まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『シグナル』12話まで

2016-11-22 17:24:28 | 韓国ドラマのエトセトラ
シグナル OST (2CD) (tvN TVドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
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レビュー一覧は、こちらから。

 

アン係長、まだ息がありました。

無線機で、ジェハンの声を聞いた・・・と。

一度、通信可能になった時があったので、呼びかけたけど何の応答も無かった・・・と、ジェハンが言ってたことがありました。へヨンが無線機を捨てて、それをアン係長が拾って保管していた間の話です。

アン係長が聞いていたんですね。

自分が殺した人からの無線なんて、そりゃぁ驚き恐怖にかられますよね。

だから、へヨンの事をさらに調べるようになったのでしょう。

で、確認しに行ったんだとか。やはりあそこにあった・・・石階段の下に・・・と。

「俺がイ・ジェハンを殺した。」

とうとうアン係長が自白しました。

後悔してる、もし、ジェハンが生きているのなら、仕方が無かったんだと伝えてくれ、すべての始まりはインジュだった・・・それがアン係長の最期の言葉でした。

 

通報したへヨンは、第一発見者であり、他に目撃者もいなくて証拠も見つからない今、有力な容疑者です。

へヨンがアン係長から聞いた事を全部語らなかった為、疑いは増すばかりです。

こうなると、以前、無線機の事で睨みあってたところを同僚に目撃された事も不利な証拠となってしまいました。

へヨンは、アン係長と会った理由を、インジュ市女子高生集団暴行事件の事で話があるからと呼び出されたと証言。

事件は偽装だった・・・というアン係長の言葉を話しました。

その瞬間、キム局長の顔がこわばりました。でも、それ以上の情報は得られていないと知ると、俄然気を取り直して捜査員たちに発破をかけました。仲間が無残に殺されたんだぞ何としても捕まえろ・・・と。

 

へヨンが容疑者だと言う事で、未解決事件チームは捜査から外されました。

情報は一切入って来ません。

 

こうなると、へヨンへの疑いを増すような証拠や証言がざらざら出てくるんですよね。

以前、アン係長との関係を疑った男が、へヨンがアン係長の事をしつこく聞いて行ったと言うし・・・。

チャ刑事は、勿論、無実を信じています。

へヨンが肝心な話をしていないと踏んだチャ刑事は、直接へヨンに問いただしました。

 

へヨンは、唯一信じられるのがチャ刑事だと思っているので、これまで自分が調べて来た事を打ち明けました。

まずは、ジェハンの収賄事件が仕組まれた事だということ。

アン係長と、キム・ソンボムと言う男が共謀したらしい。と言う事は、警察組織も関与していたと考えられる。

証拠は無いが、アン係長が殺されたと言う事で確信した。

そして、アン係長は収賄事件に加担せざるを得ない状況にあった。なぜなら、ジェハンを殺したから・・・。

 

チャ刑事は、思いもよらない衝撃的な事実に、動揺が隠せませんでした。

「全てはインジュから始まった。」

と、アン係長は言っていました。

ジェハンも、アン係長も口封じに殺されたんだ・・・とへヨンは言いました。

 

ジェハンは地道に捜査を続けていました。

生徒会幹部の7人に目標を定め、調べ始めたのをキム局長と管轄署の担当刑事は知りまして、焦りました。

ジェハンの能力を知ってるキム局長は、とにかく真実にたどり着かせてはいけないと手をまわしました。

幹部の生徒を、インジュから遠ざけたのです。家族旅行とかなんとか口実を作って。

でもね、ジェハンは一番後悔していると思われる生徒を確保したのです。アン係長が逃がそうとしていたその時、間に合ったのです。

怯えてなかなか口を開かない生徒に、ジェハンは根気強く話しかけました。

病院にお見舞いに行ったのは、その生徒でした。ソヌではなかったのね、勘違いでした

 

供述を始めたその生徒イ・ドンジンが、パク・ソヌという名前を出したのです。

犯行に加わったと言うのではなく、被害者の女子生徒と初めて話したのが、ソヌが連れて来た時だと言ったのです。

ソヌは、女子生徒に勉強を教えるために、部屋を貸してほしいとドンジンに頼みに来たのです。

そこまで話し、肝心な話をし始めようとした時、ドンジンの父親が乗り込んできて、連れて帰ってしまったのです。未成年だということで、何かと制約があります。

 

