まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ビューティフル・マインド~愛が起こした奇跡~』視聴開始

2017-07-31 17:05:05 | 韓国ドラマのエトセトラ
ビューティフル・マインド~愛が起こした奇跡~ DVD-SET2
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

交通課の警官ケ・ジンソン=パク・ソダムさんは、信号無視やスピード違反を繰り返すバイクを発見。

すぐにその後を追いました。

男はヒョンソン病院にバイクで乗り付け、心脳血管センターのオープン式典に出席していた国会議員のキム・ミョンスに殴りかかりました。

「俺が全部ばらしてやる!」

と叫びながら。

すぐに警備の者たちに取り押さえられましたが。

ジンソンは、事が予想外の方向に展開し、戸惑いました。

男はそのまま連れて行かれ、ジンソンは結局違反切符をきるだけしか出来ませんでした。

 

周囲は騒然としましたが、キム・ミョンスに怪我はなく、そのまま記者会見・・・となる筈だったのですが。

会見場に移動する時、彼らの前に現れたイ・ヨンオ=チャン・ヒョクssiが、言いました。

「キム代表の頭の中に時限爆弾が入っています。すぐに分かりますよ。」

 

その言葉通り、数秒後にキム・ミョンスがその場に倒れたのです。

巨大な脳動脈瘤が原因でした。何の検査も無く、初見でそれを見破ったのです。

あまりにも凄い新任の挨拶となりました。

その場にいた、医師たち皆が驚きました。

 

キム・ミョンスの場合、それがとても危険な場所にできているらしく、術後、重い後遺症が残る可能性があるとヨンオは診断しました。

なのに、ヨンオはライブ手術を提案したのです。

キム・ミョンスは大統領選に出馬する候補でもありました。

支持者たちが、病気持ちの候補を支持する筈がないと、キム・ミョンスは手術を拒否。

でもね、ヨンオは、彼の違法薬物使用の証拠をネタに手術を強要しました。

「私は、患者の犯罪を隠し通す非道徳な医者になります。」

なんてね。

逮捕されるよりは手術を選ぶでしょうね、普通。

 

今回新しく開設された心脳血管センターのセンター長イ・ゴンミュンは、ヨンオの父です。

ただ、普通の親子関係には見えません。

何やら、ゴンミュンは息子ヨンオを監視していたようですし、ヨンオはそれを承知の上でマイペースでやって来たみたいです。

 

ジンソンは、ある日、オシャレをして出かけました。

主治医のヒョン・ソクジュ=ユン・ヒョンミンssiと食事の約束をしていたのです。

ところが、ソクジュはその約束を完全に忘れてしまってました。約束の場所に、いつまで待っても現れませんでした。

ジンソンはがっくりして帰ろうとしたその時、事件が起ったのです。

 

彼女の目の前で、一人の男性が車から投げ出され、その上、同じく車がバックして来て、その男性をはね飛ばしたのです

ショックで一瞬凍りついたジンソンですが、そこは警官。

すぐに正気に戻り、轢いた車の車種とナンバーをチェック。通報しました。

救急車を呼ぼうと被害者を見た時、その手の火傷の痕に気付きました。ヒョンソン病院で暴れた男の腕にも同じ傷がついていたのを見ていたのです。

その時、男性が呟きました。

「助けてください。誰にも言いません・・・。」

それを聞いたジンソンは察しました。これは交通事故じゃない、殺人事件だ・・・と。

 

被害者はヒョンソン病院に運ばれました。

担当したのはソクジュ。

ジンソンが何故ソクジュの担当患者だったのかは、まだ分かりません。

ただ、この騒動の中、ソクジュはジンソンとの約束を思い出しました。わざと忘れたのではないと、分かったジンソンは、ちょっとほっとしたようです。

 

患者を検査し、ヨンオは手術をしないと言いました。

助かる見込みが無いと判断したのです。

ソクジュたちが必死に頼んでも、意見を変えることはありませんでした。

 

その時、ジンソンが。

ヨンオの態度は、医師法違反だと言ったのです。救急医療の従事者は、即時救急医療を施す事・・・という法律を持ち出しました。正当な理由なく、これを拒否することはできない・・・とね。

手錠までかけましたよ。

ソクジュは言いました。

胸部外科と脳外科同時に手術しないと意味が無い・・・と。同時に進行しましょう・・・と。

テーブルデスの可能性が高くなる・・・とヨンオ。

「だとしても、我々は最後まで諦めなかったとあの子に見せてあげたい。」

と、ソクジュ。

 

被害者の家族は高校生の男の子一人だけでした。

その子は、聾唖者で、駆け付けて来たものの、医師たちの診断等を知らないまま、父親のベッドに座り込んでいたのです。

 

手術が始まりました。

途中までは、上手く進んでいました。

ソクジュも、周囲の助手や看護師たちも、ほっとしました。

ところが、急変したのです。

結局、そのまま、被害者カン・チョルミンは亡くなってしまいました。

 

ソクジュが息子に頭を下げました。

その時になって初めて、息子が聾唖者だと言う事が分かったのです。それまで、一切言葉を発しなかったのは、発せなかったからなのです。

 

今回の事も含めて、ヨンオは一切の感情を失くしたかのように見えます。

冷静沈着で、正確な判断を下し、一切感情を挟まないのでね。

でも、彼にも恋人はいました。キム・ミンジェ=パク・セヨンさんです。同じ医者です。

「約束する。他の女にときめく事なんか、僕の人生にない。」

プロポーズしましたよ。

 

カン・チョルミンの事件は、監視カメラの無い場所で発生したことから、殺人と断定する何の証拠もありませんでした。

ジンソンがいくら主張しても受け入れてはもらえませんでした。

でも、それで諦めるジンソンじゃありません。チョルミンの息子にとって、それが唯一の弔いになると思ったのです。

 

ソクジュは、手術中、ヨンオが先の予想をしていたことを不思議に思いました。

その通りになったわけですから。で、自信の根拠を問いました。

「手術中に執刀医がどんなミスを犯したかは、自ら告白しなければ、誰も暴けない。」

と、ヨンオは言いました。

 

その言葉が気になったソクジュは、手術の動画をチェックしました。

そしたら、それが削除されていたのです。

チェ室長に問題を提議しました。チェ室長は、警察の解剖がある筈だから、それを待てばよいと言いました。

わざわざ執刀医が問題定義しない方が良いと言う事ですね。

 

死因が特定されました。多発外傷による失血死です。

監察医は、病院の診断書と結論は同じで、何の不審な点も見つからないと言いました。

が、ジンソンは不満です。

 

後になって気付きました。

司法解剖された遺体の腕には火傷の傷跡が無かったことを。

別人の遺体だ・・・と思いました。

監察医に問いただしに行くと、なんと、既に遺体は火葬されてしまったと言うじゃありませんか。それも、息子からそうしてくれと電話があったと。

聾唖者の息子が、電話できる筈ありません。

 

病院で遺体がすり替えられたに違いない・・・とジンソンは思いました。

で、病院の監視カメラをチェックし、ヨンオの姿を確認したのです。ヨンオは監視カメラに写ることを避けていませんでした。

敢えて顔を見せるような仕草です。

 

即、行動しました。ヨンオの部屋に忍び込んだのです。

そして、削除された筈の手術動画を発見しました。

その時、ヨンオが戻って来ました。

「あなたが殺したのね。あの日、手術室で何をしたの?」

 

ヨンオはジンソンの首を絞め挙げました。

そして、ナイフでジンソンを刺した

 

一体、何が起っているの

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真夏のうどん遍路

2017-07-30 13:51:23 | 食べ物関連

お暑ぅございます

むぁっとした空気が取り巻いてて、風はなま暖かいを通り越して、熱風が吹きつけて来ます。

皆さまのところはいかがでしょうか。

今の日本列島、いつなんどき一点集中型の豪雨が降るかわかりません。でも、四国の瀬戸内側は雨らしい雨も降らず、毎日猛暑が続いています。

 

そんな中、通常の生活のサイクルとちょっと違う日曜の今日、うどん遍路に出かけて来ました。

来ました・・・と言うのは、既に帰宅したから。

朝6:30頃出発したので、ざざ~っと2店舗制覇し、パン屋さんでお茶までして、余裕ぶっこける時間に帰宅できました。

とっても時間を有効に使えた気分です。

 

まず向かったのは、山越うどん。

ところが、予想に反して、何やら人っ子一人いない・・・

開店20分ほど前だったから、絶対に長蛇の列ができているに違いないと思ったのに・・・。

定休日でしたよ

土曜日の感覚で出かけたので、定休日の確認を怠ってしまいましたよ

 

仕方なく、急遽次の目的地をチェック。幸い、その辺りは、うどん店の激戦地。

すぐに見つかりました。『池内うどん店』さんです。

 

道端に大勢の人だかり・・・と思ったところが店舗でした。

左の写真は、少々人の数が少なくなっていますが、私たちが着いた時には、かなりの人数が群がっておりました。

駐車場が無かったので、皆、向い側のちょっとだけ広くなった路側帯に路上駐車ですよ。

そこにも停めるスペースは無かったので、私たちは少し離れた広い路側帯の場所に駐車し、数分歩いて向いました。

店舗入り口は、写真の暖簾がかかったところ。

分からなくてうろついていたら、そこにいたオジサンが教えてくれました。

狭い通路の奥に、製麺所のようなスペースがあって、そこにいたオバサンが注文を聞いてくれました。

メニューは、かけ、ぶっかけ、熱いのと冷たいの。そして卵と葱が置かれてるシンプルさ。

私たちは、二人とも冷たいぶっかけ。

後になって卵に気がつきましたよ。残念・・・。

〆て400円也。・・・やっぱり安い

 

程よい太さのしっかりとしたコシのある麺。これぞ、昔ながらの讃岐うどんと言える麺でした。

ぶっかけの出汁も、濃過ぎず、あっさりとした物で、朝ごはん代わりにさら~っと食しました。

 

蕎麦を食べている方も結構多くて、蕎麦とうどんの両方入れてる方も。

堀には鯉がいるそうですが、夏草に覆われてて、よく見えませんでした。

建物は古いですが、ござっぱりとして、気持ちの良いお店でした。

この時、時間は8:30頃。

皆さん、出足早いです。

 

一気に食したため、アルフィーは

「まだ続けてイケる。」

などと言いましたが、私は流石にちょっと・・・と。

で、近くの道の駅“滝宮”

