まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『シグナル』9話まで

2016-11-20 11:14:11 | 韓国ドラマのエトセトラ
シグナル OST (2CD) (tvN TVドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
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レビュー一覧は、こちらから。

 

やっぱりアン係長の机でした。

一気に秘密の通信がばれるかと思ったら、アン係長の前では、ジェハンの声は聞こえる事はありませんでした。

その無線機がジェハンのモノで、15年前の失踪事件を捜査中、現場の近くで発見したとアン係長は言いました。

へヨンは知らなかったんですよ、それがジェハンのモノだとは。

それを何故お前が持っていた?・・・とアン係長が聞きました。

その言葉で、自分が監視されていた事に気付いたへヨン。

ジェハンとの関係を聞かれましたが、反対に問い返しました。調べてはいけない事でも?・・・と。

「ジェハン失踪事件に秘密などない。」

アン係長は、言いました。表情が怖いよね、秘密はあると言ってるような表情です。

そこの他の刑事が来たので、話は中途半端なままで終わりました。

無線機は、へヨンが持って行きました。

 

無線機を廃棄されるその日に自分が見つけたわけで。ジェハンからの呼び掛けによって・・・。

何故自分なんだという疑問が頭の中で回るへヨンでした。

これは全てジェハンの失踪事件に答えが隠されている・・・とへヨンは確信しました。

まずは、ジェハンに収賄容疑を仕立て上げた警察内部の人物の特定が必要だと考えたへヨンは、贈賄を証言した男を、アン係長の名前で呼び出してみました。

あっさりと出て来ました。

男にアン係長とその背後に居る人物について問いましたが、答えを期待したわけじゃありませんでした。男が、アン係長の名前を出すと疑いもせずに出てくると言う事は、ある意味信用している知己の間柄だと言う事です。それが確認できました。

 

ジェハンは一人でキム局長の事を調べていました。

様々な事件、それも大きな事件で便宜を図り、対価を得ているのが見えて来ました。

ジェハンのキム局長に対する反抗的な態度は仲間も手を焼いていました。きっと、心情的にはジェハンの味方なんでしょうが、仕事がやり難いのも事実です。

ちょっとうんざりな表情です。

 

ある日、チャ刑事は、日ごろのお礼だと言ってジェハンに映画のチケットをプレゼントしようとしました。

でもね、きっぱりと断られました。

「映画は見ない。」

無残に殺された愛する人が、最初で最後のプレゼントとして用意してくれていたのが映画のチケットでした。

結局、自分に渡す事無く死んでしまったわけで。

後日彼女の叔母から渡され、ジェハンは一人で映画を観に行ったのです。どうも明るいコメディだったのかな?

周囲の観客が大笑いする中で、彼一人暗闇に紛れて泣きました。大きな図体のジェハンが、子供のように泣きました。

おそらくそれ以来、映画は見ていないのでしょう。見る事がその思い出につながるので、見る事が出来ないんだと思います。

 

へヨンは、チャ刑事からジェハンについての情報を得ようとしました。

アン係長と同期だということは知ってますが・・・、セギュの事件の恩人だから、知りたいんです・・・と言いました。

言い訳に聞こえますよね。

これまでへヨンが調べた事件は、どれもジェハンが関わった事件だとチャ刑事も気づいていました。

アン係長からも、へヨンがジェハンについて調べていると聞いてますしね。

反対に探りを入れようとしましたが、へヨンはしらばっくれました。

で、チャ刑事がアン係長とジェハンが出会ったのは、インジュ市で1999年に起った女子高生集団暴行事件だと教えてくれました。

 

愕然としました、へヨン。

兄が関わった事件だったのです。主犯の一人だとされたようです。

数カ月少年院に入り、出所直後に自殺していました。

へヨンについて調べ始めたチャ刑事は、その事実を警察大学の知り合いから得ました。

ここでへヨンとジェハンの接点が初めて出て来ました。

 

突然チャ刑事の母親から電話が入りました。チャ刑事と連絡がつかないから・・・と言って。

家に泥棒が入ったみたいなんだけどと連絡して来たので、へヨンがとりあえず行って見ました。

ま、これは単にチャ刑事の甥たちが散らかし放題にやった後で事件性は全く無い事が分かり、一件落着。

へヨンを娘の相手に・・・なんて考えてる母親は、しきりとへヨンを引き留めましてね。片付けや力仕事を手伝ってる時、偶然、ジェハンの手帳を発見したのです。2000年のモノです。

