まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

絶句・・・(´Д⊂ヽ

2022-02-28 16:12:15 | ご近所探訪

もうそろそろだろうと、毎年定点観測してる枝垂れ梅を見に、出かけて行きました。

ところが、近くになってもその色が見えない

早かったの?それとも、遅かったの?・・・と、不安になりながらも、先にこちらに

白梅と紅梅が一本の木で見られるお方。

こちらは、着実に成長してまして、なかなか見事な姿になっていました。

でも、よく見ると、まだ蕾が多い。

「今年は寒かったから、咲くのが遅れてるんだね。」

と、アルフィーと話しながら、枝垂れ梅の場所に

 

なんと・・・

 

咲くどころか、蕾も一つも見えない。

勿論、葉も無い。

 

これまでの様子を、時間順にお見せします。

まずは、初めて見た2018年がこちら

次は、2020年が、こちら

そして去年、2021年が、これ

 

そしてそして、今年2022年の姿がこちら

衝撃的な姿に、思わず絶句してしまいました、アルフィー&まぎぃ

まだ咲いてないの

・・・と近づいて見ましたが、芽も蕾もありません。

枝の色が、白っぽくて、枯れてる感じの色。

切った枝も伸びてない様子。

確かに年々蕾の数が減って来てるようには感じていましたが・・・

治療をしてるのかも・・・と、良い方に考えることに。

 

来年、また美しい姿を見せてくれることを期待します


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『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』16話まで

2022-02-26 16:26:03 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ピョンガンは、オン・ダルに最近忙しくしていた理由を打ち明けました。

王妃とコ・ウォンピョの関係に疑いを抱き、その証拠を見つけるだめだと。

タラ・ジンから、オン・ダルにもう少し気を使えと言われたことも打ち明けた理由の一つでしょう。

オン・ダルはただひとえにピョンガンのために剣を持ち、ピョンガンのために王宮に入って慣れない生活に耐えていると言う事を忘れてはいけないとタラ・ジンは忠告しました。

友達じゃないと言えない事ですよね

 

ピョンガンは、王妃が書いた恋文をオン・ダルに見せました。

不貞の証拠だと。

その時、部屋の外で大きな物音が。食器をコンソン夫人が落としたのです。

コンソン夫人は、すぐさま、コ・ウォンピョに報告に行きました。

コ・ウォンピョのためと言うよりは、ウォンと王子が傷つくことになるのを防ぎたかったからでした。

 

コ・ウォンピョから問われた王妃は、恋文を失くしたことは無いと言い切りました。

それを聞いて、コ・ウォンピョはピョンガンの企みかもしれないと思いました。昔、ヨン王妃に自分たちがしたのと同じ事をされているのではと。

王妃は、それでも万が一の事があるかもしれないと不安になりました。

この時、コ・ウォンピョは王妃に言いました。王子が自分の子ではないと言う事を知っていると。

王妃はコ・ウォンピョを手放したくないため、嘘をついてきたということです。

 

へ・モヨンは新羅に連れ去られていました。

スパイにもかかわらず、正確な情報を伝えてこなかったことをキム・チャスンは責めました。

怒りのあまり、斬り殺そうとしたとき、王宮からの使いが。

新羅のチヌン王からの呼び出しでした。

チヌンと言えば、「花郎」でパク・ヒョンシクssiが演じてたあの王ですよね。

 

チヌン王は、目指す三国統一に邪魔なのは高句麗の王女ピョンガンだと言いました。

「昔、新羅との国境を守っていたオン・ヒョプ将軍の息子と結婚し、見事な武将に育て上げた上、無気力な父王を助け、北周を追い払った。あの娘が次は何をするか、心穏やかではない。」

そしてへ・モヨンに命じました。

「高句麗に戻り、ピョンガンを殺せ。」

 

へ・モヨンはへ・ジウォルの屋敷に戻って来ました。

拉致したのはキム・チャスンで、貢物のことで責められたとモヨンは嘘をつきました。

商人は誰しも損をすれば怒る、償う約束で戻された・・・と。

へ・ジウォルはモヨンの嘘を信じ、怒りながらもほっとしました。

 

コ・ゴンも安心しました。

しかし、モヨンの嘘を見破っていました。嘘の報告を新羅にしたせいだと察していました。

が、モヨンはコ・ゴンの主張を否定しました。

 

コンソン夫人は、密かにピョンガンの部屋から“恋文”を盗み出しました。

それを、オン・ダルが見ていました。

ピョンガンはこれを予期していて、罠を仕掛けたってことのようです。

 

しかし、その恋文を見た王妃は、偽物だと言いました。自分の字ではないと。

唖然とする王妃とコ・ウォンピョの前にピョンガンが現れました。

当然、王妃とコ・ウォンピョはしらばっくれました。

証人がいるとピョンガンは言いました。自分だと。

コ・ウォンピョは腹をくくったようです。ピョンガンに望みは何かと問いました。

交渉するつもりです。

 

出来る限り早く王宮を去りなさい・・・と、まず王妃に言いました。適当な理由をつけて、怪しまれる事無く静かに出て行くのです・・・と。

王妃の自分が出て行くことは無いと言い張る王妃ですが、王子の将来のためにもと言われると、従うしかありませんでした。

そして、コ・ウォンピョには、塩の専売権を王室に戻せと言ったようです。

 

コ・ウォンピョは動揺する王妃に言いました。

しばし動きを止めよと。

嵐が過ぎ去るのを待てということですね。とにかく今現在の困難を耐えて待つしかないということです。

 

ピョンガンは、コンソン夫人に忠告しました。

また嘘をついたら、あなたでも許さない・・・と。

ピョンガンの味方が減ってしまいました。

オン・ダルはピョンガンが心配でなりません。

今回、ピョンガンはコンソン夫人を利用したことになります。それは、ピョンガン自身をも傷つけることなのだと、オン・ダルは気づいていました。

 

誰が敵で誰が味方か分からない・・・と不安な表情を浮かべるピョンガン。

オン・ダルはピョンガンの肩にそっと手を置きました。抱きしめてあげればよいのにと思ったのは、私だけ

 

王妃は体調がすぐれないので、遠くの寺に籠って養生すると平原王に申し出、王宮を出る許可を得ました。

泣き縋る王子のことを父とヒョン妃に託し、後ろ髪を引かれる気持ちで王宮を出て行きました。

 

その頃、コ・ウォンピョはコ・ゴンに印を渡していました。

ケル部族の兵を束ねる権利をコ・ゴンに託す・・・と。

そして、コ・ゴンの策を確認しました。

 

都の街中で守備隊のプンゲとタラ・ジンたちが蹴る部族の私兵とばったり顔を合わせました。

都では、王の許しが無いと武装は出来ない筈なのにとジンが言うと、コ・サンチョルは言いました。

「ケル部族は特別だ。」

ちょっとしたことで、言い合いになってしまい、お互い、剣を抜いてしまいました。

そこにオン・ダルが。

「剣を収めろ。」

とオン・ダルが言いましたが、コ・サンチョルは従いません。

オン・ダルは一発殴りつけました。それで、コ・サンチョルはバッタリと倒れ、気を失ってしまいました。

どれほどの力なのさ、オン・ダル

それを見て、皆、剣を収めました。

 

これを聞いたピョンガンは、プンゲとタラ・ジンにキツク注意をしました。

村でいた時と今では立場が違うから、行動に気を付けないと・・・とね。

プンゲはすんなりと頭を下げましたが、タラ・ジンは不満顔です。

ピョンガンとタラ・ジンたちの間に立って、オン・ダルは気苦労が絶えません。

何でも一人で抱え込むピョンガン。心配だけど、自分に何ができるのかと、オン・ダルは思っているようです。

仕方が無い、こうするしかないと頑なに言い張るピョンガン。母の復讐、母の願いを叶えるのは自分しかできないと思っているのでしょう。

こうするしかないなんてことは、この世の中に無いんだ・・・とオン・ダルが言いました。

 

余談ですが、このオン・ダルの言葉、今、現在、彼の国のトップの人間に言ってやりたいと思いました、ホントに

 

