情報は一早く入っていたのに、記事にするのを、忘れていましたっ
イ・シヨンさん、キム・ヨングァンssi主演で、現在まだ韓国で放送中の「番人(原題)」が、衛星劇場さんに8月登場します。
共演は、キム・テフンssi、キム・スルギさん、Key(SHINee)等。
演技達者な俳優さんたちということもあって、視聴率も徐々にとか。
キム・スルギさん好きの私としては、見逃せません。
詳細は、こちらから。
情報は一早く入っていたのに、記事にするのを、忘れていましたっ
イ・シヨンさん、キム・ヨングァンssi主演で、現在まだ韓国で放送中の「番人(原題)」が、衛星劇場さんに8月登場します。
共演は、キム・テフンssi、キム・スルギさん、Key(SHINee)等。
演技達者な俳優さんたちということもあって、視聴率も徐々にとか。
キム・スルギさん好きの私としては、見逃せません。
詳細は、こちらから。
レビュー一覧は、こちらから。
どーにかソンニョを落ち着かサなきゃ・・・ってんで、サムドは説得を試みますが、無理で。
結局、そっと屋上に上って行ったドンジンやテヤンが取り押さえ、その直後に酔いのために爆睡し始めたことで一件落着。
その後目が覚めたソンニョは、皆に平謝りするしかありませんでした。
だけど、サムドを洋服店に戻す気はさらさらなくて・・・。
久しぶりに針を握って水を得た魚のように生き生きと仕事するサムドを見ても、気持ちは変わらず・・・。
そのまま引きずるように連れて帰ってしまいました。
サムド・・・身体はでっかいけど、優しくて妻を大切に思う気持ちも深くてね。尻に敷かれるって言うのはこう言う事でしょう。
ドンジンは、冷たくて人情が無いように見えるけど、本当は社員や部下思いで、ミサアパレルと言う会社の事を心底考えているんです。
前社長の思いを引き継いで立派にやって行こうと考えているし、その為には、ヒョサンに任せてはおけないと思ってるわけです。
ヒョサンのやり方が、手段を選ばない金もうけ主義って感じですからね。
ただ、ヒョサンとウンスクを潰してしまおうとまでは思っていないのです。仮にも前社長夫人と息子ですからね。そうなる事を前社長も望んではいないでしょうから。
でも、ヒョジュは違います。
ヒョサンと継母ウンスクを家からも会社からも追い出したいと思っています。彼女の実母はウンスクの為に家を出たようです。
何かこの間まで見てた「青い海の伝説」のジュンジェと同じだわ・・・。
育ててくれた人じゃないか・・・とドンジンはたしなめました。だけど、ヒョジュにはドンジンの考え方が理解できないのです。
ドンジンがヒョジュの考え方でもう一つ我慢ができないのが、夫を執事か何かのように思ってるところです。
自分のお陰でミサアパレルの主になれるんだから、ありがたいでしょ?・・・と言うのがヒョジュの考え方なのです。
説得は無理だとドンジンは諦めています。
そしてとうとう店の売却契約が完了してしまいました。
最後の判は、ドンジンが押しました。ゴッチは、自分の手では押せない・・・とドンジンに任せたのです。
最後のスーツを届けに行きます・・・とヨンシルが言いました。
地方に住むお客さんのために、マンスルがあつらえた最後のスーツでした。
会社に戻るドンジンが、通りがかりだからと送っていくことに。
ヨンシルは、社長の息子だから・・・とドンジンにも一緒に届けにいってほしいと言いました。
注文主は貧しい工員でした。
もうリタイアしたようで、体調を崩して寝込んでいました。
若い頃、工場で油まみれに成りながら働いていた彼は、月桂樹洋服店の前を通るたびにその立派なスーツを見ていました。その頃、月桂樹洋服店は知らない者がいないほどに有名だったようです。
そして、何十年も経った時、自分自身への最後の贈り物をしたいと思い、店のドアを押したのです。
「いつまで生きられるかわからないので、あの世に逝く時だけはいいスーツを着たいと思って。」
その話を聞いたマンスルが、生地代にもならない代金で、このスーツを作ってくれたのでした。
ドンジンは、父の知らない面を教えてもらいました。
そのスーツを着た男性は、とてもとても嬉しそうでした。そしてよく似合ってました。
「もう思い残すことはありません。」
と、男性は言いました。
ドンジンとヨンシルは黙ったままで歩きました。
マンスルへの思いがそれぞれに胸に過ぎっていたでしょう。
テヤンとジヨンは別れました。
ジヨンが一方的に別れを切り出したのです。
貧しい境遇から抜け出すためには、テヤンと一緒ではダメなのです。
これまでテヤンが何かと用立ててくれたお金を全て返したジヨン。
借金ばかりのテヤンと付き合えたのは、自分が若くて世間を知らなかったからだと言いました。
彼女にとって今はお金が人生の目的であり目標でもあるのです。テヤンには理解できませんでした。
ドンジンは、ヨンシルに対してとげとげしさは無くなりました。
ヨンシルも、ドンジンの印象が少し変わったことを感じていました。就職先を探してやるとも言いましたしね。
だけど・・・。
又も下ネタ・・・いや、下ネタと言うよりは、生理現象ネタで二人はどたばたしてますよ。
あ、そうそう。
ドンスクの口利きで二階の部屋に住もうとしていたソンジュンなんですが。
部屋代の折り合いがつかず、まだ住まわせて貰えていません。
サムドが住む予定だったのですが、結局ソンニョに連れ帰られてしまったしね。
レビュー一覧は、こちらから。
ここまで観て来て、なんだか「家門の栄光」を思い出しました。どちらも長い間続いて来て、人によっては既に過去のモノ、古臭い遺物と思われているモノを、大切に大切に守って行く人たちの物語。
スーツも、安くて良いモノ、そして海外のブランド物がたくさん入って来ているわけです。手作りの丁寧なスーツ、仕立て直しができるスーツを古臭いと決めつけられるのも時の流れかと。
敢えてその流れに逆らって・・・いえ、逆らうのではなく共存を目指そうと言う人たちのお話なんでしょうかね。
そーでした。ドンジンがミサ流通の社長だとは分かったけど、マンスルの息子だということは、まだ知らなかったのねぇ、ヨンシルは。
そして、ギピョの妻だとは知ったけど、まさかヨンシルが父の洋服店の職人だとは知らなかったドンジン。
結局、洋服店での鉢合わせで、や~っと全ての素性と言うか、人となりを知ったということです。
それほど、ドンジンは実家に寄りつかなかったってことでしょうか。
ヨンシルは、自分の誤解からドンジンに数々の失礼な事をしちゃって・・・。知らなかったとはいえ、顔を合わせるのは気まずいですわな。
マンスルの行方がつかめました。
警察が調べてくれたのです。
でも、マンスルは、家族には居場所を知らせないでくれと言ったようで。捜索願も本人が取り下げました。
そして、警官はマンスルの手紙を預かって来ていました。
マンスルも、ここまで家族混乱するとは思ってもみなかったようです。騒がせてしまった事を謝っていました。
元気でいるから、もう探さないでくれ・・・と書いてありました。
“私は今までの人生を整理し最期の時に備えている。家業を継がせる事が出来ず残念だが、それも人生だと思う。恨まない。ただし、私の手では店を閉められない。ドンジンが処分してくれ。お前がやってくれれば先代への申し訳ない気持ちを少しは減らせる。私の事は心配せず、各自の役割を果たしてくれ。すぐに戻る”
ゴッチは、無事だと言う事でほっとはしましたが、やはり無責任だと思ったのでしょう。
すぐにでも不動産屋を呼んで店を売り払うと言いました。
サムドがソンジュンのギターを壊した一件は、ソンジュンがサムドの店で無銭飲食した件と相殺して、サムドが分割でいくらか支払うことで話が付きました。
これでもう、顔を合わせる事は無いだろうとほっとした3人なんですが・・・。
ヨンシルはテヤンの事が気になっていました。
アルバイトも休んでいるので、連絡しました。
実は、テヤンは新薬の治験のアルバイトをしていたのです。高額なアルバイトだったんです。
その翌日、テヤンは面接に臨む予定だったのに・・・。
大丈夫?・・・と思ったら、やっぱり体調がイマイチで。吐き気に襲われていますよ
書類選考で通った会社、実はミサアパレルだったんです。
大きな会社を望んだのは、やっぱりジヨンとの事があるからでした。
なのに、面接官の中に、それも中央に座っているのが、先日ジヨンと一緒のところを見かけた男性
ミン・ヒョサンです。一応社長ですからね。
吐きそうになるのを必死に堪えて質問に答えるテヤン。ヒョサンも、見所があると思ったのに、次の瞬間、とうとう我慢できなくてトイレに駆けこんじゃった・・・。
落ちちゃったようです。もう結果が出たのかしら?
