まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『胸部外科』8話まで

2020-06-30 23:08:43 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

テス母のお葬式が執り行われました。

同僚たちは仕事の合間に駆け付けました。

テスに何と言ってよいか、皆言葉に詰まりました。

ソッカンの選択、これが良かったのか、悪かったのか、皆結論は出ません。

ただ、記者会見だけは納得できないと、イ麻酔科教授は言いました。

行うにしても、今じゃないだろうと。テス母の手術が終わってからするべきだったんじゃ?と。手柄が欲しかったのか?・・・とね。

とにかく、堂々巡りの会話にしかなりませんでした。

 

ソッカンも、お葬式に来ました。

でも、入れませんでした。

カン看護師が声をかけましたが、ソッカンは結局そのまま帰って行きました。

 

ソッカンはヒョニルに呼ばれていたのです。

ヒョニルは、ヒョンモクと理事長を争っていた時の手術に疑念を抱いていました。ヒョンモクの手が震えるのを知っていた彼は、手術が成功したのが信じられなかったのです。

その時初めてソッカンの存在を知ったようですね。

そして、ソッカンがヒョンモクの代わりに執刀したのではないかと疑ったわけです。

だから、ヒョンモクとソッカンは手を組んでいると思ってきました。

なのに、救急センターでのソッカンの言葉。

それを知らされた時、二人の間に何かあると気付いたのです。それは、ユビンの死と関係があるのでは?と。

でも、ソッカンはそれを否定しました。

スヨンの方が、その時も今回も緊急だっただけだと。

 

ヒョニルはこの機会にソッカンをテサン病院から追い出そうと考えていました。

でも、ソッカンは言いました。

「理事長は絶対私を追い出せません。私が必要になる筈です。」

自信満々な言い方です。

ソッカンが変わっていきます。

 

スヨンの意識が戻りました。

ソッカンは周囲にヒョンモクの死は当分教えないよう言っていましたが、アン・ジナが話してしまいました。ま、口留めを知らなかったのかな?いえ、親友に嘘はつけないと思ったのかもね。

スヨンも薄々勘づいていたようですし。あの事故の状態、自分の状態を考えると・・・って。

 

こうなると、スヨンの治療をどの科が受け持つかでちょっとした争いになってしまうんです。

と言うのは、今現在院長の座が空いてるわけで。

それを狙って、ク・ヒドンとイ企画調整室長とで小競り合いが起こりましてね。

スヨンをきちんと回復させることも、自分を有利にしてくれる条件の一つだと考えたわけです。

ク・ヒドンは、ドンジュンに絶対に胸部外科から出すなと命令し、イ企画調整室長はアン・ジナに胸部内科に転科させろと命令したわけです。

結局、間を取って、手術をした胸部外科の病棟に入れたままで、胸部内科が薬等の処方をするという案で手を撃ちました。

 

スヨンは、心臓移植したことにも気づきました。

心臓の鼓動が以前とは違うと感じたのです。処方される薬も、それ用のものでしたし。

となると、その心臓はどこから?と思いますよね。

スヨンはすぐに察しました。テス母の待ってた心臓だと。

アン・ジナを問いただし、全てを知りました。

泣きました。また誰かの命を奪ってしまい、自分だけが生き延びてしまったと。

 

ソッカンが、ジナからその報告を受け、病室に来ました。

スヨンは尋ねました。何故移殖をしたんですか?何故助けたんですか?何故また私を?

「君を助けたかったわけじゃない。医者だからだ。ユビンを失っても君を見殺しに出来なかった。だから優先したんだ。」

「私を恨むなり自分を責めるなり好きにしろ。だが今回が最後だ。二度と君を助けることはない。」

 

ヒョニルがスヨンの病室に来ました。

表面的には、スヨンが生き残った事を喜んで見せました。

でも、探るように、何があったんだと聞きました。スヨンが何かをヒョンモクから聞いていないか、何かに気づいていないか、不安だったのです。

でも、スヨンは何も知らないと言いました。

嘘です。

何かを決心してるようですね、スヨン。父の仇を討とうとしてるのかしら?

そのため、何も知らないフリをしているのです。

 

1年が経ちました。

スヨンはすっかり回復し、バリバリ働いています。

ホント、バリバリ。

まるでパク・テスだと周囲は噂しています。

でも、父を失った悲しみ、テス母から心臓を奪ってしまった罪悪感を抱いていることを周囲は気づいています。

忘れるために、気を紛らわせるために、必死に仕事をしているんだと思っていました。

 

ソッカンは急患を診なくなっていました。

やっぱり変わってしまったと周囲は噂しています。

 

ソッカンは、今、胎児の心臓手術を行おうとしていました。

産婦人科と小児科と協力して。

流石に困難な手術で、国内初ということになります。

初と言う事で、ヒョニルは乗り気になりますが、スヨンやク・ヒドンは反対しました。

危険すぎると。

互いに意見が対立する中、ヒョニルはライブ手術をしようと言い出しました。

そして、スヨンに助手に入れと言ったのです。

話題性があるからと。

おいおい・・・

 

流石に万が一の事が起こった時、どーするんだと、会議の席上、どよめきました。

ヒョニルは、もう決定事項ととらえています。

それは、失敗した場合の責任はテサン病院ではなく、ソッカンが負うと考えているからです。

ソッカンもそのつもりのようで。

そして、成功した暁にはお願いがあると言いました。ヒョニルはその条件をのみました。

 

テスの消息はつかめないままでした。

スヨンをはじめ、同僚たちは、皆テスとウジンの行方を探していましたが。

 

理事長のヒョニルの意見なので、ほぼ決定事項として、詳細な会議が持たれました。

その途中、急患の知らせが飛び込んで来ました。

が、ソッカンは会議中と言う理由で断るよう指示したのです。

私が行きます・・・と、スヨンが立ち上がりました。

でも、その時、すでに別の病院に搬送されたと分かりました。

 

テスとウジンがいる病院でした。

二人は、ただひたすら患者の治療に当たっていました。

睡眠時間を削ってでも、目の前に患者がいる限り、対処していたのです。

 

また新しい患者が運ばれて来ました。

ところが、その患者の血液型はRhマイナス。その病院にはその型の血液の在庫はありませんでした。

周辺の病院にもありませんでした。

遠くの病院から取り寄せるには時間がかかりすぎます。

手術が必要なのに、血液が無いのです。血液無しで手術は困難でした。

でも、テスは踏み切ったのです。

母一人子一人の家族で、母親が患者、幼い少年が保護者でした。

まるで自分と同じように見えたのでしょうね、テスには。

 

手術は困難を極めました。

途中で、動脈瘤が破裂。大出血が起こってしまいました。

必死に対処するテスとウジン。

やっぱり輸血は必要でした。

患者が心停止になってしまいました。

もうダメだと思った時、救世主が。

スヨンです。

Rhマイナスの血液を持って来たのです。


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『胸部外科』7話まで

2020-06-30 13:02:58 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

テス母に行く筈だった心臓が、スヨンに行った理由。

それはソッカンの権力欲の目覚めが理由ではありませんでした。

てっきり私はそうかと思いましたよ・・・

そこには、真摯な態度で医者を続けて来たソッカンの葛藤があったのです。

 

いざ、テス母に麻酔を・・・となった時、スヨンの体調悪化が伝えられました。

テス母より先に手を打たないと、死んでしまうと言う状況だったのです。

テス母に待機をお願いし、スヨンの手術を始めたソッカン。

ところが、あまりにもスヨンの心臓の状態が悪い事が分かったのです。

どうすればいい?とソン医師が呟いた時、ク・ドンジュンが事も無げに言いました。

「心臓移植しかないですね。」

どこに心臓があるっていうんだ?と、ソン医師。

言ったドンジュンも、事の重大さに気づき、口をつぐみました。

誰もが、その瞬間、テス母が受ける筈だった心臓を思い浮かべたでしょうね。

 