スンノ部族とチョルロ部族が加わり、久しぶりに5部族が揃いました。本来の形になったわけです。

スンノ部族から、塩の専売権を王室に戻すべきだと言う意見が出されました。

チョルロ部族も同意見です。

しかし、他の3部族は反対・・・の筈だったのですが、なんと、コ・ウォンピョが賛成したのです。

チン・ピルとへ・ジウォルは思いもよらない事にあっけに取られてしまいました。

 

ピョンガンは、税を民だけに課すのは間違っていると発言。

富める者から徴取すれば、簡単に集まる筈だと。

そして、まずは自分がそうすると言い、持っている装身具も銀も、全て差し出すと言ったのです。

抗議するへ・ジウォルを制し、ピョンガンはコ・ウォンピョに意見を求めました。

賛成したんでしょうね、おそらく。

 

しかし、平原王はこれが波乱を招くことになると思っています。

コ・ウォンピョが大人しく引き下がる筈はないと思うからです。

 

ピョンガンはへ・モヨンを呼びました。

思い出したのです。モヨンがトゥ・ジュンソの事を“腕の良い占い師”だと言っていたことを。

正体を知っていたに違いないと思いました。

正体を知っていながら、王宮に入れたのは、何らかの企みがあったからだと。

「そなたの正体を明かせ。」

と、詰め寄りました。

モヨン、懐の剣を握りしめました。

その時、コ・ゴンが。

モヨンにピョンガンの信頼を得るようにと命じたのは自分で、トゥ・ジュンソの正体は知らなかったとコ・ゴンが助け舟を出しました。そして、2人は恋仲だと明かしたのです。

 

ピョンガンはへ・モヨンと縁を切ると言いました。そして、コ・ゴンも平原王の傍にはいさせられないと言いました。

忠臣のフリはやめてくれと。

「フリだけで信頼を得たとお思いですか?忠義心はありました。かつて王女様に尽くしたように。」

と、コ・ゴン。怒りが見えました。

 

コ・ゴンの様子を見て、ピョンガンは不吉な感じを受けました。

コ・ウォンピョと一緒に何かを企んでいると思いました。

「お前が寝る間を惜しんで尽くさなくても、高句麗は滅びない。」

と、オン・ダルが言いました。またピョンガンが根を詰めそうなのを見て心配なのです。

なのに、ピョンガンはオン・ダルが呑気だと苛立ちました。

 

「まさかお前、あの座を狙ってないよな?」

と、オン・ダル。王座を見つめていました。

ピョンガンは否定しました。

 

ピョンガンはオン・ダルの優しさにやっと気づくことが出来ました。

頭の中は、不安や悩みが渦巻いています。それでも、目を上げればオン・ダルが優しく、そして少し心配そうに見つめていてくれるのです。

気分転換をしようと思いました。

今日くらいは守備隊長とか王女とかいう立場を忘れて、2人で普通の夫婦のように過ごしたいと。

久しぶりに街に出ました。

小さな飾りを買ってもらったり、2人でゲームしたりしました。

久しぶりに大きな声で笑いあいました。

 

しかし、ふとピョンガンの目に留まった人物が。

平原王の側近の宦官。

時々平原王が探るように見つめていることに、ピョンガンは気づいていました。

何か不審な感じを受け、後を追おうとしたのですが、見失ってしまいました。

その人物は、へ・モヨンの手下から薬剤を受け取っていました。


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空巣( ;∀;)

2022-02-26 10:38:10 | その他

毎日・・・いえ、一日中座り続けていた鳩の姿が、一週間ほど前から見えなくなりました・・・

直後は、数時間の間をあけて何度か出入りしていたのですが、ある時を境に、一切姿を見せなくなったのです。

 

放棄

 

嫌な予感はしてたんですよ。

この時期、いくら四国でも冷え込む日が多いですからね。

積もらないまでも、雪がちらつく日も何度かありましたし。

こんな風雨を避けられない場所じゃ、卵を温めてる親鳥の方が危険と思いました。

 

で、上の写真のような状況になってしまったと言うわけです。

 

せっかくの巣&卵を処分するのも気が進まないし

自然に任せようかと思ってます。

で、今朝、ちょいと脚立を出して、写メしたと言うわけです。

 

次は、こんな場所じゃなくって、もっと安全で温かい場所に巣作りしなよと言いたいです。


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「七日の王妃」BSプレミアムに登場!

2022-02-26 09:30:54 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

パク・ミニョンさん、ヨン・ウジンssi、イ・ドンゴンssi出演の史劇。

悪名高い王燕山君をイ・ドンゴンssiが演じます。

燕山君を追放し王位につく中宗を演じるのが、ヨン・ウジンssi。

中宗が心から愛する王妃端敬王后シン氏を演じるのが、パク・ミニョンさん。

とても悲しい物語です。

詳細は、こちらから。

ブログでの記事は、こちらから。

 

BSプレミアムで放送決定です

放送開始日:4月10日(日)21:00~

話数:20話

 

「王女ピョンガン~」の後続作品ですね。

久しぶりに視聴できます。

楽しみです


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『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』15話まで

2022-02-25 23:56:53 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

録画ミスしてしまいましたっ

最初から約10分ほど、落としてしまいましたよ

よって、ネットでその部分の内容をフォローするつもりですが、ちょいと理解できない部分も出て来るかと思います。お目こぼしのほどを、お願いします

 

天誅房のトゥ・ジュンソは、その占いの力で王宮に出入りしていました。

平原王への復讐の機会をうかがっていたのでしょうが、ピョンガンがオン・ダルと共に王宮に入った事を知り、正体がばれると焦りました。

そして、その前に・・・と、平原王と太子ウォンを一気に殺してしまおうと考えました。

ピョンガンがそれを察し、神殿にオン・ダルと共に駆け付け、暗殺を阻止。

手下は殺しましたが、トゥ・ジュンソは殺せなかったピョンガン。

やはり一度は首領として仕えていた相手です。殺してしまうことは出来ませんでした。

 

トゥ・ジュンソは囚われました。

が、何者かによって牢から連れ去られました。

 

コ・ゴンとへ・モヨンは一夜を共にしたようです。

へ・モヨンの気持ちは分かっていましたが、コ・ゴンもいつの間にかへ・モヨンを愛する様になっていたようです。

ピョンガンへの想いはもう過去のものとなってしまったようですね。

へ・モヨンはそうなってもコ・ゴンとの間に一線を引こうとしています。この事で縛られることは無いとコ・ゴンに言いました。これまでと同じように助け合う関係が良いと。

 

平原王は、王妃とヒョン妃がトゥ・ジュンソを王宮に招き入れたと知り、2人を問い詰めました。

ただ、公にすることは避けたいと思っていました。王室の信頼を損ないたくないからです。

言い訳を並べ立てる王妃とヒョン妃。

平原王はウォンが死にかけた事を考えると、今回ばかりは2人を容易く許す気にはなりません。

ピョンガンはヒョン妃に席を外させ、平原王と王妃に向き合いました。

王妃にはそれ相応の責任があるとピョンガンは言いました。

すると、王妃はピョンガンが以前トゥ・ジュンソに命じられて、刺客として平原王を狙った事を持ち出しました。

自分に責任があると言うのなら、ピョンガンにだって・・・という所です。

 

平原王は全てを不問にふすことにしました。

ピョンガンだけを庇う事は出来ないと思ったのでしょう。

王室を守るためでした。

ピョンガンは悔しくてたまりませんでした。

 

ウォンも王妃が罰せられないことに怒りを隠しませんでした。

ピョンガンは、父が自分を守るために決断した事だと宥めました。

ウォンは、オン・ダルも気に入りません。礼儀を知らないオン・ダルを田舎者だとしか思えないのです。

王女である姉に釣り合うわけはないと。

ウォンは、コ・ゴンの想いを知っていました。だから、ピョンガンとコ・ゴンに一緒になってほしかったのです。

しかし、ピョンガンはキッパリと言いました。

「戦を勝利に導いて、太子の命を救った方よ。あの方は私が知る誰よりも勇猛な方で私が心を委ねた人なの。」

 

その頃、オン・ダルは幽霊谷に行っていました。

スンノ部族が都に移るのを手伝うためです。

しかし、サ氏夫人だけは幽霊谷を動かないと言い張りました。ウォルと二人で残ると。

 