テヤンは、つくづくついていないと気分が落ち込みました。
ゴッチは、不動産屋を連れて店に行きました。
ヨンシルやクムチョンが思い留まらせようとしますが、ゴッチは意地でも話を進めようとしました。
そこに、ヒョジュが。
ドンジンに言われてお見舞いに来たのです。
ところが、言わなくてもよい事を言っちゃった。ドンジンが左遷されてしまったことです。
心配かけないために、話して無かったのに・・・。
ゴッチは、夫の事といい、息子の事といい、頭が痛い事が立て続けに起って、もう倒れそうです。
と言うか、ゴッチを演じているキム・ヨンエさんは、先日亡くなりましたから、なんだか、台詞に“死”と言うのが入ると、胸が痛みます。
すぐに、ウンスクに電話しました。
で、よくも息子を・・・と激怒。昔からの知り合いだから、言いたい放題です。
ドンジンがヒョサンの不正行為の証拠を手に入れました。旧製品を新製品だと偽って売った収益をヒョサンが手に入れたらしいです。
で、すぐにヒョサンとウンスクに言いました。
1週間以内にすべてを元通りにするのならヒョサンを会社に残れるようにするけど、もし拒むなら回復不可能な傷を負う事になります・・・と。
今のところ、ドンジン有利に見えますが、どーでしょうねぇ。何か奥の手を出して来そうな予感。
サムドが家を出て来ました。
彼にとって月桂樹洋服店は“家”だったのです。孤児だったようですね、彼は。
施設を逃げ出してマンスルに拾われたんでしょうね。そしてそこで青春時代を過ごしたわけです。
そんな大切な店が無くなってしまうのは、耐えられないのです。マンスルが戻って来るまで店を守りたい、その一心だったのでしょう。
ソンジュンは行くあてが無くて、サウナで寝泊まりしていました。
又々偶然屋台で出会ったドンスクが、声をかけましてね。話しの流れで、家を紹介するということになりました。
なんとそれは自宅の2階。
翌日に部屋を見にやってきました。
その時、サムドは既に到着していましたし、ドンジンも、母の具合が心配で駆け付けて来ました。
テヤンは、実家の母が急に入院手術をしなくてはいけない状況になり、ヨンシルにお金を借りに来ました。
そうやって主要メンバーが勢ぞろいしたところにやってきたのが、サムドの妻ソンニョ。
ソンニョはサムドの置き手紙を読んで激怒し、やって来たんです。
サムドの気持ちを理解して行かせてあげるなんて、彼女には考えられなかったのです。
ただね、いくらかはあったようですよ、サムドの気持ちを察するところ。
来る途中の列車の中で、怯まないように、焼酎を3パックも飲んでましたから。
手に持ってるのは何かと思ったら、灯油を入れるケース。
でも、中に入ってるのはただの水。到着してから、水道の水を入れてましたもん。
屋上に上ったソンニョは大声で叫びました。一緒に帰らないと、火をつけてやる・・・と。
大騒動です。
何だか、始まりはドタバタな雰囲気。
早く、落ち着いた展開になってほしいものです。
レビュー一覧は、こちらから。
ヨンシルとドンジンのドタバタな再会は、結局、ドンジンの正体をはっきりと知る成果をあげたと言えましょう。
お互いを、気に入らない相手と認識したわけですが、ま、それは誤解を生む原因となったタイミングの所為だってことで、大人な解決に至りました。
一方、マンスルの行方は全くわからないままでして。
妻のゴッチは居てもたってもいられない心持です。居なくなって初めて夫の優しさ、他人にさえも温かかったと言う事が分かってきました。
本当に自分は幸せだったと思うにつけ、不安と心配が募るばかりです。
サムドも頭からマンスル家出の件が離れません。
このままでは洋服店もすぐにたたまなきゃいけない羽目になることは目に見えています。
マンスルが家出したのも、長い間続いて来た洋服店を自分の代で潰してしまうのを見たく無いからだろうと考えていました。
で、妻のソンニョに必死に頼むのですが、ソンニョは首を縦に振りません。洋服店の仕事をするのなら、離婚するとまで言い出す始末。
いっそのこと、離婚するか・・・などと呟いたりしてます。
ドンジンの姉ドンスクは、街で店の開店祝いの歌を歌うソンジュンを見かけました。
結婚式の出しモノとか、こういう場末の仕事をするソンジュンを、哀れに思ったドンスクは、声をかけました。
元々、新人賞を受賞した時から、ソンジュンのファンでもあったのでね。
今では殆どファンもいないソンジュンにとってはありがたい存在ではありますが、反対に恥ずかしい思いも抱いてしまいます。過去の栄光を知ってる相手ですからね。
テヤンは、先だってのジヨンの嘘を受け入れていました。
ドンスクの娘ダジョンは、ジヨンの傲慢とも言える別の顔を指摘しましたが、テヤンは信じません。
ジヨンを信じきっていたのです。
でもね、とうとう言われてしまいました。
テヤンと会うと、昔の貧しかった頃を思い出すから嫌だと。せっかく用意した指輪も受け取ってはくれませんでした。
ドンジンは、巻き返しのヒントを得ました。
ギピョがミサアパレルのスーツのラベルを偽装して売った罪で服役しているということです。
ギピョがミン・ヒョサンに会いたがっていたとヨンシルの話から分かっています。ヒョサンも一枚かんでると容易に想像がつきました。
で、ギピョに真相を白状してもらう事ができたら、事は一気に解決します。自分が本社に戻れるのも早くなります。
詳細は話しませんでしたが、妻のヒョジュに復帰できそうだと打ち明けると、ゲンキンなもんです。
ヒョジュ、一気に明るく優しくなりましたよ。
でもね、ウンスクは、ドンジンが何か気付いたと知り、緊張しています。
何か手を打ちそう・・・。
あんな大声で話しちゃいかんよ、ドンジン。
ところで、ウンスクは昔月桂樹洋服店で働いていた事があったようですよ。
職人としてではなく、下働きだったようで・・・。
ということは、マンスクやゴッチとも顔見知りですよね。現に、ヒョジュはその話をゴッチから聞いたようです。
この関係にも何かありそうです。
ドンジンはヨンシルと一緒にギピョの面会に行きました。
どうにかしてヒョサンとの関係を白状してもらおうと思ったのです。
でも、まだギピョはヒョサンを信用しています。刑期を務め終えたら、高い地位を用意してるから・・・などという口約束を信じて、ドンジンの話には耳を貸しません。
ヨンシルにも、ドンジンを信用するなと言いました。
ヨンシルは、月桂樹洋服店に戻って来ました。
たった一日空けていただけなのに、埃がたまっている・・・と掃除を始めました。
その時、実家に行く途中だったドンジンが、偶然店の前を通りかかりました。店に電気が点いているのを見かけ、車を停めました。
まだ父が戻っていない事を知ってますから、店に誰が?・・・と思ったのです。
で、またまたヨンシルとドンジンが店の中で遭遇しましたよ。
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随分時間が空いてしまいました。すっかりあらすじを忘れてしまってますよ・・・
ダビングしたDVDが積もってます 視聴再開します。
マンスルの家出は、家族や洋服店の関係者、皆にとって寝耳に水の事でした。
皆いつもと違う様子があったとは思えず、理由にも行き先にも思い当たりません。
浮気なんじゃないかとかあれこれと考えてみるのですが、これという確実な原因が分からないままでした。
