アバウトタイム~止めたい時間~ DVD-BOX1 | |
イ・サンユン,イ・ソンギョン,イム・セミ,キム・ドンジュン,ハン・スンヨン | |
エスピーオー |
レビュー一覧は、こちらから。
なんと・・・ソニョのメールは嘘でした。
生前葬をしていたのです。
忙しい世の中、生前葬をすると言っても、集まる人は少ないと思ったソニョ。だから、敢えて皆を騙したのです。
ミカもドハもほっとしました。
ミカはドハを送り出し、一人ソニョの家に残りました。
そこで、ソニョは初めて自分にも寿命時計が見えるとミカに告白したのです。
自分以外にもそういう人がいるなんて、ミカは考えた事がありませんでした。それがよりによってソニョだったなんて・・・。
実は、ソニョ、ミカが自分と同じだと気づいたからこそ、お見舞いアルバイトを依頼したのです。
昔、ソニョはミカと同じ経験をしていました。
自分の寿命が愛していた人に流れていくのを見たのです。
一度も時計が間違った事は無いと、ソニョは言いました。だから、このまま彼に自分の時間を奪われたらどうなるのか、こわかった・・・と。
逃げ出したわ・・・と、ソニョは言いました。
その人がどうなったかは知らないけど、死んだとおもう・・・と。
ミカの時計は、今、止まっていました。
ドハと別れてから、止まったままのようです。
どうして止まったり動いたりするのか、ミカは勿論、ソニョにもわかりませんでした。
ドハは、ミカの部屋におかれていたアヒルのぬいぐるみの口の中のメモを見つけました。
一通かと思ったら、何通もありました。
ミカは、その時々の思いをメモに書き、アヒルの口の中に保存してきたようです。
すべて読んだドハは、ミカの心を知りました。ただ、肝心なわかれなくてはいけない理由は書いてありませんでした。
スボンは、ドハに何も言わずに結婚への準備を進めていました。
両家の顔合わせをドハ父に相談しに行き、そこで、ドハに念を押すよう頼みました。
しおらしい態度を取ってはいましたが、ドハ父にそれとなくプレッシャーをかけていました。なかなかのやり手だと改めて感じました。
ドハ父は、顔合わせの時に、またドハが結婚しないと言い出すんじゃないかと不安で・・・と、スボンが言うと、取り越し苦労だとスルーしようとしたのですが、スボンの雰囲気はそうできないモノでしてね。
思わず姿勢を正してスボンに約束しましたよ、ドハを呼び出して言い聞かせると。
ドハ父にプレッシャーを与えるなんて、ホント、なかなかですわ。
ドハは、ソンヒを呼び出しました。
ソンヒなら、ミカの事情を知っていると踏んだのです。
でも、ソンヒはミカとの約束がありましたし、自分の立場をちゃんとわきまえていますから、余計な事は言いません。
だけど、一つだけ、“ミカはドハを本当に愛している。だから別れを決めたのはドハのためだ”と言ったのです。
近づいてもミカに悪いことは起きない・・・と。
行き詰まっているジェユたち。
ジェユは残りの曲を一生懸命つくっていました。
ミカの主役の解釈が参考になりました。
そしてやっと出来上がった曲を、ミカに歌わせてみたジェユ。
音楽助監督も一緒に聞き、満足しました。
初見できちんと主役の感情をつかんで歌ったミカに、ジェユも満足しました。
そこにドハが現れました。ミカを強引に連れ出しました。
そして聞きました、俺の時計はどこだ?・・・と。
残り時間は?と、ドハ。
これまで誰にも言った事はないとミカ。
言わないと手を離さないとドハが言うので、仕方なくミカは答えました。
「60年333日・・・。」
君の時計は残り80日ほどだと言ってたな・・・と、ドハ。
どこまでが真実でどこからが嘘なんだ?隠していることは?
質問をぶつけるドハに、あなただけが辛いんじゃない!・・・とミカが言いました。
家に来るよう言っても来ないドハに、しびれをきらしてドハ父が会社にやって来ました。
スボンとの結婚で二人は対立。
その陰にミカの事があるのなら、ジュナと同じようにしてもよいんだぞと脅す父。
あの時のように子供では無いと言うドハ。
平行線です。
ドハは、スボンにも直接再度断りましたが、こちらも一切聞き入れません。
スボンは、ドハがMKや父を捨てても構わないのです。
ドハと言う存在を手に入れたいのですから。
四面楚歌状態のドハです。
ジェユは、MKの縛りから離れて自力でミュージカルを上演しようと考えました。
で、小劇場での公演を思い付いたのです。
クォリティを落とす事はしないし、彼自身のネームバリューで客席数が少ないほどチケットの価値は上がると踏んでいます。
チェPDに、主役も決めたと言いました。協力してほしい・・・と。
ドハは、ミカが何を隠しているのかが気になっていました。
ソニョなら・・・と、聞きに行きましたが、ソンヒと同じ事しか話してはくれませんでした。
ミカは、ドハを心から愛しているということ、そして、だからこそ別れを決意したということ。
ドハは、もう、直接ミカを問いただす事しか無いと思いました。
で、呼び出したのです。出てくるまで待つと言って。
ドハは、これまでに知った事をミカにぶつけました。
二人が一緒にいると、ミカの寿命が縮まるのではなく、俺に何かあるからだ・・・そうだろ?もう、80日も残ってないんだろ?俺を遠ざけてどうするつもりなんだ?
「仕方ないでしょ!」
そう言ったミカ。一気に話してしまいました。
ドハの時間を奪って長生きしろと?・・・と。
全てを知ったドハ。
ミカを抱き締めました。
ミカが居なければ生きていけないんだから、自分の寿命など・・・。