タラ・ジンも残ると言いました。双子の兄サンをここにおいては行けないと。

オン・ダルはジンに本音を打ち明けました。本当は自分も気が進まない・・・と。

「でも、ピョンガンを一人にはしておけない。サンもいないんだ。お前がいなきゃ、ピョンガンは誰も頼れない。夫と友達は違う。」

ジン・・・都に行く決心をしました。

 

ピョンガンは自分が刺客だったことを、何故王妃が知っていたのかが気になっていました。

王妃に聞いても、王宮には秘密は無いと言うだけ。

そんな時、思い出したのです。昔、チン妃とコ・ウォンピョの怪しい関係を目撃したことを。そしてそれを黙っているようにとコ・ウォンピョから脅されたことも。

 

ピョンガンはコ・ウォンピョたちが取り上げた塩の専売権を取り戻そうと考えました。

元々は王室のモノだったのですから。これは、母ヨン王妃の願いでもありました。

ピョンガンは、スンノ部族長となったサ・ウナムに協力を求めました。

 

平原王はスンノ部族の者たちを王宮に呼び、今回の働きへの褒章を伝えました。

オン・ダルは官軍の守備隊長に任ぜられました。

以前とは比べ物にならない程の栄達です。生活も一変しました。

しかし、オン・ダルは不安そうです。ピョンガンがあまりにも根を詰めて王室を守ろうとしているからです。

何も自分に話さず、一人で悩んでいるのが分かりましたから。

何も話してくれない事に寂しさを感じてもいました。

 

ある夜、へ・モヨンが拉致されました。

新羅の商人キム・チャスンの仕業でした。

スパイとして高句麗に入っているモヨンが、偽情報を知らせて来たことに怒っているようです。

養父のへ・ジウォルはコ・ゴンを呼びました。

2人の関係を知っているので、もしかしたら何か知っているのではと思ったようです。

が、勿論コ・ゴンは何も知りません。

慌てて屋敷を飛び出して行きました。

 

なんと、トゥ・ジュンソを匿っていたのは、コ・ゴンでした。

もしかしたら、へ・モヨンを拉致させたのはトゥ・ジュンソかもしれないと思ったようです。

しかし、違いました。

 

ピョンガンは、コンソン夫人に王妃とコ・ウォンピョの仲について何か知っているかと問いました。

すると、コンソン夫人は驚き慌て、ピョンガンを注意しました。

そして、何も知らないと言い、そそくさと部屋を出て行きました。

その様子を見てピョンガンは不審なモノを感じたようです。


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『半分の半分~声で繋がる愛~』8話まで

2022-02-23 22:03:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ハウォンが送ってくれた写真に見切れたように写ってる家が、実家みたい・・・と、ソウが言いました。

もしかしたら、両親の事を見たのか、覚えているのかとハウォンに聞こうとしましたが、ハウォンはそこまで記憶に残っていませんでした。

ノルウェーにいる時、ハウォンはジスと韓国についてよく話し合ったようです。その時の話で想像した韓国の田舎、韓国の家がそこにあったと言いました。

 

その夜、ハウォンはソウを送って行くと言い、同じバスに乗りました。

でも、隣に座るのではなく、通路を隔てた席に座りました。

友達とも言えないし、恋人でもない、微妙な関係が見て取れます。

 

スジは結局下宿を出て行きました。

気まずいからでしょうが、もうウンジュに対して素直な態度に戻っていますから、ソウの話が功を奏したってことでしょうね。

 

スジが蹴飛ばしてそのまま消えてしまっていた椅子がいつの間にか戻っていました。

それまでと同じ位置に置かれていたのです。

ウンジュ、驚きました。そして大喜びです。

後で分かるのですが、その椅子を置いたのはハウォンでした。

ゴミ置き場に置かれていた椅子を見つけ、元の場所に戻しておいたのです。

 

ある日、一人の女性が下宿の部屋を見に来ました。

ミンジョンという中年の女性です。

ハウォンたちが開発したAIを治療に使おうとしているソン教授の患者でです。

下宿のあちこちに難癖つけましたが、結局、入居することに決めたようです。

ミンジョンに下宿を紹介したのは、チャンソプ。不動産会社に勤務してるってことかしら。

大家・・・つまりウンジュについていろいろと説明するのを聞いて、ミンジョンは2人が良い仲だってことを察した様に見えます。

どちらにしても、風変りな下宿人がやってくることになりました。

 

ハウォンはジスのSNSにある写真の場所を探し始めました。

陸橋から撮った写真です。

「ジスさんに聞いてみますか?」

と、ソウが言いました。

2人はまた会う約束をしました。

ソウは心が浮き立ちました。まるでデートのようですから。

 

しかし、会う前に、ハウォンはその陸橋を見つけたのです。

スタジオのすぐそばでした。

前の道を歩くハウォンを見つけたソウは、そっと後をついて行きました。

ハウォンは今ジスの事で頭が一杯でしょうからね。

陸橋の上に立ち、ジスが写した方向を見つめるハウォン。写真と風景を比べてみました。

正解でした。

ジスが見たであろう風景をじっと見つめるハウォン。

そのハウォンを、ソウは遠くから見つめていました。

こんな恋があるなんて・・・こんなに切ない・・・と、ソウは思いました。

結局、ソウはハウォンの後をついて、家まで行ってしまいました。

門扉が開いたままでした。

 

ソウが中に入って見ると、電気も点けずにハウォンは座り込んでいました。

陸橋は見つかりましたか?と、ソウは知らないふりをして聞きました。

頷き、ジスはソウと会った後、空港に行く前に陸橋に行ったみたいだ・・・とハウォンは言いました。

好きな人の事がまた一つ分かりましたね・・・とソウ。

でも、表情が曇ったままのハウォンを見て、ジスと話しますか?とソウは言いました。

 

今回は、ソウとハウォンはイヤホンを1つずつ使ってジスの声を聞きました。

“ハウォンと会ってる?”

「時々ね。」

“伝えたの?スタジオでハウォンについて私にした話よ”

焦ったソウはミシリョンの話ね・・・と話を逸らそうとしました。すると、

“違うわ、その話じゃない。・・・”

と言いかけたので、ソウは慌ててハウォンの耳からイヤホンを外しました。

ハウォンはすぐさまAI本体からイヤホンを抜きました。

AIの声が部屋の中に響きました。

“ソウさんがハウォンを好きだと言う話よ”

慌ててソウがAIの電源を落とそうとしました。その手をハウォンが掴んで止めました。

「そう言う事は気軽に話す事じゃないと思うわ。やめて・・・。」

“典型的な片思いよ”

「あの日は少し感傷的になってて・・・。」

ソウは恥ずかしさのあまり、顔を伏せてしまいました。ハウォンを見る事が出来ません。

“違うの?”

ソウは顔を上げてハウォンを見ました。そして、一気に言いました。

「好きよ。会えると嬉しくて。ジスさんを大事に思い、恋しがって真心を尽くす姿も全部好き。」

“ハウォンは知らない?”

「ええ。知られたくないわ。あなたが彼の思いを知らなかったように、彼にも知られたくないの。」

ハウォンを見つめながらソウは言いました。

 

イヌクはまだ闇の中にいます。

ふと見つけたのは、あれはソウの電話番号のメモ

ジスがメモしたものですよね。

掛けてみました。それがソウの番号だと分かってて

もしかしたら、ハウォンかもしれないと思ったの

相手が出る前に切りました。


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『半分の半分~声で繋がる愛~』7話まで

2022-02-23 16:49:59 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

「ハウォンさんと話してみる?」

と、ソウがAIに聞きました。

“イヤ”・・・と、即答が返って来ました。

一瞬期待した表情を見せていたハウォンは、落胆しました。

“私はハウォンから逃げてあなたに怒ったでしょ?”