ショックで寝込んでしまった母が心配で駆け付けていたドンジンに、会社から連絡が入りました。
人事異動が発表され、副社長だったドンジンは地方の物流センターの社長に左遷される事になったと言うのです。
混乱のさなかにいる家族にはそんな事話せません。
仕事があるから・・・とすぐに実家を後にしました。
警察に捕まったギピョは、面会に来たヨンシルに、ミサアパレルのミン・ヒョサン本部長に会って伝言を伝えてくれと言いました。
今日中に出してくれないと、吐くぞ・・・と。
何か後ろめたい事があるのは確実ですな。
すぐにミサアパレルに行ったヨンシル。
ミン・ヒョサン本部長に会いたいと言いましたが、既に社長になっているし、約束が無いと会えないとあっさりと拒絶されてしまいました。
でも、一人の女性が社員証を落としたのを見ると、それを使ってまんまと入りこみました。
で、社長室に乗り込んだのですが。
そこにいたのはドンジン。
まだ部屋の引き継ぎが終わって無かったのです。
ミン・ヒョサンなんぞという無能な人物を社長に据えるという会社を私物化したようなやり方にムカついていたドンジン。ウンスクに抗議しましたが、話が分かる相手じゃ無いと言う事は重々承知。
一旦引く事にしたようですね。
そんな状況にある時、ヨンシルが勝手に部屋に入って来て、訳のわからない事を話し始めたわけです。
苛立ちをぶつけても仕方がないです。ヨンシルを警備の者につまみ出させました。
ウンスクたちは、これでもかと言うくらいにドンジンのプライドを傷つけました。
彼専用の車を奪ったため、物流センターから来た迎えの小型のバンに乗って本社を後にしなければいけなくなったのです。
義妹のビョウォンが母ウンスクに抗議しましたが、覆ることはありませんでした。
物流センターはこれまでとは比較にならないくらいに小さな会社でした。
でも、社員たちは皆人が良さそう。ドンジンを手作りのレイで迎えてくれるくらいに大歓迎してくれました。
ドンジンは、この落差に驚きショックではありましたが、これで諦めてしまう人間じゃありません。
巻き返しを誓っています。
妻のヒョジュは、夫の体たらくに失望してて、一切彼を癒そうなんて言う考えはありません。彼女自身のプライドが如何に傷着いたかと言う事を主張するばかりです。
一方、愛用のギターを壊されたのを弁償してもらおうとソンジュンはサムドを追いかけまわしています。
サムドのチキン店にまで現れましたよ。
サムドの妻ソンニョにあっさりと拒否されてしまいましたが、諦めたわけじゃありません。
マンスルが家出したと言う知らせを受けたサムドは、急いでソウルに向かいました。
ソンジュンはしっかりと着いて行きましたが、ソウル駅でまかれましたね。
少し前、サムドのチキン店にマンスルは来ていたのです。
最高の裁断師であるサムドが何故・・・とマンスルは残念がりました。自分の店を手伝ってほしかったのです。
でもね、ソンニョが跪いて頼んだのです。惑わさないでくれ・・・と。
実は、サムドはこれまで2軒の洋服店を潰してしまった経験があったのです。で、やっとの事でお金を借りてチキン店を軌道に乗せたところだったらしく、ソンニョとすると、やっと落ち着いたのに・・・と思ったのです。
サムドも、苦労をかけてきた妻の気持ちを踏みにじる様な事は出来なかったのです。
マンスルも、事情を知り、無理にとは言えずそのまま帰って行きました。
寂しそうな師匠マンスルの姿がサムドは気になっていたのです。
テヤンにはジヨンという恋人がいました。
新人アナウンサーのようです。
誕生日に、テヤンは奮発してプレゼントを用意したんだけど、ジヨンはあれこれと口実をつけて彼に会おうとしません。
テヤンはマンスルが作ってくれたスーツを着て、放送局まで会いに行きました。
夜に食事でも・・・と言ってもやはり仕事を理由に断られたのです。
でもね、それは嘘だとすぐにばれました。
テヤンが宅配して行った先のレストランで、ジヨンが男性と一緒にいるのを見てしまったのです。
プレゼントをもらって、嬉しそうでした。それを見て、わざと電話をかけたのですが、スルーされてしまいました。
ショックでした。
去年高価なプレゼントを渡そうとした時、デパートに返品させたくらい堅実なジヨンだった筈なのに・・・ですね。
就職した華やかな放送局に染まってしまったということでしょうか。
そしてなんとジヨンが会ってる男性というのが、ミン・ヒョサンだったのです。ここでもつながりがあるのね。
ギピョはヒョサンに説得されてしまいましたよ。
全ての罪を一人でかぶって刑務所に入ったら、出て来た時にそれ相応の礼をするとヒョサンが言ったのです。
1年ほど待ってほしい・・・とギピョはヨンシルに言いました。
この時点で、ヨンシルはまだギピョの言う社長を、ドンジンだと誤解したまんまです。
ギピョなんて知らないと言ったのに・・・とヨンシルはドンジンに対して不審感満々です。
そんなヨンシルは、またもドンジンと偶然に会う事になりましたよ。
ギピョの母がやってるブドウ園に手伝いに来ていて、偶然訪れたドンジンと思わぬ再会を果たしたのです。
青い海の伝説OST(2CD)(SBSドラマスペシャル) | |
クリエーター情報なし | |
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シムチョンは、ジュンジェを含む、自分を知る人全ての記憶を消して行きました。
ところが、ユナだけは記憶が消えません。
何故?とシムチョンは思いました。
最初から自分の心の声が聞こえていたし・・・。
その理由が分かりました。
ユナは前世で人間の父親と人魚の母親との間に生まれた子だったのです。
と言う事は、もしかしたら、現世でもそうなのかもしれません。
人間と人魚の間に生まれた前世で、家族は幸せに暮らしていた・・・とユナは言いました。夢に見るんだそうです。
シムチョンは、以前ユランから聞いた昔話を思い出しました。
愛する人に愛されなかったら、人魚は泡になって消えてしまうという悲劇は良く知られているけど、別の話もあるとユランは言いました。人間と人魚が愛し合って幸せに暮らしたと言う話です。
それがまんざら嘘じゃないとシムチョンは思いました。
シムチョンは海に帰って行きました。
そして、3年の月日が経ちました。
なんと、ジュンジェは検事を目指しています。
ナムドゥは何やら経験を生かした講義を行ってますよ。テオも何やらIT企業に勤めてりうらしいですし。
3人ともが堅気の仕事に就いてます。
ユランも同居するようになり、4人で暮らしているのですが、食堂の椅子は一つ必ず空けてあります。
ナムドゥが、何の為・・・・と聞きますが、ジュンジェは何も答えません。
ホン刑事とも兄弟の様に仲良くしています。
ある日、一緒にお酒を飲んだのですが、酔っ払ったジュンジェは
「会いたい。」
と、しきりに繰り返しました。
酔うと必ずそう言って泣くんだとナムドゥは言いました。
とうとうシムチョンが海から帰って来ました。
もうすっかり人間界の事に慣れていますから、真珠を売ってお金を作ったり、宅配で洋服一式を取り寄せたりしましたよ。
バスにも乗れるし、あっという間にソウルに戻って来ました。
そこで出会ったのが、新人人魚。好きな人を追いかけてソウルに出て来たばっかりのキム・スルギさん演じる女の子。
先輩ぶって、あれこれ教えてあげましたよ。食事の仕方、愛する人に愛されなければ、心臓が固まってしまうと言う事・・・etc.