あれこれと見て回って時間を調節し、次の店舗に

『中村うどん』さん。

 

幸い、並んでいたのは私たちの前に一人だけ。タイミングばっちりでした

入口に立っているオジサンが、注文を聞いてきれまして、席に案内してくれます。手際が良いです。

席に着いて、おもむろに天ぷらを選びに。

左はアルフィーの、ゲソ天とえびかまぼこ。右は私のイカ天と茄子天。

どちらも“ひえひえ”をチョイス。アルフィーは大(2玉)。私は小(1玉)。

見たとおり、とっても綺麗な麺と出汁。

細めで伸びがあり、コシもあり、弾力がある麺です。出汁も、イリコのコクが充分感じられ、決してしょっぱくありませんでした。

飲み干せます

〆て960円也。

 

本日、うどん4杯分で、1360円。

値段にも味にも大満足でした

 

その時点で、10:30。

まだまだモーニングの時間帯

 

で、中村うどんさんに向かう途中、見かけた素敵なパン屋さんに立ち寄ることに。

                                    

『石窯パン工房 パパベル』さん。

日曜は、朝7時から営業しているらしく、ま~ほぼ満車状態

かなり広い駐車場。そして店内。イートインスペースもたっぷり。

入ってみて、混んでる理由が分かりました。

コーヒーが無料なんです。

皆さん、モーニング或いは、ちょいと早いランチに利用されているんじゃないでしょうか。

私たち、本当は食パンを買って帰るだけのつもりだったのですが、焼き立てパンの香りに引かれ、そして、うどんの塩味の後とて、甘いモノが欲しくなってしまって・・・。

結局、それぞれにパンを1個仕入れ、コーヒーを飲みました。

美味しゅうございましたよ~っ

 

本当に満足満足の遍路となりました。

  人気ブログランキング    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「力道妖精キム・ボクジュ」DVD発売決定!\(^o^)/

2017-07-29 16:11:00 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定
【早期購入特典あり】恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~DVD-BOX1(ポストカード付)
クリエーター情報なし
TCエンタテインメント
【早期購入特典あり】恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~DVD-BOX2(ポストカード付)
クリエーター情報なし
TCエンタテインメント

完観したばかりの「力道妖精キム・ボクジュ」の、DVD発売が決定したとのニュースを仕入れました

日本でのタイトルは「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」

 

ナム・ジュヒョクくん主体の命名ですね。

 

DVD-BOX1・・・11月8日発売予定

DVD-BOX2・・・12月6日発売予定

レンタルDVD  vol.1~6・・・11月8日レンタル開始予定   vol.7~12・・・12月6日レンタル開始予定(全23話 レンタル版)

 

余談ですが。

日本でのタイトルは、副題がつく事が多くなっていますね。韓国でのタイトルじゃ、受け入れられないってこと

少なくとも、私は、“力道妖精”の方がインパクトが強くて、作品の雰囲気をよくあらわしていると思うんですけどね。

“恋のゴールドメダル”って・・・なんか陳腐 だから副題が必要になるんじゃないかと、思いますよ。

これだけ韓国ドラマが多く日本版DVD化されているんだから、差別化を図るためにも、特色を出すためにも、本国でのタイトルを使うのも手じゃないかと私は思います。ファンは、特に違和感は感じないと思いますよ。

 

とにかくとにかく、DVD化決定と言う事、とっても嬉しいです。

一人でも多くの方に、ボクジュ&ジュニョンカップルを見てほしいと思います。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ビューティフル・マインド~愛が起こした奇跡~」あらすじ

2017-07-29 15:50:32 |   ★「は」行

                                    

ビューティフル・マインド~愛が起こした奇跡~ DVD-SET1
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

チャン・ヒョクssi、パク・ソダムさん、ユン・ヒョンミンssi、ホ・ジュノssi等出演の医療サスペンス。

作品の完成度は高く評価されたけど、視聴率が伸び悩み、様々な理由から、縮小されたらしいです。

視聴率云々は、好みにはあんまり関係ありません。視聴開始します。

 

          1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで

          8話まで  9話まで  10話まで  11話まで  12話まで  13話まで  14話(最終話)まで

 

お詫び  2018 9/6

視聴をリタイアします。

チャン・ヒョクssi、好きな俳優さんなんですが、出演作はどうも私の好みと一致しないようで・・・。

中断から時間が経ってしまい、興味も薄れてしまいましたので、申し訳ないですが、リタイア決定としました。

  人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『力道妖精キム・ボクジュ』完観♪

2017-07-29 11:09:37 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                  

レビュー一覧は、こちらから。

 

テルン選手村に入ったボクジュは、一生懸命練習に励みながらも、ジュニョンに会えない寂しさに耐えていました。

毎日電話するんだけど、タイミングが合わなかったりして、なかなか長話は出来ないのです。

 

実はジュニョン、ボクジュに対して秘密を抱えていました。

ボクジュの父が、手術前の体調を整えるために検査入院中だったんです。それを偶然知っちゃったんですね。

で、ボクジュには絶対に内緒だと言われ、何かと誤魔化しているのです。

ボクジュは、ジュニョンの態度が冷たくなったと誤解してしまいました。

先輩が、テルン選手村に入ったら、かなりの確率で恋人と別れる・・・なんて言ったんです。

ましてや、ジュニョンはハンサムですからね。女性が放っておかないでしょ・・・なんて言われたら、不安はますます膨らみますわな。

 

ボクジュからジュニョンの様子を聞いたナニたちは、ジュニョンがボクジュに嘘をついて密かに外出してることを察知。

ナニ、ソノク、テグォンの3人は、ジュニョンの後をつけて、浮気の証拠を掴もうとしました。

でもね、ジュニョンの行った先は病院。

ボクジュ父が入院してることを彼らも知ったのです。

そして、ボクジュには内緒に・・・と協定を結んだのです。

 

ある日、ボクジュは練習中に腰を痛めてしまいました。

外部の病院で治療を受けるよう言われ、その夜は、実家に戻って良いと言われました。

久々に皆に会える・・・とボクジュは大喜び。

で、テホに連絡したもんだから、皆大慌て。

病院からは、どんなに急いでもボクジュの帰宅には間に合わないんで、テホはジュニョンやナニたちに連絡しました。自分たちが体裁を整えるまでボクジュを引きとめておいてくれと。

 

店の前には、しばらく休業すると言う貼り紙がされています。

それを見る前に、ボクジュを捕まえなきゃってんで、ジュニョンは必死。

どーにか寸前で捕まえる事ができたんだけど・・・。

咄嗟の事に、どうしてもぎこちないし、話もしどろもどろだったりします。ボクジュは浮気を疑っているもんだから、そのすべてが怪しく見えるんです。

結局、誤解したボクジュは、ジュニョンに散々怒りをぶつけて、実家に戻ってしまいました。

その頃には、父とテホが店に戻っていました。

 

ジュニョンは、ボクジュに連絡しようとしますが、機嫌を損なってるボクジュは電話に出ません。

久しぶりなので、ボクジュに会いたいジュニョンは、店まで行きました。

出て来たのはボクジュ父。

このところ、ジュニョンにはお世話になりっぱなしなんだけど、娘の彼氏だと思うと、どーも素直に認められません。

で、ジュニョンにあれこれと質問しました。家族の事とかね。

ジュニョンは正直に答えました。自分が養子だと言う事も含めて。

ボクジュのどこが好きなんだ?・・・と父は聞きました。

「何となく温かくて。」

と、ジュニョンは言いました。

友達と居る時も、お父さんや叔父さんと居る時も、重量挙げをしている時も。ボクジュは人の心を温かくするんです、子供の頃から・・・と。

その答えにボクジュ父は大満足したようです。

 

でもね、結局その夜、ジュニョンはボクジュに会えなかったんですよ。

 

翌朝、ボクジュを送り出した父とテホは、すぐさま病院に戻りました。

そしたら、ボクジュが忘れ物をとりに戻って来てしまったんです。

さっきまで無かった休業の貼り紙を見たボクジュは、意味が分からず立ち尽くしてしまいました。

その時、近所の人がボクジュに声をかけて来た事から、事情が分かったのです。病院に駆け付けました。

 

ジュニョンの様子が変だった理由も分かりました。

自分の勝手な思い込みで、ジュニョンの好意を誤解してしまったんだ・・・と分かりました。

すぐさまジュニョンに会いに行ったボクジュ。

誤解が解けたのなら、もう二人の関係は心配ありません。

 

ジュニョンが、ボクジュをテルン選手村まで送って行きました。

先に行けよ・・・と言い合いながらも、なかなかつないだ手を放す事が出来ない二人。

この時のボクジュが可愛くて                          

ボクジュは気持ちが定まりました。父の首に必ず金メダルを掛けてあげる・・・という強い気持ちになれました。

自分が如何に周囲の人たちに守られて来たかを、改めて痛感したのです。

そして、ジュニョンも、標準記録を突破し、テルン選手村入りが確定したようです。

 

中国での世界選手権の日になりました。

ボクジュ父の移植手術の日でもあります。

ボクジュも父も、そして見守るジュニョンたちも緊張の一日となりました。

 

ボクジュは見事金メダルを獲得、父の手術も無事終わり、意識も戻りました。

そして娘の晴れ姿を見たのです。

 

ジェイはアヨンにプロポーズし、婚約しました。

テグォンは、ソノクに告白。この二人も上手く行きそうです。

そして、ユン監督とチェコーチも

 

ハッピーエンドです

気持ちの良い作品でした。

勿論、ハッピーエンドしか考えられないストーリーではありますが、出てくる人たちが、本当にそれぞれ真面目で、自分の道を一生懸命に突き進む姿は、やっぱり清々しいです。

ボクジュとジュニョンのカップルは、本当に可愛くて、韓国ドラマに出て来たたくさんのカップルの中でも、私的に上位に入るお気に入りです。

だから、終わってしまって寂しい思いがしてます。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『力道妖精キム・ボクジュ』15話まで

2017-07-29 08:25:27 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                    

レビュー一覧は、こちらから。

 

突然の実母との再会に、ジュニョンは言葉も出ず、立ち尽くしてしまいました。

「お母さんよ。分かる?」

その言葉を聞いて、涙があふれて来ました。

ただただ泣くだけでした。

 