しっかりとインプットされていましたね、その情報も。

ソウは、気まずくなったので、会話を止めようとしました。すると、AIは言いました。

“急に切らないで。切る前に一言言って。ジスさん、おやすみ・・・って”

本当のジスとの会話のようです。

 

ハウォンは、ジスがソウに残した写真について聞きました。

あのミシリョンの写真は、ソウの故郷の近くだったのです。両親を失くして以来、全く故郷に帰ってないとソウが言ったので、残してくれたんだと思う・・・と、ソウは言いました。

ハウォンはスタジオでの話も、ミシリョンの写真も全てソウに繋がると思いました。自分が反応点ではないと。

でもね、ソウは思っていました。

AIの反応点はやっぱりハウォンだと。ソウの片思いが反応点だったのだから・・・と。

 

イヌクのスランプは続いていました。

チェ監督は勿論、エンジニアであるソウにさえ、その不調は分かりました。

ある日、イヌクはやっとチェ監督にジスの死を伝えました。

驚いたチェ監督は、イヌクのスランプもやむなしと思い、仕事の調整をしてくれたようです。

ただ、何としても立ち直るから、誰にも言うなとイヌクは言いました。

イヌクはお酒を飲み、ジスの死の原因と思われる2人の間の諍いを打ち明けました。

自分の付いた嘘が原因でジスは大切な人を失くしたとイヌクが言いました。死んだのはハウォンの母親のようですが、どんな嘘をついたのでしょう。

ジスはそのことでハウォンに謝るようイヌクに言っていたのでしょうね。

イヌクは、ジスとハウォンの関係も知っていました。

ジスにとってハウォンは家族も同然だったけど、ハウォンはジスを愛していたに違いないとイヌクは思っていました。

そんな2人の間に、自分は割って入れなかった・・・とイヌクは言いました。それが一番の彼の苦しみだったのでしょう。

 

一つの事実が明らかになりました。

ハウォン、ソウの両親が亡くなった山火事の発生した時、近くにいたようです。

その直前、偶然、ソウの両親と家の写真を撮っていたんですね。まだそれがソウの両親だったとは気づいていませんが。

この事件が切っ掛けとなって、ハウォンはGPSを開発したとキム・フンが言ってました。

 

ある夜、スジが下宿の前に置いてあった椅子を坂の下に向かって蹴飛ばしました。

ウンジュとチャンソプの関係を知って、裏切られたような気分でいたスジが、八つ当たりのようにした事でした。

珍しく激怒したウンジュ。

椅子を探しなさいと言うウンジュに、スジは怒りをぶつけました。

怒る資格も無いと思うんだけどね、スジには。関係ないもんね。チャンソプと付き合っていたわけでもないし。

ただ、母親の様に思って信頼していたウンジュが・・・と言う気持ちのようです。打ち明けてくれなかったと言う事も相まって。

丁度帰宅してきたソウが、スジを引っ張って行き、お酒を飲みに誘いました。

そこで、ソウは椅子があの場所に置かれた経緯を話したのです。

 

あの椅子を置いたのは、ソウの母親でした。

たまにソウルにやってきた時は、ソウが帰宅するまで拾ってきたあの椅子に座って待っていたのです。

ソウは坂の上で自分を待つ母親を見て、嬉しかったし癒されました。

そんな母親がある日突然死んだわけで・・・。

あまりにも大きな衝撃で、ソウは感情を表す事が出来ませんでした。

呆然としたままソウルに戻って来たソウは、坂道の上のあの椅子に座って待っていてくれたウンジュを見て、泣きました。母親にしがみつくように抱きついて大声をあげて泣きました。

やっとソウは泣くことが出来たのです。

その後、不眠症になったソウ。処方された薬を一時に飲んでしまおうと考えたこともありました。

そんな時、チャンソプがどうでも良い話を持ち掛けては、救ってくれたのです。

その頃、入居してきたスジなんですが、来る早々に暗い話を聞かせたくないからと、敢えて打ち明けていなかったとソウは言いました。

隠していたんじゃなく、言えなかったんだと。言う機会を失っただけ・・・と。

ウンジュも同じだと思う・・・と。

 

椅子はどこに行ってしまったんだろうと・・・とソウは思いました。

探さなきゃ・・・と。

その時、ハウォンからメールと共に一枚の写真が送られて来ました。

ミシリョンの写真でした。昔、滞在していた事があるというメッセージとと一緒に。

 

ソウはすぐにハウォンに会いに行きました。

ありがとう・・・と言いました。駆けて来たようです。息が弾んでいます。

写真が火事の前のものだったから、ソウは嬉しかったようです。火事の前に戻りたいと思って来たから。

「これから、ジスさんとの会話に付き合います。いつでも。」

それだけ言って、ソウは帰って行きました。

 

それからというもの、ハウォンはしょっちゅう、ソウを訪ねて来ました。

ジスとの会話を聞くために。

女友だち同士の会話を、ハウォンは嬉しそうに聞いていました。自分は一言も発することなく。

 

ジスがメッセージを書いて鉢植えの袋に入れていたミシリョンの写真は、結婚することをハウォンに打ち明ける前に二人で行った時に撮ったもので、ハウォンがくれたミシリョンの写真は、山火事が起こる直前の写真と言う事ですよね。

この作品、時系列になっていないので、時々こんがらがる事があります。

話がどこから出てきたものなのか、どこに繋がるのか、一瞬理解できない事もあります。でもちゃんと、繋がっています。


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『半分の半分~声で繋がる愛~』6話まで

2022-02-22 14:52:45 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ソウの暮らす下宿屋の大家さんはウンジュと言う女性。

面倒見が良く、まだ若いのに下宿人の母親と言った雰囲気を持っています。

実は、下宿人の一人チャンソプと密かに付き合っています。チャンソプはソウの友人で、ソウの紹介でこの下宿に入った経緯がありました。

2人の交際を知ってるのは、ソウだけです。

公表すればいいのに・・・とソウは言いますが、年上のウンジュは躊躇っています。

でもある日、下宿人のスジが気づいちゃった。

 

下宿の前の道に一つの椅子が置かれています。

古びていて、ウンジュが修理をしながら大切に使っています。長い坂道を上がってきて、ちょっと一休みするには、丁度よいモノでした。

 

ソウはある日、雨宿りに入った建物で、ハウォンの正体を知りました。AHが入るビルだったのです。

IT関連企業AHのCMが流れ、それにキム・フンの姿が写っているのを見ました。

あるプロジェクトのCMでした。

AIとビッグデータ、遺伝子と医学を結び付け、ネットワークに個人史を蓄積し病気を診断するプログラムなんだとか。

ハウォンはただのハウォンではなく、その業界では有名なムン・ハウォンだと分かりました。

あの韓屋で話しかけてきた姿の見えない相手は、この開発されたAIだと。ハウォンの声と個人史を持つAIだと。

ハウォンがジスの声を欲しがった理由がここにあるとソウは気が付きました。

 

呆然と立ち尽くすソウの姿を、ハウォンが見かけました。

傘を差し掛けました。

「これって・・・、私に“探して”と言ったのは、あなたの声で話す機械だったってこと?」

と、ソウは挨拶抜きで興奮して言いました。

ジスさんの声も使うのね・・・と。

 

ハウォンはソウを家に連れて行きました。自宅ではなく、ジスしか知らなかったあの家です。

ガスすら引いていない家です。

ソウの前にAIを置きました。

ソウがおずおずと声をかけると、ジスの声で機械が話し始めました。しかし、この時点ではまだ単なる機械です。

「彼女の人生をデータ化して声を載せれば、本当のジスと会話ができるんですか?」

と、ソウが聞きました。

 

ハウォンは、ソウに聞きました。最後にジスと何を話したのか。

ソウは、ジスとのことを話しました。しかし、“怖い”と言ったことは話しませんでした。

気が晴れて、不安も消えたとノルウェーからの電話で言っていたと言いました。あなたと歩いた道だ・・・と。

もし、自分とジスが会っていたとしたら、何を話したと思いますか?とハウォンが聞きました。

そうだったとしたら、ジスはノルウェーに行かなかったかも・・・とソウは思いました。

でも、そうは言えません。ハウォンを苦しませるだけですから。

だから、お皿の話をしたでしょう・・・と言いました。

どんな料理を乗せているのか、自慢とか・・・。

「そして、あなたと私が出会えたことに感謝した筈です。」

ソウは、ジスは幸せを感じたままで亡くなった筈だとハウォンに言いたかったのでしょう。

決して、恐怖や不安を感じたりしていたとは言えないと思いました。

 

ソウはジスの声で話すAIを預かりました。

良いことだけを話しかけたいと、ソウは楽しいエピソードを探す様になりました。

 