シムチョン・・・成長したね
そして、ドキドキしながら、ジュンジェの家に。
当然、ナムドゥは勿論、ユランもシアもシムチョンを憶えていません。胡散臭いと言う目つきで見てます。
ジュンジェに会いに来たと言ったので、ナムドゥが連絡しました。
帰って来たジュンジェは、シムチョンを他人の様な眼で見ました。
心の声も聞こえていないようです。
もう元気になったから、会いに来たの、会いたかった・・・と心でシムチョンは呟くのですが。
シムチョンは、特に用事は無いと言いました。決して本当の事は口には出さなかったのです。
ジュンジェは、シムチョンを見つめていましたが、話が無いのなら、用事があるから・・・とシムチョンを残し、あっさりと又出かけてしまったのです。
シムチョンもすぐに後を追いました。でも、既にジュンジェの姿は無くて・・・。
雪が降り出しました。
足元が濡れないように気をつけてジュンジェの姿を探すシムチョン。
見つかりません。
しゃがみこんでしまいました。
でも、ほっとしていました。ジュンジェが幸せに暮らしていると分かったからです。
自分が居なくても充分幸せそうだ・・・とね。
その時、ジュンジェが。
出会った時のように、傘をさしかけてきました。
ジュンジェの記憶は失われていなかったのです。
シムチョンは消したつもりでした。なのに・・・。
ジュンジェは、別れる前から、シムチョンとの思い出をノートに書きつづっていました。記憶を消されても思い出せるように・・・。
1年かけて、そのノートの思い出を自分の中でつなぎ合わせました。
次の1年で、シムチョンを探しました。
そして3年目。ようやくシムチョンが帰って来たのです。
簡単な事じゃなかったようです。時間は確実に記憶を曖昧にして行くし、混乱させてしまうわけで。
ジュンジェは必死にシムチョンを忘れないように、努力をして来たという事です。
この再会の時、知らないフリをしたのは、シムチョンがそれを望んでいると思ったからでしょうね。
でも、自分を探しに飛び出して来たシムチョンを見て、本当にシムチョンが望んでいるのは、忘れられる事じゃなく、覚えていてくれること、思い出してくれる事だと分かったのでしょう。
二人は海の傍の小さな家で暮らし始めました。
ジュンジェは無事検事となり、その地方の検察で仕事をしています。
シムチョンは、高卒認定試験を受けようとしています。
シムチョンのお腹の中には、人間と人魚の血を引き継ぐ子供がいます。
ハッピーエンドです。
童話のような話しで、勿論リアル感はあまりありませんが、楽しめました。
勧善懲悪がはっきりとしていたので、気持ちはすっきりとしましたしね。
それにしても、チョン・ジヒョンさんの人魚姿、綺麗でしたねぇ。似合うわぁ・・・と本当に思いました。
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あっけない幕切れでした。
ソヒはそのまま逮捕され、シムチョンを撃ったチヒョンも、殺人未遂の現行犯で逮捕されました。
取り調べが始まった時、チヒョンは突然倒れました。
警察署に連行される途中で、隠し持っていた毒を飲んでいたのです。
それは、ジュンジェ殺害の為に用意していたもので、ナムドゥが2つあるうち、1個だけを持って行ったため、チヒョンが残りをポケットに入れていたんです。
ソヒは、相変わらず罪を認めず、騒いでいました。
でも、こうなった今、彼女の弁護士を手を引いてしまいましてね。味方は誰もいない状況なのに、本人だけが何も分かっていないのです。
その時、チヒョンの事が報告されました。
駆け付けたソヒの腕の中で、チヒョンは息を引き取りました。
最期まで母を庇った形ではありましたが、本当は嫌で仕方がなかったのです。
ソヒのような母、そしてデヨンのような父親を持ったことが、彼には悔しくてならなかったのです。どうにもならない事ですからね。
子は親を選べません。
悲しい一生だったと言えます。
ソヒは、拘置所に収監される途中も、まだ強がっていました。
周囲から卵を投げつけられても、相手を睨むほどに。
観衆の中にユランの姿を見つけると、必死に近寄ろうとしました。
まだ負けたわけじゃないと叫ぶソヒ。見苦しいだけです。
救急搬送されたシムチョン。ジュンジェは必死に手を握り締めながら呟いていました。
愛してる・・・愛してる・・・と。
でもね、手術が成功した頃には、シムチョンの傷は治りかけていたのです。
輸血は何型をしたんだろうと私は気になって仕方がなかったんですけどね
医師たちは、こんな事例を見た事が無いと、動揺していました。
その後も、物凄いスピードで治癒して行くシムチョン。
ゾンビなのか、宇宙人かも・・・と、医療スタッフたちは騒ぎました。教授なんぞは、特異な例として学会で発表しようなんて計画し始める始末。
ジュンジェは、シムチョンに注目が集まりかけたことに不安を感じ、即座にこっそりと退院させましたよ。
勿論、その前に、シムチョンの医療記録は全て削除しておきましたよ。ぬかりは無いです。
ナムドゥは、ジュンジェにシムチョンが人魚だと知ってる・・・と打ち明けました。
誤魔化そうとしたジュンジェですが、誤魔化しきれませんでした。回復の速さを考えると・・・ねぇ。
記憶を消す事も出来ると知ったナムドゥは、やはりお金儲けに仕えると喜びました。
でも、シムチョンにその気はありませんし、第一、ジュンジェが許しません。
そうは言っても、隙を狙って何か企むんじゃないかとナムドゥをイマイチ信用できない私だったんですが、前世を知って、ちょいと安心しました。
前世でヤン氏の私兵だったナムドゥ。
でもね、本当はヤン氏によって殺された人物の息子だったんです。復讐をしようと、ヤン氏の元に入り込んだと言う事だったのです。
タムリョンから頼まれたモノを、必死に都に届けようとしていたナム部長の前世であるタムリョンの友人。・・・ややこしい書き方で済みません
前世のチヒョンに追われていたのを、逃がしてくれたのは、前世のナムドゥだったのです。
そして、ヤン氏と前世のソヒに復讐したのも、前世のナムドゥでした。
意識が戻ったナム部長は、ナムドゥの顔を見て、混乱したように前世の名前で呼びました。
彼のお陰で命拾いしたわけですからね。
デヨンは、TVに映ったソヒが、彼に呼びかけるのを聞きました。
記憶は失っているけど、ソヒが後を託そうとしているのは、自分だと確信していました。
記憶が無いのに、たくさんの罪を背負わなければいけない状況に追い込まれているという恐怖が彼を支配していました。
携帯の履歴から、例の精神科医を探し出し、連絡しました。
記憶を取り戻したい・・・と催眠療法を依頼したのです。
そして、デヨンは、失っていた記憶、前世からの記憶も全て思い出したのです。
医師は前世ではあの漁師でした。腕の良い占い師だとその時は言われていて、ヤン氏も占ってもらっていました。
前世も現世も含めて、この医師は全てを知っていたのです。
知っていて何も言わなかった・・・とデヨンは激怒。
医師を殺そうと首を絞めました。
その時、ジュンジェが。
医師は、デヨンが来る事を、ジュンジェに知らせてあったのです。誰の味方でもなく、ただ見ているだけだと言っていたわりには、正義の立場に立ってはいるのね。
ジュンジェはナムドゥに連絡し、ホン刑事への連絡を頼んでいました。
この場で、デヨンは逮捕されました。
シムチョンは、傷は治ったけど、以前のような元気がありません。
ジュンジェにくっつく事も無くなりました。
心の声を聞かれないように、また大音響で音楽を流したりしています。
様子のオカシイシムチョンを見て、ジュンジェは気付いたのです。心臓の具合が良く無い事を。
ジュンジェが愛し続けているのに、心臓は弱って行くの?何故?撃たれたから
ジュンジェは決心しました。
海に帰そうと。
海に帰って、いつか戻ってくれば良い・・・と。
「一つ約束してくれ。記憶は消さないと。」
と、ジュンジェ。苦しくても愛の思い出は忘れちゃだめだと言ってただろ?とジュンジェは言いました。
思い出を抱いて待っているからと言うジュンジェに、一生戻らないかもしれないのに・・・とシムチョン。
「もしそうなったら、また生まれ変わる。お前もそうしろ。この愛は今生でも終わらない。お互いにこの気持があれば、必ずまた会える。」
それでもシムチョンは躊躇するものがありました。
その表情を見たジュンジェは、記憶を消すか消さないかの選択を、シムチョンに委ねると言いました。
シムチョンは言いました。
「決めたわ。」
ジュンジェにkissしました。
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チヒョンが家に帰った時、まだジュンジェ父は生きていました。
ジュンジェの携帯に伝言を残している最中だったのです。
その内容が、あまりにも辛くて恨めしくて、チヒョンは黙って見ているしかできませんでした。やはり父は自分を息子として愛してはいなかったと改めて分かったからです。優しかったけど、それは義務感からだったのでしょうね。
伝言を残し終え、ジュンジェ父は息絶えました。
傍に、毒の入ったコップがあるのを見つけたチヒョンは、すぐさまそれを始末しました。
その上で、救急に通報したのです。
チヒョンは警察の事情聴取を受けながら、泣いていました。
あの涙は本モノだと私は思いたいです。求め続けていた父だったのですから・・・。
ジュンジェは、チヒョンを殴りつけました。
