない。その姿勢は好ましい。他の男には警戒しろ。僕には君を守る自信がある。」

そして続けました。

「仕事の企画が流れても嘆くな。期待が大きいだろ?失敗にもめげないことが真の強さだ。しっかりしろ。君は本当に素敵だ。」

またまたくすぐったくなるほどに甘い台詞です。

「スホや。」

ヘラが声をかけました。

 

昔、ヘラが言ったのです。ありがたくて愛しい時は、スホと呼ぶ・・・と。

スホは覚えていました。

今日は、どっちだ?・・・と聞きました。

今後は、魅力的に見えた時に呼ぶ・・・と、ヘラは言いました。

 

ゴンは、スホの動きを調べ、先手を打ちました。

スホが買おうとしていた伝統家屋をスホが提示した金額より高い金額を示して、奪ったのです。

この家主、欲深そうだなと思ったら、やっぱり。

なんと、ゴン父と繋がりがありましたよ。

昔、スホの父の火災死亡事故の目撃者だったようです。ゴン父の姿を目撃していたようですが、莫大な報酬を与えて、口をつぐませた経緯があったのです。

ただね、この強欲家主の息子が事故を起こしてしまいましたよ。直前にスホの乘った車に難癖つけまくっていたマナーの悪い運転者が、その息子でした。

また、スホに対抗する相手に不幸が!

 

次々に関係のある人物が登場しています。

ベッキの周辺にも、なんと、ジョムボクの生まれ変わりのような男性が現れましたよ。

やはり絵が上手いです。

 

遅くまで仕事をして、疲れて帰宅したヘラ。

スホは、手作りの甘いお菓子を用意して待っていました。

ヘラは言いました。

ここを出ようと思う・・・と。

ムン・スホにどんどん惹かれるから・・・。このままいけば、頼ってしまいそうだから。それは嫌だから。

それに、まだスホを完全に信用できないからと。

 

昔、君が好きで傷ついた。君のために稼ぎ、君がいるから帰って来た。信じろ。

信じられる男がいると、僕を通して学べ。

 

ヘラがkissしました。

スホも・・・。

 

じれったかったけど、やっとヘラが素直に自分の気持ちを認めました。


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『黒騎士~永遠の約束~』8話まで

2019-06-30 16:12:55 | 韓国ドラマのエトセトラ
黒騎士~永遠の約束~ DVD-SET2
キム・レウォン,シン・セギョン,ソ・ジヘ,チャン・ミヒ,キム・ヒョンジュン
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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ヘラがバイク男に向けて投げたのは、フライパンでした。小さな可愛いフライパンを買ったところだったのです。

でも、それじゃ効果が無かったばかりか、方向をヘラたちの方に向けちゃった。

で、ヘラは傍にいた子供の自転車を放り投げたってわけ。

見事に命中し、バイクは転倒。

でも、逃げられてしまいました。

 

ところで、ゴン父は尿路結石でしたよ。

命にかかわる病気かと思いましたが、違いました。治療であっという間に回復しました。

でもね、救急搬送されるとき、シャロンの姿を見かけたので、うわ言に呼び続けましてね。ヘラ叔母の腕をつかんだりしたもんだから、ヘラ叔母はすっかり誤解してます。

フルメイクして看病に通ったりしてね。

ゴン父はいい迷惑なんですが、ヘラ叔母はなんやかんやと理由をつけて退院後も世話しに通ってますよ。

ゴン父はヘラ叔母に、ヘラの代わりに契約書にサインさせました。利用できるモノは何でも利用するんです。

またヘラが困る事になるんじゃないかしら。

 

スホはヘラに愛情攻勢をの手を緩めることはありません。

ヘラも自分の気持ちがスホに向いていることは、もう前から分かっているのですが、やはり今一歩踏み出す事ができないでいます。

やはり、自分とスホがあまりにも違い過ぎる事が押し止める理由になっているのでしょう。まだ自分に自信が持てないのです。

 

シャロンは、スホをまだ諦めきれないでいます。まぁ、諦めようともしてませんけどね。

あくまでも自分の夫を今度こそは自分の物に・・・と言うことです。

で、今度はスホ自身に成り済まそうと考えました。スホの身につける物を手にいれ、変身しようと考えたのです。ヘラの場合は上手く行きましたからね。

 

ベッキは、ずっとジョムボクが描き残した筈の絵や文章を探し続けています。

骨董品を扱う店や、収集家を当たっていますが、まだ見つかりません。

で、今回声をかけたのが、ゴン父。知り合いから紹介されたのです。

一目見て、数十年前に知り合った新聞少年チョルミンだと気づきました。

慌てて顔を背けたのですが、ゴン父も気づきましたよ、流石です。

 

その瞬間、ベッキの肩の文字に激痛が!

同じ時、シャロンにも激痛が。

 

ベッキが倒れそうになったとき、ゴン父が持って来た箱の中の指輪が目に留まりました。

あれは、昔、シャロンの夫がプニにあげた指輪だよね?シャロンが奪った。

でも、断崖から身を投げて川に落ちたシャロンの指から抜け落ちて行方が知れなくなっていました。

 

昔の知り合いだと気づいたゴン父ですが、そのまま別れました。

シャロンに、金持ちになったと伝えてほしいと言って。

 

ジフンがヘラに会いに来ました。

スホの情報と引き換えにゴンからもらった報酬でプレゼントを用意して。

先日、自分の頬にkissしてくれたってことが自信になったのでしょう。もち、それはヘラに成り済ましたシャロンだったんですけどね。

当然、ヘラは冷たく拒絶。

プレゼントもゴミ箱に捨てました。

 

仕事に追われるヘラ。

提案した企画に嫉妬した本部長は、何かとヘラに別の仕事を押し付けたりして邪魔をしています。

それでも、ヘラはスホに助言を貰ったりして頑張っています。

 

ある日、夜遅く疲れて会社を出ようとしたら、スホが待っていてくれました。

スホが一通の封筒を差し出しました。

スロベニアからヘラ宛に届いたクリスマスカードでした。

読めないので、スホに代わりに読んで貰いました。

「スホが君に再会して嬉しく思います。君には感謝しています。城が残せたのは君のおかげです。祖父の祖父の代から数百年間守って来た城が父の代で危機に陥りました。事業の失敗で取り壊されることに。跡地にはテーマパークが作られる予定でした。ある日、ムン・スホという男が来て城を売るなと迫られました。初恋の人との約束の場所だと。そして大金を投資し大株主になったのです。君のおかげで城は守られました。君を愛するその男は世界一無謀でロマンチックな奴です。彼を愛してください。仕事では冷徹で怖いけど君の前では例外だろうから心配無用です。」

 

こんなのを聞いたら、ほぼ100%の女性が感動するんじゃないでしょうか。

ヘラもそうだったと思います。

何も言いませんでしたが、しっかりと封筒を抱き締めていましたから。

丁度店に流れている昔の曲がヘラには心地よく響きました。

この曲が流行って頃は何してた?・・・とヘラが聞くと、

「君を想っていた。」

とスホ。

きゃぁ~っ(*´艸`)ですよね、全く。

 

スホを襲おうとしたバイク男が捕まりました。

そして、ゴン父の指示だと証言したようです。

スホはすぐにゴン父に会いに行きました。釘を刺すつもりだったようです。

ゴン父も仕事の上で全く手を引くつもりは無いと意思表示しました。反対にスホの傷をえぐろうとしたのですが、スホもそんなことでびびるわけはありません。

苦しい時を過ごして来たのですから。

 

シャロンは、スホに注文していたヘラの服が出来たと連絡しました。

で、取りに来るのを待っていたのですが、今回も来たのはハン室長。

ハン室長は、代金を渡して服を持ち帰ろうとしたのですが、シャロンはそれを拒否。試着してもらわないといけないから、私から・・・なんてね。

 

こうなったら、やっぱり自分がスホに化けてヘラとの仲を裂くしか無いと思いました。

で、家まで行きましたよ。

家に入って来たーっ!スホの格好で!


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『ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~』完観

2019-06-29 19:17:50 | 韓国ドラマのエトセトラ
ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~ DVD-SET2
エル(INFINITE),Ara,ソン・ドンイル,リュ・ドクファン,イ・エリヤ
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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ハン部長判事がソン部長判事を殴り付けた後、首席部長判事にくってかかったのを、その場に居た者全てが凍りついたように見つめていました。

そこに、ぺ部長判事が。

慌てて割って入り、その場を収拾しようとしました。

ソン部長判事は、味方を得たように俄然気を取り直し、チャオルムだけじゃなく、ハン部長判事も懲戒委員会にかけてやると息巻きました。

 

その時、バルンが進み出ました。

「まずは僕を懲戒に。」

彼が同僚に署名を求めいていた用紙には”まずは私を懲戒せよ“と言うスローガンが掲げられていました。

「パク判事は、パワハラに対し問題提起しただけです。問題提起を力で抑えるなら僕らも力で対抗します。まずは僕を懲戒処分に。」

チョン判事も進み出ました。

チョン判事の上司であるぺ部長判事は慌てて制止しようとしました。

「部長!僕も判事です。一人の判事として決意表明をしています。他にもいます。」

そう言うと、チョン判事の左陪席であるキム判事も歩み出て来ました。同じ意見です・・・と言って。

僕も判事です。パク判事への懲戒要求は間違っています・・・と。

 

ぺ部長判事は、とにかくこの場を納めようと、首席部長判事を促して出ていきました。

 

地裁内部にこの一件は広まったようですが、皆が皆同じ考えを持っているわけじゃありません。

署名はなかなか集まりませんでした。

スローガンが負担なのかもしれないとチョン判事は言いましたが。

それでも、立ち止まっているわけにはいきません。署名を集めるために駆け回りました。

チャオルムは、自分の事で周囲までもが懲戒処分を受ける羽目になるのではないかと心配になりました。

初めて心配する側に立ったと言えます。

いつも心配させる側でしたからね。

 

あなたは人を変える能力を持っています・・・と、イ速記者は言いました。

彼女も、今、新しい事に挑戦しているのです。脚本家への道を。

 

チャオルムにとって最後になるかもしれない裁判が始まりました。

浮気した妻が暴力を振るう夫を殺してしまった事件です。

チャオルムが担当ということもあって、世間は注目していましたから、傍聴席は多くの傍聴者で埋まっていました。

この裁判は、国民参与ということで、陪審員が参加することになっています。

バルンは、その中に見たことのある人物が含まれていることに気がつきました。以前、酔っぱらって地下鉄の中で騒いでいた老人です。いかにも昔の古い考え方を持っているようにバルンは思いました。騒いでいたのを思うと、攻撃的だとも思えます。

 

裁判は、圧倒的に被告に不利な状況でした。

やはり、妻が夫を殺すなんてことはもっての他と言うのが社会通念であり、ましてやその妻が浮気していて、それを知った夫によって暴力を受けるのも当然という雰囲気が支配していました。

傍聴席の空気に陪審員が影響を受けるのではないかと、チャオルムとバルンは不安でした。

弁護士も最初から弱気でした。

検事の勢い、傍聴席の勢いに押された感じで、ろくに証人質問もしません。

そのまま終わりそうになるのを見たチャオルムは、自分が質問することにしました。

 

チャオルムは、事件に至るまでの詳細な事情、事件当日の被告の様子など、細かく証人に質問しました。

そうすると、検事が隠していた都合の悪い証言が次々と出てきたのです。

体格の良い夫が小柄な妻に常日頃から暴力を加えていたと分かりました。夫自身が浮気者で女性問題が絶えなかったことも。

そして当日、夫は妻の肋骨が折れるほどの暴行を加えていたのです。

妻は夫の服を繕っていたときで、だから傍に凶器となったハサミがあったのです。

状況が不利になっていると気づいた検事は、裁判官であるチャオルムは主観を持って裁判に介入しようとしていると異議を唱えました。

それを、ハン部長判事が遮りました。

「主任裁判官は今検察側と弁護側に代わってすべき質問をしてるのです。着席を。」

検事は黙るしかありませんでした。

 

