レビュー一覧は、こちらから。
ピョンガンは、オン・ダルに最近忙しくしていた理由を打ち明けました。
王妃とコ・ウォンピョの関係に疑いを抱き、その証拠を見つけるだめだと。
タラ・ジンから、オン・ダルにもう少し気を使えと言われたことも打ち明けた理由の一つでしょう。
オン・ダルはただひとえにピョンガンのために剣を持ち、ピョンガンのために王宮に入って慣れない生活に耐えていると言う事を忘れてはいけないとタラ・ジンは忠告しました。
友達じゃないと言えない事ですよね
ピョンガンは、王妃が書いた恋文をオン・ダルに見せました。
不貞の証拠だと。
その時、部屋の外で大きな物音が。食器をコンソン夫人が落としたのです。
コンソン夫人は、すぐさま、コ・ウォンピョに報告に行きました。
コ・ウォンピョのためと言うよりは、ウォンと王子が傷つくことになるのを防ぎたかったからでした。
コ・ウォンピョから問われた王妃は、恋文を失くしたことは無いと言い切りました。
それを聞いて、コ・ウォンピョはピョンガンの企みかもしれないと思いました。昔、ヨン王妃に自分たちがしたのと同じ事をされているのではと。
王妃は、それでも万が一の事があるかもしれないと不安になりました。
この時、コ・ウォンピョは王妃に言いました。王子が自分の子ではないと言う事を知っていると。
王妃はコ・ウォンピョを手放したくないため、嘘をついてきたということです。
へ・モヨンは新羅に連れ去られていました。
スパイにもかかわらず、正確な情報を伝えてこなかったことをキム・チャスンは責めました。
怒りのあまり、斬り殺そうとしたとき、王宮からの使いが。
新羅のチヌン王からの呼び出しでした。
チヌンと言えば、「花郎」でパク・ヒョンシクssiが演じてたあの王ですよね。
チヌン王は、目指す三国統一に邪魔なのは高句麗の王女ピョンガンだと言いました。
「昔、新羅との国境を守っていたオン・ヒョプ将軍の息子と結婚し、見事な武将に育て上げた上、無気力な父王を助け、北周を追い払った。あの娘が次は何をするか、心穏やかではない。」
そしてへ・モヨンに命じました。
「高句麗に戻り、ピョンガンを殺せ。」
へ・モヨンはへ・ジウォルの屋敷に戻って来ました。
拉致したのはキム・チャスンで、貢物のことで責められたとモヨンは嘘をつきました。
商人は誰しも損をすれば怒る、償う約束で戻された・・・と。
へ・ジウォルはモヨンの嘘を信じ、怒りながらもほっとしました。
コ・ゴンも安心しました。
しかし、モヨンの嘘を見破っていました。嘘の報告を新羅にしたせいだと察していました。
が、モヨンはコ・ゴンの主張を否定しました。
コンソン夫人は、密かにピョンガンの部屋から“恋文”を盗み出しました。
それを、オン・ダルが見ていました。
ピョンガンはこれを予期していて、罠を仕掛けたってことのようです。
しかし、その恋文を見た王妃は、偽物だと言いました。自分の字ではないと。
唖然とする王妃とコ・ウォンピョの前にピョンガンが現れました。
当然、王妃とコ・ウォンピョはしらばっくれました。
証人がいるとピョンガンは言いました。自分だと。
コ・ウォンピョは腹をくくったようです。ピョンガンに望みは何かと問いました。
交渉するつもりです。
出来る限り早く王宮を去りなさい・・・と、まず王妃に言いました。適当な理由をつけて、怪しまれる事無く静かに出て行くのです・・・と。
王妃の自分が出て行くことは無いと言い張る王妃ですが、王子の将来のためにもと言われると、従うしかありませんでした。
そして、コ・ウォンピョには、塩の専売権を王室に戻せと言ったようです。
コ・ウォンピョは動揺する王妃に言いました。
しばし動きを止めよと。
嵐が過ぎ去るのを待てということですね。とにかく今現在の困難を耐えて待つしかないということです。
ピョンガンは、コンソン夫人に忠告しました。
また嘘をついたら、あなたでも許さない・・・と。
ピョンガンの味方が減ってしまいました。
オン・ダルはピョンガンが心配でなりません。
今回、ピョンガンはコンソン夫人を利用したことになります。それは、ピョンガン自身をも傷つけることなのだと、オン・ダルは気づいていました。
誰が敵で誰が味方か分からない・・・と不安な表情を浮かべるピョンガン。
オン・ダルはピョンガンの肩にそっと手を置きました。抱きしめてあげればよいのにと思ったのは、私だけ
王妃は体調がすぐれないので、遠くの寺に籠って養生すると平原王に申し出、王宮を出る許可を得ました。
泣き縋る王子のことを父とヒョン妃に託し、後ろ髪を引かれる気持ちで王宮を出て行きました。
その頃、コ・ウォンピョはコ・ゴンに印を渡していました。
ケル部族の兵を束ねる権利をコ・ゴンに託す・・・と。