ソヒが殺したと分かり切っていましたからね。
でも、もうどうしようもありません。
ジュンジェは後悔の念がこみ上げて来ていました。
もう少し早く着いていれば。こんなに恨んでいなければ。最後の電話にも出られなかった、もう全部許していると、父さんを愛していると言えなかった・・・と泣きました。
シムチョンに、父親との思い出を全て消してくれと言いました。
こんなに辛いなら、いっそのこと、全部忘れてしまいたいと。
でも、シムチョンは嫌だと言いました。
「お父さんとの愛の思い出よ。忘れちゃダメ。」
ソヒは、突然の夫の死にショックを受け、パニックになった妻という立場を巧みに演じました。
事情を知らない人は、それを演技だとは絶対に思えないくらいに。
ジュンジェたちはそれを苦々しい思いで見つめていました。
解剖をしたいというジュンジェに対しても、チヒョンも加わって拒否しました。
ここで明らかになった事が。
前世でも、チヒョンはヤン氏の息子だったんです。そして、ナムドゥはヤン氏の私兵だったのです。
あいやぁ~っ 現世でもその縁が繰り返されるの・・・と思ったら。
チヒョンは札束でナムドゥの頬を叩きましたよ。
で、ナムドゥも長年の付き合いをあっさりと裏切り、チヒョンに協力すると言いましたよ。
やっぱりナムドゥは根っからの詐欺師だわ・・・と思った私です。
ジュンジェ父の家の家宅捜索が行われました。
ホン刑事が主導して行ったのですが、トリカブトは勿論、一切毒殺の証拠は出て来なかったのです。
お葬式が行われました。
ソヒとチヒョンは後継者として意気揚々と喪主を務めていました。
そこにユランがやってきました。
ソヒは又も散々ユランに突っかかりました。自分の目的がお金ゆえ、他人も皆お金しか考えていないと思っているソヒ。
腹にすえかねたユランが、ソヒの頬を叩きました。
ソヒが殴りかかろうとしたのを、シムチョンが止めました。
そして、ソヒの腕を取り、その記憶を探ったのです。記憶を奪う事は敢えてしませんでした。
「あなたは全部覚えていなさい。これほど罪を重ねて来たのに何も得られなかったことを。」
ソヒの記憶を見たシムチョンは、家の地下室にある隠し部屋にソヒが入って行くのも見ましたし、ジュンジェ父の薬をすり替えていたのも知りました。
それをもとに、シムチョンはジュンジェとホン刑事と一緒に家に行き、記憶通り、隠し部屋を見つけました。
そこにはデヨンの痕跡も残っていたし、トリカブトが隠されていたのです。
証拠は揃いました。
ソヒは式場で緊急逮捕されました。
でもね、ソヒは一貫して“知らない”と言い続け、拘留期間をやり過ごしたのです。
証拠不十分で釈放されたソヒ。
すぐに動きました。
解剖されて証拠を見つけられては、言い逃れできません。
ナムドゥがジュンジェを殴り、どこかの倉庫に連れ込みました。
ジュンジェの父に施したのと同じ毒を注射し、父を殺した罪悪感にさいなまれて、自殺したと言うシナリオでした。
おいおい・・・ナムドゥ、そこまでするの・・・と思ったら。
なんと、これは全てお芝居。
ソヒとチヒョンから自白を引き出すための作戦だったのです。
実は、ナムドゥ、チヒョンから誘われたことをとーっくにジュンジェとホン刑事に報告していたんです。
チヒョンに協力すると見せかけて、罠にはめたって事です。
ソヒは、もう作戦成功と信じ切っていたので、ジュンジェの問いかけにすらすらと白状しましたよ。
過去の殺人も、今回の殺人についても・・・。
倉庫にはホン刑事たちが潜んでいました。
もうソヒは言い逃れできませんでした。ジュンジェ殺人未遂の現行犯でもありますしね。
作戦を知らなかったテオとシムチョンは、必死に現場に駆け付けました。
彼らが到着した時、既に作戦は成功した後でした。
でもね、チヒョンが最後のあがきを
刑事の銃を奪って、ジュンジェに向かって発砲したーっ
前世で、タムリョンを殺した銛を投げたのが、チヒョンだったとシムチョンは知っていました。
だから、その瞬間、駆けだしたのですが・・・。
どーなった
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シムチョンが相手の記憶を消してしまうということは、相手の記憶を奪うということなんですね。
つまり、“コピー”ではなく“移動”してしまうということです。
だから、デヨンの記憶が全てシムチョンの中に移動してきたのです。
ジュンジェが言ったタムリョンとセファの未来はハッピーエンドではなく、お互いの為に死ぬと言う結果だったのだとシムチョンは知ってしまいました。
シムチョンは、ジュンジェから離れる事を決意したようです。
ただ、それを心で考えると、全てジュンジェに聞かれてしまいます。
騒音とも言えるほどの大音響で音楽を流し、声を誤魔化そうとしました。
ジュンジェにも、心の声を勝手に聞かれてしまう苦しさが分かる?・・・と常に無く怒りをぶつけたりしました。
ジュンジェは納得しました。
そりゃそーでしょうね。聞かれたく無い心の声を、聞かれてしまうなんて・・・ねぇ。誰でも嫌ですよ。
で、気を利かせて、ヘッドフォンをかけて、シムチョンの声が聞こえないようにしてます。
デヨンは本当に記憶を失ったようです。
ただ、本当に幼い頃、ソヒ・・・その時はジヒョンでしたが、ジヒョンと同じ施設で過ごしたことはすぐに甦りましたよ。
ソヒから連絡が入りましてね。
様子がおかしいデヨンの元に、ソヒが駆け付けたのです。
理由は分からないけど、記憶を失ってるデヨンを見て、ソヒは必死に言い聞かせました。
あなたは自分を捨てた世の中に復讐する人だ・・・なんて。一から洗脳し直すって感じです。
テオがジュンジェの実家から、遺言書のデータを盗み出して来ていました。
財産の全てをソヒとチヒョンに譲ると言う内容で、父の印鑑も押されてしまっている事が分かりました。
父の視力がほぼ失われていたことをジュンジェが報告すると、ホン刑事たちは愕然としました。ソヒのこれまでの二人の夫と同じ展開だからです。
ジュンジェはソヒの部屋から、怪しげな薬と針を持ち出し、育てている鉢植えを写真に撮って来ていました。
その花を見て、ナムドゥが言いました。トリカブトだ・・・と。
ジュンジェ、ショックでした。
もう時間が無いと思いました。
でもね、警察による家宅捜索は、そう簡単に令状が出ません。
なにせ、それらの証拠物は、不法に手に入れてるわけですからね。証拠能力が無いと言われてしまうのです。
ホン刑事は、必死に粘ってます。
ジュンジェが仕掛けて来た盗聴器で、家の中の会話を聞き、万全に備えてはいるんですけどね。
ジュンジェの父は、ジュンジェには信じないと言いましたが、やはり少々疑念も持ったようです。
で、ソヒから渡される薬を飲まずに捨てました。
ところがねぇ・・・ソヒはちゃんとその様子を見てるんです。ジュンジェ父は視力が悪いので、室内に人がいても音さえ立てなければ気付かないのですよ。
ところで、ナムドゥですが。
シムチョンに記憶を消されたにも関わらず、何かヒントになる様な事があると、ふっと断片的に思い出すシーンがあるんですね。
それらが積み重なって、どうもシムチョンと関係があることを、忘れてしまっているようだというところまで分かって来たのです。
そして、ある時、シムチョンとジュンジェの会話を盗み聞きしまして。
とうとうシムチョンが人魚だということを知っちゃいましたよ。まだ気付いたことを公表してはいませんが。
人魚の価値がどのくらいになるのか、密かに調べています。
おいおい・・・前世と同じように、ジュンジェを裏切る行動に出るんじゃないよねぇ。不安だわ・・・。
チヒョンがジュンジェの前に現れました。
彼はジュンジェが害虫駆除業者と偽って家に入り込んだと気付いていました。
それを抗議に来たのです。
だけど、ジュンジェはチヒョンをいきなり殴りつけました。・・・分かるわな、気持ち
父親に対しては、本当に純粋な気持ちだと思っていたチヒョンが、母の悪事に目をつむって来たわけですから。父親の事は守ってくれると信じていたところがありましたからね、ジュンジェ。
母ソヒの悪事を知ったとジュンジェが言ったことで、チヒョンは言葉が出ませんでした。
止めなければ、二人とも破滅させてやると言う言葉、決して脅しじゃないとチヒョンも思ったでしょうから。
シムチョンは、ジュンジェに、前世の結末が決してハッピーエンドじゃなく、死だったと知った・・・と言いました。
デヨンの記憶を消した時に、知った・・・と。
以前、ジュンジェが“繰り返されることが怖い”と言った言葉の意味もわかった・・・と。
でも、会いに来た事を後悔してはいないと言いました。
ジュンジェも、同じだと言いました。
万が一自分が死ぬような事になっても、お前は生き続けろとジュンジェは言いました。
「心臓は大丈夫だ。俺はどこにいてもお前を愛し続けるから。」
ソヒは、デヨンを自宅に連れて来ました。
ジュンジェ父の目が見えない事を良い事に、密かに地下室に匿おうとしたのです。
あともう少しで計画が成功するんだから・・・とか、記憶を失ったデヨンに言い聞かせるように説明しました。
それを、ジュンジェ父が聞いてしまいました。
ジュンジェの話は本当だった・・・と分かりました。
でもね、知られたと、ソヒが気付いたのですよ。こうなったら、時間の猶予はありません。とっとと始末してしまわないと、これまでの事が全て水の泡です。
ソヒは動きました。
薬を用心して飲まなくなったジュンジェ父に、毒入りのお茶を飲ませたのかな?