ソッカン、怒りがこみ上げて来ました。

何故、このタイミングなんだと思ったでしょうね。

自分が命の選択をしなくてはいけないのですから。

その時、テスたちが事故に遭ったと言う知らせがウジンから入りました。

 

ソッカン決断しました。

今、死にそうなのは、スヨンだと言うのが理由だったようです。

テス母に麻酔をかけようとしていたイ教授を止めました。

そして、テス母に正直に全てを説明。

優しいテス母が、心臓を譲るのは予想できました。

しかし、残念な思いが無いわけじゃありません。何より、テスががっくりするのが辛かったでしょう。

それでも、テス母はスヨンに心臓を・・・と了承したのです。

スタッフは、皆、なんとも言えない表情で見守っていました。

何が間違っているのか、正しいのか、判断出来ないですよね、この場合。

 

しかし、テスはそう簡単に納得できるわけはありませんでした。

手術室に駆け込んで、ソッカンに詰め寄りました。

同意してくれた・・・とソッカンは言いましたが、許せないし、受け入れられません。

ドナーが現れるまで手を尽くす、待とうとソッカンは言いました。

でも、現れる保証はありません。

 

テス母は息子の怪我を見て、そちらを心配しました。

なぜ同意したんだ・・・とテス。

「あの先生の方が急を要する状況だったわ。私は息子の顔も見れるし、話も出来る。息子が医者なんだから、それくらい待たなきゃ。」

 

心臓は、スヨンに移殖されました。

 

ヒョニルはヒョンモクを殺すつもりは全くありませんでした。

ただ、理事会に出席できないようにしてくれればと思ったのです。

誰かにそう依頼していました。

勿論、スヨンまでこんなことになろうとは・・・。罪悪感が彼を襲っていました。

でも、ほっとしたのも確かでしょう。自分の思う通りの病院経営が出来ますからね。

そのためには、スヨンにも死んでほしかったでしょう。

 

手術の後、ソッカンはテスにきちんと事の次第を話しました。

どうしてですか?とテス。

「救急救命室で理事長に暴言を吐いていたのに。」

多くを望んでいるのではありません。心臓を盗んでくれと頼んでいません。順番が来たから必ず救ってくれと頼んだだけです。何故母だけ待たなければいけないんですか?

「ドナーが現れなかったら?」

「その時は、私の心臓を持っていけ。本当にすまない。」

そう言われたら、黙るしかないですよね、テスも。

 

ウジンやムン・スンジェは、テスの気持ちを考えると、どこに怒りをぶつければよいのか、分かりませんでした。

ク・ヒドンは、ここでも息子ドンジュンのために今後どう行動するのが最善かを考えました。

スヨンが助かったら、ドンジュンの教授への道は閉ざされてしまうでしょうし。

でもね、根っからの悪人じゃないんですよね、この親子。

ドンジュンは、スヨンの経過観察をきちんとしていますし、助かったことを喜んでいます。ただ、テスの事がやはり心配にでした。

ク・ヒドンも、あのままテスを首にしてしまうと、再就職もままならないだろうから、母の移植を待って、契約を更新しなかったという体でテスを辞めさせようと考えていたのです。

まぁ、ク・ヒドンは八方美人的な言動で誰にでも良い顔をし、流れを見極めた時、それに乗ろうとするのが、虫が好かないですけどね。

この時も、テスに言いました。

「移殖が終わるまでここで働け。私に任せろ。」

ありがたい言葉ですが、ホント

 

ヒョニルが海外出張に出ました。

その直後、イ・ジュンド企画調整室長は、スヨンへの心臓移植の話を聞かされました。

慌てて病院に戻ったイ企画調整室長。飛行機の中のヒョニルに連絡は出来ません。

イ企画調整室長とク・ヒドンは、スヨンが回復したら、ヒョニルの理事長就任は消えてしまうかもしれないと焦りました。

で、ソッカンに説明を求めました。

すると、ソッカンは自分に任せてくれと言うのです。ヒョニルの帰国までに収拾すると。

 

ソッカンは、スヨンをどうして助けたのか、自分でも分かりませんでした。

ただ、一緒に仕事をしてきて、医師としての努力や真面目さを見て来ました。

ユビンの事とは別に、スヨンへの信頼があったのは確かの様です。

 

テス母は特別な治療をすることになっていました。

ク・ドンジュンは、意外と医学情報をたくさん持っていまして。今回、テス母の状態を考えると、一刻も早くその治療を始めないとと、焦る気持ちがありました。

それは、テス母が回復することで今回の選択が最善だったと納得したいと言う思いもあるからです。

ソッカンはそのための手続きを急かしましたが、なかなか許可が下りません。

勿論、テスもじりじりする気持ちでいました。

 

テス母は、ソッカンに話していました。罪悪感を持たないでください・・・と。

「先生のお陰で長生き出来ました。テスは先生を本当に慕っています。私に何かあったとしても、テスをよろしくお願いします。」

その思いにこたえたいと、ソッカンは心から思っていました。

しかし、事態は悪い方向に流れました。

テス母の容体が悪化し始めたのです。

 

もう少しだけ頑張ろうな・・・とテスが語り掛けました。

母は、頷きました。

 

アン・ジナは眠るスヨンに謝りました。

以前、つい言ってしまった事があるのです。

「あなたは何でも思うとおりに出来るから。」

と。

そんなことは無かったわけで・・・。

だから、テスを見かけた時、スヨンの肩を持つように言いました。

「スヨンは望まなかったはずです。スヨンは、自分だけ生き延びる事を望みません。」

そんなことを聞いても、テスの心が晴れる事は無いし、慰めされたり癒されたりする事も無いし、余計に悶々としてしまうだけだったでしょう。

アン・ジナはソッカンに問いました。あの選択の理由を。

「スヨンのための選択ではなかった。医師としての責任感からの選択でしょうが。意識が戻ったら、また他人に犠牲を強いたと気付く筈です。」

ジナはユビンのことをスヨンから聞いていたのです。

「スヨンはユビンの代わりに生き延びたことで凄く苦しんでいました。」

ソッカンは冷たく言いました。

「だったら、ユン・スヨンを2回も救うしかなかった私の気持ちはどうだと?」

 

理事会が開かれ、ヒョニルは理事長に就任しました。

もっと早く理事長に就任するのではないかと言う周囲の考えもあったようです。

ヒョニル、実は医師としての姿は尊敬すべきものだったようです。一人でも多くの患者を診るために、食事も白飯だけだったとか、匂いのあるものを食べなかったとかいう話があるそうです。

いったいいつから変わったのでしょう。

 

理事会の後になって、ヒョニルはスヨンの心臓移植の件の報告を受けました。

激怒したヒョニル。

まずスヨンの様子を見に行きました。

そしたら、スヨンの意識が戻ったのです。事故にヒョニルが関わっていると知ってるみたいで、恐怖の眼差しでヒョニルを見つめていました。

次にテス母に挨拶をしました。

事情を掴んだヒョニルは、ソッカンに怒りをぶつけようとしました。

すると、ソッカンは記者会見を準備して招き入れたのです。

 

外傷患者への心臓移植は、韓国内では初めて成功したことになるんだそうで。それについての記者会見を開いたのです。

これ、ク・ドンジュンも話してた情報ですよね。お初だって。

ドンジュンが司会をしてますよ。

記者会見で功績として公表することで、正当化しようとしたのかしら?

ヒョニルを黙らせるには、これしかないと思ったのでしょうか。

ムン・スンジェからこの連絡を受けたテスは、ただちに記者会見場に。

呆然とソッカンを見つめました。

 

ある記者が質問しました。心臓をどうやって手に入れたのかと。

すると、ソッカンは、院内に移殖待機者がいたが、当日体調が悪化したため、悩んだ末、スヨンに移殖したと答えたのです。

よどみのない答えに、ヒョニルたちはあっけにとられたような表情を浮かべました。

 

この時、テス母の容体が急激に悪化していました。

知らせを受け、テスは会場を飛び出しました。

 

しかし、皆の必死の治療空しく、テス母は息を引き取りました。

たくさんの医師が手を貸しました。そういう気になりますよね。

 

ソッカンが駆け付けた時はもう遅かった・・・。

心臓をくれ!

