韓流ラブストーリー完全ガイド夢幻の愛号 (COSMIC MOOK) | |
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本日夜、本放送開始です。
それに先立って、先日あった先行放送。録画成功していましたので、昨夜、浸りきって視聴したまぎぃです
カン・チョル=イ・ジョンソクくんは、高校生の時、アテネ五輪の射撃の金メダルを獲得。
ルックスも良く、一躍世間の注目の的となりました。
ところがある夜、帰宅した彼の目に飛び込んで来たのは、両親、弟、妹の惨殺死体。4人とも、射殺されていたのです。
それも、彼がオリンピックで使った銃で。
勿論、彼の指紋がついています。オリンピック後、射撃を止めた事で父親との確執があったとの証言、そして当日夜彼を目撃したとの証言まで飛び出し、チョルが家族殺しの犯人として捕まってしまうのです。
担当検事ハン・チョルホは政界進出を狙っていて、この事件を利用して知名度を挙げようと考えていました。
だから、有名なチョルを犯人と決めつけ、強引な取り調べをしました。
チョルは、突然の事に呆然としていたこともあって、反論しようとしても、全て否定され、一切聞き入れては貰えず、ますます追い詰められて行きました。
ハン検事は、チョルに死刑を求刑。
チョルは必死に抗議し、控訴。
第二審で無期懲役。でも、最高裁で証拠不十分により無罪となるのです。
こんなに180度違う判決が出るもん
ま、その辺は、とっととスルーしましょう
釈放されたものの、世間の風はチョルに厳しく当たりました。
無罪判決は出たけれど、皆、彼を殺人犯だと指差したのです。
そんな彼を慰める家族ももういないわけで。チョルは廃人のような生活を送ってしまいました。
生きる気力を失ったチョルは、ある晩、漢江に飛び込んで自殺を図ろうとしました。
でもね、寸前に思いなおしたのです。
こんなことで短い自分の人生を捨てることが悔しかったのですね。
オリンピックの時の“逆転勝利”。その言葉が飛び込む瞬間、彼の脳裏に浮かんだのです。
自分の人生を取り戻し、逆転勝利に導くには、真犯人を見つけるしかない。
チョルは、死ではなく、勝負を選んだのです。
その後、どーいういきさつでこうなったのかは不明ですが、今ではチョルは巨大なJ&グローバル社の共同代表となり、個人資産8千億Wという財閥になっていました。
ま、これが漫画のストーリーなんですね。
一方、チョルが主人公で人気を博しているweb漫画「W」の作者であるオ・ソンムを父に持つオ・ヨンジュ=ハン・ヒョジュさんは、ミョンセ病院の胸部外科レジデント。
担当教授である通称“狂犬”パク教授に叱り飛ばされながらも一生懸命にやってます。
ある日、パク教授に呼び出されたヨンジュは、全く本業とは関係無い事を頼まれてしまうのです。
「W」のストーリーを父オ・ソンムから聞き出して来いというもの。真犯人を知りたくてたまらないから・・・なんてね。
パク教授もご多分にもれず、「W」の大ファンだったのです。
ヨンジュが娘だと知って、命令したってわけ。
交換条件が、先輩より先に胸の切開手術や縫合をさせてやるってこと。おいおい・・・
大喜びしたヨンジュは、お安いご用ってな感じで、父に連絡を取ろうとしました。
でもね、元々ソンムは娘にすらネタばれは絶対にしない頑固者。
聞き出せない可能性が高いってんで、別口を当たる事に。ソンムの弟子であるスボンに連絡したのです。
ところが、おろおろしたスボンが出て、ソンムが消えたと言うじゃありませんか。
前夜遅く、仕事をしているソンムにコーヒーを持って行ったら、姿が無かったのです。
その1時間ほど前に、スボンは確かにソンムの姿を見ていました。本人から、1時間後にコーヒーを・・・と言われたのですから。
他のスタッフと共に、手を尽くして捜しましたが、携帯も財布も置いたまま忽然と姿を消してしまったと言うのです。
事務所に駆け付けたヨンジュ。
この時はさほど深刻に事態を受け止めていなかったヨンジュです。
もしかしたら、最終回を迎える「W」の主人公チョルと別れるのが寂しかったのでは?・・・とヨンジュが言いました。
でも、スボンはそれをきっぱり否定。
なぜなら、ソンムが言っていたと言うのです。
「気味が悪いから殺したい。」
・・・と。
現に、漫画の最終回でチョルを殺すことになっていたのです。血まみれのチョルの姿がPCの画面に既に描かれていました。
驚くヨンジュ。
スボンやスタッフは、この展開には反対意見を持っていました。必死で止めたようです。でも、ソンムの考えは変わらなかったのです。