変だとジュンジェ父は思ったようですが、既に少しは飲んでしまった後でした。
直後、苦しみ始めました。
ジュンジェ父は、隠しておいた携帯でジュンジェに連絡をしました。
ところが、丁度その時、ジュンジェはホン刑事たちと相談の真っ最中で。携帯を部屋に置きっぱなしにしていたんですよ。
気付いた時は遅かった・・・。
携帯に入ってたメッセージを聞いて、慌てて家に駆け付けた時、父は既に亡くなってしまってて。救急隊に運び出されているところでした。
ソヒは、そうなる前にアリバイを作っておこうと、チヒョンを呼び出してお酒を飲もうとしました。
でもね、チヒョンは何か不審なモノを感じたのでしょう。
それを断って家に駆け戻りました。
そしたら、デヨンがトリカブトの鉢植えを処分しているところだったんです。
またしても、母は新たな罪を犯したのです。
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ジュンジェがもしかしたら母を拒否するかもしれないと私は思いました。
でも、ユランに泣きながら抱きしめられた時、ジュンジェも母をしっかりと抱きしめて泣いたのです。
ごめんなさい・・・と謝罪を繰り返すユラン。
母親とすると、自分といるより父親と一緒の方が経済的に安定し、将来を考えてもそちらを選択することが子供の為になると思いますわな。留学していると聞いていたので、安心していたのです。選択は間違っていなかったと。
ところが、それが嘘だった・・・。
家出するほど辛く苦しかったんだと。そしてその後の苦労を考えると、居ても立っても居られない気持ちになるのは分かります。
取り返しのつかない苦労をさせ、そうするしかない判断をさせてしまった自分を責めても責めてもキリはありません。
何度も何度も謝る母に、ジュンジェは謝るのはやめてと言いました。
行方を調べても一切分からなかったので、もう死んでしまったのかもと思ったこともあったわけで。だから、今生きて再会できたことで充分だとジュンジェは思ったのです。
思いがけずに近くにいた事が分かり、ジュンジェもユランもその縁を不思議に思いました。
いろんな話をしました。
シムチョンがジュンジェの恋人だと知り、ユランは本当に嬉しく思いました。
シムチョンが純粋で真っ直ぐな人柄だということは、これまでの経験で分かっていますから。
シアとの事も聞きました。大学時代からの大切な友達だとジュンジェは説明。ちょっと安心した風なユランです。
ただ、立派な家に住んで、経済的にも不自由の無さそうな様子を見て、やはり気になるのは職業。
でも、それだけは誤魔化すしか出来ないジュンジェでした。
詐欺師だとは口が裂けても言えませんよね。
シムチョンの誕生日パーティは和やかなモノとなりました。
思いがけない母との再会。ジュンジェにとっては何よりのプレゼントですね。
パーティがお開きになった後、しみじみとジュンジェ、シムチョン、ユラン、ナムドゥでワインを飲みました。
その時、とうとう“カン・ジヒョン”がカン・ソヒだと明らかになりました。
ジュンジェが同級生の・・・と切り出した時、ユランは隠す意志はありませんでした。あなたの継母よ・・・とすぐに明かしたのです。
ジュンジェはホン刑事に連絡しました。
ソヒの調査が本格的始まりそうです。
ところで、ナム部長、命は取り止めましたね。意識不明ですが。
良かった良かった。
前世でのナム部長は、タムリョンの友人でした。彼もまた追っ手に追われて崖から転落しましたが、命は助かりました。
そして、タムリョンから死ぬ間際に託されたことをしようとした時・・・何かを持ち出そうとしたようですが、彼の前に立ちはだかったのは、前世でのチヒョンとナムドゥ
二人とも、使用人のような恰好ですが。チヒョンは分かるとして、ナムドゥまさか、今後、チヒョンと手を組んでジュンジェと対立するなんて事になるの
チヒョンは母ソヒに、自分の実父はデヨンなのかと問いました。
思いたくは無いけど・・・ですよね。
ソヒははっきりと肯定はしませんでした。
だけど、自分がこれまで如何に不遇な身の上だったかを言い、それを武器としてのし上がって来たんだと言いました。
要するに、人は弱者の言葉を真実だと思う傾向にあるということです。
ジュンジェ父にしても、デヨンにしても、ソヒにとっては道具なんです。チヒョンを自分と同じような目に遭わせたくない、陽のあたるところに押し出してやりたいというその思いだけなのです。
チヒョンは、デヨンを受け入れる気にもなりませんし、母のしている事を納得もしたわけではありません。ただ、母の自分を思う気持ちは本モノで、それが全ての原因だということも充分分かっていました。
だから、ソヒの悪事を公表する事は出来なかったのです。
シムチョンは、ナムドゥから、ソヒとデヨンの関係、ソヒがこれまで犯して来たと思われる罪等を聞きました。
ジュンジェがこれまで如何に寂しい人生を送って来たかを知りました。
ジンジュの家に戻ったユランを、ジンジュはもろ手を挙げて大歓迎。
家政婦としてじゃなく、姉のように接し始めました。
また、シアは、とうとう全てがジュンジェとユランにばれてしまった事で、後ろめたい思いを抱いていました。
既にユランがジュンジェの実母だと気付いていたにもかかわらず、話さなかったのですからね。
ユランの顔もまともに見られないし、ジュンジェにも会えないでいたのです。
ユランは、シアの気持ちを察し、気にとめていないと言ってあげました。シアは気持ちが楽になれました。
でも、ジュンジェにとっては友達であって、それ以上ではないと改めて言い聞かされた気分でもありました。
ジュンジェは、ソヒの過去を知り、父の事が心配になりました。
で、チヒョンに直接父の居所を聞くと、海外に療養に行ってると言われました。が、それを信じるジュンジェじゃありません。
ホン刑事に確認してもらったところ、父が海外に出た記録も見つかりませんでした。
「仕事だ。」
と、ジュンジェはナムドゥに言いました。ターゲットは実家だと。
シムチョンは自分も手伝いたいと言いました。ジュンジェは嫌がるけど・・・とナムドゥは渋りましたが、シムチョンはチヒョンと知り合いですし、使い道はあるかと思いなおしました。
ユランにも協力を依頼したのかな?ユランはジンジュにソヒを2時間ほど連れ出してほしいと言ったのです。
チヒョンは、デヨンなんかじゃなく、ジュンジェ父を求めていました。
自分を本当の息子と思ってほしいとずーっと願っているのです。
なのに、見舞いにも来ないジュンジェを父はただ一人の息子と思ってるわけで・・・。
傍にいるのは自分なのに・・・とチヒョンは悔しくて仕方がなかったようです。
「息子は僕だけじゃだめですか?」
と、父に問いかけました。そうじゃないと、守れない・・・と。
ジュンジェ父が自分を息子として心から愛してくれたら、あっさりとソヒの悪事を止めたでしょうし、もしかしたら公表したかもしれません。
チヒョンは、ジュンジェが詐欺師だと父に言いました。あれ?知ってたんだっけ
作戦決行の日。
ソヒはジンジュの作戦でおびき出され、シムチョンはチヒョンを呼び出しました。
そして、ジュンジェたちは害虫駆除の会社を装って家に入り込んだのです。
ジュンジェは、父を見つけました。
ぼんやりとベッドに座り込んでいて、息子の自分の見分けもつかないほどに視力が低下しているのを知りました。
その姿だけで息子とするとショックですわな・・・。
ジュンジェは怒りがこみ上げて来ました。
自分と母を捨てて、幸せになるどころか、利用されてぼろぼろになっているなんて・・・ですよ。
ソヒの悪事をぶちまけました。
だけど、父は信用しなかったのです。
少なくとも、彼に対してはソヒもチヒョンも優しくて、何の不自由も無かったわけですからね。
ジュンジェが詐欺師だということも、やはり彼の中では大きなショックだったのです。とうとう父親の自分まで騙そうとしている・・・と受け取ったのです。
何としても、ここから連れ出すと言うジュンジェに父は従いませんでした。
そのやり取りを家政婦が聞いてしまいました。
で、チヒョンに連絡したのです。
チヒョンはシムチョンと食事をしていました。
その時、つい、バカ正直にシムチョンが自分の疑問をチヒョンにぶつけてしまったのです。
デヨンとの関係は?・・・なんてね。
チヒョンはシムチョンが呼びだした理由を察しました。ジュンジェが家に来ていると言う報告を受け、確信しました。
シムチョンを置いて、急いで帰って行きました。
シムチョンの前にデヨンが現れました。
