シグナル OST (2CD) (tvN TVドラマ) (韓国盤) | |
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初めてすっきりした回でしたねぇ。
シン・ダへが生きているという事実が明らかになりました。
だとしたら、誰の遺体だったのか、遺体がシン・ダへだと判断されたのは、服のポケットから身分証明書が出て来たってことも判断理由の一つとなっていました。
誰かが意図的に偽装したのは間違いありません。
「事実を知っているのは、ただ一人。シン・ダへ本人です。」
へヨンが言いました。
でも、どーやったらダへの居所を掴めるのか・・・。雲をつかむような話しです。
手掛かりは家族・・・。
以前聞いたダへの姉の話は本当で、母親は肝臓がんで、移植手術を受けたばかりでした。
婚約者からダへ自身について話しを聞きました。芝居に夢中で、アルバイトをしながら一生懸命芝居の練習をしていたとか。
恨みを買うような人じゃ無かったけど、所属事務所とは少々揉めていた事があったと言いました。
そこから、ダへとセギュとの接点が見つかったのです。
金持ちの男に所属タレントを紹介していたんです。ダへも無理やり参加させられていたんです。
当時、汚職事件の捜査が始まっていて、関係ある財閥や議員の息子が、検事長の息子であるセギュに捜査中止を頼んだのです。
セギュが頼んでも、父親がウンと言う筈ありません。
断ろうとしたセギュを、脅したんです、そのスキャンダラスな女遊びの様子を撮ったビデオをネタに。
で、セギュは、ビデオを奪おうと大盗事件を起こしたってわけ。
で、疑われないために、貴金属もついでに盗んだのです。
この事実を知ったへヨンは激怒し、セギュのところに一人で乗り込んで行きました。
暴力を振るおうとか言うんじゃありません。
知り得た事実から一つの結論を導き出したへヨンは、それをセギュにぶつけたのです。
ダへ自殺事件の真実・・・ってところですね。
理路整然とセギュの犯行を説明したへヨン。
動揺するかと思ったセギュですが、だてに弁護士をやってはいませんでしたね。
この供述が証拠能力は無いと分かってて、あっさりと白状したんです。
「そうだ。俺だよ。生意気な女がダイヤに手を出したから俺が殺した。どうする気だ?逮捕するのか?俺は弁護士だ。HKローファームの弁護士だぞ。悔しかったら証拠を掴んでみろ。俺は捕まらないけどな。逃げ道は用意してある。」
でもね、へヨンはもっと挑発しました。
「馬鹿だと思っていたけど、エリート弁護士は違うな。肩書きだけは立派だけど実績は一切無いんだろ?事件を担当しても何もできないから次の仕事がもらえないとか?自分の弁護でも準備しておけ。俺が必ず殺人罪でぶち込んでやるからな。」
これが魚を釣るための餌となったようです。
一方、チャ刑事とキム刑事は、とうとう謎の本質を掴んでいましたよ。
ダへの親しい友人にキム・ジヒという女性がいた事を知りました。それが、遺体の主ではとすぐに思ったチャ刑事。
ジヒの足取りを追いました。
すると、20年前にドイツに渡り、つい最近帰国した事が判明。
ジヒが泊まっていたホテルを見た時、分かったのです。すぐそばにダへの母が入院している病院があるのを見て、ドナーがダへだと。
病室に向かうと、中からダへの姉が出て来ました。
もう逃げ隠れすることはできません。
やはり殺されたのはジヒで、ダへはジヒに成り済ましてドイツに出国したのです。
そして今回、母親の移植手術の為に、戻ってきたということでした。
ダへは正直に20年前の事件のあらましを語りました。
ダへは別荘でセギュから盗品を見せられたのです。で、隙を狙ってブルーダイヤのネックレスを盗んだのですが、その中に汚職事件の証拠のフロッピーが入っているとは思いもよりませんでした。
それらを取り返しに来たセギュが、ダへだと勘違いして、たまたま泊まりに来ていたジヒを殺してしまったというわけです。
ダへは隠れてその様子を見ていたわけですが、証拠がありません。
でも、その証拠も思いもよらないところから出て来ました。
ダへが台詞の練習をするために使っていた録音機が偶然回っていたんです。
その夜起きた事が全て録音されていました。
へヨンがセギュのところに乗り込んだ事はすぐに警察上層部に伝わりました。
大問題になってるようです。
アン係長がやって来た時、皆、てっきり雷が落ちると思いました。
ところが、案に相違してアン係長は、冷静に乗り込んだ理由を聞いて来ました。
で、チャ刑事があらましを説明し、取り調べの許可を・・・と言うと、確実な証拠が無ければ不可能だと言いました。
なので、チャ刑事が証拠を示したのです。録音テープです。
目撃者の事まで話しちゃいましたよ。良いのかしら?