思い出しました。ジスから貰った鉢植えを、スタジオに置きっぱなしにしていたことを。

慌てて取りに行きました。

ユーカリの鉢植えでした。

そして、ジスの書いたメモが一枚。夕暮れの風景を写した写真でした。

“2012年のミシリョンです。大事にしてください”

 

ここがどこか分かりますか?と、ハウォンが一枚の写真を添付したメールを送って来ました。

それは、ソウの下宿の前の坂道で撮った写真でした。

初めてジスに会った時に撮ったモノだったと思われました。

あの日、ジスはお皿を抱えてその坂道を登って来ました。ソウとジスの出会いの時でした。

 

やってきたハウォンは、正確な撮影位置を探そうとしました。

単にこの場所と言うだけじゃなく、どの位置からどうやって撮影したのかまで知ろうとしたのです。

他にも、その時の服装がどうだったのかまでソウに質問しました。本当に細かい事まで知ろうとしました。

呆れたような表情をしたソウに言いました。

「恋しいから。」

当たり前のように、さらっと。

 

長い時間、ジスがしたように坂道を眺めるハウォン。

その後ろ姿を、あの椅子に座ってソウは見つめました。

 

“ジスさん、この人はあなたの全てを知りたいそうです。恋しい、愛してる、好きだ。そのすべてを含むこの人だけの言葉。知りたい”

と、ソウはAIに話しました。

 

ソウはそれからもAIにジスの性格、行動をインプットしました。

ハウォンから聞いた思い出も。

 

思い出を語る時、ハウォンの表情は穏やかで幸せそうでした。

ジスのことを思い出し、ジスへの想いで心が一杯になっている、そんな感じでした。

ジスさんだけに話すわ・・・とソウがAIに話しかけました。

「あの人を見てる事が好きなの。ジスさんがいた場所で、ジスさんが聞いたものを聞き、感じたものを感じたがる姿を見てることが好き。ジスさんを想う姿から目が離せないの。これは何なの

“片思いね”

と、AIが言いました。

ソウ、驚き、混乱しました。

“片思い”と指摘されたこともですが、AIが偶然部屋に入って来たスノとの会話にも加わって来たからです。自らの意思で話をしたからです。

 

慌ててハウォンに知らせました。

ハウォンは、このAIを目覚めさせる反応点を探るためにソウに貸していたようです。

想像以上に早く反応点が見つかりそうで、ハウォンは気がはやりました。

「これはキム・ジスの人格をコピーしたAIだ。キム・ジス本人じゃない。精神科の診察や認知症の予防、望んだ相手といつでも話せる医療機器なんだ。」

と、ハウォンは言いました。

これは誰のためのものですか?とソウが聞きました。

「まだテストなんだ。でも、俺はこれで癒される。」

と、一瞬躊躇したのち、ハウォンが言いました。

 

どこで反応した?とハウォン。

スタジオで・・・と話し始めたソウですが、まさか“片思い”の事は口に出来ません。

「電気生理学の理論で、決定的な一つの要素が全てを呼び覚ます。会話の中のきっかけで、反応点と呼んでる。会話の内容が分かれば、見当がつく。」

ソウは、あれこれ話したからな・・・と誤魔化そうとしました。

すると、具体的に・・・とハウォンが食い下がりました。

「私の内面的なことだから、詳しくは話せません。」

と、ソウは言いました。

ハウォンはプライバシーに配慮しながらも、あれこれと質問しました。

どうしてそこまで反応点を知りたいのかと、ソウが聞きました。

「俺かと思って。俺はジスが反応点だった。」

期待しているのでしょうね、ハウォンは。

 

もし、反応点が自分だと分かったら、忘れられますか?とソウが聞きました。

「何故忘れる必要が?」

と、ハウォンはソウを真っ直ぐに見つめて言いました。

 

AIはハウォンが話しかけても、全く反応しません。

見かねたソウが、話しかけました。

反応しました。

“ソウさん一人?ユーカリは大丈夫そう?”

ソウとAIは他愛もない話を始めました。

ハウォンは物音をたてずに黙ってその会話を聞いていました。

AIは、ソウから聞いた両親が山火事で亡くなった話をし始めました。その話で自分は慰められたと。

「ハウォンさんと、話してみる?」

と、ソウがAIに聞きました。

AIが一瞬沈黙しました。

ハウォンは期待を込めた目で見つめていました。


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『半分の半分~声で繋がる愛~』5話まで

2022-02-21 16:50:44 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジスは亡くなってしまいました。

ソウは、ショックのあまり、スタジオにしばらく姿を見せなかったようです。

久しぶりに出勤した時、スノの姿を見かけると、怒りをぶつけました。

両親の死後しばらく不眠症を患っていたソウ。やっと治ったと思った時、これです。

“怖い”と言うジスの声が忘れられません。また、眠れなくなってしまったのです。

ジスを助ける事が出来なかった事が、大きな罪悪感としてソウに残っていました。

私が悪かった・・・と、スノは謝りました。

だけど、ハウォンのことは許してと言いました。物凄く苦しんでいる筈だからと。

ハウォンが何処にいるか分からないと、スノは言いました。

 

ソウはハウォンを探しました。

あのカフェにはいませんでした。でも、あの家にいました。お皿を送らせた家です。

門が開いていたので、入って見ると、ハウォンが座り込んでいるのが見えました。

苦しんでいる様子が見て取れました。何も言えませんでした。

丁度その時宅配が届きました。

ソウが受け取り、門の前に置きました。そして門を激しく叩き、ハウォンに気づかせたのです。

ジスからの荷物でした。

ソウには、荷物を受け取った時のハウォンの悲しみが想像できました。

 

ハウォンが突然スタジオにやって来ました。

ソウは咄嗟に隠れました。

ハウォンはジスの声が欲しかったのです。録音したことは知ってますから。

ソウはデータを削除しました。

 

ハウォンは、会社の仲間とキム・フンをスタジオに連れて来て、削除されたデータの復旧をさせました。

ソウが止めても言う事を聞きません。

ソウはハウォンが“夜中の人”だと知らないフリをして、フンにハウォンへの伝言を頼みました。

「声に執着してもキム・ジスさんはもう帰って来ない。ぞっとするわ。」

伝えます・・・とハウォンが冷たい目でソウを見て言いました。これまで見た事の無い冷たい目でした。

 

帰り際、ハウォンが言いました。話が違うじゃないですか・・・と。

以前、ソウは遠く離れた所からハウォンの顔だけを見たいと言っていたことです。

同情しています、さようなら、ハウォンさん・・・と、ソウは背を向けました。

 

イヌクはジスをノルウェーに埋葬したということでしょうか。ジスが好きだった場所だから。

一人で耐えようとしています。

ある日スタジオを10分だけ使いたいと言って来ました。

スノはその表情が普通じゃないと感じ、すんなりとOKしました。

イヌクは、ピアノを弾きました。弾くと言うより、鍵盤を叩きつけると言った方が合ってたかもしれません。

ジスと最後にかわした言葉が脳裏を駆け巡っていました。

そして、ハウォン母の顔も・・・。

どう言う関係なんでしょう。

殴るような演奏の後、大声で叫び、スタジオを出て行きました。

 

ジスのSNSのサイトを見たソウ。

いろんな写真が載っていました。

ソウの家の前の坂道も。スタジオの鉢植えも。

 

ハウォンも同じように、ジスの撮った写真を見ていました。どこで撮ったのか、気になりました。

彼の中のジスとの思い出は全て白黒写真として残っていました。

ジスと話したいと思いました。


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「TSUTAYAアジアMAGAZINE」2022 3月号

2022-02-21 14:53:00 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

訪問してくださってる方々の履歴で、このフリーペーパーをいただいてくるのを忘れている事を思い出しました

有難うございました

しかしまぁ・・・韓国ドラマファンとすると、愕然とする表紙ですな

ここまで来たか・・・と言う感じです。

いえね、華流が・・・です。

頑なまでに韓国ドラマ推しの私ですが、今回のお知らせは、仕方がありませぬ。ほぼ華流です。

 

今月のイチオシ!