テスがソッカンの胸倉を掴みました。悲鳴のような声でした。

 

ソッカンだって、こんなに早くテス母が悪くなるとは思ってなかったかもしれません。

回復させたかったでしょう。

そうして初めて自分の選択が最善だったと言えるのですから。

実はソッカン、この選択を決断した時、一つ悪事を行っていました。事故で負傷し眠るテスに鎮静剤か睡眠剤かを注射していたのです。

テスの意識が戻るのを遅らせようと思ったのでしょうね。

これは、ソッカンの医師としての道を歪める切っ掛けになるんじゃないでしょうか。

スヨンが、医者として救う最後の患者だろう・・・とソッカンは思っていました。

やっぱり、権力欲に目覚めてしまったの?


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キム・ジュヒョク遺作「アルゴン~隠された真実~」衛星劇場に登場決定

2020-06-30 07:48:40 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

あまりにも突然この世を去ったキム・ジュヒョク。

当時、大ファンではなかった私でも大きなショックを受けたのを覚えています。

キム・ジュヒョクの遺作となった「アルゴン~」が、衛星劇場さんで放送決定です。

 

放送開始:8月31日(月)23:00~

 

詳細は、こちらから。


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『胸部外科』6話まで

2020-06-29 11:21:44 | 韓国ドラマのエトセトラ

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ヒョンモクとスヨンが事故に遭った日曜。

2人はスヨン母のお参りに行っていました。

その帰り、ヒョニルから会いたいと言う連絡が入り、そこに向かったのです。

本来、ヒョンモク一人で行くつもりでしたが、スヨンも同行したいと言ったので、同席しないまでも、車で待機していることになりました。

 

ヒョニルは、ヒョンモクに謝りました。

自分の考えが間違っていたと。だから、今回だけは見逃してくれと。

でもヒョンモクは全く聞き入れず、翌日の理事会で・・・と席を立ったのです。

スヨンには、会談は上手く行き、ヒョニルが辞任するそうだと嘘をつきました。心配させたくなかったのでしょう。

ところが、その直後、事故に遭ったわけで。

ヒョニルが怪しいですよね。このタイミングで事故だなんて。

 

「お前も娘が死ぬのを見てから逝けよ!」

と、叫びながら心臓マッサージをするソッカン。

その鬼気迫る様子に、ウジンをはじめとしたスタッフは皆立ち尽くしてしまいました。

 

一方、スヨンも瀕死の重傷を負っていました。

心臓付近に鉄の棒が刺さっていたのですから

 

テスたちは必死の治療を開始。

少し遅れて、ソッカンが手術室に入って来ました。

テスはソッカンの言葉が気になっていました。スヨンを助ける気はあるのだろうかと思ったのでしょう。

精神的に動揺していることも考えられました。

だから、テスは途中で手術を代わると言いました。

 

駆け付けたヒョニル。

でも、既にヒョンモクの心臓が停止してから30分以上が経過していました。

心肺蘇生を続けるウジンに、ヒョニルが言いました。やめなさい・・・と。

死亡が確定しました。

 

ヒョニルは、スヨンもいたと報告を受け、驚きました。予想外の事だったのでしょう。

 

スヨンの手術は困難を極めました。

元々、手術を予定していたスヨン。心臓の調子は良くありません。

途中で、ク・ヒドンが体裁のためだけに手術室に入ってきました。邪魔なだけです。

テスが執刀していると知って、余計にあーだこーだと口を挟みました。

その様子を見て、手術室の隅にいたソッカンが立ち上がりました。自分がすると。

こうでもしないと、ク・ヒドンは口を挟み続けますからね。助かるものも助かりません。

 

長時間の手術の末、何とかスヨンの命はとりとめました。

が、予断は許さない状況です。

 

ヒョンモクの葬儀が始まりました。

ク・ヒドンなんぞ、形勢を見て取り、すぐにヒョニルにすり寄る格好ですよ。

人は悪くないんでしょうが、あまりにも俗物過ぎて呆れかえる人です。

でも、他の医師たちも、今後の自分の将来を考えて状況を見極めようとしています。

職員たちは、ヒョニルの方針に賛成していない者が多いため、今後の病院経営に不安を抱いています。

 

そんな時、ぺ看護師がウジンに聞きました。

ソッカンが、ヒョンモクに対して言った“死ぬな、お前も娘の死を見届けろ”と言ったのは本当かと。

デマです・・・ときっぱりウジンは言いました。

そーですよね、あんなに大声で叫んだんだから。それに理解出来ない言葉ですからね。聞いた者は不審に思いますよね。

ヒョニルも、ちらっとその話を耳にしたようです。

ヒョンモクとソッカンの関係を考えたら、仲違いというのは考えられない事です。何かあったに違いない・・・とヒョニルは気になりました。

 

胸部内科にアン・ジナというフェローがいます。

女版パク・テスだと噂されています。出来るし、良く働くって意味?

アン・ジナはスヨンと同期です。同じ胸部外科を志望していました。

でも、教授になれるのはおそらく一人で、そうなると、理事長の娘であるスヨンには勝てないと考え、胸部内科に変更した経緯がありました。

だから、元々は親友と呼べるほど仲が良かった二人なんですが、なんとなく気マズイ関係になってしまっていました。

帰国したスヨンにも、よそよそしい態度を取っていたのですが、スヨンの心臓の検査をしたことでスヨンの置かれている状況を理解し、わだかまりを解いたところでした。

なのに、スヨンが帰国直後にこんな大事故に遭ってしまったわけで。

ショックだし、可哀そうでたまりませんでした。

でも泣けない・・・とアン・ジナ。医者という立場のせいだと思いました。患者として冷静に病状を見てしまうってことでしょうか。

医者は患者の事で悲しんでいたら、身が持たない・・・とテスが慰めました。

 

心臓のドナーが現れました。

テス母への移植が決まりました。

テスはほっとしました。

もうテサン病院を辞めることは決まっていますから、元気になった母と共に故郷に帰ろうと考えています。

 

テスとムン・スンジェが心臓を受け取りに行きました。

 

ソッカンは迷っているように見えました。

テス母にするか、スヨンにするかを。

おそらく周囲のスタッフもちょっと考えるところがあったようです。

手術の準備を・・・とソッカンが言った時、イ・ミラン看護師はつい確認してしまいました。

「どの患者を?」

・・・と。

「オ・ジョンエ患者。」

と、ソッカンは答えました。テス母です。

 

ソッカンは、テス母にもそう伝えました。

テス母は、ソッカンに心から感謝しました。テスを頼むと頭を下げました。

そして、手術室に入ったのです。

 

テスたちは心臓の摘出を終え、帰路に就きました。ソッカンにもそう報告しました。

ところがです。

途中で事故に遭ってしまったのです。

救急車にトラックが突っ込んじゃって。

テスたちはそのまま意識を失ってしまいました。

気が付いた時は、テサン病院の救急にいました。

 

意識が戻ったテスは、ウジンにすぐに聞きました。

「母さんの手術は?」

ウジンはちゃんと答えられませんでした。

テスは手術室に向かって駆け出しました。

ふらつきながらも、駆け付けた手術室。そこで見たのは、母の姿ではなく、スヨンだったのです。

「チェ・ソッカン

テスが叫びました。


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「彼女の私生活」から豪華プレゼント🎶

2020-06-29 08:39:09 | イベント、プレゼント関連

ホームドラマチャンネルで本日から放送が始まる「彼女の私生活」

それを記念して、豪華なプレゼント企画が発表されました

随分前に予告的に発表されていましたが、本日、ようやく正式発表。

 