結局、その後、雲行きが変わりました。

ソヌの名前が出た事で、主犯はソヌだと7人全員が口裏合わせたように証言し始めたのです。

ソヌは、お金も無くコネもない普通の学生です。7人の幹部生徒は皆地元で最大の企業の関係者でした。

 

ソヌは、突然連行されました。へヨンの目の前で。

そして、幼かったへヨンは、事件の詳細を知らされないまま、父と家を出る事になったのです。

両親は離婚し、へヨンは父に育てられることになり、母と兄がインジュに残ったのです。

兄が少年院を出たと聞き、へヨンは実家を訪ねました。

そこで、自殺している兄を発見したのです。

 

その後、何年も経った頃、兄が逮捕された理由を知る事になりました。

不良少年の一人が、事件当日兄と被害者が一緒にバスに乗っているところを見たと証言していたのです。

でも、へヨンは知っていました。その不良少年が、その日、自宅近くでカツ挙げしてるのを目撃していて、決してバスを見かけるなんて出来ない事を。

その不良少年を訪ねたへヨンは、警察で証言しろと掴みかかりました。

そしたら、馬鹿にしたように笑いながら言ったのです。

「警察に頼まれて証言したんだ。」

そして、金もコネもないから潰しやすいからソヌだったんだ・・・とね。

 

それらの話を、へヨンはチャ刑事に話しました。

へヨンの部屋のたくさんの資料を見たチャ刑事は、へヨンの信念の強さ、思いの深さを知りました。

そしてこれまでへヨンが上司に対しても反抗的で、自分の考えを主張する理由も、警察への不信感ゆえだと気付いたでしょう。

へヨンは、当時事件の捜査に加わっていた捜査官から話を聞きたいと言いました。

チャ刑事が、代わりに聞きに行きました。

 

ジェハンは、この偽装工作に気付きました。

ちょっとした証言から、警察で証言した人も、そして少年たちも、全て仕組まれてした事だと気付いたのです。

それは警察が関与していないとできない事ばかりでした。

流石に驚いたジェハンは、親しい同僚刑事を問い詰めました。

最初は否定していたのですが、次々と証拠を突きつけられて、同僚刑事ももう申し開きができなくなったのです。

やはりお金でした。

絶望したジェハンでした。

 

キム局長に噛みついたジェハン。

でもね、そこで打ちのめされる事が。

被害者の少女が、ソヌが主犯だと証言したのです。ためらっている事は明白でした。

でも、最後に振り絞るように泣きながらソヌの名前を出したのです。

四面楚歌ってこういうこと?どうあがこうと、警察が包囲網を巡らせていたのではどう仕様もありません。

ジェハン、今度こそ本当に絶望した表情でした。

 

チャ刑事は、ジェハンが問い詰めた元同僚を訪ねて行きました。

この人物は事件直後に退職していました。自責の念が強かったってことでしょうか。

事件に関して、何も言わない元同僚。

ジェハンを殺したのがアン係長だと告げると、流石に動揺しましたが、それでもやはり何も言いませんでした。

「ジェハンはあの事件を諦めなかった。」

と、一言だけ。

 

へヨンは、キム・ソンボムと言う男の車が、アン係長殺害事件の時、すれ違った・・・と思いだしました。

目立つアクセサリーを車につけていたんですね。

で、キム・ソンボムと言う人物をプロファイルしたへヨン。

人を信じ無いたちなので、アン係長と何らかの密約をしたら、その証拠を必ず残して置く筈。

そう思ったへヨンは、チャ刑事と共に、所有しているものの、全く使用していない家がある事を突き止め、侵入しました。

家の中には何も見つかりませんでした。

でもね、外に出た時、アン係長の言葉を思い出したのです。

“確認しに行ったら、あった、石階段の下に・・・”

すぐにアン係長の足取りを調べてもらうと、やはりここに来ている事が判明。

 

掘ってみると・・・。遺体、右肩に手術の痕の残る骨。

そして、ジェハンの身分証が出て来たのです。チャ刑事が見つけました。

腰を抜かしたように座り込むチャ刑事、そしてへヨン。

 

泣けましたわ、ここで。

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