ぎこちなく向き合った母と息子。

実母は、プレゼントを差し出しました。運動靴でした。

ジュニョンはそれを胸に抱きしめました。

実母は、少しずつジュニョンに質問しました。お腹すいてない?水泳は?・・・と。

「ごめんなさい。もう少し早く来たかったんだけど、生活するので精一杯で・・・。」

 

ジェイたち家族と一緒に食事をしました。

皆、気を使い、やっぱりぎこちない雰囲気です。でも、決して冷たいモノではなく、ジュニョンのことを気遣っていました。

ジュニョンも、実母と養母の二人を気遣いました。

 

ホテルに帰る実母のために、タクシーを拾ってあげたジュニョン。

実母は、ジュニョンの手をそっととり、優しく握りました。ちょっと驚いたジュニョンですが、彼も母の手のぬくもりを感じて、心が温まって行くようでした。

「明日母さんのところに来ない?カナダに帰る前に、手料理を食べさせてあげたいの。」

ジュニョン、思いがけない申し出に、戸惑いながらも、嬉しく思いました。

練習が終わったら、連絡します・・・とジュニョン。

実母も嬉しそうでした。

 

ジュニョンは、この思いを、ボクジュに話しました。

ボクジュを見つけて、後ろから抱きしめたジュニョン。実母にそうしたかったのかもしれません。

ボクジュは、何をしたの?・・・とジュニョンの話を聞いてあげました。

ジュニョンは、ちょっと照れたように、実母とのことを話しました。

「息子に会いたくてわざわざカナダから来たのね。」

とボクジュが言うと、

「当たり前だろ。」

と、ジュニョン。やっと心の重荷が少し軽くなったような表情です。

心のときめきや動揺を収めるようにジュニョンはボクジュをぎゅぅ~っと抱きしめました。そうでもしないと、泣きだしてしまいそうだったのかもしれません。

 

翌日、実母に会いにいくため、貰ったばかりの運動靴を履いたジュニョン。

ちょっとサイズが小さいけど、無理して履きました。

実母が、ジュニョンのアルバムが見たいと言っていたので、家に取りに戻りました。

これが予想外の展開になってしまったのです。

 

家では、養父母とジェイが話しあっていました。

お金の話でした。

なんと、実母は、娘が難病にかかり、その手術費用を工面するために帰国したのでした。

 

ショックでした、ジュニョン。

「お金を無心するために帰って来たの?俺を育てさせただけじゃ飽き足らず、どうして金を出せなんて言えるの?」

怒りと悲しみと恥ずかしさ、情けなさがこみ上げて来ました。

「僕は知ってた。10年の間、何も連絡を寄越さず、はがきもプレゼントも伯母さんがくれてたこと。いっそのこと、話してほしかった。いつまで知らんぷりすべきか、ずっと悩んでた。でも、伯母さんに悪くて言えなかった。無償で俺を育てて来たから、最後に寄付でもしてとことんいい人ぶりするつもりだったの?」

「そのとおりよ

養母は、ジュニョンの頬を叩きました。

 

勿論、二人とも本心じゃありません。それはお互いよく分かっているのです。

でもね、この時のジュニョンは、実母の図々しさが情けなかったのです。そして、実母の愛情を何の疑いも無く信じて受け入れようと舞い上がってしまった自分が、恥ずかしかったのです。

冷静じゃいられませんでした。

心の奥に貯め込んでいた思いが、初めて爆発したのです。

養母だって、本心じゃありません。

実の息子同様に可愛がって育てたのですから。その愛情に嘘は無かったのですから。

ジュニョンは、そのまま姿を消しました。

 

その頃、ボクジュはユン監督から思いもよらない報告を受けていました。

なんと、国家代表選手として、テルン選手村への入村が決まったのです。

 

大喜びの部員たち。ユン監督は勿論、チェコーチも、ナニもソノクも

ボクジュは、あまりにも思いがけない事に、ちょっとぼ~っとしてしまいました。

父の夢が叶うということは、とても嬉しいし、自分だって嬉しいんだけど、ちょっと複雑でした。

ナニやソノクたち、そして、誰よりもジュニョンと離れて生活しなきゃいけなくなるからです。寂しいし、不安です。

で、ジュニョンに連絡を取ろうとするんだけど、携帯の電源も切ってて、全くつながりません。

 

翌朝、テグォンからジュニョンが外泊したと聞かされ、不安になって来たボクジュ。

ジェイに連絡を取りました。

そして、経緯を知ったのです。

不安が増大して行きました。

 

その日は、ボクジュに記者がインタビューに来る事になっていました。

他の部員たちは浮足立っていますが、ボクジュはジュニョンの事が気になって気分は晴れません。

インタビューで、聞かれました。

「大会後、スランプに陥ったと聞きましたが、どうやって克服したのですか?」

「一人であれこれ考えたり、助言をいただいたりしました。」

「たとえば、どなたに助言をもらったのですか?」

「家族は勿論のこと、ユン監督、チェコーチ、親友のナニやソノク、そして・・・。」

ジュニョンのことが浮かびました。

自分が辛い時、苦しい時、落ち込んだ時、不安な時、ジュニョンはその都度ボクジュを支えてくれました。励まし、慰め、話を聞いてくれました。抱きしめてくれました。

ジュニョンを放っておくことはできないと思いました。

突然立ち上がったボクジュ。急用ができたから・・・とインタビューを切りあげて飛び出しました。

 

二人で行った海、漢江、泣きながらジュニョンを探すボクジュ。

何度も何度も電話し、留守電にメッセージを入れ続けましたが、全く反応がありません。

大学に戻って来た時、ふと、プールが目に留まりました。そっとドアを押してみると、開いています。

 

ジュニョン、いました。

誰もいないプールに浮かんでいました。洋服を着たまま・・・。

以前から、何か考える時、ジュニョンはよくこうしていたんです。誰も知りませんでしたが。

 

ボクジュは、声をかけながら服のままプールに入りました。

ジュニョンは力なく言いました。

「ボクジュやぁ。母さんは俺に会いに来たんじゃなかった。金のためだった。ぬか喜びだったよ。俺と同じように、母さんも死ぬほど会いたいのを我慢して来たと早合点して一人で舞い上がってた。恥ずかしい。自分に対しても恥ずかしいし、伯父さんたちにも恥ずかしい。母さんに捨てられた時よりずっと悲しい。」

泣きながら話すジュニョンを、ボクジュは優しく抱きしめてあげました。

 

ボクジュはまるで母親のようにジュニョンの世話をしました。

頭を拭いてあげ、靴を調達してあげ・・・。

ジュニョンは、実母から貰った靴を、捨ててきてしまっていたのです。

「恨み事を言える母親が居るだけでも私よりマシ。腹が立つだろうけど、お母さんの立場も分かるわ。どの子も同じように大切なの。あんたも可愛いけど、他の子が病気だから、今はそっちが先なの。あんたも大事に決まってる。それに、伯母さんも傷ついてるはずよ。早く会いに行って。」

明日・・・と言うジュニョンを制して言いました。

「バカね。明日になったらもっと恥ずかしくなるわよ。」

そして、家まで送って行ったのです。

一人じゃ帰りづらいジュニョン。ボクジュに背中を押され、養母の薬局に入って行きました。

 

養母は、優しくいつもと変わらない態度でジュニョンを迎えました。

ジュニョンも、努めて普段と同じ態度をとろうとしました。お互いの気持ちは充分通じ合っていますからね。たくさんの言葉は必要ありませんでした。

 

実母がカナダに帰って行きました。

ジュニョンは空港に見送りに行きました。

ずっと持っていたハンカチを返しました。もう必要ないから・・・と。

異父妹の写真を見せてもらい、ジュニョンはボクジュの写真を見せました。

 

ジェイはアヨンに会いに行きました。

一緒に食事をしてくれるのは君ぐらいしかいない・・・と。

アヨンの存在の大きさがやっと分かったのね。

 

ボクジュは、ジュニョンがハンサム過ぎるのが心配でなりません。

自分がテルン選手村に入ってる間に、誰かほかの女性に取られてしまうんじゃないかってね。

「待ってろ。俺もすぐに行く。」

と、ジュニョン。

近々、国家代表決定戦があるんです。適当に済ませようと思ってたんですが、話は違って来ました。

俄然やる気が湧いて来たジュニョンでした。

ボクジュも、一緒に行けるのなら・・・と一生懸命ジュニョンの後押しをしました。慣れないお弁当とか作ったりしてね。

とは言いながらも、明るくな二人です。

適度なスキンシップなんぞをとりつつ、ジュニョンは練習に励みました。

 

そして、試合当日。

ジュニョンはスタートで失敗することもなく、最有力候補とタッチの差で2位入賞を果たしました。

でも、優勝者のみが入村許可されるとかで、今回はジュニョンは見送りとなってしまいました。

がっくりするジュニョンを、ボクジュは慰めました。ここまで成果を出すのは、トラウマを克服できたからで、それは大きな一歩となるからです。

 

翌日、ボクジュは入村することになっていました。

どんどん時間が経って行くので、ボクジュもジュニョンも何だか落ち着きません。時間を止めたいくらいでしょうね。

ボクジュは、父の事も心配でした。叔父のテホはいるけど、やっぱり心配なので、ジュニョンにもたまに店を覗きに行ってほしいと頼みました。

実は、その時、ボクジュ父には、腎臓移植のドナーが見つかったと言う連絡が入っていたんですね。で、即、入院して・・・と言われていたのですが、父はボクジュに心配かけないために、入村した後に入院する予定にしていました。

 

そんな時、ナニから連絡が入りました。

練習場に来てくれと言うのです。

ジュニョンと一緒に行きましたら、真っ暗。誰もいないと思って、ジュニョンがちゅっとした瞬間、電気が

部員全員、ユン監督、チェコーチが、ボクジュの送別会をサプライズで計画し、待ち構えていたんですよ

 

翌日、ボクジュは父とテホに見送られ、テルン選手村に出発しました。

もうジュニョンに会いたい・・・と思いました。

ジュニョンも、敢えて送りに行かず、練習していました。一日も早く選手村に入るために。

ボクジュに会いたい・・・とジュニョンも思っていました。

せつないねぇ

 

さぁ、ラスト1話です。

終わってしまうのね~っ 寂しい~っ

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『力道妖精キム・ボクジュ』14話まで

2017-07-28 13:42:26 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                    

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジュニョンは久しぶりにカウンセリングに行きました。

医師は、ジュニョンの表情が明るく変わって来てる事に気付き、それが恋愛のためじゃないかと指摘。

流石です

ジュニョンも、耳鳴りもしていないことに気付きました。ボクジュのお陰です。

 