その頃、地裁の掲示板に一通の告発文が書き込まれました。

なんと、ホン判事です。

彼女は、この状況を黙って見ている事ができなくなったのです。チャオルムに懲戒処分を要求しているソン部長判事が自分にしたパワハラの詳細を公表しました。

皆、驚きました。

ここまでとは思っていなかったでしょう。

この書き込みを首席部長判事やぺ部長判事も読みました。

流石にスルーすることはできないと感じたようです。

ま、ぺ部長判事は、もっと騒動になることの方を心配してるようですけどね。

この書き込みによって、ソン部長判事の元陪席たちも声を上げ始めました。全員が同じようなパワハラを受けていたのです。

ホン判事は、首席部長判事に直接事情を説明しに行きました。きちんと筋を通して告発しようと考えたのでしょう。

 

首席部長判事は、結論を出しました。

チャオルムの懲戒要求は撤回する。ソン部長判事に対する懲戒手続きを始める・・・と。

そう、ソン部長判事に伝えました。

当然、ソン部長判事は信じられないし、受け入れられません。必死にすがりましたが、首席部長判事は背を向けました。

 

証人の供述が終わり、陪審員たちの話し合いが始まりました。

一人の陪審員が、規則を破って私的に事件を調べたり評議前に陪審員同士の話し合いは禁じられているにも関わらず打ち合わせをしようとしたことが分かりました。

だから、その男性陪審員はその場で解任されてしまいました。

で、補充陪審員として部屋に入って来たのが、バルンが地下鉄で見た老人だったのです。

評議は被告に不利な意見が殆どでした。

それで結論としてまとめようとなったのですが、そこで異議を唱えたのが、意外にもその老人だったのです。

老人は、被告の妻の心情にもっと寄り添った考えが出来ないだろうかと言いました。

一人の人間の人生がかかっているのだから・・・と。

評議は長時間に及びました。

そして出した結論は、無罪。

 

NJグループは福祉財団の発足式を開催していました。

足の悪い妹のために頑張って来たヨンジュンは、誇らしい気分で挨拶をしていました。

そこに、あの息子を医療ミスで失ったハルモ二が乗り込んで来て、息子を返せと叫びました。

そしてもう一人、記者となった女性も。

彼女は、ヨンジュンの義兄の暴行事件の控訴審で証言を撤回した被害者の母親がセジン大学病院のVIP室に入院中だということを確認しようとしました。母親が優先的に臓器移植を受けられることになっているとか。

母親の命と交換に事件の揉み消しを行ったのですか?!・・・と言う記者の質問で、会場は大騒ぎとなりました。マスコミも大勢駆けつけている発足式ですからね。

もう口止めするなんてこと、出来ないでしょう。

追い討ちをかけるように女性記者は質問しました。

なんと、ハルモ二の息子の手術を最初に担当したのは、ヨンジュンの義兄だったのです。手術室に最初に入った医者は、お酒を飲んだように赤い顔をしていたのに、出てきたのは別の若い医者だったとハルモ二が以前から訴えていたのです。

ヨンジュン、得意の絶頂の時に奈落の底に落とされた気分でしょう。

 

陪審員の無罪の結論を受け、44部の3人はほっとしました。

そして、ハン部長判事は辞表を提出してきたとチャオルムとバルンに伝えたのです。

思いもよらない話に、二人は驚き混乱しました。

必死に引き留めましたが、ハン部長判事の決心が変わることはありませんでした。

 

裁判が再開されました。

ハン部長判事が、被告は無罪と宣言しました。

 

そして、最後の裁判を終えて裁判官席を降りて行きました。

傍聴席、陪審員席に向かって丁寧に頭を下げて挨拶をしました。

実務官たちとも一人一人と握手をしました。

 

エピローグが笑えました。

 

期待以上に面白かったです。

くすっと笑わせてくれて、台詞に感じ入り、しみじみ泣かせてくれたり。

ハン部長判事を演じているソン・ドンイルssi、本当に上手いです。幅広い役をこなすので、毎回毎回違う表情を見せてくれます。特にコメディ演技は最高です!

それと、何と言っても、エルssiの魅力に気づいたことも収穫です。


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『ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~』TV放送版 15話まで

2019-06-29 11:13:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

 

 

ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~ DVD-SET1
エル(INFINITE),Ara,ソン・ドンイル,リュ・ドクファン,イ・エリヤ
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ハン部長判事は、激怒しました。

チャオルムの差し出した辞表を破り捨てました。

「判事になって何ヵ月だ!なぜ一人前に退官届を出す?!」

「性急な判断で被告人を苦しめました。責任を取ります。」

涙をこらえながらそう言ったチャオルムに、ハン部長判事は言いました。

生意気な!一人で裁判をしたのか?!裁判長の私とイム判事は飾り物か?!

済みませんでしたと頭を下げた時、こらえていた涙がこぼれ落ちました。

 

必死に止めようとするバルンに、チャオルムは言いました。

これ以上続けられません。私が続けたいと言ったところで無理なの、分かりますよね?・・・と。

 

ソン部長判事は、もう偉そうなのよ(*`Д´)ノ!!!

首席部長判事に対する態度なんて、もう同じ人間かと思うくらいに上から目線。やっぱり、首席部長判事にも恨みを持っているのです。以前は卑屈なくらいに低姿勢で接していましたからね。

誰かが責任をとらなくてはいけないでしょ・・・と、チャオルムにを追い出そうとせっつきました。

 

ハン部長判事は苛立っていました。

なので、妻が夫を殺した事件の裁判の時、傍聴席が何度注意しても騒ぐので、キツく注意しましたし、大学生による家出少女暴行事件で被告人の母親が息子をかばいたてるのを聞いたら、被害者の苦しみも考えようとせず我が子の事だけなのかと激怒。裁判長という立場を忘れて、言いたい放題。

これはマスコミにとっては美味しいニュース。

暴言常習犯だとハン部長判事を書き立てました。

 

チャオルムへの懲戒手続きが始まるようだとイ速記者がバルンに知らせてくれました。

そしてそれがソン部長判事の強引な要求によるものだということも。

助けたいのに方法が分からない・・・とチョン判事。チャオルムを愛する皆の共通の思いでした。

 

「全てを投げ出していいですか?法服は私には重すぎたようです。」

チャオルムがバルンに言いました。

「正直、もう全てにウンザリしました。全部やめて無責任に怠惰に自分勝手に生きたい。ダメかしら。」

バルンは慰める言葉が出ませんでした。

 

バルンは母親に聞きました。

「世の中はウンザリする人間やつまらない奴だらけでは?なのに、何故父さんは人助けに精を出すのかな?裏切られながらさ。誰のために。」

誰のためでも無いわ、自分が好きだからやってるのよ・・・と、バルン母。

人のためじゃなくて、そういう生き方がしたいだけ・・・と。

「人は皆、なんだかんだ言って好きなように生きてる。そういうものよ。」

母さん、時々カッコいい・・・と、バルンは言いました。

吹っ切れた?バルンやぁ。

 

「全て投げ出したいなら、好きにすればいい。それも人生だ。」

バルンは翌朝チャオルムにそう言いました。

でもその前に、1つだけ付き合ってほしいんだ・・・と。

明日すぐ、旅行に行こう、土曜日だから。

 

おしゃれして待っていたチャオルムの前に、バルンが自転車を用意して現れました。

旅行っていうのは、題して”バルンツアー“。

自分がこれまでどうやって生きて来たか、チャオルムと出会った頃、自分は何を思っていたかを、バルンは知ってほしかったのです。

 

育った町、よく通った古本屋、アイスクリーム、伝統家屋の立ち並ぶ坂道。

そのそここにバルンの思い出がありました。

考えてみれば、チャオルムは、自分の事はバルンに話したけど、バルンからはあまり話を聞いていなかったと気づきました。

随分前からピアノを習っていたことも知りました。引けるのは一曲だけ。これって、昔チャオルムが弾いた曲だよね?

チャオルムは鬱々としていた気分が徐々に軽くなっていました。

生意気で常に強気のバルンにも、弱いところ隠して来たところがあると知りましたから。

そして、自分への想いの深さも。

 

最後にバルンが案内したのは、一番大事な場所。

チャオルムと知り合って短い時間を一緒に過ごしたベンチのある場所。

そこで、バルンは心に残っているシーンの話をしました。大人しくて引っ込み思案だったチャオルムが、規則を守らない男性に拳を握りしめてぶるぶる震えながらも、断固として抗議したシーン。

最近、あの時のチャオルムを思い出す・・・と、バルンが言いました。勇気を出して不当な圧力に立ち向かう姿を見て。

渡す物があると、バルンが差し出したのは、一通の封筒。

中には、バルンの辞職願が入っていました。

「諦めないで頑張ってほしいけど、どうしても辛くて耐えられないなら、辞めてやればいい。判事なんてさ。僕も一緒に行くよ。どこへだって。右陪席が必要だろ?問題児の左陪席には。」

チャオルム、涙がぽろぽろ。

私も、じんわりと泣けましたわ。

あのバルンが判事を辞めて一緒に行くと言うんですよ!あのバルンが!

泣けるでしょ。

 

バルンが差し出すハンカチを拒否し、チャオルムはkissしました。

バルン。驚いて固まってますよ( *´艸`)

このシーンが綺麗!

 

ハン部長判事は、拘置所にいるカム元部長判事の面会に行きました。

拘置所の中で冷静になったカム元部長判事は、意図せずにではあるけれど、してしまった自分の罪を認識できるようになっていました。

判事と呼ばれていい気になっていた自分を反省していました。法服を着ていなければ、ただの人なのに・・・とね。

私にも判事の資格があるかどうか・・・と、ハン部長判事。

カム元部長判事は、拘置所の中でも、チャオルムの事よりハン部長判事の暴言事件の方が話題になってると言いました。

え?もしかしたら、いつもに増しての暴言は、チャオルムから世間の目を逸らすためだったの?

もしかしたら・・・と一瞬思ったのよね。でも、深読み過ぎるかと。

カム元部長判事、ハン部長判事の様子に何か感じるところがあったようです。まさか、辞めるつもり?

 

祖母の家で、バルンとチャオルムを、44部の皆とアジュンマたちが待っていました。

チャオルムの表情が以前の明るさを取り戻しているのを見て、皆、二人をからかいました。

 

教会で世話されてる子供たちとガオンもやって来ました。

あれ以来、チャオルムは彼らの援助をして来たようです。

そこに、祖母が帰って来ました。チャオルムの母と一緒です。

なんと、チャオルム母は、状態が良くなっていて、娘の事が分かるようになっていました。

チャオルムは抱きついて泣きました。

皆、泣きました。

 

チョン判事は、相変わらずチャオルムに対する世間の風は冷たいままだと心を痛めています。何か、方法は無いのかと。

イ速記者がある本に書かれていた一節を話しました。

”どしゃ降りを止められない時は共に打たれるべきだ“

 

チャオルムに味方の風が吹いて来ました。

以前、チャオルムが担当したハルモニと、インターンへのセクハラ事件と不当解雇の一件で記者に転職した女性です。

ハルモ二は裁判所の前で抗議デモを行ってる人たちに反対に猛抗議しましたし、記者はそんなハルモ二から事情を聞いて、記事にアップしたのです。

小さな事かもしれませんが、チャオルムの応援になるでしょう。

小さな麦が地に落ちて、新しく芽を出すように。

 

チャオルムに、懲戒委員会への出席を命じる通達が来ました。

皆、どうなるか不安でたまりません。

でも、チャオルムは堂々と自分の意見を述べて来ると言いました。自分に非はないと。

 

バルンとチョン判事は、反対の署名を集め始めました。

かなりの人が、チャオルム懲戒に反対の立場を示しているようです。

 

そんなとき、食堂に行ったチャオルムたちは、ソン部長判事が首席部長判事に懲戒委員会をとっとと開けば良いのにと、大声で訴える場面に遭遇。

何も言わないままの首席部長判事に激怒したハン部長判事、ソン部長判事に食って掛かり、殴り付けちゃった!