俳優“今コレ”!チャン・ビンビン&ジン・ティエン特集

「半妖の司籐姫~運命に導かれた愛~」・・・3/9レンタル開始

 

観たらハマる!最新時代劇

「山河令」・・・3/2レンタル開始」

 

今、中国のラブストーリーが熱い!

「最高のニセコイ」・・・3/2レンタル開始

「Go!Go!王子様は片思い」・・・3/2レンタル開始

「GANK YOUR HEARTーキミと、世界の果てまでー」・・・3/2レンタル開始

その他レンタル情報

「シンデレラも恋していいですか?」・・・3/2レンタル開始

「赤い靴」・・・3/2レンタル開始

「ビースト」・・・3/2レンタル開始

「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」・・・4/6レンタル開始

 

「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」・・・4/6レンタル開始 ブログでの記事は、こちらから。

 


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『半分の半分~声で繋がる愛~』4話まで

2022-02-20 15:53:45 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ある日、ソウはジスと待ち合わせたカフェで“夜中の人”・・・ハウォンに会いました。

誰かを待っていると言いました。

スタジオで働けることになったと、ソウが言うと、自分はもう行かないとハウォンが言いました。

ここでハウォンとジスを会わそうとしたとソウ。

「ハウォンに聞きたいことは?」

と“夜中の人”に聞かれ、何も無いと答えたソウ。

遠くから眺めてみたいですと言いました。遠くからどんな顔をしているのか、眺めたいだけだと。

 

ジスから電話が入りました。

「一緒にノルウェーに行く?」

いつ?と聞くと、

「明日にでも・・・。助けてほしいの。」

と、ジス。

聞きたい言葉があるの・・・とジスが言いました。

今言うよとハウォンが言いましたが、ジスは言葉を取り消しました。

「明日、行こう。」

とハウォンはジスが気持ちを翻すのを防ぐようにかぶせて言いました。

「じゃぁ、あのカフェで。明日の朝に・・・。」

その時、イヌクからのプレゼントの植木鉢が目に留まったジスは、言葉を取り消しました。

イヌクも苦しんでいる事を思い出したのです。

やっぱりもう少し考える・・・と言いました。

でも、ハウォンは明日会おうと言って、電話を切りました。

 

翌朝、ハウォンは開店時間より早くカフェにやって来ました。

ジスもカフェに来ました。

でも、入って行きませんでした。外からハウォンの姿を見た後、ソウに会いに行きました。

夫からのプレゼントの鉢植えを差し出し、少しの間預かってほしいと言いました。気に入ったらあげると。

 

「怖いけど、一人で行きます。決心出来ました。」

と、ジス。

何でも話してください、聞きます・・・とソウが言うと、ジスは夫との事を話し始めました。

「夫は私と知り合う前に、ある失敗をしました。それを知ったから、苦しいんです。一瞬で全てが変わりました。こんなに苦しいのは初めてです。」

涙がこぼれそうに眼に溜まっていました。

高台に登れば気が晴れますよ・・・とソウ。スタジオで叫びますか?と。

「私から聞きたい言葉があるんじゃないですか?安心したいんじゃ?」

「“大丈夫、気にしないで”。」

と、ジス。とうとう涙がこぼれました。

誰でも失敗します。自然も失敗します・・・とソウ。

ソウの両親は山火事で亡くなったようです。それは自然の失敗だとソウは言いました。

「大丈夫、気にしないで。」

ジスは微笑みながら頷きました。

そして、ソウがちょっと席を離れた時に、何かメモに書いて鉢植えの入った袋に入れました。

何て書いたのでしょう。

 

ジスはその時、ハウォンのメモがあるのに気が付きました。

“夜中の人”が散らかした紙です。

一目でそれがハウォンの書いたものだと気付いたジス。ソウは“夜中の人”の物だと説明。

ジスには全てが分かりました。

ソウはハウォンが“夜中の人”と同一人物だと言う事に気が付いていないことを。

開口一番“不幸だって?”とハウォンが聞いた理由も。ソウから聞いたんだと分かりました。

「ハウォン、知ってる人かもしれませんよ。」

と、ジスは楽しそうに言いました。自分だけが知ってる秘密のように感じたのでしょう。

 

ジスはその足でノルウェーに旅立ちました。一人で。

 

イヌクはジスが出ていった事を知りました。

全てがきちんと整理されていました。自分の服も、鉢植えの水も・・・。

だからと言って、イヌクの気持ちが穏やかになるわけではありません。

録音しようとしても、気持ちが集中できません。

スランプだとチェ監督は呟きました。

 

一人舞台に残ったイヌク。

ポツポツと弾き始めました。

それを耳にしたソウ。思わず録音のボタンを押しました。

さっきとは違って、とても心に沁みる演奏でした。

 

ハウォンは何日もあのカフェでジスを待ちました。一日中。

でも、ジスは現れません。

 

「ここは眩しくていい気分です。」

突然、ジスからソウに電話が入りました。

ジス、ノルウェーに居ました。昔、ハウォンと歩いた森の道です。

一人で来て正解でしたと、弾む声で言いました。

そして、ハウォンに伝えてくれと言いました。カフェで待つなと。

顔を知らないとソウが言うと、すぐ分かりますと、ジスは言いました。ヒントは会った事のある人です・・・と。

 

ソウ・・・気づきました。

ハウォンが“夜中の人”だということに。

いろんなピースがぴったりとハマりました。

スノに確認しようとしましたが、留守でした。

 

その頃、ジスは一人で雪深い森の道を歩いていました。

ハウォンの母のお墓に行きました。ピアノの先生だったようです。

「私が代わりに謝っていいですか?」

と、呟きました。

 

しかし・・・大丈夫?遭難するんじゃ?

あんなに雪が深いし、家は見えないし、人っ子一人いないし。

昔、ハウォンと過ごした小さな小屋を見つけて、入りました。

雪はどんどん降り続きます。

 

またジスからソウに連絡が入りました。

今度は息も絶え絶えのような声です。さっきとは違います。

心配になったソウは、大通りに出ては?とか、救急通報すれば?とか言いますが、雪の降りやむのを待つとジスは言いました。

丁度、ソウはイヌクの演奏を録音したのを聞いている時でした。

受話器を通してその演奏がジスにも聞こえました。

 

充電が無くなるといけないからと、ソウは電話を切りました。

 

再度電話した時、ジスの声は弱々しいものでした。

必死に呼びかけるソウ。

ハウォンに一刻も早く知らせなくてはとスタジオを飛び出しました。


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『半分の半分~声で繋がる愛~』3話まで

2022-02-20 14:37:17 | 韓国ドラマのエトセトラ

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不思議な、一種独特な雰囲気を持つ作品です。

静かでゆったりとしてて、セリフが説明的じゃなくて・・・。だから、事情や感情を正確に理解しようとするのが難しいです。

間違って理解していることも多々あるかとおもいます。その辺はスルーしてください。

確かに、評価の判れるタイプの作品ですね。

 

ソウは、駆け去ったジスの姿を目で追うだけのハウォンの後姿に心揺さぶられました。

ハウォンが歩き出したのを見て、ついて行こうとしました。

しかし、ジスからの電話が入り、見失ってしまったのです。

 

「どうして?」

と、ジスは非難するように言いました。

ハウォンから頼まれたの?と。

でも、会った事も無いとソウは答えました。全て自分の独断だと。会わせてあげたかったから・・・と。

「最後にハウォンから言われたの。不幸になったら連絡してと。不幸になったけど連絡しませんでした。出来るわけがない。」

そう言ってジスは電話を切りました。

ソウは落ち込みました。自分は余計な事をして、2人を傷つけただけだ・・・と。

 

ジスとハウォンはノルウェーで出会いました。

異国の地で同胞と出会う事は、2人をよりいっそう近づけました。

2人だけで長く寒い冬を過ごしました。

成長してハウォンはアメリカに留学しました。

離れ離れになりましたが、2人の仲は変わりませんでした。

ある時、ジスが会いたいと連絡をして来た事がありました。すると、ハウォンは大学で授業中だったにもかかわらず、すぐさま韓国に帰国して来ましたよ。

まさかとジスも呆れたほどです。

 