プレゼント品

       A:パク・ミニョン&キム・ジェウク直筆サイン入りポスター・・・1名

       B:「彼女の私生活」DVDBOX・・・1名

締め切り・・・7月29日(金)23:59

注意事項:放送内で告知されるキーワードの記入が必要です。

 

詳細、応募は、こちらから。

 

素敵なプレゼントだけに、超狭き門

でも、応募しなくちゃ、当たりません


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『胸部外科』5話まで

2020-06-28 15:08:50 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

「ユビンの死は誤算だ。ユン・スヨンが死ぬべきだった。」

と、元院長は言いました。

何故自分が院長になれたか分かるか?自分を助けたら、全部話してやると言う元院長。

ソッカンが、手術することは死に繋がると何度言っても、聞き入れません。末期ガンではあるけど、一日でも長く生きたいと言うのです。

ソッカンは、突き放しました。

テスに、すぐに送り返せと指示しました。

 

そして、動揺したまま手術室に向かったのです。

スヨンがソッカンがすぐにでも手術ができるよう、準備を整えて待っていました。

手際がよいと、手術のスタッフたちが口々に言いました。

で、ソッカンが手術を始めたのですが、目の前のスヨンが気になって一瞬、集中力が切れたりしました。

スタッフたちは、ソッカンがいつもとは違うとすぐに気づきました。

スタッフが声をかけました。

ソッカンは、すぐに手を止めて言いました。後はスヨンに任せると。

そして、手術室を出ていったのです。

皆、何事かと驚きました。今だかつて見たことがないソッカンの態度でしたから。

手術自体は、スヨンの執刀で、無事に終わりました。

 

ソッカン、思い直したのです。

事実を知りたいと思いました。

そして、元院長の手術をただちに開始したのです。

助手にはテスがつきました。

 

テスは手術は危険だと止めていました。

でも、ソッカンは言いました。患者は死なせないと。

その言葉をテスは信じました。

だから、患者を死なせない方法を見てみたいと助手として手術室に入ったのです。

 

手術が終わり、元院長の意識が戻りました。

助けてくれたのか・・・と、元院長はほっとしたように呟きました。

やっぱり、ソッカンの実力はスゴいと思ったでしょうね。

 

話してください・・・と、ソッカン。

やっぱり、ユビンの検査データを改ざんしていたのです。

指示したのはヒョンモク。

検査結果に異常がなければ、ソッカンは手術してくれると思ったのです。

ユビンがそんなに早く悪化するとは元院長もヒョンモクも予想していませんでした。スヨンの手術の後ユビンの治療に入っても、十分助かると思ったのです。

元データは、元院長の妻に預けてありました。

廃棄するほどの悪人じゃないってことですかね。

 

拳を握りしめて元院長の話を聞いたソッカン。

済まなかったと謝る元院長に言いました。

「私も謝ります。手術はしませんでした。」

騙したな・・・と、苦しい息の下で言う元院長。ショックでした。

 

開腹したものの、手術は不可能だと、その場にいた誰もが判断したようです。

最初から無駄だと見られていた手術ですからね。

それでも、メスを入れようとしたソッカンを、テスが止めました。死んだら話は聞けないと言って。

閉じろ・・・と、麻酔医のイ教授が言いました。

ソッカンは、その時自分が出来る最善の方法を採りました。大動脈を補強したのです。

流石ソッカンです。

憎い相手であっても、最善を尽くそうと考えられるのが素晴らしい。

 

術後、ソッカンは元院長の妻にその経緯をきちんと話しました。

妻は、ソッカンに感謝しました。

そして、元院長から預かっていた元データを渡してくれたのです。

 

元データを見たソッカン。

怒りに我を忘れました。

ハサミを握りしめ、ヒョンモクを追いました。

でもね、やはり何も出来ませんでした。

復讐するにしても、そんな方法を採るようなソッカンじゃありません。

 

スヨンの心臓の調子があまり良くありません。

ソッカンが手術をしてからも時間が経っていましたから、再手術の時期が来ているんだとか。

ヒョンモクは、ソッカンに手術を頼みました。

ソッカンは引き受けました。

スヨンを殺し、娘を失う苦しみをヒョンモクに味合わせる絶好の機会だと考えたのかもしれません。

 

テス母の意識が戻りました。

まだ、術後のせん妄状態にあって、目の前の人が息子のテスだと分かりません。

学生のテスの帰りを待っていると、言いました。

でもその状態は少ししたら良くなったようですね。

 

ところで、ヒョンモクとヒョニルの兄弟はやはり相容れることは無かったようです。

院長を辞するよう言うヒョンモク。

でも、ヒョニルは自分がテサン病院をここまで大きくしたという自負がありますから、そんなこと受け入れられません。

海外に病院を作るに当たっての資金の一部を裏金としてプールしておくことの、どこが悪いとヒョニルは思ってますし。私用に当てたわけじゃないしと。

「日曜までに答えを出せ。」

そうヒョンモクは言いました。

 

検査の結果、手術が必要とスヨンは見なされました。

で、月曜にソッカンがすると言うことに。

 

ソッカン、自分も生きているつもりは無さそうです。

 

ところがですよ。

自体は思わぬ展開を見せたのです。

 

ヒョンモクとスヨンの乗った車が事故を起こし、テサン病院に救急搬送されてきたのです。

二人とも、かなりの重症。

先に運ばれたヒョンモクは、治療に当たったウジンたちの目にも、無駄だと写りました。

やってきたソッカンは、愕然としました。

自分の手で苦しませてやるつもりだったのに、こんな事になるなんて!ですよ。

 

ヒョンモクは、ソッカンと二人にしてくれとウジンたちに言いました。

私はもうダメだ、スヨンだけは助けてくれ・・・と言うヒョンモク。

どうして私が?とソッカン。

すべて聞いたと言いました。

スヨンは何も知らない、助けてくれ・・・と、手をソッカンの方に伸ばしたヒョンモク。

その瞬間、意識を失ったヒョンモク。

ウジンが蘇生術を施しましたがダメでした。

ソッカンが代わりました。

「娘の死ぬのを見て苦しんでから逝け!」

叫ぶソッカン。

皆が唖然としていました。


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懸案事項その1解決♪

2020-06-28 10:24:14 | その他

このコロナの影響は、思いもよらないところへ波及し続けています。

ニュースを見ては、

「そんなところまで・・・。」

とか、

「そんな事が起こるんだ。」

とか呟く事が多くなっています。

私のような者ならば考え及ばなくても当然ですが、その道の専門家ですら予想外の事態になっているようで。

 

まぁ、そんな大袈裟な事じゃなくて、県を跨いでの移動制限がかかっていたため、千葉の家はここ5ヶ月近く手付かず状態。

想像するだに恐ろしい・・・( ´;゚;∀;゚;)

家自体はしょうがないけど、せめて庭だけは・・・と、造園さんにお願いしました。

隣近所のお宅にも迷惑ですしね。

で、梅雨の合間をぬって、作業を完了してくれました(⌒0⌒)/~~

それが、こちら

                                   ⇩               ⇩               ⇩               ⇩               ⇩

感動・・・*.゚+ヽ(○・▽・○)ノ゙ +.゚*

やっぱりプロ仕上げは違う

気に病んでいた事が一つ解決しました。


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『胸部外科』4話まで

2020-06-27 17:38:31 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ユビンのお参りに来たとスヨン。

ソッカンは、ユビンを忘れたことはありませんでした。忘れられたら、きっとここまで苦しまなかったと思います。

スヨンを受け入れることも、許すことも出来ないままでした。

「先生が許せないのは、私ですか?それともご自分ですか?」

と、スヨンが言いました。

そして、ソッカンが願う“小児心臓センター”を作るためにも、自分を利用してほしいと言ったのです。理事長の娘と言う立場の自分を。

 