そして、首席部長判事に向きました。

「見損なった!恥ずかしくないのか?組織のためだからと若い判事を犠牲に?保身に走りやがって。司法府のためにお偉い先輩方は何か犠牲を払ったか?高い所に座って上品ぶりやがって。それが君らの役目なのか?」

食堂にいる全員がこの言葉を聞いていました。

バルンもチャオルムも、涙をためて見つめていました。

感動したのでしょう。


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『ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~』TV放送版 14話まで

2019-06-28 20:42:33 | 韓国ドラマのエトセトラ
ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~ DVD-SET2
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チョン判事とイ速記者が交際を始めて、二人が変わったよバルンは思いました。

出世とか世渡りとかしか興味が無かったチョン判事が、そういうことを全く気にしなくなり、上司から反対されようと、自分の想いを貫いています。

イ速記者も、仕事は完璧だけど、人を受け入れることはなく、無表情だったのに、とても朗らかになりました。

良い変化です。

でもね、チョン判事は、そういうバルンも変わったと感じています。

バルンは自分の事しか興味が無く、他人の気持ちなどお構い無しに思ったことをずけずけと言ってましたからね。それが今では、チャオルムの表情を窺い、チョン判事たちの変化に気がついているのですから。

これは、チャオルム効果でしょうか。

 

判決直後に法廷で倒れたヨンジュンの義兄ヒョンミンは、収監された後も、無実を訴え続け重度のうつ病になっていました。

そしてある日、首を吊って自殺を試みてしまったのです。

幸い、発見が早かったため、未遂に終わりましたが危篤状態に陥ってしまいました。

 

流石にこれはチャオルムを打ちのめしました。

もし、判断が間違っていたらどうしよう・・・と、パニックになりそうでした。

呆然としてしまい、自信喪失状態になってしまってるチャオルムを、バルンは必死に慰めようとしました。チャオルムの責任じゃない、皆で協議して出した結論じゃないかと。財閥一族でこんな処遇を経験したことのないヒョンミンには、拘置所に入るだけで精神を追い詰めてしまったのだろう・・・と。

でもね、やはりチャオルムには、自分の判断が本当に正しかったのかという問いが消えることはありません。

証拠となった供述だって、人の記憶だから正確じゃないかもしれない、第一、事件当夜に酔った当事者の間に何があったか、正確且つ客観的に知ることが出来るだろうか・・・と言う。

何も信じられない、自分自身すら・・・チャオルムは呆然とするばかりでした。

 

追い討ちをかける事件が起こりました。

今度はヒョンミンの妻、ヨンジュンの実の姉が自殺を図ったのです。

もう、チャオルムは混乱の極みです。

これまで自分が担当して判決を決定した事件の全てを見直し始めました。何か見落としていないか、間違った判断じゃなかったのか・・・と。

何かに取りつかれたように書類をめくるチャオルムを、バルンは止める事が出来ませんでした。

 

地裁上層部も混乱していました。

NJグループは裁判所を攻撃してくるに違いないとぺ部長判事は首席部長判事に言いました。

首席部長判事も同感でした。

正しく判決したのか・・・と、思わず、44部を責める言葉を吐こうとしたぺ部長判事を、首席部長判事が遮りました。

それは判事として口にしてはいけない台詞でしょうからね。信頼が無ければ、判事は成り立ちませんし、そういう信念をもって事件に向き合っていることを、皆お互いを分かっていますからね。

 

ここから一斉にチャオルム叩きが始まりました。

新聞、ネット、TV、あらゆるメディアがチャオルムのこれまでの言動を細かくあげつらい、非難しました。

例の地下鉄内の痴漢騒動の犯人までもが、自分のしたことを棚にあげて非難しました。

地裁前では、チャオルムを辞めさせろと抗議する一団が騒ぎ始めました。

 

妙な考えは起こさず、仕事に集中しろ・・・と、ハン部長判事は言いました。

こんなときでも、事件は起こります。

今度チャオルムの担当となったのは、浮気した妻を夫が殴打している最中に妻が夫をハサミで刺し殺してしまったという事件です。

また、男女関係の事件です。ハン部長判事は、負担ならば担当を変えることもできると言ってくれましたが、チャオルムは引き受けると言いました。

 

このチャオルム叩きの裏にはNJグループがいました。

正確には、ヨンジュンが。

事はチャオルムあら始まりましたが、そのうち、裁判官の懲戒を強化するべきではないかと法制度の改革にまで議論が発展していました。事を大きくしようとしていました。

そうすることで、NJから目を逸らそうとしているのでしょうね。

そこに油を注ぐ形になったのが、控訴審。なにせ、担当が高検に栄転したソン部長判事なんですから。

 

ソン部長判事は地裁で味わった屈辱を忘れていません。特に、チャオルムへの恨みは全く消えていないみたいです。

これを、仕返しするには絶好のチャンスと見ていました。

それに、世間で注目の的となってる事件を扱うということは、今後の自分の出世にも関わってくるのは明らかですからね。 

 

初っぱなから、ソン部長判事は第一審がいかにも公平じゃ無かったかのような挨拶です。

その言葉を知ったバルンは激怒。

チャオルムはいっそう落ち込みました。

最善を尽くても不十分なら、どう責任を取れば良いのか。それ以前に、最善を尽くしたのか、偏りは無かったか、神じゃないからこそ、自分が怖いと。

僕も同じ考えだった、僕は無能な判事ですか?礼儀は無くても実力はあるつもりだ・・・と、バルンは慰めました。

多分、普通のドラマだったら、ここで肩を抱いたり優しく抱き締めたりするんだろうな・・・と、ちょっと物足りなく思ったのは確かですが、でもこれがバルンのスタイルなんでしょう。判事という立場のバルンの。

ありがとう・・・と、チャオルムは少し微笑みました。

 

ところで、ソン部長判事は相変わらずマスコミとの繋がりが密なようで。

オフレコだとか言いながら、自分勝手な意見を喋りまくってますヽ(♯`Д´)ノコリャーッ

 

地裁の中でも、チャオルムは針の筵でした。

流石に面と向かって怒る人はいませんが、皆、いい迷惑だと感じているようです。

 

バルンとチョン判事は、この騒動を煽っているのがNJグループだと気づきました。

バルンは、同僚たちの冷たい視線にさらされているチャオルムを見ていられませんでした。ソン部長判事も、これ幸いと嫌みを言いたい放題ですし。

ハン部長判事は我慢しろと言いますが、彼はもう我慢の限界に来ていました。

興奮しているバルンに、チョン検事は冷静になれと言いました。お前らしく・・・と。

 

チャオルムをよく知る人たちは、皆、味方でした。

イ速記者は温かく支えてくれました。

ハン部長判事も悩み苦しんでいました。彼はチャオルムに申し訳なく思っていました。自分のような頼りない人間が上司で・・・。

 

バルンは、直接対決と思ったのか、ヨンジュンに会いに行きました。

パク判事を攻撃することを止めてください、とても愛しているんでしょう?・・・とバルンは言いました。

直球です。

家族を守る立場に自分はいる・・・と、ヨンジュン。

持つものが多いと、守るものも多くなると。

取引する材料を持ってきましたか?・・・と、ヨンジュン。

「もし、パク判事を攻撃する理由の一つが僕なら・・・身を引きます。」

バルンは辛そうに言いました。

ヨンジュンは鼻で笑いました。無理だと思えたからです。

そして、バルンに自社の法務室に転職するのはどうかと言いました。経済的に楽になりますよ・・・と。

 

必要とあらば・・・と、意外にもバルンが言いましたよ。判事を辞めても良いと。

自分のような判事はたくさんいるが、チャオルムのような判事はいないと言いました。裁判所に必要な人だと

その言葉で、バルンのチャオルムへの想いの深さが分かりました。

ヨンジュンは気分が悪くなりました。苛めたくなったのでしょう。

手始めに土下座してみたら?・・・と言いましたよ。

最初は難しくても慣れたら平気になります・・・なんてね。

 

立ち上がって待ち構えるヨンジュンの前に、躊躇いながら向き合って立ったバルン。

ゆっくりと膝を折っていくのですが・・・結局、膝はつきませんでした。

ヨンジュンは、ここまでするのかと、ちょっと呆れた表情、バカにした表情に見えました。

でもね、次の瞬間、バルンは立ち上がったのです。

「あなたはいつか法の前に屈する。最初は難しくても慣れたら平気です。」

ヨンジュンの言葉をそのまま返しました。

そして、部屋を出ていったのです。

 

いやねぇ、このシーンのバルンがめっちゃかっこ良いんですよ。

膝をつこうとするシーンなんぞ、一目見た瞬間惹き付けられましたよ。

片膝に手を当てて、もう片方の膝をつこうとする姿が、美しい!シーンに相応しくない感想だとは分かってますよ。でもね、美しいとしか言えなくて。

何度もそこだけリピートしちゃったくらい。

 

バルンとチャオルムは控訴審を傍聴しに行きました。

ソン部長判事は、気づいていたようです。第一審とは違うところを見せつけようという気持ちがいっそう働いたのではないでしょうか。

仕返しのひとつとして。

 

ここで、弁護団はかさにかかって原告を責め立てました。

そしたらなんと、原告の女性医師は証言を翻してしまったのです!

すみません、すみません・・・と繰り返す原告。

ここまで大事になるとは・・・なんて。

傍聴席でチャオルムはショックのあまり席から乗り出そうとしました。

バルンはチャオルムをおさえました。

 

ソン部長判事は、被告人の保釈を検討すると宣言しました。

一審判決を覆したことになります。

 

チャオルムは呆然としました。このまま死んでしまいそう・・・と泣き出しました。

君のために何でもしてあげたいのに、ごめん・・・とバルン

「私のためにそこに居て。」

チャオルムはそう言って泣きながらバルンに近づき、肩に頭を乗せました。

泣き出したチャオルムを、バルンは優しく抱き締め、背中を撫でてあげました。

それしか出来ませんでした、その時は。

 

庭に出たチャオルムに、同僚が聞こえるように皮肉を言いました。

普段のチャオルムなら、食って掛かるところです。

でも、その時チャオルムは静かに頭を下げて謝ったのです。

涙をためて頭を下げるチャオルムを見て、同僚は罪悪感を抱いたようです。

 

上層部も同じ気持ちだったようです。

しょっちゅう問題を起こすチャオルムですが、外部からつるし上げられる姿は見ていられないとぺ部長判事が言いました。

それでも、何らかの行動は起こさなくてはいけない雰囲気でした。

チャオルムにたいする懲戒処分を再考しよう・・・と、首席部長判事が言いました。誰かが責任をとらなくては事は収まらないだろうから・・・とね。

 

チャオルムが、ハン部長判事に辞表を提出しました。


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『黒騎士~永遠の約束~』7話まで

2019-06-28 15:53:29 | 韓国ドラマのエトセトラ
黒騎士~永遠の約束~ DVD-SET1
キム・レウォン,シン・セギョン,ソ・ジヘ,チャン・ミヒ,キム・ヒョンジュン
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

 レビュー一覧は、こちらから。

 

朝鮮時代のシャロンの先祖は、かなりの悪女だったけど、現代のシャロンはどこか滑稽さを漂わせてます。

ヘラに成り済まして、スホに会いに行き、まさかそのまま・・・と思ったら、方向転換して今度はジフンにモーションかけたりして。

二股かけてる悪い女とスホに思わせる作戦だったのかしら?