ジスは話があると言いました。

でもね、それは結婚するという話。

予想していなかったようですね、ハウォンは。

相手はハウォンの事を知っていると言いました。ハウォンがアメリカに行ったあと、ノルウェーで一緒にいてくれた人だと。

でも、詮索はしないでくれと、ジスは言いました。

愛してるのか?とハウォンに聞かれ、一緒にいると成長できる気がすると答えたジス。

で、愛してるのか?と再度聞くと、うん・・・と微笑みました。

「結婚しても、想い続ける。ジスの人生に影響は与えない。邪魔はしない。幸せになれよ。でも、不幸になったら連絡しろ。」

ハウォンが言いました。

 

ソウは、“夜中の人”に、ハウォンとジスを会わせようとしたけど、失敗したと打ち明けました。

不幸だけど、ハウォンに連絡はしなかったとジスが言っていた事を話しました。

「ハウォンが気の毒です、私みたいで。無駄な希望を持つところが私と似てます。今時10年以上も一途な片思いなんて、誰もしませんよ。半分の半分で十分だと言うし。10年も片思いを続けた理由が気になります。」

大切だから、全てが心の支えだったとか、言葉一つでも・・・とハウォン。

「私にも一度聴いたら、3年は心の支えになりそうな言葉があります。」

と、ソウが言いました。“ここにいて”と言う言葉だと。

自分を必要としてくれている言葉だからですね。

家族もなく、頼れる人もなく、仕事もまだ一流とは認められていないわけで。そんな時、ここにいてと言われることは、ソウにとって、物凄く有難い事なのでしょう。

 

ハウォンは思い切ってジスに直接電話をしました。

連絡先は知っていたのね。なのに、敢えて連絡を取らなかったということなんですね。

「不幸だって?」

と、いきなり話しかけたハウォン。

不幸じゃないわ・・・とジス。

お皿を注文させたのは、不幸なら連絡しろと言うメッセージだ・・・と、ハウォン。

「幸せじゃないけど、不幸でもない。それなりの日々を送ってる。私は元気よ。次は逃げないわ。」

と、ジスは言いました。心配しないでと。

 

これ以降、ハウォンはジスと連絡を取り合うようになりました。

何気ない話をしました。昔のように・・・。

ハウォンが願うのは、ただ一つ、ジスの幸せでした。

 

ある日、ソウはスノにスタジオ専属の音響エンジニアになってくれと言われました。

“ここにいて”とハウォンが言ってくれたと、スノから聞いたのです。

 

ジスの夫カン・イヌクはピアニスト。ソウとは顔見知りで、ソウの録音スタジオを利用したこともあります。

まだお互い、関りがあるとは知りません。

ジスとイヌクは何かぎくしゃくしています。

ジスはイヌクにハウォンへの謝罪を求めているようですが・・・。

イヌクは謝らないと言い切っています。

謝ることではないし、自分も苦しんでいると。そしてジスさえ気にしなければ、それで済む問題だと。

何事


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『半分の半分~声で繋がる愛~』2話まで

2022-02-19 21:28:43 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

農園の演奏会の仕事を終えてスタジオに戻ったソウは、入り口でハウォンと鉢合わせしました。

帰るところですか?とソウが聞くと、電気が点かないとハウォン。

暗いままで部屋に入ったソウは、がたがたと機器にぶつかってしまいました。彼女は夜盲症なんだとか。

暗いところでは目がよく見えないみたいです。

ハウォンは、ソウの袖先をつまんで誘導しました。

 

ハウォンの声を聞いて、ソウは今日話した“姿を見せない相手”の声に似ていると思いました。

でも、ハウォンはずっとこのスタジオにいたと言いました。

ソウの話を聞いて、ハウォンはAIの事だと察しました。

 

ちょっと聞きたいのですが・・・とソウは前置きしてハウォンに聞きました。

「恋しい人の声は欲しいですか?私は何となく理解できるんです。」

写真も声も似たようなものでは?とハウォンは言いました。

何となく納得したソウでした。

 

ソウは下宿屋の半地下の部屋に住んでいます。

下宿人たちは、気心の知れた付き合いやすい人たちのようです。

ソウは録音した母の声を何度も何度も聞いています。どうも亡くなってるようです。

“日が差す時は窓もカーテンも開けるのよ。~”

母の声を聞きながら眠りにつくのが習慣になっているようですね。

 

自分とフンしか話せない筈のAIがソウに反応した・・・とハウォンは不思議に思っています。

 

ソウはキム・ジスに会いに行きました。

また、お皿を注文すると言って呼び出したようです。

今度は宅配で・・・と住所を教えたソウ。スノから教えられた住所はハウォンの住所でした。

メモを・・・とバッグを開けた時、中から薬の処方箋が落ちました。

向精神薬の処方を受けているのをソウは見てしまいました。

焦ったように、風邪のようなものだと言うジス。

気を紛らわせるために皿を売るように医者に言われました・・・と。ソウに届けに行った日は、3か月ぶりの外出だったと。

その時、スノから電話が。

ソウは、席を外しました。

 

スノは、録音するセリフを指示して来ました。勿論、ハウォンの指示です。

どーしようかと悩んでいるソウの姿を、偶然ハウォンが見かけました。

ソウの姿を目で追うと、店の中にいるジスが見えました。

ジスは店の天井に写ってる葉の影を見つめていました。

 

ハウォンは並んで歩くジスとソウの後からついて歩きました。一定の距離を取って。

 

ソウはジスを録音スタジオに案内しました。

言いたいことをマイクに向かって話してください・・・とソウ。

いぶかしげなジスに、冗談めかして言いました。

「ジスさんを恋しがる人に売ります。」

 

ソウは、スノから指示された言葉をジスに例として挙げました。

ジスは、ソウが言った言葉ではなく、昔、ハウォンと一緒に呟いた言葉を話しました。

そして、次は長く・・・とソウが指示すると、詩を話し始めたのです。ハウォンと覚えた詩を。

ソウは驚きました。

スノが指示してきた詩が、それだったからです。

 

何の文章ですか?とソウが聞きました。

「ノルウェーで覚えた韓国の詩です。」

と、ジスは答えました。

 

皿を送る住所を見たジスが凍り付いたように立ち止まりました。

ハウォンが?と、ジスはソウに言いました。全てハウォンの頼みですか?と。

「ハウォンと私しか知らない住所です。」

でも、ソウには何のことやら・・・です。

ソウが嘘をついているとは思えなかったジスは、自分の早とちりだと思いました。

 

ソウは罪悪感を覚えました。

そして、スノに言いました。

ジスは住所を見るなり、ハウォンの頼みかと言った・・・と。

ばれかけたと。

 

スタジオでジスの声を再生していると、ハウォンが入って来ました。

まだこの時点でソウはこの“夜中の人”がハウォンだとは知りません。

だから、今のこの意味の分からない、そして何か不穏な感じを受ける出来事を相談したのです。

「ハウォンと言う人が、私を巻き込み、何かを企んでいます。自分は隠れたままで。用心深い人です。ハウォンはキム・ジスと言う女性を恋しがり、キム・ジスは憂鬱です。私はこの二人を会わせたいです。」

何故あなたが?とハウォンが聞きました。

「第一印象は大事だと思いますよね?でも、忘れがちですよね。それなのに、彼女に関しては、どんなふうに歩いて来て座っていたのか立っていたのか、どんな話し方だったかはっきり覚えています。経験上、そんな人とは縁があると思うんです。」

ハウォンは、じっとソウを見つめました。

こんなことを言う人は初めてだったようです。

第一印象については共感出来ます・・・とハウォンは言いました。

ハウォン自身、ソウと初めて会った時の事を覚えているから。

音楽に惹かれてスタジオに入って来た時の事です。

ソウは、この録音スタジオを散らかした人がこの“夜中の人”だと分かった時が初対面だと思っていますが。

ハウォンは敢えて訂正しませんでした。

 

会わせていいですか?とソウが聞くと、

「二人次第でしょう。」

と、ハウォンは言いました。

 

ソウは会わせる決心をしました。

スノにハウォンに出てくるよう連絡してほしいと頼み、自分はジスに会いに行きました。

待ち合わせ場所の近くに来た時、先に歩く人物に気が付きました。

 