ソッカンが病院に戻って来たのを見かけたテス。

喪服を着てるし、様子が変だと思ったので、後をつけました。

ソッカンは、手術室に入りました。

ユビンが死んだ時、認めたくなくて、蘇生術を施そうとしたのでしょう。でも、出来なくて。

その記憶が蘇り、一人手術室で泣いたソッカン。ユビンの遺体を抱き締めた時のように。

それをテスは見ました。

声はかけられませんでした。ただ、ソッカンにも耐えがたいほどの苦しみがあることを知ったのです。

 

ファン教授は、やっぱり接着剤の使用を知っていました。

テスは話さなかったのですが、ファン教授は当日の状況を細かく調べたようで。テサン病院に来る前に別の病院に一旦寄った事を知り、その病院の医師に事情を聞いていました。

医師は、接着剤の使用を話したみたいですね。

きっと、自己保身の意図だったのでしょう。自分は止めたのに・・・と言う感じで。

 

鬼の首でもとったようにファン教授はその事実をテスに突きつけました。

勿論、同じ処置をした症例があることも知っているし、その立場に万が一自分がなったら、同じことをしたかもしれないと思っていました。

でも、テスがするのは、許さないと言うわけです。

要するに、自分の経歴に傷をつけたテスを苦しめるチャンスを掴んだら、逃さないということです。

ファン教授は結局裁判にかけられたようですからね。裁判の結果は分かりませんが。

 

ファン教授は、その足で院長のヒョニルを訪ねました。

追いかけて、必死にテスは思い止まってくれるよう頼みました。跪いて頼みましたが、ファン教授が聞き入れるわけありません。

テスは、母の事を考えると、今テサン病院を辞めることは出来ませんでした。心臓移植が済むまでは。

 

ファン教授に押し掛けられ、散々脅されたようですね、ヒョニルは。

で、激怒してク・ヒドンを呼び出し、殴り付けたようです。

ク・ヒドンはテスを呼び出しました。

ヒョニルの前でテスを叱りました。責任は当事者であるテスだと示しておきたいんでしょう。

 

テスは自分は間違ったとは思っていません。

医者が最優先すべきは患者を救うことだと信じていますから。

ヒョニルはテスを採用したのがソッカンだと知ると、即刻首にするようク・ヒドンに言いました。

流石のク・ヒドンも、その決定には驚き、戸惑いました。

 

と言うのは、これまで息子ク・ドンジュンの身代わり手術をずっとやってくれていたのがテスだったからです。

辞めてほしくありませんよね。

テスの契約更新まで約1ヶ月ありました。それまでに心臓移植を受けさせるとク・ヒドンは言いました。再契約は無理だけど・・・と。

ドンジュンの事で恩義を感じているのです。

根っからの悪人じゃありませんね、この親子。

 

テスは母の実子ではありません。

父の再婚相手なんですね。

夫が亡くなった時、縁を切るつもりだったのかもしれません。

でも、本当は我が子のように思っていたのです。

テスの将来を考え、水商売を辞め、食堂で働き始めました。

そんな母を最初は“アジュンマ”と呼んでいたテスですが、いつしか“オンマ”と呼べるようになっていました。

医者を目指したのは、おそらく母を楽にしてあげたいと言う気持ちからだったのでしょう。“先生”と人から呼ばれる息子を持ったと喜ばせたかったのでしょう。

 

テスはテサン病院を辞める決心をしました。

まぁ、説得を諦めた感じですね。

 

テスが契約更新させてもらえないと、同僚たちも知りました。

皆、ヒョニルのやり方が不満でした。

その方針を変えたいと思っているのは皆同じなんだけど、それは不可能に近いと諦めているのも同じでした。

 

その話を聞いたスヨンは、ソッカンに口添えを頼みました。

でも、理事長の娘であるスヨンがダメなのに、自分が?・・・と、ソッカン。

テスは自分の判断に責任を取ろおうとしているだけだと言いました。

「では私も責任をとります。」

スヨンはそう言いました。

 

ヒョニルを説得するとスヨンはテスに言いました。

でも、テスは言いました。

「私はテサン病院に似合わないと言ったではないですか。」

そして、母の移植が終わったら、病院を辞めると言ったのです。

 

ヒョンモクがスヨンを呼び戻したのは、ヒョニルの不正を知ったからでした。

それを突きつけて自ら退く決断をしてほしかったのでしょう。

でも、すんなり従うヒョニルではありません。

ヒョニルとの話し合いで結論が出ない場合、理事会にかけるつもりでいます、ヒョンモクは。

しかし、ヒョンモクの思惑通り事は進みそうにありません。

ヒョニルは秘密を知ってるようです。

それは、ソッカンをこの病院に呼んだ理由です。

ユビンの事かと思ったのですが、別口の事のようです。

 

ヒョンモクはユビンの一件があった当時、腕が震えるという外科医としては致命的な症状が出ていました。

だからこそ、スヨンの手術もソッカンに頼むしかなかったのです。

当時、理事長の座をかけてヒョニルと争っていたのでしょう。

しかし、手術の出来ない外科医ではその座を得るのは難しいということでしょうか。

だから、代わりにソッカンにある手術をしてもらい、自分の実績としたって事なんでしょうね。

当然、ソッカンは躊躇しました。

でも、引き受けたのです。自分を本院に呼ぶことを条件に。

 

ソッカンは当時ユビンを失ってから荒れた生活をしていました。妻とも離婚したようです。

しかし、ユビンの死因を調べることは止めませんでした。

本院にいけば、明らかに出来ると思ったのです。

でも、いまだにそれは叶っていませんでした。

 

ソッカンは、スヨンが自分を利用してもよいと言った言葉を思いだしました。

どう利用するかはまだ分かりませんが、とにかく、スヨンを拒絶することは辞めようと考えたみたいですね。

手術に助手として入るよう声をかけましたから。

スヨンは本当に嬉しそうでした。

やっと一歩進んだと思ったかも。

先だってのファン教授の兄の手術で助手をさせてもらえたのは、テスの母の事があって、テスを早くそちらにいかせてやりたかったからだと分かっていましたから。

 

そんな時、一人の男性患者が救急搬送されてきました。

末期の肺癌である上、別の大病も患ってしまっていて、ソッカンは手術は危険だと判断。

テスもそう判断し、本人に伝えたのですが、本人がソッカンならやってくれると引き下がらないのです。

知らせを受けやってきたソッカンが見たのは、分院の元院長の姿。

 

同じ医師ですから、ソッカンは率直に手術は危険だと説明しました。

ところが、元院長は突然ユビンの死因を口にしたのです。

「助けてくれたら、すべて話す。」

話せ!と、ソッカンは元院長の胸ぐらをつかんで叫びました。

やっぱりね。


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『胸部外科』3話まで

2020-06-27 10:34:20 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

その病院の医師は必死でテスを止めようと声を荒げました。

でもその時、患者の容体が一気に悪化。

死なせたくないという一念から、テスは接着剤を付けたパッチで患部を覆ったのです。

結果的にそれで出血は収まり、そのまま大きな病院に搬送されることに。

行先はテサン病院。設備が整っているからでした。

 

救急車に同乗したテスとスヨン。

そこでお互いがテサン病院の関係者だと言う事を確認しました。

スヨンは、テスを“テサンに似合わない医者”だと言いました。

「テサン大卒で自己保身に走る医者か?」

と、テス。

スヨンは答えませんでした。

スヨンの名前を聞いて、テスは理事長の娘だと気付きました。ク・ドンジュンから噂を聞いていました。

今、テサン大出身じゃないテスがテサン病院で働けるのは、ソッカンが道筋をつけてくれたおかげで。そのソッカンがテサン病院に来られたのは、スヨンの命を救ったからだと。

テスがテサン病院に来る直前にスヨンはアメリカに行ってしまったため、顔を合わせたことはありませんでした。

でも、実はスヨンはテスを見かけていたのです。

テスが母を救急搬送してきて、手術をソッカンに必死に頼んでいるのを目撃していたのです。

胸部外科でテスの指導を受けているムン・スンジェから、テスのことを聞きました。ソッカンが採用したと知りました。

 