スホの前でも、散々ぶりっ子したかと思ったら、無作法な姿を見せたりして、幻滅させる作戦に出ちゃったり。

方法が、何だか子供っぽい。と言うか、古臭い。

仕方が無いかもね。姿形は現代人だけど、本質は朝鮮時代の女性ですから。

ただ、ジフンは、すっかり誤解してます。ヘラが再度自分を想ってくれるようになったと。

今後、ややこしくなりそうです。

 

で、どーなったかと言うと。

急にいなくなったヘラを探していたスホに、ベッキから連絡が入りました。

ベッキは、シャロンの店で爆睡中のヘラを見つけたもんですから。

ぴんっと来たベッキ。シャロンが成り済まして出ていったんだと。

で、スホに連絡したってわけ。

 

駆けつけたスホが必死にヘラを揺り起こしたので、ヘラの目が覚めそうになりました。

スホはヘラを抱き上げて自宅に連れ帰りました。

その瞬間、ジフンと会ってた偽ヘラの声が変わりました。シャロンの声に。

目眩もし始めたので、シャロンはどーにか帰宅したんです。で、死んだように眠り始めたのです。

 

目が覚めたヘラは、いったい何があったのか、全く分かりません。

スホは、あまりにも酒癖が悪いとヘラを叱りました。が、ヘラはお酒など飲んでいないと主張。

じゃぁ、ヘラが騒いだ屋台で現場検証しようということに。

ま、現場検証にかこつけたデートって事ですね。

 

スホは、ヘラに仕事に参考になる情報を教えました。

それをヒントとして、ヘラは新しい企画を思い付きました。

仕事のできる自立した女性への道を踏み出そうとしています。

 

一方、目覚めたシャロンの肩とベッキの肩に、入れ墨のような文字が浮かび上がりました。

“死の国をさまよう鬼”と書かれています。

悪さをしたら、体のあちこちに刻まれ続けるようで、顔に出たら、もう外には出られませんわな。お仕舞いです。

驚き恐怖に襲われたベッキとは違って、シャロンは少々お気楽な感じ。

使用人から、“いいかも、ユニークだし”と言われると、そうかも♪なんて言ったりしてますよ。

ベッキは呆れてます。

 

ところで、ゴン父は体調がイマイチです。

何とか、スホと対抗しようとしてますが、旗色は悪いです。

ゴンは、父が大型商業施設を建てたら、その1画をヘラに譲ると声をかけているのを知っています。でも、もしかしたら、ヘラを利用するだけかもしれないと父親を疑っても

います。

だから、正式な文書にしてヘラと契約してくれと言いました。ヘラに責任があるだろうと。

やっぱり、ヘラ父が死んだ後、その会社を騙しとったみたいですね。

ヘラを好きなのかと父に問われたゴン。

好きだとはっきり答えました。ヨンミには恩があるから、婚約したと言いましたよ。ヨンミが可哀想です。

 

ゴンは、スホの情報を得ようと、ジフンに近づきました。

ジフンが個人トレーナーをしていると聞いたのです。

そして、仕事をしたいと思っているから、情報がほしいと頼みました。勿論、報酬を餌に。

伊達に偽検事を名乗ってなかったジフン。スホと秘書の会話から、仕事の内容をすぐに理解し、ゴンに伝えていました。

 

ヘラは現場検証の場所、屋台に行きました。

ところが、臨時休業。

仕方がないので、引き返そうとしたとき、横断歩道の向こう側にスホの姿を見つけました。

青になったので、歩き出したとき、信号を無視してバイクが突っ込んで来ました。

先に気づいたヘラが、スホに危険を大声で知らせ、持ってた何かをバイクの方に投げました。

それがバイクの運転手にぶつかり、方向が変わりました。今度はヘラと幼い男の子と母親の方向に突っ込んで来ようとしました。

ヘラは、男の子の自転車を抱えあげると、バイク目掛けて投げました。

凄い!

どーなった?!

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『ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~』TV放送版 13話まで

2019-06-28 11:43:46 | 韓国ドラマのエトセトラ
ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~ DVD-SET1
エル(INFINITE),Ara,ソン・ドンイル,リュ・ドクファン,イ・エリヤ
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

「構いません、時々迷惑をかけてください、私に。」

なんて言葉を言っちゃった翌日。

バルンは気になって仕事が手につきません。

平気そうに振る舞っていたのですが、心ここにあらずなのはチャオルムも同じ。

自分が言った言葉なのに、狼狽えてしまって。

どうしよう、どうしよう・・・と、ろうろろ。

 

同僚を殴ってしまい、その現場を上司に目撃されてしまったチョン判事。

ぺ部長判事から、こっぴどく叱責されました。

チョン判事の行動を、セクハラとしか思えないぺ部長判事。それほどに地位の差を身分の差、人の価値の差と考えているってことです。

チョン判事は、反論しました。誤解ですと言いました。

暴力沙汰の話を耳にしたイ速記者は、チョン判事に言いました。

「世の中には変わらない人の方が多い。理解させる必要も闘う必要もない。人それぞれだから。やり過ごせばいい。私のために喧嘩しないで。」

二人はもう大丈夫そうです。

 

セジン大学病院で準強制性交事件が起こりました。教授が教え子を泥酔させてホテルに連れ込んだとされていました。

その被告の教授がなんと、ヨンジュンの姉の夫、義兄だと分かりました。

担当はチャオルム。ヨンジュンとの関係から、判決に手心を加えるのではないかという誤解を生む恐れがあると考えたチャオルム。

ハン部長判事にそれを伝えました。

ハン部長判事は、裁判を始める前に、それを原告被告の双方に伝え、異論があるのならば、裁判官を変えると言いました。でも、特に問題とされず、チャオルムは裁判に関わることになりました。

 

主張は、真っ向から対立。

被告側は合意の上だったと言い、原告はそれを否定していました。

長引きそうです。

 

その日は、ユン実務官の誕生日でした。前々から、その日を皆でお祝いしようと、計画を立てていたチャオルムたち。

裁判もあるので、どうしようかと考えたのですが、やっぱりせっかくの機会なんだからと、計画通り皆でクラブに繰り出しました。シングルマザーのユン実務官は、子供を預ける手配もしていましたのでね。

この時点で、イ速記者が別の顔をもっていることを打ち明けました。

彼女が言ってた夜の仕事というのは、ウェブ小説家って事だったのです。

チャオルムや市場のアジュンマたちもファンの作者でした。その収入で高級外車や洋服などを買っていたってことです。

 

久々に着飾って出掛けたチャオルム、ユン実務官、イ速記者、イ警護官。

彼女たちにチャラい男性二人が声をかけて来ました。どうも一人はお金持ちの息子らしく、VIP席に行こうとしきりに誘いました。

乗る筈ないですよね、彼女たちが。

きっぱりと断ったのに憤慨し、暴力を振るおうとしたとき、その手を止めたんは、なんと、バルン。

クラブにいると聞いたチョン判事が、危険だからとバルンを誘ってやって来たというわけです。

 

裁判では、流石に財閥、有能な弁護士を雇い、有利に進めていました。

チャオルムは、あまりにも力の差が有りすぎると思いました。病院理事長を妻に持ち、一流弁護団を従える教授と、女性研修医ですからね。

しかし、ハン部長判事は、チャオルムの考え方を偏ったモノだと指摘しました。

裁判所は強きをくじき、弱きを助けるところだと常にチャオルムは言っていました。確かに、社会は構造的に不平等で、強者は証拠を操ることもできるわけで。

チャオルムの考え方だと、弱者である女性研修医の証拠は無条件で信じ、強者の発言は疑うことになります。

それは違っているのですが・・・と、チャオルムは言い、

「真相究明を尽くすべきです。」

と、続けました。

問題は、最善を尽くす不法にあるとハン部長判事は言いました。

一方に肩入れするのは禁物だと。

チャオルムは、充分にその傾向がありますからね。

 

私のどこが好きですか?

突然、チャオルムがバルンに聞きました。

バルンは、驚きました。でも、彼なりの表現で答えました。

 

気まずくて。君を見ていると心がざわつく。ボクと全然違うから。考え方も態度も。君と衝突する度に正しいと信じてきた事に疑念を抱くこともあるし、毎回衝突するのかとムカつく時もある。最初は、“それでも好き”だと思ったけど、今は“だから好き”だ。気まずいから。君のおかげでボクは自分自身を見つめ直せる。

 

いやぁ~

最初っからバルンがカッコ良くて、可愛くてたまらなかったけど、更に!です。

この作品を見るまで、確かにイケメンだけど、どー?・・・って印象しか持って無かったのですが、いやいや、ハマりそうです。実際、現在放送中の「ただ、一つだけの愛」を見たくて仕方がなくなってますもん。

 

こほんっ話が逸れましたね。

 

チャオルムが言いました。

「あの時は生き残りたくて心の余裕が無くて受け止められないと答えたわ。でも実は、あなたがそばにいるから重荷に負けず生きてこられたみたい。気づかないうちに。私も迷惑をかけますね。イム判事は私の右陪席だから。」

バルンは、言葉の意味を理解し、柔らかく微笑みました。嬉しそうに。

 

ヨンジュンがチャオルムを呼び出しました。

先日の空港での気まずい別れ以来でした。

ヨンジュンは、チャオルムが自分を怒らせるような事を言ったのは、バルンの影響だと考えていました。

でも、違いました。

ヨンジュンは、意図せずに持つ者が持たざる者を苦しめる事があるのを知りません。勿論、ヨンジュンは善良で優しい人ですが。

だから、持つ者は持たざる者よりその力を恐れ、謙虚であるべきだとチャオルムは言いました。私の頭で「ピノキオ」でのダルポの台詞とかぶりました。

でも、ヨンジュンはそれに気づいていないで、当然だと思っていることに、チャオルムは腹が立ったのです。

ヨンジュンに、チャオルムの言葉は通じませんでした。財閥として生きるしかないと思いました。

で、本題を切り出しました。

現在裁判中の義兄の事でした。

チャオルムも、予想がついていましたので、立場上話を聞く事はできないと背中を向けました。

でも、ヨンジュンは引き留め、義兄は人格者とは言えないが、小心者で父と妻である姉には頭が上がらない人だと言いました。だから、誤解だと。

今まで一度も頼み事をしたことがない自分が頼む。義兄は無実だ。信じてくれ・・・と。

チャオルムは、何も答えませんでした。

 

チャオルムは、ハン部長判事に言いました。

「裁判官は中立です。ただ、弱者の立場も理解すべきだと。お酒を断れない立場、強者のメールに顔文字で答えざるを得ない立場、すぐ警察に通報できずしり込みする立場、それが弱者の現実です。」

それも判断材料にすべきだと。

 

被告人の最終陳述が行われました。

教授は立ち上がり、自分は無実だと言いました。沈痛な表情です。

自分が欲望に負けてホテルに向かったことを反省し、認めました。倫理的に許されない事だと、充分認識していると。

しかし、絶対に無理矢理ではなかった・・・と、涙ながらに訴えたのです。

 

チャオルムは検討する過程で、バルンに頼みごとをしました。

最終会議で自分が被害者寄りの発言をしたら、容赦なく反論してください、手加減せずに・・・と。

心配しないで、僕は手加減しないから・・・と、バルン。

まだ、チャオルムは自分の判断が本当に偏っていないか、自信が持てないのです。

 

会議の結果、被告は有罪と判断されました。

懲役は4年。実刑判決でした。

その場で身柄拘束・・・とハン部長判事が宣言した直後、なんと、被告人が意識を失って倒れてしまったのです!

ハン部長判事は頭を抱え、チャオルムは動揺しうろたえました。

 

ハン部長判事あ、チャオルムとバルンに自分宛に届いた手紙の束を見せました。

ハン部長判事が死刑判決をだした受刑者からです。

3人の女性を殺した犯人とされていて、証拠からも罪は疑いようもない状況だったようです。

ところが、控訴審の途中で、2件の殺人について真犯人が捕まったのです。原判決は破棄され、懲役17年が宣告されました。

それから毎年、手紙が届いているそうです。丁寧な字で、“いつかお目にかかります”と結んでいました。

怖いわ・・・。

脅しだよね?私の読み違い?