ジスは、カフェに入ってくるハウォンに気が付きました。

で、隠れてしまったのです。

そして、ハウォンの目を避け、カフェを出て行きました。

ソウは、待ち合わせに遅れるとジスに連絡を入れました。

ジスがカフェから出て来るのが見えました。

会いたくない人がいたので帰ります・・・と電話でジスが言いました。

「本当に会いたくない人ですか?」

と、ソウ。

ハウォンがジスを追ってカフェから出てくるのが見えました。

「ハウォンです。会えません。」

と、ジス。

ハウォンはどんどんジスに近づいて行きました。

ジスの言葉を聞いて、ソウは、ジスの気持ちに従おうと咄嗟に判断。

「後ろに。」

と、ハウォンの接近を知らせたのです。

走って・・・と。

ジスは、振り返らず、駆け出しました。

もう少しでハウォンの手が届くところだったのに。

 

ハウォンはジスの後姿を呆然と見つめるだけでした。

その後ろ姿を見て、ソウは心を揺さぶられました。後姿だけなのに・・・。


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『半分の半分~声で繋がる愛~』視聴開始

2022-02-19 15:05:46 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ムン・ハウォン=チョン・へインssiは、AI・・・人工知能のプログラマー。

AHと言う会社の代表を務めています。

現在は、キム・フンと共に自分のデータを組み込んだ装置を密かに開発中です。

ハウォンと名付けたそのデバイスに、ハウォン自身の人格を再現しようとしているようです。

・・・が、完成には程遠い状態のようです。私にはほぼ理解できませぬが

 

AIの反応がイマイチなのは、反応点が見つかっていないからだとハウォンは言いました。

 

ある日、町でハウォンは音楽を耳にしました。住宅街なので、普段はおそらく静かな地域なのでしょう。

クラシック音楽が、ある建物から聞こえて来ました。外でこのくらい聞こえるのだったら、家の中では相当な音量に違いありません。

ハウォンが入って行くと、そこにいたのはハン・ソウ=チェ・スビンさん。

音楽録音スタジオでした。

もう閉鎖されてしまうとかで、最後に録音した曲を外にも聞かせたいから、窓やドアを全開にしていると言いました。

 

ソウはクラシック音楽の録音エンジニアです。

 

ハウォンがその建物から出ようとしたとき、ポケットに入れていたAIが反応。聞いたばかりの曲を鼻歌のように再生し始めたのです。

雨が降り出していました。

雷も鳴り響きました。

その時、またAIが言いました。

“激しい雷だ”

反応点を見つけたかもしれないと、ハウォンは思ったのでしょう。

家に戻り、AIに語りかけました。

「午後四時、暗い昼下がり、ノルウェー、オスロ、下校途中の森。あの日の事を覚えているか?」

雷が轟きました。その瞬間、AIは語り始めました。

“ジスが怖がった”

“森を通り過ぎる時刻は午後3時20分。すぐに暗くなる”

確かめるようにハウォンが言いました。

「ジスの表現は・・・。」

すると、後を継ぐようにAIが言いました。

“夜の様な午後”

 

「反応点は雷だ。」

と、ハウォンはフンに言いました。確認しろとハウォンに言われ、フンはAIに言いました。

「ずっと聞きたかった事を聞くぞ。お前、まだジスが好きか?」

AIはどう答えたのでしょう。

 

ハウォン本人の考え方も周囲の環境も変わりました。

しかし、ハウォンのジスへの想いは変わっていないようです。ハウォン自身も分かっています。

 

ハウォンは録音スタジオを購入しました。

ソウが仕事をしていたスタジオです。

AIの中にジスの声を入力しようと考えたようです。

そのためには、ジスと接触しなくてはいけません。

 

ハウォンには義理の姪がいます。ムン・スノ=イ・ハナさんと言って、ハウォンの養母の孫に当たります。

スノに録音スタジオの責任者をしてもらうことにしました。

そして、仕事場を失ったばかりのソウに職場を提供し、仕事の一環としてか、或いは貸す条件としてか、ジスの声を録音してもらおうと考えたようですね。

ハウォンは、直感でソウとジスが合うような気がしていたのです。

これがねぇ、少々まどろっこしいと言うか、回りくどい方法なんですよ。

 

ジスがネットでお皿を売りに出している事を見つけたハウォン。

そのお皿を注文したのです。受け取りに行かせたのが、ソウ。

そこでソウにジスと顔見知りとなってもらい、ジスの信用を得ることから始めたってわけ。回りくどいよね。

 

お皿を直接ソウの元に持ってきたジス。

ジスの姿を初めてみたソウ。なのに、何故か心を揺さぶられました。

 

ソウはジスからお皿を受け取り、スノに渡しました。

すると、スノはちらっと確認すると、それをあげると言うじゃありませんか。

何のためにジスからお皿を買ったのか、ソウには理解出来ませんでした。

スノは、ジスのことを9年間想像してきた人物だと言いました。お皿に興味は無いと。

ソウは、あんなに大切に自らの手でお皿を運んできたジスに、失礼な言い草だと言いました。

ま、とにかく、ソウはまた録音スタジオで大好きなクラシックの録音の仕事を始めることが出来ました。

 

ある朝出勤すると、スタジオの中には大量の書類やメモ類が散らばっているじゃありませんか。

自分が使用した後に使った人・・・夜中に使った人が後片付けをしないで帰ったんだと、ちょいとムカついたソウでした。

しかし、それは一度ではなく、何度も何度も続いたのです。

ちゃんとと片づけをして帰ってほしいとメモを置いて帰った翌朝も、また、同じような散らかり方。

 

文句を呟いてカーテンを開けたソウ。

スタジオに一人の青年がいるのに気が付きました。

朝4時までの契約だと言うその青年。時間を忘れて作業に没頭していたようです。

ハウォンでした。

 

ある日、ソウはスノに農園で行われる演奏会の録音を依頼されました。

スノの祖母・・・ハウォンの養母は元外交官で広い農園と伝統家屋を所有しています。そこで音楽家を志す若者を支援して演奏会を開くのが恒例となっていたのです。

その農園等の管理もスノがしているのです。

祖母が支援した若者の一人がハウォンだったようですね。

そう言った環境を説明した上で、スノはソウに頼みました。

「キム・ジスの声を録って。」

何故?とソウは聞きましたが、AIの事等、スノには理解出来ないので説明も出来ません。

方法も任すとスノは言いましたが、ソウは困ってしまいました。

 

演奏会の間、ソウは屋敷や庭を見て回りました。

倉庫のような書斎のような部屋を見つけました。

古いレコードプレーヤーがあるのを見て、部屋に入って行きました。

 

キム・ジスとどんな仲なの?と、一人小さく呟きました。

“島を作った”

突然声がしました。ハウォンが置いて行ったAIが反応したのです。

AIは、ソウの問いかけに答えました。

「いつからの仲?」

“ノルウェーで出会った。韓国人の幼い2人は共に成長した”

「誰なの?」

と、ソウは辺りを見回しましたが、人の姿はありません。

“先に自己紹介すれば教える”

「何故声を録れと?本人に会うつもりは?」

“声だけで充分だ。ジスの半分の半分でも十分だ”

「どこにいるんですか?」

“探して”

ソウが部屋を飛び出したら、AIの電源が落ちました。


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お取り寄せ♬

2022-02-19 10:11:45 | 食べ物関連

先日のバレンタインデーに、ケーキをお取り寄せしました。

バレンタインデーには、毎年チョコを準備していたのですが、チョコに関しては、アルフィーと私じゃ好みが違って・・・

アルフィーはビターなチョコが好みですが、私は所謂ミルクチョコが好み。

よって、お裾分けをしてもらう気にならず・・・。

今年は私も食べたい・・・と思い、チョコケーキ、それも濃厚じゃ無いモノをお取り寄せして見た次第です。

で、選んだのが、『ORIGINE KOBE』さんのケーキ

『ORIGINE KOBE』と言うのは、店舗名ではなく、神戸を代表するパティシエさんたちの共同プロジェクトのようです。

既に動き出して何年もの時間が経っているようですが、私は今回お初に知りました。

詳細は、こちらの記事から。

 

美味しゅうございました

見た目よりずっと軽くて、でも、しっとり濃厚なスポンジ部分もあって。

じっくり味わって食しました。

たまには、こういう小さな贅沢も良いと思いました。


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