スヨンは帰国の挨拶もしないまま、現場に飛び込んだ形となりました。

しかし、ソッカンはスヨンを手術室に入れず、テスを助手とし、手術を開始。

術前に、テスから接着剤を使ったという報告を受けました。

 

テス母が倒れました。

ウジンが発見した時、既に意識を失っていました。

テスが手術室に入る直前に電話をかけていました。その時、苦しみながらも息子テスを励ましました。

異常を感じたテスが、病室に行くと言うと、手術が終わってから来てと母は言ったのです。

 

ソッカンたちの手術も困難を極めていました。

そんな時、テス母の心停止が伝えられたのです。

テスは動揺し、母の元に行こうとしました。でも、目の前の患者も心停止状態に陥ってしまい、今手を放すことは患者の死に繋がると判断したソッカンは、それを止めました。

そして、ムン・スンジェを病室に行かせ、スヨンを呼び出すよう指示。

 

テス母のところにスンジェが行ったら、既にスヨンは来ていて、治療に当たっていました。

ウジンやスヨンの必死の治療で、テス母は何とか命を取り留めました。

 

テスはソッカンと共に、目の前の患者を救うのに力を尽くしました。

 

危機を脱した時、ソッカンから、行けと言われ、テスは必死に母の元に走りました。

集中治療室で母は眠っていました。

 

スヨンはソッカンの手術室に入りました。

ムン・スンジェの代わりに助手を務めました。ソッカンは躊躇した様子を見せましたが、患者の事を考えると、スヨンに任せる方が良いと判断したのです。

 

最後の処置をスヨンに任せて、ソッカンはテス母の所に行きました。

状況を確認し、大丈夫だとテスに言いました。

テスが、動揺したことを謝ると、ソッカンは気持ちは分かると言いました。

 

搬送してきた患者の家族に連絡が出来ました。

家族にはテスが説明すると言うと、ソッカンが一瞬不安そうな目をしました。

やはり問題となるのは、接着剤を使ったことです。これは医療関係者の中でも意見は分かれるものですから、一般人である家族には理解されない恐れ大でした。

ソッカンはその点をよく考えろと言いました。

イ看護師は、その話を聞いていました。

テスに言いました。

「接着剤の話は伏せて。家族に何を言われるか分かりません。先生は契約も近いし・・・。」

この助言、すぐに痛いほど感じることになりそうです。

 

患者の家族に経緯を説明し、接着剤について話そうとしたときです。

患者の息子が呼びかけたのが、なんと、前病院でテスの上司だったファン・ジンチョル。テスの報告で懲戒処分を受けた、あのファン教授だったのです。

あいやぁ~っ

患者の弟でした。

まずいよね・・・よりによってファン教授だなんて。

 

スヨンが帰国したのは、やはり父であるユン・ヒョンモク理事長に呼び戻されたからです。

病院の行く末を不安に感じているようですね、ヒョンモクは。

ヒョニルとは考え方が違うようです。

 

スヨンはソッカンに再会した時、まだ自分を許せないのかと問いました。

ソッカンにとっては、許せないどころか、まだ忘れられない出来ごとだったようです。

 

それは2003年のこと。

当時ソッカンはテサン病院の地方の分院に勤務していました。

その日、自分の娘ユビンが運ばれていて、検査結果が出るのを待っている状態でした。

その時、本院の院長だったヒョンモクから娘のスヨンを連れて行くとの連絡が入ったのです。

 

スビンの検査結果が出ました。

ソッカンが心配したような症状のデータは無かったようです。心配し過ぎだったのかとソッカンは思いました。でも、ユビンの様子はかなり悪そうですから、不安が拭いきれたわけじゃありません。

そこに、スヨンが運ばれてきたのです。

ヒョンモクは、ソッカンの手を取り、必死に頼みました。今再手術をしなくては、死んでしまうと。

で、ソッカンはユビンを小児科医と妻に任せ、手術室に入ったのです。

「すぐ戻る。」

と、ユビンに約束して。

 

スヨンの手術は成功しました。

でも、ユビンの容体が急変。

ソッカンの必死の蘇生術も効果無く、ユビンは死んでしまったのです。

 

その様子を見たヒョンモクは、そそくさとその場を後にしました。

どう見ても怪しい。

まさか、検査結果を変えちゃったの

 

スヨンと再会した日、ソッカンはユビンの納骨堂に行きました。

帰ろうとすると、そこにスヨンが。


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ムクゲが咲きました

2020-06-26 14:59:00 | その他

もう満開近いです。

梅雨の晴れ間の昨日、今日。

まるで真夏。

明日から、また梅雨空に戻ると言う予報が出ています。


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『胸部外科』2話まで

2020-06-26 12:55:14 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

テスは必死に食い下がりました。

ソッカンは決断しました。約束通り、テスの母の手術をしようと。

ユン・ヒョニルの患者の手術は2時間延期することにしました。

この患者は、ク・ヒドン外科長が横取りましたよ。抜け目ないです。自分の手術を中止してまでも、ユン・ヒョニル院長の患者を優先したんですから。

 

テス母の手術は困難なものでした。

ソッカンの助手をしていたク・ドンジュンはとろとろしてて何の手助けにもなりません。このク・ドンジュンはク・ヒドンの息子です。

あまりの腕の悪さに怒ったソッカン。でも、他に助手がいません。

その時、テスが言いました。自分がすると。

でも、他の病院の専攻医ですから、規則に反する行為になるのでしょう。

麻酔医が止めました。

しかし、ソッカンが許可し、手術は無事終了。

 

言い過ぎた事を謝ろうとしたテスに、ソッカンが言いました。

「いいんだ。あれは医師ではなく、息子の言葉だから。」

 

延期した手術に戻ろうとしたソッカンの前にユン・ヒョニルが現れました。

散々嫌味を言いましたよ。ねっちょりと

「非常に心が痛みます。君に裏切られるとは。謝る必要はありません。責任を取ればいいだけです。」

 

テスはそれを見て、ソッカンの決断が彼自身を苦境に立たせることになったと知りました。

 

母の意識が戻りました。手術は成功したと言えます。

 

テスはソッカンに礼を言いました。

ソッカンは当たり前のことをしただけだと言う態度でした。

テスは何度も頭を下げました。

 

そして5か月後。

テスはテサン病院胸部外科のフェロー選考に臨んでいました。

面接官のク・ヒドンは、テスの出身大学や経歴を散々バカにしました。

試験でトップの成績だと言うのに、そういう周辺事情だけで差別するのです。

同時に面接を受けていた息子のク・ドンジュンは試験で最下位だと言うのに。

ソッカンも面接官の一人でした。

意見を求められ、ソッカンは言いました。出身大学より、熱意が重要かと・・・と。

でもね、ク・ヒドンはテスを不合格にする理由が他にあると言い出しました。教授を懲戒処分に追い込んだこと、それが問題だと言うのです。

どうも、その教授から連絡が入っていたようです。絶対に採用するなという。

まったく、汚いやり方なんだからそういう輩はやっぱり同じ輩とつるむのね

問答無用という感じで、出願書類を投げつけられてしまいました。

 

がっくりして帰路についたテスをソッカンが呼び止めました。

ソッカンも、テスと同じ大学出身だったのです。

ソッカンはテスに自分と同じものを見たのかもしれません。

採用に口を利いてくれたようです。

また、ソッカンの恩が増えました。

 

そして4年後。

テスはフェローとしてテサン病院で忙しい日々を過ごしていました。

テス母はテサン病院に入院しています。

4年前の手術で回復したものの、3か月ほど前に再度体調を崩し、心臓移殖しかないと言う判断で、入院しているのです。

 

テスは一時のソッカンのように、いろんな医師の尻拭いをしてます。

なかでも、ク・ドンジュンは相変わらずの腕の悪さで、テスのお世話になることも多々あるようです。

院内では、ク・ドンジュンは能力も無いのに、父親であるク・ヒドンの力で胸部外科にいると噂されています。ま、父親ほど性格は悪く無さそうなところが救いですが。

 

