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ハン議員が到着した時、そこに残されていたのは、真犯人の遺体、そして手下たち。
いったい何が起ったのか、彼には理解できませんでした。
でも、自分に関わりのあるモノは全て持ち去ることは忘れませんでした。
チョルに書いたメモ、そして、真犯人の車のトランクにあったタブレットも・・・。
なんと、真犯人は現実の世界のタブレットを壊させ、ちゃんと代わりのモノを描かせていたのです。こんな役に立つもの、手放せませんわな。
現実の世界では、ソンムが顔を取り戻し、正気に戻っていました。真犯人が死んだからですね。
顔を失って操られていた時の記憶も残っていました。真犯人として娘ヨンジュに相対した記憶です。
助けてくれと哀願する娘に向かって銃を放った事も・・・。
スボンと共に現場に向かったソンム。勿論、現実の世界の・・・。
そして、そこでヨンジュが発見された事を知り、病院に向かいました。
ところが、そこで聞いたのは、危険な状態にあったヨンジュが“夫”と共に姿を消してしまったという事・・・。
へなへなと座り込んでしまったソンムでした。
警察に事情説明が出来ないチョルは、ヨンジュが危篤状態で助かる可能性が低いと聞き、漫画の世界に連れていったのです。
自分の姿も消えようとしていましたし・・・。
え~っと、これは何故?
チョルの存在理由は、真犯人を捕まえる事だったんじゃなかったっけ?それが叶ったのに・・・消えるの
ソンムはショックを受け、全てを忘れたいと、お酒を飲みました。
自分の所為だ・・・と感じたのでしょう。タブレットがあれば・・・と思ったでしょうね。
でも、眠る事は出来ませんでした。
そこにチョルが来ました。
ソンムが元の姿に戻っていることを確認し、事情を話ました。
この現実の世界で死んでしまったら、もう取り返しは付かないわけで・・・。だから、漫画の世界に連れて行ったと言いました。
ヨンジュは、ほんの一瞬意識が戻り、チョルを見て、息を引き取った・・・。そう告げました。
ソンムは崩れ落ちるように座り込みました。
薬とお酒を同時に摂取した事で体調を崩したソンムは、入院しました。
ショックは癒えず、ソンムは発作的に屋上に駆け上がり、飛び降りようとしました。
寸前で、チョルが引き留めて、無事でしたが。
「あんたにはやるべき事がある。」
チョルはそう言いました。
ヨンジュはチョルと結婚して漫画のキャラクターになった。だから、漫画の世界では血も流すし、撃たれれば死ぬ。でも、復活させる事もできる・・・とチョル。
だからこそ、チョルは連れて行ったのですから。
「まだ終わりじゃない。俺は諦めない。絶対に生き返らせる。」
ヨンジュは自分の唯一の家族だ・・・と言いました。設定されていない自分で選んだ運命、初めて自分の意志で選んだ家族だ・・・と。ヨンジュは自分にとって特別なんだと。
「ヨンジュは、俺があんたらと同じ人間だと言う証なんだ。だから彼女を救って幸せに暮らす。絶対に引き下がらない。今度こそ逆転勝利してみせる。そしてその結末は絶対にハッピーエンドなんだ。」
チョルはソンムをおぶって病室に連れ帰りました。
ふと気づいて言いました。
「先生の人生も俺には大切だ。神だからじゃない、妻の父親だから。先生ももう俺の家族だ。認めないだろうけど。」
チョルは漫画の世界に行きました。
彼はタブレットの存在を確信していたのです。真犯人が手放す筈は無いと。
ソンムも思い出しました。タブレットを描いた事を。車のトランクに入れたことも。
後から現場に来たハン議員が持ち去っていたのです。
ハン議員の事務所に移動したチョル。
ところが、机の上にあったのは偽物。それに気がついた瞬間、後頭部を殴られて何かの薬を注射され、チョルは意識を失ったのです。
ハン議員でした。
彼はタブレットをあれこれ操作しているうち、秘密に気付いたのです。
真犯人とチョルが争った理由はこれだと思いました。
でも、タブレットがどうしてこんな能力を持っているのか、どうしてこんなものが存在しているかが理解できませんでした。
これまで、チョルやヨンジュ、真犯人が理解不能な出現の仕方をしたこと、タブレットの意味、それをチョルに吐かせようとするハン議員。
殴りまくりましたよ~っ
血だらけのチョル。死にそうです。
でもこのような状況にあっても、チョルは打開策を考えていました。
で、ハン議員に告げたのです。
ヨンジュが死に、生き返らせるためにその持ち主であるソンムに描いて貰おうと思って、タブレットを取りに来た・・・と。
病院に持って行って、オ・ソンムという人物に描いてもらう事で、妻はヨンジュは生き返るんだ・・・とね。
信じられないハン議員。
そりゃそーでしょ。普通は信じられないわな。
部下をペントハウスに向かわせ、ヨンジュがついさっき死んだ事を確認させました。
それでもチョルの言う事を信じられないハン議員。
「確認すれば良いだろう。」
と、チョルは言いました。
ソンムに描かせ、ヨンジュが生き返るかどうか・・・。
ハン議員はタブレットを持って病院に向かいました。
そして、チョルは時間を見計らって、現実の世界のスボンに話しかけたのです。
「パク・スボンSSI。物が届く。受け取ってくれ。」
あらかじめ、スボンには何か連絡すると言い置いていました。だから、漫画が更新されるのをスボンは待っていたのです。
“物”はタブレットなのか?・・・と、スボンとソンムは病室で悩んでいました。何が起るのか、分かりませんからね。
そしたらなんと、そこにタブレットを持ったハン議員が出現したじゃありませんか
チョルは、台詞を言った瞬間、漫画の世界から現実の世界に引き戻されていました。
画面の隅に“つづく”の文字が出ていました。
現実の世界でいるチョルは、登場人物をこっちの世界に呼べるわけで。
呼んだのです、ハン議員を。タブレットと共に。
驚き戸惑うハン議員から、タブレットを奪ったスボン。
当然、取っ組み合いになりましたよ。でも、ソンムも加勢し、ハン議員を殴りました。
倒れたハン議員は、次の瞬間、又漫画の世界に戻ったのです。
すぐに絵を描き始めたソンム。
でも、彼の手も消えそうになってます。チョルの家族となって、漫画のキャラクターになってしまったから?
それでも、ソンムは必死に漫画を描き、ヨンジュは漫画の世界で生き返ったのです。
ヨンジュは現実の世界に戻りました。
えーと・・・これはどうやったのかしら、現実の世界の人間は1話が終わると現実世界に戻るんだっけ?
あ~本当に細かい事を考え始めたら悩んでしまいます。
肝心のチョルは、また漫画の世界に戻ってしまったようです。
現実の世界で血だらけで発見されたチョルなんですが、ホテルに行きたい・・・と発見者に告げ、発見者が救急車を呼んでる隙に、いなくなってしまったんだそうです。
ヨンジュはチョルがホテルに向かったと思いました。
詳細を知るために、ヨンジュはネットで漫画を読みました。
チョルが酷い暴行を受けた事を知りました。ただ自分を生き返らせたいがために・・・。
チョルはホテルに来る・・・そう思って、ヨンジュはホテルの玄関で待ちました。
ところが、突然天候が変わったかと思うと、ソヒが、ソヒが現れたのです。漫画の世界にいつの間にか来ていたということです。
そして、画面の隅に文字が現れました。
“最終回”・・・という。
何どーなった
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