でもね、ジュニョンは一つ不満なことが。

交際を秘密にしていることです。

ジュニョンは積極的に、ボクジュにアピールしますが、ボクジュはナニやソノクの目を気にして、手をつなぐのも拒否する始末。

 

それにしてもイ・ソンギョンさんの表情の豊かな事

恋する女の子の微妙な感情の揺れとかが本当に上手い

ほんの些細な事で喜んだり嫉妬したり、抱きしめられて思わずにんまりとしてしまったりメールをこっそりと読む時の表情なんぞ、うんうん・・・と、頷いてしまいますよ。

ナム・ジュヒョクくんも、本当に微妙な表情が上手いです。ほんの少しだけ眉をひそめてみたり、半笑いになったり。

多分、韓国ドラマの場合、顔のアップ映像が多いので、表情は本当に大事になってくるんでしょうね。

 

一方、ジェイは行き詰まっています。

アヨンから10年に渡る片思いを告げられ、戸惑ってしまいました。

決してアヨンを嫌いなわけじゃ無く、女性として扱っているんだけど、恋愛の対象とは見ていなかったんですね。

初恋を引きずっているようでもありましたが、そちらは久しぶりに再会したことで、ふっきれたようですが・・・。

アヨンは、ジェイの気持ちを察し、もうジェイとは一線を引く決意をしています。友達としても、会い続けるのは無理かも・・・とね。

そうなったら、ジェイとすると、アヨンを失いたくないわけです。まだ恋愛感情を抱いてはないけど、アヨンの想いに応えてあげるのが礼儀とでも思っているのでしょうか。

努力してアヨンと付き合いを続けていこうとしています。

でもね、そんなジェイを見るのは、アヨンとするとプライドが傷つきますよね。

自分と付き合うのは、努力しなくてはいけないんだ・・・と。そんなジェイの姿、見たくないですよね。

実家に戻ると言い出しました。

ジェイ・・・どうするの

 

ある日、ナニがやってるパックを、ボクジュも体験してみることに。

そしたら、翌朝、ボクジュの鼻の頭に大きなデキモノが

皆に笑われ、ジュニョンに顔を見られたくない・・・ってんで、風邪をひいたと嘘をついて大きなマスクをするボクジュ。

食事をする時は、マスクを外さなきゃいけないので、食堂に行く事もできず・・・。

風邪が酷いからと、またまた嘘をついて部屋に閉じこもりました。

ジュニョンは、本気で心配して、実家の薬局でよく効く薬を母に処方してもらって来ましたよ。

なのに、ボクジュはロビーにも行けないと言うじゃありませんか。

 

ジュニョンは、こうなったら・・・と窓によじ登り、ボクジュの部屋のベランダに侵入

ばれちゃったよ、デキモノ

で、良い雰囲気になったんだけど、その時、ナニ&ソノクがやって来ちゃったもんだから、慌ててジュニョンはベッドの下に。そして次はごそごそとロッカーの中に移動。ばれないのが不思議

そこに今度はシホが帰って来ちゃった。

ロッカーを開けたシホは、そこにジュニョンの姿を見つけ、びっくり

でも、機転を利かせて、ナニ&ソノクを出て行かせ、ジュニョン救出です。

 

屋上のアジトにシホを招待したボクジュ。

ジュニョンと3人でビールを飲みました。

シホは、もうすっかり悟ったような感じで、2人を応援することに決めたようです。

そして、ボクジュも元々根に持たないあっさりさっぱりした性格ですので、シホを先輩、そしてルームメイトとして接しています。

元カノと今カノに挟まれたジュニョンだけが、ちょいと居心地が悪そうでしたけどね。

 

ある時、テグォンが慌ててジュニョンを呼びに来ました。

なんと、合コンのメンバーにジュニョンを希望されたと言うのです。

ジュニョンは、必死に断ろうとしました。でも、ボクジュとの交際を明かせないので、断る理由が見つかりません。

無理やり連れて行かれ、仕方なく話を合わせておこうと思ったのですが。

なんと、ボクジュにばれちゃった。

 

ボクジュは、ナニ&ソノクと、合コンを見物しようなんていう口実をつくって同じ店に入りました。

ムカつくボクジュ。

で、メールで今すぐ中止するようジュニョンに通達。

ジュニョン、ばれた・・・と当たりを見回すと、ボクジュの怖い顔が。

必死に中止するようテグォンに縋るのですが、何も知らないテグォンは、一切聞き入れません。

そのうち、ジュニョンを気に入ってる相手の女性が、ジュニョンの肩に手を置いた~っ

もう、ボクジュ、我慢できませんでした。

乱入・・・ですよ

 

あれだけ必死に秘密に・・・と言っていたボクジュ自ら、ばらしちゃったよ。

お陰で、ナニ&ソノクたちに、ジュニョンは焼き肉をおごる羽目に。

 

寮に戻ってからも二人にあれこれと問い詰められるボクジュ。

困った顔をしながらも、決して嫌じゃ無いボクジュ。恋愛の先輩面するところも面白くてね。

きゃ~っ・・・と大騒ぎする3人が、とっても微笑ましくてにこにこしながら見ました。

 

シホの国家代表選考会となる試合の日になりました。

スランプを脱してはいないけど、悔いの無い演技をしたいとシホは思えるようになっていました。

ボクジュは、ジュニョントの秘密の場所、ヒキガエルの池を教えました。そこでコインを投げ入れて祈れば、願いが叶う・・・と言いました。

そして、応援に行くから、頑張って・・・と。

 

シホは精一杯頑張りました。

でも、ボールの演技でちょっとミスをしてしまうんですよ。

ところが、採点にはそのミスが減点されていません。不思議に思ったシホ。

理由が分かりました。彼女のコーチが、審判にコネを持っていたのです。

影響力の強いコーチを持った人には勝てない・・・と陰口を言う他の選手たち。

シホは、ショックでした。

最後だと思い、自分なりに一生懸命練習し、今日も精一杯演技したわけです。採点に手を加えるなんて、その努力に対しての裏切りでしょう。

気持ちが切れました。

最後のリボンの演技の途中。

シホは、演技を止めてしまいました。失敗したわけじゃありません。わざと・・・です。

コーチが叫ぶ声も耳に入りませんでした。

シホの表情は、決して悲しそうじゃありませんでした。

 

ボクジュとジュニョンは、それを見ていました。

シホの行動を、カッコ良いと思いました。

同じアスリートとして、必ず最後の日が来る事を、初めて感じました。その時、自分はシホのように全てを投げ出すことができるだろうか・・・とボクジュは思いました。

自信が無い・・・と。

「どうせ逃げられないんだ。だったら、今日を一生懸命生きよう。」

ジュニョンが言いました。

 

ジュニョンの実母が突然現れました。

養父母は驚いています。

どうも、ジェイの母はジュニョンの実母の元夫の姉のようですね。

何か差し迫った理由があって、帰国したようです。

そして、ジュニョンに会いに行きました。

大学構内でプールの場所を聞いたのが、ボクジュでした。

案内して行ったボクジュ。そこにジュニョンが現れました。

本当に久しぶりの再会となりました。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『力道妖精キム・ボクジュ』13話まで

2017-07-28 11:45:36 | 韓国ドラマのエトセトラ
力道妖精キム・ボクジュ OST (MBC水木ミニシリーズ)
クリエーター情報なし
KT Music

レビュー一覧は、こちらから。

 

大型カップル・・・

なにせ二人とも身長が高いボクジュの体格を考えると、体格面で、大型カップルです。

ま~ここからしばらくは、二人のなエピソードが続きます。

ナニとソノクに、裏切りは無しだと言われた手前、付き合い始めたことを公にするのはタイミングが悪いと考えたボクジュ。

しばらく秘密に・・・とジュニョンに言いました。

ジュニョンは、堂々と宣言して、もっとおおっぴらにいちゃいちゃしたいんですけどね。しょうがありません。

 

それにしても、二人のいちゃいちゃエピソードは、可愛くって可愛くって、こちらもにやにやしてしまいます。

ボクジュは、さもベテランな風に、ジュニョンに嫉妬されるのは嫌だとか言いました。

「たとえ小さな事でも嫉妬されるのは嫌だわ。」

なーんてね上から目線ですよ。

ボクジュが止めてたヘアピンを見て、それがジェイと会う時に付けていたモノだと気付いたジュニョンが、無理やり奪い取っちゃったんでね。

ジュニョンは、自分が選んだヘアピンを・・・と二人で買い物に。

「ボクジュやぁ・・・どーしてこんなところに?」

と、ジュニョンが手にしたヘアピンにはの飾りが こういう台詞が、好きです、私

 

うきうき気分で寮の部屋に戻ったら、なんと、シホが倒れてた

すぐさま寮長に連絡して、シホは救急搬送されて行きました。

ボクジュは、せんだっての深夜の爆食シーンを見てたので、罪悪感を持ちました。体調が悪いと気付いていたのに、誰にも報告しなかったのでね。

 

ジュニョンはテグォンから、シホの事を聞きました。

睡眠薬を多量に服用して自殺しようとしたらしい・・・と噂が立ったのです。

慌てて病院に駆け付けたジュニョン。

医師から、自殺じゃ無いと報告を受けました。摂食障害や栄養不足等が考えられると言われ、大事には至らなかったのをほっとしました。

そこにシホの母親と妹が駆けこんで来ましたので、ジュニョンはそっとその場を離れました。

 

寮に戻ってから、ジュニョンはシホからの着信があった事に気付きました。

ボクジュとデートしてた時で、全く気づいていませんでした。

ジュニョンは、その事で責任を感じました。

翌日、お見舞いに行きました。

 

シホは、今回の事で、気持ちが吹っ切れたようです。

それまでの悩みとか行き詰まった思いとかが、全て遠い昔のような感じを受けていました。

新体操一筋に生きて来た自分を振り返る余裕が出来、これからはもっと自由に演技できるような気がする・・・と言いました。

ジュニョンに対しても、無駄だと分かっているのに、執着してしまったと謝りました。これからは良い友達に成りたいと言いました。

ジュニョンもほっとしました。

 