父のク・ヒドンのやり方も相変わらずで、自分が引き受けておいて、困難だと分かった途端に他の病院に転院させるなどの処置を取ったりしてましてね。

自分のミスにならないようにとしか考えていないのが見え見えです。

周囲もそれを十分分かっています。

今回も、また、同様な状況になりました。

 

キム・ソンヒと言う女性患者を受け入れたク・ヒドン。

ところが、危険な状態だと分かった途端、他病院に転院させろとテスに命じたのです。

自分から患者に説明するなんてことはせず、嫌な事は他人に押し付けるわけです。

説明されたソンヒの夫は、必死に食い下がりました。

テスは転院先を探したのですが、そんな危険な患者を受け入れてくれる病院は見つかりません。

 

テスは忸怩たる思いがありました。

ソッカンに相談しました。

まだ若い患者を助けたいとテスは言いました。すると、ソッカンは言いました。

「手術して君は何を得られるんだ?」

成功してもク・ヒドンが黙っていないだろうし、顔を潰したフェローを許すとは思えないわけで。患者が死ねば、テスの未来は閉ざされてしまうことになるでしょうから。

結局、テスが得られるものは何も無い・・・とソッカン。

テスは聞きました。あの日、母を救って先生は何を得ましたか?と。

「君を得た。」

テスの心が揺さぶられたようです。グッとくるよね、この言葉。

ソッカンがカッコ良い

 

ユン・ヒョンモク理事長の娘スヨンがアメリカから帰国することになりました。

院長であるヒョニルに報告したヒョンモク。

勿論、反対する理由はありませんから、快く受け入れるとヒョニルは言いました。

でもね、最高峰の病院にいるのにもかかわらず、帰国すると言うのが、ヒョニルには引っ掛かりました。

一人暮らしの父親が心配になったんだろうとヒョンモクは言いましたが、何かありそうです。

それを、ヒョニルも感じ取っています。後継者の座を脅かされるのではないかと思ったのです。

 

テスはク・ヒドンに、転院先が見つからないと報告しました。そして、自分が手術してはダメかと。

当然、ダメだと言いましたよ、ク・ヒドン。

で、こうなったら自分が・・・とキム・ソンヒの夫を呼び出し、あれこれと理由をつけて、手術をするより内科的治療の方が良いと言いましてね、それならどこでも同じだからと転院を納得させたのです。

これまでの費用は支払わなくて良いと言ったら、やっぱり患者側とすると良くしていただいて・・・となりますわな。

キム・ソンヒたちはすぐさま退院手続きを取らされました。

でもね、テス、やはりこのままにしておけませんでした。

 

何も知らずに、帰ろうとした夫に言ったのです。帰れば死にます・・・と。

「手術中に死ぬ可能性もあるが、手術をしなければ死を待つだけです。」

テスは本当のところを夫に話しました。

つまり、死ぬかもしれない手術か、残された短い時間を一緒に過ごすかを選択すると言う事です。

夫は迷いました。

誰が執刀するんですか?と夫が聞きました。

「私がします。」

夫が不安に思うのも仕方が無いでしょう。ク・ヒドンが一番確かだと聞いていましたからね。フェローのテスでは不安に思って当然です。

「手術します。」

ソンヒが言いました。娘と別れたくないんです・・・と。

 

手術をすることになりましたが、何としてもク・ヒドンに事前に知られてはいけない事です。

帰宅した後、事を進めることに。

流石にク・ヒドンに逆らってと言う事でしり込みする医師もいました。

でも、テスの日頃の行いを見てきている医師は、結局、協力したのです。

 

手術は困難を極めました。

途中でソッカンが手術室に入って来ました。

テスの意思の固さを改めて知りました。おそらく、自分も同じことをしたと思ったのでしょう。

危険な状況になっていたのを、ソッカンの指導の下、何とか乗り切ることが出来ました。

あとは、患者の運に任せるしかありませんでした。

 

見捨てられなくて・・・とテス。

ソッカンは今回の事を褒めませんでした。テスの能力では、手術中に死を迎えてしまう可能性が十分あったからでしょう。

助けたいという思いだけではだめだということですね。

「救えない患者は切り捨てるのがテサン病院のやり方だ。」

では、何故私をテサンに?とテス。

「同類だからだ。いい意味ではない。」

と、ソッカンは言いました。

 

飛行機の中で急患が発生。

同乗していたユン・スヨンが応急手当をしました。手早いです。最新機器も持ち歩いていますしね。

到着後搬送した病院にいたのが、テス。

テスは、通常業務の他に、他の病院の休日診療の手伝いのアルバイトもしていたのです。

休日とて、医師の数も足りず、設備も不十分ではありましたが、テスは引き受けました。

その病院の医師に連絡すると、他に回せと言われてしまいました。万が一の事があったら、責任を問われてしまうからです。

 

スヨンも同行し、患者が到着しました。

緊急手術が始まりました。スヨンが執刀しました。アルバイトのテスよりマシだと、上から目線です。

ところが、事態は悪化。

スヨンは移送しようと言い、テスはこのままでは移送中に死ぬ可能性があると主張。

設備や薬等が足りないから、移送すべきだと言うスヨンに、テスは応急手当として一時的に接着剤を使うと言いました。

当然、反対するスヨン。

でも、スヨンは接着剤を買いに走りました。

 

ここに至っても、やはりスヨンは反対しました。

救えない患者もいる、死なせたら終わりだと。この方法は命を救っても後で訴えられるかもしれないと。

「目の前の患者より将来を考えて。」

 

「目の前の患者を救うのが医師だ。」

そう言って、テスが接着剤を使おうとした時、声が。

「何をしてる

出かけてたこの病院の医師が戻ってきたのです。


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「ボクスが帰ってきた」衛星劇場に登場決定♬

2020-06-25 07:45:53 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

ユ・スンホくん、チョ・ボアさん主演の「ボクスが帰ってきた」が衛星劇場さんで放送決定です

「ロボットじゃない~君に夢中!~」以来の、ユ・スンホくん。

~くんと呼ぶ年齢じゃなくなっていますが、私の中ではまだそう言いたくなります。

楽しみです。制服姿が似合っていたとのニュースを見かけましたしね

 

放送開始:8月26日(水)23:00~

 

詳細はこちらから。


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『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』完観

2020-06-24 15:59:42 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

チョン秘書改め本部長は、相変わらずドジェのことであれこれ振り回されています。

でもそれを楽しんでいるようにも見えます。

ドジェにスキャンダルが出た時、ウミに謝りに行ったのですが、ウミにはその裏事情が分かってますから、必死に謝るチョン本部長がウザいだけ。

事情を話す事も出来ませんし。

で、事態を収拾する良い手があると、ウミに協力を求めたのです、強引に。

 

でも本当は、新しい家に引っ越したってんで、引っ越し祝いのパーティをするのが目的でした。

その時には、皆があれこれとお祝いの品を持ってくる習慣がありますからね。

ドジェ&セゲ。サラ&ウノ、そしてウミとチョン本部長というメンバー。

お酒を飲みながら、楽しい時間を過ごした6人。

そこで、ウミは結婚の発表をしました。式の招待状を配ったのです。

ウノは今の今まで恋人がいると信じていなかったのですが、本当だったんですね。

もしかしたら、チョン本部長は、ウミの事が好きなのかと思ってましたよ、あたしゃ。だから、ウミに恋人がいると言うのはハッタリで、チョン本部長と上手く行ってくれたら良いなってね

それがちょっと残念。

 

このシーンは、全員が酔っ払ってる状況なので、ひたすらに笑えます

 

それでも、最後までチョン本部長には、セゲの変身の話は打ち明けませんでした。

酔っぱらって、ウノやドジェが口を滑らしたのですが、ちゃんと説明もしないし、チョン本部長も理解できないっていう状況。

ホント、笑えました

 