アン係長を仲間として信頼してのことですから、仕方無いけどね。
聞かせて良いの?・・・と思いましたよ。
そしたら、案の定、それを携帯に録音してセギュとキム局長に報告してましたよ。
対策会議・・・ですか。
かなり不利な状況です。でも、セギュは自分に自信を持っていました。根拠のない自信ですか。
へヨンはセギュをプロファイルしていました。
衝動的な性格で劣等感の塊。人に負けるのは耐えられないだろう・・・と。
だから、先日へヨンが喧嘩を吹っ掛けた状況で、言い負けたセギュは、絶対に出頭してくるだろうと踏んでいたのです。
来ましたよ、キム局長が避けた方が良いのでは?・・・と言ったにもかかわらず。
へヨンに散々言われた後ですからね。職権乱用や名誉棄損で反対に訴えてやろうと息まいているのです。
既に出頭した時点で、へヨンの罠にハマっていたということです。
へヨンが権利等の説明をし、供述が証拠とみなされると断った上で尋問が始まりました。
キム局長とアン係長も別室から見ていました。
で、例の録音を流したのですが、セギュは落ち着いたもんです。
声は自分だと認めたうえで、反論しました。これが殺人事件の音声だと言う証拠は無い・・・と。
キム局長たちも、どうだ・・・ってな得意げな表情です。
へヨンが黙ったもんだから、これで終わり?・・・と勝ち誇ったような顔をしたセギュ。
でもね、へヨンが言ったのです、証明できます・・・と。
なんと、アン係長に示したのは、録音全部じゃなかったんですね。
その後もあったのです。
そこには、婚約者が訪ねて来た声と音が録音されていたのです。証言から、それが殺害された日だと確認されていました。
つまり、殺害時の録音だと言う証明になったのです。
勿論、現場にいたセギュもそれを聞いていましたからね。言葉に詰まりました。
それを聞いても、まだ自白には至らないセギュ。
必死で言葉を我慢していました。
「何なんだ?一体何故・・・。」
その言葉を受けて、へヨンが皮肉たっぷりに言いました。
「話が違うって?変ですね。捜査資料が外部に漏れる筈無いのに。」
そして、キム局長とアン係長が見ている窓を見つめました。二人はおろおろ・・・です。
そして、とどめを刺したのは、目撃証人を見た時です。
車いすで入って来た人物を見て、セギュは物凄く驚き、椅子から転げ落ちました。部屋の隅に逃げ出しました。
自分が殺した人が目の前に現れたのですからね。
もう、どうしようもありません。
セギュはパニックになりました。もう止めようがありません。
自分が殺したと叫びましたよ。キム局長たちも、どうしようもありません。迂闊に手を出すと、自分たちも巻き添えを食うのは目に見えてます。既にお尻に火がついてる状態なんですから。
実は、目撃者ジヒを拉致しようとキム局長たちが動いていたんですよ。
でも、チャ刑事が、すんでのところで奪い返し、連れて来たんです。
「金持ちでも権力者でも法を犯したら罪を償わせるべきだ。」
ジェハンの言葉がへヨンの頭を過ぎりました。
フロッピーディスクは、ダへが持ったままでした。
でも、持っていては危険だと考え、ジヒを訪ねて来たジェハン宛てに郵送したんです。
ところが、それを勝手にキム局長が開封し、勝手に汚職事件担当の捜査官に渡したんですよ。その前に、一部のデータを削除してね。
結果、一つの会社に全部の責任を押し付ける恰好となり、他の関係会社は罪を逃れたのです。
キム局長が、何らかの謝礼と引き換えに、動いたのはジェハンには見え見えです。
あまりにひどいやり方に、ジェハンは激怒し、キム局長に宣戦布告しましたよ。
ジェハン・・・これが自分の首を絞める事になったようです。
セギュの事件によって、キム局長とアン係長は火の粉が飛んでくるんじゃないかと戦々恐々しています。
へヨンがジェハンの事を調べている事も気になりました。だってね・・・ジェハンを殺したのは、アン係長なんです。
ここで明らかになりました。
そして、ジェハンの無線機のことがアン係長にばれそうですよ。
ある夜、突然、ジェハンの声が聞こえて来たのです。一人残業しているへヨンの耳に。
捨てた筈なのに?・・・と探してみると、なんと、誰かの机の引き出しの中にあるじゃありませんか。
あれは、アン係長の机
そこに、アン係長が来ちゃったーっ
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