持ち帰る事は出来ませんが、中に挟んでいたメモだけ持って来ました。

 

メモには、『1989年京畿南部事件 1995年大盗事件 1997年ホンウォン洞事件 1999年インジュ市女子高生集団暴行事件』と書かれていました。

前の二つはへヨンと共に解決した事件です。でも、ホンウォン洞事件は、検索しても一切データが出て来ません。

へヨンが考え込んでいる時、無線機がつながりました。

ジェハンは1997年にいました。前回の通信から2年が経っていました。

「ホンウォン洞事件の捜査中ですか?」

と、へヨンが聞きました。

でも、‘?’の反応です。まだ事件は起っていなかったのです。と言うか、まだ把握されていなかっただけのようです。

手帳に書いてあったとへヨンが言いました。

1997年のジェハンの手帳には、前の二つの事件だけがメモされていました。これから起こる事件だ・・・とジェハンは思ったようです。

 

ジェハンにとってはホンウォン洞という地域は管轄外だったようです。

で、さりげなく先輩に会いに行き、どんな事件が起っているかを調べました。

で、猟奇的な事件が起っていた事を知りました。頭にビニール袋をかぶせて殺し、遺体を袋で包む・・・なんてモノです。

一つの事件だとその時点では考えられていたのですが、別の地域でも同様の事件が起ってる事が分かりました。

ジェハンは連続殺人事件だと主張しましたが、またもキム局長がそれを認めず、ジェハン単独で調べる事になってしまったのです。

それをチャ刑事は傍で見ていました。

だから、こっそりと自分も協力し始めたのです。

 

それが、2015年の現在にもつながりました。

同様の状態で遺体が発見されたのです。

チャ刑事は、いつものように変死体が発見されとの報告を受けて駆け付け、その状況を知りました。

で、ホンウォン洞事件の捜査をチームに提案したのです。

初動捜査のミスで未解決のままだとか。

連続殺人事件の定義は、被害者は3人以上、犯行に冷却期があり時や場所が異なる状況下で殺害する・・・となっていました。

被害者が2人・・・となると、まだ連続殺人事件と断定するには早いとへヨンが言いました。

その時、チャ刑事が言ったのです。

「もう一人いたら?」

先日発見された遺体のことです。

 

チャ刑事とへヨンはアン係長に今回の遺体発見現場の山を捜索させてほしいと頼みました。

連続殺人事件の可能性が出て来て、他にも犠牲者が埋まってるかもしれない・・・と。

で、予想通り発見されましたよ、それも多数。

1997年の事件では、遺体は人目に付く場所に置かれていました。

でも、今回の被害者が失踪したのは2001年。遺体は埋められていました。方法が変わった・・・とへヨンは指摘。

それが何故なのか・・・と。

 

また、チャ刑事が白骨死体が出る度に調べに来ていると言う事をへヨンは聞きました。

探している死体の特徴が、ジェハンと被りました。

二人の関係が、気になり始めたようです。

 

ホンウォン洞事件について、チャ刑事がまだ何か知ってるように見えたへヨンは、それを問いました。

覚悟したような表情で、話し始めたチャ刑事。

チャ刑事が1997年の3人目の被害者だったのです。幸い生還できたけれど・・・。

 

チャ刑事は、密かに被害者の行動を辿っていたんですね。同じ状況下で。

で、犯人に捕まってしまったわけです。

でも、犯人がちょっと傍を離れた時、勇気を振り絞って逃げ出したのです。頭にビニール袋、腕は後ろ手に縛られたままの状態で。

彼女を発見したのがジェハン。

ジェハンは、チャ刑事が一人で捜査をしてるのを知り、すぐに帰宅するよう言って、捜査に戻っていたんですね。

署に戻ってみると、帰った筈のチャ刑事の姿が無く、家にも戻ってないと知り、慌てて現場付近に探しに戻ったんです。

 

警官と言えど、死が目の前に迫っていると言う状況に置かれ、おまけにそれが尋常じゃ無いやり方だったら、パニックを起こすのは仕方がありません。

ジェハンが落ち着かせようと彼女を力いっぱい抱きしめても、興奮が収まらず混乱の極みにいました。

その記憶は今でも彼女の中に残ってて、今回発見された遺体の写真を見ると、発作が起りそうになっていました。

 

結局、山で発見された遺体と昔のモノを含めると、9体。

犯人は今でも殺人を止めていなかったのです。

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