 

ハン部長判事は、所長に退官届けを出しました。

突き返されましたが。

それを手紙と一緒に常に手元に置いて仕事をしていました。自分への戒めですね。

「パク判事。君の言う弱者と強者の話は正しい。一つを除いて。法廷で最も強い者はどこの誰でもなく判事だ。我々なんだ。そして最も危険な者も我々だ。それを絶対に忘れてはならん。」

チャオルムにもバルンにも、心に沁みる言葉でした。

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『黒騎士~永遠の約束~』6話まで

2019-06-28 09:35:38 | 韓国ドラマのエトセトラ
黒騎士~永遠の約束~ DVD-SET2
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ベッキの昔話を語るイベント。シャロンが登場したことで、不穏な空気が流れるかもと思ったけど、杞憂に過ぎませんでした。

流れたのは、ベッキとシャロンの間だけでした。

事情、関係を知らないヘラとスホは、知り合いの一人に会ったというだけ。

ただ、スホとシャロンが知り合いだというのが、ヘラには驚きだったということだけ。

シャロンは、スホのシャツを仕立ててあげるというので、ヘラの目の前で、巻き尺を持っていないときの寸法を測るやり方だと、スホの体に腕を回しました。

ヘラは勿論、スホも驚きましたが、まぁ、大人な対応。

ベッキだけが、怒りの表情でした。

 

今回のベッキの昔話で、ヘラとスホ、そしてシャロン、ベッキの関係が明らかになりました。

 

種受けの役目を命令されたプニを、シャロンの夫は優しく抱き締めましたが、それ以上の事はありませんでした。気持ちを確かめただけで充分だったのです。

でも、周囲はプニが跡継ぎを産むと噂しました。だからと言って、それまでと変わらない労働をしていたんですけどね。

当時、朝廷は党派間の勢力争いがし烈な状況で、宗教弾圧の名のもと、進歩的な思想家が排除され続けていました。

その中、シャロンの夫も捕らえられ、流刑となってしまったのです。

家族も関係者として拷問を受けました。シャロンは、それを避けるために、プニに自分の服を着せて身代わりとしたのです。

プニは、夫人として立派に振る舞いました。どんな拷問を受けようと一切口を開きませんでした。その拷問で、声を失ってしまったのです。

そして、ぼろぼろになった姿で、流刑地にたどり着いたというわけです。

 

貧しく過酷な生活環境ではありましたが、二人は初めて穏やかで温かい日々を過ごしていました。

シャロンの夫は、プニに指輪を渡しました。以前、書物を売って作ったモノでした。生活に困ったら、売れば良いと言い、プニの指にはめてくれました。

「来世があるなら、裕福な家に生まれるんだぞ。声も失わず、顔に傷も負うな。もし来世でも傷を負う運命ならば私が身代わりに。お前はただ美しく大切にされていてくれ。」

だから、スホは顔に火傷を負ってしまったのですね。

プニは、その指輪を供えました。月の光が当たる場所に。満月の光を当てれば願いを叶える力が宿るという言い伝えがあったようです。

 

ところが、それをシャロンが見てしまったのです。

怒りに震えるシャロンに狂気が宿りました。その小屋に火を点けたのです。

プニの指輪を自分の指にはめて。

火はあっという間に小屋を包みました。

シャロンの夫は、一緒に逃げ出そうとしましたが、プニが取り残される状況に。

シャロンは夫の手をつかみ、必死に引き留めました。

でもね、プニ一人を死なせることは出来ませんでした。プニが来ないなら、自分が行く・・・と、火の燃え盛る小屋に入って行ったのです。

小屋は崩れ落ちました、シャロンの目の前で。

泣き叫ぶシャロンの足を誰かが掴みました。プニでした。

出ない声を振り絞り、言いました。

「悪い女。永遠に九泉をさまよう鬼になれ。」

 

その時から、シャロンは不老不死となったのです。

流石に絶望し、断崖から川に身を投げたのですが、岸に打ち上げられて意識が戻りました。でも、それはもう30年も過ぎた後。

実家に戻ると、両親は娘の帰りを待ちながら30年も前に死んだと聞かされました。

それを話してくれたのは、昔自分の家で使っていた使用人のジョムボク。変わらない姿のシャロンを幽霊でも見るような目付きで見ました。

 

ジョムボクは、絵を描くのが得意でした。

そのジョムボクに記録を残してくれと頼んだベッキ。

ベッキは、なんと、シャロンの父親の先妻だったのです。子供ができないと離縁された後、シャロンの母が嫁いできたということです。

シャロン母は女の子を出産しました。

ベッキは、恨みから、その子と貧しい身寄りの無い女の娘をすり替えました。要するに、両班の娘はプニであって、シャロンではないということです。

それが、ベッキの罪でした。

 

同じような存在として、敵でも無く味方でもない関係で、二人は200年以上を共に生きて来たというわけです。

ところがですよ。この間、シャロンは妙な能力を得てしまってます。その人の持ち物をひとつ身につければ、その人の姿形に変身できるなんていう・・・。

まずいじゃん、そんな能力。

 

ヘラは、スホの想いを受け止めたいという気持ちを必死に押さえつけています。

スホは、それを分かっていると思うのですが、イマイチ自信が無いのかしら?

ヘラを男性不信にしてしまった元カレに嫉妬してる様子も感じられますが。

拒否し続けるのを見て、1ヶ月で振り向かせてみせるとヘラに宣言しました。

きっと、今まで以上にヘラに愛情攻勢を仕掛けるんでしょうね。堂々と出来る作戦を考えたように、私には見えます。スホの作戦勝ちですな。

 

ところで、ジフンはスホの個人トレーナーとして雇われています。

スホと親しくなって、あれこれと個人的なことを話す仲になりました。

お互い、愛する人の話をしましたが、まさかそれが同じ人だとは・・・。

 

ゴン父は、仕事の上でスホの動きがますます目障りでならなくなってきました。

何とか、排除したいと思っています。

ゴンから、やはりヘラの家に同居していたスホだと聞き、直接会いに行きました。

最初から、スホを青二才扱いの話し方をし、やんわりと釘を刺そうとしましたが、スホには通じませんでした。反対に、昔の罪を暴かれそうで、顔がこわばりました。

どうも、スホ父の研究所が火災を起こし、巻き込まれたスホ父が亡くなってしまった一件に、ゴン父が関わっているようです。

あれ?ヘラ父も、ゴン父のせいで亡くなったと、叔母さんが言ってたよね、確か。

あっちこっちで悪さしてるようですね、ゴン父。

 

ゴン父はヨンミから、スホはヘラを愛していると聞きました。

スホのアキレス腱はヘラだと思ったゴン父。ヘラに働きかけようとしました。

でもね、ヘラは苦労してきてますから、ゴン父の持ち出す美味しい話には裏があると感じましてね。話に乗る気は無さそうです。

そして、ゴンは、父にヘラに手出しするのは許さないとはっきり言ってますよ。ヨンミ、ゴンの気持ちが自分には向いてないと気づいてるのに、婚約したのね。

 

スホは、シャロンを訪ね、こちらもきっぱりと好意をはねつけました。

シャツも作ってくれなくて良いし、ヘラの前で誤解されるようなことはしないでほしい・・・なんてね。

怒りのあまり、ケーキを手でつかんで口に入れるシャロンが不気味。

これで終わらないと思ったらやっぱり。

シャロン、ヘラのブレスレットをもらって、ヘラに変身しちゃったよ!

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『ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~』TV放送版 12話まで

2019-06-27 19:51:39 | 韓国ドラマのエトセトラ
ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~ DVD-SET2
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所長を囲んで部長判事会議が開かれました。

そこで、話の成り行きで・・・と言うか、ハン部長判事が墓穴を掘ったかたちで忙しい刑事部の仕事を民事44部が手伝うことになってしまいました。

ま、民事部でありながら、刑事部も兼任するということですな。

ますます忙しくなります。

バルンはすっかりオカンムリ。皮肉をちくちく言いました。44部は、こういう垣根の無い関係でいられるところがとても良いです。

 

このところ、飲酒絡みの事件が続いていることが、バルンには苛立つ原因となっていました。

セクハラや事故など、酔っていたことを理由とするのが、彼には我慢できないのです。

 

飲酒運転を繰り返す老人がいました。執行猶予中だと言うのに、またお酒を飲んでバイクを運転したところを捕まっていました。

この事件は、チャオルムが担当になりました。

老人には、善処を求める意見が出されました。事故を起こしたこともなく、バイクで山の麓の施設に卵を届けてくれているんだ・・・と。いい人なんだと。

麓の村でお酒を飲むことが唯一の楽しみだけど、家まで帰る手段が無いと老人は言いました。事故を起こさないよう、ゆっくり運転してると。

自覚してるんです、悪いことだと。でも、そうするしか無いと考えているのです。

幸い、住民同士のつながりがあって、チャオルムが声をかける前に、助け合おうという方向で動き始めていました。ほっとしたチャオルムでした。

 

もう一人は酒乱の性質が原因で前科26犯と言う経歴の男性。26犯と聞くと、凶悪犯のイメージですが、素面の時は弱々しい雰囲気の男性で、起こした事件は皆軽微なものでした。

でも、何度も繰り返すのはやはり隔離すべきだと検事は主張しました。これは、バルンが担当となりました。

44部でも意見は分かれました。

軽微な事件に検察の出した求刑は重すぎるとハン部長判事。70才という年齢を考えると、やはり重すぎるとね。

でも、バルンは、れっきとした強盗障害だと言いました。執行猶予中の犯行ゆえ、量刑が重くなるのは、本人も分かっている筈で、本人の責任だとね。

刑務所に入るということは、人を檻に閉じ込める事だとハン部長判事は言いました。良いとは言えない環境下に老人を置くのだから、1年と言えど、軽く考えるなと。

 

元々、お酒に強くないバルン。だから、学生の頃も飲酒を強いられても断固として拒否してきました。

酔って迷惑をかける人間が問題だと思っていますからね。

 

ある日の帰り、電車の中で酔っぱらって大声で騒ぐ男性に会ったバルン

見て見ぬふりを決め込んでいましたが、どんどん酷い騒ぎ方になって来たので、我慢できず、注意しました。

そしたら、怒った男性が掴みかかって来ちゃって。

結局、取り押さえ警察に引き渡しました。

ウンザリしました。

 

26犯の男はアパートで一人暮らしをしていました。寂しい生活だと予想できました。

でもね、チャオルムがそう言うと、バルンはそれは暴れた理由にならないと言いました。社会的弱者だからと言って、暴れる権利は無いと。

それぞれの事情も考えなければいけないんじゃ?・・・と言うチャオルムとは、意見が対立しました。

 

ところで、チョン判事とイ速記者とは、交際を始めています。

ちゃらちゃらしてて、人当たりも良く、上司にも上手く取り入ることが出来るチョン判事。でも、根は純粋で真面目です。

ミステリアスなイ速記者に惹かれ、しっかり者の彼女に気圧される状況ではありますが、想いは真剣です。

イ速記者も、チョン判事の内面をちゃんと見ていました。まっすぐに自分を見つめてくれる心に惹かれたのでしょう。

無表情だった彼女に笑顔が増えています。

ところが、周囲にいるのは二人を祝福する人ばかりじゃありませんでした。

裁判所の中だと言うのに、やはり一般の会社と同じように学歴や家柄等で無意識のうちに差別意識が働いているのです。

同僚判事が、イ速記者のことを卑下した噂をしているのを耳にしたチョン判事。思わず殴りかかってしまいました。

それを、上司に見られちゃった。

 

前科26犯の男性が住んでいるアパートに行ってみたバルンとチャオルム。

同じソウル市内だと言うのに、来た事はもちろん、存在すら知らなかった貧しい場所でした。老人の所帯がほとんどで、それぞれが貧しく寂しい生活をしていました。

男性が暴れた食堂にも行ってみました。

そこでは、頭に包帯を巻いた女性が一人、後片付けに追われていました。でも、あまりにも大変で、ぐったりと椅子に座り込む姿がありました。

 

チャオルムは言いました。

悪い人や酷い人はいなくて、劣悪な環境や酷い状況があるだけなんじゃないですか?・・・と。

被告人に罪があるとしたら、気力を失ってることじゃないでしょうか・・・。飲まなきゃやってられないんだもの・・・と。

そうかもしれないが、それを免罪符にして良いんだろうか・・・と、バルンは言いました。その弱さのせいで、傷ついた人がいるんだから・・・と。

難しいですね、ホント。

 

チャオルム担当の飲酒運転の老人の判決が決まりました。

執行猶予中の事件だから、実刑は免れません。ただ、老人には収監するよりアルコール依存症の治療の方が必要だとチャオルムは言いました。

老人が約束を破った場合は、実刑宣告し、収監すると。

バルンもハン部長判事も納得しました。

 

そして、前科26犯の男性ですが。

検察は懲役5年を求刑していました。

バルンは散々悩みましたが、心神耗弱による減刑は認められないという結論に達していました。自分が酒乱だと言うことも、十分承知していたわけですし、どんな辛い状況にあっても己の行為には責任を持つべきだとね。

結局、この男性には今回の事件で懲役3年6ヶ月の刑が言い渡されました。それに、前回の刑期が加算されるので、5年の服役となりました。

男性は、無期懲役で無かったことを喜び、礼を言いました。

 