シムチョンが襲われるーっ・・・と思ったら、デヨンは持っていたハンマーで水道のパイプを破壊。
一斉に水が噴き出しました。
人魚に変わってしまう~っ
だけど、シムチョン屋上に逃げましたよ。
そして、追い付いたデヨンの手を掴み、言ったのです。
「全ての記憶を消し去ってあげる。何の罪も覚えていないのに罰を受け続ける地獄を味わうのよ。」
デヨンは必死に手を振りほどこうとしましたが、シムチョンの力の方が強くて。
目を閉じたシムチョン。
デヨンの記憶が、前世までの全ての記憶がシムチョンの中に入って来ました。
ソヒの悪行も含めて、全てです。
そして、知ってしまいましたよ、シムチョン。
前世のタムリョンとセファはハッピーエンドなんかじゃなかったということを。
又嘘だったのね・・・。
デヨンの記憶は
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シムチョンは、自分の正体を、ずっと前からジュンジェは知っててて、心の声も聞いて本心も知られていた事に気付きました。
流石にショックを受けました。
それよりショックだったのはジュンジェの方です。
医師の言うように、自分が、そしてシムチョンがお互いを愛さなかったら、悲劇は起らなかったのかもしれないと思ったからです。そして、自分の気持ちを抑えて、シムチョンを海に帰せば、シムチョンが死ぬ事も無いのに、それが出来ない自分にも苛立ちました。
マ・デヨンではなく、自分こそがシムチョンを殺す人間なのかもしれないと思ったのです。
シムチョンはこれまでのジュンジェの言動を思い出しました。
何度も正体を知ってるからこその言動があった事に気が付きました。
そして、kissの意味が知りたくなったのです。
ナムドゥは自分の正体を知って、稼ごうと考えたわけで。だから記憶を消した・・・とジュンジェに言いました。
その時、ナムドゥはジュンジェだって同じだと言ったのです。
だから、聞きました。怖く無かったのかと。
「嫌だとか怖いだとか思わなかった。お前は最初から変わっていたから。謎が解けただけだ。」
シムチョンは、ほっとしました。
何時ばれるかはらはらしていたので、ばれて却って良かったと思いました。
ジュンジェはシムチョンに、タムリョンとセファの話をしました。
でも、ラストだけは変えました。ハッピーエンドだと。
因縁は繰り返す・・・とジュンジェが言ったので、シムチョンも気になっていたのですが、それを聞いて安心しました。
シムチョンは、ジュンジェが人魚の心臓の秘密を知ったことで心配しているのを知ると、その記憶を消そうと言いだしました。
やってみる・・・なんて言いますが、ジュンジェは必死に抵抗しました。思い出の一つも消したくないし、心臓の事は何より大切なことですからね。
ソヒは、ジュンジェ母ユランがジンジュの家で家政婦をしている事を知りました。
で、何を思ったのか、ジンジュの家にやってきましたよ。ねちねちと嫌味を言うつもりだったのかしらね。
でもね、ユランも、もう黙ってはいませんでした。
ジンジュの前で、ついにソヒに追い出されて行方不明の前妻と言うのが自分だと言ったのです。
ジンジュが言っていた噂も本当だと。高校時代の同級生から夫を奪い、前妻を追い出し、前妻の子までも家出させて乗っ取った・・・とね。
ソヒが機嫌を直して自分を許してくれたと喜んだジンジュ。
ユランの告白に、もーっと喜びましたよ。元々、ソヒに対してあまり良い感情は持っていませんでしたからね。
そして、ユランへの態度が変わりました。ユランに、もう一度元の場所に戻ってもらいたいと思ったからです。
イニョン王妃を追い出して王妃の座についたチャン・ヒビンに例えましたよ。
ソヒは、バカなことをしましたね。墓穴を掘ったって感じです。
ホン刑事とジュンジェ、ナムドゥは、“カン・ジヒョン”と言う女性の行方を追っていました。
調べれば調べるほど、カン・ジヒョンの周辺で相当な数の人が死んでる事が判明。二人の夫は勿論、孤児だった彼女を引き取った家族も全員死んでいるんだとか。
皆、ぞぞ~っとしました。
そしてもう一つ分かったことが。ジュンジェの実母と出身高校が同じだということです。
徐々にソヒに近づいて来ました。
チヒョンは、ナム部長を殺そうとしました。
ナム部長が、母ソヒの裏の顔を知ってると勘づいたのです。そして、それをジュンジェに話す恐れがあると思ったからです。
でもね、チヒョンが呼吸器を外した途端、警報が鳴り響きました。ま、慣れて無いってことですね、こう言う悪事に。
おろおろとするチヒョンを病室から引きずりだしたのは、デヨン。
チヒョンはデヨンと直接会った事は無かったようです。ソヒと一緒のところを見かけた事はあったんですけどね。
「直接手を下すのはやめろ。母親の努力を無駄にするのか。」
と、デヨンは言いました。
「何故僕と母さんの周りをうろつく」
と、叫ぶチヒョン。
「お前は自分の幸せだけを考えろ。」
と、デヨンは言いました。
既にデヨンは、ジュンジェ父の秘書として入りこんでいるのですが、チヒョンはまだ知りません。
シムチョンは、突然誕生日のお祝いがしたいと言いだしました。自分の本当の誕生日は知らないから、明日が誕生日ということにしたいと言うのです。
ユランや例の浮浪者の女性、そしてユナも呼んで、家でパーティを開くことに。
ユランは、ジュンジェの事も気になっているので、最初は参加しないと言ったのですが、シムチョンの話を聞いて、気を変えました。
そして翌日、プレゼントを買って、家に向かっていたジュンジェは、シムチョンの姿を通りの向こうに見つけました。
誰か女性と一緒に楽しそうに話しながら歩いてます。
ユランでした。
横断歩道の向こう側にジュンジェの姿を見つけました。
「ホ・ジュンジェ」
と、叫んで手を振ったシムチョン。
その名前を聞いて、ユランは驚きました。
息子と同じ名前・・・と。
シムチョンも気付きました。ヘラクレスの塔の話で。
横断歩道の向こうに立ってるジュンジェを見つめながら、心でつぶやきました。
“あの伝説は本当だった。あの場所で生き別れた人たちは必ず再会できるという。おめでとう。あなたのお母さんよ”
その声は、ジュンジェにちゃんと聞こえていました。
信号が青に変わり、ジュンジェは一歩踏み出しました。
ユランもジュンジェに向かって歩き出しました。
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ルイ・・・事故に遭ったのは確かなようです。
空港に着いて、自分が運転すると迎えに来たぺク社長より先に出発したと言うのですが・・・。
発見されたのは、腕時計だけ。
遺体は見つからなかったのに、事故死とされてしまいましたよ。いーの?それで。
そして、ルイは、どこで手に入れたのか、ボクシルの弟ボクナムの服を着て、街かどで路上生活者となっていたのです。記憶を失って・・・。怪我も無いようです。
ボクシルは、ルイが着てる服が弟のモノだったので、必ずどこかで弟と接触があった筈だと思い、記憶が戻るまでルイの世話をすることになりました。
一応、警察には届けましたが、帰国したばかりのルイには・・・それも、死亡と断定されてしまったわけですから、何の情報も無くてね。行方不明者という届けも出ていませんから、身元を確認する術がありません。
ボクシルは、一日に一度はジュンウォンに電話をして山芋の件を問い合わせてますが、ジュンウォンは仕事が忙しく、まだ鑑定してもらってないんですね。
イラつきますが、どうしようもありません。
ボクシルは清掃の仕事をしています。
それが、ゴールドラインの社屋なんです。
だけど、まだジュンウォンと顔を合わせていません。
家も無いので、まだサウナで寝泊まりしてる状況です。
なのに、ルイの面倒を見ることになって・・・。
世間知らず過ぎて浮世離れしてるルイなので、手がかかることこの上ありません。
費用もかかりますしね。
ボクシルだから、こうやって面倒を見てくれているのです。
ルイは、偶然知り合ったボクシルを保護者のように思っています。
自分が誰なのか、名前も何も分からないので、不安でたまりません。
人に責められたりすることも、一人になる事も怖くて、ボクシルの袖口を掴んでついて回りました。
ある時、サウナでルイは泥棒の濡れ衣を着せられてしまい、ボクシルと共にサウナを出て行くしかなくなりました。
行くあてもなく、ジュンウォンと連絡も取れなくなってしまい、途方にくれてしまいました。
でも、偶然、鞄を持ち逃げしたアジュンマを発見し、必死の追跡の挙句、母の形見の服だけ取り戻す事ができました。