セゲの病とはこれからもずっと付き合っていくしかありませんでした。

ただ、周期は不定期になっているようです。間が2か月や3か月空くこともあるとか。

このまま治るかもしれないとセゲは言いました。

 

ハッピーエンドです。

 

それにしても、たくさんの俳優さんが、セゲの変身後の姿を演じていましたね。

知ってる俳優さんの顔を見つけると、ちょっと嬉しくなりました。

 

そういえば、インタビューでイ・ミンギssiが言っていたのですが。ソ・ヒョンジンさんは、共演したいとずっと思っていた女優さんなんだとか。念願叶って共演となったわけです。

彼がこの作品の出演を決めたのも、それが最大の理由だったみたいです。

ソ・ヒョンジンさんにとって、同い年の俳優さんと主演をするのは初めてだったそうで。やはり年が近いとやりやすいと仰ってました。

チョン秘書を演じていたイ・テリssiと、ウミを演じていたムン・ジインさんが、ムードメーカーとして現場を盛り上げてくれたとも仰ってましたね。

セリフの掛け合いが面白い作品でした。

ラスト近くなってからは、少々蛇足的な感じを抱きましたが、ま、楽しかったから、ヨシとしましょう。


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『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』27話まで

2020-06-24 15:24:54 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ドジェの家に行ったセゲは、驚きで声が出ませんでした。

セゲの家にあった変身した姿の写真たち、それが無くなっているとウノから言われ、不思議に思っていたのですが。

ここにありました。

綺麗に飾ってありました。

「君が去った後、写真が欲しかったけど、どれが君か分からなかった。でも考えたら全部君だった。」

 

「全部見たのね、私の顔。」

と、セゲが言いました。

「全ての君を見られて、幸せだった。」

と、ドジェは言いました。

もしかしたら、今後はもっと辛いかも・・・とセゲ。

顔が見えるようになったドジェは、顔の変化も見ることになるわけですからね。

「心配するな。僕が愛するハン・セゲはこの中にいる君だから。」

そう言って、ドジェはセゲの顔に触れました。

「どうしてあなたのような人が私の元に来てくれたんだろう。」

と、セゲは感じ入ったように言いました。

「君が来たんだ。君が僕の元に来てくれたんだ。」

ドジェが言いました。

いやもう、主人公二人の性格も好き過ぎるわ

 

お願いがある・・・とドジェ。

「君の映画が見たい。新しい映画を。」

復帰してほしいと言う事ですね。

叶えてくれるよね?と言われ、セゲは嬉しそうに頷きました。

 

映画界もセゲを待っていました。

勿論、スタッフの中には、引退すると言っていたのに、すぐに復帰してきたことを非難する人もいました。

でも、そんな非難も、セゲは甘んじて受けました。

仕方がありません。本当の事ですから。

セゲはもう怖い物はありませんでした。

真摯な態度で仕事をするだけでした。

 

セゲとドジェは、セゲの家に写真を全て飾り直しました。

そして、一番大きな額には、二人の写真を入れました。それは、セゲが死んだあと、自分の本当の顔が分からなくならないためにと用意してあった額です。

こういう顔になるかもしれないけど、大丈夫?とセゲが聞きました。

「もう一度僕に人生を懸けてくれ。僕を信じて。」

 

セゲの出演作がカンヌ映画祭に出品されることになりました。

注目度もさらにアップしてます。

サラが彼女の会社ワンエアーのモデルはどうかと、声をかけてきました。

ドジェのティーロードとの契約が終わったら・・・と言いかけると、そこにドジェが。

引き抜きは許さないと言う事です。

書き忘れましたが、ドジェは代表に、チョン秘書は本部長に昇進してます。

 

ドジェは代表になって暇になったようで、セゲの追っかけをしてる感じです。

メールも頻繁に送ったりしてね。

でも、忙しいセゲはメールを見る事もなかなかできず、当然返信も遅くなるばかり。

少々物足りなく思ってますが、相変わらずセゲが騒動を起こしてくれるので、それはそれで楽しんでいます。

でもある時、セゲにドジェ以外の男性とのスキャンダル報道が。

振られたのか?・・・とドジェ。

でも、それは、セゲが変身した青年の姿でした。

相変わらず、セゲは変身し続けているようです。これは治らないのね。

また、ドジェに恋愛報道が出たこともありました。

それは若い女性に変身したセゲだったんですけどね。

 

ま、二人のは、健在と言う事です。

 

サラはセゲに恋愛相談をするようになってます。

ウノを良く知る相手だから、しやすいのかもしれません。

そんな相談が出来る友達がいないと言うのが一番大きな理由でしょうね。


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『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』26話まで

2020-06-24 14:32:45 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ドジェは手術前、一度セゲの家を訪ねていました。

ウミから、セゲが家に籠りきりだと聞いたからです。

でも、会う勇気はありませんでした。

セゲの泣き顔が見たくなかったし、別れの言葉を聞きたくなかったのです。

だから、手紙だけを置いて来ました。

あれ・・・普通だったら、風で飛ぶよね、絶対に

 

キンカンの鳴き声で外に出たセゲ。手紙を見つけました。

ある決心をしたと書いてありました。本当は怖いけど、セゲ無しの人生の方が怖いから・・・と。

『必ず戻る。その時まで君は僕だけを待って生きるんだ』

セゲは家を飛び出しました。

でも、もうドジェの姿はありませんでした。

 

ドジェの手術、10年前は5%ほどしか成功率が無かったのですが、今は20%ほどに上がっているんだとか。

まぁ、それでも低いですよね。

ドジェがラッキーだったということでしょうかね。

手術は成功し、日々のトレーニングも順調にこなし、帰国しました。

 

まず、母に会いに行きました。

前から来るドジェを見て、母は緊張した表情になりました。

ドジェ、一旦通り過ぎました。以前と同じ行動をとったのです。勿論、冗談です。

母が、やっぱり・・・とガックリしたのを見て、ドジェは立ち止まり、母を呼びました。

10年ぶりに会った感じです。

 

そして、サラは、お初に顔を見ることが出来ました。

事故の後、母が再婚したからですね。サラの顔を見る機会は無かったのです。

 

セゲは“本を読んでくれる人々”と言うサイトに朗読の投稿をしているようですね。

ハン・セゲに声が似ていると言うコメントが寄せられたりして、好評を博しているようです。

それを、ドジェも聞いていました。

ウミからのメールと合わせて、セゲの様子を把握してきたのですね。

 

満を持して・・・と言う感じで、ドジェはセゲを訪ねて行きました。

途中、書店の前にキンカンが繋がれているのを発見。

キンカンは、ドジェを見分けたのか、吠えませんでした。以前は吠えてたのに。

 

再会しました。

ドジェは緊張していました。拒まれるのではないかと思う気持ちもあったのでしょう。

が、セゲの反応は予想外でした。

ドジェの顔を見た途端、セゲは両手を広げてドジェの胸に飛び込んだのです。

何も言わずに・・・。

 

ドジェの手術の話を聞いて、セゲは怒りました。

「死ぬかもしれないのに私なんかのために、バカよ

君は僕が2度も命を助けた人だ、一生責任を取ってくれ・・・とドジェは言いました。

「一生責任を取るわ。」

はいよりを戻した二人です

 

会いたくなる度に編んだセーター。やっとドジェに着てもらえました。

 

セゲはソウルに戻りました。

今度は、ドジェの元に自分が行くと決心したのです。

ドジェが逃げても、自分が探しに行くと。

 

ドジェは母にセゲとやり直すことを話しました。

ドジェ母は、何も言いませんでした。ドジェが幸せなら、それでよいと。

それにしても、この作品の主人公二人の周辺の人たちは、なんて出来た人ばかりなんでしょう。

ドジェ母も義父も、ウミとウノ、そしてサラも。

ここまで良い人がそろった作品も珍しいかも。


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