バルンは満足したわけではありませんでした。

人間は己の行為に責任を持つべきだが、弱い人間を泥沼に放置する社会に責任は無いのだろうか・・・と言う思いが彼の頭を占めていました。

 

その日、ハン部長判事は44部で飲み会を開きました。

何となくすっきりしない気分を吹き払おうと思ったのでしょうね。

その時、TVのニュースが財閥会長の業務上横領と背任の罪で起訴され、懲役5年を宣告されたと伝えました。財閥では異例の宣告です・・・と。

それを聞いたバルンは、昼間見た男性の姿が目に思い出されました。同じく5年を宣告され、感謝していた姿を。

 

バルンはショックでした。

同じ5年なのに、その罪の重さは大きな差があります。そして、刑が重いと感じるか軽いと感じるかも、差があります。

自分が下した結論は、正しかったのだろうかと苦しみました。

飲めないお酒をがぶ飲みしたバルンは、トイレで吐き、そして、泣きました。

 

酔いつぶれたバルンを、チャオルムが家まで送りました。

肩を貸そうとするチャオルムの手を振り払い、言いました。

こんなに迷惑をかけちゃいけない・・・と。

「構いません。時々迷惑をかけてください。私に。」

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『黒騎士~永遠の約束~』5話まで

2019-06-27 10:38:55 | 韓国ドラマのエトセトラ

 

黒騎士~永遠の約束~ DVD-SET1
キム・レウォン,シン・セギョン,ソ・ジヘ,チャン・ミヒ,キム・ヒョンジュン
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

突然のkissに、驚いたヘラ。

スホを突き飛ばして、家を出て行きました。

しかし、やはり行く宛は無くて。結局、シャロン洋装店にむかうしかありませんでした。

 

ヘラがシャロン洋装店に行った時、丁度、シャロンとベッキが睨み合ってる真っ最中。

迎えに来たベッキに、シャロンはスホと会ったことを話しました。よりによってヘラの服を注文しに来たと。

人違いよ・・・と言うベッキ。

間違える筈が無いわ・・・とシャロン。

二人を邪魔しないでと言うベッキに、旅行には行かないとシャロン。

悪鬼になる・・・と、ベッキは言いました。

そんなこと、シャロンにはどうでも良い事でした。彼女は自分が被害者だと思っています。その恨みを晴らす!・・・とね。

この時、ヘラが入って来たってわけ。

 

不穏な空気を感じ、一瞬躊躇したヘラですが、行く宛が無いんだから、そのまま帰ることは出来ません。

結局、シャロンに勧められるまま、お酒を飲みました。そして、問われるままに、スホとの話をしたのです。

ヘラも、何故かシャロンには本心が話せました。

 

スホとの関係を聞かれたヘラは、ノーコメントで・・・と言いました、最初は。

心を乱す人だから・・・と、その理由を言いました。

劣等感と自己嫌悪を感じるほど釣り合わない人だと言いました。でも、その人が運命の人かもしれないと。

心を奪われて嫌いになりたくても惹かれてしまう・・・と。

つまり、好きなのだと。

相手は?・・・と、シャロン。

kissしました・・・と、ヘラが答えた瞬間、シャロンの形相が!

バツが悪かったのか、シャロンから目を逸らしていたヘラは気づきませんでしたが。

シャロンの怒りはマックスに!

その時、窓ガラスが木っ端微塵に!

いったい何が起こったのか分からず狼狽えるヘラ。

一瞬の後、シャロンは朝鮮時代の姿になっていました。

「プニ。お前!」

そう叫んだ瞬間、ヘラは意識を失って倒れ込んだのです。

意識が戻ったのは翌朝。ヘラは何も覚えていませんでした。

シャロンも、例のごとく深い眠りについていました。

 

丁度やって来たベッキがヘラを送ってくれました。

ベッキも心配だったのでしょうね。

その時、ベッキはヘラを自分が開いてる昔話のイベントに招待しました。

 

ヘラが出勤しようとしたら、スホが待っていました。

外泊したヘラのために、着替えやバッグ、携帯等を届けてくれたのです。

ヘラは、スホに突っかかりました。一生懸命嫌いになろうとしてますし、嫌われようとしているように見えます。

やはり、ヘラはイマイチ踏み切れないのでしょう。ジフンに裏切られたのが大きなトラウマとなっているのでしょうね。

こんな条件の良い男性が、自分を本気で好きになると思えないのです。誘惑してその気にさせておいて、捨てるつもりなのかもと思ってしまうのです。

昔のヘラのように純粋じゃなくなってると思っていました。もうウブな自分じゃないと。

ヘラは言いました。自分の夢は自力で成功した女だと。邪魔しないで・・・とね。

“あなたの夢を応援します。いつか2人で仲良く腕を組み元カレに見せつけよう”

スホのメールが届きました。

スホは、ヘラが頑なに自分を拒む理由が、元カレに裏切られて傷ついた経験があると察したのです。

 

その元カレジフンとスホ、意外なところで繋がりが出来てしまいました。

筋肉痛だとスホが言ったので、気の利くハン室長がトレーナーを連れて来たのですが、それがよりによってジフンだったのです。

何だか、関係がいっそうこんがらがっていきそうです。

まぁ、ジフンの場合、外部で一人空回りしてる風ではありますけどね。

 

ところで、ベッキの正体は?

朝鮮時代のシャロンと夫、プニとの経緯を遠くから見つめ続けています。

この時点で既に不老不死だったの?

そんなこと無いよね。シャロンが犯した罪の償いをするために二人とも不老不死になってしまったと前に言ってませんでしたっけ?

ベッキは、一人の男に報酬を与えてプニとシャロンの夫の話を後世に残してほしいと頼んでいました。

だから、今でもどこかで古文書が発見されたというニュースをには注視しているようです。

 

パク・ゴンの父は高校生の時にシャロンと出会っていました。

年上のシャロンを、ゴン父は真剣に愛しましたが、受け入れてはもらえませんでした。

シャロンは可愛い弟のような感情だったようです。

その思い出は、今も鮮明にゴン父の心に残っています。

ゴン父がここまで非情な金の亡者になったのは、シャロンがお金が一番の時代が来るから金持ちになれと言ったからでした。

 

ベッキの昔話のイベントにスホとヘラも参加しました。別々に。

そこでベッキが語ったのは、スホに話した続き。

プニを連れて嫁いだシャロン。

プニはすぐに下男下女たちに好かれました。働き者だし、綺麗だし、性格も良いし。

そして、プニの顔の火傷はシャロンが付けたモノだと言うことも、すぐに皆の知るところになりました。余計にプニは可愛がられました。

シャロンの夫は、一生懸命気持ちを押し殺していました。

真面目な彼は、身分や地位によって人を差別することはありませんでした。下男たちにも分け隔てなく接し、彼も周囲の皆から慕われ、尊敬されていました。

プニに辛く当たるシャロンを叱る事もありました。

 

そうやって5年が過ぎようとしてるとき、シャロンが懐妊したかもしれないと言いました。この時代・・・いえ、今でも重要視されることが多々ありますからね、跡継ぎに関しては。

木苺を食べたら、男の双子を産めそう・・・などと言い出したシャロン。

季節外れなのに、プニに木苺を取って来るよう命じました。

山奥に入り、必死に木苺を探すプニに付いてきた下男が言いました、逃げろと。   

シャロンは、プニを殺せと下男に命じていたのです。

下男は、そんなことできる筈ありません。

 

プニは、一人で死のうとしました。

山奥に姿を消したプニ。下男はプニが自殺したと思い、そう報告しました。

シャロンの夫は家の下男たちを集めて探しに行きました。

が、結局見つける事はできなかったのです。

プニは、シャロンの夫たちが自分を探していることを知っていました。でも、出ていきませんでした。

 

数ヵ月後、突然プニが帰って来ました。

腕にはたくさんの木苺を抱えていました。

山菜採りの夫婦に救われて、季節になるのを待っていたとプニは言いました。

ご安産のためにこれを・・・と言うプニの前に立つシャロンの腹部は全く大きくなってはいませんでした。

やはり下男があの時言ったように、夫の気を引くための嘘だったのです。

 

プニ、決して弱い女性じゃありませんね。

顔にコテを当てられた時、プニはシャロンが子供を産めないようにと神に願っていました。婚家が跡継ぎに恵まれず、絶えますようにと。

そのとおりになっていました。

懐妊ができないので、婚家の親は占い師に見てもらいました。すると、シャロンは子供を産めないときっぱり言っちゃった。

でも、息子3人の姿も見えると占い師は言いました。

そして、丁度お茶を出しに来たプニこそが、息子を産むと言ったのです。

所謂“種受け”を命じられたプニ。

 

二人はお互いの想いを分かっていました。

でも、種受けは息子を産んでも母と呼ばれることはなく、乳離れしたら追い出されるのが常でした。

シャロンの夫は、プニをそういう境遇にはしたくありませんでした。

プニはそれでも良いと言いました。

その夜、二人が結ばれたかどうか、ベッキは語りませんでした。

 

イベント参加者に、どう思うか聞きました。

ヘラとスホは、何も無かったと答えました。

その瞬間、お互いの存在に気づき、驚きました。

それぞれ別の経緯でベッキと繋がっていたと知り、また縁を感じたかもね。

そこに、シャロン登場です。

嵐の予感。           

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『黒騎士~永遠の約束~』4話まで

2019-06-26 23:26:34 | 韓国ドラマのエトセトラ
黒騎士~永遠の約束~ DVD-SET2
キム・レウォン,シン・セギョン,ソ・ジヘ,チャン・ミヒ,キム・ヒョンジュン
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヘラとスホがシャロン洋装店に来たとき、なんと、シャロンは眠り込んでいました。

この作品、とてもシリアスだったり摩訶不思議な雰囲気なんですが、時々こういう滑稽と言うか、ほっとするシーンがあるんです。

笑顔を見せない怪しげなシャロンが、気を失ったみたいに眠り込んだり、自意識過剰なジフンがヘラはまだ自分に未練があるに違いないと思い込んだりするんですね。

ジフンがもしかしたらスホの生まれ変わりかもしれない・・・なんて思ったシャロンがジフンの勤務先である高級ジムに会いに行ったりしますし。

生まれ変わると、容姿は変わってしまう場合があるようです。

 

ま、とにかく、偶然とはいえ、スホが自らやって来たと言うのに、シャロンは正体無く眠りこけていたせいで、この時は会うチャンスを逸してしまったわけです。

 

この時、シャロンは昔の夢を見ていました。

自分が下女のプニに酷い仕打ちをして来たことを。

 

ゴンは、スホが自分の会社が持っている物件のある町を選んで進出してきていると気づきました。

それを報告した時、スホの資料写真を見たゴン父は、すぐに気づきました。ヘラの家に同居していた少年だと。名前まで覚えていました。

間違いないとゴンに言いましたが、ゴンは火傷の痕が無いということもあって、信じられません。

どうも、スホが火傷を負うことになったスホ父が死んだ火災事故と関わりがありそうです。

 

ある日、ヘラ叔母がヨンミを家に連れて来ました。

あくまでも仮住まいで、一日も早く出たいと思っているヘラは、その勝手な行動に気分を害しました。ヨンミも図々しいですからね。

ヨンミは迷惑がってるヘラの気も知らず、スホに興味を示しました。

で、カップル限定のパーティを開く予定があるからと、ヘラと一緒にと誘ったのです。

勿論、ヘラにその気はありません。

そしたら、スホは、ここで開くのはどうかとヨンミに提案。

あっさり決まってしまいました。

 

スホは、地方のある土地を買おうとしていました。

地主が契約の前に、買い主と直接会いたいと言ったのです。

スホの前に現れたのは、なんとベッキ。

そして二人は初対面じゃ無かったのです。

 

ベッキは勿論知っていました。

そしてスホもベッキを覚えていたのです。何故なら、ヘラの家からなにも告げずに出て行く切っ掛けとなった出会いがあったからです。

その日、スホは、ヘラ父が自分を引き取った本当の理由を知りました。

決してスホを可哀想に思ったとかいうのじゃ無かったのです。ヘラに、スホの境遇を示すことで、自分の幸せを感じ取らせようとしたのです。

だから、ヘラがスホを好きになるなんてことは、絶対に許せない事でした。

それを知ったスホは、一人泣きました。

そこにベッキが現れたのです。

「あなたは必ず成功するわ。私には未来が見えるの。邪魔するものは何も無い。望みはすべて叶う。さぁ、今この瞬間から世界中の幸運が降り注ぐ。華々しく成功して必ず再会しましょう。」