アジュンマを警察に突き出すわけでもなく、服だけを返してもらっただけで許してしまうボクシル。自分が酷い目に遭ったのに、許せると言うのは、本当に優しい人です。
チェ会長は、ルイを失ったのは自分の運勢の所為だと思いました。
気力がなくなり、自分は一線から退き、釜山で生活すると言いました。ぺク社長に黄金財閥は任せる・・・と。
ほくそ笑むぺク社長です。
マリも、散々号泣していたのに、それは全て自分の不運を嘆いての事だと分かりましたよ。黄金財閥後継者の妻という立場になれない自分は、なんて可哀相・・・ということです。
でもま、今のところ、ぺク社長もマリも悪人というわけじゃありません。
冷静に考えてみたら、これが普通なのかも・・・と思いましたよ、あたしゃ。
ジュンウォンはボクシルから預かった山芋を冷蔵庫に保管してあったのですが、ある日それを見つけたジュンウォンの父が勝手に漢方薬のお店に持って行っちゃった。
そしたら、本当に天然物で、500万Wで売れたと言うじゃありませんか。
ジュンウォン、焦り始めました。自分が詐欺師になった気分でしょうね。
ボクシルは清掃の仕事を一緒にしている先輩から紹介されて、屋根部屋を安く借りる事が出来ました。
実はその部屋、前の住人3人が死んだとかで、借り手がつかないでいたようなんですよ。
そんなイワクつきの部屋だとは知らず、雨が凌げる家が出来たと言う事で、ほっとしています。
なにせ、行く先々で問題に遭遇してしまうルイ。
その後始末に追われるボクシル。
純粋過ぎる二人だけに、見ててイライラさせられるスタートです。
でも、次回からは、明るいエピソードを見る事が出来そうです。
汚れきったルイが、サウナに入ってさっぱりしたのを見て、ボクシルはちょっとぽ~っとなっていました。
確かに、ソ・イングクくんは、個性的な顔立ちで、大人にも子供にも見え、撮っても魅力的ですよね。
顔ちっちゃいし
衛星劇場さんの視聴者リクエスト祭の第二弾が決定しました
現在、第一弾が放送中の視聴者リクエスト祭。
「ショッピング王ルイ」、「雲が描いた月明かり」、「THE K2~キミだけを守りたい」の3作品が一気に視聴できるなんて、なーんて幸せな事でしょう
わたくしまぎぃもあれこれとリクエストをしてますので、作品決定のニュースには一喜一憂してるわけですが。
本日、第二弾の作品が発表されました。
それがこちら
『花郎<ファラン>』です。
9月放送予定ですって。
詳細は、こちらから。
楽しみです
ショッピング王ルイ OST (MBC TVドラマ) (韓国盤) | |
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ゴールドライン会長のチェ・イルスンは、夫と息子夫婦に先立たれ、今や血縁者は孫のジソン(ルイ)=ソ・イングクくんだけ。
占い師にイルスンの運勢が強過ぎるので、傍にいる家族が早死にすると言われてしまいました。
だから、孫のルイをヨーロッパに行かせ、忠実なキム執事に守らせて生活させて来ました。
車の運転も危険だからと言われ、食事にも気を配り、とにかくキム執事と共に世の不安や心配という事からは、無縁の生活をして来ました。
そんな彼の唯一の楽しみと言えば、ショッピング。
ネット通販が発達し、世界のどこからでも欲しいモノはとり寄せられる世の中。
ルイは、ブランド品、限定品等の気に入ったモノを次々に買いこんでいました。
でも、ルイの目は確かなようで、彼が選ぶ品はどれも価値が高いものばかり。何でもかんでも買うと言うわけじゃ無さそうです。
ルイの幼馴染のぺク・マリは、ルイと結婚してゴールドラインを手に入れようと考えています。
が、ルイにその気は全くありません。
マリの父はゴールドラインのぺク・ソング社長。
え~っと、チェ・イルスン会長の事を『お母さん』と呼んでますが、どういう関係なのかしら?血縁者はルイだけというのだから、血のつながりは無いんでしょうねぇ。
ぺク社長は、次期会長の座を狙っていますけど、まだそんなにあからさまではありません。
ある日、ルイはTVで韓国の山奥に住むコ・ボクシル=ナム・ジヒョンさんという女の子を見ました。
日に焼けて色は真黒で、化粧っけは全くありません。
服装だって田舎のアジュンマに近いようなもの。
で、今欲しいのが、冷蔵庫だと言いました。電気も通って無い山の奥なのにね。
あまりにも自分とかけ離れた境遇の女の子なんだけど、ルイはその笑顔に引きつけられました。
ボクシルは祖母と弟の3人で暮らしていました。
ところが、TVの取材を受けてから、弟が都会に憧れて家出してしまったのです。
おまけに、祖母が急死。
仕方無く、ボクシルは一人ソウルに出て来ました。弟を探し出してまた山で暮らそうと思ったのかな?
ところが、電車の中で、知らないアジュンマに荷物を盗まれてしまうんです。
お金も身分証明書も失くしてしまったボクシル。
警察に届けましたが、戻ってくる可能性は極めて低いと彼女も分かっていました。
途方にくれたボクシルですが、くじける事はありません。
実は、山で自ら掘った山芋をお腹に巻きつけて持っていたのです。
知り合いの話じゃ、天然ものだから500万Wはするとか。
それを売って、どーにかお金を作ろうと思ったのです。
駅で通る人を次々とチェックし、買ってくれそうな人を見定めようとしました。
で、目をつけたのが、チャ・ジュンウォン=ユン・サンヒョンssi。
ジュンウォンはもうすぐ40歳になろうかと言うのに、結婚もしてないし、付き合ってる女性もいません。
ゴールドラインのカリスマ本部長です。
この日は、両親に無理やりお見合いをセッティングされたので、出かけた帰りでした。勿論、お見合い相手には、タイプじゃ無いと言っちゃったがため、失敗に終わってました。
ま、本人には結婚する気は全く無さそうです。
突然山芋を売りつけて来たボクシルに、ジュンウォンは怯みました。
当然、それが天然ものなのか怪しいと思いましたし、ボクシルの素性も言葉通りかどうか、怪しみました。
で、とりあえず、10万Wを手付として支払い、山芋を受け取り、鑑定してもらうことに。
本モノだと分かった時点で、残りのお金を払う事になりました。
なんだかボクシルの話に乗せられて、する~っとそう言う事になっちゃったわけです。ジュンウォンは家に帰って冷静になり、いつもの自分らしくないと感じていました。
チェ会長が倒れました。インフルエンザをこじらせて、高熱で意識不明となってしまったのです。
医者は、高齢と言う事を考えると、このまま意識が戻らなければ、覚悟をしてください・・・なんて言いました。
ぺク社長は驚きますが、つい裏ではほくそ笑んでしまいました。
後継者のルイは、ショッピングしか頭が無いぼんぼん・・・と社内では評判です。そんな人物より、ぺク社長に会社を託したくなるのも当たり前でしょう。
この知らせを聞いたルイは、急きょ帰国することに。
ところが、常に一緒のキム執事が同行出来なかったのです。飛行機が満席で同じ便に乗れなかったのです。
ルイは一人で韓国に向かいました。
空港では迎えの者が待ってると言う事だったのに・・・。
何故か次にルイが現れたのは、街かど。
それも、ブランド物のジャンパーを着て、路上生活者となってますよ・・・。
弟を探してビラを配っていたボクシルは、弟が来ていたジャンパーと同じモノを着てる・・・と駆けよりました。
でも、別人です。
その頃、チェ会長は回復し、意識を取り戻していました。
そして、ルイを後継者とすると言ったのです。ホ執事に命じて、就任パーティの準備までさせました。
ぺク社長たちは複雑な表情です。
その日の夕方には韓国に到着する筈だったのに・・・。
何故、路上生活者に・・・というところで、つづく。
ショッピング王ルイ OST (MBC TVドラマ) (韓国盤) | |
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ソ・イングクくん、ナム・ジヒョンさん主演のラブコメ。
イングクくんは、様々なタイプの役をこなしていますが、今回の役どころは、おぼっちゃま。
世間知らずで買い物しか能が無いと言っても過言じゃない男の子を、どー演じているのか、楽しみです。
ジヒョンさんは、子役の印象が強いのですが、もう21歳になるのですね。大人の女性の役ができるようになったのかと、なんだかしみじみしてしまいました。まるで母親のような台詞ですが・・・
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