そして、コ・ゴンの策を確認しました。
都の街中で守備隊のプンゲとタラ・ジンたちが蹴る部族の私兵とばったり顔を合わせました。
都では、王の許しが無いと武装は出来ない筈なのにとジンが言うと、コ・サンチョルは言いました。
「ケル部族は特別だ。」
ちょっとしたことで、言い合いになってしまい、お互い、剣を抜いてしまいました。
そこにオン・ダルが。
「剣を収めろ。」
とオン・ダルが言いましたが、コ・サンチョルは従いません。
オン・ダルは一発殴りつけました。それで、コ・サンチョルはバッタリと倒れ、気を失ってしまいました。
どれほどの力なのさ、オン・ダル
それを見て、皆、剣を収めました。
これを聞いたピョンガンは、プンゲとタラ・ジンにキツク注意をしました。
村でいた時と今では立場が違うから、行動に気を付けないと・・・とね。
プンゲはすんなりと頭を下げましたが、タラ・ジンは不満顔です。
ピョンガンとタラ・ジンたちの間に立って、オン・ダルは気苦労が絶えません。
何でも一人で抱え込むピョンガン。心配だけど、自分に何ができるのかと、オン・ダルは思っているようです。
仕方が無い、こうするしかないと頑なに言い張るピョンガン。母の復讐、母の願いを叶えるのは自分しかできないと思っているのでしょう。
こうするしかないなんてことは、この世の中に無いんだ・・・とオン・ダルが言いました。
余談ですが、このオン・ダルの言葉、今、現在、彼の国のトップの人間に言ってやりたいと思いました、ホントに
スンノ部族とチョルロ部族が加わり、久しぶりに5部族が揃いました。本来の形になったわけです。
スンノ部族から、塩の専売権を王室に戻すべきだと言う意見が出されました。
チョルロ部族も同意見です。
しかし、他の3部族は反対・・・の筈だったのですが、なんと、コ・ウォンピョが賛成したのです。
チン・ピルとへ・ジウォルは思いもよらない事にあっけに取られてしまいました。
ピョンガンは、税を民だけに課すのは間違っていると発言。
富める者から徴取すれば、簡単に集まる筈だと。
そして、まずは自分がそうすると言い、持っている装身具も銀も、全て差し出すと言ったのです。
抗議するへ・ジウォルを制し、ピョンガンはコ・ウォンピョに意見を求めました。
賛成したんでしょうね、おそらく。
しかし、平原王はこれが波乱を招くことになると思っています。
コ・ウォンピョが大人しく引き下がる筈はないと思うからです。
ピョンガンはへ・モヨンを呼びました。
思い出したのです。モヨンがトゥ・ジュンソの事を“腕の良い占い師”だと言っていたことを。
正体を知っていたに違いないと思いました。
正体を知っていながら、王宮に入れたのは、何らかの企みがあったからだと。
「そなたの正体を明かせ。」
と、詰め寄りました。
モヨン、懐の剣を握りしめました。
その時、コ・ゴンが。
モヨンにピョンガンの信頼を得るようにと命じたのは自分で、トゥ・ジュンソの正体は知らなかったとコ・ゴンが助け舟を出しました。そして、2人は恋仲だと明かしたのです。
ピョンガンはへ・モヨンと縁を切ると言いました。そして、コ・ゴンも平原王の傍にはいさせられないと言いました。
忠臣のフリはやめてくれと。
「フリだけで信頼を得たとお思いですか?忠義心はありました。かつて王女様に尽くしたように。」
と、コ・ゴン。怒りが見えました。
コ・ゴンの様子を見て、ピョンガンは不吉な感じを受けました。
コ・ウォンピョと一緒に何かを企んでいると思いました。
「お前が寝る間を惜しんで尽くさなくても、高句麗は滅びない。」
と、オン・ダルが言いました。またピョンガンが根を詰めそうなのを見て心配なのです。
なのに、ピョンガンはオン・ダルが呑気だと苛立ちました。
「まさかお前、あの座を狙ってないよな?」
と、オン・ダル。王座を見つめていました。
ピョンガンは否定しました。
ピョンガンはオン・ダルの優しさにやっと気づくことが出来ました。
頭の中は、不安や悩みが渦巻いています。それでも、目を上げればオン・ダルが優しく、そして少し心配そうに見つめていてくれるのです。
気分転換をしようと思いました。
今日くらいは守備隊長とか王女とかいう立場を忘れて、2人で普通の夫婦のように過ごしたいと。
久しぶりに街に出ました。
小さな飾りを買ってもらったり、2人でゲームしたりしました。
久しぶりに大きな声で笑いあいました。
しかし、ふとピョンガンの目に留まった人物が。
平原王の側近の宦官。
時々平原王が探るように見つめていることに、ピョンガンは気づいていました。
何か不審な感じを受け、後を追おうとしたのですが、見失ってしまいました。
その人物は、へ・モヨンの手下から薬剤を受け取っていました。
人気ブログランキング