暗示にかけるように背中を撫でながら、ベッキは言いました。

そして、スホはその言葉通りの幸運な人生を歩いて来たというわけです。

 

スホはベッキを抱き締めました。

会いたかったのです。恩人と言えるでしょうから。

ベッキも我が子を見るような愛情溢れる眼差しでスホを見つめました。

 

ベッキは、スホが買おうとしている土地にまつわる話を聞かせました。

200年も前のこと。良家の娘だったシャロン、そしてその下女だったプニ。シャロンの夫となった男性の話です。

シャロンは我が儘で怖いものなしの娘で、自分より何もかもが優れているプニに嫉妬していました。

だから、苛めまくりですよ。

ある夜、プニはシャロンの仕立てあがった花嫁衣装を、こっそりと羽織って庭を歩きました。深夜で誰にも見つかることは無いと思ったのです。

ところが、見ていた人がいたのです。

シャロンの結婚相手となる少年でした。やっぱり気になったのです、自分の結婚相手がどんな人か。

月明かりの中歩くプニに一目惚れした少年。

ところが、結婚式で目の前に座ったのは、その少女ではありませんでした。

驚いて周囲を見回すと、取り囲んだ人々の中にその少女を見つけたのです。下女でした。

少女の左頬は赤く爛れていました。

花嫁衣装を羽織ったことがばれて、焼けたコテを当てられてしまったんです。シャロンに・・・。

シャロンは、そこまでしながらも、プニを連れて嫁ぎました。

プニほど賢く誠実な下女はいなかったからでした。

少年とすると、目の前に愛する女性がいながら、好きでもない妻と生活するのは、さそかし辛かったでしょうね。

その後、どういう事情か、少年・・・いえ、青年は流刑に処されていました。

買おうとしている土地は、流刑地だったのです。

そこに、ぼろぼろの姿のプニが訪ねて来ました。

ベッキの話は、ここで終わりました。続きは次の機会に・・・と。

 

スホは、ずっと昔から愛し続けている人がいると、ヘラの写真を見せながら話しました。

ベッキはその写真を見て、不幸だった二人がこの時代に再会して、愛し合おうとしていると知り、本当に嬉しく思ったようです。

となると、邪魔なのはシャロンです。

このところ、悪夢を見ると悩んでいるのを聞いていましたから、気分転換にと海外旅行に誘いました。

シャロンもその気になって、仕度をしていたのですが、そこに突然スホが!

 

スホは、ヘラのために服を注文しに来たのです。

ヘラには内緒で・・・と、楽しそうに話すスホ。

シャロンのことは全く覚えていないようでした。

 

ショックでした。

その時、ベッキが急に旅行を提案した理由を悟ったのかもしれません。

 

スホのゲストハウスにゴンとヨンミがやって来ました。

ゴンは、最初っからスホを質問攻めにしました。仕事上、思惑を知りたいというのもあったでしょうが、やはりヘラとの関係が気になっていたのでしょう。

スホは、どの質問にも正直に答えました。

ヨンミもスホのこれまでの人生に興味があるので、あれこれと質問しました。

それにもちゃんと答えていくスホ。

そして、とうとう、火傷の痕があったが、手術で消すことができた・・・と言いましたよ。

 

その瞬間、その場にいた全員が、スホが昔ヘラの家に同居していた少年だと気づいたのです。

 

何故成功していたのに、韓国に帰って来たのかとゴンが問いました。

「ヘラのためです。」

恩返ししなくては・・・と。

でもね、次にスホが言ったのです。

ヘラの父はイメージアップのために自分を利用したんだと。そして娘に幸せを自覚させるために・・・と。

同姓同名だと思ってきたヘラは、ショックでした。

思わず家を出て行きました。

後を追おうとしたゴンを、スホが止めました。

「あなたは客だ、席にお戻りを。」

 

ヘラの後を追ったスホ。

何故黙っていたのかとヘラが聞きました。気づいてほしかったとスホは言いました。

スホは、ヘラ父がヘラに本心を話しているのを聞いてしまったのです。

父親に一切反論せずにいるヘラを見たことが、スホにはさらにショックだったようです。

その時、スホはヘラを恨みました。自分と同じように不幸に襲われ全てを失えばいいと思ったのです。

ヘラはそれを聞いて、スホが願ったとおりになった自分を思いました。

 

そうなった私を見て、いい気味だと思った?・・・と、ヘラ。

心が痛んだとスホは言いました。

毎年、あのヨーロッパの古城でクリスマスまで過ごしていたのは、当時ヘラが会おうと言ったからでした。

ヘラは惨めでした。

おめでとう、願ったとおりになったわね・・・と言いました。

 

3つプレゼンとするよ・・・とスホ。

1つ目は、君の昔の家だ。取り戻してやる。

2つ目は、したいことが何でもできる暮らしを。

ヘラはますます惨めになりました。

ここを出ていくまで顔を合わせたく無いと言いました。

そして、もう1つは何?・・・と。

影絵の続き・・・と言ったスホは、ヘラにkissしました。

 

勉強を教えていたとき、ヘラが影絵で騎士と王女をkissさせて喜んでいたのです。

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『黒騎士~永遠の約束~』3話まで

2019-06-26 21:46:46 | 韓国ドラマのエトセトラ
黒騎士~永遠の約束~ DVD-SET1
キム・レウォン,シン・セギョン,ソ・ジヘ,チャン・ミヒ,キム・ヒョンジュン
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ヘラ、思いもよらないスホの出現に戸惑うばかりです。

ときめく心があるのも確かですが、やはりもう男性をそう易々と信じる気持ちにはならないのです。

でもま、とにかく、韓国ドラマお約束の同居開始です。叔母も一緒ですけどね。

ムン・スホという名前を聞いたヘラ。やはり、初恋のスホを思い出しました。でも、同姓同名の別人だと思っています。やはり、顔に火傷の痕が無いせいでしょうかね。

 

スホは、来ないかもしれないと思いながらも、ヘラが来るのを待っていたと言いました。

何故?と、ヘラが聞くと、明日までの宿題だ・・・とスホは言いました。

そんな甘い言葉を聞いたヘラですが、自分の気持ちを引き締めるかのように、その日は仕事があると嘘をついてゲストハウスを出て行きました。

なんか釈然としなかったのでしょうね。スホにいいように操られている感じがしたのかも。

ところが、会社は修理のために入る事が出来ません。

行く宛が無いので、仕方なくシャロン洋装店に行きました。

 

シャロンは、また新しい洋服を作ってくれていました。

何故作ってくれるのですか?と、ヘラは聞きました。

前世であなたに罪を犯したから・・・と、シャロン。償えば私も幸せになれるから・・・と。

あなたが私の男を奪ったの・・・とシャロン。

その罰で現世で私は振られるのね・・・と、ヘラ。

お酒を飲みながら、結局ヘラはその夜、シャロン洋装店に泊まりました。

 

翌日、約束通りスホがランチを誘いに来ました。

宿題は?と、スホが聞きました。

ヘラは、わざと正解を避けてるように答えました。で、その流れでさらっと言いました。

「私に関心が?」

正解に近い・・・と、スホ。君は自分が魅力的だと知らないの?・・・と。

本当にスホはさらっと甘い言葉を挟みますね。

僕が好きなのは、ヘラだ・・・なんて、さらっと言いますし。

その言葉に、くらっと来そうなヘラなんでしょうが、今のところは、まだまだ踏み留まっている状況です。

 

スホは、伝統家屋を生かした事業をしようと計画しています。

そして、ヘラが両親と住んでいた屋敷も購入しようとしています。

秘書のハン室長は、その屋敷の主が皆不幸な目に逢ってるから・・・と、あまり乗り気ではありませんが。

 

ヘラの会社も伝統家屋を利用したツアーを企画しようとしていました。

で、ヘラたちの部署がその担当を任されていました。

スホの会社もその企画に参加すると聞かされましてね。どんどんスホの手の内に導かれて行く気がしたかも。

 

スホの事業に対抗しているのが、パク・ゴンとその父。

ゴンは、父と違って、強引でも非道でもありません。

 

ある日、街角でゴン父はシャロンを見かけました。

忘れられない女性、歳をとらない女性のシャロンを。

その時、シャロンは、車に乘ったスホを偶然見つけて、思わず立ち尽くしていたところでした。心の同様が彼女の周辺に暴風を巻き起こしていたので、ゴン父の目に留まったのです。

 

シャロンはベッキにスホを見たと言いました。

生まれ変わって、今、ここにいる・・・と。

ベッキはそれを信じませんでした。と言うより、シャロンにその事実を隠そうとしているように思えます。

シャロンのせいで2人は死んだのだから、今度は結ばれるわ・・・と、ベッキ。

シャロンの犯した罪のせいで、2人は不老不死の罰を受けているとベッキは言います。

その呪いは、自分とスホが結ばれたら解けるとシャロンは考えています。

が、ベッキは言いました。呪いはあの娘が解く・・・と。

 

ヘラは、スホに言いました。私は何ももっていないと。自慢できることが何も無いと。

お金が無いと、気後れするし、生きていくのに精一杯だったと。

でも、今度の企画でスホのプレゼンを聞いて、このままではいけないと感じたようです。自分も変われると思いました。

怖じ気づかないこと・・・それが今の自分にできることだと思いました。

まずは、そこからだと言うことですね。

 

そして、自分を好きにならないでくれと言いました。好きでも嫌いでも放っておいてと。

また傷つくのも嫌だし、惨めになりたくないから・・・と。

誰かに傷つけられたんだと、スホは察しました。

 

ヘラは、シャロンから服を取りに来るよう言われていました。

スホも一緒に行くというので、二人でシャロン洋装店に。

とうとうシャロンがスホと会う?

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梅雨の晴れ間は大忙し

2019-06-26 17:02:47 | その他

四国は梅雨入りが遅れに遅れています。

でも、そろそろそんな気配のようで。ただ、いきなり台風が来るかもしれないとニュースでは言ってますね。

関東は、一足早く梅雨入りの宣言。

新鮮組メンバーからは、うっとおしい天気が続いていると聞いていました。

が、一昨日私が関東入りしてからは、何故か良い天気。梅雨の晴れ間となっています。

留守宅の庭は、予想通りの雑草たちのパラダイス・・・。

明日からは台風の影響も出てくるかもしれないとかで、雨の予報が出ています。

と言うことは、今日しか無いですよね、草抜きできるのは。

午前中に野暮用を済ませた後、重い腰をあげました。

上が作業前。下が、作業途中。

あまりの暑さに、休み休みの作業。

2時間で証拠写真を撮るのも忘れるほど疲れて、ギブアップしてしまいました。

こういうとき、歳を感じてしまいます。

とりあえず、今日のところは終了。これくらいにしといてやるか!・・・です。

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『ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~』TV放送版 11話まで

2019-06-25 22:12:30 | 韓国ドラマのエトセトラ
ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~ DVD-SET1
エル(INFINITE),Ara,ソン・ドンイル,リュ・ドクファン,イ・エリヤ
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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チャオルムは、ダインの言葉で少しは気持ちが軽くなったようです。

だからと言って、図々しく罰を逃れ、反省もせず、何の罪の意識も無い輩に対して、どう立ち向かえば良いのだろうかという思いが消えたわけではありません。卑劣にならずに戦う術は無いのだろかと悩んでいました。

そんなチャオルムに、祖母は言いました。

「80年以上生きてきた経験から言うと、最も醜いもの、最も美しいもの、最も悪いもの、最も善いもの、最も残忍なもの、最も同情心があるもの、それはすべて人間だった。人がこの世に生まれて来た理由は、忍耐力を学ぶためなんだと思う。だから、どんな事でも簡単に諦めちゃダメだ。」

この作品、人の犯した罪を公平に裁こうと悩み、苦しむ判事たちの姿を描いているせいか、心に沁みる台詞が数多く出て来ます。

これまでも、何度も“なるほど・・・そういうことか”と思わせてくれた台詞がありました。このチャオルムの祖母の言葉にも、私は新しい考え方を教えられた気がしました。

 