ボクジュもお見舞いに来ました。

ジュニョンが、シホを労わり、優しく世話するのを見たら、やっぱり複雑な気分になるのは仕方ありません。

元カノに優しくしてる姿なんぞ、今カノとすると見たくは無いですよね。

シホが花粉症だと言い、ボクジュが持って行った花束を、窓際に置くとか、ベッドを倒すのをボクジュにさせずに自分がするとか・・・。

ボクジュ、ご機嫌斜めです。

でも、ジュニョンにはその理由が分かりません。ボクジュも察してほしいとは思うけど、自分の口からは言いたく無いですよね。

 

そんな時、チェコーチの復帰を一生懸命上層部に頼みこんでいたユン監督の願いもむなしく、勝手に外部からコーチを招へいすると言う話が伝わって来ました。

激怒したユン監督は、学科長に怒鳴り込みましたが、上層部の決定に学科長も逆らう事は出来ないと言うのです。

話しの通じない学科長の態度に激怒したユン監督は、そんな事なら、自分も辞めると啖呵を切って出て行きました。

 

部員たちは、ユン監督の辞任宣言に、失望しました。

部員の自分たちはどーなる、チェコーチの事しか考えていないと怒り、一部の部員が出て行こうとしました。

キャプテンのウンギは、もう黙っていられなくなりました。

全ては自分の事件が原因だということを、皆に打ち明けたのです。

事情を知った部員たちは、行動を開始しました。学校側に、チェコーチの復帰を要請してハンストを決行したのです。彼らウェイトリフティングにとって、絶食は辛いですよね。

冬の厳しい寒さの中、部員たちはプラカードを掲げ、必死に叫びました。

お腹がすいて、足がしびれて来ても、頑張りました。

 

ジュニョンが気付いて、ボクジュに止めろと言うのですが、ボクジュは相変わらずジュニョンに対して怒ってるので、一切聞く耳を持ちません。

なのにジュニョンは、カイロやコート、マフラーを持ってきて、ボクジュに着せかけるのです。

足の裏にカイロを貼ってあげたりしてね。まったく・・・優しいのなんのって

「身体を大事にしろよ。頼むから。」

ってね。ボクジュにも、ジュニョンの優しさは沁みて行きました。でも、嫉妬は別なのね、ボクジュ。

 

部員の一人が倒れてしまいました。

気弱になりかけた時、ソノクが戻って来ました。勇気百倍です。

その時、新しいコーチがは学長のコネで、重量挙げに関しては素人だと言う事が分かりました。

チェコーチだけの問題じゃなく、不正が行われようとしていると分かった部員たちは、一気に士気が

ハンストだけじゃなく、学内をデモすることに。

この騒動を知ったユン監督が駆け付けて来ました。部員たちが大学側から目をつけられる事になっては元も子もありません。デモを止めさせようとしました。

その時、とうとう大学側から折れて来たのです。

チェコーチの復職が決定したとの知らせが入りました。

全面勝利です。

 

はらはらしながら見守っていたジュニョン。

一件落着したから落ち着いただろうと連絡を入れるのですが、ボクジュ、電話に出ません。

でもね、ボクジュもちゃんと決着をつけようと思っていたのです。ジュニョンを呼び出しました。

すねてる理由を教えてくれとジュニョン。言ってくれなきゃわからない・・・ってね。

躊躇したけど、ボクジュもとうとう口を開きました。

一回口にすると、もう止まりません。シホにへの態度に対する不満を一気にぶちまけました。

ジュニョン・・・嬉しそうです。嫉妬してくれたんですもんね。

ま~ここからはにやにやにこにこのシーンですよ。ここも私の好きなシーンの一つです。

とりあえず、二人はも~っとも~っとになりましたとさ。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オンマとうどん遍路♪

2017-07-28 08:27:07 | 食べ物関連

       

昨日、所用をこなすために、オンマと遠出しました。

「私もうどん遍路がしたい。」

と、急に言い出したオンマ。

車を出発させてからのリクエストに、時間、距離、そして私の記憶等を総動員させて決めたのが、ここ“かなくま餅”さん。

以前、別の店舗に、行ったことがあります。こちら

そして、その時食べたのが、白みそ仕立ての餡餅入りうどん 

国道11号線沿いに別店舗があるということを思い出しまして。

迷わず入店。

 

今回注文したのが、上。

左がオンマ注文の“かねもちうどん”。餡無し餅入り。

そして右が、私注文の“かねもちうどん”。餡入り揚げ餅入りうどん。

そーなんです お餅も餡入りか餡無しか、そして、そのままか揚げ餅かを選べるんです。

勿論私、迷いなく最高カロリーの餡入りで揚げ餅をチョイスしましたよ

それが、こんな感じ 

しっかりとした、でも伸びの良い杵つき餅で、全然脂っこくありませんでした。

麺は細め。温かいうどんなので、あんまり固くはなく、コシもさほど感じられませんでしたが、つるつるとした喉ごしの良さでした。

出汁は程よい濃さのイリコ出汁。

一口目は、出汁が薄いかもと思ったんですが、いやいや、食べ進めるうちに、丁度良い塩梅に。

塩分摂取にうるさいオンマも、全部飲みほしたいと言ってましたから。

 

その他にも、小皿に様々なオカズが並べられていまして、いかにも讃岐うどんのお店という感じ。

お昼時には、どんどんお客さんが入ってきて、あっという間に満席近くなりましたので、少し早めに入店していて良かったと思いましたね。

 

ご馳走様でした。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『力道妖精キム・ボクジュ』12話まで

2017-07-26 14:35:52 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                   

レビュー一覧は、こちらから。

お気に入りのドラマは、どんどん先が見たくなるのと同時に、あと少しで完観してしまうのが寂しいと感じます。

結末が知りたいけど、終わって新しいストーリーを見る事が出来ないのが寂しいんです。この作品も、そんな感じになってます。

 

ボクジュが声をかけたら、シホは我に返りました。

自分が何をしていたのか、全く認識していなかったようです。

彼女は、眠れないために睡眠剤を常用していて、その副作用が出てしまっていたのです。

 

ボクジュは心配になりました。

が、以前、人のことにまで関心を持つなといわれたので、ジュニョンに打ち明けようかとも思ったのですが、止めました。

 

大学では冬の特別休暇期間に入りました。

ジュニョンは、ボクジュのバケットリストの項目を叶えることで、点数を挙げようと考えていました。

相手がボクジュだから、ジュニョンのわざとらしい提案にも乗せられるんですよね。

“平日の遊園地で人気アトラクションに乗る”という願い。それを叶えるため、ジュニョンは遊園地デートを提案したのです。

ところが、休みになるとて、ナニとソノクと遊ぶ約束をしていたボクジュ。

結局、彼女たちも一緒に・・・となり、ジュニョンは不満げ。おまけに、ナニがテグォンにも声をかけたから、結局、5人で遊園地に行く事になりましたよ。

 

ジュニョンは何かにつけてボクジュに合わせようとし、上手く理由をつけて、やっと二人だけで行動できることになりました。

ところが、ボクジュが望んだのは過激なアトラクション・・・。

高所恐怖症のジュニョンなんですが、必死の覚悟でボクジュにつきあいました。これが、かなり笑えます

 

そして、“1つの飲み物に2本のストロー”作戦。トップの写真です。

ボクジュ、驚きました。

そして、どきどきしました。

次々に繰り出されるジュニョンの『バケットリスト』作戦。

手をつないでポケットに入れる・・・とかね。

そのたびに、ボクジュはどきどきが

ボクジュがどんどん可愛くなっていきます。

 

休暇が終わり、皆寮に戻って行きました。

ところが、ソノクが戻って来ません。ナニから知らせを受けたボクジュは、ソノクの実家を訪ねて行きました。

そこで、ボクジュはソノクの悩みを知る事になったのです。

ソノクの実家はモーテルを経営しています。両親はその他にも事業をしているとかで、人出が足りず、仕方なくソノクがモーテルの受付と妹の世話をしなくてはいけない事態になっていたのです。

両親は、ソノクの将来を考え、大学を中退しろと言っているようです。

このままでは就職先があるかどうかわからないし、実業団に就職できたとしても、お給料はあんまり貰えそうにありません。学費の無駄だと言われたようです。それには反論できません。

ソノクは、元々モーテルをやってる実家に戻りたく無くて、重量挙げの練習を遅くまでやっていたのです。そのおかげで高校の時は優秀な成績をおさめていました。

でも、だんだん重量挙げが好きになっていった・・・とソノクは言いました。

「持ちあげた分だけ認めてもらえるから。」

そして、ボクジュが羨ましいと言いました。

才能もあるし、父親が応援してくれているから・・・と。

ボクジュは、自分が如何に恵まれているかをその時初めて知ったのです。

 

ジュニョンはバラの大きな花束を抱えて、バスターミナルでボクジュを待っていました。

ソノクの実家から戻ると聞いていましたからね。バケットリストの最後の項目ですね、バラ100本の花束は。

ボクジュの姿を見つけ、駆けよったジュニョン。

ところが、ボクジュはおろおろ・・・。

帰路、父が病院で倒れたとの知らせが入っていたのです。

 

ボクジュはジュニョンに支えられるように病院に急ぎました。

幸い、大事には至らなかったのですが、数日の入院、そして、腎臓移植を勧められました。

一段落した時、ボクジュはジュニョンの事を思い出しました。

ジュニョンは、病室の外に、すぐに必要な物を買いそろえて置いて行ってくれていました。ホントに何もかも気が付くジュニョンなんです。

なーんて素敵なんでしょう

 

家に戻ったボクジュは、父の入院のため、下着やタオル等の準備をしました。

その時、父のタンスの中に、自分を受取人にしたたくさんの保険の証書がしまわれているのを見つけたのです。

胸が切なくなるボクジュ。

そして、出した下着や服は、どれも古びたモノばかり。

バイクを買いかえるお金も無いというのに、何件もの保険に加入している父。古びて穴が開いている下着を着続けている父。

全て娘のためなんです。

ボクジュは、父の大きな深い愛情にも、気付きました。

自分の命より娘の人生を大切にしてくれている事が、本当に痛いほど感じられました。

大声で泣きだしたボクジュでした。

 

病院の父に電話しました。

「父さん。ごめん。何もかもごめんなさい。心配させたことも、止められたのに配達に行ったことも、小学校の遠足の時作ってくれた海苔巻に文句を言ったことも・・・。」

泣きながら言うボクジュ。

「俺こそ悪かった。重量挙げをやらせたことも、油くさいチキン店でお前を育てた事も、一番申し訳ないのは、幼い頃から一度も“母さん”と呼ばせてやれなかったことだ。母さんの代わりにお前に謝りたい。」