「カン・チョルを無残に殺すのが一生の願いだ。」
なんて言葉まで発していたようで。
描かれていたのは、血まみれのチョルと、彼を刺した犯人の姿。でも、犯人の顔は見えませんし、スボンも教えてもらってはいませんでした。
そこまで描いたところで、ソンムは姿を消してしまったのです。
描くのが辛かったのでは?・・・とヨンジュは言いました。
でも、それもスボンに否定されました。
「殺すと決めていたし、描きながら、先生は笑っていました。上機嫌でした。」
ヨンジュもスボンもソンムの気持ちが理解できませんでした。
で、ヨンジュはふと思いました。
誰かが、熱烈なファンがこの結末を聞きつけて、父を拉致したのでは?・・・なんてね。
慌てて、スボンに警察に連絡するよう指示したヨンジュでした。
父ソンムの机の上を調べていたヨンジュは、不気味な写真の裏に書きつけた言葉を見つけました。
“食い殺されるなら、いっそ食い殺す”
きゃぁ~っ・・・ですよ。
その瞬間、何者かの手が・・・血まみれの手がPC画面から伸びて、ヨンジュの服を掴んだーっ
そのまま、引きずりこまれちゃったヨンジュ。
気が付いたら、どこかのビルの屋上に横たわっていました。
そして、傍には、血みどろのチョルが。
すぐにはそれがチョルだとは思わなかったヨンジュ。勿論です。現実の世界としか思えませんからね。血みどろだし・・・。
とにかく助けなくては・・・と階段を駆け下り、救急車を要請するよう依頼し、自分はチョルの元に。
おろおろしながらも、医者としての使命感に燃えたヨンジュは、応急手当を施し、チョルを救ったのです。
そこはホテルでした。
従業員たちが駆け付け、チョルは救急車に乗せられて行きました。
その時になって、それが“カン・チョル”だと従業員たちによって確認され、事はさらに大騒動となったのです。
名前を聞いても、漫画の主人公と同じ名前だ・・・としか思わなかったヨンジュ。
でも、自分が何故ここに居合わせることになったのか?・・・と冷静になってみると、全く理解できない状況だと分かりました。
そして、直前に自分が父のPC画面で見たチョル死亡のシーンと同じだと言う事にも気がついたのです。
まさか・・・です。
理解できません。そりゃそーでしょ
担架で運ばれるチョルの顔をマジマジと見たヨンジュ。
漫画と同じ・・・と思ったのかも。でも信じられないわけで・・・。
その時、目の前に『つづく』の文字が。
そして、ヨンジュは現実世界に、父の作業部屋に戻ったのです。
今自分が見た事、経験した事が信じられないヨンジュ。
PC画面のチョルをつついてみますが、勿論、それは何の変哲も無い画面です。
戻って来たスボンに、混乱を訴えても、スボンだって何を寝ぼけたことを・・・です。
で、スボンが言ったのです、先生は無事だ、漫画が入稿された・・・と。
どこか出先から入稿したようで、チョルも生きているようだ・・・とね。
新たな漫画を見たヨンジュは驚愕の表情を浮かべました。
漫画に自分が描かれているのです。
今、自分が体験してきたエピソードがそのまま描かれているじゃありませんか。
漫画の中では、チョルが“オ・ヨンジュ”という第一発見者の女性を探していました。
ヨンジュが渡した名刺を元に捜したんだけど、当然それは現実社会のモノだから、‘ミョンセ病院’も存在しないし、携帯の番号もメールアドレスも架空のモノとなってしまってました。
秘書のユン・ソヒは、共犯者では?・・・と疑いを持ちました。
でも、チョルはそれは違うと言ったのです。直感だけど・・・と。
「この女が俺の人生の鍵を握ってる。」
だから、必ず探し出せ・・・と言いました。
webでそれを読んだヨンジュは、驚き焦ります。事情が理解できません。
パク教授なんぞ、父親が娘可愛さに漫画に登場させたと思いこみましたよ。
相談するのはスボンしかいません。
スボンに、必死になって昨晩の事を説明しようとするヨンジュ。名刺はその時、ホテルのマネージャーに自分が渡したモノだ・・・と。
スボンもそれを信じてるわけじゃありませんが、漫画のストーリーが変な方向に向かっているとは感じていました。
新しい登場人物“オ・ヨンジュ”に、突然重点が置かれるようになってることです。
「お父さんが描いた漫画じゃない。」
と、ヨンジュは言いました。
「勝手に物語が生まれてる。漫画が独り歩きしてる。」
スボンはヨンジュの言ってることが理解できません。
「彼が・・・カン・チョルが実在する別の世界があるのよ」
なんて意表をついたストーリーなの
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