次にチャオルムを担当したのは、ある非行少年の事件。

母親にゲームセンターに置き去りにされた過去を持つ少年ガオン。

元々は、知能指数も非常に高くて問題の無い子だったのですが、ある時ボンドを吸引することを覚えてしまい、生活が激変してしまったのです。

ボンドを買う資金欲しさに古物商から何度も商品を盗んだりして、何度も捕まっていました。今回も、保護観察中なのに、同じような事件を起こしてしまったのです。

心優しく親切な牧師が保護者として育てて来たのですが、以前はとても良い子だったガオンが、ボンドに含まれる有害物質のせいで、知能低下を引き起こしただけでなく、彼を壊してしまったと言える状況でした。

天使のような子だった・・・と、牧師は言いました。

でも今は、牧師自身、どうすれば良いのか、わからない状況でした。

 

チャオルムは、ガオンや仲間に会いに行きました。

そこで彼女が見たのは、行き場の無い少年たちがボンドの吸引で朦朧としてる姿。

そして、教会には、ガオン以外にももっと幼い子も保護されているのを知ったのです。

知れば知るほど、心が痛む現実がそこにはありました。

何とかしなくてはいけないとチャオルムは思いました。

まずは、簡単にボンドが手に入ることを止めようと、バルンと一緒に文房具店を回り、使用目的が疑われる場合は、決して売らないよう説得して歩きました。

ボンド吸引が心身に与える影響を訴えるビラも配りました。

その様子が、ニュースになったので、ハン部長判事はまた問題が起こるのではないかと心配しました。

何故止めなかった!と、バルンを責めたハン部長判事。

すると、

「約束したんです、手伝うと。失敗できるようにと。」

と、バルン。

その言葉を聞いて、ハン部長判事は二人の関係を察しました。

バルンは既にチャオルムに一度告白してますから明白ですが、その時点で特別な感情を持っていないと言ったチャオルムですが、今は、確実にバルンに惹かれてます。それを自分で気づいているのか、いないのか・・・。

 

バルンは、活動が公になったのを幸いと考え、もっと仲間を増やすことを提案。

首席部長判事にも、問題解決型裁判所を目指してはどうかと提案しました。

国民が喜ぶスローガンではないかとね。

許可を得た二人は、青少年問題対策会議を開きました。検察庁、市民団体、青少年相談所、法務省等と手を携えて考えていこうとしたのです。

今後への対策は着実にとれそうですが、今現在症状が表れているガオンのような子は救えないかもしれないと、保護監察官が言いました。

難しいでしょう。

でも、簡単に諦めないでくださいとチャオルムは頼みました。

 

そんなとき、ガオンがいなくなりました。

必死に探すチャオルムと牧師。

見つけました。ガオンは、ゲームセンターにいました。自分が捨てられた場所でした。

駆けつけたチャオルムを見て、ガオンは泣きながらしがみついて来ました。

オンマ・・・と。

ガオンが発した言葉を聞いたのは、初めてでした。

ガオンは、チャオルムに心を開きました。まっすぐに目を合わせました。

 

もしかしたら、またボンドに手を出すかもしれません。

でも、チャオルムはガオンに約束したのです。絶対に諦めないと。見捨て無いと。

 

チャオルムの活動を知ったヨンジュンが、子供たちをカンボジアで行う予定の慈善イベントに参加させたいと提案してきました。

飛行機に乘った事が無いと聞いたからです。

チャオルムも同行することになりました。

気に入らないのはバルン。勿論、ヨンジュン絡みだということと、2日間も休みを取ったと聞いたからです。

以前ヨンジュンが言ってた言葉が頭を過りました。チャオルムは財閥の中でいる方が似合っているという言葉です。

 

チャオルムがいない部屋が、どれほど寂しいか、バルンは嫌というほど感じることになってしまいました。

 

ところが、チャオルムが予定より早く帰って来たじゃありませんか。

機体の不具合で引き返してしまったのです。

子供たちは、別の便で改めて出発したので、本来ならば、チャオルムも一緒に行く筈だったでしょうね。

でも、チャオルムは、ヨンジュンと一緒にいたくなかったのかもしれません。

飛行機や空港で我が儘だったり無作法だったりする人たちを目にした時、ヨンジュンが言ったのです。

「庶民は皆善良で金持ちは極悪だと見なす韓国人、滑稽じゃないか?人間は貧富に関係無く利己的で卑しい。ただし、金があれば寛大になれる。慈善活動もできる。力があるって、良いぞ。」

チャオルムは、皮肉っぽく言いました。

「あなたの家族の保有株式は5%未満でしょ?たとえ支配株主であっても会社資産の所有者じゃないわ。飛行機も会社の所有だわ。“うちの・・・”じゃない。」

創業者一族は優遇されるものだとヨンジュン。すると、チャオルムは続けました。

「あなたが言う“力”って、卑劣な方法で得たものじゃ?」

流石にヨンジュンも気分を害しました。

 

理由が何であれ、バルンは嬉しくて笑顔を我慢出来ませんでした。

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『ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~』TV放送版 10話まで

2019-06-25 15:19:21 | 韓国ドラマのエトセトラ
ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~ DVD-SET2
エル(INFINITE),Ara,ソン・ドンイル,リュ・ドクファン,イ・エリヤ
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

カム部長判事の件は、チャオルムに大きなショックを与えました。

でも、正義を貫くためには、自分のしたことは間違っていなかったと思おうとしていました。

ただ、必要以上にカム部長判事を追い詰めるつもりでは無かったのです。

検察から、参考人として召喚された時も、検事が事実を都合の良いように解釈しようとするのを遮り、事実を事実のまま記録するよう求めました。

検察とすると、現職判事の事件ということで、鬼の首を取ったかのような高飛車な言い方でした。チャオルムは、それでも、カム部長判事の言葉を正確に証言し続けました。

 

裁判所の中では、やり過ぎだという意見が大多数を占めていました。

カム部長判事の性格をよく知る周囲の者たちは、チャオルムに怒りをぶつけました。

首席部長判事も、チャオルムに釘を刺しました。

チャオルムは、一歩も引きませんでしたが。

でも、ホン判事までもが事情聴取を受けたと聞き、自分の投げた石の波紋がどこまで広がるのか、不安になったのも確かです。

 

事件がマスコミで報道されるに至り、ますますチャオルムは矢面に立たされる状況になりました。

そんなとき、ハン部長判事だけは、気にするなとチャオルムに言いました。初めての味方の言葉でした。

皮肉屋のバルンですら、感動したようです。

 

このタイミングで悪縁とも言える事件が持ち込まれたのです。

インターンへのセクハラ事件で、無実を訴える上司や会社の圧力に屈せず証言した女性社員がその後解雇されたことを訴えた事件でした。

会社側は、解雇理由は正当だとあれこれ証拠を挙げて主張。

原告のキム・ダインは、証言した事が本当の理由だと主張。

どう考えても、心証では会社側の意図はダインの主張通りだと思われました。でも、それを証明する証拠がありません。

 

チャオルムは悔しくて仕方がありませんでした。

力の無い弱者は泣き寝入りするしかなくて、力を持つ汚い奴らは野放しだなんて!と、チャオルム。

「悪党にとっては天国よね!」

バルンが落ち着けと言っても、チャオルムの怒りは収まりません。

そこに、ニュースが。

ソン部長判事が高等裁判所の部長として栄転が決定したと言うじゃありませんか。

また一人、悪党といえる人間が力を持ってしまいましたよ。

 

ソン部長判事は、途端に態度が変わりましたよ。

あれほどへいこらしていた首席部長判事や他の部長判事たちに対して、横柄な態度を取るようになったのです。

やっぱり、地裁よりは高裁・・・って事ですね。

同僚たちは、なぜあいつが?・・・と不思議に思いました。エリートの自分たちを差し置いて・・・ですからね。

要領が良いということですかしらね。

 

チャオルムは、ダインの一件をこのまま諦めることは出来ませんでした。

法で救えないなら、別の方法を・・・と、マスコミに情報を流すことを考えました。事実を明かすことができなくても、証拠が不十分でも、TVで流れたら既成事実になると言うのです。

バルンは反対しました。それは正義じゃない!・・・と。

でも、チャオルムは言いました。正義に与した代償を求める相手には復讐しなければ!・・・と。

その言葉を聞いたバルンは、冷たい怒りの目になりました。

「復讐をするのは、法服を脱いでからだ。判事としてやるなら、許さない。」

偽善だわ・・・と、チャオルム。

 

人間嫌いなのに、なぜ聖人君子のフリを?と、チャオルム。人間は愚かだと言ってたのに・・・と。

「愚かになりたくないから。僕は醜悪な人間になりたくない。世の中を変えられないとしても、自分だけは守りたいんだ。」

これがバルンの根っこなんですね。

 

ミン・ヨンジュンから連絡が入りました。

ヨンジュンは、チャオルムの周辺、正確に言うと裁判所の中の事情を詳細につかんでいました。

チャオルムが苦しんでいることを知っていました。だから、自分を利用しろと言いました。彼には生まれ持つ富と力があります。

なぜ?と聞いたチャオルムに、ヨンジュンは言いました。

「人は他人のためには動かない。身内のためだ。」

要するに、これはプロポーズですね。

ヨンジュンを利用しても良いから、一生そばにいてほしいと言うことです。

断ろうとしたチャオルムを、ヨンジュンは遮りました。

 

苛立ちながら仕事をこなすチャオルムを、バルンは心配そうに見つめていました。

その眼差しすらチャオルムは気づきません。

 

ヨンジュンがバルンを呼び出しました。

きっと釘を刺しておきたかったのでしょうね。

チャオルムに判事は似合わないと言いました。自分のそばで財閥グループを率いる方が似合っていると。

バルンもちゃんとヨンジュンの言いたいことを察していました。

そして、受けて立ったのです。

「資格があるか無いかは別として。過ちは阻止しなければ。例えは、無謀な挑戦が好きな人を操り人形にしようとすること・・・なんて。」

穏やかな会話ですが、二人の目は笑っていません。

 

相変わらず裁判所の中でチャオルムは浮いていました。

上司は皮肉を聞こえよがしに言い、同僚は彼女を避けていました。

そんな時、女性判事として誰からも一目置かれる存在のオ部長判事が声をかけてくれたのです。

判事の資格は無いと言うチャオルムに、自分の心の内を話してくれました。自分も同じだと。仮面を被っているだけだと。

 

チャオルムは、判事になろうと思った理由を話しました。

人々が怖くて、自分を守るために判事になりました・・・と。

幼い頃から、母に対して暴力を振るう父親に復讐心を抱いていたと。でも、その父は事業に失敗し、自殺しました。永遠に復讐のチャンスは失われてしまったわけです。

世の中から自分を守るために力が欲しかった。司法試験に受かれば力が手に入ると思っていたのに・・・。

裁判記録の中に書かれている被害者たちと自分を重ね合わせてしまって、復讐したくなるんです・・・と、チャオルムは言いました。

私は世の中に復讐したいだけなのかも・・・と。

 

オ部長判事は“傷を負った治癒者”と言う言葉をチャオルムにプレゼントしました。

誰よりも多く傷を負ったからこそ誰よりも良い判事になれる・・・と。

でも、少しだけ心を休ませてあげて・・・と言いました。あなたの傷が癒えるまで・・・と。

 

キム・ダインの訴えは棄却されました。解雇は正当だという判断が下ったのです。

釈然とせず、落ち込むチャオルムに、ダインが感謝の言葉をかけました。

最善を尽くしてくれたことをちゃんと察していました。もう、これ以上非道な相手に悩むことはやめると言い、チャオルムにもそうしてほしいと言いました。

別の道を行くと言いました。記者になるらしいです。

私の席も・・・と言いかけたチャオルムに、ダインは言いました。

あなたは裁判所に必要です。

チャオルム、少しは救われたかしら?

 

バルンも言いました。

「助けたいんだ。君が失敗出来るように。僕は正解に縛られる人間だ。でも君は失敗を恐れずに新しい答えを探す人。それが必要とされてんだから。」

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