泣けました~っ

付き添っているテホも、泣いていました。

 

ボクジュ・・・復帰しました。

朝一番に練習場に行き、掃除しました。気持ちはふっきれたようです。

仲間も大喜びで迎えてくれましたし、ナニは、号泣するほど喜びました。

 

ボクジュは、復帰を誰よりもジュニョンに知らせたくなりました。

連絡すると、ジュニョンは駆け付けました。

復帰の話をすると、本当に喜んでくれました。

 

ボクジュは言いました。

「返品はしない。ずっと使うわ。あなたが好きみたい。いや、好きよ。」

友達であれ彼氏であれ、ずっとそばにいてほしいし、名前を読んでほしい。“ボクジュ”でもいい“おデブ”でもいい・・・。

その言葉が言い終わらない時、ジュニョンがちゅっ

 

この時のボクジュの表情が、とーっても好きです。

びっくりして目を見開いた可愛い顔なんですもん。

ボクジュは両手でジュニョンの顔を挟みました。この時のジュニョンの表情も面白いんです。

これまで、ボクジュがこう言う態度に出た時は、くしゃみをして風邪をうつされたり、頭突きされたりしましたのでね。

でもね、今回は違いました。

ボクジュもジュニョンにkissしたのです

 

さあさあ、やっと大型カップル誕生ですよ。

可愛いカップルです

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『力道妖精キム・ボクジュ』11話まで

2017-07-26 09:37:18 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                   

レビュー一覧は、こちらから。

 

「父さん。重量挙げが嫌になった。もう辞める。」

帰って来たボクジュは、父に言いました。

怒ろうとした父も、言葉が出ませんでした。

そんなボクジュの姿は、これまで見た事が無かったからです。説得とか、叱りつける事で解決する問題とは思えませんでした。

ユン監督に相談し、結局ボクジュはしばらく全ての事から離れてみることにしたのです。

寮から荷物も持ち帰りました。

 

ナニとソノクは引き留めましたが、やはりこれまでのボクジュとは違う様子なのを見て、見守る事にしました。

シホも、やはりボクジュのことが気に成りました。

喧嘩した相手ではあるけど、ボクジュの人となりは分かっていますからね。

 

ジュニョンは、ボクジュの事が気になって仕方がありません。

テグォンから、“恋してるんじゃないのか?”と冗談で言われ、やっと自分の気持ちに気付いたのです。遅いよ

特別な友達か?・・・とジェイに言われた時、そうだと思ったけど、女性に対する恋愛感情とは考えてなかったようです。小学校の同級生という特別な存在・・・としか。

ジュニョンはボクジュに片思いしていると気付いて、嬉しくなりました。

片思いでも、気持ちが浮き立つジュニョンでした。

 

寮から一旦出ると聞いたジュニョンは、慌ててボクジュの実家に行きました。

丁度帰って来たボクジュを捕まえ、話を聞きました。

何をしても良いけど、俺の目の届くところにいろ・・・とジュニョンは言いました。

「退屈なら電話しろ。遊んでやる。いや、退屈じゃ無くても電話しろ。元気を出せ。お前は元気が取り柄じゃないか。朝食後も昼食後も夕食後も電話しろ。7時にも電話しろ。俺は7時が好きだ。」

と、一方的に言うジュニョン。

そこまで電話する仲じゃないのに・・・と言いながらも、ボクジュも嬉しそうでした。

 

初めての休暇を、ボクジュはどう使おうか悩みました。

父は店の仕事も手伝うな、病院にもついてこなくて良いと、何もさせてくれません。

ボクジュはふと思いつきました。したい事をリストアップしてみよう・・・と。所謂『バケットリスト』ですね。

図書館で勉強する。ピアノを習う。平日、遊園地で人気アトラクションに乗る。彼氏を作る。特記事項として、恋人と一つの飲み物に2本のストローをさして一緒に飲む、恋人のポケットに手を入れて歩く、100輪のバラをもらう・・・なんてね。

書くだけで、少し心が明るくなったボクジュでした。

 

ウェイトリフティングは、チェコーチが去り、ボクジュが休暇を取ったことで、皆の意気はダダ下がり

ユン監督は、一生懸命盛りたてようとしますが、無理です。

チェコーチも、ずっと部の事が気になっていますが、やはり自分から連絡する事はできないで、悶々とした日々を過ごしていました。

ボクジュの叔父テホは、以前一度二人でお酒を飲んで以来、チェコーチの事が気になっていましてね。

大学を離れたコーチが、どうしているのか、気になって連絡をして来ました。

ここから、二人の縁が始まるのですが・・・。酒癖の悪いチェコーチゆえ、テホの想いが空回りしそうです。

 

ボクジュは、手始めに図書館で勉強してみました。

でも、あっという間に爆睡しちゃって・・・

ま、一度経験して、満足したかな?

で、次はピアノのレッスンです。

想像以上に高額なレッスン料を聞き、アルバイトをしなきゃ・・・と思いたったボクジュでした。

能力を生かすには、やはり宅配のような、荷物運び。

女性だということで無理だと断られましたが、目の前で重い荷物を運んで見せて、合格。

汗を流して働いて、お給料をもらう事に、ボクジュも満足しました。

 

一方、ジュニョンは、あれだけ言ったのに、何も連絡してこないボクジュが気になって気になって

とうとうチキン店まで行っちゃいましたよ。

そこで、テホからアルバイトの事を聞き、宅配センターに行ってみると、ボクジュが知らない男性と仲良くしてるじゃありませんか

ジスくんです。大学を休学して、働いているようで、ボクジュとすっかり意気投合してます。

嫉妬心丸出しのジュニョンでした。

 

社交的なボクジュは、あっという間に仕事場でも何十年来の同僚のような雰囲気に。

アジョッシから、親戚の男の子を紹介してやろうか?・・・なんて言われるほどです。

それを聞いたジスが、恋人が居るだろ・・・と言いました。ジュニョンの様子を見て、ぴんっと来てたんです。気づかないのはボクジュくらいなもんで。

ボクジュは、まだまだジュニョンの事を男性として見てはいません。

だから、その日もジュニョンが来たのを見て、追い返そうとしました。皆に誤解されるから・・・と。

 

「誤解じゃ無い。」

と、ジュニョン。

「お前はただの友達じゃない。俺には特別な友達だ。意味が分かるか?」

でも、ボクジュはきょっと~んとした表情。分かってません

で、ジュニョンはボクジュにkissしたのです。それがトップのシーンです

 

ボクジュ、パニーック

 

「バカだな。お前が好きだってことだ。友達じゃ無く、女として。」

お前が見えないと気になって、笑ってると嬉しくて泣いてると気持ちがどーにかなるようだし、これって好きってことだろ?

 

真っ直ぐなジュニョンの告白に、ボクジュはただただ驚いていました。

そして、戸惑っていました。何故、自分?・・・と。

ジェイを好きだったのも知ってるし、もしかしたら、片思いばかりしてるので同情して?・・・なんてね。

「説明できない。理由なんてない。ただ好きなだけなんだ。」

と、ジュニョン。

考えてみたら、昔から好きだったみたい・・・と続けました。

「お前が初恋だ。」

言った途端、ジュニョンは自分の言葉に照れちゃって

「はっ

ボクジュはこの一言だけ。

要するに、まだボクジュはそういう段階じゃないってことです。

ジュニョン、1カ月のお試し期間を設ける事を一方的に宣言。その後、返品するかどうか決めろ・・・と。

 

と言っても、ボクジュは不慣れな告白を受けた直後。

なかなかそれまでのように自然に振る舞う事が出来ません。

そんな時、ナニから電話が。寮で幽霊を見たと言うのです。怖いから来てくれと。

 

その頃、寮では、何人もの人が、白い服を来た女性が深夜ふわ~っと立ってるのを見ていましてね。

幽霊騒ぎは男子寮にも伝わっていました。

で、ナニが見ちゃったんですよ、その夜。

ボクジュは、寮に向かいました。

 

ジュニョンは直後にボクジュの財布を拾いました。

そして、中に挟めてあった『バケットリスト』を見たのです。

作戦開始ですよ、ジュニョン。

 

寮に行ったボクジュは、ナニから事の次第を聞かされました。

でも、ボクジュの頭の中は、ジュニョンの告白とkissのことでいっぱい

どんどん頬が真っ赤になっていくのが可愛いです。

 

寝られないボクジュが、水を飲もうと部屋から出た時、物音が。

不審に思って音のした方に行ってみると、そこにはなんと、シホが。

冷蔵庫の食べ物を無心に頬張っていました。ぼんやりとした目で、口の周りを汚したままで・・・。

幽霊の正体は、シホだったのです。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『力道妖精キム・ボクジュ』10話まで

2017-07-25 21:11:46 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                   

レビュー一覧は、こちらから。

 

今にも泣きだしそうなボクジュを見て、ジュニョンは控室に急ぎました。

誰もいません。

でも、柱の向こうに声を殺して泣くボクジュがいたのに気がついたのです。

声をかけるなんて出来ません。でも、何とかしようと思ったジュニョン。

その時、ドアの外に、ジェイが来たのが見えたのです。

ジェイは花束を渡そうと思ってやってきたのです。

ジュニョン、もう感情を抑える事は出来ませんでした。

ジェイを外に押し出し、激怒しました。なんで兄さんが応援する・・・と。

 

ジェイには、ジュニョンの怒る理由が分かりません。

「ボクジュの好きな人は兄さんだだからこそ肥満クリニックにも通ったし、嘘をついたと話した後も苦しんでた。あいつも女だ。不格好な姿を好きな人には見せたくない。だから帰れ。ボクジュはもう充分に傷ついてる。」

 

この日、部始まって以来の好成績を収める事ができたことで、ユン監督とチェコーチをはじめ、部員全員が大盛り上がりでした。

ボクジュの父は、店で打ち上げを開きました。

皆が大騒ぎしている中、ボクジュだけは自分の部屋に閉じこもっていました。泣けました。涙が止まりませんでした。

ジュニョンは、こっそりと店を覗きに来ました。でも、そこにボクジュの姿が無いのを見て、余計に心配になったのです。

 

この反響は大きく、部に、スポンサーが付く事になりました。

ボクジュは優勝したと言う事で、注目度は半端ありません。

でも、気が抜けたようなボクジュは、元気がありません。食欲もなく、ぼんやりとしています。

ジュニョンは有り金はたいてお菓子やソーセージを買って、ボクジュに食べさせようとしますが、全然効果はありません。

疲れたから寝る・・と寮に戻ったボクジュ。

そこに、ジェイから電話が入りました。今から会える?・・・とジェイ。

 

ジェイは、ジュニョンにボクジュが好きな人が自分だと言われ、これまでの事を思い起こしていました。

それで、自分が悪かった・・・と思ったのです。

ボクジュに謝りました。

「僕の所為で傷ついてほしくないんです。振り返ってみたら、僕は何も考えずに行動してて、軽率だったかと・・・。すまない。」

そんな事言われたら、ボクジュはますます恥ずかしくなりました。

ジェイに、これ以上気を遣わせたくないと、ボクジュは必死に言いました。

先生は悪くありません、自分が勝手に好きになっただけなんだから・・・。自分は大丈夫、気が変わりやすいタイプだから、すぐに忘れる・・・なんてね。

一生懸命でした。

よく泣かないで最後まで頑張れたよね、ボクジュ。

ジェイに背を向けて歩き出した時、ボクジュの目には涙がたまっていました。唇を噛んで、我慢していました。

 

ボクジュはジュニョンがジェイに自分が好きだと言う事を話したとすぐに分かりました。怒りが湧いてきました。

で、練習中のジュニョンを呼び出しました。

「先生にばらしたでしょ。」

私がどれほどみじめだったか分かる?私が好きになると、相手は困るんだ。気持ちに応えられなくて。

「出過ぎたまねをしないで

涙をためてボクジュは怒りをぶつけました。

「私が片思いに悩んでいるのがそんなに面白い

 

まさか・・・ですよ、ジュニョンは。

ただただ心配だったからです。

でも、ボクジュになじられ、つい、ジュニョンも口調をキツクしてしまいました。

「最近のお前は何だ。重量挙げがそんなに恥ずかしいのか?同じスポーツをする者としてお前をカッコ良いと思っていたけど、最近は全然カッコ良く無い。自分を恥じてるんだからな。」

ボクジュ、涙をぽろぽろこぼしながらジュニョンを睨みました。

ジュニョンも、言い捨てておいて、そのまま行ってしまいました。

 

ジュニョンは、ジェイに対して腹が立ちました。

「兄さんは自分の心の荷が降ろしたくて、謝ったんだろ

突然のジュニョンの怒りに、ジェイは説明しました。自分が大人としてもっと慎重に振る舞うべきだったと伝えたかったからだ・・・と。

「間違ったか?」

「ああ。ミスだ。兄さんに謝られたら、ボクジュはすっきりすると思うか?兄さんの思いやりが相手を傷つけることもある。」

そして、ジュニョンはこれまで心に秘めていた思いをぶちまけました。

「小さい頃から兄さんは過剰なほど優しかった。ボクが何をしても怒ったことがない。友達は羨ましがったが、俺は何だか悲しかった。本当の弟じゃないからか、この家で俺は客なんだと思った。悪気が無いのも、優しくしようと頑張ったのも分かる。だけど本当は怒られたかったし、よその兄貴のように殴られたかった。」

ジェイは初めて自分の行動の影響を知りました。

ジュニョン・・・重荷が少し降ろせたかな。

 

後日、兄弟は和解しました。

ジェイが、ジュニョンに本気で怒ったのです。・・・と言うか、怒ったと見せかけたのです。

その剣幕に驚いたジュニョンの顔が、幼かったねぇ。

「優しくしたら距離を感じるなんて思ってもみなかった。」

と、ジェイは言いました。そして、他人に関心を持たないジュニョンが一生懸命になるんだから、ボクジュは特別な友達か?・・・と聞きました。

ジュニョンもおそらく特別な友達だと思っているのでしょう。

でも、ボクジュに散々、関わるなと言われた後ですからね。もう、今後一切ボクジュには関わらないでおこうと心に決めました。

・・・無理だと思うけど

 

シホは、ストレスで体調を崩していました。

それを誤魔化しながら、練習を続けているのですが、ギソクとの交際も始めたようです。

おそらく、ジュニョンに突き放され、家族はばらばらという最悪の環境で、自分を真っ直ぐに愛してくれるギソクに頼りたかったのでしょう。

最初は、利用しようとしただけかもしれませんが、少しずつギソクの想いが沁みとおって来ているようです。

 

そんな時、ウェイトリフティング部で事件が起りました。

チェコーチが部の運営費を私的に流用したのです。

それが大学側にばれ、進退問題に発展したのです。

部員たちは皆ショックを受けました。ボクジュは特に・・・。

常日頃、母親のように姉のように自分を支えて来てくれたコーチです。人柄は良く分かっているつもりでした。心から信用していました。

なのに・・・です。

 

でもね、これには裏がありました。

流用したお金は、実はキャプテンのウンギが起こした事件の示談金だったのです。

ウンギは、結婚して子供が生まれたばかりでした。誰にもこの事は言わないでいたのですが、ある日、妻がタクシー運転手に散々暴言を吐かれ、脅すような事まで言われたのに激怒し、運転手を殴ってしまったのです。

ウンギに示談金を払う余裕はありませんでした。

警察から身元引受人としてチェコーチに連絡してきましてね。それで発覚したのです。

穏便に済ませないと、有望な選手であるウンギが逮捕となってしまいます。仕方なく・・・でした。

ウンギは、黙っていられず、ユン監督に事情を話しました。

ユン監督も悩みました。

有望選手ウンギの将来を潰すか、チェコーチを放り出すか・・・です。

チェコーチは、事情を公にはしませんでした。ウンギを守ったのです。

 

チェコーチは、大学から解雇されてしまいました。

 

この事が、ボクジュの心を完璧に折ってしまいました。

突然、姿を消したのです。

スポンサーとの約束も反故にしました。

 

ナニやソノクから事情を聞いたジュニョン。

関わらないで置こうと決めたんだから・・・と思いました。

でもね、やっぱり無理でした。必死に探したのです。

 

やっとやっとボクジュを見つけたジュニョン。

皆、どれほど心配したか分かってるのか・・・と怒鳴りました。

ボクジュが変です。

涙をためて言いました。

「ジュニョン・・・。私変なの。どこか壊れてる。何の意欲も湧かない。重量挙げもしたくないし、何だか眠い。全然気力が無い。胸が押し潰されそう。息が詰まりそうだし、ただ悲しいの。どうしよう。」

そんなボクジュ初めてです。

ジュニョン、何も言えませんでした。ただボクジュを見つめ、そっと抱きしめました。

ボクジュは、ジュニョンの胸の中で声をあげて泣きました。子供のように・・・。

ジュニョンの胸も不安で押し潰されそうな、そんな表情でした。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元気です♪(^_^;)

2017-07-25 18:10:23 | 家族関連

 

3歳差の兄と妹・・・。一応、妹です。

時々近況報告と共に、写真が送られて来ます。

最近は、良いですねぇ。写真だけじゃなく、動画も送れますからね。

 

予定外の水遊びでびしょびしょになってしまったぼん。

パンツを脱いだは良いけど、今度はそのパンツをどこかに落として来たらしい・・・

何故、ズボンを履かないのかは不明です

 

右は、激しくはいはいをするようになって、つかまり立ちもするようになったお嬢。なかなか寝返りをしないので、心配していましたが、一旦寝返りをしたかと思うと、あっという間に動きが活発になったようです。

それはそれで大変というか・・・。

今は、兄さんの邪魔ばかりしてるようです。

 

どんな兄妹になるんでしょうか。

楽しみでもあるし、怖いようでもあるし、やっぱり楽しみでもあるし・・・ですね

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『力道妖精キム・ボクジュ』9話まで

2017-07-25 12:05:08 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                  

レビュー一覧は、こちらから。

 

咄嗟にジュニョンが声をかけました。

「着いたら電話しろよ。」

留学前に自分の大学を案内する約束をしてたんだ・・・なんて、苦し紛れの言い訳。

でもね、ボクジュはもう嘘をつき続ける事は出来ませんでした。

この大学の学生で、重量挙げ部です。チェロ専攻も、留学も全部ウソでした・・・と。

「すみません、先生。」

それだけをやっとの事で言ったボクジュは、背を向けて歩きだしました。涙がこぼれました。ジェイの前で、よく我慢できたね、ボクジュやぁ。

 

ジェイは、決して怒ってはいませんでした。戸惑うばかりでした。

ジュニョンは、説明しました。

理由は?・・・と聞かれ、好きな人が出来たらしい・・・とだけ答えました。

 

ボクジュは今さらながら、恥ずかしい思いをしていました。

自分がついた嘘のせいで、こんな事になってしまって・・・。ジェイは自分を嘘つきだと思っただろうな・・・とね。

そうです。シホがあんな行動に出たのも、ボクジュの嘘があったからで。嘘さえなければ、シホもしなかったわけで・・・。

でも、シホはこれじゃ無くても、何かボクジュを痛い目に合わせようとしたでしょうけどね。

ボクジュは、この何ともやりきれない思いを忘れる為に、必死に練習しました。

でも、なかなかふっ切る事は出来ません。

 

ジュニョンに電話しました。自分が告白した後のジェイの気持ちが気になっていたのです。

ジュニョンは、無理やりテグォンに合コンに連れ出されていましたが、この電話を口実に、とっとと抜けだして来ました。

ジェイに説明したとジュニョン。ただ、好きな人が誰かまでは言って無い・・・と聞いて、ボクジュはほっとしました。

 

ジュニョンは、気分転換に、ボクジュをゲームセンターに誘い、その後お酒を飲みました。

ボクジュ、やっぱり気分が乱れてる所為か、まー悪酔いしまくり。

ジュニョンがねぇ、面倒見が良いんですよ、これが。なんだかんだと言いながらも、飲んだくれるボクジュを最後まで面倒みて、家まで送り届けてあげました。

 

シホに妹から連絡が入りました。

とうとう父親が家を出て地方に仕事で行ってしまったとか。

妹は、原因がシホなのに、何も手を打たないと怒っていました。そしてその後、、家を出てしまったのです。

妹が家を出たと母から連絡が入り、シホは夜の街を探しました。

見つけて連れ帰ろうとしたんですが、タクシーで逃げられてしまいました。・・・どうなったのかしらね。

シホは、もう何もかも嫌になっていました。

そんな時、声をかけて来たのが、水泳部でジュニョンと仲が悪いギソク。実はギソク、大学でシホを最初に見かけた時から、好きだったようですね。

近づきたいけど、シホに相手にされていない感じです。

だけど、この時は、ギソクでも良いから一緒にいてほしいと思ったのかもしれません。シホは一緒に遊ぶと言いました。

 

ジェイがアヨンを訪ねて大学に行きました。その時、偶然ボクジュと会いましてね。

アヨンは、ボクジュを食事に誘ったのです。

行きたくはないけど、断りきれなくて、渋々ついて行ったボクジュ。

そこにジュニョンも呼ばれてやって来ました。

ジュニョンは、そのメンバーを見て、すぐさまボクジュの心境を察しました。

 

アヨンはボクジュのことを、ジェイから聞いていました。

で、好きな人というのがジュニョンだと誤解してるんです。だから、二人をくっつけようとお膳立てしたつもりでいるんです。

遠慮なく、そして悪気なくボクジュにあれこれと質問するアヨン。

それをにこにこして見ているジェイ。

ボクジュはいたたまれない思いになりました。そして、それを見ているジュニョンも、心が痛みました。

どーにかその場をやり過ごし、ジェイとアヨンと別れた時、ボクジュはどんよりと落ち込んでしまっていました。

 

ジュニョンはそれを見て、何とかボクジュを励まそうと、ドライブに誘ったのです。

海に出かけた二人。

子供のように騒ぎ、ボクジュは気分が軽くなって行きました。

「あなたに何もかも知られた。」

と、ボクジュ。恥ずかしい事も、辛い事も、全てジュニョンは見ていましたからね。

ジュニョンは、初めてボクジュに自分の事を話しました。

小学生の頃、時々ボクジュの机にお菓子が置かれていたのは、自分がした事だった・・・とか。

そして、ジェイが従兄で、両親だと言っているのは、伯母と伯父だ・・・と。実母は再婚してカナダに行った・・・とね。

 

あまりにも思いがけない話に、ボクジュはジュニョンを憐れむような目で見ました。それをジュニョンは咎めました。

自分は幸せだったから・・・と。

「誰でも心の底には傷を抱えているもんだろ。その傷に向きあいながら生きて行けば、そのうち強くなれる。お前も大丈夫だ。」

うんうん・・・とボクジュは頷きました。

 

その日以来、ボクジュは練習にいっそう励み始めました。

そして、試合の日。

不安がるボクジュを、ジュニョンが励ましました。

 

そして、ボクジュの最後の試技になりました。

 

ボクジュは、自分にできる・・・と言い聞かせ、バーベルの前に立ちました。

その時、目に入って来たのは、なんと、ジェイの姿。花束を抱えたジェイが会場に入って来たのです。

一瞬躊躇したボクジュ。

でも、チェコーチの声に我に返り、バーベルを握ったのです。

そして、必死の力でそれを掲げました。

 

“重い鉄の塊を持ちあげるから、その瞬間血管が浮き上がって顔が真っ赤になるし、二重あごになってベルトから肉もはみ出す。好きな人には見せられない”

そう言っていたボクジュ。

だから、重量挙げの先輩も、恋人を試合会場に呼ぶ事はしないんだ・・・とボクジュはドライブに行った時、ジュニョンに説明しました。

それが頭を過ぎった事は確かです。

思わず自分の姿を隠すようなそぶりをしましたから。

でもね、次の瞬間、自分が積み上げて来た努力を、皆の期待を無にするようなことはしなかったのです。それは、ボクジュが初恋に別れを告げる意志表示でもあったでしょう。

 

その時会場に駆けこんで来たジュニョン。

一瞬、結果は?・・・とボクジュを見つめました。

壇上のボクジュはジェイを見ていました。その視線を追ったジュニョンは、ジェイを見つけたのです。

ボクジュが言っていた言葉を思い出しました。

きっと、ボクジュはジェイだけには見られたく無かっただろう・・・と。

 

壇上から下がる時、ボクジュは泣いていました。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『力道妖精キム・ボクジュ』8話まで

2017-07-25 07:53:02 | 韓国ドラマのエトセトラ

                      

レビュー一覧は、こちらから。

キョン・スジンさんって、以前からソン・イェジンさんに似てると思ってますが・・・。ますます似て来たように思います。

 

ボクジュは呆れてしまいました。そして次の瞬間、怒りが爆発です。

シホも、勝手な嫉妬心でした事を棚に挙げて、ボクジュに怒りをぶつけました。

この時のシホの目が怖い。上から見下げる感じのシチュエーションだったんですが、まー見開いた目が凄い迫力なんです。

それも、狂気が入り混じった感じですからね。

ボクジュも、負けずに怒りをぶつけましたが、自分勝手な思考に凝り固まったシホには、何を言っても無駄。

言い足りない風なシホがすがるのを、払いのけて部屋を出て行きました。

一緒に生活するなんてこと、出来そうにありませんよね。

取り残されたシホは、よりいっそう惨めになりました。

 

ボクジュは、ナニとソノクの部屋に居候することに。

ナニは、ボクジュから話を聞いて、激怒。ソノクは相変わらずすねてますけど、話しはちゃんと聞いてます。

 

ジュニョンは、ボクジュを呼び出しました。

何と言って謝ろうか、あれこれ考えていましたが・・・。まぁ、ボクジュもこの辺はちゃんとわきまえてて。

ジュニョンが事の発端ではあるけど、彼には責任は無いといえますからね。酷く責めたりはしませんでした。

 

シホには、引き続き不幸な事が起ります。

妹が訪ねて来たのです。両親の不仲が決定的になっていて、もう離婚間近に違いないと。どうすれば良いのかと泣きつかれたシホ。

何とかするから・・・と妹を抱きしめるしかありませんでした。

母を訪ねて自分が体操も大学も辞めると言ったのですが、母は許しませんでした。母は自分の人生をシホにかけていたんです。これまでの苦しみを考えると、今さら辞められたんじゃ・・・という言い分です。

シホは、ずっとそれが嫌だったのです。

母が過剰に自分に期待し、シホの人生に自分を重ね合わせていたことが・・・。

私の人生は、私のもの・・・と、シホは言いました。

だからと言って、体操を辞める事は出来ないシホでした。現実を考えたら、破滅すると分かっていても、突き進むしか無いんだと思ったからです。

 

ジュニョンは、カウンセリングの効果が、まだ出ていないと医師に報告しました。せんだっての試合でも、頭痛が起ったからです。

だけど、少しずつは治癒して来ているようです。

医師は、実母を探そうと思わなかったのかと問いました。

ジュニョンは、答えました。思わなかった・・・と。

実母が連絡を絶ったのは、何か事情があったからだろうし、愛情をかけて育ててくれた伯母と伯父に対して、悪いと思ったからです。

でも、医師は、そんな気持ち・・・実母に対する恨みや、伯母と伯父に対する感謝や申し訳ないと言う気持ちを爆発させる事が出来たら、トラウマから解放されるんじゃないかな・・・と言いました。

実は、今年もジュニョンに実母からだと偽って、クリスマスプレゼントが送られて来ていました。伯母たちが準備してくれたものだと分かっていました。だけど、ジュニョンは気付いてないフリをして、彼らの前では喜んで見せたのです。その気遣いも、彼にとっては負担となっているのです。

 

ソノクとの関係は、元通りになりました。

ソノクとボクジュ、そしてナニは、心を全てさらけ出して話し合ったのです。

親友でも、自分の行動が恥ずかしかったから、話せなかったと正直にボクジュは言いました。

ソノクは、ずっと実家がラブホテルだということを言えずに、事業をしている・・・とだけ説明して来てました。それを打ち明けたのです。

皆少しずつ心の中に秘密を持ってるんだけど、それを口にする事が出来て、3人の絆はより一層強く結ばれました。

 

ボクジュは、悩んでいましたが、ようやくジェイに電話する事が出来ました。

でも、話の辻褄を合せるため、ドイツにチェロで留学することになった・・・と言ってしまいました。だから、クリニックに通えなくなったと。

ジェイはそれを信じました。

ところがですよ。

事は意外な方向からばれてしまったのです。

 

練習中に腰を痛めたボクジュは大学の医務室に。

そこにはジェイの友人アヨンが勤務しています。

アヨンは、ジェイのことを好きみたいですが、ジェイは仲の良い友人としか考えていません。

ジェイの母・・・ジュニョンの伯母は、適齢期の息子ゆえ、常に良い縁を考えてて。アヨンは最適だと気に入っているのです。

ジェイとすると、誰でも年頃の女性とみると、自分の相手に・・・と考えてしまう母を、困ったもんだと思ってて、アヨンにも気まずい思いをさせてしまうと気にしています。

アヨンとすると、敢えてそう言う事を謝るジェイのやり方が気に入らないわけです。謝られるということは、自分は完全に対象外だと言う事ですからね。

 

ボクジュの腰の手当てをしている時、ジェイが母から持たされた料理を届けに来たのです。

それを知ったジュニョンが、まずいってんで、テグォンに緊急に指示をして、ボクジュに知らせてもらいました。

連絡を受けたボクジュが医務室から逃げ出そうとしたんだけど、時既に遅し。ジェイとアヨンがやって来ちゃった・・・。

だけど、この時は、駆け付けたジュニョンのお陰もあって、どーにか顔を合わさずに切り抜けました。

 

ところが、ほっとしたボクジュが医務室を出て、練習場に向かう時、忘れ物をしたジェイが引き返してきちゃったよ~っ

「ボクジュssi。」

と呼ばれ、振り向いたボクジュ。

目の前にはジェイが・・・。

ジュニョンが阻止しようと駆けつけたんだけど、彼が見たのは、二人が立ち尽くしてる現場でした。

あいやぁ・・・。

ボクジュの表情が、混乱を表しています。

 

それにしても、ボクジュの食べっぷりが素晴らしい

ジュニョンとボクジュのシーンは、思わず笑っちゃうことが多いです。

この明るさが私は好きです。

そして、対照的な、ボクジュの泣き方も。ジェイに、クリニックに通えなくなったと、電話する時の演技が、とても自然でこちらもじんわりと泣けそうでした。こみ上げてくる思いを必死に堪えて、電話口では泣かないと我慢するボクジュ。

切った後、堪え切れなくて、でもこんな事で泣いてしまう自分が情けなくて・・・という表情がとてもうまいと私は思いました。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする